JPH096583A - ウィンドウ共有システム - Google Patents

ウィンドウ共有システム

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JPH096583A
JPH096583A JP7175460A JP17546095A JPH096583A JP H096583 A JPH096583 A JP H096583A JP 7175460 A JP7175460 A JP 7175460A JP 17546095 A JP17546095 A JP 17546095A JP H096583 A JPH096583 A JP H096583A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余分な操作を行わずに操作権を所有するユー
ザに関する情報を得ることができ、操作権の移動ができ
るようにすることにより、作業効率を向上させることが
可能なウィンドウ共有システムを提供する。 【構成】 共有ウィンドウのウィンドウ識別子をウィン
ドウ識別子メモリ6に格納するウィンドウ識別子取得部
5と、操作権情報を操作権情報メモリ4に格納する操作
権管理部3と、ウィンドウ識別子に基づき共有ウィンド
ウ上に操作ポインタを表示し、操作権情報を操作ポイン
タに付加して表示する操作ポインタ表示部7と、操作ポ
インタ上でマウスカーソルによりクリック操作を行った
ユーザに関する情報を操作権情報メモリ4に格納し、操
作権を切替える操作権管理部3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーバ・クライアント
方式によるウィンドウ共有システムに係り、特にユーザ
の作業効率を向上させると共に効率的な共同作業を行う
場合に好適なウィンドウ共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のユーザの必要に応じて
情報を表示するウィンドウ共有システムが開発されてい
る。ところで、ウィンドウ共有システムの操作権を所有
しているユーザに関する情報を得ようとする場合には、
他に開かれたウィンドウに表示されるユーザリストを参
照したり、実際に作業中のウィンドウに入力操作を行
い、その入力操作を受け付けるかどうかを確かめること
によって行っていた。また、操作権の移動操作を行う場
合には、他に開かれたウィンドウに実現されたボタンを
押したり、マウスのメニューを選択したりすることによ
って行っていた。
【0003】一方、ネットワークで接続された複数のコ
ンピュータを用いて複数のユーザが1つの作業を共同で
行うグループ作業を支援するソフトウエアが開発されて
いる。この種のシステムとしては、コンピュータによる
机上でのテレビ会議システムがその代表例であり、その
中で、会議室のホワイトボードに相当するユーザ全員が
見ることができ且つ書き込むことができるドローイング
・ペイントツール等が利用されている。
【0004】ところで、ネットワークに接続されている
クライアント(サービスを受ける側)とサーバ(サービ
スを行う側)とが同期を取りながら処理を進めるサーバ
・クライアント方式が普及しているが、当該サーバ・ク
ライアント方式のウィンドウシステムを採用しているコ
ンピュータの場合、上記のようなツールを新たにグルー
プ作業支援専用ツールとして構成するのではなく、通常
の個人ユース用のアプリケーションツールが表示するウ
ィンドウを複数のユーザで共有することによって構成す
ることが可能である。
【0005】図8は従来のサーバ・クライアント方式の
ウィンドウシステムの構成を説明するブロック図であ
る。各コンピュータ(端末)はCRTや液晶ディスプレ
イ等のディスプレイ101・・・と、キーボード,マウ
ス,ペン入力装置等の入力デバイス102・・・を備え
ており、これら各部はそれぞれのウィンドウサーバ10
3・・・によって管理されている。ユーザは、ウィンド
ウサーバ103を介してディスプレイ101を目視しな
がら入力デバイス102を介して対話的に入力を行うこ
とができる。通常の個人ユース用のアプリケーションツ
ールを通常通り個人で使用する場合は、そのアプリケー
ションツールのクライアント104は、使用するコンピ
ュータ(端末)とウィンドウサーバ103とメッセージ
(XウィンドウシステムではXプロトコル)の通信を行
うことによって動作するが、複数のユーザで共有する場
合は、メッセージ管理部105が各ウィンドウサーバ1
03とクライアント104との間でメッセージの中継を
行う。
【0006】各ウィンドウサーバ103からみたメッセ
ージ管理部105はクライアントであり、各ウィンドウ
サーバ103はクライアント104に送信すべきメッセ
ージをウィンドウ共有サーバに送信し、メッセージ管理
部105は各ウィンドウサーバ103から受け取ったメ
ッセージをクライアント104に送信する。また、メッ
セージ管理部105から送信されるメッセージを、クラ
イアント104から送られてきたものとして受信する。
一方、クライアント104からみたメッセージ管理部1
05は1つのウィンドウサーバであり、ウィンドウサー
バ103に送信すべきメッセージをメッセージ管理部1
05に送信し、メッセージ管理部105はクライアント
104から受け取ったメッセージを各ウィンドウサーバ
103全部に送信する。また、メッセージ管理部105
から送信されるメッセージを、ウィンドウサーバ103
から送られてきたものとして受信する。
【0007】上記のように、サーバ・クライアント方式
のウィンドウシステムを採用しているコンピュータの場
合、複数のウィンドウサーバ103とクライアント10
4との間にウィンドウ共有サーバを挿入することによ
り、通常の個人ユース用のアプリケーションツールを複
数のユーザで共有するようなシステムを構成することが
できる。加えて、共有されているアプリケーションツー
ルのウィンドウ上にある各ユーザのポインタを全員が見
えるようにすることにより、共同作業者の作業を視覚化
し、共同作業を行いやすくしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例のウィンドウ共有システムにおいては、操作権
を所有するユーザの情報を得たり、操作権を移動したり
するために、ユーザリストのウィンドウを開いたり、ポ
ップアップ(データの取り出し)をしたりしなければな
らないため、これらの操作はウィンドウ共有システムで
作業を行っているユーザにとっては余分な操作であり、
作業効率が低下する要因となる不具合があった。また、
何枚ものウィンドウを重ね開いて作業を行っている場合
には、対応するユーザリストを捜し出すことが困難であ
るという不具合もあった。
【0009】また、上記図8に示したサーバ・クライア
ント方式のウィンドウシステムにおいては、通常の個人
ユース用のアプリケーションツールが表示するウィンド
ウを複数のユーザで共有するようなシステムを構成する
ことができ、且つ、共有ウィンドウ上にある各ユーザの
ポインタを全員が見えるように表示することにより、共
同作業者の作業を或る程度は視覚化することができる。
しかしながら、それだけではウィンドウ上にポインタを
置いてあるだけで何も作業をしていないのか、それとも
何か入力しようとしているのかが分かりずらい場合があ
るため、共同作業の視覚化としてはまだ不十分であると
いう問題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するために提案
されたもので、余分な操作を行わずに操作権を所有する
ユーザに関する情報を得ることができ、且つ、操作権の
移動ができるようにすることにより、作業効率を向上さ
せることが可能なウィンドウ共有システムを提供するこ
とを目的とする。更に、共有ウィンドウに対して入力操
作がなされているか否かを他の端末の表示装置上の共有
ウィンドウ上で確認できるようにすることにより、ユー
ザは共有ウィンドウから視線をそらすことなくその確認
を行え、より効率的な共同作業を可能としたウィンドウ
共有システムを提供することを別の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
イアント・アプリケーションがメッセージを分配するこ
とで複数のサーバと通信し、当該クライアント・アプリ
ケーションに対する操作権を切替えて操作を行うように
構成されたサーバ・クライアント方式のウィンドウ共有
システムにおいて、クライアント・アプリケーションが
生成した共有ウィンドウのウィンドウ識別子を取得し、
第1の記憶手段に格納するウィンドウ識別子取得手段
と、クライアント・アプリケーションに対する操作権の
情報を取得し、第2の記憶手段に格納する操作権情報取
得手段と、前記第1の記憶手段に格納されたウィンドウ
識別子に基づき、前記共有ウィンドウにクライアント・
アプリケーション操作用の操作ポインタを表示する操作
ポインタ表示制御手段と、前記第2の記憶手段に格納さ
れた操作権情報を前記操作ポインタに付加して表示する
操作権情報表示制御手段と、前記操作ポインタ上でマウ
スカーソルによりクリック操作を行ったユーザに関する
情報を前記第2の記憶手段に格納し、操作権を切替える
操作権情報切替手段とを具備する、という構成を採って
いる。
【0012】請求項2の発明は、前記請求項1におい
て、対象となるホストが操作権を所有するホストの場合
には,前記共有ウィンドウのマウスカーソルのビットマ
ップを前記操作ポインタのビットマップに変換する変換
手段を備える、という構成を採っている。
【0013】請求項3の発明は、前記請求項1または2
において、対象となるホストで既に共有ウィンドウのマ
ウスカーソルが前記操作ポインタのビットマップになっ
ている場合には,前記共有ウィンドウのマウスカーソル
のビットマップを元の共有ウィンドウのマウスカーソル
のビットマップに変換する変換手段を備える、という構
成を採っている。
【0014】請求項4の発明は、ネットワーク下の複数
の端末でアプリケーションが表示するウィンドウを共有
するサーバ・クライアント方式のウィンドウ共有システ
ムにおいて、各端末のウィンドウサーバとクライアント
との間に接続され、前記各ウィンドウサーバと前記クラ
イアントとの間を送受されるメッセージを中継し分配す
るメッセージ管理手段と、該メッセージ管理手段により
中継されるメッセージに基づき、各端末での共有ウィン
ドウに対する入力状態情報を記憶手段に記憶する状態情
報取得手段と、前記記憶手段に記憶された前記入力状態
情報を各端末の表示装置に表示する状態表示制御手段と
を具備する、という構成を採っている。
【0015】請求項5の発明は、前記状態表示制御手段
は、ある端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィンド
ウ上にある場合は、前記マウスカーソルと同じ位置にポ
インタを他の端末の表示装置に表示し、前記共有ウィン
ドウに対して入力操作がなされているか否かによって異
なるビットマップの入力状態表示ポインタを前記表示装
置に表示する、という構成を採っている。
【0016】請求項6の発明は、前記状態表示制御手段
は、ある端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィンド
ウ上にあり且つ当該共有ウィンドウに対して入力操作が
なされている場合は、前記マウスカーソルと同じ位置に
入力状態表示ポインタを他の端末の表示装置に表示し、
それ以外のときには入力状態表示ポインタを表示しな
い、という構成を採っている。
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、ウィンドウ識別子取
得手段は、クライアント・アプリケーションが生成した
共有ウィンドウのウィンドウ識別子を取得すると、第1
の記憶手段に格納する。また、操作権情報取得手段は、
ユーザの操作に伴い、クライアント・アプリケーション
に対する操作権の情報を取得すると、第2の記憶手段に
格納する。これに伴い、共有ウィンドウ上には、操作ポ
インタ表示手段により、第2の記憶手段に格納されてい
る操作権情報が第1の記憶手段に格納されているウィン
ドウ識別子に基づいて、クライアント・アプリケーショ
ンを操作するための操作ポインタが表示される。そし
て、操作権情報表示手段により、操作権情報が操作ポイ
ンタに付加されて表示される。また、操作権を所有しな
いホストにおいて、ユーザが操作ポインタ上でマウスカ
ーソルによりクリック操作を行うと、操作権情報切替手
段は、操作権を切替え、クリック操作したホストに操作
権を移動させる。これにより、余分な操作を行わずに操
作権を所有するユーザに関する情報を得ることができ、
操作権の移動ができ、作業効率が向上する。
【0018】請求項2の発明によれば、変換手段は、対
象ホストが操作権を所有するホストである場合は、共有
ウィンドウのマウスカーソルのビットマップを操作ポイ
ンタのビットマップへの変換を行う。これにより、作業
効率が向上する。
【0019】請求項3の発明によれば、変換手段は、対
象ホストで既に共有ウィンドウのマウスカーソルが操作
ポインタのビットマップになっている場合は、共有ウィ
ンドウのマウスカーソルのビットマップを元の共有ウィ
ンドウのマウスカーソルのビットマップへの変換を行
う。これにより、作業効率が向上する。
【0020】請求項4の発明によれば、各端末のウィン
ドウサーバとクライアントとの間に接続されたメッセー
ジ管理手段は、各ウィンドウサーバとクライアントとの
間を送受されるメッセージを中継し分配する。これに伴
い、状態情報取得手段は、メッセージに基づき各端末で
の共有ウィンドウに対する入力状態情報を記憶手段に記
憶する。そして、状態表示制御手段は、入力状態情報を
各端末の表示装置に表示する。これにより、ユーザは共
有ウィンドウに対し入力操作がなされているかを他の端
末の共有ウィンドウから視線をそらすことなく確認でき
るため、より効率的な共同作業が可能となる。
【0021】請求項5の発明によれば、各端末の内、あ
る端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィンドウ上に
あるときは、状態表示制御手段は、他の端末の表示装置
上のマウスカーソルと同じ位置にポインタを表示する
が、共有ウィンドウに対し入力操作がなされているか否
かにり相異するビットマップの入力状態表示ポインタを
表示装置に表示する。これにより、ユーザは効率的な作
業ができる。
【0022】請求項6の発明によれば、各端末の内、あ
る端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィンドウ上に
あり、共有ウィンドウに対して入力操作がなされている
ときは、状態表示制御手段は、他の端末の表示装置上の
マウスカーソルと同じ位置に入力状態表示ポインタを表
示し、共有ウィンドウに対して入力操作がなされていな
いときは、入力状態表示ポインタを表示しない。これに
より、ユーザは効率的な作業ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】(1)第1実施例。 図1は本第1実施例に係るウィンドウ共有システムの概
略構成を示すブロック図である。本システムは、クライ
アント・アプリケーション実行部1と、通信部2と、操
作権管理部3と、操作権情報メモリ4と、ウィンドウ識
別子取得部5と、ウィンドウ識別子メモリ6と、操作ポ
インタ表示部7と、マウスカーソル変換部8と、ウィン
ドウシステムサーバ9と、入力デバイス10と、ディス
プレイ11と、他ホストのウィンドウシステムサーバ1
2とから構成されている。
【0025】クライアント・アプリケーション実行部1
は、通信部2と接続されており、同様に、操作権管理部
3、ウィンドウ識別子取得部5、操作ポインタ表示部
7、マウスカーソル変換部8は、通信部2と接続されて
いる。また、操作権管理部3、操作ポインタ表示部7
は、操作権情報メモリ4と接続され、ウィンドウ識別子
取得部5は、ウィンドウ識別子メモリ6と接続されてい
る。通信部2には、ウィンドウシステムサーバ9、他ホ
ストのウィンドウシステムサーバ12が接続され、ウィ
ンドウシステムサーバ9には、入力デバイス10及びデ
ィスプレイ11が接続されている。
【0026】ウィンドウ共有システムの各部の構成を詳
述すると、クライアント・アプリケーション実行部1
は、クライアント・アプリケーションのメインプログラ
ムを実行する。通信部2は、複数のウィンドウシステム
のサーバと通信を行う。操作権管理部3は、クライアン
ト・アプリケーションに対する操作権を管理する。操作
権情報メモリ4は、操作権管理部3で管理する情報を格
納する。ウィンドウ識別子取得部5は、共有ウィンドウ
の各ウィンドウシステムのサーバにおけるウィンドウ識
別子を取得する。ウィンドウ識別子メモリ6は、ウィン
ドウ識別子取得部5で取得するウィンドウ識別子を格納
する。操作ポインタ表示部7は、クライアント・アプリ
ケーションを操作するためのポインタを共有ウィンドウ
上に表示する。
【0027】マウスカーソル変換部8は、操作ポインタ
をマウスカーソルとして機能するようにマウスカーソル
のビットマップ(ディスプレイの解像度に合わせたドッ
ト数で構成されたもの)を操作ポインタのビットマップ
に変換したり、または逆に、操作ポインタのビットマッ
プをマウスカーソルのビットマップに変換したりする。
ウィンドウシステムサーバ9は、ウィンドウシステムの
サーバプロセスである。入力デバイス10は、ウィンド
ウシステムサーバ9で使用するキーボードやマウス等で
ある。ディスプレイ11は、ウィンドウや各種情報を表
示する。他ホストのウィンドウシステムサーバ12は、
他のホストにおけるウィンドウシステムのサーバプロセ
スである。尚、他ホストのウィンドウシステムサーバ1
2とは通信回線を介して接続されている。また、他ホス
トのウィンドウシステムサーバ12にも、ウィンドウシ
ステムサーバ9と同様の入力デバイスとディスプレイが
接続されているが、図示は省略する。
【0028】図2は上記ウィンドウ共有システムの動作
手順を示すフローチャートである。以下、図1及び図2
を参照してシステム動作の手順を説明する。
【0029】図2において、ウィンドウ共有システムが
起動すると、各種データの初期化が行われる(ステップ
SA1)。具体的には、操作権情報メモリ4及びウィン
ドウ識別子メモリの初期化を行い、各ホストにおけるウ
ィンドウ識別子をウィンドウ識別子メモリ6に格納す
る。次に、一時的な変数であるホスト数カウンタの値を
0にする(ステップSA2)。そして、前記ホスト数カ
ウンタの値に対応するホストが操作権を所有しているか
否かの検査を行う(ステップSA3)。この処理は、操
作権管理部3が操作権情報メモリ4に格納されている値
を参照して行う。ここで、操作権情報メモリ4に格納さ
れる値の初期値は、ある決められたホストの情報が入
る。例えば、このシステムと最初に接続したホストの情
報が入る。
【0030】上記ステップSA3の検査の結果、操作権
を所有するホストであった場合には、マウスカーソルの
変更を行う(ステップSA4)。この処理は、マウスカ
ーソル変換部8が操作権情報メモリ4に格納されている
値を参照して操作ポインタのビットマップを作成し、ウ
ィンドウ識別子メモリ6の内容からウィンドウのマウス
カーソルのビットマップを操作ポインタのビットマップ
に変換する。操作ポインタのビットマップは、図3に示
す如く指示をするための矢印20と,操作権を所有する
ユーザのユーザID21とからなる。この場合、ユーザ
ID21の代わりにユーザの顔写真のビットマップを使
用してもよく、矢印20もユーザが指示できる形であれ
ば任意のものを使用してもよい。
【0031】上記ステップSA3の検査の結果、操作権
を所有しないホストであった場合には、操作ポインタの
表示を行う(ステップSA5)。この処理は、操作ポイ
ンタ表示部7が操作権情報メモリ4に格納されている値
を参照して操作ポインタのビットマップを作成し、ウィ
ンドウ識別子メモリ6の内容から現在対象のホストにお
ける共有ウィンドウ上に、操作権を所有するホストにお
けるマウスカーソルと同位置に表示する。マウスカーソ
ルの位置は、共有ウィンドウ上のみで同一となる相対位
置である。また、現在対象としているホストで既に共有
ウィンドウのマウスカーソルが操作ポインタのビットマ
ップになっている場合には、共有ウィンドウのマウスカ
ーソルのビットマップを元の共有ウィンドウのマウスカ
ーソルのビットマップに変更する。
【0032】上記ステップSA4もしくは上記ステップ
SA5の処理が終了すると、ホスト数カウンタの値を1
つ増加させ(ステップSA6)、ホスト数カウンタの値
と接続している全ホストの数とを比較する(ステップS
A7)。この比較の結果、ホスト数カウンタの値が接続
ホスト数に達していない場合には、上記ステップSA3
からの処理を繰り返す。一方、ホスト数カウンタの値が
接続ホスト数に達している場合には、ステップSA8以
降の処理へ移行する。
【0033】ステップSA8では、各ホストにおける操
作ポインタに対するイベントを待って、操作ポインタ上
でマウスボタンが押されたか否かの検査を行う。ステッ
プSA8の検査の結果、マウスボタンが押された場合に
は、そのボタンが押されたホストに関する情報を得て、
操作権情報の更新を行う(ステップSA9)。この処理
は、操作権管理部3が操作権情報メモリ4の内容を書き
換えることによって行う。ステップS9の処理が終了す
ると、上記ステップSA2からの処理を繰り返す。
【0034】上記ステップSA8の検査の結果、マウス
ボタンが押されていない場合には、システムに対する終
了の指示があるか否かの検査を行う(ステップSA1
0)。ステップSA10の検査の結果、終了指示があっ
た場合には、システムを終了し、終了指示がなかった場
合には、上記ステップSA8からの処理を繰り返す。
【0035】尚、本発明は、第1実施例のように複数の
機器から構成されるシステムに適用してもよく、あるい
は、1つの機器から構成される装置に適用してもよい。
また、本発明は、システムまたは装置にプログラムを供
給することによって達成される場合にも適用することが
できる。
【0036】(2)第2実施例。 図4は本第2実施例のシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。本システムは、図8の従来例と同一構成を
有する複数のディスプレイ31・・・と、入力デバイス
32・・・と、ウィンドウサーバ33・・・と、クライ
アント34とを備えるとともに、更に、メッセージ管理
部35と、各ユーザの作業の状態情報を管理する状態情
報取得部36と、各ユーザの状態情報を記憶するための
状態情報メモリ37と、各ユーザの作業の状態をユーザ
全員のウィンドウに表示する状態表示部38とを備えた
構成となっている。
【0037】各ウィンドウサーバ33には、ディスプレ
イ31及び入力デバイス32が各々接続されており、更
に、各ウィンドウサーバ33は、メッセージ管理部35
と状態表示部38とに各々接続されている。また、メッ
セージ管理部35は、クライアント34と状態情報取得
部36に接続されており、状態情報取得部36には、情
報情報メモリ37と状態表示部38とが接続されてい
る。
【0038】本システムの要部の構成を詳述すると、状
態情報取得部36は、メッセージ管理部35が管理する
メッセージを基に、図5に示すような状態情報テーブル
39を状態情報メモリ37に記憶する。図5において、
欄40にはウィンドウサーバのナンバーが格納され、欄
41にはその行の欄40に格納されるナンバーのウィン
ドウサーバを所有するユーザ名(あるいはホスト名)が
格納され、欄42には共有ウィンドウに対する作業状態
が格納される。共有ウィンドウ内にマウスカーソルが置
かれていない状態ならば「LEAVE」、共有ウィンド
ウ内にマウスカーソルが置かれているが入力作業が行わ
れていない状態ならば「ENTER」、共有ウィンドウ
内にマウスカーソルが置かれており入力作業が行われて
いる状態ならば「ACTIVE」、の3通りに状態を分
類する。
【0039】メッセージ管理部35が作業状態が変わっ
たことを知らせるイベントメッセージを中継したら、状
態情報取得部36は状態情報メモリ37内の状態情報テ
ーブル39の欄42を更新し、状態表示部38に更新さ
れた状態を示す表示を行うように通知する。
【0040】図6は状態表示部38が表示する表示形態
の一例を示す図である。図6では、共有ウィンドウ43
に状態表示ウィンドウ44が付設されている。状態表示
ウィンドウ44内には、各ユーザ毎の状態を表示する状
態表示領域45が共同作業者の数だけ連なり、状態表示
領域45内には、ユーザ名46と作業状態47とが表示
される。更に、状態が「ENTER」もしくは「ACT
IVE」のときには、48〜50のようにそれぞれ異な
った色のポインタが表示され、共有ウィンドウ上のマウ
スカーソルの位置にも表示される。そして、作業状態が
「ACTIVE」のユーザのマウスカーソルの位置に
は、「ENTER」との違いがわかるように大きなビッ
トマップのポインタを表示する。即ち、図6の共有ウィ
ンドウ内のポインタは、状態が「ENTER」であるu
serAのポインタ51と、状態が「ACTIVE」で
あるuserCとuserDのポインタ52,53でポ
インタの大きさが異なる。
【0041】図7は第2実施例の処理動作を示すフロー
チャートである。先ず、ステップSB1では、メッセー
ジ管理部35が各ウィンドウサーバとアプリケーション
・ツールのクライアントと接続される。このとき、各ウ
ィンドウサーバにサーバナンバーを付け、メッセージが
どのウィンドウサーバから送られたものかをそのサーバ
ナンバーで区別する。ステップSB2では、メッセージ
管理部35は状態情報取得部36に上記ステップSB1
で付けたサーバナンバーとそのナンバーのウィンドウサ
ーバを所有するユーザ名を通知し、状態情報取得部36
は状態情報メモリ37に必要な容量のテーブルを確保
し、サーバナンバーとユーザ名を記録する。また、作業
状態は「LEAVE」に初期化しておく。そして、状態
表示部38にサーバナンバーを通知し、各ウィンドウサ
ーバと接続するように要請する。
【0042】状態表示部38は前述の要請を受けると指
定されたウィンドウサーバと接続し、図6の状態表示ウ
ィンドウ44に接続したウィンドウサーバの数だけ状態
表示領域45を作成する。そして、状態情報メモリ37
にアクセスしてユーザ名,作業状態を表示する。メッセ
ージ管理部35がウィンドウサーバからイベントメッセ
ージを受信すると(ステップSB3→ステップSB4→
ステップSB5→ステップSB6)、そのイベントメッ
セージとどのウィンドウサーバから受信したかを示すサ
ーバナンバーを状態情報取得部36に通知する。状態情
報取得部36はそのイベント内容によって、欄42中の
該当するサーバナンバーの欄の作業状態を更新する。
【0043】もし、共有ウィンドウ内にマウスカーソル
が入ったことを示すイベントメッセージ(Xプロトコル
の場合,Enter Notifyイベント)であれば
「ENTER」に、共有ウィンドウ内からマウスカーソ
ルが出たことを示すイベントメッセージ(Xプロトコル
の場合,Leave Notifyイベント)であれば
「Leave」に更新する。また、作業状態が「ENT
ER」であるときに、そのウィンドウサーバからその他
のイベントメッセージが流れているという通知を受けた
場合、作業状態を「ACTIVE」にする。その後、そ
のウィンドウサーバから一定時間(例えば1秒)イベン
トメッセージが流れなかったならば、作業状態を「EN
TER」に戻す。
【0044】ステップSB7では、状態情報取得部36
は作業状態に変更があったサーバナンバーを状態表示部
38に通知し、状態表示を変更するように要請する。状
態表示部38はその要請を受けると、先ず作業状態表示
を変更する。そして、作業状態を「ACTIVE」に変
更した場合、図6の48,49のようにポインタを表示
する。ステップSB8では、メッセージ管理部35がク
ライアント34ヘイベントメッセージを送信する。それ
以外のメッセージを受信した場合、クライアント34ま
たは各ウィンドウサーバ33にメッセージを送信する
(ステップSB3→ステップSB4→ステップSB8、
ステップSB3→ステップSB4→ステップSB5→ス
テップSB8)。
【0045】上記のように実施することにより、ユーザ
は共有ウィンドウから視線をそらすことなく、共有ウィ
ンドウに対して入力操作がなされているか否かの確認が
行えるため、より効率的な共同作業が可能となる効果が
生ずる。
【0046】(3)他の実施例。 第2実施例では、図6に示したように、作業状態が「E
NTER」もしくは「ACTIVE」のときにそのユー
ザのマウスカーソルの位置にポインタを表示し、更にそ
のユーザが共有ウィンドウに対して入力を行っているか
否かによって大きさが異なるビットマップのポインタを
表示することにより、「ENTER」の状態か「ACT
IVE」の状態かを区別するように実施しているが、こ
れに限定されず、「ENTER」の状態と「ACTIV
E」の状態でポインタのビットマップの形あるいは色な
どを変えることで区別するように実施してもよい。更に
は、「ENTER」の状態のときにはポインタを表示し
ないで、「ACTIVE」の状態のときにのみポインタ
を表示するように実施してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、クライアント・アプリケーションが生成した共
有ウィンドウのウィンドウ識別子を取得し第1の記憶手
段に格納するウィンドウ識別子取得手段と、クライアン
ト・アプリケーションに対する操作権の情報を取得し第
2の記憶手段に格納する操作権情報取得手段と、ウィン
ドウ識別子に基づき共有ウィンドウ上にクライアント・
アプリケーション操作用の操作ポインタを表示する操作
ポインタ表示制御手段と、操作権情報を操作ポインタに
付加して表示する操作権情報表示制御手段と、操作ポイ
ンタ上でマウスカーソルによりクリック操作を行ったユ
ーザに関する情報を第2の記憶手段に格納し操作権を切
替える操作権情報切替手段とを具備しているため、ユー
ザは余分な操作を行わずに操作権を所有するユーザに関
する情報を得ることができ、更に、操作ポインタを使用
して操作権の移動ができ、これにより、作業効率を向上
させることができる、という効果を奏する。また、操作
権を所有するホストにおける操作ポインタと同位置に各
ホストにおける操作ポインタが表示されるので、操作権
所有者が現在どのような動作を行っているかを把握でき
るため、作業効率の向上を図ることができる、という効
果を奏する。
【0048】請求項2の発明によれば、対象となるホス
トが操作権を所有するホストの場合は、共有ウィンドウ
のマウスカーソルのビットマップを操作ポインタのビッ
トマップに変換するため、当該ホストを使用しているユ
ーザの作業効率を向上させることができる、という効果
を奏する。
【0049】請求項3の発明によれば、対象となるホス
トで既に共有ウィンドウのマウスカーソルが前記操作ポ
インタのビットマップになっている場合は、共有ウィン
ドウのマウスカーソルのビットマップを元の共有ウィン
ドウのマウスカーソルのビットマップに変換するため、
請求項2の発明と同様に、当該ホストを使用しているユ
ーザの作業効率を向上させることができる、という効果
を奏する。
【0050】請求項4の発明によれば、各端末のウィン
ドウサーバとクライアントとの間に接続され、各ウィン
ドウサーバとクライアントとの間を送受されるメッセー
ジを中継し分配するメッセージ管理手段と、メッセージ
管理手段により中継されるメッセージに基づき各端末で
の共有ウィンドウに対する入力状態情報を記憶手段に記
憶する状態情報取得手段と、入力状態情報を各端末の表
示装置に表示する状態表示制御手段とを具備しているた
め、ユーザは共有ウィンドウに対して入力操作がなされ
ているか否かが他の端末の表示装置上の共有ウィンドウ
上で確認でき、従ってユーザは共有ウィンドウから視線
をそらすことなくその確認を行うことができるため、よ
り効率的な共同作業が可能となる、という効果を奏す
る。
【0051】請求項5の発明によれば、状態表示制御手
段は、ある端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィン
ドウ上にある場合は、マウスカーソルと同じ位置にポイ
ンタを他の端末の表示装置に表示し、共有ウィンドウに
対して入力操作がなされているか否かによって異なるビ
ットマップの入力状態表示ポインタを表示装置に表示す
るため、ユーザは効率的な共同作業を行うことができ
る、という効果を奏する。
【0052】請求項6の発明によれば、状態表示制御手
段は、ある端末でのマウスカーソルの位置が共有ウィン
ドウ上にあり且つ共有ウィンドウに対して入力操作がな
されている場合は、マウスカーソルと同じ位置に入力状
態表示ポインタを他の端末の表示装置に表示し、それ以
外のときには入力状態表示ポインタを表示しないため、
請求項5の発明と同様に、ユーザは効率的な共同作業を
行うことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のウィンドウ共有システム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例のウィンドウ共有システムが行う操
作権情報の表示と操作権移動に関する処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】第1実施例のウィンドウ共有システムにより表
示された操作ポインタの一例を示す説明図である。
【図4】第2実施例のシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第2実施例の状態情報テーブルを示す説明図で
ある。
【図6】第2実施例の状態表示例を示す説明図である。
【図7】第2実施例の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】従来例のシステムの概略構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 クライアント・アプリケーション実行部 2 通信部 3 操作権管理部(操作権取得手段、操作権情報切替手
段) 4 操作権情報メモリ(第2の記憶手段) 5 ウィンドウ識別子取得部(ウィンドウ識別子取得手
段) 6 ウィンドウ識別子メモリ(第1の記憶手段) 7 操作ポインタ表示部(操作ポインタ表示制御手段、
操作権情報表示制御手段) 8 マウスカーソル変換部(変換手段) 9 ウィンドウシステムサーバ 12 他ホストのウィンドウシステムサーバ 35 メッセージ管理部(メッセージ管理手段) 36 状態情報取得部(状態情報取得手段) 37 状態情報メモリ(記憶手段) 38 状態表示部(状態表示制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント・アプリケーションがメッ
    セージを分配することで複数のサーバと通信し、当該ク
    ライアント・アプリケーションに対する操作権を切替え
    て操作を行うように構成されたサーバ・クライアント方
    式のウィンドウ共有システムにおいて、 クライアント・アプリケーションが生成した共有ウィン
    ドウのウィンドウ識別子を取得し、第1の記憶手段に格
    納するウィンドウ識別子取得手段と、 クライアント・アプリケーションに対する操作権の情報
    を取得し、第2の記憶手段に格納する操作権情報取得手
    段と、 前記第1の記憶手段に格納されたウィンドウ識別子に基
    づき、前記共有ウィンドウにクライアント・アプリケー
    ション操作用の操作ポインタを表示する操作ポインタ表
    示制御手段と、 前記第2の記憶手段に格納された操作権情報を前記操作
    ポインタに付加して表示する操作権情報表示制御手段
    と、 前記操作ポインタ上でマウスカーソルによりクリック操
    作を行ったユーザに関する情報を前記第2の記憶手段に
    格納し、操作権を切替える操作権情報切替手段と、を具
    備したことを特徴とするウィンドウ共有システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、対象となるホス
    トが操作権を所有するホストの場合には,前記共有ウィ
    ンドウのマウスカーソルのビットマップを前記操作ポイ
    ンタのビットマップに変換する変換手段を備えたことを
    特徴とするウィンドウ共有システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2において、対象と
    なるホストで既に共有ウィンドウのマウスカーソルが前
    記操作ポインタのビットマップになっている場合には,
    前記共有ウィンドウのマウスカーソルのビットマップを
    元の共有ウィンドウのマウスカーソルのビットマップに
    変換する変換手段を備えたことを特徴とするウィンドウ
    共有システム。
  4. 【請求項4】 ネットワーク下の複数の端末でアプリケ
    ーションが表示するウィンドウを共有するサーバ・クラ
    イアント方式のウィンドウ共有システムにおいて、 各端末のウィンドウサーバとクライアントとの間に接続
    され、前記各ウィンドウサーバと前記クライアントとの
    間を送受されるメッセージを中継し分配するメッセージ
    管理手段と、 該メッセージ管理手段により中継されるメッセージに基
    づき、各端末での共有ウィンドウに対する入力状態情報
    を記憶手段に記憶する状態情報取得手段と、 前記記憶手段に記憶された前記入力状態情報を各端末の
    表示装置に表示する状態表示制御手段と、を具備したこ
    とを特徴とするウィンドウ共有システム。
  5. 【請求項5】 前記状態表示制御手段は、ある端末での
    マウスカーソルの位置が共有ウィンドウ上にある場合
    は、前記マウスカーソルと同じ位置にポインタを他の端
    末の表示装置に表示し、前記共有ウィンドウに対して入
    力操作がなされているか否かによって異なるビットマッ
    プの入力状態表示ポインタを前記表示装置に表示するこ
    とを特徴とする請求項4記載のウィンドウ共有システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記状態表示制御手段は、ある端末での
    マウスカーソルの位置が共有ウィンドウ上にあり且つ当
    該共有ウィンドウに対して入力操作がなされている場合
    は、前記マウスカーソルと同じ位置に入力状態表示ポイ
    ンタを他の端末の表示装置に表示し、それ以外のときに
    は入力状態表示ポインタを表示しないことを特徴とする
    請求項4記載のウィンドウ共有システム。
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