JPH0965766A - W 鉢 - Google Patents

W 鉢

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JPH0965766A
JPH0965766A JP25543595A JP25543595A JPH0965766A JP H0965766 A JPH0965766 A JP H0965766A JP 25543595 A JP25543595 A JP 25543595A JP 25543595 A JP25543595 A JP 25543595A JP H0965766 A JPH0965766 A JP H0965766A
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JP
Japan
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water
bowl
pot
tapered cavity
flowerpot
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JP25543595A
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English (en)
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Masao Wachi
政雄 和智
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図1の(A)に示す様な、基礎支柱穴(6)
に、図1の(D)に示す様な基礎支住(5)をねじ込
み、その弾性と剛性を利用して固定した基礎支柱(5)
の、一本の鉄線等によって確実に植木鉢(1)を支え、
テーパ付き空洞部(7)に設けた通気孔(4)の位置と
働きにより根の下に常に風が通る、環境に優しい花と緑
の健康を考えた水はけ水持ちの良い、水耕栽培にも利用
できるW鉢を提供する。 【構成】 図1に示す様な植木鉢(1)の中に、植木鉢
(1)の中央部にまで達するテーパ付き空洞部(7)を
設け、そのテーパ付き空洞部(7)の上面中心に基礎支
柱穴(6)を設け、その回りに多数の通気孔(4)を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の図1に示す
様に、植木鉢の中に、その植木鉢1より3〜4号小さい
合成樹脂製のテーパ付き植木鉢等3に基礎支柱孔6、通
気孔4を加工し鉢を伏せた形で、水が漏れないように接
着剤等により取り付けて、植木鉢1の鉢底より中央部ま
で達するテーパ付き空洞部7を設け、そのテーパ付き空
洞部7を通して、植木鉢1の中央部にまで直接、空気を
送ると共に水貯め溝2に水を貯める、装置を取り付けた
だけのもので、従来の植木鉢で植物を育てるより生育が
良く、水はけ、水もちの良い、しかも、水耕栽培にも利
用できるW鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の植木鉢は、鉢底に水が溜まらない
様に製作されている。また、吊り植木鉢に関しては、普
通には三本で植木鉢を支る方法で、水受け皿付きのもの
は水受け皿を別に造り、植木鉢の底に組み付けたもの、
又は、越し網を別に造り植木鉢の底に取り付ける様にし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の植木鉢には、次
のような欠点があった。 (イ)従来の植木鉢には、普通に鉢物を育てるには、水
やり三年の技術が必要と言われるように、水を与えてい
るけども、栽培している植物を枯らして仕舞ったり、又
は、どうも生育が良くない等、初心者には問題点があっ
た。これは、一般的には鉢に入れた植え込み材料、また
はその経過時間に依って、植物に水を与えても、水の通
りやすい部分と通り難い部分ができ、この通り難い部分
の水分と空気が不足し、この部分が多くなると植物を枯
らす原因になるものである。従って、特に根元には丁寧
に水を与える必要があり、必要以上の貴重な水と労力の
無駄があった。 (ロ)支柱を必要とする植物は、鉢に入れた植え込み材
料に影響されて、しっかりと支柱を立てるのに色々と工
夫する必要があった。 (ハ)一体加工された植木鉢おいて、水はけが良く、植
木鉢の中央部にまで空気を直接送りながら、しかも、水
持ちの良いと言う相反する性質を持った、植物の生育が
良い植木鉢は見当たらない。 (ニ)吊り植木鉢に関しては、普通は三本吊り水受け皿
付きで、ラン等の様な植物の栽培には一般的には向かな
い。 (ホ)水受け皿付き植木鉢は、水受け皿に水が有るうち
はこの水によって、植木鉢の底より入る空気が遮断さ
れ、植物の生育に影響を及ぼすおそれがあった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたもので、
水はけ、水もちの良い植物の健康を考えた、図1に示す
様に、植木鉢1の鉢底よりテーパ付き空洞部7を通し
て、植木鉢1の中央部にまで直接、空気を送りながら水
耕栽培にも利用出来る、W鉢を提供することを目的にし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
め、本発明のW鉢においては、以下のような手段を講じ
ている。 (イ)鉢物を育てるのに、水やり三年の技術を必要とし
ない為に、請求項1の植木鉢の中に、その、植木鉢1よ
り3〜4号小さい合成樹脂製のテーパ付き植木鉢等3に
基礎支柱孔6、通気孔4を加工し、植木鉢1の鉢底より
テーパ付き空洞部7を通して、植木鉢1の中央部にまで
空気を送ると共に、水貯め溝2に、水を貯める目的をも
った装置を、図1に示す様に、鉢を伏せた形で、水が漏
れないように接着剤等により取り付ける。 (ロ)支柱に関しては、請求項4の図1のCに示す様
に、テーパ付き空洞部7の先端中心に基礎支柱孔6を設
け、この、基礎支柱孔6に基礎支柱5を取り付ける事に
より、鉢に入れた植え込み材料に関係なく、この基礎支
柱5に、結束紐又は、セロテープ等で園芸用カラーアル
ミ線等を支柱として、簡単に取り付けることが出来る。 (ハ)一体加工された植木鉢おいて、水はけが良く、植
木鉢の中央部にまで空気を直接送りながら、水持ちの良
いと言う相反する性質を持った、植物の生育が良い植木
鉢は、本発明のW鉢で解決する。即ち、請求項2、請求
項3、請求項4の装置の付いた植木鉢を、従来の技術
で、合成樹脂製の上げ底型の植木鉢を、一体加工する方
法で造る事により、上記効果の有る植木鉢が出来る。 (ニ)吊り植木鉢に関しては、請求項4、のテーパ付き
空洞部7の先端中心に基礎支柱孔6を設け、図1のAに
示す、基礎支柱5のカラー鉄線等の先端をU字状に曲げ
て弾性を持たせ、この基礎支柱孔6に基礎支柱5をはめ
込み、その反発力で、基礎支柱5を基礎支柱孔6に固定
する事により、図1のCに示す様に、植木鉢1を基礎支
柱5に依って、一本のカラー鉄線等で確実に鉢を吊り下
げる事ができる。本発明のW鉢は、図1に示す様な、構
造になっているので従来の三本吊り水受け皿付き植木鉢
より、特にラン等の様な植物の栽培に適している。 (ホ)水受け皿付き植木鉢の問題に関しては、請求項
2、請求項3の通気孔4の位置と働きに依り図1に示す
様な、構造になっているので、鉢底の水に空気が遮断さ
れおそれがなく、常に空気が植木鉢1の鉢底より中央部
にまで、テーパ付き空洞部7を通して送られるので、植
物の生育がよい。
【0005】
【作用】上記のように構成されたW鉢に、水を与えた場
合、鉢に入れた植え込み材料、または、その経過時間に
依って、水は従来通りその通りやすい部分を通り、水貯
め溝2の水位決定位置まで貯る、そして、通気孔4より
入った空気に触れて、ゆっくり蒸発し鉢全体に浸透する
ので、より合理的な水やりが出来る。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において示す様に、植木鉢1より3〜4号小さいテ
ーパ付き植木鉢等3に基礎支柱孔6、通気孔4を加工
し、植木鉢1の中に鉢を伏せた形で、水が漏れないよう
に接着剤等により取り付ける。また素焼き等の植木鉢
に、この加工されたテーパ付き植木鉢等3を取り付ける
場合は、接着剤等により取り付けた後に、アルミ線等
で、従来の植木鉢と植木を固定する方法で補強すると更
に良い。また、そのアルミ線等の端末を長めにしておく
と、植木を固定するのに便利である。又この場合は、必
要に応じて基礎支柱5を取り付けない事もある。
【0007】図1に示す、W鉢の込み栓8は、W鉢用水
受け皿、又は、W鉢用水受け皿付き受け台と併用する場
合、図3のA、図7のAに示す様に、W鉢用水受け皿等
より給水するため、W鉢の込み栓8を抜き給水孔9にす
る物である。また通気孔4の孔径は、防虫その他等の関
係で約2ミリ位が適当である。
【0008】請求項3の図1に示す、通気孔4の働き
は、通気孔4の孔あけ始め位置により水位を決定し、そ
の位置まで水貯め溝2に水を貯められる様にしたもの
で、例えば、7号鉢で水貯め溝2に3センチ水を貯める
には、鉢底より3センチの位置から通気孔4をあけ始め
れば良い、そして、このW鉢の呼び名を7号鉢3型とす
る。以下同様4センチの場合は4型、そして一般的に
は、図1に示す様な、W鉢の鉢底に込み栓8の付いた、
3型が使い安い。この3型使用の場合で、従来の水やり
回数を約半分に減らす事が出来る。また、水耕栽培鉢と
して使用の場合は、図3のA、図7のAに示す様に、W
鉢の込み栓8を抜き、W鉢用水受け皿等より給水するた
めの給水孔9にして、図3、図7に示す様な、W鉢用水
受け皿又は、図5に示す様な、W鉢用水受け皿付き受け
台と併用すると良い。
【0009】図1のAに示す、基礎支柱5のカラー鉄線
等の太さは、3、4号鉢で約3ミリ。5、6、7号鉢で
約3.5ミリ。8、9、10号鉢で約4ミリ。また長さ
は、鉢の深さの1.5倍位が見た目に安定感があって適
当である。
【0010】請求項4の基礎支柱孔6の孔の形状は図1
に示す様に、テーパ付き縦溝孔が良い。また基礎支柱孔
6に基礎支柱5を固定する方法に、ネジ込み方式があ
る。
【0011】請求項6の図3、図7に示す、W鉢用水受
け皿を透明にし、W鉢と併用するとW鉢内の、水、又
は、水溶液の使用状態が簡単に確認出来て便利である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。請
求項1は、植木鉢の中に図1に示す様に、その植木鉢1
よらり3〜4号小さい合成樹脂製のテーパ付き植木鉢等
3に基礎支柱孔6、通気孔4を加工し、鉢を伏せた形
で、水が漏れないように接着剤等により取り付けただけ
のもので、常に空気が、植木鉢1の鉢底より中央部にま
で、テーパ付き空洞部7を通して送られ、また、水貯め
溝2に水を貯める構造となっているので、空気と水が程
よく植物の根に供給されて、植物の生育を良くする事が
出来る。請求項2は、図1に示す様に、植木鉢1の中
に、植木鉢1の中央部にまで達するテーパ付き空洞部7
を設け、そのテーパ付き空洞部7の面に多数の通気孔4
を設けて、鉢底よりそのテーパ付き空洞部7を通して植
木鉢1の中央部にまで直接、空気を送る事により、テー
パ付き空洞部7及び、通気孔4の効果で水はけを良くす
る。水のやり過ぎによる根腐れを防止する。鉢底に入れ
るこし網とゴロ土の省略が出来る。請求項3は、図1に
示す、通気孔4の孔あけはじめ位置により水位を決定
し、その位置まで水貯め溝2に水を貯める事により、水
はW鉢の作用に依り、通気孔4より入った空気に触れて
ゆっくり蒸発し、鉢全体に浸透するので、より合理的な
水やりが出来る。従って鉢物を育てるのに、水やり3年
の技術が不要となって、貴重な水と労力の節約が出来
る。例えば、水貯め溝2に、水を3センチ貯められる3
型使用の場合で、従来の水やり回数を約半分に減らす事
が出来る。請求項4は、基礎支柱5のカラー鉄線等の先
端をU字状に曲げて弾性を持たせ、基礎支柱孔6に基礎
支柱5をはめ込みその反発力で、基礎支柱5を基礎支柱
孔6に固定し、その基礎支柱5を利用して、結束紐又
は、セロテープ等で園芸用カラーアルミ線等を支柱とし
て、植え込み材料に関係なく、取り付けることが出来
る。また、使用中の鉢の移動に取っ手として。また、吊
り鉢、かけ鉢の吊り具として。また、水耕栽培等の場
合、結束紐等に依って苗の取り付けに便利である。請求
項5は、請求項2、請求項3、請求項4の装置の付いた
植木鉢、又は、花瓶を、従来の技術で、合成樹脂製の上
げ底型の植木鉢を、一体加工する方法で造る事により、
上記効果の有るW鉢、又は、W花瓶が出来る。請求項6
は、図2に示す様に、水受け皿10に、図1に示す、W
鉢のテーパ付き空洞部7と一致するテーパ付き空洞部1
1を設け、そのテーパ付き空洞部11の回りに、水を貯
められる様にした水受け皿10に、図3、図7に示す様
に、鉢底に給水孔9を設けたW鉢を、テーパ付き空洞部
11にはめ込み、W鉢に水と、テーパ付き空洞部11よ
り空気を供給出来る特徴を持った、W鉢用水受け皿でこ
の、W鉢用水受け皿(水貯め量1.5リットル7号鉢
用)と7号W鉢を併用した場合、従来の植木鉢の植物に
水を与える回数を、約10対1に減らす事が出来る。ま
た、W鉢用水受け皿の水がW鉢を取り巻いて、その水に
依り、ラン等の大敵、ナメクジ、蝸牛等がW鉢に進入す
るのを防止する事が出来る。請求項7は、図4に示す様
に、受け台12に、図1に示す、W鉢のテーパ付き空洞
部7と一致する、テーパ付き空洞部13を設け、この一
致するテーパ付き空洞部13を利用して、W鉢を受け台
12に、1個又は2個以上取り付けられる様にした、W
鉢の中央部にテーパ付き空洞部13を通して空気を供給
出来る特徴を持った、W鉢用受け台で、この一致するテ
ーパ付き空洞部13に、図3、図7に示す様にW鉢をは
め込み固定する事によって、強い風等による、W鉢の転
倒を防止することが出来る。請求項8は、図1に示す、
W鉢のテーパ付き空洞部7を利用して図3、図7に示す
様に、W鉢用水受け皿のテーパ付き空洞部11または、
W鉢用受け台のテーパ付き空洞部13と、一致させるこ
とにより、W鉢をW鉢用水受け皿、または、W鉢用受け
台にはめ込み固定する事が出来るので、ラン等の背の高
くなる植物または、強い風等その他によるW鉢の転倒を
防止することの出来る。W鉢用装置。請求項9は、図5
に示す様に、請求項7の図4に示す様な、W鉢用受け台
に、水受け14を設けて水を貯められる様にして、W鉢
を1個又は2個以上取り付けられる様にした、W鉢に水
と空気を供給出来る特徴を持った、W鉢用水受け皿付き
受け台で、各W鉢の植物に水を与えるのに、W鉢用水受
け皿付き受け台の、一箇所に水を補給するだけで、上
記、W鉢の作用により合理的に水やりが出来る。また、
W鉢用水受け皿付き受け台の、水貯め量に依って、大幅
に水やり回数を減らすことが出来る。また、各W鉢の植
物の水の使用量が違っても、水源が一つであるので、各
W鉢ごとの植物の、水の有無を気にする事はない。ま
た、W鉢用水受け皿付き受け台に、ホース等で水溶液槽
とつないだ水溶液を、ポンプ等で時間的にW鉢に供給出
来る様にした、W鉢用水耕栽培装置が出来る。そして、
その使用方法はW鉢の植物の大きさに依って、または、
タイマ等に依って時間的に、W鉢用水受け皿付き受け台
の、水溶液面を、水位感知器等に依って上下調整し、植
物は苗から出荷時まで出荷時の大きさのW鉢を使い、W
鉢を換えずに水耕栽培の自動化が期待できる。請求項1
0は、図1に示す、基礎支柱孔6に取り付けた基礎支柱
5が、請求項4の効果により植木鉢1を基礎支柱5に依
って、支える事が出来るので、これを利用して、そのま
ま図1のCに示す様な、吊りW鉢、掛けW鉢。又は図6
に示す様な、吊りW花瓶、掛けW花瓶、とする事が出来
る。また、W鉢をW花瓶として使用する場合は、図6に
示す様に、テーパ付き空洞部7の高さを花瓶の上面近く
迄持ってきて、水貯め溝2の深さを花瓶の深さの約3分
の2とする。この様に造る事により花瓶中央上部に、花
瓶底より空気を送り、花茎の蒸れるのを従来より少なく
することが出来る。また、図7に示す様に、W花瓶用水
受け皿を透明にしW花瓶と併用すると、W花瓶内の水の
使用状態が、簡単に確認出来て便利である。と共に、新
鮮な水の涼しさと美しさ、そして安定感と安心感を表現
出来る、新しい花瓶効果が生まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のW鉢の縦断面図 (B)本発明のW鉢の平面図 (C)本発明のW鉢使用中の一部を切り欠いた斜視図
【図2】(A)本発明のW鉢用水受け皿の縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿の平面図 (C)本発明のW鉢用水受け皿の斜視図
【図3】(A)本発明のW鉢使用中のW鉢用水受け皿の
縦断面図 (B)本発明のW鉢使用中の一部を切り欠いたW鉢用水
受け皿の斜視図
【図4】(A)本発明のW鉢用受け台の縦断面図 (B)本発明のW鉢用受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用受け台の斜視図
【図5】(A)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の縦
断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の斜視図
【図6】(A)本発明のW花瓶使用中の縦断面図 (B)本発明のW花瓶の平面図 (C)本発明のW花瓶使用中の一部を切り欠いた斜視図
【図7】(A)本発明のW花瓶使用中のW花瓶用水受け
皿の縦断面図 (B)本発明のW花瓶使用中の一部を切り欠いたW花瓶
用水受け皿の斜視図
【符号の説明】
1 植木鉢 2 水貯め溝 3 テーパ付き植木鉢等 4 通気孔 5 基礎支柱 6 基礎支柱孔 7 テーパ付き空洞部 8 込み栓 9 給水孔 10 水受け皿 11 テーパ付き空洞部 12 受け台 13 テーパ付き空洞部 14 水受け
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】W鉢
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の図1に示す
様に、植木鉢の中に、その植本鉢1より3〜4号の割合
で小さいテーパ付き植木鉢等3に基礎支柱孔6、通気孔
4を加工した鉢を伏せた形で、水が漏れないように接着
剤等により取り付けて、植本鉢1の鉢底より中央部にま
で達するテーパ付き空洞部7を設け、そのテーパ付き空
洞部7を通して植木鉢1の中央部にまで直接、空気を通
すと共に水貯め溝2に水を貯める装置を取り付けただけ
のもので、従来の植木鉢で植物を育てるより生育が良
く、水はけ、水もちの良い、しかも、水耕栽培にも利用
できるW鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の植木鉢は、根腐れ防止のため一般
的には鉢底に水が溜まらない様に製作されている。ま
た、吊り植本鉢は、一般的には三本で植本鉢を支る方法
である。また、水受け皿付き植木鉢は水受け皿を別に造
り、植木鉢の底に組み付けたもの、又は、越し網を別に
造り植木鉢の底に取り付ける様にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の植木鉢には、次
のような欠点があった。 (イ)従来の植木鉢において、普通に鉢物を育てるに
は、水やり三年の技術が必要と言われるように、水を与
えているけども、栽培している植物を枯らして仕舞った
り、又は、どうも生育が良くない等、初心者には問題点
があった。これは、一船的には鉢に入れた植え込み材
料、またはその経過時間に依って、植物に水を与えて
も、水の通りやすい部分と通り難い部分ができ、この通
り難い部分の水分と空気が不足し、この剖分が移くなる
と植物を枯らす原因になるものである。従って、特に根
元には丁寧に水を与える必要があり、必要以上の貴重な
労力の無駄があった。 (ロ)支柱を必要とする植物は、鉢に入れた植え込み影
響されて、しっかりと支柱を立てるのに色々と工夫する
必要があった。 (ハ)一体加工された植木鉢おいて、水はけが良く、植
木鉢の中央部にまで空気を直接通しながら、しかも、水
持ちの良いと言う相反する性質を持つた、植物の生育が
良い植本鉢は見当たらない。 (ニ)吊り植木鉢に関しては、普通は三本吊り水受け皿
付きで、ラン等の様な植物の栽培には一般的には向かな
い。 (ホ)水受け皿付き植木鉢は、水受け皿に水が有るうち
はこの水によって、植木鉢の底より入る空気が遮断さ
れ、植物の生育に影響を及ぼすおそれがあった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたもので、
水はけ、水もちの良い植物の健康を考えた、図1に示す
様に、植木鉢1の鉢底よりテーパ付き空洞部7を通し
て、植木鉢1の中央部にまで直接、空気を通しながら水
耕栽培にも利用出来る、W鉢を提供することを目的にし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
め、本発明のW鉢においては、以下のような手段を講じ
ている。 (イ)鉢物を育てるのに、水やり三年の技術を必要とし
ない為に、請求項1の植木鉢の中に、その、植木鉢1よ
り3〜4号の割合で小さいテーパ付き植木鉢等3通し
て、植木鉢1の中央部にまで空気を通し水貯め溝2に、
水を貯める目的をもった装置を図1に示す様に、鉢を伏
せた形で水が漏れないように接着剤等により取り付け
る。 (ロ)支柱に関しては、請求項4の図1のCに示す様
に、テーパ付き空洞部7の先端中心に基礎支柱孔6を設
け、この、基礎支柱孔6に基礎支住5をはめ込み固定す
る事により、鉢に入れた植え込み材料に関係なく、この
基礎支柱5に、結束紐又は、セロテープ等で園芸用カラ
ーアルミ線等を支住として、簡単に取り付けることが出
来る。 (ハ)一体加工された植木鉢おいて、水はけが良く、植
木鉢の中央部にまで空気を直接通しながら、水持ちの良
いと言う相反する性質を持った、植物の生育が良い植木
鉢は、本発明のW鉢で解決する。即ち、請求項2、請求
項3の装置の付いた植木鉢を、従来の技術で、合成樹脂
製の上げ底型の植木鉢を、一体加工する方法で造る事に
より、上記効果の有るW鉢が出来る。 (ニ)吊り植木鉢に関しては、請求項4のテーパ付き空
洞部7の先端中心に基礎支柱孔6を設け、図1のDに示
す様な、基礎支柱5のカラー鉄線等の先端をU字状に曲
げて弾性を持たせ、この基礎支住孔6に基礎支柱5をは
め込み、その弾性と剛性を利用し基礎支柱孔6に基礎支
柱5を固定する事により、図1のCに示す様に植木鉢1
を基礎支住5に依って、一本のカラー鉄線等で確実に鉢
を吊り下げる事ができる。本発明のW鉢は図1に示す様
な構造になっているので、従来の三本吊り水受け皿付き
植本鉢より、特にラン等の様な植物の栽培に適してい
る。 (ホ)水受け皿付き植木鉢の問題に関しては、図1に示
す様なW鉢で解決しているが、さらに水貯め量の大きい
図3に示す様な、W鉢用水受け皿付きW鉢でも解決す
る。即ち図1に示す様に、W鉢の中央部にまで達するテ
ーパ付き空洞部7に図2に示す様なW鉢用水受け皿のテ
ーパ付き空洞部11より、常に空気が通る構造になって
いるので、図3に示す様に鉢底の水に依って空気が遮断
されおそれがなく、図1に示す様なW鉢の通気孔4の位
置と働きに依り植物の生育がよい。
【0005】
【作用】上記のように構成されたW鉢に、水を与えた場
合、鉢に入れた植え込み材料、または、その経過時間に
依って、水は従来通りその通りやすい部分を通り、水貯
め溝2の水位決定位置まで貯る、そして、空気孔4より
入った空気に触れて、ゆっくり蒸発し鉢全体に自然に近
い状態で浸透するので、より合理的な水やりが出来る。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において示す様に、植本鉢1より3〜4号の割合で
小さいテーパ付き植木鉢等3に基礎支柱孔6、通気孔4
を加工し植本鉢1の中に鉢を伏せた形で、水が漏れない
ように接着剤等により取り付ける。 また、素焼き等の
植木鉢に、この加工されたテーパ付き植木鉢等3を取り
付ける場合は、接着剤等により取り付けた後に、アルミ
線等で従来の植木鉢と植木を固定する方法で補強すると
更に良い。また、そのアルミ線等の端末を長めにしてお
くと、後で植木を固定するのに便利である。又この場合
は、必要に応じて基礎支柱5を取り付けない事もある。
【0007】図1に示す様な、W鉢の込み栓8は、W鉢
用水受け皿、又は、W鉢用水受け皿付き受け台等と併用
する場合、図3のA、図7のAに示す様に、W鉢用水受
け皿等より給水するため、W鉢の込み栓8を抜き給水孔
9にするための物である。また、W鉢用水受け皿専用に
W鉢の通気孔4をW鉢底より孔あけする方法もある。従
って、込み栓8番よW鉢用水受皿と併用しない場合は省
略してもよい。
【0008】請求項3の図1に示す様に、通気孔4の水
位決定孔としての働きは、通気孔4の孔あけ始め位置に
より水位を決定し、その位置まで水貯め溝2に水を貯め
られる様にしたもので、例えば、7号鉢で水貯め溝2に
鉢の深さの約5分の1水を貯めるには、鉢底より約5分
の1、上がった位置から通気孔4をあけ始めれば良いそ
して、この鉢の呼び名を7号鉢5−1型とする。以下同
様約4分の1は7号鉢4−1型。そして一般的には、5
−1型が良いかと思う。この5−1型使用の場合で、従
来の水やり回数を約半分に減らす事が出来る。また、水
耕栽倍鉢として使用する場合は、図3のAに示す様にW
鉢の込み栓8を抜き、W鉢用水受け皿等より給水するた
めの給水孔9にして、図3に示す様にW鉢用水受け皿、
又は、図5に示す様なW鉢用水受け皿付き受け台と併用
すると良い。
【0009】図1のDに示す様な、基礎支柱5のカラー
鉄線等の太さは、3、4号鉢で約3.5ミリ。5、6、
7号鉢で約4ミリ。8、9、10号鉢で約4.5ミリ。
また長さは、鉢の深さの1〜1.5倍位が見た目に安定
感があって適当である。
【0010】請求項4の基礎支住孔6の孔の形状は図1
に示す様に、テーパ付き縦講孔が良い。また基礎支柱孔
6に基礎支柱5を固定する方法に、ねじ込み方式があ
る。またこの基礎支柱孔6は必要に応じて使う場合があ
るので、中心以外にも設けたほうがよい。
【0011】図8、図9は基礎支住孔6に基礎支住5を
ねじ込んで固定Lた、0010で言うねじ込み方式の実
施例を示すものである。また中心以外にも設けた基礎支
柱孔6に植木鉢の植え込みが終わってから基礎支柱5を
後から取り付けるのにはねじ込み力式の方が便利であ
る。
【0012】請求項6の、図2に示す様なW鉢用水受け
皿を透明にし、図3、図7に示す様にW鉢と併用すると
W鉢内の、水、又は、水溶液の使用状態が簡単に確認出
来て水やりの時を決めるの便利番である。また、水やり
はW鉢の作用によりこのW鉢用水受け皿に水を補給する
だけでよい。
【0013】請求項7の図3に示す様な、W鉢用水受け
皿付きW鉢の基礎支柱5は、必要に応じて取り付けない
事もある。また同様に、図7に示す様なW花瓶用水受け
皿付きW花瓶の基礎支柱5も、必要に応じて取り付けな
い事もある。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。請
求項1は、植木鉢の中に図1に示す様に、その植本鉢1
より3〜4号の割合で小さいテーパ付き植木鉢等3に基
礎支柱孔6、通気孔4を加工し鉢を伏せた形で、水が漏
れないように接着剤等により取り付けただけのもので、
常に空気が植木鉢1の鉢底より中央部にまでテーパ付き
空洞部7を通して通り、また、水貯め溝2に水を貯めら
れる構造となっているので、空気と水が程よく自然に近
い状態で植物の根に供給されて、植物の生育を良くする
事が出来る。請求項2は、図1に示す様に、植本鉢1の
中に、植木鉢1の中央部にまで達するテーパ付き空洞部
7を設け、そのテーパ付き空洞部7の面に多数の通気孔
4を設けることにより、鉢底よりそのテーパ付き空洞部
7を通して、植木鉢1の中央部にまで直接、空気が通
り、テーパ付き空洞部7と通気孔4の効果で水はけを良
くする。水のやり過ぎによる根腐れを防止する。鉢底に
入れるこし網とゴロ土の省略が出来る。請求項3番は、
図1に示す様に、通気孔4の孔あけじめ位置により水位
を決定し、その位置まで水貯め溝2に水を貯める事によ
り、水はW鉢の作用に依り、通気孔4より入った空気に
触れてゆっくり蒸発し、鉢全体に自然に近い状態で浸透
するので、根元に丁寧に水をやる必要がなくより合理的
な水やりが出来る。従って鉢物を育てるのに、水やり3
年の技術が不要となって貴重な水と労力の節約が出来
る。例えば、水貯め溝2に水を鉢の深さの約5分の1貯
められる5−1型使用の場合で従来の水やり回数を約半
分に減らす事が出来る。請求項4は、図1のDに示す様
な、基礎支柱5のカラー鉄線等の先端をU字状に曲げて
弾性を持たせ、基礎支住孔6に基礎支柱5をはめ込み、
その弾性と剛性を利用する事によって、基礎支柱孔6に
基礎支柱5を固定する事が出来る様にした、図1のCに
示す様にその基礎支柱5を利用して、結束紐又は、セロ
テープ等で園芸用カラーアルミ線等を支柱として、植え
込む材料に関係なく簡単に取り付けることが出来る。
また、使用中の鉢の移動に取っ手として。また吊り鉢か
け鉢の吊り具として。 また、水耕栽培等の場合、結束
紐等に依って苗の取り付けに便利である。請求項5は、
請求項2、請求項3の装置の付いた植木鉢。または、請
求項2、請求項3、請求項4の装置の付いた植木鉢を、
従来の技術で合成樹脂製の上げ底型の植木鉢を一体加工
する方法で造る事により、上記効果の有るW鉢が出来
る。請求項6は、図2に示す様に、水受け皿10に図1
に示す様な、W鉢のテーパ付き空洞部7と一致するテー
パ付き空洞部11と凸部15を設け、そのテーパ付き空
洞部11の回りに水を貯められる様にした水受け皿10
に、図3、に示す様に鉢底に給水孔9を設けたW鉢を、
テーパ付き空洞部11にはめ込みW鉢に水と、テーパ付
き空洞部11より空気を供給できる特徴を持つた、W鉢
用水受け皿で、この水受け皿10に水を貯められる量に
よって水やり回数を、W鉢の効果により大幅に減らすこ
とが出来る。また、このW鉢用水受け皿の水の有無に依
って植物に水をやる時が簡単に分かって便利である。ま
た、W鉢用水受け皿の水がW鉢を取り巻いてこの水に依
りアリ、ナメクジ、カタツムリ等がW鉢に進入するのを
防止する事が出来る。請求項7は、請求項5の図1に示
す様なW鉢のテーパ付き空洞部7に請求項6の図2に示
す様なW鉢用水受け皿のテーパ付き空洞部11をはめ込
みその弾性と剛性を利用して固定しさらに凸部(15)
によっても固定する事が出来る様にした、図3に示す様
な、W鉢用水受け皿付きW鉢で、例えば、7号、W鉢用
水受け皿付きW鉢(水貯め量1.5リットル)の場合
は、従来の植木鉢の植物に水を与える回数を、約10対
1に減らす事が出来る。 またこのW鉢用水受け皿付き
W鉢に水溶液を入れて使えば、W鉢用水耕栽培装置にな
る。請求項8は、図4に示す様に、受け台12に、図1
に示す様な、W鉢のテーパ付き空洞部7と一致する、テ
ーパ付き空洞部13を設け、この一致するテーパ付き空
洞部13を利用して、W鉢を受け台12に、1個又は2
個以上取り付けられる様にした、W鉢の中央部にまでテ
ーパ付き空洞部13を通して空気を通す特徴を持った、
W鉢用受け台で、この一致するテーパ付き空洞部13
に、図3、図7に示す様にW鉢をはめ込み固定する事に
よって、強い風等による、W鉢の転倒を防止するること
が出来る。請求項9は、図5に示す様に、請求項8の図
4に示す様な、W鉢用受け台に、水受け14を設けて水
を貯められる様にして、図3、に示す様な、鉢底に給水
孔9を設けたW鉢を、テーパ付き空洞部13にはめ込
み、W鉢に、W鉢の給水孔9に水と、テーパ付き空洞部
13より空気を供給できる様にした、図5に示す様な特
徴を持った、W鉢用水受け皿付き受け台で、各W鉢の植
物に水を与えるのに、W鉢用水受け皿付き受け台の一箇
所に水を補給するだけで、上記、W鉢の作用により合理
的に水やりが出来る。また、W鉢用水受け皿付き受け台
の、水貯め量に依って、大幅に水やり回数を減らすこと
が出来る。また、各W鉢の植物の水の使用量が違って
も、水源が一つであるので、各W鉢ごとの植物の、水の
有無を気にする事がない。また、W鉢用水受け皿付き受
け台に、水溶液を入れてW鉢を取り付けて使うだけで簡
単にW鉢用水耕栽培装置が出来る。また、大がかりなも
のとしては、W鉢用水受け皿付き受け台に、ホース等で
水溶液槽とつないだ水溶液をポンプ等で時間的にW鉢に
供給できる様にする。そしてその使用方法はW鉢の植物
の大きさに依って、時間的に、W鉢用水受け皿付き受け
台の、水溶液面を水位感知器等に依って上下調整し、植
物は苗から出荷時まで出荷時の大きさのW鉢を使い、W
鉢を換えずに水耕栽培の自動化が期待できる。請求項1
0は、図1に示す様な、W鉢のテーパ付き空洞部7を利
用してW鉢用水受け皿のテーパ付き空洞部11または、
W鉢用受け台等のテーパ付き空洞部13と一致させるこ
とによりW鉢をW鉢用水受け皿、または、W鉢用受け台
等にはめ込み、その互いのテーパ付き空洞部が持つ、そ
の弾比と剛性を利用しさらに凸部15によっても固定す
る事が出来る様にした図3、図7に見られるように通気
孔4も利用して固定した、W鉢用固定装置で、W鉢用受
け台等にW鉢を、はめて押し込むだけで簡単に固定でき
るので、ラン等の背の高くなる植物、または、強い風等
その他によるW鉢の転倒を防止することが出来る。請求
項11は、基礎支柱孔6に取り付けた基礎支柱5が、請
求項4の効果により植木鉢1を基礎支柱5に依って、支
える事が出来るので、この基礎支柱5を利用して、その
まま図1のCに示す様な、吊りW鉢、掛けW鉢が出来
る。又は図6に示す様な、吊りW花瓶、掛けW花瓶が出
来る。また、W鉢をW花瓶として使用する場合は、図6
に示す様に、テーパ付き空洞部7の高さをW花瓶の上面
近く迄持ってきて、水貯め溝2の深さをW花瓶の深さの
約3分の2とする。この様に造る事によりW花瓶中央上
部に、W花瓶底より空気が通り、花茎の蒸れるのが従来
より少なく花の持ちを良くすることが出来る。また、図
7に示す様な、W花瓶用水受け皿付きW花瓶の、W花瓶
用水受け皿を透明にすると、W花瓶内の水の使用状態が
簡単に確認できて便利であると共に、新鮮な水の涼しさ
と美しさ、そして、安定感と安心感を表現できる、新し
い花瓶効果が生まれる。請求項12は、請求項1のテー
パ付き植木鉢等装置と請求項4の基礎支柱装置及び請求
項6のW鉢用水受け皿の各機能を組み合わせた、図8に
示す様な、基礎支柱テーパ付き植木鉢等水受け皿で上記
W鉢とW鉢用水受け皿の特徴を採り入れ、植木鉢を中心
から包む様に受け止め安定させ植木鉢内に鉢底より空気
と水を供給する目的を持った、水受け皿である。請求項
13は、図9に示す様な形で請求項12の基礎支柱テー
パ付き植木鉢等水受け皿に取り付けられる様うに加工し
た植木鉢で、従来の植木鉢の底の孔の径をテーパ付き植
木鉢等3の径に合わせただけの簡単な物で、上記請求項
7のW鉢用水受け皿付きW鉢と同等の機能を持った、水
耕栽培装置が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のW鉢の縦断面図 (B)本発明のW鉢の平面図 (C)本発明のW鉢の実施例を示す一部を切り欠いた斜
視図 (D)本発明のW鉢の基礎支柱5の側面図
【図2】(A)本発明のW鉢用水受け皿の縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿の平面図 (C)本発明のW鉢用水受け皿の斜視図
【図3】(A)本発明のW鉢用水受け皿付きW鉢の実施
例を示す縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿付きW鉢の実施例を示す
一部を切り欠いた斜視図
【図4】(A)本発明のW鉢用受け台の縦断面図 (B)本発明のW鉢用受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用受け台の斜視図
【図5】(A)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の縦
断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の斜視図
【図6】(A)本発明のW鉢をW花瓶とした実施例を示
す縦断面図 (B)本発明のW鉢をW花瓶とした平面図 (C)本発明のW鉢をW花瓶とした実施例を示す一部を
切り欠いた斜視図
【図7】(A)本発明のW鉢用水受け皿付きW鉢を、W
花瓶用水受け皿付きW花瓶とした実施例を示す縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿付きW鉢を、W花瓶用水
受け皿付きW花瓶とした実施例を示す一部を切り欠いた
斜視図
【図8】(A)本発明の基礎支柱テーパ付き植木鉢等受
け皿の縦断面図 (B)本発明の基礎支柱テーパ付き植木鉢等水受け皿の
平面図 (C)本発明基礎支柱テーパ付き植木鉢等水受け皿の一
部を切り欠いた斜視図
【図9】(A)本発明の基礎支住テーパ付き植木鉢等水
受け皿に、植木鉢を取り付けた実施例を示す縦断面図 (B)本発明の基礎支住テーパ付き植木鉢等水受け皿
に、植木鉢を取り付けた実施例を示す一部を切り欠いた
斜視図
【符号の説明】 1 植木鉢 2 水貯め溝 3 テーパ付き植木鉢等
4 通気孔 5基礎支柱 6 基礎支柱孔 7 テーパ付き空洞部
8 込み栓 9 給水孔 10 水受け皿 11 テーパ付き空洞部
12 受け台 13 テーパ付き空洞部 14 水受け 15 凸部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 W鉢
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の図1に示す
様に、植木鉢の中に、その植木鉢1より約3〜4号の割
合で小さい植木鉢等3に基礎支柱穴6、通気孔4を加工
し鉢を伏せた形で、水が漏れないように接着剤等により
取り付けて、植木鉢1の鉢底より中央部にまで達するテ
ーパ付き空洞部7を設け、そのテーパ付き空洞部7を通
じて植木鉢1の中央部にまで直接、空気を通すと共に水
貯め溝2に水を貯められる様にしただけのもので、従来
の植木鉢より環境に優しく使い勝手がよく、水耕栽培に
も利用できるW鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の植木鉢は、根腐れ防止のため一般
的には鉢底に水が溜まらない様に製作されている。ま
た、吊り植木鉢は一般的にはバランスをとる為に三本で
植木鉢を支る方法である。また、水受け皿付き植木鉢は
水受け皿を別に造り、植木鉢の底に組み付けたもの、又
は、越し網を別に造り植木鉢の底に取り付ける様にした
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の植木鉢には、次
のような欠点があった。 (イ) 従来の植木鉢において、普通に鉢物を育てるに
は、水やり三年の技術が必要と言われるように、水を与
えているけども、栽培している植物を枯らしたり、又
は、少し生育が良くない等、初心者には問題点があっ
た。これは、一般的には鉢に入れた植え込み材料、また
はその経過時間によって、植物に水を与えても、水の通
りやすい部分と通り難い部分ができ、この通り難い部分
の水分と空気が不足し、この部分が多くなると植物を枯
らす原因になるので、特に根元には丁寧に水を与える必
要があり、従って必要以上の貴重な水と水と一緒に植木
鉢内の肥料を流しだし、資源のむだ使いと環境に影響を
及ぼすおそれがあった。 (ロ) 支柱を必要とする植物は、鉢に入れた植え込み
材料に影響されて、しっかりと支柱を立てるのに色々と
工夫する必要があった。 (ハ) 合成樹脂等で一体加工された植木鉢に於いて、
水はけが良く植木鉢の中央部にまで空気を直接通しなが
ら、しかも、水持ちの良いと言う相反する性質を持っ
た、植物の生育が良い植木鉢は見当たらない。 (ニ) 吊り植木鉢に関しては、普通は三本吊り水受け
皿付きで、ラン等の様な植物の栽培には一般的には向か
ない。 (ホ) 水受け皿付き植木鉢は、水受け皿に水が有るう
ちはこの水によって、植木鉢の底より入る空気が遮断さ
れ、植物の生育に影響を及ぼすおそれがあった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたもので、
水はけ、水もちの良い環境に優しい花と緑の健康を考え
た、図1に示す様に、植木鉢1の鉢底よりテーパ付き空
洞部7を通じて、植木鉢1の中央部にまで直接、空気を
通しながら水耕栽培にも利用できる、W鉢を提供するこ
とを目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
め、本発明のW鉢においては、以下のような手段を講じ
ている。 (イ) 鉢物を育てるのに、水やり三年の技術を必要と
しない為に、図1に示す様に、植木鉢の中に、その植木
鉢1より約3〜4号の割合で小さい植木鉢等3に基礎支
柱穴6、通気孔4を加工し鉢を伏せた形で、水が漏れな
いように接着剤等により取り付けて、植木鉢1の鉢底よ
り中央部にまで達するテーパ付き空洞部7を設け、その
テーパ付き空洞部7を通じて植木鉢1の中央部にまで直
接、空気を通すと共に水貯め溝2に水を貯められる様に
する。 (ロ) 支柱に関しては、請求項4の図1のCに示す様
に、テーパ付き空洞部7の先端中心に基礎支柱穴6を設
け、この、基礎支柱穴6に基礎支柱5をねじ込み固定す
る事により、鉢に入れた植え込み材料に関係なく、この
基礎支柱5に、結束紐又は、セロテープ等で園芸用カラ
ーアルミ線等を支柱として、容易に取り付けることが出
来る。 (ハ) 合成樹脂等で一体加工された植木鉢に於いて、
水はけが良く、植木鉢の中央部にまで空気を直接通しな
がら、水持ちの良いと言う相反する性質を持った、植物
の生育が良い植木鉢は、本発明のW鉢で解決する。即
ち、請求項2、請求項3の装置の付いた植木鉢を、従来
の技術で、合成樹脂製の上げ底型の様な植木鉢を一体加
工する方法で造る事により、上記効果の有るW鉢ができ
る。 (ニ) 吊り植木鉢に関しては、請求項4のテーパ付き
空洞部7の先端中心に基礎支柱穴6を設け、図1のDに
示す様な、基礎支柱5の鉄線等の先端の一端を逆U字状
に曲げ、一端をネジ止め鍔付きネジ釘状にして基礎支柱
穴6に基礎支柱5をねじ込み、その弾性と剛性を利用す
る事によって基礎支柱穴6に基礎支柱5を固定する事に
より、図1のCに示す様に植木鉢1を基礎支柱5によっ
て、一本の鉄線等で確実に鉢を吊り下げる事ができる。
本発明のW鉢は図1に示す様な構造になっているので、
従来の三本吊り水受け皿付き植木鉢より、特にラン等の
様な植物の栽培に適している。 (ホ) 水受け皿付き植木鉢の問題に関しては、図1に
示す様なW鉢で解決しているが、さらに水貯め量の大き
い図3に示す様な、水受け皿付きW鉢(水耕栽培装置)
でも解決する。即ち図1に示す様に、W鉢の中央部にま
で達するテーパ付き空洞部7に図2に示す様なW鉢用水
受け皿のテーパ付き空洞部11より、常に空気が通る構
造になっているので、図3に示す様に鉢底の水によって
空気が遮断されおそれがなく植物の生育がよい。
【0005】
【作用】上記のように構成されたW鉢に水を与えた場
合、鉢に入れた植え込み材料またはその経過時間によっ
て、水は従来通りその通りやすい部分を通り水貯め溝2
の水位決定位置まで地下水の様に貯る、そして、根の下
に常に風が通るテーパ付き空洞部7を通じて通気孔4よ
り入った空気に触れてゆっくり蒸発し鉢全体の培養土に
自然に近い状態で浸透するので、植物に優しく合理的に
作用する。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において示す様に、植木鉢1より約3〜4号の割合
で小さい植木鉢等3に基礎支柱穴6、通気孔4を加工し
植木鉢1の中に鉢を伏せた形で、水が漏れないように接
着剤等により取り付ける。また、素焼き等の植木鉢に、
この加工された植木鉢等3を取り付ける場合は、接着剤
等により取り付けた後に、園芸用アルミ線等で従来の植
木鉢と植木を固定する方法で補強すると更によい。ま
た、そのアルミ線等の端末を長めにしておくと、後で植
木を固定するのに便利である。又この場合は、必要に応
じて基礎支柱5を取り付けない事もある。
【0007】請求項3の図1に示される実施例では、通
気孔4の水位決定孔としての働きは、通気孔4の孔あけ
始め位置により水位を決定し、その位置まで水貯め溝2
に水を貯められる様にしたもので、例えば、7号鉢で水
貯め溝2に鉢の深さの約5分の1水を貯めるには鉢底よ
り約5分の1、上がった位置から通気孔4をあけ始めれ
ば良い。そして、この鉢の呼び名を7号鉢5−1型とす
る。以下同様約4分の1は7号鉢4−1型。そして一般
杓には5−1型が良い。この5−1型使用の場合で、従
来の水やり回数を約半分に減らす事が出来る。
【0008】図3のA、図7のAに示される実施例で
は、W鉢を水受け皿と併用する場合はW鉢用水受け皿等
より給水するため、W鉢の鉢底近くまで通気孔4を設け
たW鉢を使用する。また培養土のなかに約0,1割り位
水ごけを混入するとよい。
【0009】図1のDに示す様な、基礎支柱5の鉄線等
の太さは、3、4号鉢で約3ミリ。5、6、7号鉢で約
3.5ミリ。8、9、10号鉢で約4ミリ。また長さは
鉢の深さの0.5〜1倍位がよい。又は3〜5割増し位
で硬質合成樹脂等で造ってもよい。
【0010】請求項4の基礎支柱穴6の穴の形状はネジ
釘がねじ込み安い様に図1に示す様に、テーパ付き縦穴
が良い。また、基礎支柱穴6に基礎支柱5を固定する方
法に図8、図9のAに示す様なボルト.ナット止め方法
もある。また、基礎支柱穴6は一個の穴でW鉢を支える
ので、その植物の成長による重心の変化にも、確実に耐
えられるような強度が必要ある。
【0011】図2に示す様なW鉢用水受け皿を透明なも
のにして、図3、図7に示す様にW鉢と併用するとW鉢
内の水、又は、水溶液の使用状態が容易に確認できて水
やりの時を決めるのに便利である。また、水やりはW鉢
の作用によりこのW鉢用水受け皿に水を補給するだけで
よい。
【0012】図3に示される実施例では、水受け皿付き
W鉢(水耕耕培装置)の水受け皿の深さは一般用はW鉢
の深さの約5分の1、水受け皿の水の管理ができる温室
用等はW鉢の深さの約4分の1〜3分の1位がよい。
【0013】図3に示す様な、水受け皿付きW鉢(水耕
栽培装置)の基礎支柱5は、必要に応じて取り付けない
事もある。また同様に、図6、図7、図8、図9、図1
1、図13、図14、図15、図16の基礎支柱5も、
必要に応じて取り付けない事もある。
【0014】水貯め量の大きい水受け皿付きW鉢、また
は約8号鉢以上のW鉢等を吊り鉢として使用する場合
は、そのバランスを取るために120度間隔に、約1〜
1.5ミリ位の園芸用アルミ線等で図12に示す様に支
線8を設けるとよい。また、吊り鉢として使用する場合
は基礎支柱5の上に、W鉢を回転できるように小さなよ
り戻しを連結するとよい。また、吊り高さを調整するに
は約2.5〜3ミリ位の園芸用アルミ線等でその両端を
U字状に曲げて連結し高さを調節すればよい。
【0015】請求項15の、図11に示す様なW鉢用支
柱かご装置はその必要に応じて姿、形を変えてもよい。
また通気孔4の孔は凸部15と重なる部分を除いて1〜
2ミリの○孔、または1〜2ミリ幅の長4角孔がよい。
【0016】請求項17は、請求項15のW鉢用支柱か
ご装置の形を変えた、図1に示す様なW鉢の様な形にし
て全面に通気孔4を設けた図13に示す様な特徴を持っ
た、W鉢用支柱Wかご装置で主に請求項14のW鉢用水
受け鉢と組んでかごW鉢を造る装置であるが、またこれ
自体で吊りかご鉢等として使用する事もできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。請
求項1は、植木鉢の中に図1に示す様に、その植木鉢1
より約3〜4号の割合で小さい植木鉢等3に基礎支柱穴
6、通気孔4を加工し鉢を伏せた形で、水が漏れないよ
うに接着剤等により取り付けテーパ付き空洞部7を設け
ただけのもので、常に空気が植木鉢1の鉢底より中央部
にまでテーパ付き空洞部7を通じて通り、また、水貯め
溝2に水を貯められる構造となっているので、空気と水
が程よく自然に近い状態で植物の根に供給されて、植物
に優しくその生育を良くする事ができる。
【0018】請求項2は、図1に示す様に、植木鉢1の
中に、植木鉢1の中央部にまで達するテーパ付き空洞部
7を設け、そのテーパ付き空洞部7の面に多数の通気孔
4を設けることにより、鉢底よりそのテーパ付き空洞部
7を通じて、植木鉢1の中央部にまで根の下に常に風が
通る、テーパ付き空洞部7と通気孔4の効果で水はけを
良くする。水のやり過ぎによる根腐れを防止する。鉢底
に入れるこし網とゴロ土の省略ができる。
【0019】請求項3は、図1に示す様に、通気孔4の
孔あけはじめ位置により水位を決定し、その位置まで水
貯め溝2に水を地下水の様に貯める事により、水はW鉢
の作用により、通気孔4より入った空気に触れてゆっく
り蒸発し、鉢全体の培養土に自然に近い状態で浸透する
ので、特に根元に丁寧に水をやる必要がなくより合理的
な水やりができる。従って、水やり3年の技術が不要と
なって必要以上の貴重な水と、水と一緒に植木鉢内の肥
料の流失を防ぎ、環境に優しく資源の節約ができる。例
えば、水貯め溝2に水を鉢の深さの約5分の1貯められ
る5−1型使用の場合で、従来の水やり回数を約半分に
減らす事ができる。
【0020】請求項4は、図1のDに示す様な、基礎支
柱5の鉄線等の先端の一端を逆U字状に曲げ一端をネジ
止め鍔付きネジ釘状にして、基礎支柱穴6に基礎支柱5
をねじ込み、その弾性と剛性を利用する事によって、基
礎支柱穴6に基礎支柱5を固定する事が出来る様にし
た、図1のCに示す様にその基礎支柱5を利用して、結
束紐やセロテープ等で園芸用カラーアルミ線等を支柱と
して、植え込み材料に関係なく容易に取り付けることが
出来る。また、使用中の鉢の移動に取っ手として、ま
た、吊り鉢かけ鉢の吊り具として、また、結束紐等によ
って苗の取り付けに便利である。
【0021】請求項5は、請求項2、請求項3の装置の
付いた植木鉢。または、花瓶を、従来の技術で合成樹脂
製の上げ底型の様な植木鉢を一体加工する方法で造る事
により、上記効果の有るW鉢ができる。また、請求項2
の通気装置、請求項3の水貯め装置を利用して農業改良
が期侍できる。例えば、水道用の合成樹脂製の約100
ミリのパイプの約3分の1の面に孔径約1〜2ミリの通
気孔4を多数設けパイプの両端を塞いで水を貯められる
様にした(通気孔4付きパイプ)を、農地の地下約40
〜80センチ位の所に通気孔4を上にして水平に各畝ご
とに敷設し、そのパイプに水と空気を送り込むホース等
で装置を造る。この様にすると水または水溶液は、農地
の地下に左右さたは水溶液はパイプ内の空気に触れてゆ
っくり通気孔4より蒸発し、パイプ上の地の中に分散し
浸透するのでより実用的な水やりまたは水溶液の施肥が
できる。また、必要に応じて散水する事もできる。ま
た、水に殺菌殺虫剤等を混合して消毒ができる。また、
農閑期等にパイプの通気孔4の掃除とパイプ上の農地の
地中に空気を混入する目的で約2〜4キロ位の圧搾空
気、または、圧力水と大気圧を断続的に加える事によっ
て農地を耕す回数を減らすことが期待できる。
【0022】請求項6は、水受け皿の中心にW鉢のテー
パ付き空洞部7と一致するテーパ付き空洞部11と凸部
15を設け、そのテーパ付き空洞部11の回りに水を貯
められる様にした図2に示す様なW鉢用水受け皿で、図
3に示す様に鉢底近くまで通気孔4を設けたW鉢を、テ
ーパ付き空洞部11にはめ込みW鉢に水とテーパ付き空
洞部11より空気を供給できる様にしたもので、この水
受け皿10に水を貯められる量によって水やり回数を、
大幅に減らすことができる。また、このW鉢用水受け皿
の水の有無によって、植物に水をやる時が容易に分かっ
て便利である。また、W鉢用水受け皿の水に殺菌殺虫剤
等を混合しておくと、この水がW鉢を取り巻いてアリ、
ナメクジ、カタツムリ等がW鉢に進入するのを防止する
と共に消毒する事ができる。また、W鉢用水受け皿に水
溶液を入れて使えば水耕栽培装置になる。
【0023】請求項7は、請求項5の図1に示す様なW
鉢のテーパ付き空洞部7に請求項6の図2に示す様なW
鉢用水受け皿のテーパ付き空洞部11をはめ込み、通気
孔4の孔を利用して給水と、また凸部15によって水受
け皿をW鉢に固定する事が出来る様にした、図3に示す
様な、水受け皿付きW鉢(水耕栽培装置)で、例えば、
7号水受け皿付きW鉢(水貯め量1.5リットル)の場
合は、従来の植木鉢の植物に水を与える回数を、約10
対1に減らす事ができる。またこの水受け皿付きW鉢に
水溶液を入れて使えば、水耕栽培装置になる。また1年
間同じ条件で色々の植物を実験した結果この水受け皿付
きW鉢(水耕栽培装置)の植物は、従来の水受け皿付き
植木鉢の植物と比較して、その生長が約2〜5割よい。
また、鉢の深さの5分の1水を貯められる水受け皿付き
W鉢(水耕栽培装置)の水受け皿に1年間、常時水を満
した状態で色々の植物を生育した結果、ごく一部の多肉
性植物以外はその生長がよく根腐れしない。
【0024】請求項8は、図4に示す様に、受け台12
に図1に示す様な、W鉢のテーパ付き空洞部7と一致す
るテーパ付き空洞部13を設け、このテーパ付き空洞部
13を利用して、W鉢を受け台12に1個又は2個以上
取り付けられる様にし、W鉢の中央部にまでテーパ付き
空洞部13を通して空気を供給する図4に示す様な特徴
を持った、W鉢用受け台で、この一致するテーパ付き空
洞部13に図3、図7に示す様にW鉢をはめ込み固定す
る事によって、強い風等による、W鉢の転倒を防止する
ことができる。
【0025】請求項9は、請求項8の図4に示す様なW
鉢用受け台に、縁14を設けて水を貯められる様にし
て、図3、に示す様にW鉢を、テーパ付き空洞部13に
はめ込み、W鉢に、水とテーパ付き空洞部13より空気
を供給できる様にした、図5に示す様な特徴を持った、
W鉢用水受け皿付き受け台で、各W鉢の植物に水を与え
るのに、W鉢用水受け皿付き受け台の一箇所に水を補給
するだけで、上記、W鉢の作用により合理的に水やりが
出来る。また、W鉢用水受け皿付き受け台の水貯め量に
よって、大幅に水やり回数を減らすことができる。ま
た、各W鉢の植物の水の使用量が違っても水源が一つで
あるので、各W鉢ごとの植物の水の有無を気にする事が
ない。また、W鉢用水受け皿付き受け台に、水溶液を入
れてW鉢を取り付けて使うだけて水耕栽培装置になる。
また、大がかりなものとしては幾つかの適当な大きさの
W鉢用水受け皿付き受け台をホース等で連結し、水溶液
槽とつないだ水溶液をポンプ等で時間的にW鉢に供給で
きる様にする。そしてその使用方法はW鉢の植物の大き
さによって、時間的にW鉢用水受け皿付き受け台の、水
溶液面を水位感知器等によって上下調整し、植物は苗か
ら出荷時までW鉢を換えずに温室等で請求項2の通気装
置、請求項3の水貯め装置を利用し、植物の根に空気と
水と養分を、葉に熱光線を自動制御する水耕栽培の自動
化が期待できる。
【0026】請求項10は、図1に示す様な、W鉢のテ
ーパ付き空洞部7を利用して図2に示す様なW鉢用水受
け皿のテーパ付き空洞部11、または、W鉢用受け台等
のテーパ付き空洞部13と一致させることによりW鉢を
W鉢用水受け皿、または、W鉢用受け台等の凸部15
と、W鉢の通気孔4を利用して固定する事ができる様に
した、図3、図7に示す様な形で固定する、W鉢用固定
装置で、W鉢用水受け皿等の凸部15にW鉢をはめて通
気孔4を合わせる様に回すだけで容易に固定できるの
で、ラン等の様な背の高くなる植物の鉢、また強い風等
による鉢の転倒を防止することが出来る。また可動式の
水耕栽培装置等に利用すると良い。
【0027】請求項11は、基礎支柱穴6に取り付けた
基礎支柱5が、請求項4の効果により植木鉢1を基礎支
柱5によって、確実に支える事が出来るので、この基礎
支柱5を利用してそのまま図1のCに示す様な、吊りW
鉢、掛けW鉢、または図6に示す様な、吊りW花瓶、掛
けW花瓶にする事が出来る。また、W鉢をW花瓶として
使用する場合は、図6に示す様にテーパ付き空洞部7の
高さをW花瓶の上面近くまで設けて、水貯め溝2の深さ
をW花瓶の深さの約3分の2とする。この様に造る事に
よりW花瓶中央上部に、W花瓶底より空気が通り、花茎
の蒸れるのが従来より少なく花の持ちを良くすることが
できる。また、図7に示す様な水受け皿付きW花瓶の、
W花瓶用水受け皿を透明にすると、W花瓶内の水の使用
状態が容易に確認できて便利であると共に新鮮な水の涼
しさと美しさ、そして安定感と安心感を表現できる新し
い花瓶効果が生まれる。
【0028】請求項12は、請求項2の通気装置と請求
項4の基礎支柱装置及び請求項6のW鉢用水受け皿を組
み合わせた、図8に示す様な、W鉢用通気支柱水受け皿
で、植木鉢を中心から包む様に受け止め安定させ、植木
鉢内に鉢底より空気と水を供給する事が出来る。また、
容器等の底に孔を設けて取り付けると、また独特な水受
け皿つきW鉢等ができる。
【0029】請求項13は、請求項12のW鉢用通気支
柱水受け皿に、図9に示す様な形で取り付けられる様う
に加工した植木鉢または花瓶で、従来の植木鉢の底の孔
の径をテーパ付空洞部に合わせて取り付けられる様うに
しただけのもので、上記請求項7の水受け皿付きW鉢
(水耕栽培装置)と同等の機能を持った、水受け皿付き
W鉢になる。
【0030】請求項14は、請求項6のW鉢用水受け皿
の縁を高くした、図10に示す様な特徴を持ったW鉢用
水受け鉢で、W鉢を一体加工しにくい焼鉢等をW鉢用支
柱かご装置等と組み合わせて、W鉢、W花瓶等を造るの
に便利である。また、W鉢用水受け鉢を2個以上寄せ合
わせてプランターの様な、寄せW鉢等を造るのに便利で
ある。
【0031】請求項15は、請求項2の通気装置と、請
求項4の基礎支柱装置を組み合わせた、図11に示す様
な特徴を持ったW鉢用支柱かご装置で、上記請求項14
のW鉢用水受け鉢、と組み合わせてW鉢等を造るのに便
利である。
【0032】請求項16は、請求項14のW鉢用水受け
鉢と、請求項15のW鉢用支柱かご装置を組み合わせ支
線8を設けた、図12に示す様な特徴を持った支線付き
W鉢で水貯め量の大きい水受け皿付きW鉢、または、約
8号鉢以上のW鉢等を吊り鉢として使用する場合、基礎
支柱5の補強等に120度間隔に約1〜1.5ミリ位の
園芸用アルミ線等で支線8を設けるとそのバランスを取
るために便利である。
【0033】請求項17は、請求項15のW鉢用支柱か
ご装置の形を変えた、図1に示す様なW鉢の様な形にし
て全面に通気孔4を設けた図13に示す様な特徴を持っ
た、W鉢用支柱Wかご装置で請求項14のW鉢用水受け
鉢と組み合わせて通気性のよいかごW鉢等を造るのに便
利である。また、W鉢用支柱Wかご装置それ自体で吊り
かご鉢。またはいろいろの物を保存、乾燥する吊り乾燥
かご等になる。
【0034】請求項18は、請求項14のW鉢用水受け
鉢と請求項17のW鉢用支柱Wかご装置を組み合わせ
た、図14に示す様な特徴を持った、かごW鉢で、通気
性を特に好むラン等の鉢に適している。また、鉢の内面
がW型の籠になって底に水が貯えられるので、この中に
小さな合成樹脂製の柔らかい植木鉢等を3〜4個入れた
集合植木鉢又は寄せ植木鉢として花屋等の店で主にラン
等を入れて管理、商品とするの便利である。
【0035】請求項19は、請求項6のW鉢用水受け皿
と請求項17のW鉢用支柱Wかご装置を組み合わせた図
15に示す様な特徴を持った、水受け皿付き支柱Wかご
鉢で請求項7の水受け皿付きW鉢(水耕栽培装置)と同
等の機能を持ち、更に通気性を良くしたものでラン等の
鉢に適している。
【0036】請求項20は、請求項6のW鉢用水受け皿
と請求項18のかごW鉢を組み合わせた図16に示す様
な特徴を持った、水受け皿付きかごW鉢で、請求項19
と同等の機能を持ち更に上品である。
【0037】請求項21は、請求項1の図1のAに示す
様なW鉢を2個以上寄せ合わせた図17に示す様な特徴
を持った、寄せW鉢で、従来のプランターの様な寄せ鉢
に植えた植物よりW鉢の効果でその生長がよい。また、
この寄せW鉢を基盤として上記W鉢と同様に一連の付属
装置等ができる。例えば、寄せW鉢用水受け皿。水受け
皿付き寄せかごW鉢。寄せW鉢用通気支柱水受け皿等が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のW鉢の縦断面図 (B)本発明のW鉢の平面図 (C)本発明のW鉢の実施例を示す一部を切り欠いた斜
視図 (D)本発明のW鉢の基礎支柱5の側面図
【図2】(A)本発明のW鉢用水受け皿の縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿の平面図4 (C)本発明のW鉢用水受け皿の一部を切り欠いた斜視
【図3】(A)本発明の水受け皿付きW鉢(水耕栽培装
置)の実施例を示す縦断面図 (B)本発明の水受け皿付きW鉢(水耕栽培装置)の実
施例を示す一部を切り欠いた斜視図
【図4】(A)本発明のW鉢用受け台の縦断面図 (B)本発明のW鉢用受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用受け台の斜視図
【図5】(A)本発明のW鉢用受け皿付き受け台の縦断
面図 (B)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の平面図 (C)本発明のW鉢用水受け皿付き受け台の斜視図
【図6】(A)本発明のW鉢をW花瓶とした実施例を示
す縦断面図 (B)本発明のW鉢をW花瓶とした平面図 (C)本発明のW鉢をW花瓶とした実施例を示す一部を
切り欠いた斜視図
【図7】(A)本発明の水受け皿付きW鉢(水耕栽培装
置)を水受け皿付きW花瓶とした実施例を示す縦断面図 (B)本発明の水受け皿付きW鉢(水耕栽培装置)を水
受け皿付きW花瓶とした実施例を示す一部を切り欠いた
斜視図
【図8】(A)本発明のW鉢用通気支柱水受け皿の縦断
面図 (B)本発明のW鉢用通気支柱水受け皿の平面図 (C)本発明のW鉢用通気支柱水受け皿の一部を切り欠
いた斜視図
【図9】(A)本発明のW鉢用通気支柱水受け皿に植木
鉢を取り付けた実施例を示す縦断面図 (B)本発明のW鉢用通気支柱水受け皿に植木鉢を取り
付けた実施例を示す一部を切り欠いた斜視図
【図10】(A)本発明のW鉢用水受け鉢の縦断面図 (B)本発明のW鉢用水受け鉢の一部を切り欠いた斜視
【図11】(A)本発明のW鉢用支柱かご装置の縦断面
図 (B)本発明のW鉢用支柱かご装置の斜視図
【図12】(A)本発明の支線付きW鉢の縦断面図 (B)本発明の支線付きW鉢の実施例を示す一部を切り
欠いた斜視図
【図13】(A)本発明のW鉢用支柱Wかご装置の縦断
面図 (B)本発明のW鉢用支柱Wかご装置の一部を切り欠い
た斜視図
【図14】(A)本発明のかごW鉢の実施例を示す縦断
面図 (B)本発明のかごW鉢の実施例を示す一部を切り欠い
た斜視図
【図15】(A)本発明の水受け皿付き支柱Wかご鉢の
縦断面図 (B)本発明の水受け皿付き支柱Wかご鉢の実施例を示
す一部を切り欠いた斜視図
【図16】(A)本発明の水受け皿付きかごW鉢の縦断
面図 (B)本発明の水受け皿付きかごW鉢の実施例を示す一
部を切り欠いた斜視図
【図17】(A)本発明の寄せW鉢の縦断面図 (B)本発明の寄せW鉢の平面図 (C)本発明の寄せW鉢の実施例を示す一部を切り欠い
た斜視図
【符号の説明】 1 植木鉢 2 水貯め溝 3 植木鉢等 4 通気孔 5 基礎支柱 6 基礎支柱穴 7 テーパ付き空洞部 8 支線 10 水受け皿 11 テーパ付き空洞部 12 受け台 13 テーパ付き空洞部 14 縁 15 凸部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢の中に図1に示す様に、その植木
    鉢(1)より、3〜4号小さい合成樹脂製のテーパ付き
    植木鉢等(3)に、基礎支柱孔(6)通気孔(4)を加
    工したものを、鉢を伏せた形で、水が漏れないように接
    着剤等により取り付けて、植木鉢(1)の鉢底より中央
    部にまで達する、テーパ付き空洞部(7)を設け、その
    テーパ付き空洞部(7)を通して、植木鉢(1)の中央
    部にまで直接、空気を送ると共に、水貯め溝(2)に水
    を貯める目的をもった装置。
  2. 【請求項2】 図1に示す様に、植木鉢(1)の中に、
    植木鉢(1)の中央部にまで達するテーパ付き空洞部
    (7)を設け、そのテーパ付き空洞部(7)の面に多数
    の通気孔(4)を設けて、鉢底よりテーパ付き空洞部
    (7)を通して、植木鉢(1)の中央部にまで直接、空
    気を送る特徴を持った装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の図1に示す、植木鉢(1)の
    中央部にまで達するテーパ付き空洞部(7)に設けた、
    通気孔(4)の、孔あけ始め位置により水位を決定し、
    その位置まで水貯め溝(2)に、水を貯められる装置。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2のテーパ付き空洞部
    (7)の先端中心に、基礎支柱孔(6)を設け図1のA
    に示す、基礎支柱(5)のカラー鉄線等の先端をU字状
    に曲げて弾性を持たせ、この基礎支柱孔(6)に基礎支
    柱(5)をはめ込みその反発力で、基礎支柱(5)を基
    礎支柱孔(6)に固定する事により図1のCに示す様
    に、植木鉢(1)を基礎支柱(5)に依って支える事の
    出来る装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3、請求項4の装置の
    付いた植木鉢。又は花瓶。(請求項2、請求項3、請求
    項4の装置の付いた植木鉢を以下W鉢と言う。又この装
    置の付いた花瓶をW花瓶と言う)。
  6. 【請求項6】 図2に示す様に、水受け皿(10)に、
    図1に示す、W鉢のテーパ付き空洞部(7)と一致する
    テーパ付き空洞部(11)を設け、そのテーパ付き空洞
    部(11)の回りに、水を貯められる様にした水受け皿
    (10)に、図3、図7に示す様に、鉢底に給水孔
    (9)を設けたW鉢を、テーパ付き空洞部(11)には
    め込み、W鉢に、W鉢の給水孔(9)に水と、テーパ付
    き空洞部(11)より空気を供給出来る特徴を持った、
    W鉢用水受け皿。
  7. 【請求項7】 図4に示す様に、受け台(12)に、図
    1に示す、W鉢のテーパ付き空洞部(7)と一致する、
    テーパ付き空洞部(13)を設け、この一致するテーパ
    付き空洞部(13)を利用して、W鉢を受け台(12)
    に1個又は2個以上取り付けられる様にした、W鉢の中
    央部にまでテーパ付き空洞部(13)を通して空気を供
    給出来る特徴を持った、W鉢用受け台。
  8. 【請求項8】 図1に示す、W鉢のテーパ付き空洞部
    (7)を利用して図3、図7に示す様に、W鉢用水受け
    皿のテーパ付き空洞部(11)または、W鉢用受け台の
    テーパ付き空洞部(13)と、一致させることにより、
    W鉢をW鉢用水受け皿、または、W鉢用受け台にはめ込
    み固定する事の出来る、W鉢用装置。
  9. 【請求項9】 図5に示す様に、請求項7の図4に示す
    様な、W鉢用受け台に、水受け(14)を設けて水を貯
    められる様にして、W鉢を1個又は2個以上取り付けら
    れる様にした、W鉢に水と空気を供給出来る特徴を持っ
    た、W鉢用水受け皿付き受け台。
  10. 【請求項10】 図1のAに示す、請求項4の効果によ
    る基礎支柱孔(6)に取り付けた基礎支柱(5)を利用
    した、図1のCに示す様な、吊りW鉢、掛けW鉢。又は
    図6に示す様な、吊りW花瓶、掛けW花瓶。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8336254B2 (en) * 2000-12-04 2012-12-25 Iup Institut Fur Umweltpflege Ag Moulded body for improving cultivation conditions for plants
CN105325199A (zh) * 2015-11-13 2016-02-17 山东农业大学 一种简易通气贮水花盆
CN108738868A (zh) * 2018-08-15 2018-11-06 龙岩市农业科学研究所 一种新型花草培植杯
WO2023075707A3 (en) * 2021-11-01 2023-07-27 Temasek Life Sciences Laboratory Limited Planter and method for growing plants with air pruning

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