JPH0965692A - ドットプリンタのシャトル制御方式 - Google Patents

ドットプリンタのシャトル制御方式

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JPH0965692A
JPH0965692A JP21752395A JP21752395A JPH0965692A JP H0965692 A JPH0965692 A JP H0965692A JP 21752395 A JP21752395 A JP 21752395A JP 21752395 A JP21752395 A JP 21752395A JP H0965692 A JPH0965692 A JP H0965692A
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JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
current
state
printing
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP21752395A
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English (en)
Inventor
Masakazu Namekawa
雅一 滑川
Genichiro Kawamichi
源一郎 川道
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP21752395A priority Critical patent/JPH0965692A/ja
Publication of JPH0965692A publication Critical patent/JPH0965692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ステッピングモ−タに常に最適の
電流を流すことにより、印刷速度及び印刷品質を低下さ
せることなく、プリンタの消費電力を低減させることに
ある。 【解決手段】 ステッピングモ−タの動作状態(等速状
態と加速状態)に応じて、ステッピングモ−タに流れる
電流値を任意に変更することで、ステッピングモ−タに
常に最適の電流を流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモ−タを
用いたドットプリンタのシャトル機構部における電流制
御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にドットプリンタの印刷原理を示
す。
【0003】図4において、印刷用ハンマ(図示せず)
を搭載したハンマバンク200は、タイミングベルト2
70を介して、2個のプ−リ260に取り付けられてお
り、ステッピングモ−タ210によって、プ−リ260
の一方が駆動されると所定のストロ−ク幅で、水平方向
に往復運動する。ハンマバンク200が往復運動する過
程において、図示しない印刷制御装置により、前記の印
刷用ハンマが駆動され、インクリボン220を介して、
印刷用紙230の所定の位置に印刷を行う。ハンマバン
ク200の1ストロ−ク分の印刷が終了すると、ステッ
ピグモ−タ210が反対方向に回転することにより、ハ
ンマバンク200が反転し、次の印刷位置に移動するま
での間に、用紙搬送用モ−タ240により駆動される用
紙搬送用トラクタ250によって、印刷用紙230が所
定量搬送され、次のストロ−クの印刷が開始する。
【0004】図5に、1ストロ−ク分のハンマバンク2
00の速度波形を示す。
【0005】高品質な印刷を行うためには、図5におけ
る等速状態でのみ印刷を行うのが理想である。しかし、
ハンマバンク200の最高速度Vmaxは、ハンマがあ
るドットを印刷した後に次のドットを印刷できる時間
(以下ハンマの応答時間と称す)により決定される。こ
れは例えば、1インチ当たり180ドット(以下180
dpiと称す)の印刷を行う場合は、ハンマバンク20
0が1/180インチをハンマの応答時間よりも速い時
間で移動すると、ハンマが追従出来ず印刷出来ないため
である。従って、ハンマの応答時間が一定の場合、プリ
ンタの印刷速度を上げるためには、図5の加速状態及び
減速状態の時間を短くする必要がある。
【0006】図6及び図7に従来方式によるステッピン
グモ−タの駆動方式を示す。
【0007】図6は一般に定電圧駆動方式とよばれ、モ
−タコイル30に一定の電圧を印加する方式であり、モ
−タのコイルに流れる電流値は、抵抗器300の値によ
って決まる。
【0008】図7は、一般に電流検出型の定電流駆動方
式とよばれる方式であり、ステッピングモ−タの1相分
の回路を示す。図7において、トランジスタ30がオン
することにより、モ−タコイル30に流れた電流を抵抗
60で電圧に変換し、電圧比較回路40のA入力に入力
する。電圧比較回路40のB入力には電源電圧を抵抗器
70と80で分圧した電圧が入力されている。電圧比較
回路40はA入力とB入力の電圧を比較し、A入力の方
が電圧が高ければ、トランジスタ30をオフし、A入力
の方が電圧が低ければ、トランジスタ30をオンする。
これによりモ−タコイル20に流れる電流値が一定とな
る。
【0009】いずれの方式においても、従来は抵抗器8
0,90及び300の値が機器によって1種類であった
ため、ステッピングモ−タの動作状態において、モ−タ
コイル20に流れる電流値を切り替えることは出来なか
った。ステッピングモ−タの駆動トルクはモ−タコイル
20に流れる電流に比例するため、従来はステッピング
モ−タが最もトルクを必要とする加速状態に必要な電流
がモ−タコイル20に流れるように、抵抗器80、9
0、及び300の値が決定された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ハンマバンクが等速運
動をしているときは、加速運動や減速運動を行っている
ときに比べて必要な駆動トルクが小さいため、余分な電
流は熱となり消費される。
【0011】このためステッピングモ−タ本体やステッ
ピングモ−タの駆動回路が発熱し、これらの冷却に伴
い、機器のコストアップを招くという問題があった。ま
た同時にハンマバンクは、プリンタが印刷を行っている
間動き続けているため、プリンタが印刷している間、ス
テッピグモ−タが必要とする最大電流がステッピングモ
−タに流れ続け、機器の消費電流の増大を招くという問
題があった。
【0012】逆に機器の消費電流を低下させるために、
モ−タコイルに流れる電流を減少させると、ステッピン
グモ−タの駆動トルクが低下するため、加減速状態の時
間が長くなり、印刷速度が低下したり、加減速状態で印
刷を行うために印刷品質が低下するという問題があっ
た。
【0013】本発明の課題は、ステッピングモ−タに常
に最適の電流を流すことにより、印刷速度及び印刷品質
を低下させることなく、プリンタの消費電力を低減させ
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ステッピ
ングモ−タの動作状態に応じて、モ−タコイルに流れる
電流値を任意に変更することにより達成される。
【0015】
【作用】本発明によれば、ステッピングモ−タの動作状
態に応じて常に最適な電流を流すことが出来るため、印
刷速度及び印刷品質を低下させることなく、プリンタの
消費電流を低減することが出来る。
【0016】
【実施例】以下実施例図面を参照して本発明を詳述す
る。
【0017】図1に本発明の一実施例を示す。
【0018】図1は、電流検出型の定電流駆動方式であ
り、ステッピングモ−タの1相分の回路を示す。図1に
おいて今、抵抗器80は制御回路10のS出力により切
り替えられる切り替えスイッチ100によって0Vレベ
ルに接続されており、電圧比較回路40のB入力には、
電源電圧Vccを抵抗器70と80で分圧した電圧が入
力されている。また、制御回路10のD出力は”0”で
あり、二つの入力が”1”の時にのみ”1”を出力する
論理積回路50の出力は”0”である。この状態では、
NPN型のトランジスタ30はオフしており、モ−タコ
イル20と抵抗器60には電流が流れないため、電圧比
較回路40のA入力は0Vとなる。電圧比較回路40
は、二つの入力電圧のうち、A入力のほうが高い場合
は”0”を出力し、A入力のほうが低い場合には”1”
を出力するため、この場合”1”を出力している。この
状態で、ステッピングモ−タを駆動するために、制御回
路10がD出力を”1”にすると論理積回路50の出力
が”1”になり、トランジスタ30がオンすることによ
り、モ−タコイル20と抵抗器60に電流が流れる。モ
−タコイル20に流れる電流が上昇し、電圧比較回路4
0のA入力の方が高くなると電圧比較回路40は”0”
を出力し、トランジスタ30がオフする。これにより、
モ−タコイル20に流れる電流値が一定に保たれる。
【0019】ステッピングモ−タが加速状態から等速状
態に移行すると、制御回路10は切り替えスイッチ10
0を切り替え、抵抗器80よりも抵抗値が低い抵抗器9
0を0Vレベルに接続する。この状態では、電圧比較回
路40のB入力の電圧は、先の加速状態の場合よりも低
いため、モ−タコイル20に流れる電流値も加速状態の
場合よりも小さくなる。
【0020】図2に一般にパルス幅制御(PWM制御)
とよばれる制御方式を用いた本発明の第2実施例を示
す。
【0021】図2においてトランジスタ30は、制御回
路10のD出力によってのみオン、オフし、その時モ−
タコイル20に流れる電流波形とトランジスタ30のオ
ン、オフの関係を図3に示す。図3においてステッピン
グモ−タの加速状態においては制御回路10は、トラン
ジスタ30をオンにしたままにする。この時モ−タコイ
ル20には、抵抗器60の抵抗値で決まる図3の電流I
aが流れる。ステッピングモ−タが等速状態に移行する
と制御回路10は、トランジスタ30をある一定比率で
オン、オフをさせる。この時モ−タコイル20に流れる
電流は、図2の回路が有する時定数によって決まる曲線
を描きながら上昇または下降するため、平均値として図
3のIbとなる。
【0022】制御回路10は、トランジスタ30のオン
とオフの比率を変えることにより、モ−タコイルに流れ
る電流を任意に変えることが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればス
テピングモ−タの動作状態に応じて、常に最適な電流を
ステッピングモ−タに流すことが出来る。このことによ
り、プリンタの印刷速度及び印刷品質を低下させること
なく、消費電流を低減させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すステッピングモ−
タの駆動回路図
【図2】 本発明の第2実施例を示すステッピングモ−
タの駆動回路図
【図3】 本発明の第2実施例の電流波形を示す図
【図4】 ドットプリンタの印刷原理を示す図
【図5】 ハンマバンクの速度波形を示す図
【図6】 従来技術によるステッピングモ−タの駆動回
路図
【図7】 従来技術による他のステッピングモ−タの駆
動回路図
【符号の説明】
10は制御回路、20はモ−タコイル、30はトランジ
スタ、40は電圧比較回路、50は論理積回路、60、
70、80、90、300は抵抗器、100は切り替え
スイッッチ、200はハンマバンク、210はステッピ
ングモ−タ、220はインクリボン、230は印刷用
紙、240は用紙搬送用モ−タ、250は用紙搬送用ト
ラクタ、260はプ−リ、270はタイミングベルトで
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のプ−リを、印刷用ハンマを有する
    ハンマバンクが取り付けられたエンドレスの搬送体で結
    合し、前記プ−リの一方をステッピングモ−タによって
    駆動することにより、前記ハンマバンクを往復運動させ
    るドットプリンタのシャトル機構部において、前記ステ
    ッピングモ−タの動作状態に応じて、前記ステッピング
    モ−タに流れる電流値を任意に変更することを特徴とす
    るドットプリンタのシャトル制御方式。
  2. 【請求項2】 前記電流値の変更手段として、電圧比較
    回路の基準電圧を切り替えることによって行うことを特
    徴とする請求項1記載のドットプリンタのシャトル制御
    方式。
  3. 【請求項3】 前記電流値の変更手段として、トランジ
    スタのオン時間とオフ時間の比率を切り替えることによ
    って行うことを特徴とする請求項1記載のドットプリン
    タのシャトル制御方式。
JP21752395A 1995-08-25 1995-08-25 ドットプリンタのシャトル制御方式 Pending JPH0965692A (ja)

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JP21752395A JPH0965692A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 ドットプリンタのシャトル制御方式

Publications (1)

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JPH0965692A true JPH0965692A (ja) 1997-03-07

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JP21752395A Pending JPH0965692A (ja) 1995-08-25 1995-08-25 ドットプリンタのシャトル制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091971A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Brother Enterprise:Kk 遊技機におけるステッピングモータの駆動制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011091971A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Brother Enterprise:Kk 遊技機におけるステッピングモータの駆動制御装置

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Effective date: 20041104

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