JPH096530A - 座標位置入力装置 - Google Patents
座標位置入力装置Info
- Publication number
- JPH096530A JPH096530A JP7154321A JP15432195A JPH096530A JP H096530 A JPH096530 A JP H096530A JP 7154321 A JP7154321 A JP 7154321A JP 15432195 A JP15432195 A JP 15432195A JP H096530 A JPH096530 A JP H096530A
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- JP
- Japan
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- coordinate position
- electric signal
- input device
- digital signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報機器に用いられる座標位置入力装置に関
し、座標位置の検出部のばらつきを調整する作業を行わ
なくてもよい座標位置入力装置を提供することを目的と
する。 【構成】 ホール素子1の出力電圧(a)を増幅する増
幅器部3と、増幅された電気信号をデジタル信号に変換
するA/D変換部5と、変換されたデジタル信号を計算
する制御部9と、計算したデジタル信号を電気信号に変
換するD/A変換部7と、変換された電気信号をホール
素子1の制御電圧(b)として帰還するようにした構成
とすることにより、本発明の座標位置入力装置自身がホ
ール素子1のばらつきを調整することができる。
し、座標位置の検出部のばらつきを調整する作業を行わ
なくてもよい座標位置入力装置を提供することを目的と
する。 【構成】 ホール素子1の出力電圧(a)を増幅する増
幅器部3と、増幅された電気信号をデジタル信号に変換
するA/D変換部5と、変換されたデジタル信号を計算
する制御部9と、計算したデジタル信号を電気信号に変
換するD/A変換部7と、変換された電気信号をホール
素子1の制御電圧(b)として帰還するようにした構成
とすることにより、本発明の座標位置入力装置自身がホ
ール素子1のばらつきを調整することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報機器の画面カーソル
座標位置を入力するのに用いられる座標位置入力装置に
関するものである。
座標位置を入力するのに用いられる座標位置入力装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のこの種の座標位置入力装置
について図面を用いて説明する。
について図面を用いて説明する。
【0003】図2は従来の座標位置入力装置の構成を示
すブロック図であり、同図において21は検出部、22
は可変抵抗器、23は増幅部、24はA/D変換部、2
5は制御部である。
すブロック図であり、同図において21は検出部、22
は可変抵抗器、23は増幅部、24はA/D変換部、2
5は制御部である。
【0004】このように構成された従来の座標位置入力
装置における座標位置は検出部21で電気信号に変換さ
れるが、この電気信号は常に同じ値ではなくばらつきを
持つものであり、従ってこの検出部21からの電気信号
は可変抵抗器22でばらつきを調整して増幅部23に入
り、増幅部23で増幅した電気信号をA/D変換部24
でデジタル信号に変換して制御部25に入力するように
構成されたものであった。
装置における座標位置は検出部21で電気信号に変換さ
れるが、この電気信号は常に同じ値ではなくばらつきを
持つものであり、従ってこの検出部21からの電気信号
は可変抵抗器22でばらつきを調整して増幅部23に入
り、増幅部23で増幅した電気信号をA/D変換部24
でデジタル信号に変換して制御部25に入力するように
構成されたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、検出部21からの電気信号のばらつきを可
変抵抗器22で調整するという作業を行わなければなら
ず、構成が複雑になり、精度が悪いという問題点があっ
た。
の構成では、検出部21からの電気信号のばらつきを可
変抵抗器22で調整するという作業を行わなければなら
ず、構成が複雑になり、精度が悪いという問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、検出部からの電気信号のばらつきを調整する作業が
不要で精度の良い座標位置入力装置を提供することを目
的とするものである。
で、検出部からの電気信号のばらつきを調整する作業が
不要で精度の良い座標位置入力装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の座標位置入力装置は、座標位置を電気信号に
変換する検出部と、この検出部からの電気信号を増幅す
る増幅部と、この増幅部で増幅された電気信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部の
デジタル信号を計算する制御部と、この計算したデジタ
ル信号を電気信号に変換する変換部からなり、この変換
部からの電気信号を検出部に帰還するように構成したも
のである。
に本発明の座標位置入力装置は、座標位置を電気信号に
変換する検出部と、この検出部からの電気信号を増幅す
る増幅部と、この増幅部で増幅された電気信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部の
デジタル信号を計算する制御部と、この計算したデジタ
ル信号を電気信号に変換する変換部からなり、この変換
部からの電気信号を検出部に帰還するように構成したも
のである。
【0008】
【作用】この構成により検出部からの電気信号の値を制
御部で計算し、再び検出部へ帰還するために検出部のば
らつきを座標位置入力装置内で調整できることになる。
御部で計算し、再び検出部へ帰還するために検出部のば
らつきを座標位置入力装置内で調整できることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1は同実施例による座標位置入力装置の
構成を示すブロック図であり、図1において、10はX
方向座標位置検出部で、1はホール素子、3は増幅器
部、5はA/D変換部、7はD/A変換部である。ま
た、11はY方向座標位置検出部で、2はホール素子、
4は増幅器部、6はA/D変換部、8はD/A変換部で
あり、9は制御部である。なお、X方向座標位置検出部
10とY方向座標位置検出部11の動作原理は同じであ
るので説明についてはX方向座標位置検出部10で行う
こととする。
構成を示すブロック図であり、図1において、10はX
方向座標位置検出部で、1はホール素子、3は増幅器
部、5はA/D変換部、7はD/A変換部である。ま
た、11はY方向座標位置検出部で、2はホール素子、
4は増幅器部、6はA/D変換部、8はD/A変換部で
あり、9は制御部である。なお、X方向座標位置検出部
10とY方向座標位置検出部11の動作原理は同じであ
るので説明についてはX方向座標位置検出部10で行う
こととする。
【0011】まず、ホール素子1の出力電圧(a)はホ
ール素子1の制御電圧(b)とホール素子1に印加され
る磁束密度の積に比例する。この比例定数がホール素子
1によってばらつくので出力電圧(a)もばらつくが、
この原理を利用すると制御電圧(b)を可変することで
比例定数のばらつきを相殺できるので、出力電圧(a)
を任意の値に調整することが可能となる。つまり図1の
ホール素子1の出力電圧(a)を増幅器部3で増幅し、
A/D変換部5でデジタル信号に変換し、制御部9で取
り込むのであるが、このデジタル信号の値が任意の値と
なるようにD/A変換部7でホール素子1の制御電圧
(b)を制御することで上記のホール素子1の出力電圧
(a)のばらつきを調整することができる。
ール素子1の制御電圧(b)とホール素子1に印加され
る磁束密度の積に比例する。この比例定数がホール素子
1によってばらつくので出力電圧(a)もばらつくが、
この原理を利用すると制御電圧(b)を可変することで
比例定数のばらつきを相殺できるので、出力電圧(a)
を任意の値に調整することが可能となる。つまり図1の
ホール素子1の出力電圧(a)を増幅器部3で増幅し、
A/D変換部5でデジタル信号に変換し、制御部9で取
り込むのであるが、このデジタル信号の値が任意の値と
なるようにD/A変換部7でホール素子1の制御電圧
(b)を制御することで上記のホール素子1の出力電圧
(a)のばらつきを調整することができる。
【0012】また、Y方向座標位置検出部11について
も上記X方向座標位置検出部10と同じ方法でホール素
子2の制御電圧(d)でホール素子2の出力電圧(c)
のばらつきを調整することができる。
も上記X方向座標位置検出部10と同じ方法でホール素
子2の制御電圧(d)でホール素子2の出力電圧(c)
のばらつきを調整することができる。
【0013】なお、X方向の座標位置の検出とY方向の
座標位置の検出を時間的にずらして行うときは、X方向
座標位置検出部10のD/A変換部7と、Y方向座標位
置検出部11のD/A変換部8は同時に使用しないので
どちらか一つで良く、その一つのD/A変換部からの電
気信号をホール素子1とホール素子2の両方へ帰還する
構成とすることも可能である。
座標位置の検出を時間的にずらして行うときは、X方向
座標位置検出部10のD/A変換部7と、Y方向座標位
置検出部11のD/A変換部8は同時に使用しないので
どちらか一つで良く、その一つのD/A変換部からの電
気信号をホール素子1とホール素子2の両方へ帰還する
構成とすることも可能である。
【0014】また、X方向の座標位置の検出及びY方向
の座標位置の検出において各方向あたり2つのホール素
子を配し、その2つのホール素子の出力電圧信号を差動
増幅する構成とすることにより、環境的要因による出力
電圧の変動を相殺することができ、より精度の良い検出
を行うことが可能である。
の座標位置の検出において各方向あたり2つのホール素
子を配し、その2つのホール素子の出力電圧信号を差動
増幅する構成とすることにより、環境的要因による出力
電圧の変動を相殺することができ、より精度の良い検出
を行うことが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、座標位置を電気信号に変換する検出部と、この検出
部からの電気信号を増幅する増幅部と、この増幅部で増
幅された電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換
部と、このA/D変換部のデジタル信号を計算する制御
部と、この計算したデジタル信号を電気信号に変換する
D/A変換部と、このD/A変換部からの電気信号を検
出部に帰還するようにした構成により、座標位置の検出
部からの電気信号を本発明の座標位置入力装置自身が任
意の値に制御することができるので、検出部からの電気
信号のばらつきを可変抵抗器で調整する作業を行う必要
がない優れた性能を安定して発揮することが可能な座標
位置入力装置を実現できるものである。
は、座標位置を電気信号に変換する検出部と、この検出
部からの電気信号を増幅する増幅部と、この増幅部で増
幅された電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換
部と、このA/D変換部のデジタル信号を計算する制御
部と、この計算したデジタル信号を電気信号に変換する
D/A変換部と、このD/A変換部からの電気信号を検
出部に帰還するようにした構成により、座標位置の検出
部からの電気信号を本発明の座標位置入力装置自身が任
意の値に制御することができるので、検出部からの電気
信号のばらつきを可変抵抗器で調整する作業を行う必要
がない優れた性能を安定して発揮することが可能な座標
位置入力装置を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例の座標位置入力装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】従来の座標位置入力装置の構成を示すブロック
図
図
1 ホール素子 2 ホール素子 3 増幅器部 4 増幅器部 5 A/D変換部 6 A/D変換部 7 D/A変換部 8 D/A変換部 9 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 座標位置を電気信号に変換する検出部
と、この検出部からの電気信号を増幅する増幅部と、こ
の増幅部で増幅された電気信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換部と、このA/D変換部のデジタル信号を
計算する制御部と、この制御部で計算したデジタル信号
を電気信号に変換する変換部からなり、上記変換部から
の電気信号を上記検出部に帰還するよう構成した座標位
置入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154321A JPH096530A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 座標位置入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7154321A JPH096530A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 座標位置入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH096530A true JPH096530A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15581587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7154321A Pending JPH096530A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 座標位置入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH096530A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6546332B2 (en) | 2001-06-15 | 2003-04-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle-mounted navigation apparatus |
JP2010003310A (ja) * | 2009-08-10 | 2010-01-07 | Fujitsu Component Ltd | アクチュエータ |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP7154321A patent/JPH096530A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6546332B2 (en) | 2001-06-15 | 2003-04-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle-mounted navigation apparatus |
JP2010003310A (ja) * | 2009-08-10 | 2010-01-07 | Fujitsu Component Ltd | アクチュエータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |