JPH0965306A - 双方向通信システム - Google Patents

双方向通信システム

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JPH0965306A
JPH0965306A JP7213587A JP21358795A JPH0965306A JP H0965306 A JPH0965306 A JP H0965306A JP 7213587 A JP7213587 A JP 7213587A JP 21358795 A JP21358795 A JP 21358795A JP H0965306 A JPH0965306 A JP H0965306A
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JP
Japan
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station
communication
input
type
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Application number
JP7213587A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Katsuzou Mukai
克藏 向井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実サ−ビスに適用するに好適な双方向通信シ
ステムを提供する。 【構成】 第1の局10から第2の局20へは、互いに
異なる識別信号を有する第1種および第2種の情報の何
れか送信され、第2の局20から第1の局10へは、第
1種の情報に対応する第3種の情報と第2種の情報に対
応する第4種の情報の何れかが送信される。情報記憶部
27は、第1種および第3種の情報を対応付けて記憶す
る。通信制御部26は、第2の局20に到達した情報
が、第1種の情報および第2種の情報の何れであるかを
判定し、もし、その情報が第1種の情報である場合に
は、その情報に対応する第3種の情報を情報記憶部27
から取り出して第1の局10に送信し、もし、その情報
が第2種の情報である場合には、その情報に基づいて第
4種の情報が生成されて第1の局10に送信するととも
に、情報記憶部27に第3種の情報として追加記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会話者が双方向通
信により会話を行うことができる双方向通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】21世紀のマルチメディア情報通信社会
の構築に向けて、双方向通信システムの検討が多方面に
亘ってなされている。例えば、「原嶋ら、1995年電
子情報通信学会総合大会予稿集、SB−5−5」(従来
例1)、「余村ら、1995年電子情報通信学会総合大
会予稿集、SB−4−8」(従来例2)、「下間ら、1
995年電子情報通信学会総合大会予稿集、SB−4−
2」(従来例3)において、マルチメディアシステムに
関する研究発表がなされている。
【0003】従来例1では、VOD(Video on Demand
)やCATV(Cable Television)などの映像配信サ
ービスと電話サービスとを同時に提供するに際して、既
存のメタリックケーブル設備を利用したADSL(Asym
metrical Digital SubscriberLine)方式と、光ファイ
バを利用したシングルスターのFTTH(Fiber to the
Home )方式とを、適用領域別に経済性について比較検
討した結果が示されている。従来例2では、テレビ会
議、放送、教育などの画像サービスの特質を考慮してA
TM(Asynchronous Transfer Mode)網にて予約サービ
スを行う場合のシステム構成について検討がなされてい
る。従来例3では、センタ予測型先行配送方式と利用端
末予測型先行配送方式とが提案され、今後の課題等が提
起されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記3つの従来例を含
め、従来においては、双方向通信システムのネットワー
ク構成、方式、構成要素あるいはデバイスのようなハー
ドウェア面のみに注目して検討や提案はなされている
が、この双方向通信システムの利用者の立場に立ったソ
フトウェア面の検討はなされていない。即ち、この双方
向通信システムを用いてなされる具体的なサービスの内
容やサービスの展開の仕方についての提案や議論は極め
て少なく、実際のサービスを忘れた工学技術の研究開発
が先行している。従って、従来の双方向通信システムに
よって行われるサービスは、場合によっては、サービス
を享有すべき利用者にとって利用し難いものであるとい
う問題点があった。
【0005】例えば、双方向通信システムが教育に適用
される場合である。学習者が、学習到達度、不得手な科
目、学習を含めた行動予定などに応じて、学習内容のレ
ベル、学習科目、学習日時などを自ら選択したり、ま
た、同一内容を繰り返し学習したり、疑問点について質
問を発したり、或いは、大勢の学習者の中での自己の学
習到達レベルに関する情報を要求したりすることは、当
然に予想され得ることである。一方、教育者側にとって
も、大勢の学習者を相手にして、個々の学習者の上記の
ような要求に応えて教育することが必要である。しか
し、これらのことは、従来の双方向通信システムでは困
難であった。
【0006】また、例えば、双方向通信システムがカウ
ンセリングに適用される場合にも問題がある。カウンセ
リングを受けたいと考えているクライエントは、相談内
容や都合のよい相談日時などについて、それぞれ異なる
希望を有しているのに対して、カウンセラは、大勢のク
ライエントの個々の希望に応えてカウンセリングを行う
必要がある。しかし、クライエントそれぞれの相談内容
に適したカウンセラが対応することも、また、クライエ
ントそれぞれの希望する日時どおりにカウンセリングを
行うことも、従来の双方向通信システムでは困難であっ
た。
【0007】また、例えば、双方向通信システムがVO
Dシステムに適用される場合には、クライエントが映画
等を一度選択してしまえば、その後はセンタ局からクラ
イエント側に選択された映画が一方的に送信されて完了
するだけである。即ち、従来のシステムでは、クライエ
ント側が単に「情報を選択する」だけであり、最も大切
な人間の感情や意志を相手側に送信する手段を有してい
ない。通信カラオケに適用される場合も同様である。即
ち、従来のシステムは、「双方向」と言いながらも、利
用者の感情や意志を相互に送信することができないとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、実際のサービスに適用するに好適な双
方向通信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1ないし請
求項19に係る発明は以下のとおりである。請求項1に
係る双方向通信システムは、第1の局と第2の局との間
で双方向通信を行う双方向通信システムであって、(1)
第1の局に配され、第1の識別信号を有する第1種の情
報および第1の識別信号とは異なる第2の識別信号を有
する第2種の情報が入力される第1の情報入力手段と、
(2) 第2の局に配され、第1種の情報に対応する第3種
の情報および第2種の情報に対応する第4種の情報が入
力される第2の情報入力手段と、(3) 第1の局に配さ
れ、第2の情報入力手段に入力された第3種の情報また
は第4種の情報を受け取り出力する第1の情報出力手段
と、(4) 第2の局に配され、第1の情報入力手段に入力
された第1種の情報または第2種の情報を受け取り出力
する第2の情報出力手段と、(5) 第1種の情報と第2の
情報とを互いに対応付けて記憶する情報記憶手段と、
(6) 第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段
に到達した情報が有する識別信号が第1の識別信号およ
び第2の識別信号の何れであるかを判定し、その結果に
基づいて情報が第1種の情報および第2種の情報の何れ
であるかを判断する情報種判定手段と、(7)情報種判定
手段により第2の情報出力手段が第1種の情報を受信し
たと判断された場合に、第1種の情報に対応する第3種
の情報を情報記憶手段から取り出して、第2の情報入力
手段から第1の情報出力手段へ向けて送信する第1の回
答手段と、(8) 情報種判定手段により第2の情報出力手
段が第2種の情報を受信したと判断された場合に、第2
種の情報に基づいて第4種の情報を生成し、第2の情報
入力手段から第1の情報出力手段へ向けて送信する第2
の回答手段と、(9) 第2種の情報および第2の回答手段
において第2種の情報に基づいて生成された第4種の情
報それぞれの内容を、第1種および第3種の情報として
互いに対応付けて情報記憶手段に記憶する追加記憶手段
と、を備えることを特徴とする。
【0010】この双方向通信システムでは、第2の局に
到達した情報は、情報種判定手段によって第1種および
第2種の情報の何れであるかが判定される。第2の局に
到達した情報が第1種の情報であると判定された場合に
は、第1の回答手段によって、その第1種の情報に対応
する第3種の情報が情報記憶手段から取り出されて第1
の局へ送信される。第2の局へ到達した情報が第2種の
情報であると判定された場合には、第2の回答手段によ
って、第2種の情報に基づいて第4種の情報が生成され
て、第1の局へ送信されるとともに、情報記憶手段によ
って、この第2種および第4種の情報の内容がそれぞれ
第1種および第3種の情報として互いに対応付けられて
情報記憶手段に記憶される。これによって、情報記憶手
段に既に記憶されている第1種および第3種の情報を双
方向に通信することができるとともに、利用者に応じて
第2種および第4種の情報を双方向に通信することがで
きる。
【0011】請求項2に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の局側の映像を撮像する第1の映像撮像部と、
(2) 第1の映像撮像部で撮像された映像を第2の局側に
表示する第1の映像表示部と、を更に備える。請求項3
に係る双方向通信システムは、(1) 第2の局側の映像を
撮像する第2の映像撮像部と、(2) 第2の映像撮像部で
撮像された映像を第1の局側に表示する第2の映像表示
部と、を更に備える。この場合、第1および第2の映像
撮像部と第1および第2の映像表示部とによって、第1
および第2の局それぞれの会話者の映像を相手局に表示
することができる。
【0012】請求項4に係る双方向通信システムでは、
第1種ないし第4種の情報は、それぞれ、音声情報、文
字図形情報および画像イメ−ジ情報の任意の組み合わせ
で構成される。請求項5に係る双方向通信システムは、
第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段に到
達した伝達媒体選択信号に基づいて、第1種ないし第4
種の情報の伝達媒体として、音声情報、文字図形情報お
よび画像イメ−ジ情報の任意の組み合わせから選択する
情報伝達媒体選択手段を更に備える。この場合、会話者
は、情報伝達媒体選択手段で選択された情報伝達媒体の
任意の組み合わせで通信を行うことができる。
【0013】請求項6に係る双方向通信システムは、第
1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段に到達
した通信方式選択信号に基づいて、第2の情報出力手段
が第2種の情報を受信すると直ちに第2種の情報に対応
する第4種の情報が第1の情報出力手段に送信されるオ
ンライン通信方式と、第2の情報出力手段が第2種の情
報を受信した後に所定の時間経過後に第2種の情報に対
応する第4種の情報が第1の情報出力手段に送信される
オフライン通信方式と、の何れか一方を選択する通信方
式選択手段を更に備える。この場合、会話者は、通信方
式選択手段で選択されたオンラインおよびオフライン通
信方式の何れかの方式で通信を行うことができる。
【0014】請求項7に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段
に到達した第1の局と第2の局との間の通信の通信開始
日時を予約指定する予約指示信号と第2の局における通
信予約状況とに基づいて、通信を予約設定する通信予約
手段と、(2) 通信予約手段によって予約設定されている
通信を通信開始日時に開始する通信開始手段と、を更に
備える。この場合、会話者は、通信予約手段によって予
約された通信開始日時に、通信開始手段によって通信を
行うことができる。
【0015】請求項8に係る双方向通信システムは、通
信開始日時および通信開始日時までの待ち時間の双方ま
たは何れか一方を第1の局側に表示する通信開始日時表
示手段を更に備える。請求項9に係る双方向通信システ
ムでは、通信開始日時表示手段は、待ち時間を、待ち時
間に対応する音声情報または画像イメ−ジ情報として表
示する。
【0016】請求項10に係る双方向通信システムは、
情報記憶手段に記憶されている第3種の情報について所
定項目に関して統計処理する統計処理手段を更に備え
る。請求項11に係る双方向通信システムは、統計処理
手段により統計処理された結果を第1の局側に表示する
統計処理結果表示手段を更に備える。この場合、第3種
の情報について、何人がアクセスしたか、誰が何時アク
セスしたか、グル−プ化された情報毎に何人がアクセス
したかなどの項目に関して統計処理され、その結果は第
1の局側に表示される。
【0017】請求項12に係る双方向通信システムは、
第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段に到
達した第2種の情報について受信頻度を計数する受信頻
度計数手段を更に備える。請求項13に係る双方向通信
システムは、受信頻度計数手段により計数された結果を
第1の局側に表示する受信頻度計数結果表示手段を更に
備える。この場合、第1および第2の局の間でやり取り
される情報について通信頻度が計数され、その結果は第
1の局側に表示される。
【0018】請求項14に係る双方向通信システムは、
第2種の情報および第4種の情報を、所定の項目で類別
して情報記憶手段に記憶させる記憶情報類別手段を更に
備える。この場合、第2種および第4種の情報は、日付
別、順番別、グル−プ別などの項目に分類されて情報記
憶手段に記憶される。
【0019】請求項15に係る双方向通信システムは、
第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力手段に到
達した第1種の情報の内容の正誤について検査する情報
内容検査手段を更に備える。請求項16に係る双方向通
信システムは、情報内容検査手段により検査された結果
を第1の局側に表示する情報内容検査結果表示手段を更
に備える。請求項17に係る双方向通信システムは、情
報内容検査手段により検査された結果に基づいて第3種
の情報を編集し、編集された第3種の情報を第1の情報
出力手段に送信し表示させる情報編集手段を更に備え
る。この場合、情報内容検査手段によって、第1の局か
ら第2の局に送信された第1種の情報の内容の正誤が検
査され、その検査結果は情報内容検査結果表示手段によ
って第1の局側に表示され、更に、その検査結果に基づ
いて情報編集手段によって第3種の情報は編集されて第
1の局側に送信される。
【0020】請求項18に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の局における利用者それぞれに応じた暗証番号
が通信許可暗証番号として予め記憶されている暗証番号
記憶手段と、(2) 第1の情報入力手段に入力され第2の
情報出力手段に到達した暗証番号を、通信許可暗証番号
と照合する暗証番号照合手段と、(3) 暗証番号照合手段
において暗証番号と通信許可暗証番号とが一致したと判
断された場合には、第1の局と第2の局との間の通信を
許可し、そうでない場合には、第1の局と第2の局との
間の通信を禁止する通信許可手段と、を更に備える。こ
の場合、第1の局の会話者は、通信開始に先立って入力
された暗証番号と暗証番号記憶手段に予め登録されてい
る通信許可暗証番号とが一致すると暗証番号照合手段に
よって判断された場合にのみ、通信許可手段により通信
を許可される。
【0021】請求項19に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の局における特定の利用者それぞれに応じた利
用者番号が特定利用者番号として予め登録されている特
定利用者番号記憶手段と、(2) 第1の情報入力手段に入
力され第2の情報出力手段に到達した利用者番号を、特
定利用者番号と照合する特定利用者番号照合手段と、
(3) 特定利用者番号照合手段において利用者番号と特定
利用者番号とが一致したと判断された場合に、第1の情
報出力手段に警告情報を送信し表示させる警告表示手段
と、を更に備える。この場合、特定利用者番号記憶手段
に予め登録されている特定利用者は、通信開始に先立っ
て入力された利用者番号と特定利用者番号記憶手段に予
め登録されている特定利用者番号とが一致すると特定利
用者番号照合手段によって判断されると、警告表示手段
により警告を受ける。
【0022】また、請求項20ないし請求項32に係る
発明は以下のとおりである。請求項20に係る双方向通
信システムは、第1の局側に第1の情報入力手段と第1
の情報出力手段とが備えられ、第2の局側に第2の情報
入力手段と第2の情報出力手段とが備えられ、第1の情
報入力手段から入力された情報が第2の情報出力手段に
出力され、第2の情報入力手段から入力された情報が第
1の情報出力手段に出力されて、第1の局側の第1の会
話者と第2の局側の第2の会話者との間で双方向通信に
より会話を行う双方向通信システムであって、(1) 会話
が可能な項目の一覧を第1の情報出力手段に表示する通
信項目一覧表示手段と、(2) 一覧に基づき第1の会話者
により選択されて第1の情報入力手段に入力され第2の
情報出力手段に到達した通信項目選択信号に基づいて通
信項目を選択する通信項目選択手段と、(3) 第1の会話
者により第1の情報入力手段に入力され第2の情報出力
手段に到達した第1の局と第2の局との間の通信開始日
時を予約指定する予約指示信号と第2の局における通信
予約状況とに基づいて、第1の局と第2の局との間の通
信開始日時を予約設定する通信予約手段と、(4) 通信予
約手段によって予約設定されている通信を通信開始日時
に開始する通信開始手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0023】この双方向通信システムでは、通信項目一
覧表手段によって会話可能な項目の一覧が第1の情報出
力手段に表示され、通信項目選択信号に基づいて通信項
目選択手段によってその一覧の中から通信項目が選択さ
れ、また、予約指示信号と通信予約状況とに基づいて通
信予約手段によって通信開始日時が予約設定され、通信
開始手段によって通信開始日時に通信が開始される。こ
れによって、予め設定された通信項目について予約され
た日時に通信を開始することができる。
【0024】請求項21に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の会話者により第1の情報入力手段に入力され
第2の情報出力手段に到達した、通信予約手段により予
約設定されている通信の優先度を示す優先度指示信号に
基づいて、予約設定されている通信の優先度を設定する
優先度設定手段と、(2) 予約設定されている通信の内、
優先度が高い通信については、優先度が低い通信に優先
させて、第1の局と第2の局との間の通信を開始する優
先度順通信開始手段と、を更に備える。請求項22に係
る双方向通信システムでは、優先度順通信開始手段は、
予約設定されている通信の内、優先度が最も高い通信に
ついては、直ちに第1の局と第2の局との間の通信を開
始する。この場合、優先度指示信号に基づいて優先度設
定手段によって通信の優先度が設定され、優先度順通信
開始手段によって優先度順に通信が開始される。
【0025】請求項23に係る双方向通信システムは、
第1の会話者により第1の情報入力手段に入力され第2
の情報出力手段に到達した第1の局と第2の局との間の
通信所用時間を予約指定する通信所用時間予約指示信号
に基づいて、第1の局と第2の局との間の通信所用時間
を予約設定する通信所用時間予約手段を更に備える。こ
の場合、通信開始日時に加えて通信所用時間も通信所用
時間予約手段によって予約されるので、より正確な通信
予約システムとなる。
【0026】請求項24に係る双方向通信システムは、
通信開始日時および通信開始日時までの待ち時間の双方
または何れか一方を第1の局側に表示する通信開始日時
表示手段を更に備える。請求項25に係る双方向通信シ
ステムでは、通信開始日時表示手段は、待ち時間を、待
ち時間に対応する音声情報または画像イメ−ジ情報とし
て表示する。
【0027】請求項26に係る双方向通信システムは、
第1の会話者により第1の情報入力手段に入力され第2
の情報出力手段に到達した伝達媒体選択信号に基づい
て、第1の局と第2の局との間の通信の伝達媒体とし
て、音声情報、文字図形情報および画像イメ−ジ情報の
何れか一つまたは任意の組み合わせから選択する情報伝
達媒体選択手段を更に備える。この場合、会話者は、情
報伝達媒体選択手段で選択された情報伝達媒体の任意の
組み合わせで通信を行うことができる。
【0028】請求項27に係る双方向通信システムは、
第1の会話者により第1の情報入力手段に入力され第2
の情報出力手段に到達した通信の概略内容を示す通信概
略内容指示情報に従って、通信の概略内容を予め設定す
る通信概略内容設定手段を更に備える。この場合、通信
項目だけでなく通信の概略内容をも通信概略内容設定手
段により予め設定しておくことができるので、通信開始
日時からの通信を円滑に進めることができる。
【0029】請求項28に係る双方向通信システムは、
通信項目選択手段によって選択された通信項目それぞれ
についての通信状況を整理する項目別通信状況整理手段
を更に備える。この場合、項目別通信状況整理手段によ
って、通信項目それぞれについて、通信の延べ時間、通
信頻度などの通信状況が整理される。
【0030】請求項29に係る双方向通信システムは、
第1の会話者により第1の情報入力手段に入力され第2
の情報出力手段に到達した第2の会話者を指名する会話
者指名信号に基づいて、第2の会話者を指定する会話者
選択手段を更に備える。請求項30に係る双方向通信シ
ステムは、通信項目に応じて予め定められた複数の会話
者候補それぞれに関する会話者属性情報を第1の局側に
表示する会話者候補表示手段を更に備える。この場合、
第1の会話者は、会話者候補表示手段によって表示され
た複数の会話者候補それぞれの会話者属性情報を参照し
て、会話者選択手段により希望する第2の会話者を指名
することができる。
【0031】請求項31に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の局における第1の会話者それぞれに応じた暗
証番号が通信許可暗証番号として予め記憶されている暗
証番号記憶手段と、(2) 第1の情報入力手段に入力され
第2の情報出力手段に到達した暗証番号を、通信許可暗
証番号と照合する暗証番号照合手段と、(3) 暗証番号照
合手段において暗証番号と通信許可暗証番号とが一致し
たと判断された場合には、第1の局と第2の局との間の
通信を許可し、そうでない場合には、第1の局と第2の
局との間の通信を禁止する通信許可手段と、を更に備え
る。この場合、第1の会話者は、通信開始に先立って入
力された暗証番号と暗証番号記憶手段に予め登録されて
いる通信許可暗証番号とが一致すると暗証番号照合手段
によって判断された場合にのみ、通信許可手段により通
信を許可される。
【0032】請求項32に係る双方向通信システムは、
(1) 第1の局における特定の第1の会話者それぞれに応
じた利用者番号が特定利用者番号として予め登録されて
いる特定利用者番号記憶手段と、(2) 第1の情報入力手
段に入力され第2の情報出力手段に到達した利用者番号
を、特定利用者番号と照合する特定利用者番号照合手段
と、(3) 特定利用者番号照合手段において利用者番号と
特定利用者番号とが一致したと判断された場合に、第1
の情報出力手段に警告情報を送信し表示させる警告表示
手段と、を更に備える。この場合、特定利用者番号記憶
手段に予め登録されている特定の第1の会話者は、通信
開始に先立って入力された利用者番号と特定利用者番号
記憶手段に予め登録されている特定利用者番号とが一致
すると特定利用者番号照合手段によって判断されると、
警告表示手段により警告を受ける。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。尚、図面の説明におい
て同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
【0034】(第1の実施形態)先ず、第1の実施形態
について説明する。図1は、第1の実施形態に係る双方
向通信システムの構成図である。図2は、第1の実施形
態に係る双方向通信システムのネットワ−ク構成図であ
る。
【0035】クライエント局(第1の局)10に、情報
入力部12、情報出力部13、映像撮像部14および映
像表示部15が備えられ、一方のセンタ局(第2の局)
20に、情報入力部22、情報出力部23、映像撮像部
24、映像表示部25、通信制御部26および情報記憶
部27が備えられている。センタ局(第2の局)20
は、1つの独立した局であってもよいが、相互にネット
ワ−クで結ばれた複数の局であってもよい。このネット
ワ−クには、更に、1つまたは複数のクライエント局
(第1の局)10が結ばれている。
【0036】クライエント局10にいる会話者11は、
このネットワ−クを通じて、希望のセンタ局20と双方
向通信を行うことができる。即ち、クライエント局10
の情報入力部12に入力された情報はセンタ局20の情
報出力部23に到達し、逆に、センタ局20の情報入力
部22に入力された情報はクライエント局10の情報出
力部13に到達し、これによって両者の間で双方向通信
が可能である。
【0037】情報入力部12,22それぞれは、例え
ば、会話者の音声を入力するマイクロホン、文字図形を
入力するためのキ−ボ−ドまたは手書き入力装置、ある
いは、情報出力部13,23の画面上で位置指示するマ
ウス等が用いられ、情報出力部13,23それぞれは、
例えば、相手側から到達した音声を出力するスピ−カ、
相手側から送られてきた文字図形情報や画像イメ−ジ情
報を出力するCRT画面等が用いられる。また、情報入
力部12と情報出力部13とは一体化されてパソコンあ
るいはワ−クステ−ションであってもよい。情報入力部
22と情報出力部23も同様である。この場合、それぞ
れの局にいる会話者は、相手局に送るべき情報を編集あ
るいは作成して、相手局に送信することができる。ま
た、映像撮像部14,24と映像表示部15,25とが
設けられていると、クライエント局10とセンタ局20
のそれぞれにいる会話者の映像を相手側に表示すること
ができ、両者の間の通信を円滑に進めることができる。
【0038】クライエント局10とセンタ局20との間
で通信される情報は、後述するような種々の通信条件を
選択するための信号を除くと、基本的には4種類の情報
からなる。第1種および第2種の情報は、クライエント
局10の情報入力部12に入力されてセンタ局20の情
報出力部23に送信される情報であり、第3種および第
4種の情報は、センタ局20の情報入力部22に入力さ
れてクライエント局10の情報出力部13に送信される
情報である。第1種および第2種の情報はそれぞれ、互
いに異なる識別信号を有し、この識別信号によって何れ
であるかが判定可能である。この識別信号は、例えば、
第1種および第2種の情報それぞれのヘッダ部分に付加
された信号である。第3種の情報は、第1種の情報に対
応して予め定められている情報であり、第4種の情報
は、第2種の情報に対応して新たに生成される情報であ
る。即ち、第1種および第3種の情報は、第1および第
2の局の間でやり取りされる定型的・標準的な情報であ
り、第2種および第4種の情報は、非定型的な情報であ
る。例えば、第3種の情報は、クライエント局10の会
話者11が選択して獲得することができる学習ビデオ、
テスト問題、定型的な回答情報であり、第1種の情報
は、予め情報記憶部27に記憶されている上記第3種の
情報を選択するための情報である。一方、第2種の情報
は、会話者11による新たな質問であり、第4種の情報
は、その質問に対する回答である。
【0039】情報記憶部27は、以上のような第1種の
情報と第3種の情報との対を対応付けて記憶している。
また、第2種の情報およびそれに対応して生成された第
4種の情報の内容を、それぞれ第1種および第3種の情
報として互いに対応付けて追加記憶する。尚、情報記憶
部27は、予め標準情報として第1種および第3種の情
報を記憶するものと、本システム利用の経過の中で生成
される第1種および第3種の情報を追加記憶していくも
のと、2つの記憶部から構成されていてもよい。更に、
前者は、適宜グル−プ化されたデ−タベ−ス毎に構成さ
れていてもよいし、後者は、クライエント局10側の利
用者毎に構成されていてもよい。情報記憶部27は、例
えば、磁気ディスク、磁気テ−プ、半導体メモリなどで
ある。
【0040】通信制御部26は、クライエント局10か
らセンタ局20の情報出力部23に到達した情報に含ま
れている識別信号に基づいて、その情報が第1種の情報
と第2種の情報の何れであるかを判定する。そして、通
信制御部26は、その情報が第1種の情報であると判断
した場合には、その情報に対応して情報記憶部27に記
憶されている第3種の情報を取り出して、その第3種の
情報を情報入力部22に入力し、クライエント局10の
情報出力部13に送信する。一方、通信制御部26は、
センタ局20の情報出力部23に到達した情報が第2種
の情報であると判断した場合には、その情報に対応する
第4種の情報は、新たに生成され情報入力部22に入力
されてクライエント局10の情報出力部13に送信され
る。そして、その第2種および第4種の情報の内容は、
第4種の情報が生成される度に、或いは、一定の期間蓄
積した後に、第1種および第3種の情報として情報記憶
部27に記憶される。通信制御部26は、例えば、コン
ピュ−タである。
【0041】第1種ないし第4種の情報は、音声情報、
文字図形情報および画像イメ−ジ情報の任意の組み合わ
せで構成されていてもよい。通信制御部26は、第1種
ないし第4種の情報の伝達媒体として、音声情報、文字
図形情報および画像イメ−ジ情報の任意の組み合わせか
ら選択する情報伝達媒体選択手段を備えていてもよい。
この場合、例えば、クライエント局10の会話者11に
よって情報入力部12に入力された信号に基づいて、通
信制御部26が設定する。
【0042】次に、本実施形態に係る双方向通信システ
ムが教育の分野へ適用される場合を例にして、より詳細
に説明する。この場合、クライエント局10は例えば家
庭や図書館等であり、センタ局20は例えば塾や学校で
ある。そして、クライエント局10にいる会話者11
は、本システムを利用して学習しようとするものであ
り、センタ局20には、必要に応じて教師がいる。ま
た、第1種の情報は、学習内容等を選択指示する情報で
あり、第3種の情報は、その選択された学習内容等の情
報であり、これらの情報が情報記憶部27に記憶されて
いる。第2種の情報は、その学習内容についての質問情
報(反応、意見等も含む)であり、第4種の情報は、そ
の質問に対する回答情報である。図3は、クライエント
局10の情報出力部13に表示される画面例を示す図で
ある。
【0043】まず、通信制御部26は、学習項目一覧
(第3種の情報の項目一覧)をクライエント局10の情
報出力部13に表示し、会話者(学習者)11は、その
学習項目一覧の中から、学習したいと考えている学習項
目(例えば、「数学の一次方程式」)を選択する(図3
(a))。その学習内容を選択指示する情報(第1種の
情報)は、情報入力部12に入力されて、センタ局20
側に送信される。
【0044】学習内容を選択指示する情報(第1種の情
報)がセンタ局20に到達すると、通信制御部26は、
その情報が第1種の情報と第2種の情報の何れであるか
を判定し、その結果、その情報が第1種の情報であると
判断する。そして、通信制御部26は、その情報に対応
して情報記憶部27に予め記憶されている学習内容に関
する情報(第3種の情報)を取り出し、情報入力部22
に入力し、クライエント局10側に送信する。
【0045】学習内容に関する情報(第3種の情報)
は、クライエント局10に到達すると、情報出力部13
に出力される(図3(b))。そして、会話者(学習
者)11は、「数学の一次方程式」に関して学習するこ
とができる。この時、情報出力部13に出力される学習
内容に関する情報(第3種の情報)は、音声、文字ある
いは画像のいずれであってもよいし、これらの任意の組
合わせであってもよい。学習が一通り終了すると、最後
にテスト問題が情報出力部13に表示され(図3
(c))、会話者(学習者)11がその問題に解答する
と、その解答が情報入力部12からセンタ局20に送信
されてセンタ局20の通信制御部26により自動採点さ
れ、その採点結果がセンタ局20から送信されて、情報
出力部13に表示される(図3(d))こととしてもよ
い。
【0046】クライエント局10において学習内容に関
する情報(第3種の情報)が全て出力し終わると、会話
者(学習者)11は、その学習内容について質問をする
ことができる。これに際して、通信制御部26は、情報
記憶部27に記憶されている質問項目の一覧をクライエ
ント局10の情報出力部13に表示させる。この質問項
目一覧には、予め情報記憶部27に記憶されているもの
に加えて、これまでにセンタ局10が受け取った質問情
報およびその回答情報の内容がそれぞれ第1種および第
3種の情報として情報記憶部27に記憶されているもの
も含まれる。通信制御部26は、その時点までの多数の
質問情報を分類し頻度の多い項目順に並べ替え、この並
べ替えた質問項目一覧をクライエント局10の情報出力
部13に表示させてもよい。そして、クライエント局1
0の会話者(学習者)11は、その質問項目一覧の中か
ら自己の質問したい項目を選択し、質問項目を選択指示
する信号(第1種の情報)を情報入力部12に入力す
る。もし、会話者(学習者)11が質問したい項目が、
情報出力部13に表示された質問項目一覧の中に存在し
ない場合は、会話者(学習者)11は、質問情報(第2
種の情報)を生成して情報入力部12に入力する。ここ
で生成される質問情報(第2種の情報)は、例えば、質
問内容を文書表現したテキストデ−タである。
【0047】質問情報(第1種あるいは第2種の情報の
何れか)がセンタ局20に到達すると、通信制御部26
は、その質問情報が第1種の情報および第2種の情報の
何れであるかを判定する。その判定の結果、もし、質問
情報が第1種の情報であると判断した場合には、通信制
御部26は、その質問情報(第1種の情報)に対応する
回答情報(第3種の情報)を情報記憶部27から取り出
して情報入力部22に入力し、クライエント局10側に
送信する。反対に、質問情報が第2種の情報であると判
断した場合には、通信制御部26は、その質問情報(第
2種の情報)に対応して生成ざれる回答情報(第4種の
情報)を情報入力部22に入力し、クライエント局10
側に送信する。そして、これらの情報の内容が第1種お
よび第3種の情報として情報記憶部27に記憶される。
【0048】回答情報(第3種あるいは第4種の情報の
何れか)は、クライエント局10に到達すると、情報出
力部13に出力され、会話者(学習者)11は、自己の
発した質問に対する回答を得ることができる。質問情報
と回答情報も、音声、文字あるいは画像のいずれであっ
てもよいし、これらの任意の組合わせであってもよい。
【0049】このようにして、クライエント局10とセ
ンタ局20との間で、質問情報と回答情報とをやりとり
することにより、人と人との触れ合いが可能となり、1
対1の個性的情報交流が可能となる。更に、質問情報の
送信に際して、映像撮像部14で撮像した会話者11の
映像(動画と静止画の何れでもよい)をセンタ局20の
映像表示部25に表示してもよく、また、回答情報の送
信に際して、映像撮像部24で撮像したセンタ局20側
の教師の映像をクライエント局10の映像表示部15に
表示してもよく、この場合、より親密感を持って質疑を
行うことができる。すなわち、必要に応じて,TV電話
を介した個人家庭教師の関係を作り出すことができる。
質問点も事前にセンタ局20側は把握できているので、
より効果的に説明することができる。
【0050】以上のようなクライエント局10とセンタ
局20との間の通信方式は、オフライン通信方式でも、
オンライン通信方式による即時通話でも構わない。通信
制御部26は、オンライン通信方式およびオフライン通
信方式の何れかを選択する通信方式選択手段を備えてい
てもよい。この場合、クライエント局10の会話者11
は、通信方式を選択指示する信号を情報入力部12に入
力し、通信制御部26は、その信号に基づいて何れかの
方式を設定する。オンライン通信方式の場合には、会話
者それぞれの映像を映像撮像部14,24で撮像し、そ
れぞれの映像を互いに相手側の映像表示部15,25に
表示することによって、相互に相手の会話者の顔や動作
を見ながら、質問と回答をTV電話スタイルで行うこと
ができる。これは、クライエント局10の会話者11の
個性や要望度、緊急度に応じて幅広く自由に選択できる
のが好ましい。
【0051】また、通信制御部26は、通信予約手段を
備えていてもよい。この場合、クライエント局10の会
話者11は、回答情報の入手を希望する日時あるいは優
先度(緊急度)を情報入力部12に入力することによ
り、質疑の日時を予約する(図3(e))。通信制御部
26は、質問情報を受け取った後に、予約指定された日
時に、あるいは、優先度レベル(例えば、即時、1時間
以内、本日中、3日以内等)に応じて、回答情報をクラ
イエント局10に送信する。また、通信制御部26は、
回答情報をセンタ局20からクライエント局10に送信
する通信開始日時、あるいは通信開始日時までの待ち時
間を、クライエント局10側に表示する通信開始日時表
示手段を備えていてもよいし、また、その待ち時間を直
接的な表現で表示する替わりに、その待ち時間に応じた
音声あるいは画像として表示してもよい。
【0052】また、通信制御部26は、情報記憶部27
に記憶されている定型的・標準的な情報(第3種の情
報)それぞれについて、例えば、何人の学習者がアクセ
スしたか、特定の学習者がアクセスしたか否か、等に関
して統計処理する統計処理手段を有してもよい。更に、
クライエント局10の会話者11は、その統計処理結果
を情報出力部13上で参照できることとしてもよい。
【0053】また、通信制御部26は、センタ局20が
受け取った質問情報の頻度を計数する質問頻度計数手段
を備えてもよい。他のクライエント局の会話者もその質
問頻度を参照できるようにすれば、当該他のクライエン
ト局の会話者は、既になされた質疑応答の内容を見るこ
とにより、自己の疑問に対する回答を早期に入手するこ
とができる。質問情報とそれに対する回答情報とを質問
頻度順に並べ替えて、例えば上位10位までの質疑応答
の内容を情報提供することとしてもよい。
【0054】また、通信制御部26は、質問情報および
回答情報を、アクセスされた日付けごとに分類したり、
アクセスされた順番に並べ替えたり、或いは、グル−プ
別に分類する記憶情報類別手段を備えてもよい。更に、
クライエント局10の会話者11は、その結果を情報出
力部13上で参照できることとしてもよい。
【0055】また、通信制御部26は、センタ局20側
の会話者(教師)を選択する会話者選択手段をも備えて
もよい。この場合、通信制御部26は、センタ局20に
控えている教師それぞれに関する情報を、クライエント
局10の情報出力部13に表示させ、会話者(学習者)
11は、その情報を基に教師を選択する。その選択する
旨の信号は、情報入力部12に入力されセンタ局20側
に送信される。更に映像撮像部14,24および映像表
示部15,25をも用いることにより、より "人間対人
間" の触れ合いを得ることができる。
【0056】また、本システムが教育分野に適用される
場合には特に、通信制御部26が会話者(学習者)11
の学習進捗状況を情報出力部13に表示させることによ
り、会話者(学習者)11は、自己の学習進捗状況を一
目で理解することができる。また、会話者(学習者)1
1が複数いる場合に、会話者(学習者)11それぞれの
進捗状況だけでなく、学習者全体の進捗状況をも参照で
きるようにしておけば、何人の学習者がどこまで進捗し
たか、トップの学習者はどこまで進捗しているか、学習
者全体のテストの得点のばらつきはいくらか、誤解答が
多い問題は何か、学習者全体の中での自己の順位は何位
か、など、さなざまな分析情報を知ることができる。即
ち、会話者(学習者)11それぞれの学習状況と全体の
学習状況とについて情報を得ることができ、さらに、過
去の誤解答ばかりを集めた問題が編集されて提供され、
そして、会話者(学習者)11は今後の学習の励みとす
ることができる。
【0057】また、通信制御部26は、暗証番号照合手
段を備えてもよい(図3(f))。この場合、会話者1
1それぞれに応じた暗証番号が、予めセンタ局20に登
録されており、クライエント局10の情報入力部12に
入力された暗証番号は、センタ局20に登録された暗証
番号と照合され、もし、登録された暗証番号と一致すれ
ば、クライエント局10とセンタ局20との間の通信が
許可される。また、通信制御部26は、特定利用者排除
手段を備えてもよい。この場合、特定の会話者11それ
ぞれに応じた特定利用者番号が、予めセンタ局20に登
録されており、クライエント局10の情報入力部12に
入力された利用者番号は、センタ局20に登録された特
定利用者番号と照合され、もし、登録された特定利用者
番号と一致すれば、クライエント局10とセンタ局20
との間の通信が禁止され、更に、クライエント局10に
対し警告を発する。
【0058】以上のように、本システムが教育分野に適
用される場合には、クライエント局10の会話者(学習
者)11は、学習したい日時に、学習したい内容を、何
度でも、そして、自己の学習ペ−スに応じて学習を進め
ることができる。また、会話者(学習者)11は、自己
の学習の進捗や試験結果を参照することができ、学習者
全体の進捗状況や試験結果、さらに、学習者全体の中で
の自己のレベルを知ることができる。また、会話者(学
習者)11は、センタ局20に対して質問を発すること
により、センタ局20との間で双方向でやりとりをする
ことができ、その際にオンライン通信方式だけでなくオ
フライン通信方式も可能であり、また、音声だけでなく
文字や画像でやりとりができる。したがって、気の弱い
会話者(学習者)11であっても安心して学習に参加で
き、時間をより有効に活用することができ、更に、会話
者(学習者)が小中学生である場合における塾通いのた
めの夜遅い外出の問題が解消される。
【0059】尚、本システムは、上述の教育分野への適
用に限られるものではなく、例えば、講演会への適用も
可能である。この場合、クライエント局10にいる会話
者(聴講者)11は、本システムを利用して、自己が聴
講したいと考える講演を選択する情報(第1種の情報)
をセンタ局20に送信して、センタ局20にいる講演者
の講演(第3種の情報)を聴くとともに、講演者に対し
て質問(第2種の情報)を発し、講演者から回答(第4
種の情報)を得ることができる。
【0060】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。図4は、第2の実施形態に係る双方
向通信システムの構成図である。
【0061】クライエント局(第1の局)30に、情報
入力部32および情報出力部33が備えられ、一方のセ
ンタ局(第2の局)40に、情報入力部42、情報出力
部43、通信制御部46および情報記憶部47が備えら
れている。
【0062】前述の第1の実施形態と同様に、センタ局
(第2の局)40は、1つの独立した局であってもよい
が、相互にネットワ−クで結ばれた複数の局であっても
よい。このネットワ−クには、更に、1つまたは複数の
クライエント局(第1の局)30が結ばれている。クラ
イエント局30にいる会話者31は、このネットワ−ク
を通じて、希望のセンタ局40にいる会話者41と双方
向通信によって会話を行うことができる。即ち、クライ
エント局30の情報入力部32に入力された情報はセン
タ局40の情報出力部43に到達し、逆に、センタ局4
0の情報入力部42に入力された情報はクライエント局
30の情報出力部33に到達し、これによって会話者3
1と会話者41との間で双方向通信によって会話をする
ことができる。
【0063】情報入力部32,42それぞれは、例え
ば、会話者の音声を入力するマイクロホン、文字図形を
入力するためのキ−ボ−ドまたは手書き入力装置、ある
いは、情報出力部の画面上で位置指示するマウス等が用
いられ、情報出力部33,43それぞれは、例えば、相
手側から到達した音声を出力するスピ−カ、相手側から
送られてきた文字図形情報や画像イメ−ジ情報を出力す
るCRT画面等が用いられる。また、情報入力部32と
情報出力部33とは一体化されてパソコンあるいはワ−
クステ−ションであってもよい。情報入力部42と情報
出力部43も同様である。更に、クライエント局30と
センタ局40のそれぞれに映像撮像部と映像表示部とが
設けられてもよい。この場合には、それぞれの局にいる
会話者31,41の映像を相手側に表示することがで
き、両者の間の会話をより円滑に進めることができる。
【0064】通信制御部46は、通信(会話)が可能な
項目の一覧をクライエント局30の情報出力部33に表
示させる。また、クライエント局30の会話者31がそ
の一覧表示に基づいて選択して情報入力部32に入力し
てセンタ局40側に到達した通信項目を選択指示する通
信項目選択信号を受け取り、また、会話者31が情報入
力部32に入力してセンタ局40側に到達した通信開始
を希望する日時を予約指定する予約指示信号を受け取っ
て、予約状況をも考慮して、クライエント局30とセン
タ局40との間の通信項目と通信開始日時とを予約設定
する。通信制御部46は、例えば、コンピュ−タであ
る。
【0065】情報記憶部47は、通信が可能な項目、予
約状況、センタ局40側の会話者41に関する情報など
を記憶する。これらの情報は、必要に応じて、クライエ
ント局30の情報出力部33に表示される。情報記憶部
47は、例えば、磁気ディスク、磁気テ−プ、半導体メ
モリなどである。
【0066】次に、本実施形態に係る双方向通信システ
ムがカウンセリング分野に適用される場合を例にして、
より詳細に説明する。この場合、クライエント局(第1
の局)30は例えば家庭あるいは公共施設であり、会話
者31は相談を受けようとするクライエントであり、セ
ンタ局(第2の局)40は例えば相談所であり、会話者
41はカウンセラである。会話者(カウンセラ)41
は、例えば、国家資格や民間認定資格などの一定の資格
を有した人が専任で担当するのが好ましい。図5は、ク
ライエント局30の情報出力部33に表示される画面例
を示す図である。
【0067】まず、通信制御部46は、情報記憶部47
に記憶されている相談項目一覧を、クライエント局30
の情報出力部33に表示させる(図5(a))。相談項
目は、例えば、学校での悩みに関する相談、職場での悩
みに関する相談、家庭内での悩みに関する相談、地域で
の悩みに関する相談、育児相談、結婚相談、進路相談、
就職相談、転職相談、老人介護相談、年金相談、税金相
談、法律相談、健康相談、住宅相談、教育相談、宗教相
談などである。会話者(クライエント)31は、この一
覧の中から相談項目を選択して情報入力部32に入力す
る。また、通信制御部46は、情報記憶部47に記憶さ
れている予約状況を、クライエント局30の情報出力部
33に表示させる(図5(b))。会話者(クライエン
ト)31は、この予約状況を情報出力部33上で参照し
た上で、自己の希望する相談開始日時を情報入力部32
に入力し予約設定する。通信制御部46は、会話者(ク
ライエント)31によって入力されたこれらの相談項目
と相談開始日時とを受け取り、情報記憶部47に記憶し
て予約状況に関する情報を更新する。そして、通信制御
部46は、予約された日時になると、クライエント局3
0とセンタ局40との間の通信(カウンセリング)を可
能にし、会話者(クライエント)31は、予約した相談
項目に適した会話者(カウンセラ)41との間の会話が
できるようになる。
【0068】なお、会話者(クライエント)31と会話
者(カウンセラ)41との会話に際しては、音声による
会話だけでなく、文字図形情報、画像イメ−ジ情報、あ
るいは、相手方の人物映像を交えてもよいし、これらの
任意の組み合わせであってもよく、更に、会話者31,
41がこれらから選択することが可能であってもよい。
【0069】また、通信制御部46は、会話者(クライ
エント)31により指定された相談の優先度に関する信
号を受け取り、その優先度に応じてクライエント局30
とセンタ局40の間で通信(カウンセリング)を開始す
る優先度順通信開始手段を有してもよい。この場合、優
先度が最高ランクである相談については、直ちに、会話
者(クライエント)31は、センタ局40の会話者(カ
ウンセラ)41のカウンセリングを受けることができ
る。
【0070】また、通信制御部46は、相談に要する時
間をも予約する通信所用時間予約手段を有してもよい。
この場合、通信制御部46は、会話者(クライエント)
31により情報入力部32に入力された通信所用時間を
予約指示する信号を受け取り、その信号に基づいて予約
設定する。
【0071】また、通信制御部46は、会話者(クライ
エント)31と会話者(カウンセラ)40との相談開始
日時、あるいは相談開始日時までの待ち時間を、クライ
エント局30側に表示してもよいし、また、その待ち時
間を直接的な表現で表示する替わりに、その待ち時間に
応じた音声あるいは画像として表示してもよい。例え
ば、待ち時間を、植物や動物の成長過程(例えば、蛙の
卵→おたまじゃくし→足が生えたおたまじゃくし→手が
生えたおたまじゃくし→蛙)で表現すれば(図5
(c))、ユ−モア性があって、時間に追われる圧迫感
を少しでも低減することができ、また、その後の会話者
(クライエント)31と会話者(カウンセラ)41との
間のカウンセリングがスム−ズに進むことにもつなが
る。
【0072】また、通信制御部46は、予約されている
通信について、予約状況(空き情報、緊急度別予約件
数、相談項目別予約件数など)を整理する機能を有して
もよいし、その結果をクライエント局30の情報出力部
33に表示させてもよい。
【0073】また、通信制御部46は、相談項目だけで
なく、相談内容の概略をも予め設定する通信概略内容設
定手段を有してもよい。この場合、通信制御部46は、
会話者(クライエント)31が入力した相談項目に加え
て相談内容の概略をも受け取り、情報記憶部47に記憶
しておく。そして、センタ局40側の会話者(カウンセ
ラ)41は、その相談内容概略を事前に読んでおくこと
により、会話者(クライエント)31とのカウンセリン
グについて予備知識を得ることができる。
【0074】また、通信制御部46は、それまでの相談
項目ごとの相談状況(件数、相談の延べ時間など)につ
いて整理する項目別通信状況整理手段を有してもよい
し、その結果をクライエント局30の情報出力部33に
表示させてもよい。
【0075】また、通信制御部46は、会話者(クライ
エント)31が選択した相談項目に適した会話者(カウ
ンセラ)41に関する情報(例えば、性別、年齢、経験
年数、相談件数、専門分野など)の一覧を、クライエン
ト局30の情報出力部33に表示する会話者候補表示手
段を備えてもよいし、会話者(クライエント)31がそ
の一覧の中から希望する会話者(カウンセラ)41を選
択することができる会話者選択手段を備えてもよい(図
5(d))。会話者(クライエント)31の2回目以降
の相談において、以前の相談に応じてくれた会話者(カ
ウンセラ)41を再度希望する場合には、その会話者
(カウンセラ)41を再び指名することができる。
【0076】また、前述の第1の実施形態で述べた暗証
番号照合手段や特定利用者排除手段を備えてもよい。
【0077】以上のように、本システムがカウンセリン
グ分野に適用される場合には、会話者(クライエント)
31は、希望する日時に、希望する相談項目について、
その相談項目に適した会話者(カウンセラ)41あるい
は自己が指定する会話者(カウンセラ)41に、カウン
セリングを受けることができる。また、会話者(クライ
エント)31が予め相談内容の概略をセンタ局40に送
信しておく場合、会話者(カウンセラ)41は事前に予
備知識を得ることができるので、予約された限られたカ
ウンセリング時間を有効に活用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明
は、第1の局と第2の局との間の双方向通信システムに
おいて、それぞれの局には情報入力手段と情報出力手段
とが備えられて、第1の局から第2の局へは、互いに異
なる識別信号を有する第1種および第2種の情報の何れ
かが送信され、第2の局から第1の局へは、第1種の情
報に対応する第3種の情報と第2種の情報に対応する第
4種の情報の何れかが送信される。情報記憶手段は、第
1種および第3種の情報を予め対応付けて記憶する。そ
して、第1の局から第2の局へ到達した情報は、第1種
の情報であるか第2種の情報であるかが判定され、も
し、第1種の情報であると判定された場合には、その情
報に対応する第3種の情報が情報記憶手段から取り出さ
れて第1の局側に送信され、もし、第2種の情報である
と判定された場合には、その情報に基づいて第4種の情
報が生成されて第1の局側に送信されるとともに、情報
記憶手段に記憶される。このような構成にしたので、複
数の会話者が共通に利用可能な情報については、第1の
局の会話者は、自己が送信した第1種の情報に対応する
第3種の情報を獲得することができるし、一方で、それ
ぞれの会話者に固有の情報については、第1の局の会話
者は、第2の局側と個別に情報交換することができる。
更に、情報伝達媒体の選択、オンライン/オフライン通
信方式の選択、通信日時の予約、通信項目に関する統計
処理等の手段を備えることにより、第1の局と第2の局
との間の通信は、より一層、親密なものとなり利用し易
いものとなる。
【0079】特に、本システムが教育分野に適用される
と、学習者は、学習したい日時に、学習したい内容を、
何度でも、そして、自己の学習ペ−スに応じて学習を進
めることができ、また、自己の学習の進捗やテスト結果
を参照することができ、学習者全体の進捗状況や試験結
果、さらに、学習者全体の中での自己のレベルを知るこ
とができる。また、学習者は、センタ局に対して質問を
発することにより、センタ局との間で双方向でやりとり
をすることができ、その際にオンライン通信方式だけで
なくオフライン通信方式も可能であり、また、音声だけ
でなく文字や画像でやりとりができる。したがって、気
の弱い学習者であっても安心して学習に参加でき、時間
をより有効に活用することができ、更に、学習者が小中
学生である場合における塾通いのための夜遅い外出の問
題が解消される。
【0080】また、本発明は、第1の局と第2の局との
間で会話者が会話を行う双方通信システムにおいて通信
開始日時と通信項目とを予め予約する手段を備えること
としたので、一方の局の会話者は、予約した日時に、予
め設定された通信項目に適した他方の局の会話者と通信
を行うことができる。更に、通信概略内容の相手局への
事前通知、通信状況の表示、相手局側の会話者の選択等
の手段を備えることにより、それぞれの局の会話者は、
より好適な条件の下で通信を行うことができる。
【0081】特に、本システムがカウンセリング分野に
適用されると、クライエントは、希望する日時に、希望
する相談項目について、その相談項目に適したカウンセ
ラあるいは自己が指定するカウンセラに、カウンセリン
グを受けることができる。また、クライエントが予め相
談内容の概略をカウンセラ側に送信しておく場合、カウ
ンセラは事前に予備知識を得ることができるので、予約
された限られたカウンセリング時間を有効に活用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る双方向通信システムの構
成図である。
【図2】第1の実施形態に係る双方向通信システムのネ
ットワ−ク構成図である。
【図3】第1の実施形態に係る双方向通信システムのク
ライエント局の情報出力部に表示される画面例を示す図
である。
【図4】第2の実施形態に係る双方向通信システムの構
成図である。
【図5】第2の実施形態に係る双方向通信システムのク
ライエント局の情報出力部に表示される画面例を示す図
である。
【符号の説明】
10…クライエント局、11…会話者(学習者)、12
…情報入力部、13…情報出力部、14…映像撮像部、
15…映像表示部、20…センタ局、22…情報入力
部、23…情報出力部、24…映像撮像部、25…映像
表示部、26…通信制御部、27…情報記憶部、30…
クライエント局、31…会話者(クライエント)、32
…情報入力部、33…情報出力部、40…センタ局、4
1…会話者(カウンセラ)、42…情報入力部、43…
情報出力部、46…通信制御部、47…情報記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/173 H04N 7/167

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の局と第2の局との間で双方向通信
    を行う双方向通信システムであって、 前記第1の局に配され、第1の識別信号を有する第1種
    の情報および前記第1の識別信号とは異なる第2の識別
    信号を有する第2種の情報が入力される第1の情報入力
    手段と、 前記第2の局に配され、前記第1種の情報に対応する第
    3種の情報および前記第2種の情報に対応する第4種の
    情報が入力される第2の情報入力手段と、 前記第1の局に配され、前記第2の情報入力手段に入力
    された前記第3種の情報または前記第4種の情報を受け
    取り出力する第1の情報出力手段と、 前記第2の局に配され、前記第1の情報入力手段に入力
    された前記第1種の情報または前記第2種の情報を受け
    取り出力する第2の情報出力手段と、 前記第1種の情報と前記第2の情報とを互いに対応付け
    て記憶する情報記憶手段と、 前記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力
    手段に到達した情報が有する識別信号が前記第1の識別
    信号および前記第2の識別信号の何れであるかを判定
    し、その結果に基づいて前記情報が前記第1種の情報お
    よび前記第2種の情報の何れであるかを判断する情報種
    判定手段と、 前記情報種判定手段により前記第2の情報出力手段が前
    記第1種の情報を受信したと判断された場合に、前記第
    1種の情報に対応する前記第3種の情報を前記情報記憶
    手段から取り出して、前記第2の情報入力手段から前記
    第1の情報出力手段へ向けて送信する第1の回答手段
    と、 前記情報種判定手段により前記第2の情報出力手段が前
    記第2種の情報を受信したと判断された場合に、前記第
    2種の情報に基づいて前記第4種の情報を生成し、前記
    第2の情報入力手段から前記第1の情報出力手段へ向け
    て送信する第2の回答手段と、 前記第2種の情報および前記第2の回答手段において前
    記第2種の情報に基づいて生成された前記第4種の情報
    それぞれの内容を、前記第1種および前記第3種の情報
    として互いに対応付けて前記情報記憶手段に記憶する追
    加記憶手段と、 を備えることを特徴とする双方向通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の局側の映像を撮像する第1の
    映像撮像部と、 前記第1の映像撮像部で撮像された前記映像を前記第2
    の局側に表示する第1の映像表示部と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載の双方向通
    信システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の局側の映像を撮像する第2の
    映像撮像部と、 前記第2の映像撮像部で撮像された前記映像を前記第1
    の局側に表示する第2の映像表示部と、 を更に備えることを特徴とする請求項2記載の双方向通
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1種ないし前記第4種の情報は、
    それぞれ、音声情報、文字図形情報および画像イメ−ジ
    情報の任意の組み合わせで構成される、ことを特徴とす
    る請求項1記載の双方向通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の情報入力手段に入力され前記
    第2の情報出力手段に到達した伝達媒体選択信号に基づ
    いて、前記第1種ないし前記第4種の情報の伝達媒体と
    して、音声情報、文字図形情報および画像イメ−ジ情報
    の任意の組み合わせから選択する情報伝達媒体選択手段
    を更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の双方向
    通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の情報入力手段に入力され前記
    第2の情報出力手段に到達した通信方式選択信号に基づ
    いて、前記第2の情報出力手段が前記第2種の情報を受
    信すると直ちに前記第2種の情報に対応する前記第4種
    の情報が前記第1の情報出力手段に送信されるオンライ
    ン通信方式と、前記第2の情報出力手段が前記第2種の
    情報を受信した後に所定の時間経過後に前記第2種の情
    報に対応する前記第4種の情報が前記第1の情報出力手
    段に送信されるオフライン通信方式と、の何れか一方を
    選択する通信方式選択手段を更に備える、ことを特徴と
    する請求項1記載の双方向通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の情報入力手段に入力され前記
    第2の情報出力手段に到達した前記第1の局と前記第2
    の局との間の通信の通信開始日時を予約指定する予約指
    示信号と前記第2の局における通信予約状況とに基づい
    て、前記通信を予約設定する通信予約手段と、 前記通信予約手段によって予約設定されている通信を前
    記通信開始日時に開始する通信開始手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載の双方向通
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記通信開始日時および前記通信開始日
    時までの待ち時間の双方または何れか一方を前記第1の
    局側に表示する通信開始日時表示手段を更に備える、こ
    とを特徴とする請求項7記載の双方向通信システム。
  9. 【請求項9】 前記通信開始日時表示手段は、前記待ち
    時間を、前記待ち時間に対応する音声情報または画像イ
    メ−ジ情報として表示する、ことを特徴とする請求項8
    記載の双方向通信システム。
  10. 【請求項10】 前記情報記憶手段に記憶されている前
    記第3種の情報について所定項目に関して統計処理する
    統計処理手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1
    記載の双方向通信システム。
  11. 【請求項11】 前記統計処理手段により統計処理され
    た結果を前記第1の局側に表示する統計処理結果表示手
    段を更に備える、ことを特徴とする請求項10記載の双
    方向通信システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の情報入力手段に入力され前
    記第2の情報出力手段に到達した前記第2種の情報につ
    いて受信頻度を計数する受信頻度計数手段を更に備え
    る、ことを特徴とする請求項1記載の双方向通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記受信頻度計数手段により計数され
    た結果を前記第1の局側に表示する受信頻度計数結果表
    示手段を更に備える、ことを特徴とする請求項12記載
    の双方向通信システム。
  14. 【請求項14】 前記第2種の情報および前記第4種の
    情報を、所定の項目で類別して前記情報記憶手段に記憶
    させる記憶情報類別手段を更に備える、ことを特徴とす
    る請求項1記載の双方向通信システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の情報入力手段に入力され前
    記第2の情報出力手段に到達した前記第1種の情報の内
    容の正誤について検査する情報内容検査手段を更に備え
    る、ことを特徴とする請求項1記載の双方向通信システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記情報内容検査手段により検査され
    た結果を前記第1の局側に表示する情報内容検査結果表
    示手段を更に備える、ことを特徴とする請求項15記載
    の双方向通信システム。
  17. 【請求項17】 前記情報内容検査手段により検査され
    た結果に基づいて前記第3種の情報を編集し、編集され
    た前記第3種の情報を前記第1の情報出力手段に送信し
    表示させる情報編集手段を更に備える、ことを特徴とす
    る請求項15記載の双方向通信システム。
  18. 【請求項18】 前記第1の局における利用者それぞれ
    に応じた暗証番号が通信許可暗証番号として予め記憶さ
    れている暗証番号記憶手段と、 前記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力
    手段に到達した暗証番号を、前記通信許可暗証番号と照
    合する暗証番号照合手段と、 前記暗証番号照合手段において前記暗証番号と前記通信
    許可暗証番号とが一致したと判断された場合には、前記
    第1の局と前記第2の局との間の通信を許可し、そうで
    ない場合には、前記第1の局と前記第2の局との間の通
    信を禁止する通信許可手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載の双方向通
    信システム。
  19. 【請求項19】 前記第1の局における特定の利用者そ
    れぞれに応じた利用者番号が特定利用者番号として予め
    登録されている特定利用者番号記憶手段と、 前記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力
    手段に到達した利用者番号を、前記特定利用者番号と照
    合する特定利用者番号照合手段と、 前記特定利用者番号照合手段において前記利用者番号と
    前記特定利用者番号とが一致したと判断された場合に、
    前記第1の情報出力手段に警告情報を送信し表示させる
    警告表示手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載の双方向通
    信システム。
  20. 【請求項20】 第1の局側に第1の情報入力手段と第
    1の情報出力手段とが備えられ、第2の局側に第2の情
    報入力手段と第2の情報出力手段とが備えられ、前記第
    1の情報入力手段から入力された情報が前記第2の情報
    出力手段に出力され、前記第2の情報入力手段から入力
    された情報が前記第1の情報出力手段に出力されて、前
    記第1の局側の第1の会話者と前記第2の局側の第2の
    会話者との間で双方向通信により会話を行う双方向通信
    システムであって、 会話が可能な項目の一覧を前記第1の情報出力手段に表
    示する通信項目一覧表示手段と、 前記一覧に基づき前記第1の会話者により選択されて前
    記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力手
    段に到達した通信項目選択信号に基づいて通信項目を選
    択する通信項目選択手段と、 前記第1の会話者により前記第1の情報入力手段に入力
    され前記第2の情報出力手段に到達した前記第1の局と
    前記第2の局との間の通信開始日時を予約指定する予約
    指示信号と前記第2の局における通信予約状況とに基づ
    いて、前記第1の局と前記第2の局との間の通信開始日
    時を予約設定する通信予約手段と、 前記通信予約手段によって予約設定されている通信を前
    記通信開始日時に開始する通信開始手段と、 を備えることを特徴とする双方向通信システム。
  21. 【請求項21】 前記第1の会話者により前記第1の情
    報入力手段に入力され前記第2の情報出力手段に到達し
    た、前記通信予約手段により予約設定されている通信の
    優先度を示す優先度指示信号に基づいて、前記予約設定
    されている通信の優先度を設定する優先度設定手段と、 前記予約設定されている通信の内、前記優先度が高い通
    信については、前記優先度が低い通信に優先させて、前
    記第1の局と前記第2の局との間の通信を開始する優先
    度順通信開始手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項20記載の双方向
    通信システム。
  22. 【請求項22】 前記優先度順通信開始手段は、前記予
    約設定されている通信の内、前記優先度が最も高い通信
    については、直ちに前記第1の局と前記第2の局との間
    の通信を開始する、ことを特徴とする請求項21記載の
    双方向通信システム。
  23. 【請求項23】 前記第1の会話者により前記第1の情
    報入力手段に入力され前記第2の情報出力手段に到達し
    た前記第1の局と前記第2の局との間の通信所用時間を
    予約指定する通信所用時間予約指示信号に基づいて、前
    記第1の局と前記第2の局との間の通信所用時間を予約
    設定する通信所用時間予約手段を更に備える、ことを特
    徴とする請求項20記載の双方向通信システム。
  24. 【請求項24】 前記通信開始日時および前記通信開始
    日時までの待ち時間の双方または何れか一方を前記第1
    の局側に表示する通信開始日時表示手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項20記載の双方向通信システ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記通信開始日時表示手段は、前記待
    ち時間を、前記待ち時間に対応する音声情報または画像
    イメ−ジ情報として表示する、ことを特徴とする請求項
    24記載の双方向通信システム。
  26. 【請求項26】 前記第1の会話者により前記第1の情
    報入力手段に入力され前記第2の情報出力手段に到達し
    た伝達媒体選択信号に基づいて、前記第1の局と前記第
    2の局との間の通信の伝達媒体として、音声情報、文字
    図形情報および画像イメ−ジ情報の何れか一つまたは任
    意の組み合わせから選択する情報伝達媒体選択手段を更
    に備える、ことを特徴とする請求項20記載の双方向通
    信システム。
  27. 【請求項27】 前記第1の会話者により前記第1の情
    報入力手段に入力され前記第2の情報出力手段に到達し
    た通信の概略内容を示す通信概略内容指示情報に従っ
    て、前記通信の概略内容を予め設定する通信概略内容設
    定手段を更に備える、ことを特徴とする請求項20記載
    の双方向通信システム。
  28. 【請求項28】 前記通信項目選択手段によって選択さ
    れた前記通信項目それぞれについての通信状況を整理す
    る項目別通信状況整理手段を更に備える、ことを特徴と
    する請求項20記載の双方向通信システム。
  29. 【請求項29】 前記第1の会話者により前記第1の情
    報入力手段に入力され前記第2の情報出力手段に到達し
    た前記第2の会話者を指名する会話者指名信号に基づい
    て、前記第2の会話者を指定する会話者選択手段を更に
    備える、ことを特徴とする請求項20記載の双方向通信
    システム。
  30. 【請求項30】 前記通信項目に応じて予め定められた
    複数の会話者候補それぞれに関する会話者属性情報を前
    記第1の局側に表示する会話者候補表示手段を更に備え
    る、ことを特徴とする請求項29記載の双方向通信シス
    テム。
  31. 【請求項31】 前記第1の局における第1の会話者そ
    れぞれに応じた暗証番号が通信許可暗証番号として予め
    記憶されている暗証番号記憶手段と、 前記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力
    手段に到達した暗証番号を、前記通信許可暗証番号と照
    合する暗証番号照合手段と、 前記暗証番号照合手段において前記暗証番号と前記通信
    許可暗証番号とが一致したと判断された場合には、前記
    第1の局と前記第2の局との間の通信を許可し、そうで
    ない場合には、前記第1の局と前記第2の局との間の通
    信を禁止する通信許可手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項20記載の双方向
    通信システム。
  32. 【請求項32】 前記第1の局における特定の第1の会
    話者それぞれに応じた利用者番号が特定利用者番号とし
    て予め登録されている特定利用者番号記憶手段と、 前記第1の情報入力手段に入力され前記第2の情報出力
    手段に到達した利用者番号を、前記特定利用者番号と照
    合する特定利用者番号照合手段と、 前記特定利用者番号照合手段において前記利用者番号と
    前記特定利用者番号とが一致したと判断された場合に、
    前記第1の情報出力手段に警告情報を送信し表示させる
    警告表示手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項20記載の双方向
    通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002373199A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Toppan Printing Co Ltd カウンセリングシステム及びカウンセリングシステムに用いるサーバ並びにそのサーバのメンテナンス方法及びカウンセリング方法及びカウンセリングプログラムを記録した記録媒体
JP2003323103A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Higashi Nihon Medicom Kk 指導装置
JP2004517379A (ja) * 2000-07-18 2004-06-10 ラーニングアイデアズ インコーポレーテッド 学生と個人教師との適性による対話型オンライン学習
JP2019133270A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 大日本印刷株式会社 コンピュータプログラム、支援装置及び支援方法

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