JPH0965257A - 液晶表示装置とその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置とその駆動方法

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JPH0965257A
JPH0965257A JP21639395A JP21639395A JPH0965257A JP H0965257 A JPH0965257 A JP H0965257A JP 21639395 A JP21639395 A JP 21639395A JP 21639395 A JP21639395 A JP 21639395A JP H0965257 A JPH0965257 A JP H0965257A
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Akinari Otani
晃也 大谷
Katsumi Adachi
克己 足達
Ryoichi Ogishima
亮一 荻島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のインターレース映像信号を用いて高品
質なフルライン表示を行う簡単な回路構成の液晶表示装
置を提供する。 【構成】 液晶パネルの薄膜トランジスタに液晶駆動信
号Vlcdを供給する水平走査回路11と、薄膜トランジス
タを制御する垂直走査回路10と、クロック信号CLK、
水平同期信号/HD、及び垂直同期信号/VDから水平
走査クロック信号Hclk、水平スタート信号ST、及び
画像信号Vsの交流化信号POLを出力する水平コント
ロール回路12と、クロック信号CLK、水平同期信号/
HD、及び垂直同期信号/VDから1水平走査期間1H
の1/2以下の周期の垂直走査クロック信号Vclkと垂
直スタート信号SVとを出力する垂直コントロール回路
13と、交流化信号POLに応じて交流画像信号Vacを生
成する交流化回路14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジスタ
(以下、TFTと略す)を備えたアクティブマトリクス
型液晶パネルに通常の映像信号を表示する液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる液晶表示装置として、例えば特開
平3−35218号公報に開示されているものがある。
以下、図面に基づいてその構成と動作を説明する。
【0003】図26に従来の液晶表示装置の回路を示
す。図中、1はTFT、2は液晶セル、3は補助容量、
4は対向電極、5は画素電極、6はTFT1をオンする
ための信号を供給する走査電極、7は画素電極5に信号
を供給する信号電極である。8は上記の要素1〜5を含
む1画素分のブロックを示し、これらが集合して液晶パ
ネル9を構成している。
【0004】10は走査電極6に信号を供給する垂直走
査回路、11は信号電極7に信号を供給する水平走査回
路である。12はクロック信号(CLK)と水平同期信
号(/HD)と垂直同期信号(/VD)とから水平走査
回路11を動作させるための水平走査クロック信号(H
clk)と、水平スタート信号(ST)と、液晶を交流駆
動すべく画像信号(Vs)の極性を反転するための交流
化信号(POL)とを生成する水平コントロール回路で
ある。
【0005】13はクロック信号(CLK)と水平同期
信号(/HD)と垂直同期信号(/VD)とから垂直走
査回路10を動作させるための垂直スタート信号(S
V)を生成する垂直コントロール回路である。14は映
像信号(Vs)と交流化信号(POL)とから水平走査
回路11に与える交流画像信号(Vac)を生成する交流
化回路である。なお、液晶パネル9の走査電極6の数
が、NTSCのインターレース信号の1フィールドの走
査線に相当する約240本程度である場合について説明
する。
【0006】水平走査回路11の詳細については図2に
示されている。図中、17はシフトレジスタ回路、18
は1チャンネルのサンプルホールド回路、19は交流画
像信号(Vac)をサンプリングするためのサンプリング
スイッチ、20はサンプリングされたサンプリング電圧
(Vcs)を保持するサンプリング容量(Cs)、21は
サンプリング電圧(Cs)を出力する非反転回路をそれ
ぞれ示す。
【0007】この液晶表示装置の各部の信号波形を図2
7に示す。図中、(a)に示す(/VD)は水平コント
ロール回路12及び垂直コントロール回路13に入力さ
れる垂直同期信号、(b)に示す(/HD)は水平コン
トロール回路12及び垂直コントロール回路13に入力
される水平同期信号、(c)に示す(CLK)は水平コ
ントロール回路12及び垂直コントロール回路13に入
力されるクロック信号である。
【0008】また、(d)に示す(Vs)は交流化回路
14に入力される画像信号、(e)に示す(SV)は垂
直コントロール回路13より出力され垂直走査回路10
に入力される垂直スタート信号、(g)に示す(SH)
は水平コントロール回路12より出力され水平走査回路
11に入力されると共に垂直走査回路10にクロック信
号として入力される水平スタート信号、(h)に示す
(Hclk)は水平コントロール回路12より出力され水
平走査回路11に入力される水平クロック信号である。
【0009】また、(i)に示す(POL)は水平コン
トロール回路12より出力され交流化回路14に入力さ
れる交流化信号、(j)に示す(Vac)は交流化回路1
4より出力され水平走査回路11に入力される交流画像
信号、(k)に示す(Vlcd)は水平走査回路11より
出力され信号電極7に供給される液晶駆動信号である。
さらに、(l)〜(o)に示す(X1)〜(X4)は垂
直走査回路10より出力され走査電極6の第1〜第4の
ラインに供給される走査電極信号をそれぞれ示す。上記
の(i)〜(k)に示した信号の詳細は拡大図Aとして
図4に示されており、この図の(j)及び(k)におい
て、(Vcc)は電源電圧、(GND)は基準電圧、(V
cent)は電源電圧の1/2となる電圧、(Vcs)はサン
プリング電圧をそれぞれ示している。
【0010】図28は、この液晶表示装置の画像表示方
法の説明図である。図28(a)は画像信号(Vs)と
してのNTSCインターレース信号において、奇フィー
ルドには奇数ラインの信号が与えられ、偶フィールドに
は偶数ラインの信号が与えられる様子を示している。図
28(b)は走査電極6の第1ラインより順に奇フィー
ルド及び偶フィールドにおいて画素に書き込む信号とそ
の極性を示している。図28(c)は奇フィールドと偶
フィールドとが連続した画像が液晶パネル9に表示され
るときに各画素に書き込まれる実効値の様子を示してい
る。ここではインターレース信号の1フィールドに相当
する約240本の走査電極を有する液晶パネルに画像を
表示した場合について説明する。
【0011】以上のように構成された従来の液晶表示装
置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/V
D)、水平同期信号(/HD)、及びクロック信号(C
LK)が水平コントロール回路12及び垂直コントロー
ル回路13に入力され、画像信号(Vs)が交流化回路
14にそれぞれ入力されると、水平コントロール回路1
2から水平スタート信号(SH)、水平クロック信号
(Hclk)、及び交流化信号(POL)が出力される。
また、垂直コントロール回路13からは垂直スタート信
号(SV)が、交流化回路14からは交流化信号(PO
L)により画像信号(Vs)を1水平期間(1H)毎に
且つ1フィールド毎に極性反転した交流画像信号(Va
c)がそれぞれ出力される。
【0012】図2に示す水平走査回路11において、水
平クロック信号(Hclk)および水平スタート信号(S
H)によりシフトレジスタ回路17が動作し、信号電極
7の第1ラインY1に相当する交流画像信号(Vac)を
サンプリングするための信号がサンプルホールド回路1
8のサンプリングスイッチ19を制御し、サンプリング
容量(Cs)にサンプリング電圧(Vcs)が供給され保
持される。その電圧は非反転増幅回路21を経て液晶駆
動信号(Vlcd)となり、信号電極Y1に供給される。
【0013】一方、垂直走査回路10では水平スタート
信号(SH)と垂直スタート信号(SV)とにより1H
の期間、走査電極6がオンとなり、1H毎にシフトした
信号X1,X2,X3,X4がそれぞれの走査電極に供
給される。すると図28に示すように、奇フィールドに
おいて、X1には+極性の1ライン、X2には−極性の
3ライン、X3には+極性の5ライン、X4には−極性
の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。また、偶フ
ィールドにおいて、X1には−極性の2ライン、X2に
は+極性の4ライン、X3には−極性の6ライン、X4
には+極性の8ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。
これらの書き込みが繰り返し行われることにより、X1
には1+2ラインの実効値、X2には3+4ラインの実
効値、X3には5+6ラインの実効値、X4には7+8
ラインの実効値というように、インターレースの信号を
奇フィールドと偶フィールドとで極性を反転しながら重
ねて画素に書き込み、これによって約240ラインの画
像が表示される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、インターレース信号の2フィールド分の
走査ラインに相当する約480本の走査電極を有する液
晶パネルに画像を表示しようとした場合に問題が生ず
る。つまり、奇フィールドでは奇数ラインのみに、偶フ
ィールドでは偶数ラインのみに書き込んで表示すること
になるので、各ラインは2フィールドに1回信号が書き
込まれることとなる。駆動周波数が1/2となるので、
フリッカやライン毎の輝度ムラが大きくなって表示品質
が低下すると共に、液晶パネルの信頼性面でも好ましく
ない。
【0015】かかる問題を解決するために、走査電極6
を同時に2ラインずつ選択することにより、インターレ
ースの信号を用いて擬似的にノンインターレース駆動を
行う方法が考えられるが、図26に示されているように
補助容量3が前段の走査電極6に接続されている構成の
場合は、この方法は採用できない。また、別な方法とし
てインターレース信号を倍速に変換し、ノンインターレ
ース信号に変換して表示する方法があるが、回路構成が
非常に複雑になりコスト上昇も大きい欠点がある。さら
に、この方法は水平走査回路11の動作周波数を高める
ことが要求され消費電力も大きくなるといった欠点をも
有する。
【0016】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、簡単で低コストの回路構
成によって、通常のインターレース映像信号から高品質
なフルライン表示画像を得ることができる液晶表示装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による液晶表示装置は、XYマトリクス状に
配置された走査電極と信号電極とで区画された領域に画
素電極、薄膜トランジスタ、補助電極からなる画素がそ
れぞれ設けられ、補助電極が前段の走査電極に接続され
ている液晶パネルを用いたものであって、その特徴は、
前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
走査回路と、前記走査電極に走査信号を供給する垂直走
査回路と、クロック信号(CLK)、水平同期信号(/
HD)、及び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査
回路を動作させるための水平走査クロック信号(Hcl
k)、水平スタート信号(ST)、そして液晶を交流駆
動すべく画像信号(Vs)の極性を少なくとも1水平走
査期間(1H)毎に且つ2フィールド毎に反転するため
の交流化信号(POL)を出力する水平コントロール回
路と、クロック信号(CLK)、水平同期信号(/H
D)、及び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回
路を動作させるための1水平走査期間(1H)の1/2
以下の周期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直
スタート信号(SV)を出力する垂直コントロール回路
と、前記交流化信号(POL)に応じて画像信号を交流
化することにより、前記水平走査回路に与える交流画像
信号(Vac)を生成する交流化回路とを備えている点に
ある。
【0018】また、上記の液晶表示装置を駆動するため
の本発明による方法の特徴は、前記水平走査回路が1水
平走査期間(1H)に1ラインの画像データを出力し、
前記垂直走査回路が前記1水平走査期間(1H)内に少
なくとも2本の走査電極に信号を出力することにより、
1フィールド期間内に、同一ラインの画像データを少な
くとも2本以上の走査電極ラインに表示する点にある。
【0019】
【発明の実施の形態】上記の構成によれば、水平走査回
路は1水平走査期間(1H)に1ライン分の画像データ
を一定の極性で出力し、かつ、垂直走査回路は1水平走
査期間(1H)の1/2以下の周期を有する垂直走査ク
ロック信号(Vclk)に基づいて動作するので、1水平
走査期間に複数本の走査電極が選択され、選択された複
数のラインが表示される。フィールド毎にこれを繰り返
すことによってインターレース信号の間が抜けたライン
にも信号が書き込まれるので、液晶パネルの動作周波数
は1フィールドとなり(即ち、1フィールドで1フレー
ムの映像が表示され)、フリッカやラインの輝度ムラが
解消される。その結果、表示品質が改善され、液晶パネ
ルの信頼性も向上する。
【0020】以下、本発明の好ましい実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明の第1の実施形態における液
晶表示装置の回路を図1に示す。図中、1はTFT、2
は液晶セル、3は補助容量、4は対向電極、5は画素電
極、6はTFT1をオンするための信号を供給する走査
電極、7は画素電極5に信号を供給する信号電極であ
る。8は上記の要素1〜5を含む1画素分のブロックを
示し、これらが集合して液晶パネル9を構成している。
【0021】10は走査電極6に信号を供給する垂直走
査回路、11は信号電極7に信号を供給する水平走査回
路である。12はクロック信号(CLK)と水平同期信
号(/HD)と垂直同期信号(/VD)とから水平走査
回路11を動作させるための水平走査クロック信号(H
clk)と、水平スタート信号(SH)と、液晶を交流駆
動すべく画像信号(Vs)の極性を反転するための交流
化信号(POL)とを生成する水平コントロール回路で
ある。
【0022】13はクロック信号(CLK)と水平同期
信号(/HD)と垂直同期信号(/VD)とから垂直走
査回路10を動作させるための垂直スタート信号(S
V)を生成する垂直コントロール回路である。14は映
像信号(Vs)と交流化信号(POL)とから水平走査
回路11に与える交流画像信号(Vac)を生成する交流
化回路である。
【0023】以上の構成要素は図26に示した従来例の
ものと同じであり、図26と同じ番号を付している。従
来例と異なる点は、垂直コントロール回路13が垂直走
査回路10に垂直走査クロック信号(Vclk)を与え、
垂直走査回路10がこの垂直走査クロック信号(Vcl
k)に従って動作する点である。
【0024】水平走査回路11の詳細を図2に示す。こ
れは従来例で説明したものと同じである。図中、17は
シフトレジスタ回路、18は1チャンネルのサンプルホ
ールド回路、19は交流画像信号(Vac)をサンプリン
グするためのサンプリングスイッチ、20はサンプリン
グされたサンプリング電圧(Vcs)を保持するサンプリ
ング容量(Cs)、21はサンプリング電圧(Cs)を出
力する非反転回路をそれぞれ示す。
【0025】図3はこの液晶表示装置の各部の信号波形
を示している。図中、(a)に示す(/VD)は水平コ
ントロール回路12及び垂直コントロール回路13に入
力される垂直同期信号、(b)に示す(/HD)は水平
コントロール回路12及び垂直コントロール回路13に
入力される水平同期信号、(c)に示す(CLK)は水
平コントロール回路12及び垂直コントロール回路13
に入力されるクロック信号である。また、(d)に示す
(Vs)は交流化回路14に入力される画像信号、
(e)に示す(SV)は垂直コントロール回路13より
出力され垂直走査回路10に入力される垂直スタート信
号、(g)に示す(SH)は水平コントロール回路12
より出力され水平走査回路11に入力されると共に垂直
走査回路10にクロック信号として入力される水平スタ
ート信号、(h)に示す(Hclk)は水平コントロール
回路12より出力され水平走査回路11に入力される水
平クロック信号である。また、(i)に示す(POL)
は水平コントロール回路12より出力され交流化回路1
4に入力される交流化信号、(j)に示す(Vac)は交
流化回路14より出力され水平走査回路11に入力され
る交流画像信号、(k)に示す(Vlcd)は水平走査回
路11より出力され信号電極7に供給される液晶駆動信
号である。以上の各信号は図27に示した従来例の信号
と同様である。
【0026】図1に示した本実施形態の構成で新たに付
加された垂直クロック信号Vclkの波形は図3の(f)
に示されている。また、図3(l)〜(o)に示す走査
電極信号(X1)〜(X4)は、図27に示した従来例
の信号に比べてパルス幅が半分になっていることがわか
る。図3の(i)〜(k)に示した信号の詳細を拡大図
Aとして図4に示す。これは、従来例において説明した
ものと同じである。この図の(j)及び(k)におい
て、(Vcc)は電源電圧、(GND)は基準電圧、(V
cent)は電源電圧の1/2の電圧、(Vcs)はサンプリ
ング電圧をそれぞれ示している。
【0027】図5は、この液晶表示装置の画像表示方法
の説明図である。図5(a)は画像信号(Vs)として
のNTSCインターレース信号において、奇フィールド
には奇数ラインの信号が与えられ、偶フィールドには偶
数ラインの信号が与えられる様子を示している。図3
(b)は奇1フィールド、偶1フィールド、奇2フィー
ルド、及び偶2フィールドにおいて走査電極6のX1か
ら順に画素に書き込まれる信号とその極性を示してい
る。図3(c)はそれらのフィールドが連続した画像が
液晶パネル9に表示されるときに各画素に書き込まれる
実効値の様子を示している。ここではインターレース信
号を用いて、1フィールドに相当する走査電極を有する
液晶パネルに画像を表示している。
【0028】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)、水平同期信号(/HD)、及びクロック信号
(CLK)が水平コントロール回路12及び垂直コント
ロール回路13に入力され、画像信号(Vs)が交流化
回路14にそれぞれ入力されると、水平コントロール回
路12から水平スタート信号(SH)、水平クロック信
号(Hclk)、及び交流化信号(POL)が出力され
る。また、垂直コントロール回路13からは垂直スター
ト信号(SV)と垂直クロック信号(Vclk)とが、交
流化回路14からは交流化信号(POL)により画像信
号(Vs)を1水平期間(1H)毎に且つ1フィールド
毎に極性反転した交流画像信号(Vac)がそれぞれ出力
される。
【0029】図2に示す水平走査回路11において、水
平クロック信号(Hclk)および水平スタート信号(S
H)によりシフトレジスタ回路17が動作し、信号電極
7の第1ラインY1に相当する交流画像信号(Vac)を
サンプリングするための信号がサンプルホールド回路1
8のサンプリングスイッチ19を制御し、サンプリング
容量(Cs)にサンプリング電圧(Vcs)が供給され保
持される。その電圧は非反転増幅回路21を経て液晶駆
動信号(Vlcd)となり、信号電極Y1に供給される。
【0030】一方、垂直走査回路10では垂直クロック
信号(Vclk)と垂直スタート信号(SV)とにより1
/2Hの期間、走査電極6がオンとなり、1/2H毎に
シフトした信号X1、X2、X3、X4という信号がそ
れぞれの走査電極に供給される。すると図5に示すよう
に、奇1フィールドにおいて、X1及びX2には+極性
の1ライン、X3及びX4には−極性の3ライン、X5
及びX6には+極性の5ライン、X7及びX8には−極
性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。偶1フィ
ールドにおいて、X2及びX3には−極性の2ライン、
X4及びX5には+極性の4ライン、X6及びX7には
−極性の6ライン、X8及びX9には+極性の8ライン
の信号がそれぞれ書き込まれる。奇2フィールドにおい
て、X1及びX2には−極性の1ライン、X3及びX4
には+極性の3ライン、X5及びX6には−極性の5ラ
イン、X7及びX8には+極性の7ラインの信号がそれ
ぞれ書き込まれる。偶2フィールドにおいて、X2及び
X3には+極性の2ライン、X4及びX5には−極性の
4ライン、X6及びX7には+極性の6ライン、X8及
びX9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書き込ま
れる。これらの書き込みが繰り返し行われることによ
り、X2には1+2ラインの実効値、X3には2+3ラ
インの実効値、X4には3+4ラインの実効値、X5に
は4+5ラインの実効値、X6には5+6ラインの実効
値、X7には6+7ラインの実効値というように、イン
ターレースの信号を奇フィールドと偶フィールドとで極
性を反転しながら重ねて画素に書き込み、これによって
擬似的にインターレース駆動と同様な高品質なフルライ
ン画像を表示している。
【0031】以上のように、この実施形態によれば、垂
直クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
することにより、補助容量が前段の走査電極に接続され
ている構成の液晶パネルにおいて、1ライン分の画像デ
ータを2ラインに書き込むことができ、インターレース
信号を毎フィールド書き込んで擬似的にフルラインの高
品質な画像表示を得ることができる。しかも、画像信号
に特別な処理は不要であり、非常に低コストな回路構成
で実現できる。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態に係る液晶
表示装置の回路を図6に示す。図中、1はTFT、2は
液晶セル、3は補助容量、4は対向電極、5は画素電
極、6は走査電極、7は信号電極である。8は上記の要
素1〜5を含む1画素分のブロックを示し、これらが集
合して液晶パネル9を構成している。10は垂直走査回
路、13は垂直コントロール回路、14は交流化回路を
それぞれ示す。以上の構成要素は図1に示した第1の実
施形態の構成と同じであり、図1と同じ番号を付してい
る。
【0033】図6の本実施形態は、水平コントロール回
路15と水平走査回路16とに関して第1の実施形態と
異なる。つまり、本実施例の水平コントロール回路15
は、第1の実施形態(図1)の水平コントロール回路1
2が出力する水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
タート信号(SH)、及び交流化信号(POL)に加え
て、液晶を交流駆動すべく画像信号(Vs)の極性を反
転するための極性反転信号(HT)を出力し、この信号
が水平走査回路16に入力される。水平走査回路16の
詳細は図7に示されている。この図において、17はシ
フトレジスタ回路、18は1チャンネルのサンプルホー
ルド回路、19は交流画像信号(Vac)をサンプリング
するためのサンプリングスイッチ、20はサンプリング
されたサンプリング電圧(Vcs)を保持するサンプリン
グ容量(Cs)、21はサンプリング電圧(Vcs)を出
力する非反転回路をそれぞれ示す。以上の構成要素は図
2に示した第1の実施形態のものと同じであり、図2と
同じ番号を付している。第1の実施形態と異なる点は、
サンプリング電圧(Cs)の極性を反転する反転回路2
2、及び、非反転回路21の出力と反転回路22の出力
とを切り替える切り替えスイッチ23が設けられている
点である。
【0034】図8にこの液晶表示装置の各部の信号波形
を示す。この図において、(a)に示す垂直同期信号
(/VD)、(b)に示す水平同期信号(/HD)、
(c)に示すクロック信号(CLK)、(d)に示す画
像信号(Vs)、(e)に示す垂直スタート信号(S
V)、(f)に示す垂直クロック信号(Vclk)、
(g)に示す水平スタート信号(SH)、(h)に示す
水平クロック信号(Hclk)、(i)に示す交流化信号
(POL)、(j)に示す交流画像信号(Vac)、
(k)に示す液晶駆動信号(Vlcd)、(l)〜(o)
に示す走査電極信号(X1)〜(X4)については、図
3に示した第1の実施形態の信号と同じものである。図
6で説明した本実施形態で新たに付加された極性反転信
号(HT)の波形は図8の(p)に示されている。
【0035】図8の(i)〜(k)に示した信号の詳細
を拡大図Bとして図9に示す。この図の(j)及び
(k)において、(Vcc)は電源電圧、(GND)は基
準電圧、(Vcent)は電源電圧の1/2の電圧、(Vc
s)はサンプリング電圧をそれぞれ示している。
【0036】図10は、この液晶表示装置の画像表示方
法の説明図である。図10(a)は画像信号(Vs)と
してのNTSCインターレース信号において、奇フィー
ルドには奇数ラインの信号が与えられ、偶フィールドに
は偶数ラインの信号が与えられる様子を示している。図
10(b)は奇1フィールド、偶1フィールド、奇2フ
ィールド、偶2フィールドにおいて走査電極6のX1か
ら順に画素に書き込まれる信号とその極性を示してい
る。図10(c)はそれらのフィールドが連続した画像
が液晶パネル9に表示されるときに各画素に書き込まれ
る実効値の様子を示している。ここではインターレース
信号を用いて、2フィールドの走査線に相当するフルラ
インの走査電極を有する液晶パネルに画像を表示してい
る。
【0037】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、画像信号(Vs)が交流化回路14にそれ
ぞれ入力される。すると、水平コントロール回路15か
ら水平スタート信号(SH)と水平クロック信号(Hcl
k)と交流化信号(POL)と極性反転信号(HT)が
出力され、垂直コントロール回路13から垂直スタート
信号(SV)と垂直クロック信号(Vclk)が出力され
る。交流化回路14からは、交流化信号(POL)によ
り画像信号(Vs)を1H毎に且つ1フィールド毎に極
性反転した交流画像信号(Vac)が出力される。
【0038】図7に示す水平走査回路16において、水
平クロック信号(Hclk)と水平スタート信号(SH)
によりシフトレジスタ回路17が動作し、信号電極7の
Y1に位置に相当する交流画像信号(Vac)をサンプリ
ングするための信号がサンプルホールド回路18のサン
プリングスイッチ19を制御し、サンプリング容量(C
s)にサンプリング電圧(Vcs)が供給され、保持され
る。
【0039】極性反転信号(HT)がHレベルの期間は
切り替えスイッチ23は非反転回路21の出力を選択
し、サンプリング電圧(Vcs)が非反転回路21を介し
て+極性の液晶駆動信号(Vlcd)として信号電極7に
供給される。一方、極性反転信号(HT)がLレベルの
期間は切り替えスイッチ23は反転回路22の出力を選
択し、サンプリング電圧(Vcs)が反転回路22により
中間電圧(Vcent)に対して反転された反転電圧(2V
cent−Vcs)が−極性の液晶駆動信号(Vlcd)として
信号電極7に供給される。
【0040】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10に示すように、奇1フィール
ドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には−極
性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4には−
極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6には
−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X8に
は−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。偶
1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライン、X
3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ライン、
X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6ライ
ン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の8ラ
イン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書き
込まれる。奇2フィールド及び偶2フィールドでも同様
の書き込みが行われる。そして、これが繰り返し行われ
ることにより、インターレースの信号を奇フィールドと
偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素に書き
込み、これによって擬似的にノンインターレース駆動と
同様な画像を表示している。
【0041】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、サンプルホールド回路18に反転回路22と切り替
えスイッチ23を設け、サンプルホールド電圧(Vcs)
を(1/2H)期間毎に極性反転することにより、各走
査電極には1フィールド毎に確実に極性反転された液晶
駆動信号(Vlcd)が与えられる。インターレース信号
を毎フィールド書き込むことにより、擬似的なフルライ
ンのフリッカのない高品質な画像表示が得られる。しか
も、画像信号に特別な処理は不要で、低コストな回路構
成で実現できる。さらに、極性反転が確実に1フィール
ド毎に行われるので、高い信頼性が得られる。
【0042】次に、第3の実施形態に係る水平走査回路
を図11に示す。この図において、17はシフトレジス
タ回路、18は1チャンネルのサンプルホールド回路、
19は交流画像信号(Vac)をサンプリングするための
サンプリングスイッチ、20はサンプリングされたサン
プリング電圧(Vcs)を保持するサンプリング容量(C
s)、21はサンプリング電圧(Cs)を出力する非反転
回路をそれぞれ示す。これらの構成要素は図7に示した
第2の実施形態のもの同じものであり図7と同じ番号を
付している。第2の実施形態と異なる点は、サンプリン
グ容量(Cs)へのサンプリング信号の電極方向を切り
替える供給切り替えスイッチ24、及び、サンプリング
容量(Cs)の中間電圧(Vcent)への終端の電極方向
を供給切り替えスイッチ24と連動して切り替える終端
切り替えスイッチ25が設けられている点である。
【0043】この液晶表示装置の各部の信号波形は図8
に示した第2の実施形態の波形と同様である。そのうち
の(i)〜(k)に示した信号の詳細については少し異
なり、これを拡大図Bとして図12に示す。この図の
(j)及び(k)において、(Vcc)は電源電圧、(G
ND)は基準電圧、(Vcent)は電源電圧の1/2とな
る電圧、(Vcs)はサンプリング電圧をそれぞれ示して
いる。
【0044】以上のように構成された本実施形態の動作
は以下のようになる。垂直同期信号(/VD)と水平同
期信号(/HD)とクロック信号(CLK)が水平コン
トロール回路15及び垂直コントロール回路13に、画
像信号(Vs)が交流化回路14にそれぞれ入力され
る。すると、水平コントロール回路15より水平スター
ト信号(SH)と水平クロック信号(Hclk)と交流化
信号(POL)と極性反転信号(HT)が、垂直コント
ロール回路13より垂直スタート信号(SV)と垂直ク
ロック信号(Vclk)が、交流化回路14より交流化信
号(POL)により画像信号(Vs)を1H毎に且つ1
フィールド毎に極性反転した交流画像信号(Vac)がそ
れぞれ出力される。
【0045】図11に示す水平走査回路16において、
水平クロック信号(Hclk)と水平スタート信号(S
H)によりシフトレジスタ回路17が動作し、信号電極
7のY1に位置に相当する交流画像信号(Vac)をサン
プリングするための信号がサンプルホールド回路18の
サンプリングスイッチ19を制御し、サンプリング容量
(Cs)にサンプリング電圧(Vcs)が供給され、保持
される。
【0046】極性反転信号(HT)がHレベルの期間は
供給切り替えスイッチ24はサンプリング容量20のa
電極側に信号を供給する。そのとき、終端切り替えスイ
ッチ25はb電極側を選択し、図12の(k)に示すよ
うにb電極の電位は中間電圧(Vcent)、a電極の電位
はサンプリング電圧(Vcs)となる。一方、極性反転信
号(HT)がLレベルの期間は供給切り替えスイッチ2
4はサンプリング容量20のb電極側に信号を供給す
る。そのとき、終端切り替えスイッチ25はa電極側を
選択し、(図12)の(k)に示すようにa電極の電位
が中間電圧(Vcent)となるため、サンプリング電圧
(Vcs)が中間電圧(Vcent)に対して極性反転された
ことになる。このようにして、非反転回路21を介して
1/2H毎に極性が反転された液晶駆動信号(Vlcd)
が信号電極7に供給される。
【0047】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10に示したように、奇1フィー
ルドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には−
極性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4には
−極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6に
は−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X8
には−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。
偶1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライン、
X3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ライ
ン、X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6ラ
イン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の8
ライン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書
き込まれる。奇2フィールド及び偶2フィールドでも同
様の書き込みが行われる。そして、これが繰り返し行わ
れることにより、インターレースの信号を奇フィールド
と偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素に書
き込み、擬似的にノンインターレース駆動と同様な画像
を表示している。
【0048】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、サンプルホールド回路18にサンプルホールド容量
20の極性を切り替える供給切り替えスイッチ24と終
端切り替えスイッチ25を設け、サンプルホールド電圧
(Vcs)を(1/2H)期間毎に極性反転することによ
り、各走査電極では1フィールド毎に確実に極性反転さ
れた液晶駆動信号(Vlcd)により、インターレース信
号を毎フィールド書き込み、擬似的なフルラインのフリ
ッカのない高品質な画像表示を得ることができる。しか
も、画像信号に特別な処理は不要であり、低コストな回
路構成で実現できる。さらに、極性反転が確実に1フィ
ールド毎に行われるので、高い信頼性が得られる。
【0049】次に、第4の実施形態に係る水平走査回路
を図13に示す。この図において、17はシフトレジス
タ回路、18は1チャンネルのサンプルホールド回路、
19は交流画像信号(Vac)をサンプリングするための
サンプリングスイッチ、20はサンプリングされたサン
プリング電圧(Vcs)を保持するサンプリング容量(C
s)、21はサンプリング電圧(Cs)を出力する非反転
回路、24はサンプリング容量(Cs)へのサンプリン
グ信号の電極方向を切り替える供給切り替えスイッチを
それぞれ示す。これらの構成要素は図11に示した第3
の実施形態のもの同じものであり図11と同じ番号を付
している。第3の実施形態と異なる点は、サンプリング
容量(Cs)のa電極側の電源電圧(Vcc)への終端を
供給切り替えスイッチ24と連動して切り替える電源電
圧終端切り替えスイッチ26、及び、サンプリング容量
(Cs)のb電極側の基準電圧(GND)への終端を供
給切り替えスイッチ24と連動して切り替える基準電圧
終端切り替えスイッチ27が設けられている点である。
【0050】この液晶表示装置の各部の信号波形は図8
に示した第2の実施形態の波形と同様である。そのうち
の(i)〜(k)に示した信号の詳細については少し異
なり、これを拡大図Bとして図14に示す。図14)は
本実施形態の液晶表示装置における(図8)に示す信号
波形図の拡大図Bの詳細信号波形図を示す。この図の
(j)及び(k)において、(Vcc)は電源電圧、(G
ND)は基準電圧、(Vcent)は電源電圧の1/2とな
る電圧、(Vcs)はサンプリング電圧をそれぞれ示して
いる。
【0051】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、画像信号(Vs)が交流化回路14にそれ
ぞれ入力される。すると、水平コントロール回路15か
ら水平スタート信号(SH)と水平クロック信号(Hcl
k)と交流化信号(POL)と極性反転信号(HT)が
出力され、垂直コントロール回路13から垂直スタート
信号(SV)と垂直クロック信号(Vclk)が出力され
る。交流化回路14からは、交流化信号(POL)によ
り画像信号(Vs)を1H毎に且つ1フィールド毎に極
性反転した交流画像信号(Vac)が出力される。
【0052】図13に示す水平走査回路16において、
水平クロック信号(Hclk)と水平スタート信号(S
H)によりシフトレジスタ回路17が動作し、信号電極
7のY1に位置に相当する交流画像信号(Vac)をサン
プリングするための信号がサンプルホールド回路18の
サンプリングスイッチ19を制御し、サンプリング容量
(Cs)にサンプリング電圧(Vcs)が供給され、保持
される。
【0053】極性反転信号(HT)がHレベルの期間は
供給切り替えスイッチ24はサンプリング容量20のa
電極側に信号を供給する。そのとき、電源電圧終端切り
替えスイッチ26はオープン、基準電圧終端切り替えス
イッチ27はオンとなりb電極側を基準電圧(GND)
に終端する。すると、図14の(k)に示すように、b
電極の電位は基準電圧(GND)、a電極の電位はサン
プリング電圧(Vcs)となる。一方、極性反転信号(H
T)がLレベルの期間は供給切り替えスイッチ24はサ
ンプリング容量20のb電極側に信号を供給する。その
とき、基準電圧終端切り替えスイッチ27はオープン、
電源電圧終端切り替えスイッチ26はオンとなりa電極
側を電源電圧(Vcc)に終端する。すると、図14の
(k)に示すように、a電極の電位が電源電圧(Vcc)
となるため、サンプリング電圧(Vcs)を中間電圧(V
cent)に対して極性反転したことになる。このようにし
て、非反転回路21を介して1/2H毎に極性が反転さ
れた液晶駆動信号(Vlcd)が信号電極7に供給され
る。
【0054】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10)に示したように、奇1フィ
ールドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には
−極性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4に
は−極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6
には−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X
8には−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれ
る。偶1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライ
ン、X3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ラ
イン、X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6
ライン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の
8ライン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ
書き込まれる。奇2フィールド及び偶2フィールドでも
同様の書き込みが行われる。そして、これが繰り返し行
われることにより、インターレースの信号を奇フィール
ドと偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素に
書き込み、擬似的にノンインターレース駆動と同様な高
品質な画像を表示している。
【0055】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、サンプルホールド回路18にサンプルホールド容量
20の極性を切り替える供給切り替えスイッチ24と電
源電圧終端切り替えスイッチ26と基準電圧終端切り替
えスイッチ27を設け、大きな振幅のサンプルホールド
電圧(Vcs)を(1/2H)期間毎に極性反転すること
により、各走査電極では1フィールド毎に確実に極性反
転された液晶駆動信号(Vlcd)により、インターレー
ス信号を毎フィールド書き込み、擬似的なフルラインの
フリッカのない高品質な画像表示を得ることができる。
しかも、画像信号に特別な処理は不要であり、低コスト
な回路構成で実現できる。さらに、極性反転が確実に1
フィールド毎に行われるので、高い信頼性が得られる。
【0056】次に、第5の実施形態に係る液晶表示装置
の回路を図15に示す。この図において、TFT1、液
晶セル2、補助容量3、対向電極4、画素電極5、走査
電極6、信号電極7、1画素分のブロック8、液晶パネ
ル9、垂直走査回路10、垂直コントロール回路13、
及び水平コントロール回路15については、図6に示し
た第2の実施形態のものと同じであり、図6と同じ番号
を付している。
【0057】図15の本実施形態は、ディジタル画像信
号(Ds)と交流化信号(POL)とから交流ディジタ
ル画像信号(Dac)を生成するディジタル交流化回路2
8、及び、その交流ディジタル画像信号(Dac)をサン
プリングするディジタル水平走査回路29が設けられて
いる点で第2の実施形態と異なる。
【0058】図16にディジタル水平走査回路29の詳
細を示す。この図において、シフトレジスタ回路17及
び非反転回路21は図7に示した第2の実施形態のもの
と同じであり、図7と同じ番号を付している。第2の実
施形態と異なる点は、ディジタル交流画像信号(Dac)
をサンプリングしてデータをラッチするためのデータラ
ッチ回路30、極性反転信号(HT)によりデータラッ
チ回路30の出力を反転してデータ反転信号(Dinv)
を出力するデータ反転/非反転回路31、ディジタルデ
ータ反転信号(Dinv)をアナログ信号に変換するD/
A回路32、そして、1チャンネルのディジタルサンプ
ルホールド回路33が設けられている点である。
【0059】この液晶表示装置の各部の信号波形を図1
7に示す。この図において、(a)に示す垂直同期信号
(/VD)、(b)に示す水平同期信号(/HD)、
(c)に示すクロック信号(CLK)、(e)に示す垂
直スタート信号(SV)、(f)に示す垂直クロック信
号(Vclk)、(g)に示す水平スタート信号(S
H)、(h)に示す水平クロック信号(Hclk)、
(i)に示す交流化信号(POL)、(p)に示す極性
反転信号(HT)、(k)に示す液晶駆動信号(Vlc
d)、、(l)〜(o)に示す走査電極信号(X1)〜
(X4)については、図8に示した第2の実施形態の信
号と同じものである。第2の実施形態と異なり、(d)
に示す信号はディジタル画像信号(Ds)、(q)に示
す信号はディジタル交流画像信号(Dac)である。図1
6で新たに付加されたディジタルデータ反転信号(Din
v)は(r)に示されている。
【0060】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、ディジタル画像信号(Ds)がディジタル
交流化回路28にそれぞれ入力される。すると、水平コ
ントロール回路15から水平スタート信号(SH)と水
平クロック信号(Hclk)と交流化信号(POL)と極
性反転信号(HT)が出力され、垂直コントロール回路
13から垂直スタート信号(SV)と垂直クロック信号
(Vclk)が出力される。ディジタル交流化回路28か
らは交流化信号(POL)によりディジタル画像信号
(Ds)を1H毎に且つ1フィールド毎に極性反転した
ディジタル交流画像信号(Dac)が出力される。
【0061】図16に示すディジタル水平走査回路16
において、水平クロック信号(Hclk)と水平スタート
信号(SH)によりシフトレジスタ回路17が動作し、
信号電極7のY1に位置に相当するディジタル交流画像
信号(Dac)をサンプリングするための信号がディジタ
ルサンプルホールド回路33のデータラッチ回路30を
制御し、データラッチ回路30にディジタルデータがラ
ッチされる。データ反転/非反転回路31において、極
性反転信号(HT)がHレベルの期間は非反転のディジ
タルデータ反転信号(Dinv)を出力し、D/A回路3
2でアナログ信号に変換し非反転回路21を介して+極
性の液晶駆動信号(Vlcd)として信号電極7に供給す
る。一方、極性反転信号(HT)がLレベルの期間は、
反転のディジタルデータ反転信号(Dinv)を出力し、
D/A回路32でアナログ信号に変換し非反転回路21
を介して−極性の液晶駆動信号(Vlcd)として信号電
極7に供給する。
【0062】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10に示すように、奇1フィール
ドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には−極
性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4には−
極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6には
−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X8に
は−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。偶
1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライン、X
3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ライン、
X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6ライ
ン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の8ラ
イン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書き
込まれる。同様に奇2フィールド及び偶2フィールドで
も同様に書き込まれる。そして、これが繰り返し行われ
ることにより、インターレースの信号を奇フィールドと
偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素に書き
込み、これによって擬似的にノンインターレース駆動と
同様な高品質な画像を表示している。
【0063】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、ディジタルサンプルホールド回路33にデータラッ
チ回路30とデータ反転/非反転回路31とD/A回路
32を設け、データ反転/非反転回路31にてディジタ
ルデータを(1/2H)期間毎に極性反転することによ
り、各走査電極には1フィールド毎に確実に極性反転さ
れた液晶駆動信号(Vlcd)が与えられる。インターレ
ース信号を毎フィールド書き込むことにより、擬似的な
フルラインのフリッカのない高品質な画像表示が得られ
る。しかも、画像信号に特別な処理は不要で、低コスト
な回路構成で実現できる。さらに、極性反転が確実に1
フィールド毎に行われるので、高い信頼性が得られる。
【0064】次に、第6の実施形態に係る液晶表示装置
の回路を図18に示す。この図において、TFT1、液
晶セル2、補助容量3、対向電極4、画素電極5、走査
電極6、信号電極7、1画素分のブロック8、液晶パネ
ル9、垂直走査回路10、垂直コントロール回路13、
水平コントロール回路15、及びディジタル交流化回路
28については、図15に示した第5の実施形態のもの
と同じであり、図15と同じ番号を付している。
【0065】第18の本実施形態が第5の実施形態と異
なる点は、新しい構成のディジタル水平走査回路34、
及び、D/A回路32でディジタル信号をアナログ信号
に変換するときの基準となるリファレンスを切り替える
リファレンス切り替え回路35が設けられている点であ
る。
【0066】図19に、ディジタル水平走査回路34の
詳細を示す。この図において、シフトレジスタ回路1
7、非反転回路21、データラッチ回路30、D/A回
路32、及びディジタルサンプルホールド回路33は図
16に示した第5の実施形態のものと同じであり、図1
6と同じ番号を付している。第5の実施形態と異なる点
は、D/A回路32が、ディジタル信号をアナログ信号
に変換するときのリファレンスをREF信号入力に応じ
て切り替えるように構成されている点である。図20
に、D/A回路32のアナログ信号出力対ディジタル入
力信号特性を示す。この図において、横軸はD/A回路
32の入力(即ちデータラッチ回路30の出力)であ
り、ここでは6ビット64通りの値をとる。縦軸はD/
A回路32のアナログ信号出力(即ち液晶駆動信号Vlc
d)である。REF信号入力に応じて切り替えられる特
性Aと特性Bとではディジタル入力に対するアナログ信
号出力の関係が反転している。
【0067】この液晶表示装置の各部の信号波形を図2
1に示す。この図において、(a)に示す垂直同期信号
(/VD)、(b)に示す水平同期信号(/HD)、
(c)に示すクロック信号(CLK)、(d)に示すデ
ィジタル画像信号(Ds)、(e)に示す垂直スタート
信号(SV)、(f)に示す垂直クロック信号(Vcl
k)、(g)に示す水平スタート信号(SH)、(h)
に示す水平クロック信号(Hclk)、(i)に示す交流
化信号(POL)、(p)に示す極性反転信号(H
T)、(q)に示すディジタル交流画像信号(Dac)、
(k)に示す液晶駆動信号(Vlcd)、(l)〜(o)
に示す走査電極信号(X1)〜(X4)については、図
17に示した第5の実施形態の信号と同じものである。
(s)に示すデータラッチ回路30の出力であるディジ
タルラッチ信号(Dlatch)、及び、(t)に示すD/
A回路32のリファレンス信号(REF)が第5の実施
形態と異なっている。
【0068】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、ディジタル画像信号(Ds)がディジタル
交流化回路28にそれぞれ入力される。すると、水平コ
ントロール回路15から水平スタート信号(SH)と水
平クロック信号(Hclk)と交流化信号(POL)と極
性反転信号(HT)が出力され、垂直コントロール回路
13から垂直スタート信号(SV)と垂直クロック信号
(Vclk)が出力される。ディジタル交流化回路28か
らは交流化信号(POL)によりディジタル画像信号
(Ds)を1H毎に且つ1フィールド毎に極性反転した
ディジタル交流画像信号(Dac)が出力される。
【0069】図19に示すディジタル水平走査回路34
において、水平クロック信号(Hclk)と水平スタート
信号(SH)によりシフトレジスタ回路17が動作し、
信号電極7のY1に位置に相当するディジタル交流画像
信号(Dac)をサンプリングするための信号がディジタ
ルサンプルホールド回路33のデータラッチ回路30を
制御し、データラッチ回路30にディジタルデータがラ
ッチされる。D/A回路32において、リファレンス信
号(REF)が図20に示す特性Aの期間はディジタル
ラッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナログ出力信
号は増加し、非反転回路21を介して+極性の液晶駆動
信号(Vlcd)が信号電極7に供給される。一方、リフ
ァレンス信号(REF)が図20に示す特性Bの期間は
ディジタルラッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナ
ログ出力信号は減少し、非反転回路21を介して−極性
の液晶駆動信号(Vlcd)が信号電極7に供給される。
【0070】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10に示すように、奇1フィール
ドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には−極
性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4には−
極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6には
−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X8に
は−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。偶
1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライン、X
3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ライン、
X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6ライ
ン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の8ラ
イン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書き
込まれる。同様に奇2フィールド及び偶2フィールドで
も同様の書き込みが行われる。そして、これが繰り返し
行われることにより、インターレースの信号を奇フィー
ルドと偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素
に書き込み、これによって擬似的にノンインターレース
駆動と同様な高品質な画像を表示している。
【0071】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、ディジタルサンプルホールド回路33にデータラッ
チ回路30とD/A回路32を設け、リファレンス信号
(REF)を(1/2H)期間毎に図20に示す特性A
と特性Bとの間で切り替えることによって、各走査電極
には1フィールド毎に確実に極性反転された液晶駆動信
号(Vlcd)が与えられる。このように、簡単な回路構
成でインターレース信号を毎フィールド書き込むことに
より、擬似的なフルラインのフリッカのない高品質な画
像表示が得られる。しかも、画像信号に特別な処理は不
要で、低コストな回路構成で実現できる。さらに、極性
反転が確実に1フィールド毎に行われるので、高い信頼
性が得られる。
【0072】次に第7の実施形態に係る液晶表示装置の
回路を図22に示す。この図において、TFT1、液晶
セル2、補助容量3、対向電極4、画素電極5、走査電
極6、信号電極7、1画素分のブロック8、液晶パネル
9、垂直走査回路10、垂直コントロール回路13、水
平コントロール回路15、ディジタル水平走査回路3
4、及びリファレンス切り替え回路35については、図
18に示した第6の実施形態のものと同じであり、図1
8と同じ番号を付している。図22の本実施形態は、デ
ィジタル交流化回路28を省いた点で第6の実施形態と
異なる。
【0073】この液晶表示装置の各部の信号波形を図2
3に示す。この図において、(a)に示す垂直同期信号
(/VD)、(b)に示す水平同期信号(/HD)、
(c)に示すクロック信号(CLK)、(d)に示すデ
ィジタル画像信号(Ds)、(e)に示す垂直スタート
信号(SV)、(f)に示す垂直クロック信号(Vcl
k)、(g)に示す水平スタート信号(SH)、(h)
に示す水平クロック信号(Hclk)、(p)に示す極性
反転信号(HT)、(k)に示す液晶駆動信号(Vlc
d)、(l)〜(o)に示す走査電極信号(X1)〜
(X4)については、図21に示した第6の実施形態の
信号と同じものである。
【0074】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、ディジタル画像信号(Ds)がディジタル
水平走査回路34にそれぞれ入力される。すると、水平
コントロール回路15から水平スタート信号(SH)と
水平クロック信号(Hclk)と極性反転信号(HT)が
出力され、垂直コントロール回路13から垂直スタート
信号(SV)と垂直クロック信号(Vclk)が出力され
る。
【0075】図19に示したディジタル水平走査回路3
4において、水平クロック信号(Hclk)と水平スター
ト信号(SH)によりシフトレジスタ回路17が動作
し、信号電極7のY1に位置に相当するディジタル画像
信号(Ds)をサンプリングするための信号がディジタ
ルサンプルホールド回路33のデータラッチ回路30を
制御し、データラッチ回路30にディジタルデータがラ
ッチされる。D/A回路32において、リファレンス信
号(REF)が図20に示す特性Aの期間はディジタル
ラッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナログ出力信
号は増加し、非反転回路21を介して+極性の液晶駆動
信号(Vlcd)が信号電極7に供給される。一方、リフ
ァレンス信号(REF)が図20に示す特性Bの期間は
ディジタルラッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナ
ログ出力信号は減少し、非反転回路21を介して−極性
の液晶駆動信号(Vlcd)が信号電極7に供給される。
【0076】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間走査電極6がオンとなり、1/2H毎にシフトし
た信号X1、X2、X3、X4がそれぞれの走査電極に
供給される。すると図10に示すように、奇1フィール
ドにおいて、X1には+極性の1ライン、X2には−極
性の1ライン、X3には+極性の3ライン、X4には−
極性の3ライン、X5には+極性の5ライン、X6には
−極性の5ライン、X7には+極性の7ライン、X8に
は−極性の7ラインの信号がそれぞれ書き込まれる。偶
1フィールドにおいて、X2には+極性の2ライン、X
3には−極性の2ライン、X4には+極性の4ライン、
X5には−極性の4ライン、X6には+極性の6ライ
ン、X7には−極性の6ライン、X8には+極性の8ラ
イン、X9には−極性の8ラインの信号がそれぞれ書き
込まれる。同様に奇2フィールド及び偶2フィールドで
も同様の書き込みが行われる。そして、これが繰り返し
行われることにより、インターレースの信号を奇フィー
ルドと偶フィールドとで極性を反転しながら重ねて画素
に書き込み、これによって擬似的にノンインターレース
駆動と同様な高品質な画像を表示している。
【0077】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
し、ディジタルサンプルホールド回路33にデータラッ
チ回路30とD/A回路32を設け、リファレンス信号
(REF)を(1/2H)期間毎に図20に示す特性A
と特性Bとの間で切り替えることによって、液晶の交流
化駆動のための極性反転を同時に行い、1フィールド毎
に確実に極性反転された液晶駆動信号(Vlcd)を各走
査電極に与える。インターレース信号を毎フィールド書
き込むことにより、擬似的なフルラインのフリッカのな
い高品質な画像表示が得られる。しかも、ディジタル画
像信号を交流化する回路を必要としないので、簡略化さ
れた低コストの回路構成で実現できる。さらに、極性反
転が確実に1フィールド毎に行われているため、高い信
頼性が得られる。
【0078】次に第8の実施形態に係る液晶表示装置の
信号波形を図24に示す。この図において、(a)に示
す垂直同期信号(/VD)、(b)に示す水平同期信号
(/HD)、(c)に示すクロック信号(CLK)、
(d)に示すディジタル画像信号(Ds)、(e)に示
す垂直スタート信号(SV)、(g)に示す水平スター
ト信号(SH)、(h)に示す水平クロック信号(Hcl
k)、(p)に示す極性反転信号(HT)、(k)に示
す液晶駆動信号(Vlcd)、(l)〜(o)に示す走査
電極信号(X1)〜(X4)については、図23に示し
た第7の実施形態の信号と同じものである。(u)〜
(z)に示す走査電極信号(X5)〜(X10)につい
ても、走査電極信号(X1)〜(X4)と同様のもので
ある。
【0079】第7の実施形態と異なる信号は、(f)に
示す垂直クロック信号(Vclk)である。第7の実施形
態では一定周期の1/2Hごとにパルスが出ているのに
対し、本実施形態の垂直クロック信号(Vclk)ではパ
ルスが1/2H又は1/3Hの周期で出力される。
【0080】図25は、この液晶表示装置の画像表示方
法の説明図である。図25(a)はディジタル画像信号
(Ds)としてのNTSCインターレース信号におい
て、奇フィールドには奇数ラインの信号が与えられ、偶
フィールドには偶数ラインの信号が与えられる様子を示
している。図25(b)は奇1フィールド、偶1フィー
ルド、奇2フィールド、及び偶2フィールドにおいて走
査電極6のX1から順に画素に書き込まれる信号とその
極性を示している。図25(c)はそれらのフィールド
が連続した画像が液晶パネル9に表示されるときに各画
素に書き込まれる実効値の様子を示している。ここでは
インターレース信号の1ラインの同一信号を1フィール
ド期間中に3ライン又は2ラインに書き込むことによ
り、拡大された画像を液晶パネルに表示している。
【0081】以上のように構成された本実施形態の液晶
表示装置の動作は以下のようになる。垂直同期信号(/
VD)と水平同期信号(/HD)とクロック信号(CL
K)が水平コントロール回路15及び垂直コントロール
回路13に、ディジタル画像信号(Ds)がディジタル
水平走査回路34にそれぞれ入力される。すると、水平
コントロール回路15から水平スタート信号(SH)と
水平クロック信号(Hclk)と極性反転信号(HT)が
出力され、垂直コントロール回路13から垂直スタート
信号(SV)と垂直クロック信号(Vclk)が出力され
る。
【0082】図19に示すディジタル水平走査回路34
において、水平クロック信号(Hclk)と水平スタート
信号(SH)によりシフトレジスタ回路17が動作し、
信号電極7のY1に位置に相当するディジタル画像信号
(Ds)をサンプリングするための信号がディジタルサ
ンプルホールド回路33のデータラッチ回路30を制御
し、データラッチ回路30にディジタルデータがラッチ
される。
【0083】D/A回路32においてリファレンス信号
(REF)が図20に示す特性Aの期間はディジタルラ
ッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナログ出力信号
は増加し、非反転回路21を介して+極性の液晶駆動信
号(Vlcd)が信号電極7に供給される。一方、リファ
レンス信号(REF)が図20に示す特性Bの期間はデ
ィジタルラッチ信号(Dlatch)の増加に対してアナロ
グ出力信号は減少するため、非反転回路21を介し−極
性の液晶駆動信号(Vlcd)が信号電極7に供給され
る。
【0084】垂直走査回路10では垂直クロック信号
(Vclk)と垂直スタート信号(SV)により1/2H
の期間又は1/3Hの期間走査電極6がオンとなり、1
/2Hもしくは1/3H毎にシフトした信号X1、X
2、X3、X4がそれぞれの走査電極に供給される。す
ると図25に示すように、奇1フィールドにおいて、X
1には+極性の1ライン、X2には−極性の1ライン、
X3には+極性の1ライン、X4には−極性の3ライ
ン、X5には+極性の3ライン、X6には−極性の5ラ
イン、X7には+極性の5ライン、X8には−極性の5
ライン、X9には+極性の7ライン、X10には−極性
の7ライン、X11には+極性の7ライン、X12には
−極性の9ライン、X13には+極性の9ライン、X1
4には−極性の11ライン、X15には+極性の11ラ
イン、X16には−極性の11ライン、X17には+極
性の13ライン、X18には−極性の13ラインの信号
がそれぞれ書き込まれる。
【0085】偶1フィールドにおいて、X2には+極性
の2ライン、X3には−極性の2ライン、X4には+極
性の2ライン、X5には−極性の4ライン、X6には+
極性の4ライン、X7には−極性の4ライン、X8には
+極性の6ライン、X9には−極性の6ライン、X10
には+極性の8ライン、X11には−極性の8ライン、
X12には+極性の8ライン、X13には−極性の10
ライン、X14には+極性の10ライン、X15には−
極性の10ライン、X16には+極性の12ライン、X
17には−極性の12ラインの信号がそれぞれ書き込ま
れる。
【0086】奇2フィールドにおいて、X1には+極性
の1ライン、X2には−極性の1ライン、X3には+極
性の3ライン、X4には−極性の3ライン、X5には+
極性の3ライン、X6には−極性の5ライン、X7には
+極性の5ライン、X8には−極性の7ライン、9には
+極性の7ライン、X10には−極性の7ライン、X1
1には+極性の9ライン、X12には−極性の9ライ
ン、X13には+極性の9ライン、X14には−極性の
11ライン、X15には+極性の11ライン、X16に
は−極性の13ライン、X17には+極性の13ライ
ン、X18には−極性の13ラインの信号がそれぞれ書
き込まれる。
【0087】偶2フィールドにおいて、X2には+極性
の2ライン、X3には−極性の2ライン、X4には+極
性の4ライン、X5には−極性の4ライン、X6には+
極性の4ライン、X7には−極性の6ライン、X8には
+極性の6ライン、X9には−極性の6ライン、X10
には+極性の8ライン、X11には−極性の8ライン、
X12には+極性の10ライン、X13には−極性の1
0ライン、X14には+極性の10ライン、X15には
−極性の12ライン、X16には+極性の12ライン、
X17には−極性の12ラインの信号がそれぞれ書き込
まれる。そして、これが繰り返し行われることにより、
X2には1+1+2+2ラインの実効値、X3には1+
2+2+3ラインの実効値、X4には2+3+3+4ラ
インの実効値、X5には3+3+4+4ラインの実効
値、X6には4+4+5+5ラインの実効値、X7には
4+5+5+6ラインの実効値、X8には5+6+6+
7ラインの実効値、X9には6+6+7+7ラインの実
効値、X10には7+7+8+8ラインの実効値、X1
1には7+8+8+9ラインの実効値、X12には8+
9+9+10ラインの実効値、X13には9+9+10
+10ラインの実効値、X14には10+10+11+
11ラインの実効値、X15には10+11+11+1
2ラインの実効値の信号がそれぞれ書き込まれる。そし
てインターレースの信号を奇フィールドと偶フィールド
とで極性を反転しながら重ねて複数ラインに同じ信号を
書き込み、更に、フィールド毎に書き込みのタイミング
をずらすことによりスムースな拡大画像表示が得れれ
る。
【0088】以上のようにこの実施形態によれば、垂直
クロック信号(Vclk)の周期を(1/2H)期間と
(1/3H)期間の2種類を一定の周期で且つ、フィー
ルド毎にタイミングをずらすことで、ディジタルサンプ
ルホールド回路33にデータラッチ回路30とD/A回
路32を設け、リファレンス信号(REF)を垂直クロ
ック信号(Vclk)と同期して、図20に示した特性A
と特性Bとの間で切り替えることによって、液晶の交流
化駆動のための極性反転も同時に行い、1フィールド毎
に確実に極性反転された液晶駆動信号(Vlcd)が各走
査電極に与えられる。インターレース信号を毎フィール
ド、しかも同じラインの信号を複数ラインに書き込むこ
とにより、フリッカのない高品質でスムースな拡大画像
の表示が可能となる。そして、拡大表示のための複雑な
画像処理回路を必要としないので、低コストな回路構成
で実現できる。さらに、極性反転が確実に1フィールド
毎に行われるので、高い信頼性が得られる。
【0089】以上に説明した第1〜8の実施形態におい
て、画像信号としてNTSCのインターレース信号を用
いたが、本発明はこれに限らず、他の方式の映像信号を
用いる場合にも適用することができる。また、第8の実
施形態において、インターレース信号に代えてノンイン
ターレース信号を用いても同様の効果が得られる。ま
た、本発明は、RGBの画素を有するカラー液晶パネル
にも同様に適用することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補助容量が前段の走査電極に接続されている構成の液晶
パネルにおいて、1フィールド内に2ライン同じ信号を
書き込むことにより、インターレースの画像信号用いて
擬似的なノンインターレース画像表示を行うので、解像
度の向上すると共にフリッカのない高品質な画像表示が
得られる。また、同様に1フィールド内に本数の異なる
複数ラインに同じ信号を書き込み、且つフィールド毎に
タイミングをずらすことにより、インターレースの画像
信号を用いて擬似的なノンインターレースの拡大表示が
可能となり、NTSC/PAL変換や表示アスペクト変
換においてスムースでフリッカのない高品質な画像表示
が可能となる。しかも、インターレース信号をノンイン
ターレース信号に変換する高価で複雑な信号処理回路は
一切不要で、従来の構成の液晶パネルを使用することが
できるので、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の
回路図
【図2】図1の液晶表示装置における水平走査回路の回
路図
【図3】図1の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図4】図3の信号のうちの一部の信号の詳細波形図
【図5】図1の液晶表示装置の表示方法を説明するため
の図
【図6】第2の実施形態に係る液晶表示装置の回路図
【図7】図6の液晶表示装置における水平走査回路の回
路図
【図8】図6の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図9】図8の信号のうちの一部の信号の詳細波形図
【図10】図6の液晶表示装置の表示方法を説明するた
めの図
【図11】第3の実施形態に係る液晶表示装置の水平走
査回路の回路図
【図12】図11の液晶表示装置の一部の信号の詳細波
形図
【図13】第4の実施形態に係る液晶表示装置の水平走
査回路の回路図
【図14】図13の液晶表示装置の一部の信号の詳細波
形図
【図15】第5の実施形態に係る液晶表示装置の回路図
【図16】図15の液晶表示装置における水平走査回路
の回路図
【図17】図15の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図18】第6の実施形態に係る液晶表示装置の回路図
【図19】図18の液晶表示装置における水平走査回路
の回路図
【図20】図18の液晶表示装置におけるD/A回路の
リファレンス特性図
【図21】図18の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図22】本発明の第7の実施形態に係る液晶表示装置
の回路図
【図23】図22の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図24】本発明の第8の実施形態に係る液晶表示装置
の各部の信号波形図
【図25】図24の液晶表示装置の表示方法を説明する
ための図
【図26】従来例に係る液晶表示装置の回路図
【図27】図26の液晶表示装置の各部の信号波形図
【図28】図26の液晶表示装置の表示方法を説明する
ための図
【符号の説明】
1 TFT 2 液晶セル 3 補助容量 4 対向電極 5 画素電極 6 走査電極 7 信号電極 8 1画素 9 液晶パネル 10 垂直走査回路 11 水平走査回路 12 水平コントロール回路 13 垂直コントロール回路 14 交流化回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数のバス配線がXYマトリク
    ス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y方
    向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査電
    極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の走査電極に接続
    されている液晶パネルを用いた液晶表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、そして液晶を交流駆動すべく画像
    信号(Vs)の極性を少なくとも1水平走査期間(1
    H)毎に且つ2フィールド毎に反転するための交流化信
    号(POL)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2以下の周
    期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直スタート
    信号(SV)を出力する垂直コントロール回路と、 前記交流化信号(POL)に応じて画像信号を交流化す
    ることにより、前記水平走査回路に与える交流画像信号
    (Vac)を生成する交流化回路とを備えていることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した液晶表示装置を駆動
    する方法であって、 前記水平走査回路が1水平走査期間(1H)に1ライン
    の画像データを出力し、前記垂直走査回路が前記1水平
    走査期間(1H)内に少なくとも2本の走査電極に信号
    を出力することにより、1フィールド期間内に、同一ラ
    インの画像データを少なくとも2本以上の走査電極ライ
    ンに表示することを特徴とする液晶表示装置の駆動方
    法。
  3. 【請求項3】 基板上に複数のバス配線がXYマトリク
    ス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y方
    向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査電
    極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の走査電極に接続
    されている液晶パネルを用いた表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、前記水平走査回路の液晶駆動信号
    (Vlcd)の極性を1水平走査期間(1H)内で反転す
    るための反転信号(HT)、そして液晶を交流駆動すべ
    く画像信号(Vs)の極性を反転するための交流化信号
    (POL)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2以下の周
    期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直スタート
    信号(SV)を出力する垂直コントロール回路と、 前記交流化信号(POL)に応じて画像信号を交流化す
    ることにより、前記水平走査回路に与える交流画像信号
    (Vac)を生成する交流化回路とを備え、 前記水平走査回路はシフトレジスタ回路とサンプルホー
    ルド回路からなり、 前記サンプルホールド回路は前記交流画像信号(Vac)
    をサンプリングするためのサンプリングスイッチと、 サンプリングされたサンプリング信号(Vcs)を保持す
    るサンプリング容量(Cs)と、前記サンプリング信号
    の極性を電源電圧の中間電圧(Vcent)に対して反転す
    る反転回路と、 前記極性を反転せずに伝達する非反転回路と、 前記反転回路の出力と非反転回路の出力とを前記反転信
    号(HT)に応じて切り替える切り替えスイッチとを含
    んでいることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液晶表示装置において、
    前記サンプルホールド回路に代えて、前記交流画像信号
    (Vac)をサンプリングするためのサンプリングスイッ
    チと、 サンプリングされたサンプリング信号(Vcs)を保持す
    るサンプリング容量(Cs)と、 前記サンプリング信号(Vcs)と所定の中間電圧(Vce
    nt)との間に接続される前記サンプリング容量(Cs)
    の極性を前記反転信号(HT)によって切り替えるため
    の一対の連動する切り替えスイッチと、 前記サンプリング容量(Cs)に保持された電圧を液晶
    駆動信号(Vlcd)として出力する非反転回路とを含む
    サンプルホールド回路が用いられることを特徴とする液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の液晶表示装置において、
    前記サンプルホールド回路に代えて、前記交流画像信号
    (Vac)をサンプリングするためのサンプリングスイッ
    チと、 サンプリングされたサンプリング信号(Vcs)を保持す
    るサンプリング容量(Cs)と、 前記サンプリング容量(Cs)を、前記サンプリング信
    号(Vcs)と電源電圧(Vcc)との間に接続するか、又
    は前記サンプリング信号(Vcs)と基準電圧(GND)
    との間に接続するかを前記反転信号(HT)に応じて切
    り換えるための複数の連動する切り替えスイッチと、 前記サンプリング容量(Cs)に保持された電圧を液晶
    駆動信号(Vlcd)として出力する非反転回路とを含む
    サンプルホールド回路が用いられることを特徴とする液
    晶表示装置。
  6. 【請求項6】 基板上に複数のバス配線がXYマトリク
    ス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y方
    向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査電
    極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の走査電極に接続
    されている液晶パネルを用いた表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、前記水平走査回路の出力信号の極
    性を1水平走査期間(1H)内で反転させる反転信号
    (HT)、そして液晶を交流駆動すべくディジタル画像
    信号(Ds)の極性を反転するための交流化信号(PO
    L)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2以下の周
    期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直スタート
    信号(SV)を出力する垂直コントロール回路と、 前記交流化信号(POL)に応じてディジタル画像信号
    を交流化することにより、前記水平走査回路に与えるデ
    ィジタル交流画像信号(Dac)を生成する交流化回路と
    を備え、 前記水平走査回路はシフトレジスタ回路とサンプルホー
    ルド回路からなり、 前記サンプルホールド回路は前記ディジタル交流画像信
    号(Dac)をサンプリングするデータラッチ回路と、 前記データラッチ回路の出力データを前記反転信号(H
    T)に応じて反転/非反転してデータ反転信号(Din
    v)を出力するデータ反転/非反転回路と、 前記データ反転信号をアナログ信号に変換するD/A回
    路と、 前記D/A回路の出力を前記液晶パネルに伝達する非反
    転回路とを含んでいることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 基板上に複数のバス配線がXYマトリク
    ス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y方
    向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査電
    極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の前記走査電極に
    接続されている液晶パネルを用いた表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、前記水平走査回路の出力信号の極
    性を1水平走査期間(1H)内で反転させる反転信号
    (HT)、そして液晶を交流駆動すべくディジタル画像
    信号(Ds)の極性を反転するための交流化信号(PO
    L)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2以下の周
    期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直スタート
    信号(SV)を出力する垂直コントロール回路と、 前記交流化信号(POL)に応じてディジタル画像信号
    を交流化することにより、前記水平走査回路に与えるデ
    ィジタル交流画像信号(Dac)を生成する交流化回路
    と、 前記反転信号(HT)に応じて前記水平走査回路の出力
    特性を変化させるリファレンス信号(REF)を出力す
    るリファレンス切り替え回路とを備え、 前記水平走査回路はシフトレジスタ回路とサンプルホー
    ルド回路からなり、 前記サンプルホールド回路は前記ディジタル交流画像信
    号(Dac)をサンプリングしてデータラッチ信号(Dla
    tch)を出力するデータラッチ回路と、 前記データラッチ信号(Dlatch)を前記リファレンス
    信号(REF)の特性に応じたアナログ信号に変換する
    D/A回路と、 前記D/A回路の出力を前記液晶パネルに伝達する非反
    転回路とを含んでいることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 基板上に複数のバス配線がXYマトリク
    ス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y方
    向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査電
    極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の前記走査電極に
    接続されている液晶パネルを用いた表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、そして前記水平走査回路の出力信
    号の極性を1水平走査期間(1H)内で反転させる反転
    信号(HT)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2以下の周
    期の垂直走査クロック信号(Vclk)及び垂直スタート
    信号(SV)を出力する垂直コントロール回路と、 前記反転信号(HT)に応じて前記水平走査回路の出力
    特性を変化させるリファレンス信号(REF)を出力す
    るリファレンス切り替え回路とを備え、 前記水平走査回路はシフトレジスタ回路とサンプルホー
    ルド回路からなり、 前記サンプルホールド回路は前記ディジタル画像信号
    (Ds)をサンプリングしてデータラッチ信号(Dlatc
    h)を出力するデータラッチ回路と、 前記データラッチ信号(Dlatch)を前記リファレンス
    信号(REF)の特性に応じて、液晶を交流駆動すべく
    極性を反転するアナログ信号に変換するD/A回路と、 前記D/A回路の出力を前記液晶パネルに伝達する非反
    転回路とを含んでいることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれか1項に記載した
    液晶表示装置を駆動する方法であって、前記水平走査回
    路が1水平走査期間(1H)内に1ラインの画像データ
    の極性非反転信号と極性反転信号とを繰り返し出力し、
    前記垂直走査回路が前記1水平走査期間(1H)内に少
    なくとも2本の前記走査電極に信号を出力することによ
    り、1フィールド期間内に、互いに極性が異なる同一ラ
    インの画像データを隣接する少なくとも2本以上の走査
    ラインに表示し、かつ、フィールド間においても走査電
    極の液晶駆動信号(Vlcd)の極性を反転することを特
    徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】 基板上に複数のバス配線がXYマトリ
    クス状に配置され、X方向のバス配線が走査電極に、Y
    方向のバス配線が信号電極にそれぞれ相当し、前記走査
    電極と前記信号電極とで区画された領域に画素が設けら
    れ、前記画素は薄膜トランジスタと液晶セルと前記液晶
    セルの信号保持特性を補助するための補助容量とからな
    り、前記薄膜トランジスタのゲート電極は前記走査電極
    に、ソース電極は前記信号電極に、ドレイン電極は前記
    液晶セルと前記補助容量の一方の電極にそれぞれ接続さ
    れ、前記補助容量の他方の電極は前段の前記走査電極に
    接続されている液晶パネルを用いた表示装置であって、 前記信号電極に液晶駆動信号(Vlcd)を供給する水平
    走査回路と、 前記走査電極に走査信号を供給する垂直走査回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記水平走査回路を動作
    させるための水平走査クロック信号(Hclk)、水平ス
    タート信号(ST)、前記水平走査回路の出力信号の極
    性を1水平走査期間(1H)内で反転させる反転信号
    (HT)を出力する水平コントロール回路と、 クロック信号(CLK)、水平同期信号(/HD)、及
    び垂直同期信号(/VD)から前記垂直走査回路を動作
    させるための1水平走査期間(1H)の1/2の周期と
    1/3の周期が一定周期で混在し且つ4フィールド内で
    タイミングが異なる垂直走査クロック信号(Vclk)、
    及び垂直スタート信号(SV)を出力する垂直コントロ
    ール回路と、 前記反転信号(HT)に応じて前記水平走査回路の出力
    特性を変化させるリファレンス信号(REF)を出力す
    るリファレンス切り替え回路とを備え、 前記水平走査回路はシフトレジスタ回路とサンプルホー
    ルド回路からなり、 前記サンプルホールド回路は前記ディジタル画像信号
    (Ds)をサンプリングしてデータラッチ信号(Dlatc
    h)を出力するデータラッチ回路と、 前記データラッチ信号(Dlatch)を前記リファレンス
    信号(REF)の特性に応じて、液晶を交流駆動すべく
    極性を反転するアナログ信号に変換するD/A回路と、 前記D/A回路の出力を前記液晶パネルに伝達する非反
    転回路とを含んでいることを特徴とする液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載した液晶表示装置を
    駆動する方法であって、前記水平走査回路が1水平走査
    期間(1H)内に1ラインの画像データの極性非反転信
    号と極性反転信号とを複数回繰り返し出力し、前記垂直
    走査回路が前記1水平走査期間(1H)内に2本又は3
    本以上の前記走査電極に信号を出力することにより、1
    フィールド期間内に、互いに極性が異なる同一ラインの
    画像データを隣接する2本又は3本以上の走査ラインに
    表示し、かつ、フィールド間においても走査電極の液晶
    駆動信号(Vlcd)の極性を反転し、これによって滑ら
    かな拡大表示画像を得ることを特徴とする液晶表示装置
    の駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記液晶パネルは、画素電極と対向電
    極との間に液晶が狭持され、前記薄膜トランジスタをオ
    ンさせるための走査信号以外に所定の変調信号が前記走
    査電極に印加され、しかも、走査電極が偶数番目である
    か奇数番目であるかによって前記変調信号の大きさが変
    化することにより、前記画素電極と前記信号電極との対
    向電極に対する平均電圧を等しくするように構成されて
    いる請求項1〜11のいずれか1項記載の液晶表示装
    置。
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