JPH0963667A - 同軸ケーブルの接続構造 - Google Patents

同軸ケーブルの接続構造

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JPH0963667A
JPH0963667A JP7240764A JP24076495A JPH0963667A JP H0963667 A JPH0963667 A JP H0963667A JP 7240764 A JP7240764 A JP 7240764A JP 24076495 A JP24076495 A JP 24076495A JP H0963667 A JPH0963667 A JP H0963667A
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利春 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタとフィッティングコネクタとの取り付
けの作業性及び接続部の放熱特性を向上させること。 【解決手段】基板1に取り付けられたコネクタ20がフ
ィッティングコネクタ10の接続端子16の側面部16
aの上方に配され、溝24が側面部16aの上に位置す
るように配置(図1(a))した後、基板1を下げて、
溝24に円盤状の接続端子16を側面部16aから挿入
する。このとき、接続端子16はコネクタ端子25の端
子25aと接触し、端子25aを溝24の内側面24a
側に押しながら挿入される。この端子25aは、内側面
24b側に弾性付勢され、接続端子16は溝24に挿入
されると、内側面24bと端子25aとで挟持される
(図1(b))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、電気信号線として用い
られる同軸ケーブルと基板上の電極との接続構造に関
し、特にCATV用機器等において、外部から導入され
る同軸ケーブルと電気的に接続され、筐体に取り付けら
れるフィッティングコネクタと、筐体内に配置される内
部ユニットの基板上に設けられたコネクタとの接続構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、CATV用機器に用いら
れる接続構造では、図8に示される構造が知られてい
る。この接続構造では、基板33に取り付けられた1対
の受け金具31、32から成るコネクタ30と、同軸ケ
ーブル(図示せず)と電気的に接続されたフィッティン
グコネクタ(図示せず)のセンター端子44とを接続す
る構成としている。コネクタ30の受け金具31、32
は、互いに近づく方向に弾性付勢されている。また、線
状のセンター端子44が受け金具31と受け金具32と
の間に着脱しやすいように、受け部35a、35bがそ
れぞれコネクタ30の図中の左側、下側に設けられてい
る。このような構成のコネクタ30を基板33と共に、
図中下方に押して、センター端子44を基板33に設け
られた溝部33aから受け部35bを介して受け金具3
1と受け金具32の間に配置させる。受け金具31と受
け金具32とは、互いに近づく方向に弾性付勢されてい
るので、センター端子44と受け金具31、32とは良
好に接触する。そして、センター端子44とコネクタ3
0とが電気的に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
示技術では、センター端子44と受け金具31、32と
の上下方向のクリアランスを吸収できたとしても、左右
方向のクリアランスを吸収できないため、取り付けの作
業性がよくないという問題がある。加えて、CATV等
の有線伝送システムでは、システム中の機器に作動用電
力を供給するためには、商用周波数の30〜60Vの同
軸ケーブル重畳給電することが多い。容量的には一重畳
系統で最大10A程度である。センター端子44及び受
け金具31、32は重畳電流により発熱する。特に接触
点は接触抵抗により発熱が顕著になり、接続の信頼性に
問題があった。
【0004】従って、上記課題に鑑み、本発明の目的
は、コネクタとフィッティングコネクタとの上下方向及
び左右方向のクリアランスを吸収し、取り付けの作業性
の良い接続構造を提供すると共に、接続部の放熱特性の
優れた接続構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、同軸ケーブルの内部導体と、基板
上の電極とを電気的に接続するための接続構造であっ
て、同軸ケーブルとの着脱が可能な第一接続部と、基板
が収納された筐体との着脱が可能な第二接続部と、中心
軸上に設けられ、該第一接続部側で同軸ケーブルの内部
導体と電気的に接続するセンター端子と、該第二接続部
側にて該センター端子と電気的に接続された板状の接続
端子と、該センター端子の周囲に設けられた絶縁体とを
有した第一のコネクタと、複数のコンタクトポイントを
有し、一端が基板上の電極と電気的に接続され、他端が
弾性力が付勢するように成形された第二のコネクタとを
備えたという技術的手段を採用するものである。
【0006】また、第二の発明の構成は、第二のコネク
タは、さらに、溝部が設けられた絶縁性のケースを備
え、該溝部の一方の内側面側に向かって弾性力が付勢す
るように、他端が該溝部の他方の内側面上に配されたと
いう技術的手段を採用するものである。
【0007】第三の発明の構成は、第二のコネクタは、
互いに近づく方向に弾性力が付勢された1対の金属片か
ら成り、第二のコネクタの一方には、センター端子の径
より大きい幅の溝部が設けられたという技術的手段を採
用するものである。
【0008】
【作用及び効果】上記構成から成る本発明の第一の作用
は、複数のコンタクトポイントを有する第二のコネクタ
の他端を弾性力が付勢するように成形し、その弾性力の
付勢方向と反対方向に第二のコネクタの他端を押しなが
ら板状の接続端子を配する。これにより、接続端子は第
二のコネクタの他端から弾性力が付勢されると共に、第
二のコネクタは複数のコンタクトポイントを有し、接続
端子は板状であるために、接続端子と第二のコネクタの
他端との電気的接続及び機械的接続は良好に行なわれ
る。また、第一のコネクタと第二のコネクタとの左右方
向のクリアランスを吸収することができ、取り付け時の
作業性を向上させることができる。加えて、第一のコネ
クタの接続端子が板状であるために放熱特性がよく、よ
り接続部の信頼性を高めることができる。さらに、第二
のコネクタを1個の金属片で構成できるため、接続構造
の低コスト化が実現できる(請求項1)。
【0009】また、第二の作用は、第一のコネクタの板
状の接続端子を側面部より第二のコネクタのケースに設
けられた溝部に挿入させる。このとき、接続端子は、第
二のコネクタの他端を一方の内側面側に付勢しながら挿
入されていく。第二のコネクタの他端は接続端子を他方
の内側面側に弾性付勢しており、また、第二のコネクタ
と接続端子とのコンタクトポイントは複数存在するため
に、第二のコネクタと接続端子との電気的接続及び機械
的接続は良好に行われる。このように、第一のコネクタ
の接続端子と第二のコネクタとの電気的及び機械的接続
を容易に行うことができるため、この接続端子と第二の
コネクタを介して同軸ケーブルと基板上の電極との電気
的接続を容易に行える。特に、第一のコネクタの接続端
子を板状とし、複数のコンタクトポイントを設けること
により、第一のコネクタと第二のコネクタとの左右方向
のクリアランスを吸収することができ、取り付け時の作
業性を向上させることができる。加えて、第一のコネク
タの接続端子が板状であるために放熱特性がよく、より
接続部の信頼性を高めることができる。(請求項2)
【0010】また、本発明の第三の作用は、第二のコネ
クタを互いに近づく方向に弾性付勢されたバネ状の1対
の金属片で構成する。そして、一方の金属片に形成され
た溝部に沿ってセンター端子を挿入し、その金属片の間
に第一のコネクタの板状の接続端子を挿入させると、第
一のコネクタの接続端子は、1対の金属片により外側よ
り弾性付勢されるために、第一のコネクタの接続端子と
1対の金属片との接触が良好に行われる。第一のコネク
タの接続端子が板状で、第二のコネクタが複数のコンタ
クトポイントを有することにより、第一のコネクタと第
二のコネクタとの上下方向及び左右方向のクリアランス
を吸収することができ、第一のコネクタと第二のコネク
タとの接続を容易に行うことができるため、取り付けの
作業性を向上させることができる。また、第一のコネク
タの接続端子が板状であるために放熱特性がよく、より
接続部の信頼性を高めることができる。さらに、第二の
コネクタを1対の金属片だけで構成できるため、第二の
コネクタを簡易な構成とすることができ、接続構造の低
コスト化を実現できる。(請求項3)
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。まず、本発明に係わる第一実施例に
おけるフィッティングコネクタ及びコネクタが用いられ
る双方向トランクアンプについて以下に説明する。図5
は、双方向トランクアンプ100の構成を示した構造図
である。双方向トランクアンプ100は主としてケース
本体71及び蓋81それら内部に配設された各種回路ユ
ニットから成る。ケース本体71の内部には高周波増幅
ユニット72などが配設されている。また、蓋81の内
部には電源回路ユニット82やシステムの運用状態を常
に把握し、大規模システムでの回線管理を容易に行うた
めのステイタスモニタユニット83などが配設されてい
る。高周波増幅ユニット72と電源回路ユニット82と
は配線コード類75にて電気的に接続されている。高周
波増幅ユニット72とステイタスモニタユニット83と
は配線コード類76にて電気的に接続されている。ま
た、ケース本体71には、同軸ケーブル(図示せず)と
接続されるフィッティングコネクタ10が複数個(図で
は4個)設けられると共に、高周波増幅ユニット72の
基板上にはコネクタ(図1、図4参照)が設けられてい
る。このフィッティングコネクタ10とコネクタとを電
気的に接続させることにより、同軸ケーブルと高周波増
幅ユニット72との電気的接続を行う構成としている。
【0012】まず、本発明に係わる第一実施例の構成の
うち、フィッティングコネクタ10の構造について以下
に説明する。図3は、フィッティングコネクタ10の構
成を示したものであり、正面図を(a)図に、側面図を
(b)図にそれぞれ示す。フィッティングコネクタ10
は、一端に同軸ケーブルと接続する着脱可能な接続部1
1(第一接続部に相当)が、他端に筐体(図5中のケー
ス本体71に相当)と接続する着脱可能な接続部12
(第二接続部に相当)がそれぞれ形成されている。この
接続部11と接続部12との間には、ナット部15が設
けられ、フィッティングコネクタ10を筐体に固定する
際に用いられる。また、接続部12上のナット部15側
にはOリング17が配置され、筐体とフィッティングコ
ネクタ10との気密性を保持する。尚、筐体内には、電
子回路(図示せず)が設けられた基板1(図1、図4参
照)が収納されている。フィッティングコネクタ10の
中心軸上には、センター端子13(センター端子に相
当)が配され、接続部12側に円盤状の接続端子16
(板状の接続端子に相当)が中心軸に対して垂直に固定
されている。このセンター端子13の周囲には絶縁体
(図示せず)が設けられ、センター端子13は絶縁体に
固定されている。
【0013】続いて、本発明に係わる第一実施例の構成
のうち、コネクタの構造について以下に説明する。図4
は、基板上に設けられるコネクタ20(コネクタに相
当)の構成を示したものであり、正面図を(a)図に、
側面図を(b)図にそれぞれ示す。コネクタ20は、絶
縁性のケース21(ケースに相当)と金属性のコネクタ
端子25とから構成される。ケース21には、基板1に
固定するための爪22と、フィッティングコネクタ10
の接続端子16の挿入部としての溝24(ケースの溝部
に相当)と、その溝24への接続端子16の挿入を容易
とするガイド23aと、コネクタ端子25を保持する端
子保持部23bとが形成されている。コネクタ端子25
は、略U字状に成形され、一端にフィッティングコネク
タ10の接続端子16と電気的に接続する複数(図では
3個)の端子25aが設けられ、他端に基板1上に設け
られる電極26と電気的に接続する端子25bが設けら
れている。
【0014】このU字状に成形されたコネクタ端子25
の基板側端子25bを外側に配してその内側をケース2
1の端子保持部16に挿入して、ケース21にコネクタ
端子25を装着することにより、コネクタ20が組み立
てられる。このようにしてコネクタ20を組み立てた
後、基板1に設けられた所定の孔部1a〜1dに爪22
及び端子25bを挿入することにより、基板1とコネク
タ20との機械的接続が成され、基板1上に形成された
電極26と端子25bとをはんだ付等により接続するこ
とによって、基板1上の電極26と端子25bとの電気
的接続が成される。
【0015】次に、上記に示されたフィッティングコネ
クタ10とコネクタ20との接続について図1を用いて
以下に説明する。フィッティングコネクタ10は図5に
示されるようにケース本体71に取り付けられている。
図1は、フィッティングコネクタ10とコネクタ20と
の位置合わせ時の構成を示した正面図(a)及び接続時
の構成を示した正面図(b)を示している。平板状の基
板1をケース本体71に対して上から底の方に向けて収
納するとき、基板1に取り付けられたコネクタ20がフ
ィッティングコネクタ10の接続端子16の側面部16
aの上方に配され、コネクタ20の溝24が接続端子1
6の側面部16aの上に位置するように配置される(図
1(a))。
【0016】フィッティングコネクタ10とコネクタ2
0とを位置合わせした後、基板1を下げて、コネクタ2
0の溝24に接続端子16を側面部16aから挿入す
る。このとき、接続端子16は、コネクタ端子25の端
子25aと接触し、端子25aを溝24の内側面24a
側に押しながら挿入される。この端子25aは、内側面
24b側に弾性力が付勢されており、接続端子16は溝
24に挿入されると、内側面24bと端子25aとで挟
持される(図1(b))。
【0017】このようにしてフィッティングコネクタ1
0とコネクタ20とを接続することにより、接続端子1
6は外側より内側面24bと端子25aとにより挟持さ
れるため、フィッティングコネクタ10とコネクタ20
との電気的接続及び機械的接続を良好に行える。また、
フィッティングコネクタ10を筐体に取り付ける際にそ
の中心軸回りの取り付け角度に変化があっても、接続端
子16は円盤状であるため、フィッティングコネクタ1
0の中心軸回りの取り付け角度に係わりなく、容易にフ
ィッティングコネクタ10とコネクタ20とを接続でき
る。
【0018】さらに、接続端子16を円盤状とし、コネ
クタ20の端子25aを左右方向に複数個(図では3
個)設けることにより、フィッティングコネクタ10と
コネクタ20との左右方向のクリアランスを吸収するこ
とができる。図2に、図1中のA−A断面を示すが、コ
ネクタ20に対して接続端子16が多少左右にずれて
も、ガイド23aの間に接続端子16が位置するため、
十分に溝24に接続端子16を挿入させることができ、
端子25aと接続端子16とは電気的に接続できる。こ
のように、フィッティングコネクタ10とコネクタ20
との取り付け時に多少左右方向にズレがあっても、電気
的接続を行うことができる。
【0019】尚、本実施例では、フィッティングコネク
タ10の接続部11を雌ネジ形状としたが、雄ネジ形状
としてもよい。また、本実施例では、コネクタ20を基
板1と別体で構成したが、コネクタ20のケース21を
基板1と一体に構成してもよい。本実施例では、フィッ
ティングコネクタ10の接続端子16を円盤形状とした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、接続端子
16の形状は正多角形でもよく、板状であればその形状
は限定しない。本実施例では、センター端子13を絶縁
体に固定する構成としたが、センター端子13を絶縁体
に対して回動自在の構成としてもよい。
【0020】次に、本発明に係わる第二実施例について
図6を用いて以下に説明する。第二実施例におけるコネ
クタ40(第二のコネクタに相当)の正面断面図を図6
(a)に、左側面図を図6(b)にそれぞれ示す。コネ
クタ40は、2つの端子41、42(一対の金属片に相
当)で構成され、端子42がフィッティングコネクタ1
0(図3参照)側に配置されている。端子41、42に
は、それぞれ一端に基板1上に形成された電極26と電
気的に接続する基板側端子41b、42bと、フィッテ
ィングコネクタ10の接続端子16を図中下方より受け
る受け部41a、42aが設けられている。また、端子
42には、受け部42a側の端部から溝42c(溝部に
相当)が形成されている。
【0021】このような構成のコネクタ40を基板1に
取り付け、電極26と基板側端子41b、42bとを電
気的に接続する。そして、基板1を図中下方に押し、フ
ィッティングコネクタ10のセンター端子13を溝部4
2cに挿入すると共に、接続端子16を受け部41a、
42aを介して端子41と端子42との間に挿入する。
端子41と端子42は、互いに近づく方向に弾性付勢さ
れているため、フィッティングコネクタ10の接続端子
16と端子41、42とは良好に接触する。
【0022】このように、第二実施例においてもコネク
タ40とフィッティングコネクタ10との電気的接続は
良好に行えると共に、複数のコンタクトポイント(図6
では3個)が設けられているため、コネクタ40とフィ
ッティングコネクタ10との上下方向及び左右方向(図
6(b)における左右方向)のクリアランスを吸収する
ことができるため、接続時の作業性が向上する。さら
に、コネクタ40を1対の金属片だけの簡易な構成とす
ることにより、接続構造の低コスト化を実現できる。本
実施例では、コネクタ40には、下方からフィッティン
グコネクタ10の接続端子16を受ける構成としたが、
他の方向から受ける構成としてもよく、受け部は複数箇
所に設けてもよい。
【0023】続いて、本発明に係わる第三実施例につい
て図7を用いて以下に説明する。図7は、第三実施例と
してコネクタ端子25(第二のコネクタに相当)の構成
を示した正面図(図7(a))及び右側面図(図7
(b))である。本実施例の特徴は、第二のコネクタを
コネクタ端子25のみで構成した点であり、フィッティ
ングコネクタの構成は第一実施例及び第二実施例と同様
である。これにより、基板1と共にコネクタ端子25を
図中下方に押し、フィッティングコネクタ10(図3参
照)の接続端子16を端子25aと接触させる。このと
き端子25aは図中左方向に弾性付勢されているため、
フィッティングコネクタ10の接続端子16と端子25
aは良好に接触する。
【0024】このように、第三実施例においてもコネク
タ端子25とフィッティングコネクタ10との電気的接
続は良好に行える。また、端子25aが複数個(図では
3個)設けられているため、複数のコンタクトポイント
が存在し、コネクタ端子25とフィッティングコネクタ
10との上下方向及び左右方向(図7(a)における左
右方向)のクリアランスを吸収することができるため、
接続時の作業性が向上する。さらに、コネクタ端子25
を1個の金属片だけの簡易な構成とすることにより、接
続構造のさらなる低コスト化を実現できる。
【0025】尚、本実施例では、双方向トランクアンプ
100を適用対象としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、同軸ケーブルと接続する必要のあるもの
は全て適用対象としてよい。
【0026】上記に示されるように本発明によれば、フ
ィッティングコネクタの板状の接続端子を、一方の内側
面にバネ状の端子が配置されたコネクタの溝部に挿入す
ることにより、接続端子とコネクタ端子との電気的及び
機械的接続を良好に行うことができ、この接続端子とコ
ネクタ端子とを介して同軸ケーブルと基板上の電極との
電気的接続を容易に行うことができる。特に、フィッテ
ィングコネクタの接続端子を板状とし、コネクタに複数
のコンタクトポイントを設けることにより、フィッティ
ングコネクタとコネクタとの左右方向のクリアランスを
吸収することができ、取り付け時の作業性を向上させる
ことができる。また、フィッティングコネクタの接続端
子が板状であるために放熱特性がよく、より接続部の信
頼性を高めることができる。コネクタを1対の金属片で
構成すれば、より簡易な構成とすることができ、接続構
造の低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例のフィッティングコ
ネクタとコネクタとの位置合わせ時の構成を示した正面
図(a)及びフィッティングコネクタとコネクタとの接
続時の構成を示した正面図(b)。
【図2】本発明に係わる第一実施例のフィッティングコ
ネクタとコネクタとの接続時のA−A断面の構成を示し
た断面図。
【図3】本発明に係わる第一実施例のフィッティングコ
ネクタの構造を示した正面図(a)及び側面図(b)。
【図4】本発明に係わる第一実施例のコネクタの構造を
示した正面図(a)及び側面図(b)。
【図5】本発明に係わる第一実施例のフィッティングコ
ネクタ及びコネクタを備えた双方向トランクアンプの構
造を示した構造図。
【図6】本発明に係わる第二実施例のコネクタの構成を
示した正面断面図(a)及び左側面図(b)。
【図7】本発明に係わる第三実施例のコネクタの構成を
示した正面断面図(a)及び右側面図(b)。
【図8】従来のCATV機器用のコネクタの構造を示し
た構造図。
【符号の説明】
1 基板 1a〜1d 孔部 10 フィッティングコネクタ 11、12 接続部 13 センター端子 15 ナット部 16 接続端子 20 コネクタ 21 ケース 22 爪 23a ガイド 23b 端子保持部 24 溝 25 コネクタ端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルの内部導体と、基板上の電極
    とを電気的に接続するための接続構造であって、 前記同軸ケーブルとの着脱が可能な第一接続部と、前記
    基板が収納された筐体との着脱が可能な第二接続部と、
    中心軸上に設けられ、該第一接続部側で前記同軸ケーブ
    ルの前記内部導体と電気的に接続するセンター端子と、
    該第二接続部側にて該センター端子と電気的に接続され
    た板状の接続端子と、該センター端子の周囲に設けられ
    た絶縁体とを有した第一のコネクタと、 複数のコンタクトポイントを有し、一端が前記基板上の
    前記電極と電気的に接続され、他端が弾性力が付勢する
    ように成形された第二のコネクタとを備えたことを特徴
    とする同軸ケーブルの接続構造。
  2. 【請求項2】前記第二のコネクタは、さらに、溝部が設
    けられた絶縁性のケースを備え、 該溝部の一方の内側面側に向かって弾性力が付勢するよ
    うに、前記他端が該溝部の他方の内側面上に配されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の同軸ケーブルの接続構
    造。
  3. 【請求項3】前記第二のコネクタは、互いに近づく方向
    に弾性力が付勢された1対の金属片から成り、 前記第二のコネクタの一方には、前記センター端子の径
    より大きい幅の溝部が設けられたことを特徴とする請求
    項1に記載の同軸ケーブルの接続構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11312448A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Murata Mfg Co Ltd 鋼球検出センサ
JP2000134122A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Matsushita Electric Works Ltd ブースタ
JP2007066592A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Fujitsu General Ltd 電子機器
JP5307921B1 (ja) * 2012-08-10 2013-10-02 ミハル通信株式会社 端子保持具と端子保持構造と端子配置構造
JP2017157296A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 ミハル通信株式会社 コンタクトピン保持具、圧接具、ケース

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