JPH0962934A - 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム - Google Patents
万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システムInfo
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- JPH0962934A JPH0962934A JP21893195A JP21893195A JPH0962934A JP H0962934 A JPH0962934 A JP H0962934A JP 21893195 A JP21893195 A JP 21893195A JP 21893195 A JP21893195 A JP 21893195A JP H0962934 A JPH0962934 A JP H0962934A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 在庫管理機能と万引防止機能とを兼ね備えた
万引き防止機能付き在庫管理システムの提供。 【解決手段】 在庫管理機能と万引き防止機能とを備え
たタグ1は、万引き防止機能を動作させる水銀電池等の
小型電池を内蔵し、また、在庫管理機能を動作させるた
めの電力受信回路とリーダライタ２との商品データの送
受信が行なえる。リーダライタ２は、タグ１の在庫管理
機能を動作させるための電力伝送と商品データの送受信
が行なえる。発報機能付きのゲートアンテナ３が発する
電波の領域に、タグ１が接近するとタグ１とゲートアン
テナ３は警報を発報する。
万引き防止機能付き在庫管理システムの提供。 【解決手段】 在庫管理機能と万引き防止機能とを備え
たタグ1は、万引き防止機能を動作させる水銀電池等の
小型電池を内蔵し、また、在庫管理機能を動作させるた
めの電力受信回路とリーダライタ２との商品データの送
受信が行なえる。リーダライタ２は、タグ１の在庫管理
機能を動作させるための電力伝送と商品データの送受信
が行なえる。発報機能付きのゲートアンテナ３が発する
電波の領域に、タグ１が接近するとタグ１とゲートアン
テナ３は警報を発報する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売り店等におけ
る不正行為防止のための万引防止タグシステム、そして
大規模小売り店等におけるＰＯＳに代表される在庫管理
システムに関するものである。
る不正行為防止のための万引防止タグシステム、そして
大規模小売り店等におけるＰＯＳに代表される在庫管理
システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、デパート、スーパーマーケット、
レコード店等の大量小売り店では、売場内での万引きの
防止が常に重要な課題であるため、商品に目が行き届く
ように店員を多めに配置したり、警備員を配置したりし
ていた。近年では、人件費の高騰や万引き時の商品の隠
ぺい行為に対応するため、万引き防止用無線タグシステ
ムが導入され、一般化しつつある。このシステムは、検
出用電波送信ゲート（発報機能を備えていてもよい）と
電波感知による発報機能を備えたタグを備えており、そ
のタグを取り付けられた商品の通過を検出用電波送信ゲ
ートにて検知しようとするものである。図１１に従来例
を示す。
レコード店等の大量小売り店では、売場内での万引きの
防止が常に重要な課題であるため、商品に目が行き届く
ように店員を多めに配置したり、警備員を配置したりし
ていた。近年では、人件費の高騰や万引き時の商品の隠
ぺい行為に対応するため、万引き防止用無線タグシステ
ムが導入され、一般化しつつある。このシステムは、検
出用電波送信ゲート（発報機能を備えていてもよい）と
電波感知による発報機能を備えたタグを備えており、そ
のタグを取り付けられた商品の通過を検出用電波送信ゲ
ートにて検知しようとするものである。図１１に従来例
を示す。
【０００３】図１１は、従来例としての万引き防止タグ
システムの構成を示す図である。
システムの構成を示す図である。
【０００４】図中、１０１は万引き防止タグであり、商
品１０２に個々に取り付けられている。この状態の商品
１０２を持った不正行為者が、検出用電波送信ゲート１
０３付近を通過するとタグ１０１内部の警報発報機能が
動作して警報を発報する訳である。
品１０２に個々に取り付けられている。この状態の商品
１０２を持った不正行為者が、検出用電波送信ゲート１
０３付近を通過するとタグ１０１内部の警報発報機能が
動作して警報を発報する訳である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例は、管理しようとする商品全部にタグを用意しなけ
ればならないこともあり、万引き防止という単一の目的
からするとシステム導入のための費用がかなり高価なも
のとなっている。また、このようなシステムが必要とな
る小売り店では、売れ筋商品の把握とそれによる的確な
在庫管理が売上を左右するため、更に在庫管理システム
への投資も余儀なくされている。
来例は、管理しようとする商品全部にタグを用意しなけ
ればならないこともあり、万引き防止という単一の目的
からするとシステム導入のための費用がかなり高価なも
のとなっている。また、このようなシステムが必要とな
る小売り店では、売れ筋商品の把握とそれによる的確な
在庫管理が売上を左右するため、更に在庫管理システム
への投資も余儀なくされている。
【０００６】そこで本発明は、在庫管理機能と万引防止
機能とを兼ね備えた万引き防止機能付き在庫管理システ
ムの提供を目的とする。
機能とを兼ね備えた万引き防止機能付き在庫管理システ
ムの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の目標の達成すべき
本発明の構成として、請求項１は、商品に取り付けられ
るタグであって、そのタグは警報を発報する警報発報手
段と、前記商品の商品情報を記憶する記憶手段と、その
記憶している前記商品情報の読み出し／書き込み装置と
の双方向通信手段を備えたことを特徴とする万引き防止
機能付き在庫管理タグである。
本発明の構成として、請求項１は、商品に取り付けられ
るタグであって、そのタグは警報を発報する警報発報手
段と、前記商品の商品情報を記憶する記憶手段と、その
記憶している前記商品情報の読み出し／書き込み装置と
の双方向通信手段を備えたことを特徴とする万引き防止
機能付き在庫管理タグである。
【０００８】万引き防止機能と在庫管理機能を実現する
共通の媒体にタグを使用することにより、万引き防止と
在庫管理を同時に実現する。
共通の媒体にタグを使用することにより、万引き防止と
在庫管理を同時に実現する。
【０００９】請求項２の前記タグは、前記警報発報手段
を動作させる電池を備え、更に前記双方向通信手段と前
記記憶手段とを動作させる電力受信手段を備えたことを
特徴とする請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管理
タグである。
を動作させる電池を備え、更に前記双方向通信手段と前
記記憶手段とを動作させる電力受信手段を備えたことを
特徴とする請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管理
タグである。
【００１０】これによりタグの小型軽量化を計り、消費
電力の少ない警報発報手段を小型の電池で常に動作させ
る。
電力の少ない警報発報手段を小型の電池で常に動作させ
る。
【００１１】請求項３の前記双方向通信手段は、赤外線
による無線通信を使用することを特徴とする請求項１記
載の万引き防止機能付き在庫管理タグである。
による無線通信を使用することを特徴とする請求項１記
載の万引き防止機能付き在庫管理タグである。
【００１２】これによりタグの小型軽量化を計る。
【００１３】請求項４の前記警報発報手段は、外部装置
から送信された電波を検知した際、警報を発報すること
を特徴とする請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管
理タグである。
から送信された電波を検知した際、警報を発報すること
を特徴とする請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管
理タグである。
【００１４】これにより万引き防止機能を実現する。
【００１５】請求項５は、在庫、売上等の商品情報を管
理する在庫管理システムであって、複数の商品に個別に
取り付けられるタグ、そのタグに記憶された情報の読み
出し／書き込み装置、前記商品の置かれた領域の出入口
付近に設置するゲートを備えており、前記タグは、前記
ゲートに接近したことを検知して警報を発報する警報発
報手段と、前記商品個別の情報を記憶する記憶手段と、
前記読み出し／書き込み装置と通信する対読み出し／書
き込み装置通信手段とを備え、前記読み出し／書き込み
装置は、前記タグに記憶された前記商品情報を読み出す
読み出し手段と、前記商品情報を更新する書き込み手段
と、前記タグのうち目的とするタグと通信する対タグ通
信手段とを備え、前記ゲートは、前記タグの接近を検知
するタグ検知手段を備えたことを特徴とする万引き防止
機能付き在庫管理システムである。
理する在庫管理システムであって、複数の商品に個別に
取り付けられるタグ、そのタグに記憶された情報の読み
出し／書き込み装置、前記商品の置かれた領域の出入口
付近に設置するゲートを備えており、前記タグは、前記
ゲートに接近したことを検知して警報を発報する警報発
報手段と、前記商品個別の情報を記憶する記憶手段と、
前記読み出し／書き込み装置と通信する対読み出し／書
き込み装置通信手段とを備え、前記読み出し／書き込み
装置は、前記タグに記憶された前記商品情報を読み出す
読み出し手段と、前記商品情報を更新する書き込み手段
と、前記タグのうち目的とするタグと通信する対タグ通
信手段とを備え、前記ゲートは、前記タグの接近を検知
するタグ検知手段を備えたことを特徴とする万引き防止
機能付き在庫管理システムである。
【００１６】万引き防止機能と在庫管理機能を実現する
共通の媒体にタグを使用することにより、万引き防止と
在庫管理を同時に実現する。
共通の媒体にタグを使用することにより、万引き防止と
在庫管理を同時に実現する。
【００１７】請求項６の前記読み出し／書き込み装置
は、前記商品情報を入力する入力手段と、前記商品の販
売のためのレジスタ端末手段と、前記商品情報を記憶す
るデータベース手段と、複数の前記読み出し／書き込み
装置間で前記商品情報を等値化する読み出し／書き込み
装置間通信手段を備えたことを特徴とする請求項５記載
の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
は、前記商品情報を入力する入力手段と、前記商品の販
売のためのレジスタ端末手段と、前記商品情報を記憶す
るデータベース手段と、複数の前記読み出し／書き込み
装置間で前記商品情報を等値化する読み出し／書き込み
装置間通信手段を備えたことを特徴とする請求項５記載
の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
【００１８】これにより複数の読み出し／書き込み装置
を備えた在庫管理システムを実現し、読み出し／書き込
み装置間の商品情報の統一を計る。
を備えた在庫管理システムを実現し、読み出し／書き込
み装置間の商品情報の統一を計る。
【００１９】請求項７の前記読み出し／書き込み装置に
は、据え置型と携帯型があることを特徴とする請求項５
記載の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
は、据え置型と携帯型があることを特徴とする請求項５
記載の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
【００２０】レジスタ機能中心の据え置型と、移動が容
易な携帯型でリーダライタの使い分けを実現する。
易な携帯型でリーダライタの使い分けを実現する。
【００２１】請求項８の前記読み出し／書き込み装置
は、前記タグに電力を伝送する電力伝送手段を備えたこ
とを特徴とする請求項５記載の万引き防止機能付き在庫
管理システムである。
は、前記タグに電力を伝送する電力伝送手段を備えたこ
とを特徴とする請求項５記載の万引き防止機能付き在庫
管理システムである。
【００２２】これによりタグの小型軽量化を計る。
【００２３】請求項９は、前記タグの対読み出し／書き
込み装置通信手段と、前記読み出し／書き込み装置の対
タグ通信手段とは、赤外線による無線通信であり双方向
通信が可能であることを特徴とする請求項５記載の万引
き防止機能付き在庫管理システムである。
込み装置通信手段と、前記読み出し／書き込み装置の対
タグ通信手段とは、赤外線による無線通信であり双方向
通信が可能であることを特徴とする請求項５記載の万引
き防止機能付き在庫管理システムである。
【００２４】非接触通信により、商品売上時のキー入力
回数を低減する。
回数を低減する。
【００２５】請求項１０の前記タグは、前記警報発報手
段を動作させる電池を備え、更に前記対読み出し／書き
込み装置通信手段と前記記憶手段とを動作させる電力受
信手段を備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き
防止機能付き在庫管理システムである。
段を動作させる電池を備え、更に前記対読み出し／書き
込み装置通信手段と前記記憶手段とを動作させる電力受
信手段を備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き
防止機能付き在庫管理システムである。
【００２６】これによりタグの小型軽量化を計り、消費
電力の少ない警報発報手段を小型の電池で常に動作させ
る。
電力の少ない警報発報手段を小型の電池で常に動作させ
る。
【００２７】請求項１１は、前記読み出し／書き込み装
置間通信手段として、前記携帯型の読み出し／書き込み
装置間を赤外線による無線通信、そして前記据え置型の
読み出し／書き込み装置間を有線式のシリアルデータ通
信を使用することを特徴とする請求項７記載の万引き防
止機能付き在庫管理システムである。
置間通信手段として、前記携帯型の読み出し／書き込み
装置間を赤外線による無線通信、そして前記据え置型の
読み出し／書き込み装置間を有線式のシリアルデータ通
信を使用することを特徴とする請求項７記載の万引き防
止機能付き在庫管理システムである。
【００２８】通信方式を使い分けてデータの等値化を効
率良く実現する。
率良く実現する。
【００２９】請求項１２の前記タグの前記警報発報手段
は、前記ゲートの前記タグ検知手段が発信する電波を検
知した際、警報を発報することを特徴とする請求項５記
載の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
は、前記ゲートの前記タグ検知手段が発信する電波を検
知した際、警報を発報することを特徴とする請求項５記
載の万引き防止機能付き在庫管理システムである。
【００３０】これにより万引き防止機能を実現する。
【００３１】請求項１３の前記ゲートは、前記タグが接
近したことを検知して警報を発報するタグ接近警報発報
手段を備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き防
止機能付き在庫管理システムである。
近したことを検知して警報を発報するタグ接近警報発報
手段を備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き防
止機能付き在庫管理システムである。
【００３２】これにより不正の発見を更に容易にする。
【００３３】請求項１４は、前記警報発報手段は、前記
双方向通信手段によりＯＮ／ＯＦＦできることを特徴と
する請求項３記載の万引き防止機能付き在庫管理タグで
ある。
双方向通信手段によりＯＮ／ＯＦＦできることを特徴と
する請求項３記載の万引き防止機能付き在庫管理タグで
ある。
【００３４】これにより、警報機能のＯＮ／ＯＦＦをタ
グ毎に読み出し／書き込み装置からの遠隔操作により行
なう。
グ毎に読み出し／書き込み装置からの遠隔操作により行
なう。
【００３５】請求項１５は、前記タグの前記警報発報手
段は、前記対読み出し／書き込み装置通信手段によりＯ
Ｎ／ＯＦＦできることを特徴とする請求項５または請求
項９または請求項１０記載の万引き防止機能付き在庫管
理システムである。
段は、前記対読み出し／書き込み装置通信手段によりＯ
Ｎ／ＯＦＦできることを特徴とする請求項５または請求
項９または請求項１０記載の万引き防止機能付き在庫管
理システムである。
【００３６】これにより、警報機能のＯＮ／ＯＦＦをタ
グ毎に読み出し／書き込み装置からの遠隔操作により行
なう。
グ毎に読み出し／書き込み装置からの遠隔操作により行
なう。
【００３７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【００３８】はじめに、本発明の万引き防止機能付き在
庫管理システムの概要を図１及び図２を参照して説明す
る。
庫管理システムの概要を図１及び図２を参照して説明す
る。
【００３９】図１は、本発明の一実施形態としての万引
き防止機能付き在庫管理システムの機能概要を示すブロ
ック図である。
き防止機能付き在庫管理システムの機能概要を示すブロ
ック図である。
【００４０】図中、１は、在庫管理機能と万引き防止機
能とを備えたタグである。タグ１は、万引き防止機能を
動作させる水銀電池等の小型電池を内蔵している。ま
た、タグ１は、在庫管理機能を動作させるための電力受
信回路とリーダライタ２との商品データの送受信が行な
える。２は、リーダライタであり、タグ１の在庫管理機
能を動作させるための電力伝送と商品データの送受信が
行なえる。３は、発報機能付きのゲートアンテナであ
る。タグ１の接近をゲートアンテナ３が検知すると、タ
グ１とゲートアンテナ３は警報を発報する。
能とを備えたタグである。タグ１は、万引き防止機能を
動作させる水銀電池等の小型電池を内蔵している。ま
た、タグ１は、在庫管理機能を動作させるための電力受
信回路とリーダライタ２との商品データの送受信が行な
える。２は、リーダライタであり、タグ１の在庫管理機
能を動作させるための電力伝送と商品データの送受信が
行なえる。３は、発報機能付きのゲートアンテナであ
る。タグ１の接近をゲートアンテナ３が検知すると、タ
グ１とゲートアンテナ３は警報を発報する。
【００４１】図２は、本発明の一実施形態としての万引
き防止機能付き在庫管理システムのシステム構成図であ
る。
き防止機能付き在庫管理システムのシステム構成図であ
る。
【００４２】図中、１は前述のタグであり、４はレジス
タ機能を備えた据え置き式の設置型Ｒ／Ｗ、５は小型で
携帯に便利な携帯型Ｒ／Ｗであり、それぞれ複数の存在
が可能である。また、出入口付近には、ゲートアンテナ
３が備えられておりタグ１の万引き防止機能が動作して
いる（尚、タグ１の万引き防止機能は、在庫管理機能と
は独立して常時動作している。）。タグ１の在庫管理機
能にて記憶されている商品データ（データの構成につい
ては後述）は、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５によ
り管理されており、どれもタグ１に赤外線データ通信に
より非接触でアクセス可能である。また、設置型Ｒ／Ｗ
４と携帯型Ｒ／Ｗ５間は、互いの持つ商品データを赤外
線データ通信により非接触でイコライズ可能である。こ
の場合、イコライズ動作のトリガは、商品データの変
更、更新があったＲ／Ｗよりなされる。設置型Ｒ／Ｗ４
同士の通信は、ＲＳ−２３２Ｃ等の有線式シリアル通信
で行っている。データ変更が行われる具体的な内容とし
て、以下のような項目がある。
タ機能を備えた据え置き式の設置型Ｒ／Ｗ、５は小型で
携帯に便利な携帯型Ｒ／Ｗであり、それぞれ複数の存在
が可能である。また、出入口付近には、ゲートアンテナ
３が備えられておりタグ１の万引き防止機能が動作して
いる（尚、タグ１の万引き防止機能は、在庫管理機能と
は独立して常時動作している。）。タグ１の在庫管理機
能にて記憶されている商品データ（データの構成につい
ては後述）は、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５によ
り管理されており、どれもタグ１に赤外線データ通信に
より非接触でアクセス可能である。また、設置型Ｒ／Ｗ
４と携帯型Ｒ／Ｗ５間は、互いの持つ商品データを赤外
線データ通信により非接触でイコライズ可能である。こ
の場合、イコライズ動作のトリガは、商品データの変
更、更新があったＲ／Ｗよりなされる。設置型Ｒ／Ｗ４
同士の通信は、ＲＳ−２３２Ｃ等の有線式シリアル通信
で行っている。データ変更が行われる具体的な内容とし
て、以下のような項目がある。
【００４３】１）商品の客への販売時（正規販売） ２）商品の交換時 ３）価格の変更時 ４）商品の棚卸し時 ５）商品データの確認時 次に、設置型Ｒ／Ｗ４、携帯型Ｒ／Ｗ５、タグ１につい
て図３〜図８を参照して個別に説明する。
て図３〜図８を参照して個別に説明する。
【００４４】＜設置型Ｒ／Ｗ＞図３は、本発明の一実施
形態としての設置型Ｒ／Ｗ４の外形を示す図である。
形態としての設置型Ｒ／Ｗ４の外形を示す図である。
【００４５】図中、４１は、商品データ等が表示される
表示部である。４２は、タグ１を挿入するタグ用スロッ
トであり、このスロットにタグ１を挿入することにより
商品の販売や商品データの確認の際のデータ通信が行な
える。４３は携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入する携帯型Ｒ／Ｗ用
スロットであり、このスロットに携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入
することにより、携帯型Ｒ／Ｗ５の充電が行なえる。ま
た、このスロットに携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入した状態でも
データ通信は行なえる。４４は、テンキーやファンクシ
ョンキー等のデータ入力キーである。４５は、タグ１へ
の電力伝送用アンテナである。
表示部である。４２は、タグ１を挿入するタグ用スロッ
トであり、このスロットにタグ１を挿入することにより
商品の販売や商品データの確認の際のデータ通信が行な
える。４３は携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入する携帯型Ｒ／Ｗ用
スロットであり、このスロットに携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入
することにより、携帯型Ｒ／Ｗ５の充電が行なえる。ま
た、このスロットに携帯型Ｒ／Ｗ５を挿入した状態でも
データ通信は行なえる。４４は、テンキーやファンクシ
ョンキー等のデータ入力キーである。４５は、タグ１へ
の電力伝送用アンテナである。
【００４６】オペレータは、商品の正規の販売時には商
品からタグ１を取り外すと共に、タグ用スロット４１に
タグ１を挿入して商品の売上を行なう。この場合、基本
的に金額の入力等のテンキー入力は行なう必要が無い。
また、同じ種類の商品を複数同時に販売する場合には、
代表してタグを１つ挿入し、数量をテンキー入力すれば
よい。また、必要に応じて現金ドロアーを装置下に備え
てもよい。
品からタグ１を取り外すと共に、タグ用スロット４１に
タグ１を挿入して商品の売上を行なう。この場合、基本
的に金額の入力等のテンキー入力は行なう必要が無い。
また、同じ種類の商品を複数同時に販売する場合には、
代表してタグを１つ挿入し、数量をテンキー入力すれば
よい。また、必要に応じて現金ドロアーを装置下に備え
てもよい。
【００４７】図６は、本発明の一実施形態としての設置
型Ｒ／Ｗ４の電気的な構成を示すブロック図である。
型Ｒ／Ｗ４の電気的な構成を示すブロック図である。
【００４８】図中、１１１はデータ受信のための受光素
子、１１２は受光素子１１１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための受信信号変換回路、１１３はデー
タ入力キー（前述のデータ入力キー４４と同じ）、１１
４は受信した信号や入力されたデータを演算処理するデ
ータ処理回路、１１５は処理したデータを表示部１１６
（前述の表示部４１と同じ）に表示したり、外部の在庫
管理システム（ＰＯＳシステム）に接続するためにデー
タを変換処理するＩ／Ｏコントロール部、１１８は発振
器、１１７はデータ処理回路１１４で処理された送信す
べきデータに応じて発振器１１８の周波数を重畳させる
ミキサー、１１９は発光素子１２０から赤外線データと
して送信させるためのドライブ回路である。
子、１１２は受光素子１１１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための受信信号変換回路、１１３はデー
タ入力キー（前述のデータ入力キー４４と同じ）、１１
４は受信した信号や入力されたデータを演算処理するデ
ータ処理回路、１１５は処理したデータを表示部１１６
（前述の表示部４１と同じ）に表示したり、外部の在庫
管理システム（ＰＯＳシステム）に接続するためにデー
タを変換処理するＩ／Ｏコントロール部、１１８は発振
器、１１７はデータ処理回路１１４で処理された送信す
べきデータに応じて発振器１１８の周波数を重畳させる
ミキサー、１１９は発光素子１２０から赤外線データと
して送信させるためのドライブ回路である。
【００４９】更に設置型Ｒ／Ｗ４には、前記の回路の駆
動用電源である電源回路１２１と、タグ１への電力伝送
を電力伝送アンテナ１２３より行なうための電力伝送回
路１２２が備えられている。また、電源回路１２１に
は、ＡＣ／ＤＣ変換回路と携帯型Ｒ／Ｗ５の充電器が備
えられている。
動用電源である電源回路１２１と、タグ１への電力伝送
を電力伝送アンテナ１２３より行なうための電力伝送回
路１２２が備えられている。また、電源回路１２１に
は、ＡＣ／ＤＣ変換回路と携帯型Ｒ／Ｗ５の充電器が備
えられている。
【００５０】＜携帯型Ｒ／Ｗ＞図４は、本発明の一実施
形態としての携帯型Ｒ／Ｗ５の外形を示す図である。
形態としての携帯型Ｒ／Ｗ５の外形を示す図である。
【００５１】図中、５１は、商品データ等が表示される
表示部である。５２は、テンキーやファンクションキー
等のデータ入力キーである。５３は、タグ１を挿入する
タグ挿入スロットであり、タグ１のデータ更新の際、こ
のスロットにタグ１を挿入することによりデータ通信が
行なえる。５４は、タグ１への電力伝送用アンテナであ
る。５５は、設置型Ｒ／Ｗ４と赤外線通信を行なう受発
光部である。
表示部である。５２は、テンキーやファンクションキー
等のデータ入力キーである。５３は、タグ１を挿入する
タグ挿入スロットであり、タグ１のデータ更新の際、こ
のスロットにタグ１を挿入することによりデータ通信が
行なえる。５４は、タグ１への電力伝送用アンテナであ
る。５５は、設置型Ｒ／Ｗ４と赤外線通信を行なう受発
光部である。
【００５２】図７は、本発明の一実施形態としての携帯
型Ｒ／Ｗ５の電気的な構成を示すブロック図である。
型Ｒ／Ｗ５の電気的な構成を示すブロック図である。
【００５３】図中、１３１はデータ受信のための受光素
子、１３２は受光素子１３１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための受信信号変換回路、１３３はデー
タ入力キー（前述のデータ入力キー５２と同じ）、１３
４は受信した信号や入力されたデータを演算処理するデ
ータ処理回路、１３５は処理したデータを表示部１３６
（前述の表示部５１と同じ）に表示するためにデータを
変換処理するＩ／Ｏコントロール部、１３８は発振器、
１３７はデータ処理回路１３４で処理された送信すべき
データに応じて発振器１３８の周波数を重畳させるミキ
サー、１３９は発光素子１４０から赤外線データとして
送信させるためのドライブ回路である。
子、１３２は受光素子１３１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための受信信号変換回路、１３３はデー
タ入力キー（前述のデータ入力キー５２と同じ）、１３
４は受信した信号や入力されたデータを演算処理するデ
ータ処理回路、１３５は処理したデータを表示部１３６
（前述の表示部５１と同じ）に表示するためにデータを
変換処理するＩ／Ｏコントロール部、１３８は発振器、
１３７はデータ処理回路１３４で処理された送信すべき
データに応じて発振器１３８の周波数を重畳させるミキ
サー、１３９は発光素子１４０から赤外線データとして
送信させるためのドライブ回路である。
【００５４】更に携帯型Ｒ／Ｗ５には、前記の回路の駆
動用電源である電源回路１４１と、タグ１への電力伝送
を電力伝送アンテナ１４３より行なうための電力伝送回
路１４２が備えられている。また、電源回路１４１に
は、充電回路とバッテリーが備えられている。
動用電源である電源回路１４１と、タグ１への電力伝送
を電力伝送アンテナ１４３より行なうための電力伝送回
路１４２が備えられている。また、電源回路１４１に
は、充電回路とバッテリーが備えられている。
【００５５】＜タグ１＞図５は、本発明の一実施形態と
してのタグ１の外形を示す図である。
してのタグ１の外形を示す図である。
【００５６】図中、１１はタグ１を商品に固定する固定
バンドである。固定バンド１１は、取り付けが容易で、
取り外しが困難な形態のものであればバンド状でなくて
もよい。１２は、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５と
赤外線通信を行なう受発光部である。
バンドである。固定バンド１１は、取り付けが容易で、
取り外しが困難な形態のものであればバンド状でなくて
もよい。１２は、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５と
赤外線通信を行なう受発光部である。
【００５７】図８は、本発明の一実施形態としてのタグ
１の電気的な構成を示すブロック図である。
１の電気的な構成を示すブロック図である。
【００５８】図中、１５１はデータ受信のための受光素
子、１５２は受光素子１５１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための入力信号処理回路、１５３は入力
されたデータがどのタグに向けられたものかを判断する
ＩＤ検出処理回路、１５４はＩＤ検出処理回路１５３で
検出したＩＤが自分宛だった場合に受信したデータのエ
ラー検出とエラー訂正を行なうＥＤ／ＥＣ処理回路、１
５５はデータを記憶する不揮発性のＲＡＭ等のデータ記
憶メモリ、１５６はデータ記憶メモリ１５５内部のデー
タを送信する処理を行なう送信データ処理回路、１５７
は送信すべきデータを発光素子１５８から赤外線データ
として送信させるための送信ドライバである。また、１
６３は万引防止機能の正規な解除を行なうため、送信元
のＩＤコードを識別する管理者ＩＤ識別回路、１６４は
それにより万引防止機能のＯＮ／ＯＦＦが可能な警報機
能リセット回路である。
子、１５２は受光素子１５１で受光した信号を電気的な
信号に変換するための入力信号処理回路、１５３は入力
されたデータがどのタグに向けられたものかを判断する
ＩＤ検出処理回路、１５４はＩＤ検出処理回路１５３で
検出したＩＤが自分宛だった場合に受信したデータのエ
ラー検出とエラー訂正を行なうＥＤ／ＥＣ処理回路、１
５５はデータを記憶する不揮発性のＲＡＭ等のデータ記
憶メモリ、１５６はデータ記憶メモリ１５５内部のデー
タを送信する処理を行なう送信データ処理回路、１５７
は送信すべきデータを発光素子１５８から赤外線データ
として送信させるための送信ドライバである。また、１
６３は万引防止機能の正規な解除を行なうため、送信元
のＩＤコードを識別する管理者ＩＤ識別回路、１６４は
それにより万引防止機能のＯＮ／ＯＦＦが可能な警報機
能リセット回路である。
【００５９】更にタグ１には、設置型Ｒ／Ｗ４または携
帯型Ｒ／Ｗ５から電力受信する電力受信アンテナ１６
３、そして前記の回路の駆動用電源である電源受信回路
１５９が備えられている。以上の回路は、在庫管理機能
に対するものであり、Ｒ／Ｗの電力伝送範囲にタグ１が
あるときのみ動作する。
帯型Ｒ／Ｗ５から電力受信する電力受信アンテナ１６
３、そして前記の回路の駆動用電源である電源受信回路
１５９が備えられている。以上の回路は、在庫管理機能
に対するものであり、Ｒ／Ｗの電力伝送範囲にタグ１が
あるときのみ動作する。
【００６０】また、万引き防止機能を常時実現するた
め、ゲートアンテナ３からの信号を受信する受信アンテ
ナ１６０、受信した信号に応じて警報を発報する万引き
防止発報制御回路１６１、そしてこの回路を駆動する小
型のバッテリ１６２が備えられている。
め、ゲートアンテナ３からの信号を受信する受信アンテ
ナ１６０、受信した信号に応じて警報を発報する万引き
防止発報制御回路１６１、そしてこの回路を駆動する小
型のバッテリ１６２が備えられている。
【００６１】次に、商品データの通信について図９及び
図１０を参照して説明する。
図１０を参照して説明する。
【００６２】タグ１とＲ／Ｗ間の通信は、ＩＤコード、
商品コード、管理データ等を有する所定のブロック長の
データにより行われる。また、正常な１回の通信動作
は、前記の所定のブロック長のデータを所定の回数（Ｎ
回）繰り返す間に確定する。
商品コード、管理データ等を有する所定のブロック長の
データにより行われる。また、正常な１回の通信動作
は、前記の所定のブロック長のデータを所定の回数（Ｎ
回）繰り返す間に確定する。
【００６３】図９は、本発明の一実施形態としてのデー
タ形式の構成を示す図である。
タ形式の構成を示す図である。
【００６４】図中、７１は、データ通信時にデータブロ
ック開始点であることを認識させるプリアンブルであ
る。７２は、管理者コード及びタグ１の個々のタグ番号
によりデータの発信元、送信先を明確にするＩＤコード
である。Ｒ／Ｗで商品データを操作する場合、まずこの
ＩＤコードを入力することでシステムのセキュリティを
保つ。７３は、商品の分類情報等の商品コードである。
７４は、仕入れ、棚卸し、価格、形式、サイズ、重量、
色等の管理情報である管理コードである。７５は、デー
タ通信の誤り検出／訂正を行いデータ管理の正確さを確
保するパリティチェック等のためのＥＣＣ符号である。
この符号に基づいて、タグ１及びＲ／Ｗは、受信データ
のエラー検出時に訂正を試み、訂正不可能な場合は相手
側にデータの再送を要求する。７６は、データブロック
の終了点を認識させるポストアンブルである。このデー
タブロックをＮＲＺＩ変調形式等により、一般的な赤外
線無線通信方式であるＩｒＤＡ方式に準拠して通信させ
る。
ック開始点であることを認識させるプリアンブルであ
る。７２は、管理者コード及びタグ１の個々のタグ番号
によりデータの発信元、送信先を明確にするＩＤコード
である。Ｒ／Ｗで商品データを操作する場合、まずこの
ＩＤコードを入力することでシステムのセキュリティを
保つ。７３は、商品の分類情報等の商品コードである。
７４は、仕入れ、棚卸し、価格、形式、サイズ、重量、
色等の管理情報である管理コードである。７５は、デー
タ通信の誤り検出／訂正を行いデータ管理の正確さを確
保するパリティチェック等のためのＥＣＣ符号である。
この符号に基づいて、タグ１及びＲ／Ｗは、受信データ
のエラー検出時に訂正を試み、訂正不可能な場合は相手
側にデータの再送を要求する。７６は、データブロック
の終了点を認識させるポストアンブルである。このデー
タブロックをＮＲＺＩ変調形式等により、一般的な赤外
線無線通信方式であるＩｒＤＡ方式に準拠して通信させ
る。
【００６５】図１０は、本発明の一実施形態としての１
件分のデータの通信動作を示す図である。
件分のデータの通信動作を示す図である。
【００６６】図中、１件分のデータ伝送時間のうちに図
９のデータブロックがＮ回繰り返される。
９のデータブロックがＮ回繰り返される。
【００６７】また、設置型Ｒ／Ｗ５同士の通信には、図
９のデータブロックに更に売上管理データ部が付加され
ており、有線式のシリアルデータ通信であること以外の
基本的な構成は前述のタグ１とＲ／Ｗ間通信と同様であ
るため説明を省略する。尚、必要があれば設置型Ｒ／Ｗ
５同士の通信も無線方式にしてもよい。
９のデータブロックに更に売上管理データ部が付加され
ており、有線式のシリアルデータ通信であること以外の
基本的な構成は前述のタグ１とＲ／Ｗ間通信と同様であ
るため説明を省略する。尚、必要があれば設置型Ｒ／Ｗ
５同士の通信も無線方式にしてもよい。
【００６８】＜実施形態の変形例＞ １）前述の実施形態において、タグの商品データの読み
取りは赤外線方式による無線通信を使用したが、電磁誘
導による通信方式でシステムを構成してもよい。 ２）前述の実施形態のシステム構成で万引き防止機能付
き在庫管理システムは動作するが、更に公知の在庫管理
システムを、そのＰＯＳレジスタを介して設置型Ｒ／Ｗ
４に接続させて動作させてもよい。
取りは赤外線方式による無線通信を使用したが、電磁誘
導による通信方式でシステムを構成してもよい。 ２）前述の実施形態のシステム構成で万引き防止機能付
き在庫管理システムは動作するが、更に公知の在庫管理
システムを、そのＰＯＳレジスタを介して設置型Ｒ／Ｗ
４に接続させて動作させてもよい。
【００６９】図１２は、本発明の一実施形態の応用例と
しての万引き防止機能付き在庫管理システムのシステム
構成図である。
しての万引き防止機能付き在庫管理システムのシステム
構成図である。
【００７０】図中、６は在庫管理システム、９はＰＯＳ
レジスタであり設置型Ｒ／Ｗ４のＩ／Ｏコントロール部
１１５により相互に通信可能である。在庫管理システム
６は、商品在庫、商品受発注履歴、売上等のデータを記
憶するデータベース機能７やストリーマテープ装置等の
データバックアップ機能８を備えていることはいうまで
もない。
レジスタであり設置型Ｒ／Ｗ４のＩ／Ｏコントロール部
１１５により相互に通信可能である。在庫管理システム
６は、商品在庫、商品受発注履歴、売上等のデータを記
憶するデータベース機能７やストリーマテープ装置等の
データバックアップ機能８を備えていることはいうまで
もない。
【００７１】＜実施形態の効果＞ （１）万引き防止機能と在庫管理機能を実現する共通の
媒体にタグ１を使用したことにより、少ない設備投資で
同時に万引き防止と在庫管理を実現することができる。 （２）タグ１の在庫管理機能を動作させるため設置型Ｒ
／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５より電力を伝送し、在庫管理
機能部の動作のためのバッテリを備えないことにより、
タグ１の重量増加を避けることができる。 （３）万引き防止機能部の動作のために小型のバッテリ
１６２を搭載したことにより、電力が受信できるときし
か動作しない在庫管理機能とは独立して万引き防止機能
を常時作動させることができる。 （４）設置型Ｒ／Ｗ４にタグ用スロット４２を設け、テ
ンキーで商品の金額を入力することなく売上を登録でき
るようにした。これによりオペレータの誤操作を防止で
きる。 （５）赤外線通信による非接触通信により、タグ１にコ
ネクタ部等の動作回路の露出部をなくすことができた。
これによりタグ１の不良率が低減する。 （６）タグ１に管理者ＩＤ識別回路１６４、警報機能リ
セット回路１６５を備え、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ
／Ｗ５から万引防止機能のＯＮ／ＯＦＦを遠隔操作によ
りタグ毎に行なう。これにより、商品の販売や棚卸し等
による警報機能の正規な操作を効率良く、容易に行なえ
る。
媒体にタグ１を使用したことにより、少ない設備投資で
同時に万引き防止と在庫管理を実現することができる。 （２）タグ１の在庫管理機能を動作させるため設置型Ｒ
／Ｗ４及び携帯型Ｒ／Ｗ５より電力を伝送し、在庫管理
機能部の動作のためのバッテリを備えないことにより、
タグ１の重量増加を避けることができる。 （３）万引き防止機能部の動作のために小型のバッテリ
１６２を搭載したことにより、電力が受信できるときし
か動作しない在庫管理機能とは独立して万引き防止機能
を常時作動させることができる。 （４）設置型Ｒ／Ｗ４にタグ用スロット４２を設け、テ
ンキーで商品の金額を入力することなく売上を登録でき
るようにした。これによりオペレータの誤操作を防止で
きる。 （５）赤外線通信による非接触通信により、タグ１にコ
ネクタ部等の動作回路の露出部をなくすことができた。
これによりタグ１の不良率が低減する。 （６）タグ１に管理者ＩＤ識別回路１６４、警報機能リ
セット回路１６５を備え、設置型Ｒ／Ｗ４及び携帯型Ｒ
／Ｗ５から万引防止機能のＯＮ／ＯＦＦを遠隔操作によ
りタグ毎に行なう。これにより、商品の販売や棚卸し等
による警報機能の正規な操作を効率良く、容易に行なえ
る。
【００７２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
在庫管理機能と万引防止機能とを兼ね備えた万引き防止
機能付き在庫管理システムの提供が実現する。
在庫管理機能と万引防止機能とを兼ね備えた万引き防止
機能付き在庫管理システムの提供が実現する。
【００７３】
【図１】本発明の一実施形態としての万引き防止機能付
き在庫管理システムの機能概要を示すブロック図であ
る。
き在庫管理システムの機能概要を示すブロック図であ
る。
【図２】本発明の一実施形態としての万引き防止機能付
き在庫管理システムのシステム構成図である。
き在庫管理システムのシステム構成図である。
【図３】本発明の一実施形態としての設置型Ｒ／Ｗ４の
外形を示す図である。
外形を示す図である。
【図４】本発明の一実施形態としての携帯型Ｒ／Ｗ５の
外形を示す図である。
外形を示す図である。
【図５】本発明の一実施形態としてのタグ１の外形を示
す図である。
す図である。
【図６】本発明の一実施形態としての設置型Ｒ／Ｗ４の
電気的な構成を示すブロック図である。
電気的な構成を示すブロック図である。
【図７】本発明の一実施形態としての携帯型Ｒ／Ｗ５の
電気的な構成を示すブロック図である。
電気的な構成を示すブロック図である。
【図８】本発明の一実施形態としてのタグ１の電気的な
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図９】本発明の一実施形態としてのデータ形式の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図１０】本発明の一実施形態としての１件分のデータ
の通信動作を示す図である。
の通信動作を示す図である。
【図１１】従来例としての万引き防止タグシステムの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図１２】本発明の一実施形態の応用例としての万引き
防止機能付き在庫管理システムのシステム構成図であ
る。
防止機能付き在庫管理システムのシステム構成図であ
る。
１ タグ ２ リーダライタ（Ｒ／Ｗ） ３ ゲートアンテナ ４ 設置型Ｒ／Ｗ ５ 携帯型Ｒ／Ｗ ６ 在庫管理システム ７ データベース機能 ８ データバックアップ機能 ９ ＰＯＳレジスタ １１ 固定バンド １２ 受発光部 ４１ 表示部 ４２ タグ用スロット ４３ 携帯型Ｒ／Ｗ用スロット ４４ データ入力キー ４５ 電力伝送用アンテナ ５１ 表示部 ５２ データ入力キー ５３ タグ挿入スロット ５４ 電力伝送用アンテナ ５５ 受発光部 ７１ プリアンブル ７２ ＩＤコード ７３ 商品コード ７４ 管理コード ７５ ＥＣＣ符号 ７６ ポストアンブル １０１ 万引き防止タグ １０２ 商品 １０３ 検出用電波送信ゲート １１１ 受光素子 １１２ 受信信号変換回路 １１３ データ入力キー １１４ データ処理回路 １１５ Ｉ／Ｏコントロール部 １１６ 表示部 １１７ ミキサー １１８ 発振器 １１９ ドライブ回路 １２０ 発光素子 １２１ 電源回路 １２２ 電力伝送回路 １２３ 電力伝送アンテナ １３１ 受光素子 １３２ 受信信号変換回路 １３３ データ入力キー １３４ データ処理回路 １３５ Ｉ／Ｏコントロール部 １３６ 表示部 １３７ ミキサー １３８ 発振器 １３９ ドライブ回路 １４０ 発光素子 １４１ 電源回路 １４２ 電力伝送回路 １４３ 電力伝送アンテナ １５１ 受光素子 １５２ 入力信号処理回路 １５３ ＩＤ検出処理回路 １５４ ＥＤ／ＥＣ処理回路 １５５ データ記憶メモリ １５６ 送信データ処理回路 １５７ 送信ドライバ １５８ 発光素子 １５９ 電源受信回路 １６０ 受信アンテナ １６１ 万引き防止発報制御回路 １６２ バッテリ １６３ 電力受信アンテナ １６４ 管理者ＩＤ識別回路 １６５ 警報機能リセット回路
Claims (15)
- 【請求項１】 商品に取り付けられるタグであって、 そのタグは警報を発報する警報発報手段と、前記商品の
商品情報を記憶する記憶手段と、その記憶している前記
商品情報の読み出し／書き込み装置との双方向通信手段
を備えたことを特徴とする万引き防止機能付き在庫管理
タグ。 - 【請求項２】 前記タグは、前記警報発報手段を動作さ
せる電池を備え、更に前記双方向通信手段と前記記憶手
段とを動作させる電力受信手段を備えたことを特徴とす
る請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管理タグ。 - 【請求項３】 前記双方向通信手段は、赤外線による無
線通信を使用することを特徴とする請求項１記載の万引
き防止機能付き在庫管理タグ。 - 【請求項４】 前記警報発報手段は、外部装置から送信
された電波を検知した際、警報を発報することを特徴と
する請求項１記載の万引き防止機能付き在庫管理タグ。 - 【請求項５】 在庫、売上等の商品情報を管理する在庫
管理システムであって、 複数の商品に個別に取り付けられるタグ、そのタグに記
憶された情報の読み出し／書き込み装置、前記商品の置
かれた領域の出入口付近に設置するゲートを備えてお
り、 前記タグは、 前記ゲートに接近したことを検知して警報を発報する警
報発報手段と、前記商品個別の情報を記憶する記憶手段
と、前記読み出し／書き込み装置と通信する対読み出し
／書き込み装置通信手段とを備え、 前記読み出し／書き込み装置は、 前記タグに記憶された前記商品情報を読み出す読み出し
手段と、前記商品情報を更新する書き込み手段と、前記
タグのうち目的とするタグと通信する対タグ通信手段と
を備え、 前記ゲートは、 前記タグの接近を検知するタグ検知手段を備えたことを
特徴とする万引き防止機能付き在庫管理システム。 - 【請求項６】 前記読み出し／書き込み装置は、前記商
品情報を入力する入力手段と、前記商品の販売のための
レジスタ端末手段と、前記商品情報を記憶するデータベ
ース手段と、複数の前記読み出し／書き込み装置間で前
記商品情報を等値化する読み出し／書き込み装置間通信
手段を備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き防
止機能付き在庫管理システム。 - 【請求項７】 前記読み出し／書き込み装置には、据え
置型と携帯型があることを特徴とする請求項５記載の万
引き防止機能付き在庫管理システム。 - 【請求項８】 前記読み出し／書き込み装置は、前記タ
グに電力を伝送する電力伝送手段を備えたことを特徴と
する請求項５記載の万引き防止機能付き在庫管理システ
ム。 - 【請求項９】 前記タグの対読み出し／書き込み装置通
信手段と、前記読み出し／書き込み装置の対タグ通信手
段とは、赤外線による無線通信であり双方向通信が可能
であることを特徴とする請求項５記載の万引き防止機能
付き在庫管理システム。 - 【請求項１０】 前記タグは、前記警報発報手段を動作
させる電池を備え、更に前記対読み出し／書き込み装置
通信手段と前記記憶手段とを動作させる電力受信手段を
備えたことを特徴とする請求項５記載の万引き防止機能
付き在庫管理システム。 - 【請求項１１】 前記読み出し／書き込み装置間通信手
段として、前記携帯型の読み出し／書き込み装置間を赤
外線による無線通信、そして前記据え置型の読み出し／
書き込み装置間を有線式のシリアルデータ通信を使用す
ることを特徴とする請求項７記載の万引き防止機能付き
在庫管理システム。 - 【請求項１２】 前記タグの前記警報発報手段は、前記
ゲートの前記タグ検知手段が発信する電波を検知した
際、警報を発報することを特徴とする請求項５記載の万
引き防止機能付き在庫管理システム。 - 【請求項１３】 前記ゲートは、前記タグが接近したこ
とを検知して警報を発報するタグ接近警報発報手段を備
えたことを特徴とする請求項５記載の万引き防止機能付
き在庫管理システム。 - 【請求項１４】 前記警報発報手段は、前記双方向通信
手段によりＯＮ／ＯＦＦできることを特徴とする請求項
３記載の万引き防止機能付き在庫管理タグ。 - 【請求項１５】 前記タグの前記警報発報手段は、前記
対読み出し／書き込み装置通信手段によりＯＮ／ＯＦＦ
できることを特徴とする請求項５または請求項９または
請求項１０記載の万引き防止機能付き在庫管理システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21893195A JPH0962934A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21893195A JPH0962934A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962934A true JPH0962934A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16727573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21893195A Withdrawn JPH0962934A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 万引き防止機能付き在庫管理タグ及び万引き防止機能付き在庫管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962934A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2329301A (en) * | 1997-09-16 | 1999-03-17 | Nigel Howard Petty | Merchandise security tag with data storage |
| WO2002027963A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Sht Co., Ltd. | System for displaying price information of products on display stand using electrical cable communication |
| JP2002245555A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Casio Comput Co Ltd | 商品販売システム、方法、及びそのプログラム |
| US7812706B2 (en) | 2003-04-25 | 2010-10-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Tag, and method and system using the same |
| US7843315B2 (en) | 2004-10-18 | 2010-11-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | IC tag whose function can be changed upon separation |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21893195A patent/JPH0962934A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2329301A (en) * | 1997-09-16 | 1999-03-17 | Nigel Howard Petty | Merchandise security tag with data storage |
| WO2002027963A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-04 | Sht Co., Ltd. | System for displaying price information of products on display stand using electrical cable communication |
| JP2002245555A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Casio Comput Co Ltd | 商品販売システム、方法、及びそのプログラム |
| US7812706B2 (en) | 2003-04-25 | 2010-10-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Tag, and method and system using the same |
| US7843315B2 (en) | 2004-10-18 | 2010-11-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | IC tag whose function can be changed upon separation |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |