JPH096266A - 照明付表示器 - Google Patents

照明付表示器

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JPH096266A
JPH096266A JP17665395A JP17665395A JPH096266A JP H096266 A JPH096266 A JP H096266A JP 17665395 A JP17665395 A JP 17665395A JP 17665395 A JP17665395 A JP 17665395A JP H096266 A JPH096266 A JP H096266A
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JP
Japan
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light
panel
display device
light transmitting
reflecting layer
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Pending
Application number
JP17665395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Togo
隆治 藤後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
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Publication of JPH096266A publication Critical patent/JPH096266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲環境の明暗にかかわらず文字面の視認性を
大幅に改善した照明付表示器を提供する。 【構成】筒状パネル1に形成された光透過部に文字、記
号、図形等を示す表示部12を設け、この筒状パネル内
側11の光透過部以外の部位に光反射部材4を形成する
ことにより、文字面の効率的な照光を可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明付表示器に関し、特
に文字面の照明効率が高い照明付表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間や暗所での表示を視認を容易とする
ための照明付表示器は、例えば、車載オーディオ機器等
の各種分野において広く使用されている。従来の照明付
表示器の構造を、機能等が表面に文字、記号、図形等と
して描かれているツマミの断面図を示す図2を参照して
説明する。
【0003】ポリカーボネイト等の光透過性の乳白材料
を成型して図示のような形状の筒状パネルとし、パネル
1の頂部の文字、記号、図形等が描かれている部位12
(以下、文字面と称する)を除いて、その外周表面に光
を透過しない塗装膜2が形成される。パネル1の内側近
傍に設けられた光源3から放射された光は、パネル1の
凹部11を経てパネル1の文字面12の裏面に到達し、
パネル1の構成材料としての乳白材料を透過して文字面
を照射する。尚、ツマミの文字面12以外の部位にのみ
塗装により光透過性のない膜を形成する代わりに、ツマ
ミ1の全外周面に塗装膜を形成した後、レーザー光によ
って当該文字面対応部の塗装膜を除去しても良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すような従来の照明付表示器では、光源3からの光は
パネル1の凹部11を経由し、文字面12に対応するパ
ネル部を透過して文字面12を照射しているが、光源3
からの光は、パネル1の凹部11の内表面(乳白材料か
ら成る)で吸収されてしまうため、文字面12の照度が
低下するだけでなく、光の経路や吸収率の違いにより照
度ムラも生じ、視認に障害を来たすことがある。例え
ば、図3には、文字面12の文字の表示例が示されてい
るが、中央部は明るく照明されるものの周辺部は相対的
に暗い照明となり、照度にムラが生じてしまう。
【0005】この問題を改善するためには、パネル材と
して光透過率の高い材料を用いれば良いが、逆に昼間の
ように周囲が明るい環境下では文字視認に問題が生ず
る。すなわち、文字は、パネル1の頂部位置(文字面1
2位置)に描かれており、昼間のように明るい環境下で
は光源3は点灯させないため、パネル1が透明材である
と、外部からの光が文字面パネルを透過したり、文字面
で反射してしまい、その結果、コントラスが低下して視
認性が低下する。
【0006】また、ツマミのパネル1の外側面の塗装膜
2の形成時には、塗料が当該側面から流れ落ちるため、
外側部の塗装膜2の厚さは他と比較して薄く、更に時間
の経過とともに薄くなる恐れがあり、光源3からの光が
透過してしまい、文字面12に達する光量が低下してし
まう。
【0007】そこで、本発明の目的は、周囲環境の明暗
にかかわらず文字面の視認性を大幅に改善した照明付表
示器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明の照明付表示器は、一端が開放された筒状パ
ネルの一部を光透過部とし、該光透過部に文字、記号、
図形等を示す表示が形成された表示部を有し、前記筒状
パネルの内側の前記光透過部以外の部位に光反射部が形
成されて構成される。
【0009】ここで、前記筒状パネル外表面のうち前記
光透過部以外の部位に光を透過しない層を形成し、前記
光透過部は、前記筒状パネルの閉端側に形成し、前記光
反射部は、二色成形により前記筒状パネルと一体に形成
し、前記光反射部は、乱反射部材とし、前記光反射部
は、チタン入りのポリカーボネイトとし、また、前記筒
状パネルは、乳白色ポリカーボネイトとすることもでき
る。
【0010】
【作用】本発明では、筒状パネルに形成された光透過部
に文字、記号、図形等を示す表示部を設け、この筒状パ
ネル内側の光透過部以外の部位に光反射部を形成するこ
とにより、文字面の効率的な照光を可能としている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明による照明付表示器の一実施例
を示す要部側断面図である。
【0012】本実施例においては、図示の如く、例え
ば、乳白色ポリカーボネイト等の光透過材料から成るパ
ネル1の凹部11の内側壁面に反射層4を形成すること
により、光源3からの光を反射層4で反射させて文字面
12を効率良く導光して照光できるようにする。反射層
4は、乱反射層として形成しても良く、その場合は、図
1のように、光源3とツマミのパネル1の凹部の位置が
対応していなくとも、文字面12への光の到達を効率化
できる。反射層4はチタン入りポリカーボネイト樹脂を
用いた2色成形で形成することができる。
【0013】本実施例によれば、光源3からの光がパネ
ル1内面で吸収されることなく高照度で文字面12を照
射することができるので、ツマミ表面に描かれた文字の
視認性が著しく改善される。また、パネル1の凹部11
の内面に反射層4が形成されているので、従来、光漏れ
を抑えるために充分な厚さが必要であった塗装膜2は、
薄くても問題が生じず、塗装膜形成時に塗装液のタレ等
に大きな注意を払う必要もなくなり、製造面でも有利で
ある。
【0014】以上の実施例では、反射層は2色成形する
例について言及したが、反射層4は、別部材として製造
しておき、ツマミのパネル1の凹部11にはめ込んだ
り、ツマミの内側に塗装等の後処理を施して反射層4を
形成することもできる。また、光反射層の材料として
は、光を透過しない材料で、反射率の高い材料であれば
任意の材料が選択できる。更に、文字面は、パネル1の
上表面に描かれ(形成され)ているが、当該上表面の裏
側に形成しても良いことは勿論であるし、上部に限定さ
れず、側面に形成しても上述と同様な効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明付表
示器によれば、比較的簡単な構造で、周囲環境の明暗に
かかわらず文字面の視認性を大幅に改善することができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明付表示器の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】従来の照明付表示器の概略構成図である。
【図3】従来の照明付表示器における問題点を説明する
ための文字面を示す図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 塗装膜 3 光源 4 反射層 11 凹部 12 文字面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開放された筒状パネルの一部を光透
    過部とし、該光透過部に文字、記号、図形等を示す表示
    が形成された表示部を有し、前記筒状パネルの内側の前
    記光透過部以外の部位に光反射部が形成されて成ること
    を特徴とする照明付表示器。
  2. 【請求項2】前記筒状パネル外表面のうち前記光透過部
    以外の部位に光を透過しない層が形成されている請求項
    1に記載の照明付表示器。
  3. 【請求項3】前記光透過部は、前記筒状パネルの閉端側
    に形成されている請求項1に記載の照明付表示器。
  4. 【請求項4】前記光反射部は、二色成形により前記筒状
    パネルと一体に形成されている請求項1に記載の照明付
    表示器。
  5. 【請求項5】前記光反射部は、乱反射部材である請求項
    1に記載の照明付表示器。
  6. 【請求項6】前記光反射部は、チタン入りのポリカーボ
    ネイトから成る請求項1に記載の照明付表示器。
  7. 【請求項7】前記筒状パネルは、乳白色ポリカーボネイ
    トを有する請求項1に記載の照明付表示器。
JP17665395A 1995-06-20 1995-06-20 照明付表示器 Pending JPH096266A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17665395A JPH096266A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 照明付表示器

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JPH096266A true JPH096266A (ja) 1997-01-10

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ID=16017349

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JP17665395A Pending JPH096266A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 照明付表示器

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JP (1) JPH096266A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042452A1 (en) * 1999-01-13 2000-07-20 Jsp Corporation Light reflector
JP2008279205A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2008295771A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sankyo Co Ltd 遊技用装置
JP2008307081A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2008307080A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2017076549A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 アルプス電気株式会社 入力装置及び入力装置の製造方法

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