JPH0961437A - 分注装置 - Google Patents

分注装置

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JPH0961437A
JPH0961437A JP21601095A JP21601095A JPH0961437A JP H0961437 A JPH0961437 A JP H0961437A JP 21601095 A JP21601095 A JP 21601095A JP 21601095 A JP21601095 A JP 21601095A JP H0961437 A JPH0961437 A JP H0961437A
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pipette
dispensing
tank
cleaning
reagent
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Yoshiteru Mizuno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄を含む分注工程の効率化を図り多数の検
体を効率的に処理可能な分注装置を提供する。 【解決手段】 分注装置210の一部である第1分注ブ
ロック201は、検体及び試薬を吸引、吐出する各分注
用ピペット10、20と、これらピペットを昇降させる
ピペット昇降手段30、40と、ピペット昇降手段3
0、40を保持する基台50と、基台50を水平方向に
移動させるブロック移動手段203、204とからな
り、基台50に、ピペット先端部10a、20aが浸漬
されこれを洗浄するための洗浄槽60と、この洗浄槽6
0を各ピペット10、20の昇降経路間に跨がって移動
させる洗浄槽移動手段70とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は分注装置に関し、
より詳しくは、液体を吸引、吐出する複数の分注用ピペ
ットと、これらピペットを昇降させるピペット昇降手段
と、ピペット昇降手段を保持する基台と、基台を移動さ
せる基台移動手段と、さらにピペットの洗浄槽とを備え
た分注装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分注装置は、自動分析装置、例え
ば、免疫凝集測定装置等に組み込まれ、1本の分注用ピ
ペットを自動分析装置のテーブル上に配置された検体、
試薬あるいは洗浄槽の位置まで移動させ、吸引、分注及
びピペットの洗浄を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の分注装置では、
検体、試薬の分注の際に、1回の分注動作毎に使用した
ピペットを洗浄槽まで移動して洗浄を行う必要がある。
このような分注装置を備えた自動分析装置では、分注及
び洗浄の高速化を図り、多量の検体の分析が効率的に行
える分注装置が要望されている。
【0004】この発明の課題は、洗浄を含む分注工程の
効率化を図り多数の検体を効率的に処理可能な分注装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の分注装置によ
れば、液体を吸引、吐出する複数の分注用ピペットと、
これらピペットを昇降させるピペット昇降手段と、ピペ
ット昇降手段を保持する基台と、基台を移動させる基台
移動手段とからなる分注装置であって、基台に、ピペッ
トが浸漬されこれを洗浄するための洗浄槽と、この洗浄
槽を各ピペットの昇降経路間に跨がって移動させる洗浄
槽移動手段とを備えたことを特徴とする分注装置が提供
される。
【0006】この発明における分注用ピペットとは、ピ
ペット本体及びピペット本体に接続されたシリンジある
いはポンプ等の通液手段を有し、たとえば、免疫凝集測
定装置のような自動分析装置においては、下記のように
動作するものが好ましい。すなわち、ピペット本体が検
体、試薬の容器内に挿入されると、ピペット本体に接続
された吸排手段が吸引動作を開始し、可撓性チューブ等
からなる配管を介して一定量の検体、試薬を分取し、次
にピペット本体は反応容器に相対移動され反応容器内に
挿入されると、吸排手段が吐出動作を開始し、可撓性チ
ューブを介して定量された検体、試薬を分注する。次
に、このピペット本体に洗浄水やエアーを供給し先端か
ら吐出する。あるいは、逆に洗浄水を先端から吸引排出
する。このようにして洗浄されたピペット本体は再び検
体、試薬との間を相対移動する。
【0007】この発明におけるピペット昇降手段とは、
プーリに捲回されたベルト、あるいはボールねじ等の駆
動によりピペットを垂直方向に精密移動できるものが好
ましい。この発明における基台移動手段とは、プーリに
捲回されたベルト、あるいはボールねじ等の駆動により
基台を水平方向に精密移動できるものが好ましい。この
発明における洗浄槽とは、ピペット本体の少なくとも先
端部を収容可能な槽高さ及び断面形状を有し、所定量の
洗浄液を収容してピペットに付着した検体、試薬を洗浄
可能なものが好ましい。基台に配設される洗浄槽は、1
つであってもよいし、複数あってもよく、ピペット本体
の設定数等に応じて設定することができる。
【0008】この発明における洗浄槽移動手段とは、洗
浄槽を回転、揺動あるいは往復により複数のピペットの
各昇降経路、すなわち、昇降軸を始点及び終点として、
これらの軸間に跨がって順次、移動動作を行わせるアク
チュエータをさし、洗浄槽を把持したアームをアクチュ
エータ等で正逆回転あるいは往復直線移動させる等の構
成が挙げられる。洗浄槽が槽内に洗浄液を流通可能な洗
浄槽通液手段を有し、ピペットがピペット内に洗浄液を
流通可能なピペット通液手段を具備するものが好まし
い。この発明における洗浄槽通液手段及びピペット通液
手段とは、洗浄槽及びピペット内に連通するシリンジあ
るいはポンプ等の吸排手段を備え、洗浄液を吐出あるい
は吸引により供給、排出が可能であるものが好ましい。
【0009】基台移動手段により基台が移動するとき、
洗浄槽移動手段、ピペット昇降手段、洗浄槽通液手段及
びピペット通液手段のうちの少なくとも1つが駆動可能
であることが好ましい。ピペット昇降手段は、ピペット
昇降経路に位置する洗浄槽の内部にピペットが侵入した
とき、ピペットを停止させるピペット停止位置が設定さ
れることが好ましい。ピペット停止位置は、ピペット先
端が洗浄槽に接触し損傷することがなく、かつ検体、試
薬が付着した先端部が槽内の洗浄液で浸漬される位置が
好ましい。ピペット停止位置は、洗浄槽移動手段が洗浄
槽を移動させる場合は、略同一の水平面上に設定される
のが制御の簡素化を図る上では好ましいが、ピペットの
分注位置等により任意に設定してもよい。
【0010】洗浄槽移動手段は、洗浄槽が各ピペットの
昇降経路に位置することを検知する槽検知手段を具備す
るのが好ましい。この槽検知手段としては、磁気センサ
ー、マイクロスイッチ等が制御部に接続されたものが挙
げられ、洗浄槽が各ピペットの昇降経路に位置すること
を検知した場合に、ピペットの洗浄動作を行うよう制御
部が指令する構成が好ましい。
【0011】さてこの発明の分注装置では、基台移動手
段の駆動により基台が検***置まで移動される。待機し
ていた検体分注用のピペットがピペット昇降手段により
下降し先端部が検体に浸漬され所定量の検体を吸引す
る。次に、基台が反応容器位置まで移動し検体を吸引し
たピペットから反応容器内に検体が吐出される。吐出が
終了すると、検体分注用のピペットがピペット昇降手段
により上昇し待機状態にとなる。
【0012】この間、検体分注用のピペットとともに基
台に保持された試薬分注用のピペットは洗浄工程にあ
る。この工程では、試薬分注用のピペットの昇降経路に
配置された洗浄槽に試薬分注用のピペットが浸漬され洗
浄される。洗浄が終了すると、洗浄槽内にある試薬分注
用のピペットがピペット昇降手段により上昇する。試薬
分注用のピペットが上昇し待機状態となると、試薬分注
用のピペットの昇降経路に配置された洗浄槽は、洗浄槽
移動手段により検体分注用のピペットの昇降経路に移動
される。
【0013】次に、基台移動手段の駆動により基台が試
薬位置まで移動される。待機状態にある試薬分注用のピ
ペットがピペット昇降手段により下降し先端部が試薬に
浸漬され所定量の試薬を吸引する。次に、基台が反応容
器位置まで移動され試薬を吸引したピペットから反応容
器に試薬が吐出される。吐出が終了すると、試薬分注用
のピペットがピペット昇降手段により上昇し待機状態と
なる。
【0014】この間、試薬分注用のピペットとともに基
台に保持された検体分注用のピペットは洗浄工程にあ
る。この洗浄では、検体分注用のピペットの昇降経路に
配置された洗浄槽に検体分注用のピペットが浸漬され洗
浄される。洗浄が終了すると、洗浄槽内にある検体分注
用のピペットがピペット昇降手段により上昇する。検体
分注用のピペットが上昇し待機状態となると、検体分注
用のピペットの昇降経路に配置された洗浄槽は、洗浄槽
移動手段により検体側から試薬側のピペット昇降経路に
移動され待機状態となる。このような構成により、分注
に使用されたピペットを従来のようにテーブル上に固定
された洗浄槽まで毎回往復させる工程が省略され、一方
のピペットの分注動作あるいは基台の移動と平行して同
時に他方のピペットの洗浄が可能となり、検体あるいは
試薬の分注が洗浄により遅延することなく連続して行わ
れる。
【0015】洗浄槽が槽内に洗浄液を流通可能な洗浄槽
通液手段を有し、ピペットがピペット内に洗浄液を流通
可能なピペット通液手段を具備しておれば、ピペットの
内外を洗浄することができる。基台移動手段により基台
が移動するとき、洗浄槽移動手段、ピペット昇降手段、
洗浄槽通液手段及びピペット通液手段のうちの少なくと
も1つが駆動可能であれば、基台に保持された一方のピ
ペットを移動させながら洗浄工程の少なくとも一部を同
時に並行して行うことができる。
【0016】洗浄槽移動手段が、洗浄槽が各ピペットの
昇降経路に位置することを検知する槽検知手段を具備し
ておれば、ピペットの損傷を防止し、かつピペットの先
端部を洗浄槽内に確実に導くことができる。なお、ピペ
ット昇降手段が、ピペット昇降経路に位置する洗浄槽の
内部にピペット先端部が侵入したとき、ピペットを停止
させるピペット停止位置が設定されておれば、ピペット
の先端部を洗浄槽に接触、破損させることがなく、かつ
検体、試薬の付着したピペット先端部を洗浄液に浸漬さ
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の一形態
による分注装置が装着された自動免疫凝集測定装置の一
例を示す。反応系、測定系などの基本構成は従来から知
られている装置と同じである。自動免疫凝集測定装置2
00は、分注装置210と、検体、試薬類を配置するテ
ーブル220とから主に構成される。分注装置210
は、この発明にかかる2本のピペットを備えた第1分注
ブロック201と、1本のピペットを備えた第2分注ブ
ロック202と、これら分注ブロック201、202を
それぞれXY軸からなる2軸方向に移動する基台移動手
段としての第1ブロック移動手段203及び第2ブロッ
ク移動手段204とから構成される。
【0018】第1分注ブロック201は、図2に示すよ
うに、2基の分注用ピペット10、20と、ピペット1
0、20を昇降させるそれぞれのピペット昇降手段3
0、40と、ピペット10、20及び昇降手段30、4
0を保持する基台50とから主に構成される。
【0019】分注用ピペット10、20は、その上端部
において接続管11、21から垂下するよう取り付けら
れており、接続管11、21にはピペット10、20に
連通するチューブ12、22が接続されている。それぞ
れのチューブ12、22は、図3に示すように、ピペッ
ト通液手段80に接続されている。ピペット通液手段8
0は、モータ81、82でそれぞれ駆動されるシリンジ
83、84に接続され、各シリンジ83、84は電磁弁
85、86を介して外部からの陽圧により収容した洗浄
液をシリンジ側へ送出する洗浄液チャンバ87、88に
接続されている。このようなピペット通液手段80によ
り検体、試薬の分注及びピペット10、20内部の洗浄
を電磁弁85、86の切り換え操作で行うことができ
る。接続管11、21はピペット昇降手段30、40に
取り付けられている。
【0020】ピペット昇降手段30、40は、基台50
に取り付けられた鉛直方向に延びるガイドレール31、
41と、ガイドレール31、41に沿って上下するスラ
イダ32、42と、スライダ32、42が取り付け片3
3、43を介して固着されるベルト34、44と、ベル
ト34、44を垂直方向に張り渡す一対のプーリ35、
45と、プーリ35、45の一方を回転駆動するモータ
36、46とから構成される。
【0021】これらの昇降手段30、40により検体分
注用ピペット10及び試薬分注用ピペット20はモータ
36、46の正転、逆転で昇降し、待機位置(上方)、
後述する洗浄槽60内に各ピペット10、20の先端部
10a、20aが進入し停止する位置(ピペット停止位
置)及び分注位置(下方)で停止可能な構成となってい
る。ピペット10、20下方の基台50の底面には、図
4に示すように、1つの洗浄槽60及びこの洗浄槽60
を水平方向に移動する洗浄槽移動手段70が配設され
る。
【0022】洗浄槽60は、図4及び5に示すように、
ピペット10、20の先端部10a、20aを挿入可能
な孔部61と、孔部61内に連通する洗浄液入口62及
び洗浄液出口63を具備している。洗浄液入口62及び
洗浄液出口63には、図5に示したような洗浄液通液手
段90が接続されている。この通液手段90はポンプ9
1とポンプ91に接続された洗浄液チャンバー92とか
ら構成され、洗浄槽60の孔部61に収容される洗浄液
を適時に入れ換えることができる。洗浄液出口63は排
液タンク93に接続されている。洗浄槽60の内側の側
壁には、洗浄槽の後述する槽検知手段としての磁石64
が配設される。
【0023】洗浄槽移動手段70は、洗浄槽60を一端
に保持するアーム71と、アーム71の他端に形成され
た支軸72周りにアーム71を往復揺動するロータリー
アクチュエータを備えた駆動部73とから構成されてい
る。アーム71の揺動は、洗浄槽60に配設された磁石
64及び基台50の底面に配設されたホール素子51、
52により図示しない制御部を介して制御される。
【0024】ホール素子51は洗浄槽60の孔部61が
検体分注用ピペット10の昇降経路上に位置するときに
磁石64と近接距離で正対する位置に、ホール素子52
は洗浄槽60の孔部61が試薬分注用ピペット20の昇
降経路上に位置するときに磁石64と近接距離で正対す
る位置に、互いに離間して配置され、駆動部73が正転
して反時計方向(図4の実線方向)に揺動するアーム7
1の磁石64がホール素子51に近接したときは、駆動
部73によるアーム71の揺動が停止して洗浄槽60の
孔部61が検体分注用ピペット10の昇降経路上に保持
される。制御部から洗浄槽60の切り換えの指令が出る
と、駆動部73が逆転して時計方向(図4の鎖線方向)
にアーム71を揺動する。
【0025】時計方向に揺動するアーム71の磁石64
がホール素子52に近接したときは、駆動部73による
アーム71の揺動が停止して洗浄槽60の孔部61が試
薬分注用ピペット20の昇降経路上に保持される。制御
部から洗浄槽60の切り換えの指令が出ると、駆動部7
3が再び正転して洗浄槽60の孔部61が検体分注用ピ
ペット10の昇降経路上に保持される。このような洗浄
槽移動手段70により1つの洗浄槽60をピペット10
及び20のそれぞれの昇降経路上に配置させることがで
きる。したがって、この洗浄槽移動手段70と前述した
ピペット昇降手段30、40との連動により2つのピペ
ット10、20を各ピペット停止位置において1つの洗
浄槽60で交互に洗浄することができる。
【0026】試薬分注用のピペット20が配設されたベ
ルト44の背面には、反応容器把持部110が取り付け
られている。反応容器把持部110は、前述したガイド
レール31と平行に基台50に取り付けられたガイドレ
ール111に沿って上下するスライダ112に取付片1
13を介して取り付けられている。把持部110は、先
端がそれぞれ内側に曲がった、すなわち、「口」の下辺
の中央部分を切り欠いたような形状の取り付け部材11
4を有している。取り付け部材114には、縦部材11
5及び縦部材115に固定された位置決め用のセンサ1
16が配設される。
【0027】取り付け部材114の先端には、反応プレ
ート100の把手101、102がはまることにより反
応プレート100を保持するための曲げ部分117、1
18が形成されている。反応プレート100は図6に示
すように、一方の把手101の両端下部に設けられた保
持用の凸部103、104が、曲げ部分117を両側か
ら挟むように位置するので、反応プレート100は一定
位置を維持したまま持ち上げられ、ずれることはない。
【0028】さらに、基台50には先の丸い円柱状部材
119が設けられている。円柱状部材119は、把持部
110が反応プレート100を保持し持ち上げたとき、
反応プレート100の一つの容器100a内にはまるよ
うになっている。このため、反応プレート100はしっ
かりと保持されることになり、前後左右の移動に対して
も位置ずれをおこしたり、ぐらついたりすることがな
い。
【0029】反応プレート100は、合成樹脂を材料と
して一体成形された透明性を有するプレートであり、1
つのプレートに、例えば、5×5の計25個の反応容器
100aを備え、これらの容器100aが基板100b
により互いに連なるよう、合成樹脂により一体成形され
ている。容器100aの内径及び高さは、一例として、
それぞれ約8mm及び約24mmである。反応プレート
100は上からみると、一辺が一例として、約70mm
の正方形状である。
【0030】各反応容器100aの上端及び外枠は、基
板100bの位置よりも高い位置にあるため(この例で
は6mm)、反応容器100a内の液は外に飛び出しに
くく、また、基板100b上にこぼれた液も容器100
a内に入りにくい構造となっている。反応プレート10
0の一角107は、位置決めのために一部が切り欠かれ
ている。各容器100aの底部には、凹部108が設け
られているので、製造上、安定した寸法が得られ、装置
への設置が確実に行える。このような構成により、ピペ
ット昇降手段40の駆動により反応プレート100を把
持、または把持した反応プレート100を解放するため
把持部110を下降させた際、ピペット20は上昇する
ので、反応プレート100の把持及び解放に支障をきた
すことはない。逆にピペット20を下降させた際、把持
部110は上昇するので、ピペット20の分注動作に支
障をきたすことはない。
【0031】第2分注ブロック202は、図7に示すよ
うに、1基の反応液分注用ピペット120と、ピペット
120を昇降させるピペット昇降手段130と、ピペッ
ト120及び昇降手段130を保持する基台150とか
ら主に構成される。分注用ピペット120は、その上端
部において接続管121から垂下するよう取り付けられ
ており、接続管121にはピペット120に連通するチ
ューブ123が接続されている。チューブ123は、図
3に示したものと同等のピペット通液手段80に接続さ
れ、ピペット120内部の洗浄を行うことができる。接
続管121はピペット昇降手段130に取り付けられ
る。
【0032】ピペット昇降手段130は、ピペット昇降
手段30と同様に、基台150に取り付けられた鉛直方
向に延びるガイドレール131と、ガイドレール131
に沿って上下するスライダ132と、スライダ132が
取り付け片133を介して固着されるベルト134と、
ベルト134を垂直方向に張り渡す一対のプーリ135
と、プーリ135の一方を回転駆動するモータ136と
から構成されている。この昇降手段130により反応液
分注用ピペット120はモータ136の正転、逆転で昇
降可能な構成となっている。なお、この基台150に
は、第1分注ブロック201に装着された洗浄槽60及
び洗浄槽移動手段70は取り付けられていない。
【0033】分注装置210の下方には、テーブル22
0が配置されている(図1参照)。テーブル220の上
面には、検体ラックを配置しておく検体載置部1と、試
薬ラックを配置しておく試薬載置部2と、使用前の反応
容器が載置される空容器載置部3と、反応液を収容した
容器が載置される反応容器載置部4と、使用済の反応容
器が載置される使用済容器載置部5と、反応液を測定系
に導入するための測定導入部6と、ピペット洗浄部7と
が、それぞれ一平面上に区画して配設される。
【0034】なお、前記した各入出力部は、後述する制
御部と電気的に接続されている。図8は免疫凝集測定装
置200のブロック構成図である。免疫凝集測定装置2
00は、CPU,ROM,RAM,タイマー,カウンタ
ー等を有するマイクロコンピュータを含む制御部160
を有している。制御部160には、図示しない外部のキ
ー入力部161、ホール素子51、52及び反応容器位
置決めセンサ116等の入力部が接続されている。ま
た、制御部160には、ブロック移動手段203、20
4、ピペット昇降手段30、40、130、洗浄槽移動
手段70、洗浄槽通液手段90、ピペット通液手段80
等の出力部、その他の入出力部162が接続される。
【0035】次に、図9〜図14のフローチャートに基
づきこの実施例の免疫凝集測定装置200の動作につい
て説明する。まず、ステップM1において上記した各入
出力部の初期設定が行われる。次に、ステップM2にお
いて反応プレート100の移動が行われる。ここでは、
第1ブロック移動手段203の駆動により第1分注ブロ
ック201が空容器載置部3の上方まで移動し、ピペッ
ト昇降手段40の駆動により把持部110が下降して反
応プレート100を把持する。反応プレート100を把
持すると、上昇し反応容器載置部4の上方まで移動し、
把持部110が下降して反応プレート100を反応容器
載置部4に載置する。
【0036】次に、ステップM3において検体の分注が
行われる。検体の分注は、図10のサブルーチンで示し
たように、まず、ステップS21において第1分注ブロ
ック201が検体載置部1の上方まで移動し所定の検体
ラック上に停止する。次に、ステップS22において検
体ピペット10が下降し先端部が検体ラックに進入して
検体が分取される。
【0037】ステップS23において検体ピペット10
が上昇、停止した後、ステップS24において第1分注
ブロック201が反応容器載置部4の上方まで移動し検
体ピペット10が反応プレート100の所定の反応容器
100a上に停止する。次に、ステップS25において
検体ピペット10が下降し先端部が反応容器100aに
進入して検体が分注される。なお、洗浄槽60は試薬ピ
ペット20側に位置している。検体が分注されると、検
体ピペット10が上昇し待機状態となる。
【0038】この間、試薬ピペット20は、ステップM
4において洗浄工程にある。試薬ピペット20は、図1
1のサブルーチンで示したように、まず、ステップS3
1において試薬ピペット20の昇降経路に洗浄槽60が
配置される。洗浄槽60の孔部61には、予め洗浄液が
収容されている。次に、ステップS32において試薬ピ
ペット20が下降し先端部が洗浄槽60に進入し、図1
5に示すように、ピペット停止位置で停止する。
【0039】ステップS33において試薬ピペット20
に接続された電磁弁86の開閉及びモータ82の駆動に
よりシリンジ84を介して試薬ピペット20にピペット
通液手段80からの洗浄液が流入し、その内側が洗浄さ
れる。さらに、洗浄槽通液手段90の洗浄液チャンバー
92から洗浄槽60に洗浄液が供給される。洗浄液入口
62から流入した洗浄液は洗浄槽60に収容された使用
済の洗浄液を洗浄液出口63から押し出し、試薬ピペッ
ト20の先端部の外側も同時に洗浄される。
【0040】洗浄が終了すると、ステップS43におい
て洗浄槽60内にある試薬ピペット20がピペット昇降
手段40により上昇する。試薬ピペット20が上昇し待
機状態となると、試薬ピペット20の昇降経路に配置さ
れた洗浄槽60は、洗浄槽移動手段70により検体ピペ
ット10の昇降経路に移動される。
【0041】ステップM3において検体の分注が終了す
ると、ステップM5において試薬の分注が行われる。試
薬の分注では、図12のサブルーチンで示したように、
まず、ステップS41において第2分注ブロック202
が試薬載置部2の上方まで移動し所定の試薬ラック上に
停止する。次に、ステップS42において試薬ピペット
20が下降し先端部が試薬ラックに進入して試薬が分取
される。
【0042】ステップS43において試薬ピペット20
が上昇、停止した後、ステップS44において第2分注
ブロック202が反応容器載置部4の上方まで移動し試
薬ピペット20が反応プレート100の前記検体が分注
された反応容器100a上に停止する。次に、ステップ
S45において試薬ピペット20が下降し先端部が反応
容器100aに進入して試薬が分注される。試薬が分注
されると、試薬ピペット20が上昇し待機状態となる。
【0043】この間、検体ピペット10は、ステップM
6において洗浄工程にある。この洗浄では、図13のサ
ブルーチンで示したように、まず、ステップS51にお
いて検体ピペット10の昇降経路に洗浄液が収容された
洗浄槽60が配置される。
【0044】次に、ステップS52において検体ピペッ
ト10が下降し先端部が洗浄槽60に進入し、図16に
示すように、ピペット停止位置で停止する。ステップS
53において検体ピペット10に接続された電磁弁85
が開き、モータ81の駆動によりシリンジ83を介して
検体ピペット10の内側に洗浄液が流入して洗浄され
る。さらに、洗浄槽通液手段90が駆動されピペット1
0の先端部が浸漬され外側が洗浄される。
【0045】供給された洗浄液は、洗浄槽通液手段90
のタンク93に排出される。洗浄が終了すると、ステッ
プS54において洗浄槽60内にある検体ピペット10
がピペット昇降手段30により上昇する。検体ピペット
10が上昇し待機状態となると、検体ピペット10の昇
降経路に配置された洗浄槽60は、洗浄槽移動手段70
により試薬ピペット20の昇降経路に移動される。
【0046】次に、ステップM7において反応液の分注
が行われる。反応液の分注では、図14のサブルーチン
で示したように、まず、ステップS61において第2分
注ブロック202が反応容器載置部4の上方まで移動
し、前記した検体及び試薬の分注により生成された反応
液を収容する反応プレート100の反応容器100a上
に停止する。次に、ステップS62において反応液分注
用ピペット120が下降し先端部が反応容器100aに
進入して反応液が分取される。なお、検体が高濃度の場
合には、試薬載置部1に予め配置された検体希釈液を検
体用のピペット10で分取し反応容器100aに分注し
てこの検体を希釈する。
【0047】ステップS63において反応液ピペット1
20が上昇、停止した後、ステップS64において第2
分注ブロック202が測定導入部6の上方まで移動す
る。次に、ステップS65において反応液ピペット12
0が下降し先端部が測定導入部6に進入して反応液が分
注される。測定導入部6に分注された反応液は図示しな
い光学系を備えた測定装置により測定され、血液のデー
タがこの装置に接続されたモニターに出力される。
【0048】次に、ステップS66において反応液ピペ
ット120が上昇しさらに、第2分注ブロック202が
ピペット洗浄部7の上方まで移動する。次に、ステップ
S67においてピペット洗浄部7上に停止した反応液ピ
ペット120が下降し先端部がピペット洗浄部7に進入
する。ピペット洗浄部7に配設された図示しない洗浄槽
に反応液ピペット120の先端部が浸漬されその外側が
洗浄されるとともに、反応液ピペット120に接続され
た図示しないシリンジ及びその駆動源の駆動によりピペ
ットの内側が洗浄される。洗浄部7に接続された洗浄液
吸排手段により使用済の洗浄液は排出される。洗浄が終
了すると、ステップS68において反応液ピペット12
0がピペット昇降手段30により上昇して待機状態とな
る。
【0049】次に、ステップM8において反応プレート
100の全部の、あるいは所定の反応容器100aにお
ける反応液の分注が終了し反応プレート100を交換す
るか否かを判断する。反応プレート100を交換しない
場合は、ステップM3に移行する。反応プレート100
を交換する場合は、ステップM9に移行する。
【0050】ステップM9では、反応プレート100の
廃棄が行われる。ここでは、第1ブロック移動手段20
3の駆動により第1分注ブロック201が反応容器載置
部4の上方まで移動し、ピペット昇降手段40の駆動に
より把持部110が下降して使用済の反応プレート10
0を把持する。この反応プレート100を把持すると、
上昇し使用済容器載置部5の上方まで移動し、把持部1
10が下降して使用済の反応プレート100を反応容器
載置部4に載置する。
【0051】次に、ステップM10において、分注装置
210の停止が指令されたか否かを判断する。分注装置
210の停止が指令されたと判断したときは、分注動作
を終了する。分注装置210の停止が指令されていない
ときは、ステップM2に移行し分注動作を続ける。
【0052】上記した実施の一形態による分注装置21
0では、基台50に配設されたピペット10、20が同
じ基台50に配設された洗浄槽60及び洗浄槽移動手段
70により洗浄されるので、検体あるいは試薬の分注と
基台50の移動及びピペット10または20の洗浄が並
行して同時におこなわれる。したがって、分注、移動、
洗浄の各動作を待ち時間を介在させることなく連続して
行うことができ、洗浄を含む分注工程の効率化を図り多
数の検体を効率的に処理することができる。
【0053】
【発明の効果】この発明の分注装置では、基台に配設さ
れた洗浄槽及び洗浄槽移動手段により同じ基台に配設さ
れた複数のピペットを洗浄することができるので、一方
のピペットの分注動作あるいは基台の移動と並行して他
方のピペットの洗浄が可能となり、検体あるいは試薬の
分注が洗浄により遅延することなく連続して行われる。
このため、分注に使用されたピペットを従来のようにテ
ーブル上に固定された洗浄槽まで毎回往復させる動作が
省略され、1回の分注行程に要する時間が大幅に短縮さ
れる。
【0054】洗浄槽が槽内に洗浄液を流通可能な洗浄槽
通液手段を有し、ピペットがピペット内に洗浄液を流通
可能なピペット通液手段を具備しておれば、ピペットの
内外を洗浄することができる。基台移動手段により基台
が移動するとき、洗浄槽移動手段、ピペット昇降手段、
洗浄槽通液手段及びピペット通液手段のうちの少なくと
も1つが駆動可能であれば、基台に保持された一方のピ
ペットを移動させながら洗浄工程の少なくとも一部を同
時に並行して行うことができる。
【0055】洗浄槽移動手段が、洗浄槽が各ピペットの
昇降経路に位置することを検知する槽検知手段を具備し
ておれば、ピペットの損傷を防止し、かつピペットの先
端部を洗浄槽内に確実に導くことができる。この発明に
より、洗浄を含む分注工程の効率化を図り多数の検体を
効率的に処理可能な分注装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による分注装置を備え
た自動分析装置(免疫凝集測定装置)の概略図。
【図2】図1の分注装置を説明する図(ピペットは待機
位置にある)。
【図3】図2の分注装置のピペット通液手段を説明する
図。
【図4】図2の分注装置の一部に配設された洗浄槽移動
手段の平面図。
【図5】図3の洗浄槽移動手段に配設された洗浄槽の断
面及び洗浄槽通液手段を説明する図。
【図6】図2の分注装置の反応容器把持手段が把持する
反応プレートの斜視図。
【図7】図1の自動分析装置に配設された第2分注ブロ
ック(装置)を説明する図。
【図8】図1の自動分析装置に制御部のブロック図。
【図9】図1の自動分析装置の制御フローチャート。
【図10】図9の検体分注のフローチャート。
【図11】図9の試薬ピペット洗浄のフローチャート。
【図12】図9の試薬分注のフローチャート。
【図13】図9の検体ピペット洗浄のフローチャート。
【図14】図9の反応液分注のフローチャート。
【図15】検体ピペットでの分注時における試薬ピペッ
トの洗浄動作及び洗浄槽移動手段の位置を説明する図2
に対応する図。
【図16】試薬ピペットでの分注時における検体ピペッ
トの洗浄動作及び洗浄槽移動手段の位置を説明する図2
に対応する図。
【符号の説明】
10 分注ピペット(検体用) 20 分注ピペット(試薬用) 10a ピペット先端部(検体用) 20a ピペット先端部(試薬用) 30 ピペット昇降手段(検体用) 40 ピペット昇降手段(試薬用) 50 基台 51、52 ホール素子(槽検知手段) 64 磁石(槽検知手段) 60 洗浄槽 70 洗浄槽移動手段 80 ピペット通液手段 90 洗浄槽通液手段 200 免疫凝集測定装置 203 第1ブロック移動手段 204 第2ブロック移動手段 210 分注装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吸引、吐出する複数の分注用ピペ
    ットと、これらピペットを昇降させるピペット昇降手段
    と、ピペット昇降手段を保持する基台と、基台を移動さ
    せる基台移動手段とからなる分注装置であって、 前記基台に、ピペットが浸漬されこれを洗浄するための
    洗浄槽と、この洗浄槽を各ピペットの昇降経路間に跨が
    って移動させる洗浄槽移動手段とを備えたことを特徴と
    する分注装置。
  2. 【請求項2】 洗浄槽が槽内に洗浄液を流通可能な洗浄
    槽通液手段を有し、ピペットがピペット内に洗浄液を流
    通可能なピペット通液手段を具備してなる請求項1に記
    載した分注装置。
  3. 【請求項3】 基台移動手段により基台が移動すると
    き、洗浄槽移動手段、ピペット昇降手段、洗浄槽通液手
    段及びピペット通液手段のうちの少なくとも1つが駆動
    可能であることを特徴とする請求項2に記載した分注装
    置。
  4. 【請求項4】 洗浄槽移動手段が、洗浄槽が各ピペット
    の昇降経路に位置することを検知する槽検知手段を具備
    してなる請求項1〜3のいずれかに記載した分注装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203219A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Aloka Co Ltd ノズル駆動装置
JP2010175414A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
KR101292658B1 (ko) * 2011-03-31 2013-08-02 주식회사 제이오텍 자동분주장치
JP2015114148A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 日本電子株式会社 自動分析装置

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