JPH0961123A - スカシマーカー製紙計測装置 - Google Patents

スカシマーカー製紙計測装置

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JPH0961123A
JPH0961123A JP25437895A JP25437895A JPH0961123A JP H0961123 A JPH0961123 A JP H0961123A JP 25437895 A JP25437895 A JP 25437895A JP 25437895 A JP25437895 A JP 25437895A JP H0961123 A JPH0961123 A JP H0961123A
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JP
Japan
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JP25437895A
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English (en)
Inventor
Katsuo Yamada
克夫 山田
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MEC Co Ltd
Original Assignee
MEC Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はスカシマーカーの測定装置に関す
るものである。 【構成】 CCDカメラによる画像撮像部と、この撮像
部にて得られる画像情報を画像処理して、スカシマーカ
ーを処理する画像演算部と、これらを統合処理するホス
トコンピュータから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スカシ製紙の印刷用
紙上にスカシ作法により配置された、スカシマーカー測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のすかし作法により配置されたマー
カー測定を自動計測する事は、従来の画像処理装置で
は、コントラストの少ない画像であること、撮像画像信
号としては、欠陥画像になることも多く、正確にしかも
高速に計測することは非常に困難で、その検定には多数
の人手を必要とし、かつ正確に計測する事が困難であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、かなり不鮮
明な画像情報を、いかに、高速にかつ、正確に計測する
かは、例えば紙幣の印刷の如く高級な印刷製品を製作す
る上で、不可欠な要件で嘱望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目標を達成するた
め、本発明に係わる測定装置は、検査対象用紙のスカシ
マーカーの配置された所定視野をCCDカメラにより撮
像し、該画像情報をディジタル処理する画像処理部から
構成して、濃度投影法にて、マーカー短辺の投影座標や
外形線の座標を計測するものである(以下、1次元計測
と称する)。更に、必要な場合は、この結果を元に、画
像情報の処理範囲を絞り込んで、長辺投影座標の計測を
する。これらの計測手段を複数配置して、被検査用紙の
複数の計測箇所を同時に平行して計測して、それらの計
測結果を統合処理する。
【0005】
【作用】スカシの画像情報は、スカシ特有の不確定情報
が多分に混在するが、この投影法の採用により、スカシ
特有情報量の多さ、即ち非該当部分と、スカシと思われ
る情報の量率により、検出することができる。このこと
は、スカシ情報が斑に欠陥しているとき、分断している
様なときにも判定可能である。長辺投影座標の計測が必
要な場合、あらかじめ、同短辺投影座標について1次元
計測を行い、画像情報の範囲を限定して処理する事は、
大幅な処理時間の短縮になる。また、個別の計測エリア
は、製紙サイズと較べて大変微少なので、製紙の全容把
握するためには、計測点相互間の算定により製紙の広域
計測ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明についての実施例について、図
面を参照しながら詳述する。本発明に係わる測定装置
は、図1に概略的に示すように、複数のCCDカメラ信
号が同時入力出来る画像撮像部1、複数の画像情報を平
行して画像処理出来る画像処理部2、検体の検出をする
ホトセンサー部3、カメラ撮像情報あるいは処理画面等
の表示をする表示器4、各部の制御や統合処理等をする
ホストコンピュータ5から構成されている。
【0007】図2は、1例として、4コーナー縦横にス
カシマーカーがある製紙で、その4コーナー全て、計測
点とした場合について、求められる長さをXn、Ynと
して記しています。なお本図では、スカシマーカーの計
測は、短辺投影座標値のみを採用しています。本図で、
カメラ1〜4は視野A〜Dを受け持つものとします。よ
って、カメラ1はX1とY1、カメラ2はX2とY2,
カメラ3はX3とT3、かめら4はX4とY4の計測を
担い、同データーよりX5とX6、Y5とY6がホスト
コンピュータにて算定されます。
【0008】図1に基ずき動作手順を説明する。被検査
用紙はベルトコンベアー等の搬送手段にて、所定場所に
搬送されます。所定の場所に被検査用紙が達するとホト
センサー信号が画像撮像部に検査品の到来を通知し、ラ
ンダムシャッターCCDエリアカメラにて、複数のCC
Dカメラは所定視野を撮像します。マーカー情報をより
良好にサンプルするため、搬送ベルトは黒或いは暗い色
にする事、用紙を搬送ベルトから浮かないよう留意する
ことが要請される。
【0009】それぞれ撮像された画像情報は、m(mは
整数)ビットのディジタル変換をされて、画像演算部に
て、スカシマーカー計測処理が行われる。本機の場合、
1画面当たりのの処理時間は、約50msですので、計
測周期が100ms以内の場合は、4画面同時処理の画
像演算部になります。例えば、計測周期が200ms以
上の場合は、1画面処理の画像演算部で間に合うことに
なります。
【0011】図4に1画像演算部について、その概念的
構成を示す。図に於いて、IPは1994年株式会社イ
ーゼル小石川認識技術研究所発表のSALAをベースに
構成したものが考えられる。同IPには、画像入力3系
統があり、行遅延入力して、2次元の局所空間フィルタ
ーを構成しています。それにワーク用バッファーメモリ
ー複数枚、画像入出I/F、CPUI/F、その他から
構成されている。同IPは300もの画像処理機能があ
り、バッファーメモリ所定空間の画像信号をラスター状
に入力させることにより、所望の処理結果が得られるも
のです。
【0012】画像演算部に転送された画像情報は、バッ
ファーメモリーに1時記憶され、本発明の主旨であるス
カシマーカー計測作業が実行される。スカシマーカーは
製成の所以、量産品でも、各製品画一的でなく、個々非
常に出来具合がバラつくものであるが設定場所が決まっ
ていること、製紙自体の基本の外形が特定されているこ
とから、これらの特徴を加味して計測手法が考案され
た。
【0013】その1は、スカシマーカーの基準とする方
向が、撮像画像配列方向に一致するように、CCDカメ
ラの角度を設定しておきます。画像演算部では、斯様に
して検出された画像情報に関し、濃度投影処理を実行し
ます。図4で、スカシマーカー方向が列方向に平行なる
場合、列軸方向への濃度投影を実行して得られた濃度分
布図を示す。濃度情報を参照して、マーカーの短辺中心
はXp(短辺は幅が非常に小さい)にあることが認識で
きる。この濃度投影法により、従来の連結性から判定す
る方法では、1部情報の欠落があった場合検出ミスにつ
ながったのであるが、情報量が大幅に欠落しない限り、
安定に検出できるようになった。また、同分布状況から
スカシマーカーの傾斜状況を知る事もできる。
【0014】また、前述したように、スカシマーカーの
もう1つの問題点として、スカシ画像情報が小さい即ち
コントラストが少ない場合が数多く発生する。その場合
単純に、前述のごとき濃度投影手段では、照明ムラ、そ
の他の画像情報により投影データから明解にマーカー座
標の認識が出来ない。よって、その欠陥を補償するた
め、元画像に微分処理してから、、濃度投影する事も考
えられる。微分処理とは、局所空間内で、中央画素と特
定周辺画素値との差分に応じた出力をさせる処理であ
る。この処理により、例えば照明ムラ、シェーディング
等のなだらかに変化する情報を排除して、変化分につい
ての情報を得られる。
【0015】次に図4に於いて、マーカーの長辺座標の
測定法について説明すると、マーカーの短辺座標の前後
Xp±u間に処理エリアを限定して、行軸座標を求め
る。この場合に於いでは、検定エリアを絞り込んである
ので、その度合いにより、IPによる濃度投影処理か、
CPUによる同様処理かのいずれでも、検定領域が限定
されているので処理時間は早いが、マーカー情報に欠陥
があると、正確な計測は困難である。ここでは、スカシ
マーカ方向が列方向の場合について説明したが、行方向
でも同様にして、まず、短辺投影座標を求めて、処理エ
リアを制限して、求めることに変わりはない。
【0016】さて、スカシマーカーの方向が標準即ち画
像情報配列方向と平行性が失われると、短辺の濃度投影
分布は、幅広になってくる。この幅を検定して非平行、
即ち製紙に傾きか、変形その他の以上があるとの目安は
できる。製紙の外形線の計測については、特別問題はな
いので、計測方法について特に主張する事はないが、ス
カシマーカー計測に、効率的に組み合わせて計測され
る。
【0017】斯様にして、複数の計測点について、それ
ぞれの処理系が計測したデーターはホストコンピュータ
にて統合処理され、製紙計測点間の寸法が算出され、所
用の処理に活用される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スカシマーカー撮像画像が、画像配列方向に平行になる
よう、ランダムシャッターCCDカメラで撮像し、同マ
ーカーの濃度投影手段を主とする処理により、多少の欠
陥のあるマーカー画像情報からでも、マーカー短点座標
を測定出来るようになった。又、複数箇所の多重処理に
より、精度よく、製紙全体的計測が出来るので、製紙の
歪み品の排除、位置合わせ手段に大いに寄与する。本装
置は、簡単な手法により、安定して、しかも極めて高速
に測定できるものである。本製品での、測定時間は50
ms程度である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるシングル、スカシマーカー測定
装置1構成例を概略的に示す図である。
【図2】スカシマーカー製紙の1計測例を示す図であ
る。
【図2】画像演算部についての概念的構成例を示す図で
ある。
【図3】列方向スカシマーカー画像の処理例を示す図で
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるスカシマーカー測定装置の1構
成例を概略的に示す図である。
【図2】スカシマーカー製紙の1計測例を示す図であ
る。
【図3】画像演算部についての概念的構成例を示す図で
ある。
【図4】列方向スカシマーカー画像の処理例を示す図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)CCDカメラ複数入力の画像撮像部
    1と、その画像をディジタル処理する画像処理部2と、
    ホトセンサー部3と、表示器4と、ホストコンピュータ
    5により構成される装置で、 (ロ)基準とする、スカシマーカーの方向と撮像画像の
    配列方向が一致するよう、かつこれに平行する近傍外形
    線を含めた適正な視野に設定して、 (ハ)被検定品についての、スカシマーカーの短辺軸座
    標や外形線の座標の計測をなし、 (ニ)或いはこれに加え、画像情報の処理エリアを絞り
    込んで、スカシマーカー長辺軸座標や外形線座標を計測
    するもので、 (ホ)濃度投影手段により、短辺軸座標の測定では、特
    有の欠落や不連続な撮像画像情報でも、安定して計測が
    出来る特徴と、 (ヘ)長辺軸座標の測定では、同手段及び処理エリアの
    限定により、濃度投影値に対するスカシマーカー情報比
    の増加による安定判別効果と、処理量の減少に伴う処理
    時間の短縮効果があることの特徴と、 (ト)被検体の複数箇所の、計測データーをホストコン
    ピュータにより、統合処理して、複数計測点相互間計測
    が出来る事を特徴とするスカシマーカー計測装置。
JP25437895A 1995-08-28 1995-08-28 スカシマーカー製紙計測装置 Pending JPH0961123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000258132A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan 用紙の伸縮挙動測定方法及びその測定装置
CN107907085A (zh) * 2017-11-29 2018-04-13 无锡市汇鼎金属制管有限公司 一种金属管加工用长度测量装置

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JP2000258132A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan 用紙の伸縮挙動測定方法及びその測定装置
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