JPH0960734A - ドライガスシールにおける漏洩ガスの回収装置 - Google Patents
ドライガスシールにおける漏洩ガスの回収装置Info
- Publication number
- JPH0960734A JPH0960734A JP23893795A JP23893795A JPH0960734A JP H0960734 A JPH0960734 A JP H0960734A JP 23893795 A JP23893795 A JP 23893795A JP 23893795 A JP23893795 A JP 23893795A JP H0960734 A JPH0960734 A JP H0960734A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- seal
- process gas
- dry
- small compressor
- Prior art date
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- Pending
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドライガスシールの一次シールから漏洩した
プロセスガスを回収することによって環境汚染を防止す
るとともに省資源に資する。 【解決手段】 ドライガスシール10の一次シール26から
漏洩したプロセスガスの漏洩ガスライン１に小型圧縮機
２及びその吸込側に圧力平衡を保持するクッションタン
ク４を設け、小型圧縮機２で昇圧されたプロセスガスを
プロセスガスラインに戻して回収する。
プロセスガスを回収することによって環境汚染を防止す
るとともに省資源に資する。 【解決手段】 ドライガスシール10の一次シール26から
漏洩したプロセスガスの漏洩ガスライン１に小型圧縮機
２及びその吸込側に圧力平衡を保持するクッションタン
ク４を設け、小型圧縮機２で昇圧されたプロセスガスを
プロセスガスラインに戻して回収する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はターボ機械等のドラ
イガスシールから漏洩したプロセスガスを回収する装置
に関する。
イガスシールから漏洩したプロセスガスを回収する装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のターボ機械用ドライガスシールの
１例が図２に示されている。ドライガスシール10の一次
シールに供せられるプロセスガスはフィルター21及び圧
力制御弁22を通って内側シール室23に送られる。内側シ
ール室23のシール圧力はハウジング内24より僅かに高い
圧力となるよう圧力制御弁22によって調圧されている。
１例が図２に示されている。ドライガスシール10の一次
シールに供せられるプロセスガスはフィルター21及び圧
力制御弁22を通って内側シール室23に送られる。内側シ
ール室23のシール圧力はハウジング内24より僅かに高い
圧力となるよう圧力制御弁22によって調圧されている。
【０００３】内側シール室23に入ったプロセスガスの一
部はラビリンス25を通ってハウジング内24に入り、残部
は一次シール26を通って外側シール室27に出る。外側シ
ール室27に入ったプロセスガスの大部分はオリフィス28
で減圧されてフレアに送られるか或いは大気中に放出さ
れるが、一部は二次シール31を通って室30に出る。
部はラビリンス25を通ってハウジング内24に入り、残部
は一次シール26を通って外側シール室27に出る。外側シ
ール室27に入ったプロセスガスの大部分はオリフィス28
で減圧されてフレアに送られるか或いは大気中に放出さ
れるが、一部は二次シール31を通って室30に出る。
【０００４】室30内に入ったプロセスガスが更に機外に
漏洩するのを防止するため、窒素等の不活性ガスがパー
ジライン29から室30内に供給されこの不活性ガスは室30
内に漏洩したプロセスガスとともに大気中に放出され
る。
漏洩するのを防止するため、窒素等の不活性ガスがパー
ジライン29から室30内に供給されこの不活性ガスは室30
内に漏洩したプロセスガスとともに大気中に放出され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のように
環境汚染、省資源が喧伝される折、オゾン層破壊につな
がる高価なプロセスガスを回収しないのには問題を残
す。
環境汚染、省資源が喧伝される折、オゾン層破壊につな
がる高価なプロセスガスを回収しないのには問題を残
す。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第１の発明の要旨
とするところは、ドライガスシールの一次シールから漏
洩したプロセスガスの漏洩ガスラインに小型圧縮機及び
その吸込側に圧力平衡を保持するクッションタンクを設
け、上記小型圧縮機で昇圧されたプロセスガスをプロセ
スガスラインに戻して回収することを特徴とするドライ
ガスシールにおける漏洩ガスの回収装置にある。
するために発明されたものであって、第１の発明の要旨
とするところは、ドライガスシールの一次シールから漏
洩したプロセスガスの漏洩ガスラインに小型圧縮機及び
その吸込側に圧力平衡を保持するクッションタンクを設
け、上記小型圧縮機で昇圧されたプロセスガスをプロセ
スガスラインに戻して回収することを特徴とするドライ
ガスシールにおける漏洩ガスの回収装置にある。
【０００７】第２の発明の要旨とするところは、ドライ
ガスシールの一次シールから漏洩したプロセスガスの漏
洩ガスラインに小型圧縮機及びその吸込側に圧力平衡を
保持するクッションタンクを設け、上記小型圧縮機で昇
圧されたプロセスガスをコンデンサで凝縮液化させて液
回収することにある。
ガスシールの一次シールから漏洩したプロセスガスの漏
洩ガスラインに小型圧縮機及びその吸込側に圧力平衡を
保持するクッションタンクを設け、上記小型圧縮機で昇
圧されたプロセスガスをコンデンサで凝縮液化させて液
回収することにある。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の１実施形態が図１に示さ
れている。ドライガスシールの一次シールから漏洩した
プロセスガスを導く漏洩ガスライン１にはレシプロ式又
はダイヤフラム式等の小型圧縮機２が設けられ、この小
型圧縮機２の吸込側には圧力平衡を保持するクッション
タンク３が設置されている。
れている。ドライガスシールの一次シールから漏洩した
プロセスガスを導く漏洩ガスライン１にはレシプロ式又
はダイヤフラム式等の小型圧縮機２が設けられ、この小
型圧縮機２の吸込側には圧力平衡を保持するクッション
タンク３が設置されている。
【０００９】小型圧縮機２で昇圧された漏洩ガスはプロ
セスライン４に供給されて回収される。また、プロセス
ライン４から分岐したライン５にコンデンサー６を設
け、ここで漏洩ガスを冷却液ライン７、８を経て供給さ
れる冷却液と熱交換させることにより凝縮液化させてこ
の状態で回収することもできる。
セスライン４に供給されて回収される。また、プロセス
ライン４から分岐したライン５にコンデンサー６を設
け、ここで漏洩ガスを冷却液ライン７、８を経て供給さ
れる冷却液と熱交換させることにより凝縮液化させてこ
の状態で回収することもできる。
【００１０】しかして、小型圧縮機２を運転すると、そ
の吸込側に脈動が生じ、ドライガスシールが負圧になる
とこれが破損するおそれがあり、負圧にならないまでも
脈動がドライガスシールの制御を乱すおそれがあるが、
小型圧縮機２の吸込側にクッションタンク３を配設した
ので、このクッションタンク３によって漏洩ガスライン
１の脈動を防止して正圧を保持することができる。
の吸込側に脈動が生じ、ドライガスシールが負圧になる
とこれが破損するおそれがあり、負圧にならないまでも
脈動がドライガスシールの制御を乱すおそれがあるが、
小型圧縮機２の吸込側にクッションタンク３を配設した
ので、このクッションタンク３によって漏洩ガスライン
１の脈動を防止して正圧を保持することができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明の回収装置によれば大気オゾン層
を破壊するおそれのある高価なプロセスガスを回収する
ことができるので、環境汚染を防止し、かつ、省資源に
資することができる。
を破壊するおそれのある高価なプロセスガスを回収する
ことができるので、環境汚染を防止し、かつ、省資源に
資することができる。
【００１２】また、小型圧縮機の吸込側にクッションタ
ンクを設けたため、小型圧縮機の運転に伴う脈動がドラ
イガスシールに作用するのを防止できるので、ドライシ
ールの制御が容易となり、かつ、その破損を防止するこ
とが可能となる。
ンクを設けたため、小型圧縮機の運転に伴う脈動がドラ
イガスシールに作用するのを防止できるので、ドライシ
ールの制御が容易となり、かつ、その破損を防止するこ
とが可能となる。
【図１】本発明の１実施形態に係わる回収装置を示す系
統図である。
統図である。
【図２】従来のドライシールの系統図である。
１ 漏洩ガスライン ２ 小型圧縮機 ３ クッションタンク ６ コンデンサー
Claims (2)
- 【請求項１】 ドライガスシールの一次シールから漏洩
したプロセスガスの漏洩ガスラインに小型圧縮機及びそ
の吸込側に圧力平衡を保持するクッションタンクを設
け、上記小型圧縮機で昇圧されたプロセスガスをプロセ
スガスラインに戻して回収することを特徴とするドライ
ガスシールにおける漏洩ガスの回収装置。 - 【請求項２】 ドライガスシールの一次シールから漏洩
したプロセスガスの漏洩ガスラインに小型圧縮機及びそ
の吸込側に圧力平衡を保持するクッションタンクを設
け、上記小型圧縮機で昇圧されたプロセスガスをコンデ
ンサで凝縮液化させて液回収することを特徴とするドラ
イガスシールにおける漏洩ガスの回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23893795A JPH0960734A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | ドライガスシールにおける漏洩ガスの回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23893795A JPH0960734A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | ドライガスシールにおける漏洩ガスの回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960734A true JPH0960734A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17037504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23893795A Pending JPH0960734A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | ドライガスシールにおける漏洩ガスの回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960734A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001289192A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-10-19 | John Crane Uk Ltd | シールアセンブリ |
| US7854587B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-12-21 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Centrifugal compressor and dry gas seal system for use in it |
| JP2011052620A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | ドライガスシールからのリークガス回収装置 |
| US8382469B2 (en) | 2005-03-09 | 2013-02-26 | Rem Technology, Inc. | Method and apparatus for utilising fugitive gases as a supplementary fuel source |
| CN112081793A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-12-15 | 连云港市亚桥机械制造有限公司 | 一种旋转塔游乐设备油缸渗油回收*** |
| US20220235789A1 (en) * | 2019-07-29 | 2022-07-28 | Nuovo Pignone Tecnologie - S.r.l | Compressor arrangement and method of operating a compressor |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP23893795A patent/JPH0960734A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001289192A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-10-19 | John Crane Uk Ltd | シールアセンブリ |
| US8382469B2 (en) | 2005-03-09 | 2013-02-26 | Rem Technology, Inc. | Method and apparatus for utilising fugitive gases as a supplementary fuel source |
| US7854587B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-12-21 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Centrifugal compressor and dry gas seal system for use in it |
| JP2011052620A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp | ドライガスシールからのリークガス回収装置 |
| US20220235789A1 (en) * | 2019-07-29 | 2022-07-28 | Nuovo Pignone Tecnologie - S.r.l | Compressor arrangement and method of operating a compressor |
| JP2022542596A (ja) * | 2019-07-29 | 2022-10-05 | ヌオーヴォ・ピニォーネ・テクノロジー・ソチエタ・レスポンサビリタ・リミタータ | 圧縮機構成及び圧縮機を動作させる方法 |
| CN112081793A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-12-15 | 连云港市亚桥机械制造有限公司 | 一种旋转塔游乐设备油缸渗油回收*** |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040525 |