JPH0960612A - 中空形材の端部キャップの固定クリップ - Google Patents

中空形材の端部キャップの固定クリップ

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JPH0960612A
JPH0960612A JP23620195A JP23620195A JPH0960612A JP H0960612 A JPH0960612 A JP H0960612A JP 23620195 A JP23620195 A JP 23620195A JP 23620195 A JP23620195 A JP 23620195A JP H0960612 A JPH0960612 A JP H0960612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
clip
hollow
vertical member
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP23620195A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Yamashita
浩一郎 山下
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Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空形材の端部に装着されるキャップが、振
動などにより脱落することを防止したクリップを提供す
る。 【解決手段】 薄鋼板を折曲げてキャップ4の挿入部4
aの薄肉壁を押入するための空隙5gを形成するととも
に、一辺部5aには空隙と反対側において折曲げ部5c
と反対方向に突出する外爪6を形成し、他辺部又は一辺
部には空隙側において折曲げ部方向に突出する内爪7を
形成して、クリップ5を構成した。 【効果】 キャップ4の挿入部4aを縦材3の中空部に
押入すると、外爪7も共に押入され、かつ、外爪の先端
が縦材の中空部の内壁面に係止するため、キャップは縦
材からの抜脱を完全に阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空形材の端部に
キャップを固定するためのクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、門柱1に開閉自在に取付けられ
た門扉2の閉鎖状態における正面図である。最近の大部
分の門扉は、アルミニウム合金製の中空形材を切断加工
して形成された框を枠組みし、その枠内に格子やパネル
などを取付けて構成されている。このように、中空形材
を用いる門扉においては、とくに、縦框3の端部には、
形材の切断加工の際に生成された鋭利な端面が現れるの
で、施工業者のみならず、設置後に門扉を日頃開閉する
人、あるいは、門扉の付近で遊ぶ幼児などが、その鋭利
な端面に素肌が接触して負傷する恐れがある。従来、中
空形材の鋭利な端面による負傷などを防止するため、各
縦框3の上下両端面を被覆するキャップ4が装着されて
いる。フェンスの縦格子に中空形材が用いられる場合に
も、同様のキャップが装着される場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般的にキ
ャップは硬質合成樹脂材料で形成され、門扉の中空縦框
又はフェンスの中空縦格子等の中空形材で作られた縦材
の中空部に押入される挿入部と、その挿入部から一体突
出され、縦材の端面を被覆する被覆部とを一体に有する
ものであり、縦材の中空部に押入された槽入部と中空部
の内壁面との間にに生じる摩擦力によりキャップを縦材
に保持するようにしてある。
【0004】他方、縦材は、アルミニウム合金により形
成されている。従って、外気温の大幅な変化の繰返しに
よりキャップが熱変形すると、キャップが縦材から外れ
落ちる可能性が高く、とくに、縦材の下端部に装着され
ているキャップは、諸々の振動により一層、縦材から脱
落する可能性が高いという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、中空形材で構成される
縦材の端部に装着されるキャップが、振動などにより容
易に脱落することがないようにした固定クリップを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるクリップは、薄鋼板を折曲げてキャッ
プの挿入部の薄肉壁を押入するための空隙を形成すると
ともに、一辺部には前記空隙と反対側において折曲げ部
と反対方向に突出する外爪を形成し、他辺部又は一辺部
には空隙側において折曲げ部方向に突出する内爪を形成
してなることを特徴としている。クリップは、一辺部と
他辺部の間の空隙にキャップの挿入部を押入してキャッ
プに装着される。内爪は、キャップの挿入部からの抜脱
を阻止するためのものである。外爪は、クリップを装着
されたキャップを縦材の中空部に押入する際に、一緒に
縦材の中空部に押入され、縦材からの抜脱を阻止するた
めのものである。
【0007】好ましくは、外爪は一辺部に他辺部と反対
方向に切り起されて一辺部の先端方向に向く尖鋭な先端
を有し、内爪は前記他辺部に前記一辺部方向に切り起さ
れて前記他辺部の先端と逆方向に向く尖鋭な先端を有し
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るクリップは、好まし
くは短冊状の薄鋼板を折曲げ加工して作られ、一辺部と
他辺部の間にキャップの挿入部の薄肉壁を押入するため
の空隙を備えている。そして、一辺部には、前記空隙と
反対側において折曲げ部と反対方向に突出する外爪を有
し、他辺部又は一辺部には空隙側において折曲げ部方向
に突出する内爪を有している。
【0009】このクリップは、空隙にキャップの挿入部
を押入することにより、キャップに容易に装着される。
また、空隙側に折曲げ部方向に突出する内爪がキャップ
の挿入部に突き刺さるので、クリップはキャップから容
易に抜脱しない。
【0010】そして、前記キャップの挿入部を縦材の中
空部に押入すると、外爪も共に押入され、かつ、外爪の
先端が縦材の中空部の内壁面に突き刺さるため、キャッ
プは縦材からの抜脱が完全に阻止される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図2以下の図面に基
づいて説明する。図2は本発明の対象物であるクリップ
の一辺部側から見た斜視図、図3は同じく他辺部側から
見た斜視図、図4はクリップのキャップに対する装着方
法を示す説明図、図5はクリップを装着したキャップの
縦材に対する取付方法を説明する要部の斜視図である。
【0012】本発明に係るクリップ5は、短冊状の薄鋼
板を折曲げ加工して作られている。一辺部5aと、他辺
部5bと、屈曲部5cとを一体に有し、それらの間に空
隙5gが形成されている。空隙5gの屈曲部5c付近の
幅は、キャップ4の挿入部4aの薄肉壁の肉厚とほぼ等
しいが、一辺部及び他辺部の先端に向って徐々に狭くさ
れている。また、他辺部の先端部分は外側に折り返され
ている。こうして、一辺部と他辺部の先端の間から空隙
5gにキャップ4の挿入部4bの薄肉壁を押入する際
に、折り返し部分の案内作用により、容易に押入するこ
とができるようになっている。
【0013】また、クリップの一辺部5aには、その一
辺部から他辺部5bと反対方向に切り起され、一辺部の
先端方向に向く尖鋭な先端を有する外爪6が、1個又は
複数個が形成されている。同様に、他辺部5cにも、そ
の他辺部から一辺部5a方向に切り起され、他辺部の先
端と反対方向に向く尖鋭な先端を有する内爪7が、1個
又は複数個が形成されている。一辺部5aから内爪7の
先端までの最短距離はキャップの挿入部4aの肉厚より
も小さい。爪6,7の数は、クリップ5の縦材(3)又
はキャップ4に対する必要十分な係止力が得られる数に
決定される。図示の例では、外爪6は2個、内爪7は1
個が設けられている。
【0014】上記の構造を有するクリップ5は、キャッ
プ4に対して、図4に示すようにして装着される。すな
わち、キャップ4は、縦材(3)の中空部3aに押入さ
れる挿入部4aと、その挿入部の一端部に一体に形成さ
れ、縦材3の端面を被覆する被覆部4bとを一体に有し
ており、通常、合成樹脂材料で成形されている。そし
て、通常、挿入部4aは薄肉壁で形成されている。従っ
て、図4に示すように、クリップ5の一辺部5aと他辺
部5bの先端の間に、キャップ4の挿入部4aの薄肉壁
を、その挿入部の先端がクリップの折曲げ部5cに停止
されるまで押入する。この場合、他辺部5bの内爪7
は、他辺部の先端と逆方向に向いているので、挿入部の
押入に抵抗しない。しかし、一旦、クリップ5がキャッ
プ4に装着されると、鋭利な先端が屈曲部5c方向に向
いているので、クリップのキャップから脱落する方向の
移動は阻止される。
【0015】次に、このクリップを装着したキャップ4
を門扉の縦框などの中空縦材3に取付ける場合は、図5
に示すように、キャップ4の挿入部4aを縦材3の中空
部3aに押入すると、クリップの一辺部5aは薄い肉厚
であるので、挿入部4aの押入時にその一辺部5aも共
に押入される。この場合、一辺部5aに形成してある外
爪6は、一辺部の先端方向に、すなわち、挿入方向と逆
方向に向いているので、突出量が減る方向に靡いて、挿
入部の押入に抵抗しない。そして、キャップ4を、被覆
部4bの周辺部が縦材3の下面に当って停止される所定
の位置まで押入すると、外爪6が弾性により一辺部から
起きる方向に力を作用する。従って、外爪の鋭利な先端
が縦材の内壁面に突き刺さるように摩擦が働くので、キ
ャップの縦材からの抜脱が完全に阻止される。
【0016】以上のようにして、門扉の縦框のやフェン
スの縦格子などの縦材3の下端部に、上記クリップ5を
装着したキャップを取付けた場合は、そのキャップが振
動などにより脱落することが、有効に防止される。
【0017】クリップ5は、キャップ4に対して、通
常、挿入部の一方側にのみ装着するだけで、十分に抜脱
防止効果が得られる。しかし、縦材の中空部の断面積が
大幅に大きく、従って、キャップも大きいものが使用さ
れる場合は、必要に応じて、キャップの挿入部の両側、
その他の位置にも増設して用いれば良い。
【0018】上記の実施例では、内爪7を他辺部5bの
空隙側に設けたが、押入されたキャップの挿入部に対し
て係止作用をする内爪は、一辺部5a又は両辺部5a,
5bの空隙側に設ける場合にも同一の作用効果が得られ
ることは、明らかである。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、キャッ
プの挿入部に容易に装着して、そのキャップを縦材の中
空部に通常と同様にして押入するだけで、キャップの取
付ができ、かつ、振動などによりキャップが縦材から抜
脱することを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な門扉縦框に対するキャップの取付状態
を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例によるクリップの一方側から見
た斜視図である。
【図3】同じく、他方側から見た斜視図である。
【図4】同クリップのキヤップに対する装着方法を説明
する説明図である。
【図5】クリップを装着したキャップの縦材に対する取
付け方法を説明する要部の斜視図である。
【符号の説明】
3 縦材(縦框) 4 キャップ 4a 挿入部 4b 被覆部 5 クリップ 5g 空隙 5a 一辺部 5b 他辺部 6 外爪 7 内爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空形材の端面を被覆する被覆部と、その
    被覆部から起立する薄肉壁で形成され、前記中空形材の
    中空部に押入される挿入部とを一体に有し、前記中空形
    材の端部に装着されるキャップを前記中空形材に固定す
    るためのクリップであって、 薄鋼板を折曲げて前記キャップの挿入部の薄肉壁を押入
    するための空隙を形成するとともに、一辺部には前記空
    隙と反対側において折曲げ部と反対方向に突出する外爪
    を形成し、他辺部又は前記一辺部には前記空隙側におい
    て前記折曲げ部方向に突出する内爪を形成してなること
    を特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクリップにおいて、外爪は
    一辺部に他辺部と反対方向に切り起されて一辺部の先端
    方向に向く尖鋭な先端を有し、内爪は前記他辺部に前記
    一辺部方向に切り起されて前記他辺部の先端と逆方向に
    向く尖鋭な先端を有していることを特徴とするクリッ
    プ。
JP23620195A 1995-08-22 1995-08-22 中空形材の端部キャップの固定クリップ Pending JPH0960612A (ja)

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JP23620195A Pending JPH0960612A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 中空形材の端部キャップの固定クリップ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063102A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Nifco Inc 車両用物品保持具
CN112523585A (zh) * 2020-12-07 2021-03-19 张琼 一种多点支撑式的可调节5g基站用基座
KR102266784B1 (ko) * 2021-02-16 2021-06-18 뉴그린창신 주식회사 무천공 지주와 클립형 클램프를 이용한 메시형 울타리 및 이의 설치 자율 방향 시공 방법

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