JPH0959499A - 防食ライニング組成物 - Google Patents

防食ライニング組成物

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JPH0959499A
JPH0959499A JP21863995A JP21863995A JPH0959499A JP H0959499 A JPH0959499 A JP H0959499A JP 21863995 A JP21863995 A JP 21863995A JP 21863995 A JP21863995 A JP 21863995A JP H0959499 A JPH0959499 A JP H0959499A
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JP
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acid
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lining composition
pts
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JP21863995A
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Hitoshi Yamazaki
仁 山崎
Yukushi Arakawa
行志 荒川
Yukari Mihara
ゆかり 三原
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Showa Denko Materials Co Ltd
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防食ライニング組成物に、有機ベントナイ
ト、及び少量の消泡剤の組み合わせにより、高粘度状態
においても、脱泡性に優れ、かつ粘度の安定性に優れた
防食ライニング組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 (A)不飽和ポリエステル樹脂またはビ
ニルエステル樹脂100重量部、(B)ガラスフレーク
を10〜100重量部、(C)有機ベントナイトからな
る揺変性付与剤0.5〜20重量部、(D)アルキルビ
ニルエーテル共重合物及びミネラルスピリットを主成分
とする消泡剤0.01〜2重量部含有してなる防食ライ
ニング組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防食ライニング組成
物に、有機ベントナイト、及び少量の消泡剤の組み合わ
せにより、高粘度状態においても、脱泡性に優れ、塗膜
中の気泡による欠陥を改善でき、かつ粘度の経時変化が
少なく貯蔵安定性に優れた、防食ライニング組成物を提
供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】元来、金属の防食を目的とした、樹脂ラ
イニングが各種化学装置や環境装置などを中心に、タン
ク、船底、排気ダクトなどに応用されている。これらの
ライニングに用いられる樹脂としては、常温硬化性、価
格、作業性の面から、不飽和ポリエステル樹脂、ビニル
エステル樹脂などが用いられている。またライニング方
法としては、ガラス繊維を用いたFRPライニングや、
ガラスフレークを用いたフレークライニング、が多く用
いられている。ガラスフレークライニングは、その配合
された鱗片状のガラスフレークを塗膜中に配向させ、腐
食性物質の透過を著しく遅らせることにより、優れた耐
食性を発揮するので、スプレー塗布やこて塗りなどで塗
布される。
【0003】このライニング材に用いられるガラスフレ
ークライニング材は垂直面に塗布したり、こて塗りなど
を行うため、塗布するコンパウンドを微細シリカなどで
高粘度化し作業性を確保する必要があるが、高粘度化に
より脱泡性が著しく低下する。またガラスフレークが塗
膜中に配向しているため、さらに気泡が残りやすくな
り、気泡が塗膜の欠陥となる。また微細シリカにより高
粘度化された樹脂はオクテン酸コバルトなどの硬化促進
剤の添加により、粘度の経時変化が大きく貯蔵安定性が
劣り、作業時のだれの原因となる。従来この問題を解決
するために、脱泡性について脱泡剤や消泡剤の添加によ
る改良が行われていたが、その効果はじゅうぶんではな
かった。また、粘度の経時変化についてはアスベスト粉
の添加が有効であることがわかっていたが、アスベスト
の発ガン性により使用できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は防食ライニン
グ組成物に、有機ベントナイト、及び少量の消泡剤の組
み合わせにより、高粘度状態においても、脱泡性に優
れ、かつ粘度の安定性に優れた防食ライニング組成物を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(A)不飽和ポリエステル樹脂またはビニルエステル樹
脂100重量部、(B)ガラスフレークを10〜100
重量部、(C)有機ベントナイトからなる揺変性付与剤
0.5〜20重量部、(D)アルキルビニルエーテル共
重合物及びミネラルスピリットを主成分とする消泡剤
0.01〜2重量部含有してなる防食ライニング組成物
に関する。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明に用いられる不飽和ポリエ
ステル樹脂及びビニルエステル樹脂(A)は以下に説明
する。不飽和ポリエステル樹脂及びビニルエステル樹脂
を重合性単量体と混合したものである。不飽和ポリエス
テルは、酸成分とアルコール成分、場合によってはさら
に変性成分と反応させて得られるが、通常は、α、β−
不飽和二塩基酸および/または、その酸無水物および多
価アルコールを反応させて得られ、必要に応じてさらに
飽和多塩基酸を反応させることもできる。
【0007】α、β−不飽和二塩基酸および/またはそ
の酸無水物としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、無水マレイン酸などがある。これら
は2種以上を併用してもよい。
【0008】多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジオール、水素添加ビスフェノ
ールA等の二価アルコール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン等の三価アルコール、ペンタエリスリトール
等の四価アルコールなどを使用することができる。これ
らは2種以上を併用してもよい。
【0009】また必要に応じて用いられる飽和多塩基酸
としては、フタル酸、無水フタル酸、無水トリメリット
酸、こはく酸、アゼライン酸、アジピン酸、テトラヒド
ロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ
フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ロジン−無水マ
レイン酸付加物などがある。これらは2種以上を併用し
てもよい。
【0010】不飽和ポリエステルの製法には特に制限は
なく、例えば上記酸成分とアルコール成分とを縮合反応
させ、両成分が反応するときに生じる水を系外へ脱離さ
せて行われる。このときの反応装置には、ガラス、ステ
ンレス製等のものが選ばれ、撹拌装置、水とアルコール
成分の共沸によるアルコール成分の溜出を防ぐための分
流装置、反応系の温度を高める加熱装置、この加熱装置
の温度制御装置、窒素などの吹込み装置等を備えた反応
装置を用いるのが好ましい。反応温度は、150℃以上
とすることが好ましく、また酸化による副反応を防止す
るために窒素、二酸化炭素などの不活性気体を通気しな
がら行うことが好ましい。
【0011】反応は、酸成分およびアルコール成分を混
合した系を加熱し、生成する縮合水などの低分子化合物
を系外に除きながら進められる。これは好ましくは不活
性気体を通じることによる自然留出または減圧留出によ
って行われる。縮合水の留出を促進するため、トルエ
ン、キシレンなどの溶剤を共沸成分として系中に添加す
ることもできる。反応の進行は、一般に反応により生成
する留出分量の測定、末端の官能基の定量、反応系の粘
度の測定などにより知ることができる。
【0012】ビニルエステルは、特に制限はなく、エポ
キシ樹脂、不飽和一塩基酸、さらに必要に応じて多塩基
酸を反応させたものが用いられる。エポキシ樹脂として
は特に制限はなく、例えば一般式
【化1】 〔式中、xは0〜15の範囲の整数を意味する〕で表わ
されるものが用いられる。この市販品としては、シェル
化学社製商品名エピコート828、エピコート100
1、エピコート1004、旭化成工業(株)製商品名AE
R−664H、AER−331、AER−337、ダウ
ケミカル(株)製商品名D.E.R.330、D.E.R.660、D.
E.R.664などがある。また、一般式が
【化2】 〔式中、R3、R4およびR5はそれぞれ独立に水素原子
またはアルキル基であり、xは0〜15の範囲の整数を
意味する〕で表わされるものを用いることができる。こ
の市販品としては、ダウケミカル(株)製商品名D.E.N.4
31、D.E.N.438、シェル化学(株)製商品名エピコー
ト152、エピコート154、チバ社製商品名EPN1
138などがある。
【0013】エポキシ樹脂に反応させる不飽和一塩基酸
としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、珪
皮酸、トリシクロ〔5.2.1.02,6〕−4−デセン
−8または9残基と、不飽和二塩基酸残基を構成要素と
して含む部分エステル化カルボン酸などを用いることが
できる。部分エステル化カルボン酸の例としては、8ま
たは9−ヒドロキシトリシクロデセン−4−〔5.2.
1.02,6〕1.00〜1.20モルおよび無水マレイ
ン酸、イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和二塩基酸
1モルを、不活性ガス気流下で70〜150℃で加熱し
て得られる不飽和二塩基酸モノエステルがある。必要に
応じて反応される多塩基酸としては、無水フタル酸、フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、3,6−エンドメチレンテトラヒドロ無水
フタル酸、グルタル酸、アジピン酸、セバチン酸、トリ
メリット酸、ピロメリット酸、ダイマー酸などが挙げら
れる。エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸および必要に応じ
て用いられる多塩基酸とは、60〜150℃、好ましく
は70〜130℃の温度で反応させてビニルエステルと
される。
【0014】重合性単量体は、単独でまたは他の重合性
単量体と組み合わせて用いられる。他の重合性単量体と
しては、例えば、スチレン、クロルスチレン、ジビニル
ベンゼン、ターシャリブチルスチレン、臭化スチレン、
ジアリルフタレート、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、β−
ヒドロキシメタクリル酸エチル、β−ヒドロキシアクリ
ル酸エチル、アクリルアミド、フェニルマレイミドなど
が用いられる。また、エチレングリコールジメタクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、トリ
メタチールプロパントリメタクリレートなどの多官能の
(メタ)アクリル酸エステル類を用いることも出来る。
【0015】本発明に用いられるガラスフレーク(B)
は、平均厚さが0.5〜10μm、好ましくは3〜5μ
mで、かつ大きさが平均して100〜4000μm、好
ましくは150〜300μmである扁平状のガラス物質
である。このガラスフレークは、塗膜内で平行に幾層に
も積層されるため、塗膜の強度を向上させ、また外部か
らの蒸気、水分その他の腐食性物質の透過を遅延させる
効果を有する。ガラスフレークの厚さが0.5μm未満
では薄片の強度が弱く、樹脂との混合時に破損が生じ、
また10μmを超えると塗膜内での平行配向の層が少な
くなり、外部からの蒸気、水分その他の腐食性物質の透
過を阻止する効果が少なくなる。またガラスフレークの
大きさが100μm未満では素材に対し平行配向しにく
くなり、また4000μmを超えると樹脂との混合が悪
くなり、ガラスフレーク表面の樹脂によるぬれ性が悪く
なる。ガラスフレークは、日本硝子繊維社製よりRCF
−600、RCF−140、RCF−015、REF−
600、REF−140およびREF−015の商品名
で、旭ファイバー社製よりGF−C150の商品名で市
販されている。ガラスフレーク(B)の使用量は、不飽
和ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂(A)10
0重量部に対し10〜100重量部とされる。使用量が
10重量部未満では外部からの蒸気、水分その他の腐食
物の浸透を防止することが出来ず、また100重量部を
超えると塗膜の可撓性が低下し、素材との接着性が悪く
なり、ふくれの原因となる。
【0016】本発明に用いられる有機ベントナイト
(C)はベントナイトクレーの表面を有機処理したもの
が用いられる。この市販品としては、RHEOX社製B
ENTON SD−2、BENTON SD−1、BE
NTON 27、BENTON34、BENATHI
X、BENATHIX1−4−1、日産ガードラー触媒
社製TIXOGEL VP、TIXOGEL MP、T
IXOGEL MPZ、TIXOGEL MP−250
などがある。本発明に用いられる消泡剤(D)はアルキ
ルビニルエーテル共重合物及びミネラルスピリットを主
成分とするものであり、この市販品としては、Byk
chemi社製Byk−A515などがある。
【0017】本発明の組成物には硬化促進剤として、オ
クテン酸コバルトまたはナフテン酸コバルトを用いるこ
とが好ましい。その使用量は効果上不飽和ポリエステル
樹脂またはビニルエステル樹脂(A)100重量部に対
して0.1〜2重量部であることが好ましい。また、助
促進剤として、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、
N,N−ジメチルパラトルイジン等をビニルエステル樹
脂100重量部に対して0.01〜1.0重量部用いる
ことが好ましい。さらに本発明の防食ライニング組成物
には、重合禁止剤としてハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、ターシャリブチルカテコール、p−ベンゾキ
ノン等が添加されることが好ましい。本発明の組成物に
は、炭酸カルシウム、水酸化バリウム、水酸化アルミニ
ウム、タルク、ガラスパウダー等の充填剤、また、顔料
などを加えることもできる。さらにガラスフレークとビ
ニルエステル樹脂間のカップリング向上に、シランカッ
プリング剤などを加えることもできる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。な
お、例中、部とあるのは重量部を意味する。 実施例1 ポリセット6120S(ビニルエステル樹脂、日立化成
工業(株)製商品名)60部に、6%オクテン酸コバルト
溶液を0.5部、N,N−ジメチルパラトルイジンを
0.1部、メチルハイドロキノンを0.04部、BEN
ATHIXI−4−1(有機ベントナイト、RHEOX
社製商品名)を5部、Byk−A515(アルキルビニ
ルエーテル共重合物及びミネラルスピリットを主成分と
する消泡剤、Byk chemi社製商品名)を0.1部、RC
F−140(ガラスフレーク、日本硝子繊維社製商品
名)35部添加し、撹拌機でよく撹拌、分散させコンパ
ウンドAを作成した。
【0019】比較例1 実施例1において、消泡剤Byk−A515無添加と
し、実施例1と同様の方法でコンパウンドBを作成し
た。
【0020】比較例2 実施例1において、消泡剤Byk−A515無添加と
し、実施例1と同様の方法でコンパウンドCを作成し
た。
【0021】比較例3 実施例1において、消泡剤Byk−A515を消泡剤B
yk−A501(ブタジエンポリマー系)に置き換えて
実施例1と同様の方法でコンパウンドDを作成した。
【0022】比較例4 実施例1において、消泡剤Byk−A515を消泡剤B
yk−A506(シリコン系)に置き換えて実施例1と
同様の方法でコンパウンドEを作成した。
【0023】比較例5 ポリセツト6120S 60部に、6%オクテン酸コバ
ルト溶液を0.5部、N,N−ジメチルパラトルイジン
を0.5部、メチルハイドロキノンを0.05部、アエ
ロジル200(微細シリカ、揺変性付与剤、日本アエロ
ジル(株)製商品名)を3部、ツイーン20(高分子非イ
オン界面活性剤、揺変性付与剤、花王アトラス(株)製商
品名)を0.06部、Byk−A515(アルキルビニ
ルエーテル共重合物及びミネラルスピリットを主成分と
する消泡剤、Byk chemi社製商品名)を0.1部、RC
F−140(ガラスフレーク、日本硝子繊維(株)製商品
名)35部添加し、撹拌機でよく撹拌、分散させ、コン
パウンドFを作成した。
【0024】比較例6 比較例5において、消泡剤Byk−A515無添加と
し、比較例5と同様の方法でコンパウンドGを作成し
た。
【0025】比較例7 比較例5において、消泡剤Byk−A515無添加と
し、比較例5と同様の方法でコンパウンドHを作成し
た。
【0026】比較例8 比較例5において、消泡剤Byk−A515を消泡剤B
yk−A501(ブタジエンポリマー系)に置き換えて
比較例5と同様の方法でコンパウンドIを作成した。
【0027】比較例9 比較例5において、消泡剤Byk−A515を消泡剤B
yk−A506(シリコン系)置き換えて比較例5と同
様の方法でコンパウンドJを作成した。
【0028】(試験例)実施例1及び比較例1〜9で得
られたコンパウンド(A〜J)の硬化物の比重及び実施
例1及び比較例5で得られたコンパウンド(A、F)の
粘度の経時変化について下記条件で調べ、その結果を表
1及び表2に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】(1)コンパウンド硬化物の比重 コンパウンドを減圧脱泡後、55重量%メチルエチルケ
トンパーオキサイドを2.0部添加し、撹拌機で分散
後、φ60(mm)の金属製のシャーレ上に注型し、約6
時間室温放置後、80℃×2時間の後硬化を行い、シャ
ーレより脱型後、試験片とした。この試験片を、JIS
K6911により比重を測定し、比重が大きいほど脱
泡性に優れているものとした。また比較例1と比較例6
については、完全に脱泡された条件を作るために、シャ
ーレに注型する前に、さらに減圧脱泡した。
【0032】(2)粘度の経時変化 コンパウンドを50℃加熱し促進試験とし、下記条件で
粘度の変化を測定した。 (a)粘度 JIS K6901に準じて測定した。なお粘度計には
BH型粘度計を用いた。
【0033】表1より、実施例1が、減圧脱泡した比較
例1に比重が最も近く、脱泡性に優れていることが分か
る。また表2より実施例1が粘度の低下も小さく貯蔵安
定性に優れていることが分かる。
【0034】
【発明の効果】本発明の方法で得られた防食ライニング
組成物を用いることにより、高粘度状態においても、脱
泡性に優れ、塗膜中の気泡による欠陥を改善でき、かつ
粘度の経時変化が少なく貯蔵安定性に優れた、防食ライ
ニング組成物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 167/06 PEC C09D 167/06 PEC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)不飽和ポリエステル樹脂またはビ
    ニルエステル樹脂100重量部、(B)ガラスフレーク
    を10〜100重量部、(C)有機ベントナイトからな
    る揺変性付与剤0.5〜20重量部、(D)アルキルビ
    ニルエーテル共重合物及びミネラルスピリットを主成分
    とする消泡剤0.01〜2重量部含有してなる防食ライ
    ニング組成物。
JP21863995A 1995-08-28 1995-08-28 防食ライニング組成物 Pending JPH0959499A (ja)

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