JPH0958925A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0958925A
JPH0958925A JP7213434A JP21343495A JPH0958925A JP H0958925 A JPH0958925 A JP H0958925A JP 7213434 A JP7213434 A JP 7213434A JP 21343495 A JP21343495 A JP 21343495A JP H0958925 A JPH0958925 A JP H0958925A
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Naotoshi Yamada
尚寿 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録済みシートにダメージを与えることなく種
々のサイズのシートを大量に且つ整然と連続的に収納可
能であると共に、装置の画像記録動作を中断させること
なく収納された記録済みシートを簡単に取り出すことが
可能なコンパクトで操作作業効率の良い画像形成装置を
提供する。 【解決手段】所望サイズのシートを選択的に給紙可能な
給紙ステーション1と、給紙ステーションからのシート
に所望の画像を記録する記録ステーション2と、記録済
みシートに所定の処理を施す処理ステーション3とを備
えた画像形成装置であり、処理ステーションに対して着
脱自在なトレイ4と、このトレイに設けられ、記録済み
シートを積載保持可能な第1ないし第3のシート載置面
401a,401b,401cと、シート載置面に隣接
して配置され、記録ステーションから排出されたシート
の先端を停止させる停止壁402とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタや
プロッタ等に適用され、種々のサイズのシートに連続的
に所望の画像を記録して、記録済みシートを大量に収納
することが可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、A0サイズからA4サイズに亘る
種々のサイズのシートを適宜選択して所望の画像を記録
して、記録済みシートを大量に収納することが可能な装
置が知られている。このような装置において、少量のシ
ートに画像を記録する場合、記録終了と同時に記録済み
シートを取り去ることができるため、特別なシート収納
装置は必要ではなかった。
【0003】これに対して、大量のシートに画像を記録
する場合、例えばストッカと呼ばれる収納箱をシート排
出口に隣接配置し、その収納箱に順次記録済みシートを
収納する比較的安価な方法が採用されている(第1の従
来技術)。また、装置の大型化及び高コスト化を問題と
しない場合には、選別機(ソータ)をセットすることに
よって、各シートのサイズ毎に整然と収納する方法が適
用されている(第2の従来技術)。
【0004】近年、大量のシートに所望の画像を高速に
記録する要望が増えており、特に、大きなサイズと小さ
なサイズのシートが混在してセットされている場合に
は、画像記録後、排出された種々のサイズのシートを大
量に且つ整然と積載することができる装置の開発が望ま
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術では、ある程度の量の記録済みシートを収納す
ることは可能であるが、最初に排出されたシートは後か
ら排出されてきたシートに押しつぶされてしまい不慮の
ダメージを受ける場合がある。しかも、第1の従来技術
において、収納箱に収納されたシートを取り出す場合、
ストッカ内に深く手を入れて散乱したシートを拾い上げ
なければならないといった煩雑な作業が強いられる。
【0006】また、第2の従来技術では、種々のサイズ
のシートをサイズ毎に整然と収納させることは可能であ
るが、一旦セットされた選別機(ソータ)は、容易には
取り外すことができないため、例えばシート補給等の作
業は、選別機(ソータ)がセットされていない側から行
う必要がある。この場合、選別機(ソータ)のセット作
業とシート補給等の作業を同一方向から行うことができ
ないため、装置の操作作業効率が悪くなってしまうとい
った問題が発生する。しかも、第2の従来技術におい
て、選別機(ソータ)の周囲にシート補給等の作業用の
スペースを確保しておかなければならないため、装置に
無駄な空間が増えてしまうといった問題も発生する。ま
た、選別機(ソータ)をセットすることによって、シー
ト搬送経路が複雑になり、ジャム処理が煩雑になるとい
った問題がある。更に、排出された記録済みシートを選
別機(ソータ)から取り出す作業には、ある程度の時間
がかかり、その取り出し作業中には、装置の画像記録動
作を中断しなければならないといった問題もある。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされており、その目的は、記録済みシートにダメー
ジを与えることなく種々のサイズのシートを大量に且つ
整然と連続的に収納可能であると共に、装置の画像記録
動作を中断させることなく収納された記録済みシートを
簡単に取り出すことが可能なコンパクトで操作作業効率
の良い画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、任意のサイズのシートを装填可能
であって且つ所望サイズのシートを選択的に給紙可能な
給紙ステーションと、この給紙ステーションから搬送さ
れたシートに所望の画像を記録する記録ステーション
と、この記録ステーションから排出されたシートに所定
の処理を施す処理ステーションとを備えた画像形成装置
において、この処理ステーションに対して着脱自在に構
成されたシート積載装置と、このシート積載装置に設け
られ、前記記録ステーションから排出された記録済みシ
ートを積載保持可能なシート載置面と、このシート載置
面に隣接して配置され、前記記録ステーションから排出
されたシートの先端を停止させるシート先端停止手段と
を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る画像形成装置について、添付図面を参照して説明す
る。なお、本実施の形態の画像形成装置は、所定サイズ
のシートに所望の画像を記録可能に構成されており、シ
ートとしては、例えば記録紙、用紙、プラスチックフィ
ルム、布等が適用可能である。
【0010】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置は、所定サイズのシートがロール状に巻かれた複
数巻のロールシート(同図では、符号101,102で
示す2本のロールシートのみ示すが、本実施の形態で
は、図2に示すように、第1ないし第3のロールシート
101,102,103が該当する)を装填可能な給紙
ステーション1と、この給紙ステーション1から給紙さ
れたシート(101又は102又は103)に所望の画
像を記録する記録ステーション2と、この記録ステーシ
ョン2によって画像が記録されたシートを排紙処理する
処理ステーション3とを備えている。
【0011】なお、本実施の形態において、第1のロー
ルシート101は、例えば幅841mmのシート101
をロール状に巻いて構成されており、A0サイズ及びA
1サイズの画像が記録可能である。また、第2のロール
シート102は、例えば幅594mmのシート102を
ロール状に巻いて構成されており、A2サイズの画像が
記録可能である。更に、第3のロールシート103(図
2参照)は、例えば幅297mmのシート103をロー
ル状に巻いて構成されており、A4サイズ及びA3サイ
ズの画像が記録可能である。
【0012】図1及び図2に示すように、給紙ステーシ
ョン1には、最も幅が大きく重たい第1のロールシート
101を操作面側Zに接近配置させるように、第1の給
紙ローラ104と第1の支持ローラ110とが回転自在
に支持されている。また、第1のロールシート101の
奥側に第1のロールシート101と平行に且つ互いに所
定間隔で第2及び第3のロールシート102,103を
隣接配置させるように、第2及び第3の給紙ローラ10
5,106と第2及び第3の支持ローラ111,112
とが回転自在に支持されている。
【0013】第1のロールシート101の両側には、第
1のフランジ101aが着脱自在に取り付けられてお
り、これら第1のフランジ101aを第1の給紙ローラ
104と第1の支持ローラ110上に載置することによ
って、第1のロールシート101は、操作面側Zに接近
させて給紙ステーション1内に回転自在に収容させるこ
とができる。
【0014】また、第2及び第3のロールシート10
2,103の両側にも、夫々、第2及び第3のフランジ
102a,103aが着脱自在に取り付けられており、
これら第2及び第3のフランジ102a,103aを対
応する第2及び第3の給紙ローラ105,106と第2
及び第3の支持ローラ111,112上に載置すること
によって、第2及び第3のロールシート102,103
は、操作面側Zから離間させて給紙ステーション1内に
回転自在に収容させることができる。
【0015】このような給紙ステーション1によれば、
第1ないし第3のロールシート101,102,103
を全体的に操作面側Zに配置させることができるため、
これらロールシート101,102,103の収容スペ
ースを最小限にすることができる。この結果、装置のコ
ンパクト化を実現することが可能となる。更に、最も重
い第1のロールシート101を操作面側Zに接近させて
装填することができると共に比較的軽い第2及び第3の
ロールシート102,103を操作面側Zから離間した
奥側に装填することができるため、各ロールシート10
1,102,103の装填操作を容易且つ効率的に行う
ことが可能となる。
【0016】また、給紙ステーション1には、第1ない
し第3の給紙ローラ104,105,106の中央部に
対して接離可能に押圧された第1ないし第3のピンチロ
ーラ107,108,109が設けられている。
【0017】このような構成によれば、第1ないし第3
のロールシート101,102,103の各シート先端
を夫々第1ないし第3のピンチローラ107,108,
109と第1ないし第3の給紙ローラ104,105,
106との間にニップさせた後、第1ないし第3の給紙
ローラ104,105,106を適宜選択的に回転駆動
させることによって、所望のシート(101又は102
又は103)が夫々対応する搬送経路(図示しない)を
介して後述する記録ステーション2へ搬送される。な
お、これら搬送経路は夫々一箇所に合流しているため、
搬送される各シート(101又は102又は103)
は、この合流部位を介して記録ステーション2へ搬送さ
れることになる。
【0018】記録ステーション2には、シート搬送方向
Tに直交する方向に延出したプラテンユニット201
と、このプラテンユニット201に沿って移動しながら
シート(101又は102又は103)に所望の画像を
記録するキャリッジユニット202とが設けられてい
る。
【0019】プラテンユニット201には、シート搬送
方向Tに直交する方向にプラテンローラ203が回転自
在に収容されており、その操作面側Zの端面には、シー
ト搬送方向Tに直交する方向に配列されたアルミニウム
製のプラテンボード204が固定されている。なお、プ
ラテンボード204には、プラテンローラ203用の窓
(図示しない)と、空気吸引用の孔204a(直径2m
m程度)が複数個形成されている。プラテンローラ20
3は、段付きローラであり、その段付き部分の最大外周
部がプラテンボード204の窓から露出するように構成
されている。
【0020】このようなプラテンユニット201には、
プラテンボード502に対向する面に複数個の吸引手段
205が設けられており、全体として吸引チャンバを構
成している。
【0021】また、記録ステーション2には、上記給紙
ステーション1の合流部位の近傍付近にガイドバー(図
示しない)が設けられており、このガイドバーには、所
定角度だけ回転自在に構成された複数のピンチホルダ2
09が所定間隔で保持されている。これらピンチホルダ
209の先端には、夫々、プラテンボード204の窓か
ら露出しているプラテンローラ203の最大外周部に圧
接可能な駆動ピンチローラ210が設けられている。
【0022】このような構成によれば、給紙ステーショ
ン1の合流部位を介して記録ステーション2に搬送され
たシート(101又は102又は103)は、その後、
プラテンローラ203と複数の駆動ピンチローラ210
にニップされつつ、プラテンローラ203の回転駆動に
よってプラテンボード204へ送り出される。
【0023】このとき、上記吸引チャンバ内は、吸引手
段205によって負圧に引かれており、プラテンボード
204に形成された複数個の孔204aから吸引チャン
バ内へ空気が吸引されている。
【0024】従って、プラテンボード204上に送られ
たシート(101又は102又は103)は、プラテン
ボード204に吸着されて平面状態に維持されつつ、プ
ラテンボード204上を押し出されるように摺動して行
く。
【0025】キャリッジユニット202は、シート搬送
方向Tに直交する方向に一定間隔で並列し且つプラテン
ボード204に沿って平行に延出した一対のリニアガイ
ド206,207にスライド自在に保持されている。こ
のようなキャリッジユニット202は、装置を動作させ
る前の待機時において、図2中符号Hで示されたホーム
ポジションに位置付けられるように構成されている。
【0026】キャリッジユニット202には、4色のイ
ンクを噴射する画像記録部211が設けられている。画
像記録部211には、インクを噴射可能な複数のノズル
(図示しない)を有する4個の記録ヘッドがシート搬送
方向Tに沿って配列されている。具体的には、画像記録
部211は、シート搬送方向Tの上流側から順に、ブラ
ックインクを噴射する記録ヘッドK、シアンインクを噴
射する記録ヘッドC、マジェンタインクを噴射する記録
ヘッドM、イエローインクを噴射する記録ヘッドYが配
列して構成されている。これら記録ヘッドは、夫々、キ
ャリッジユニット202のスライド方向(即ち、シート
搬送方向Tに直交する方向)に各インクが重ならないよ
うに配置されている。また、各記録ヘッドは、キャリッ
ジユニット202がスライドしている間、プラテンボー
ド204から一定距離(約1mm程度)に維持されるよ
うに位置決めされている。また、本実施の形態に適用さ
れた記録ヘッドは、夫々、インクジェット方式のヘッド
であり、そのノズル数は、例えば各インク毎に256チ
ャンネルである。
【0027】このような記録ヘッドの複数のノズルは、
夫々、ノズル相互の間隔がシート搬送方向Tに沿って例
えば360(DPI)となるように形成されている。こ
の場合、1色のインクの記録幅は、約18mmとなる。
本実施の形態に適用された各記録ヘッドは、画像記録部
211の4分の5倍ピッチで配置されている。このた
め、画像記録部211の幅は、約90mmとなる。この
結果、本実施の形態に適用されたプラテンボード204
は、少なくとも画像記録部211の幅以上に亘って各記
録ヘッドに対する距離が一定に維持されるように、平面
状に位置決めされている。
【0028】また、キャリッジユニット202は、各色
のインクを収容したインクカートリッジ2aとインクタ
ンク2bとを備えており、インクカートリッジ2a内の
インクがインクタンク2bを介して記録ヘッドに供給さ
れるように構成されている。
【0029】また、キャリッジユニット202には、プ
ラテンローラ203と複数の駆動ピンチローラ210に
よってプラテンボード204上を押し出されて来るシー
ト(101又は102又は103)の先端位置を検出す
るセンサS4がプラテンボード204と対向して配置さ
れている。
【0030】このようなキャリッジユニット202によ
れば、所定の記録モードを選択することによって、プラ
テンボード204上のシート(101又は102又は1
03)に対して所望の画像が記録されることになる。
【0031】画像が記録されたシート(101又は10
2又は103)は、更に、シート搬送方向Tの下流側へ
押し出され、カッタ212によって切断処理が施され
る。カッタ212は、上記吸引チャンバの下流側面に取
り付けられており、シート幅方向(シート搬送方向Tに
直交する方向)に延出した固定刃(図示しない)とこの
固定刃に沿って移動することによって、シート(101
又は102又は103)を切断する移動刃(図示しな
い)とを備えている。
【0032】カッタ212の下流側には,互いに回転自
在に圧接された排紙ローラ対213が配置されており、
この排紙ローラ対213は、シート非記録面に圧接され
る駆動ローラ213aと、シート記録面に圧接される従
動ローラ213bとを備えている。この従動ローラ21
3bは、インクが乾かぬうちにシート記録面に圧接する
ように構成されている。このため、従動ローラ213b
の外周面には、インクが付着しないように、先端が鋭角
に尖った針状の突起部(図示しない)が設けられてい
る。
【0033】このような構成によれば、カッタ212で
シート(101又は102又は103)を切断する際、
切断部分に対してシート上流側は、前述のように吸引チ
ャンバの吸引力によってプラテンボード204に吸着保
持されると共に、そのシート下流側は、排紙ローラ対2
13によって挟持される。この結果、切断時において、
シートのズレを抑えることが可能となる。更に、カッタ
212を吸引チャンバの下流側面に直接取り付けたこと
によって、吸引チャンバと切断部分とを近接させること
ができる。この結果、シートの切断部分に対する高精度
な切断処理を行うことが可能となる。
【0034】このように切断処理が施されたシート(1
01又は102又は103)は、排紙ローラ対213に
よって、シート搬送方向Tの下流側に配置された処理ス
テーション3に排出されることになる。
【0035】処理ステーション3には、上述した給紙ス
テーション1及び記録ステーション2を支持する一対の
脚部301が設けられている。これら脚部301は、後
述するシート積載装置即ちトレイ4がセットできるよう
に、シート搬送方向Tに直交する方向に沿って所定間隔
で対向配置されている。具体的には、これら脚部301
は、最も幅広のシート(本実施の形態ではシート10
1)のシート幅よりも大きな間隔で対向配置されてい
る。このような一対の脚部301は、シート搬送方向T
に直交する方向に沿ってプラテンユニット201に対し
て平行に延出した補強部材302によって連結されてい
る。なお、この補強部材302は、操作面側Zから見て
最も奥部に配置されており、操作面側Zに対面した部位
に後述するトレイ4を係合させるための係合手段302
aを備えている。
【0036】また、一対の脚部301の間には、補強部
材302の上方に、この補強部材302に沿って平行に
延出した回転軸303が設けられており、この回転軸3
03は、所定のタイミングで回転制御させるように構成
されている。
【0037】この回転軸303には、上述した給紙ステ
ーション1から記録ステーション2を介して排出された
シート(101又は102又は103)の先端を後述す
るトレイ4に弾性的に押圧保持するためのシート押圧手
段304が所定間隔で複数個固定されている。これらシ
ート押圧手段304は、回転軸303から径方向に等間
隔(120°の角度間隔)で延出した3枚の弾性押圧片
304aを備えて構成されている。
【0038】なお、このようなシート押圧手段304が
固定された回転軸303の上方には、排紙ローラ対21
3から排出されるシート(101又は102又は10
3)の裏面即ち非記録面をガイドするガイド部材305
が配置されており、このガイド部材305は、回転軸3
03と平行に延出して、その両延出端が一対の脚部30
1に固定されている。
【0039】図1及び図3に示すように、本実施の形態
に適用されたトレイ4は、トレイ本体401と、このト
レイ本体401の上面に設けられ、記録ステーション2
から排出されたシート(101又は102又は103)
を積載保持可能なシート載置面と、トレイ本体401の
先端側に突設されたシート先端停止手段402とを備え
ている。また、このようなトレイ4が所望の方向に移動
できるように、トレイ本体401の下面には車輪403
が設けられており、トレイ4は、処理ステーション3に
対して着脱自在に構成されている。
【0040】このようなトレイ4を処理ステーション3
に装着させる場合には、トレイ本体401の先端側を補
強部材302に当接させればよい。このとき、補強部材
302に設けられた係合手段302a(図2参照)とト
レイ本体401が互いに係合することによって、トレイ
4を処理ステーション3に装着させることができる。具
体的には、本実施の形態において、係合手段302a
(図2参照)とトレイ本体401とは、磁石(図示しな
い)の磁気作用によって、互いに係合させるように構成
されている。
【0041】また、トレイ本体401の上面に設けられ
たシート載置面は、トレイ本体401の先端側から基端
側に亘って連続的に形成された第1ないし第3のシート
載置面401a,401b,401cによって構成され
ている。第1のシート載置面401aは、図5(a)に
示すように、トレイ本体401の先端側から基端側に向
うに従って上り傾斜が施された上り傾斜面であって、そ
の傾斜角度は、排紙ローラ対213から排出されるシー
トの排出方向或いは鉛直方向に対して鋭角φを成してい
る。また、第2のシート載置面401bは、第1のシー
ト載置面401aの基端側から連続的に形成された下り
傾斜面であって、その基端側には、第3のシート載置面
401cが連続的に形成されている。第3のシート載置
面401cは、第2のシート載置面401bの傾斜角度
よりも緩やかな傾斜角度で又は水平な角度で形成されて
いる。
【0042】本実施の形態において、シート先端停止手
段402は、トレイ本体401の先端側から鉛直上方に
延出した停止壁402を備えている。この停止壁402
には、トレイ4を処理ステーション3に装着させた際、
シート押圧手段304の弾性押圧片304aが第1のシ
ート載置面401aの先端領域に突出するように、シー
ト押圧手段304に対向した位置に切欠部402a(図
3参照)が形成されている。なお、トレイ4を処理ステ
ーション3に装着させた状態において、停止壁402の
延出端は、ガイド部材305の下端よりも下方に位置付
けられるように構成されている。
【0043】以下、本実施の形態の動作について説明す
る。なお、給紙ステーション1から記録ステーション2
に亘る動作は、既に上述しているため簡略化し、処理ス
テーション3の動作について図1,図4及び図5を参照
して詳述する。
【0044】図4に示すように、トレイ4を処理ステー
ション3に装着した後、装置を駆動させると、給紙ステ
ーション1から搬送されたシート(101又は102又
は103)は、プラテンローラ203と複数の駆動ピン
チローラ210にニップされつつ、プラテンローラ20
3の回転駆動によってプラテンボード204へ送り出さ
れる。そして、プラテンボード204上に送られたシー
ト(101又は102又は103)は、プラテンボード
204に吸着されて平面状態に維持されつつ、プラテン
ボード204上を押し出されるように摺動して行く。
【0045】このとき、一旦プラテンローラ203の動
作を停止させた後、キャリッジユニット202をシート
搬送方向Tに直交する方向に移動させながら、画像記録
部211によってシート(101又は102又は10
3)に所望の画像を記録する。そして、再び、プラテン
ローラ203によって、一定量だけシート(101又は
102又は103)を押し出した後、再度キャリッジユ
ニット202を移動させて所望の画像をシート(101
又は102又は103)に記録する。
【0046】このような画像記録が終了したシート(1
01又は102又は103)は、画像記録動作に同期し
て排紙ローラ対213によって、処理ステーション3に
装着されたトレイ4へ排出される。
【0047】なお、排紙ローラ対213は、プラテンロ
ーラ203がシート(101又は102又は103)を
送る間欠動作に同期して回転駆動されており、1回の搬
送量は、プラテンローラ203よりも排紙ローラ対21
3の方が多くなるように設定されている。また、プラテ
ンローラ203と複数の駆動ピンチローラ210との間
のニップ圧は、排紙ローラ対213のニップ圧よりも大
きく設定されているため、シート(101又は102又
は103)の搬送量は、プラテンローラ203の回転量
によって決定される。この場合、排紙ローラ対213は
シート(101又は102又は103)に対してスリッ
プ動作することになる。
【0048】排紙ローラ対213から処理ステーション
3に排出されたシート(101又は102又は103)
は、その先端部分の非記録面がガイド部材305で案内
されながら、ほぼ鉛直方向へ垂下してゆく(図5(a)
参照)。
【0049】シート(101又は102又は103)の
先端が第1のシート載置面401aに接触すると、鋭角
φの傾斜面に沿って、そのシート先端は、停止壁402
側へ座屈する(図5(b)参照)。この場合、同図
(b)に示すように、シート(101又は102又は1
03)の巻癖に基づくシート先端のカールによって、シ
ート(101又は102又は103)の先端が停止壁4
02方向に向くことを助けている。
【0050】排紙ローラ対213によってシート(10
1又は102又は103)が更に間欠搬送されると、シ
ート(101又は102又は103)自身の弾性によっ
て、シート先端は停止壁402に当接する。
【0051】このとき、角度検出手段(図示しない)に
よって、シート押圧手段304を所定角度だけ回転させ
ると(図5(c)参照)、シート先端は、弾性押圧片3
04aと第1のシート載置面401aとの間に保持され
ることになる(図5(d)参照)。なお、本実施の形態
において、停止壁402の切欠部402aから単一の弾
性押圧片304aのみが突出するように構成されてい
る。このような構成によれば、シート押圧手段304が
障害となることなく、シート先端を円滑に停止壁402
に当接させることができる。また、単一の弾性押圧片3
04aのみがシート先端に接触するため、他の弾性押圧
片304aによってシート先端以外の部分が押圧される
ことが防止される。このように、本実施の形態によれ
ば、停止壁402に当接したシート先端は、弾性押圧片
304aに押えられて浮き上がりが防止される。
【0052】図5(d)に示すように、排紙ローラ対2
13からシート(101又は102又は103)が更に
搬送され続けると、シート(101又は102又は10
3)の中腹は、第2のシート載置面401b側へ押し出
される。そして、所定長さだけ画像記録が終了したと
き、カッタ212によって、画像記録済みシート(10
1又は102又は103)の後端が切断される。この結
果、かかるシート(101又は102又は103)は、
排紙ローラ対213を介してトレイ4へ排出されること
になる。
【0053】本実施の形態において、第1のシート載置
面401aの長さ(操作面側Zに沿った長さ)は、シー
ト(101又は102又は103)の長さに比べて短い
ため、シート(101又は102又は103)の中腹は
主に、第2のシート載置面401b上に位置付けられ
る。この場合、第2のシート載置面401bは、トレイ
4の基端側に向うに従って下り傾斜面となっているた
め、シート(101又は102又は103)の後端部分
は、この第2のシート載置面401b上を滑り落ちなが
ら開いてゆく(図5(e)参照)。
【0054】このように、トレイ4のシート載置面40
1a,401b,401cには、順次排紙されたシート
(101又は102又は103)が、その画像記録面を
下側にして積載されてゆく。
【0055】このように、本実施の形態によれば、第2
のシート載置面401bが傾斜面であるため、積載され
たシート(101又は102又は103)は、トレイ4
の基端側方向へ滑り落ちようとするが、第2のシート載
置面401bの傾斜角度が緩やかなため、シート相互の
摩擦作用力、シート(101又は102又は103)と
シート載置面との間に作用する摩擦力、又は、シート押
圧手段304の押圧力等によって、滑り落ちることはな
い。また、第3のシート載置面401cは、第2のシー
ト載置面401bよりも緩やかな傾斜面或いは水平面と
したことによって、積載されたシートが滑り落ちる力が
軽減される。更に、トレイ4は、その先端を処理ステー
ション3の空間領域内に入り込ませて装着されているた
め、操作面側Zの占有スペースを小さくすることができ
る。また、トレイ4は、移動可能に構成されているた
め、画像記録動作中に取り外すことも可能であると共
に、積載されたシート(101又は102又は103)
をトレイ4ごと取り出して、別の場所で仕分けすること
も可能である。また、シート切れにより給紙ステーショ
ン1にロールシートを補給する場合でも、トレイ4を取
り外せば、同一の操作面側Zからロールシートを補給す
ることができる。
【0056】図6には、上述したシート積載装置の変形
例に係る構成が示されている。なお、本変形例の説明に
際し、上述した実施の形態と同一の構成には、同一符号
を付して、その説明を省略する。
【0057】図6(a)に示すように、本変形例に係る
シート積載装置は、パイプ材を用いた第1のフレーム5
01と、パイプ材を用いた第2のフレーム502と、第
1及び第2のフレーム501,502を接続する接続フ
レーム503と、第1及び第2のフレーム501,50
2に亘って延出したシート載置用部材504とを備えて
おり、接続フレーム503は、伸縮自在に構成されてい
る。
【0058】第1のフレーム501には、シート先端停
止用の停止壁402と、シート載置用部材504を収納
する収納部505とが取り付けられている。シート載置
用部材504は、例えば布やフィルム等の可撓性シート
で形成されている。収納部505は、中空円筒状を成し
ており、その内部にシート載置用部材504が巻かれて
収納されている。そして、シート載置用部材504は、
収納部505に形成されたスリット開口505aから外
方へ引き出されている。また、収納部505には、ゼン
マイ等の引張機構(図示しない)が内蔵されており、こ
の引張機構によって、シート載置用部材504には、常
に、収納部505内へ巻き込む力(巻戻し力)が与えら
れている。第2のフレーム502には、収納部505か
ら引き出されたシート載置用部材504の延出端を固定
する固定パイプ502aが設けられている。接続フレー
ム503は、互いに直径の異なる複数のパイプ部材50
3aを組み合わせて構成されており、全体的に伸縮自在
に構成されている。
【0059】また、第1及び第2のフレーム501,5
02には、上述した実施の形態に適用されたトレイ4の
シート載置面(図3及び図5(a)参照)と同様の起伏
を与えるように、シート載置用部材504の外観形状を
変化させるための手段が施されている。具体的には、第
1のフレーム501には、上記第1のシート載置面40
1a(図3及び図5(a)参照)と同一形状で且つ同一
傾斜角度を有する第1のシート載置面504aを構成す
るように、所定角度を有して延出した第1の角度調整フ
レーム部501aが突設されている。また、第2のフレ
ーム502には、上記第3のシート載置面401c(図
3及び図5(a)参照)と同一形状で且つ同一傾斜角度
を有する第3のシート載置面504cを構成するよう
に、所定角度を有して延出した第2の角度調整フレーム
部502bが突設されている。このような構成によれ
ば、第1及び第2の角度調整フレーム部501a,50
2bによってシート載置用部材504の外観形状を変化
させることによって、第1及び第3のシート載置面50
4a,504cの間には、上記第2のシート載置面40
1b(図3及び図5(a)参照)と同一形状で且つ同一
傾斜角度を有する第2のシート載置面504bが構成さ
れることになる。
【0060】図6(b)に示すように、本変形例のシー
ト積載装置によれば、接続フレーム503を図中矢印方
向へ収縮させることによって、シート載置用部材504
は、引張機構によって収納部505内へ引き込まれ、ま
た、第2のフレーム502は、その第2の角度調整フレ
ーム部502bが第1のフレーム501の第1のシート
載置面504aに下方に入り込むように、第1のフレー
ム501に近接配置される。この結果、シート積載装置
は、その全体がコンパクトに収縮されることになる。ま
た、接続フレーム503を介して第2のフレーム502
を第1のフレーム501から離間させることによって、
収納部505からシート載置用部材504が巻戻し力に
抗して引き出される。この場合、接続フレーム503の
伸ばし量を適宜調節することによって、使用するシート
サイズに対応したシート載置面を確保することが可能と
なる。
【0061】図7及び図8には、本変形例のシート積載
装置を処理ステーション3に装着させた状態が示されて
いる。具体的には、図7には、接続フレーム503を最
大限に伸ばした状態が示されており、図8には、接続フ
レーム503を最小限に収縮させた状態が示されてい
る。
【0062】このように本変形例のシート積載装置によ
れば、接続フレーム503によって装置の長さを適宜伸
縮することができるため、設置場所のスペースや使用す
るシートサイズに応じて操作面側Zの占有スペースを所
望の大きさに変更することが可能となる。また、ロール
シートの補給時において、接続フレーム503によって
シート積載装置を収縮させることができるため、同一の
操作面側Zからロールシートを補給することができる。
更に、シート積載装置を処理ステーション3から取り外
して、別の場所に置く際にも、置き場所の占有スペース
を大幅に削減させることが可能である。
【0063】図9には、本発明の一実施の形態に適用さ
れたシート押圧手段304の変形例が示されている。な
お、本変形例の説明に際し、上記実施の形態と同一の構
成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0064】図9に示すように、本変形例のシート押圧
手段304は、停止壁402に当接したシート先端をト
レイ4上に押圧する弾性押圧片601と、この弾性押圧
片601を保持する移動部材602とを備えており、移
動部材602にはカム溝602aと孔(図示しない)が
形成されている。
【0065】カム溝602aと孔には、互いに噛合しな
がら回転する第1及び第2の歯車603,604に設け
られた第1及び第2のピン603a,604aが係合し
ている。第1及び第2の歯車603,604は、回転駆
動手段(図示しない)によって所定方向に回転制御され
ている。ここで、第1及び第2の歯車603,604を
一方向に回転させると、移動部材602は、カム溝60
2aに係合した第1のピン603aによって姿勢制御さ
れながら、孔に係合した第2のピン604aを中心に揺
動する。その結果、弾性押圧片601の先端部は、図9
に示されたような軌跡Mを描く。即ち、停止壁402と
ほぼ並行で且つ停止壁402に対して進退しながら移動
することになる。
【0066】また、第1のシート載置面401aと弾性
押圧片601とが接触する位置は、排紙ローラ対213
のシート排出位置真下方向から距離T2だけ突出した位
置であり、また、停止壁402は、シート排出位置真下
方向から距離T1だけ奥側に離間した位置に配置され
る。
【0067】なお、第1及び第2の歯車603,604
は、支点605を中心に揺動自在に構成されれたアーム
606に保持されており、その移動範囲は、ストッパ6
07によって規制されている。
【0068】次に、本変形例のシート押圧手段304の
動作について、図10を参照して説明する。間欠的に排
紙ローラ対213から下方へ排出されたシート(10
1,102,103)は、ガイド部材305によって非
記録面がガイドされながら、下方へ移動する。ここで、
第1のシート載置面401aに接触する弾性押圧片60
1の側面を表面、その反対側の面を裏面と定義する。
【0069】弾性押圧片601は、予め、その表面が第
1のシート載置面401aに接触した位置で停止してい
るため、シート先端は、最初に弾性押圧片601の裏面
に接触する。
【0070】シート先端が弾性押圧片601の裏面に接
触した後、更に排紙ローラ対213によってシート(1
01,102,103)が間欠搬送されると、シート
(101,102,103)に弛みが生じる。この弛み
発生タイミングに同期させて、シート押圧手段7を駆動
させると、弾性押圧片601は、第1のシート載置面4
01aから離間して、停止壁402の奥側へ退避する。
【0071】このとき、弾性押圧片601の裏面に接触
していたシート先端は、その弛みに基づく弾性力と弾性
押圧片601からの摩擦力とによって、停止壁402に
当接する。
【0072】この後、弾性押圧片601は、停止壁40
2と略平行に上方へ移動し(図10(a)参照)、停止
壁402からシート側へ進入してくる。次に、停止壁4
02と略平行に降下して(図10(b)参照)、停止壁
402に当接しているシート先端を第1のシート載置面
401a上に押圧しながら停止壁402側へ若干引き戻
されて停止する。この結果、シート先端は、弾性押圧片
601と第1のシート載置面401aとの間に押圧保持
されることになる(図10(c)参照)。
【0073】このような動作プロセスが繰り返されるこ
とによって、排紙ローラ対213から排出されるシート
(101,102,103)は、トレイ4のシート載置
面上に積載されることになる(同図(c)参照)。
【0074】なお、弾性押圧片601の裏面を高摩擦な
ゴム等で構成すると共に、表面を裏面よりも摩擦係数が
低い樹脂コーティングやフィルム等で構成することによ
って、よりいっそうシート先端の当接位置を安定化させ
ることが可能となる。また、表面を低摩擦にすることに
よって、既に積載収納されたシート(101,102,
103)にダメージが与えられることが防止される。
【0075】また、表面をシート相互間の摩擦係数より
も高い摩擦係数であって且つ裏面よりも低い摩擦係数に
構成することも好ましい。このように構成することによ
って、シート載置面に積載された最上のシートを再度停
止壁402側へ位置決めすることが可能となる。
【0076】また、本変形例によれば、弾性押圧片60
1を停止壁402とほぼ平行に移動させたことによっ
て、シート(101,102,103)の中腹を弾性押
圧片601が押圧することが防止される。更に、排紙方
向真下よりも弾性押圧片601の先端が突出しているの
で確実にシート先端を押えて停止壁402側へ移動させ
ることができる。
【0077】また、図10(c)に示すように、トレイ
4上に多数のシート(101,102,103)が積載
されると、その最上シートと弾性押圧片601との接触
位置が高くなる。この結果、移動部材602の下方への
移動が規制されることになるが、このとき、弾性押圧片
601に作用する接触圧力によって、アーム606が支
点605を中心に上方へ回転することになり、多数量の
シート積載が可能となる。この場合、弾性押圧片601
の先端は、停止壁402又は排紙方向とほぼ並行に移動
するため、第1のシート載置面401a上の載置シート
の高さに影響を受けることはない。
【0078】このように本発明の実施の形態及び変形例
では、ロールシートを例にとって、説明したが、カット
シートを積載させる場合にも、本発明の構成を適用する
ことによって、同様の効果を得ることが可能である。
【0079】なお、本明細書には、以下の発明が含まれ
る。 1. 任意のサイズのシートを装填可能であって且つ所
望サイズのシートを選択的に給紙可能な給紙ステーショ
ンと、この給紙ステーションから搬送されたシートに所
望の画像を記録する記録ステーションと、この記録ステ
ーションから排出されたシートに所定の処理を施す処理
ステーションとを備えた画像形成装置において、この処
理ステーションに対して着脱自在に構成されたシート積
載装置と、このシート積載装置に設けられ、前記記録ス
テーションから排出された記録済みシートを積載保持可
能なシート載置面と、このシート載置面に隣接して配置
され、前記記録ステーションから排出されたシートの先
端を停止させるシート先端停止手段とを備えていること
を特徴とする画像形成装置。 (構成・効果)この発明は、本明細書に開示された全て
の発明を含む概念であり、任意サイズのシートを大量且
つ整然と積載保持することができる。また、シート積載
装置を着脱自在に構成したことによって、積載状態を壊
すことなく大量のシートを装置から取り出すことができ
ると共に積載されたシートの取り出しも容易になる。更
に、シート積載装置を取り外すことによって、ジャム処
理やシート補給等の作業を常に同一方向から容易に行う
ことができる。 2. 前記シート載置面は、前記シート先端停止手段に
隣接し且つ所定の傾斜角度で上り傾斜が施された第1の
シート載置面と、この第1のシート載置面に隣接し且つ
所定の傾斜角度で下り傾斜が施された第2のシート載置
面とを備えていることを特徴とする上記1に記載の画像
形成装置。 (構成・効果)この発明は、本明細書に開示された全て
の発明を含む概念であり、排出されたシートは、その後
端側が第2のシート載置面に沿って滑り落ちながら開い
てゆくため、折り畳まれることなく積載されることにな
る。 3. 前記シート積載装置は、前記シート載置面を構成
可能なシート載置用部材と、このシート載置用部材を収
納可能に構成された収納部と、この収納部を支持する第
1のフレームと、前記収納部から引き出された前記シー
ト載置用部材の引出端を支持する第2のフレームと、前
記第1及び第2のフレームを相互に接続すると共に前記
第1及び第2のフレーム相互の間隔が任意に設定される
ように、伸縮自在に構成された接続フレームとを備えて
いることを特徴とする上記1に記載の画像形成装置。 (構成・効果)この発明は、図6〜図8に示された発明
が該当し、接続フレームを縮めることによって、シート
積載装置全体をコンパクト収縮させることができるた
め、設置場所の占有スペースを大幅に削減することがで
きる。更に、接続フレームを伸縮することによって、使
用するシートサイズに応じたシート載置面を構成するこ
とができる。 4. 前記シート先端停止手段によって停止したシート
の先端を前記シート載置面に押圧可能なシート押圧手段
を備えていることを特徴とする上記1に記載の画像形成
装置。 (構成・効果)この発明は、本明細書に開示された全て
の発明を含む概念であり、シート押圧手段によってシー
ト先端をシート載置面へ押圧することができるため、シ
ートを整然と積載することが可能となる。 5. 前記シート押圧手段は、前記シート先端停止手段
によって停止したシートの先端を前記シート載置面に押
圧可能な押圧片と、この押圧片を所定のタイミングで駆
動する駆動手段と、この駆動手段を所定方向に移動可能
に支持する支持手段と、この支持手段の可動範囲を規制
するストッパとを備えており、前記駆動手段によって移
動する前記押圧片の移動軌跡は、前記シート先端停止手
段の上方から前記シート載置面側へ侵入し、前記シート
先端停止手段と略平行に降下して、前記シート載置面と
接触した後、このシート載置面に接触しながら前記シー
ト先端停止手段側へ退避し、その後再び、前記シート先
端停止手段の上方へ移動する軌跡であることを特徴とす
る上記1に記載の画像形成装置。 (構成・効果)この発明は、図9及び図10に開示され
た発明が該当し、押圧片の移動軌跡を規制させたことに
よって、シート先端のみを確実に押圧することが可能と
なる。また、押圧片を所定タイミングで駆動させること
によって、シート先端以外の部分を押圧片が押圧してし
まうといったことを防止することが可能となる。 6. 前記シート載置面には、前記第2のシート載置面
に隣接し且つ傾斜角度が緩やかな第3のシート載置面が
設けられていることを特徴とする上記2に記載の画像形
成装置。 (構成・効果)この発明は、本明細書に開示された全て
の発明を含む概念であり、傾斜角度の緩やかな第3のシ
ート載置面を設けたことによって、積載されたシートが
滑り落ちる力が軽減される。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、記録済みシートにダメ
ージを与えることなく種々のサイズのシートを大量に且
つ整然と連続的に収納可能であると共に、装置の画像記
録動作を中断させることなく収納された記録済みシート
を簡単に取り出すことが可能なコンパクトで操作作業効
率の良い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全
体の構成を概略的に示す図。
【図2】本実施の形態の画像形成装置に設けられた給紙
ステーションと記録ステーションの構成を概略的に示す
斜視図。
【図3】本実施の形態に適用されたシート積載装置の構
成を示す斜視図。
【図4】図3に示されたシート積載装置が画像形成装置
の処理ステーションに装着された状態を示す斜視図。
【図5】(a)〜(e)は、本実施の形態に適用された
シート積載装置にシートを積載させる動作プロセスを示
す図。
【図6】(a)は、シート積載装置の変形例を示す斜視
図、(b)は、本変形例に係るシート積載装置を折り畳
んだ状態を示す斜視図。
【図7】変形例に係るシート積載装置が画像形成装置の
処理ステーションに装着された状態を示す斜視図。
【図8】シート積載装置を折り畳んだ状態を示す斜視
図。
【図9】本発明の一実施の形態に適用されたシート押圧
手段の変形例を示す図。
【図10】(a)〜(c)は、変形例に係るシート押圧
手段の動作状態を示す図。
【符号の説明】
1…給紙ステーション、2…記録ステーション、3…処
理ステーション、4…トレイ、401a…第1のシート
載置面、401b…第2のシート載置面、401c…第
3のシート載置面、402…停止壁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のサイズのシートを装填可能であっ
    て且つ所望サイズのシートを選択的に給紙可能な給紙ス
    テーションと、この給紙ステーションから搬送されたシ
    ートに所望の画像を記録する記録ステーションと、この
    記録ステーションから排出されたシートに所定の処理を
    施す処理ステーションとを備えた画像形成装置におい
    て、 この処理ステーションに対して着脱自在に構成されたシ
    ート積載装置と、 このシート積載装置に設けられ、前記記録ステーション
    から排出された記録済みシートを積載保持可能なシート
    載置面と、 このシート載置面に隣接して配置され、前記記録ステー
    ションから排出されたシートの先端を停止させるシート
    先端停止手段とを備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート載置面は、前記シート先端停
    止手段に隣接し且つ所定の傾斜角度で上り傾斜が施され
    た第1のシート載置面と、この第1のシート載置面に隣
    接し且つ所定の傾斜角度で下り傾斜が施された第2のシ
    ート載置面とを備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート先端停止手段によって停止し
    たシートの先端を前記シート載置面に押圧可能なシート
    押圧手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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