JPH095772A - 液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル

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JPH095772A
JPH095772A JP15580595A JP15580595A JPH095772A JP H095772 A JPH095772 A JP H095772A JP 15580595 A JP15580595 A JP 15580595A JP 15580595 A JP15580595 A JP 15580595A JP H095772 A JPH095772 A JP H095772A
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公昭 中村
Hideshi Yoshida
秀史 吉田
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一孝 花岡
Hideaki Tsuda
英昭 津田
Hideo Senda
英雄 千田
Takahiro Sasaki
貴啓 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示パネルに関し、複数の液晶層を有
し、その間に電極が配置される場合に、確実な電気的な
接続を行うことができるようにすることを目的とする。 【構成】 第1及び第2の対向する基板10、12と、
第1の基板に形成された導体81b及び電極24pと、
第1及び第2の基板の間に配置された少なくとも2つの
液晶層18、20と、第1の基板に近い側の液晶層18
は、第1の基板に沿って形成された液晶を含まない複数
の固体領域18bと、該固体領域と隣接して配置された
液晶を含む液晶分散領域18aとを有し、さらに、液晶
分散領域18aの表面に第1の基板の電極24pと対向
するように形成された電極24qと、固体領域18bを
貫通して延び且つ第1の基板の導体81bと液晶分散領
域の電極24qとを接続する導体55qとを備えた構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー表示のために発色
する複数の液晶層を含む液晶表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の液晶表示技術の進歩に伴い、カラ
ー表示ができ、且つ低消費電力の液晶表示パネルが望ま
れている。カラー表示を行うためには、赤、青、緑の色
部分を有するカラーフィルタを設けたり、あるいはそれ
ぞれに二色性色素を添加した複数の液晶層を設けたりす
ることが提案されている。
【0003】赤、青、緑の色部分を有するカラーフィル
タを使用した場合、一つの画素面積が平面的に3分の1
ずつに分割され、光の利用効率が低い。そこで、光の利
用効率を高めるために、複数の液晶層を重ねて設け、画
素の平面的な分割数を減らした液晶表示パネルが望まれ
ている。このような要求を満足するために、例えば本願
の先願である特願平5─126641号は、一つの画素
に対して2つの色の部分を有するカラーフィルタと、異
なった色の二色性色素を添加した二つの液晶層とを組み
合わせた液晶表示パネルを開示している。
【0004】異なった色の二色性色素を添加した二つの
液晶層を使用する場合、一対の基板の間に第1の液晶層
を挟持してなる第1の液晶表示パネルと、一対の基板の
間に第2の液晶層を挟持してなる第2の液晶表示パネル
とを重ねて使用することが最も簡単である。しかし、こ
の場合には、二つの液晶層の間に基板が存在するので、
二つの液晶層の間の距離が大きくなって明瞭な画像を得
ることができない。
【0005】そこで、上記先願においては、第1及び第
2の液晶層がほぼ密接して積層される構造にし、これら
の第1及び第2の液晶層を一対の基板の間に挟持してい
る。これらの基板の各々に電極が設けられる。第1及び
第2の液晶層は異なったスレッショルド電圧を有し、電
圧を上げるにつれて、第1の液晶層の色を呈色させ、そ
れから第1の液晶層を透過状態にして第2の液晶層の色
を呈色させ、それから二つの液晶層を透過状態にしてカ
ラーフィルタの色が見えるようにして、複数の色を実現
する。
【0006】しかし、この例では、第1及び第2の液晶
層を独立的に制御することができないので、得られる色
が限られる。そこで上記本願の先願ではさらに、第1及
び第2の液晶層の間に電極を設け、第1及び第2の液晶
層を独立的に制御することができるようにし、よって多
くの色を実現できるようになっている。しかし、第1及
び第2の液晶層の間には基板がないので、第1及び第2
の液晶層の間に電極を設けることは簡単ではない。上記
本願の先願では、例えば下層側に位置する液晶層として
ポリマー分散型液晶を用い、このポリマー分散型液晶の
表面に電極を形成するとともに、このポリマー分散型液
晶にスルーホールを形成して、このスルーホールを通る
導体により、このポリマー分散型液晶の表面の電極とこ
のポリマー分散型液晶の裏面に位置する基板の導体と接
続し、この導体をマトリクスに接続することを提案して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリマー分散
型液晶は、固体であるポリマー中にほぼ液体状態の液晶
がカプセルとして分散しており、このようなポリマー分
散型液晶にスルーホールを形成すると、スルーホールの
断面が凹凸になり、確実な電気的な接続を行うことが難
しいという問題点が生じた。
【0008】本発明の目的は、複数の液晶層を有し、そ
の間に電極が配置される場合に、確実な電気的な接続を
行うことができる液晶表示パネルを提供するである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示パ
ネルは、第1及び第2の対向する基板10、12と、第
1の基板10に形成された導体81b及び電極24p
と、第1及び第2の基板の間に配置された少なくとも2
つの液晶層18、20と、第1の基板10に近い側の液
晶層18は、第1の基板10に沿って形成された液晶を
含まない複数の固体領域18bと、該固体領域と隣接し
て配置された液晶を含む液晶分散領域18aとを有する
ことと、液晶分散領域18aの表面に第1の基板の電極
24pと対向するように形成された電極24qと、固体
領域18bを貫通して延び且つ第1の基板の導体81b
と液晶分散領域の電極24qとを接続する導体55qと
を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記した構成においては、第1の基板に近い側
の液晶層は、第1の基板に沿って形成された液晶を含ま
ない複数の固体領域と、該固体領域と隣接して配置され
た液晶を含む液晶分散領域とを有する。この固体領域は
液晶を含まないので、スルーホールを設けても、そのス
ルーホールの表面は滑らかである。従って、このスルー
ホールに導体を通し、すなわち固体領域を貫通させ、第
1の基板の導体と液晶分散領域の電極とを接続する。こ
れによって、確実な電気的な接続を得ることができる。
【0011】
【実施例】図1から図3を参照すると、本発明の第1実
施例による液晶表示パネルは、一対の基板10、12の
間に第1及び第2の液晶層18、20を挟持したもので
ある。第1及び第2の液晶層18、20の液晶にはそれ
ぞれに異なった色の二色性色素を添加してある。
【0012】第1の基板10に近い側の第1の液晶層1
8は、第1の基板10に沿って形成された液晶を含まな
い複数の固体領域18bと、固体領域18bと隣接して
配置された液晶を含む液晶分散領域18aとを有する。
液晶分散領域18aはポリマー分散型液晶からなる。ま
た、第2の基板12に近い側の第2の液晶層20は全体
的にポリマー分散型液晶からなる。
【0013】ポリマー分散型液晶は公知のようにポリマ
ーの中に液晶カプセルが分散しているものであり、液晶
カプセルの中には液晶分子が無秩序に分布している。従
って、電圧を印加しないときには、各液晶層18、20
は二色性色素の色を吸収して呈色する。電圧を印加する
ときには、各液晶層18、20に入射した光は液晶及び
二色性色素を透過して、各液晶層18、20は実質的に
透明になる。なお、第2の液晶層20のポリマーが第1
の液晶層18の液晶分散領域18aのポリマーよりも柔
らかいようになっている。さらに、第2の液晶層20に
スペーサ54が挿入され、該スペーサ54が固体領域1
8bに対応する位置に選択的に配置されている。
【0014】第1の基板10は画素電極24pと、アク
ティブマトリクス駆動回路13を有する。図3に示され
るように、アクティブマトリクス駆動回路13は、薄膜
トランジスタ(TFT)T1 、T2 、T3 と、ドレイン
バスラインD1 、D2 、D3と、ゲートバスラインGと
を有する。薄膜トランジスタ(TFT)T1 、T2 、T
3 は固体領域18bの反射画素電極24qで覆われる第
1の基板10の部分に形成される。
【0015】図1に示されるように、第2の基板12は
1画素当たりに2つの異なった色のカラー部分16a、
16bを有するカラーフィルタ16と、共通電極22と
を有する。第1の液晶層18の液晶分散領域18a及び
固体領域18bは、カラーフィルタ16のカラー部分1
6a、16bとともに一つの画素に対応する。さらに、
第1の液晶層18と第2の液晶層20との間には、画素
電極24q、24rが設けられる。
【0016】画素電極24qは、第1の液晶層18の液
晶分散領域18aの表面に第1の基板10の表面の画素
電極24pと対向し且つカラーフィルタ16の第1のカ
ラー部分16aと対向して形成される。第1の基板10
の表面の画素電極24pは反射電極である。画素電極2
4qは、透明な電極であって、第1の液晶層18の固体
領域18bを貫通して延びる導体55qによって第1の
基板10に設けられた導体81bと接続される。
【0017】画素電極24rは、第1の液晶層18の固
体領域18bの表面にカラーフィルタ16の第2のカラ
ー部分16bと対向して形成される。画素電極24r
は、反射電極であって、第1の液晶層18の固体領域1
8bを貫通して延びる導体55rによって第1の基板1
0に設けられた導体81aと接続される。
【0018】導体81a、81bの位置は図2及び図3
に示されている。薄膜トランジスタT1 はドレインバス
ラインD1 と、ゲートバスラインGと、導体81aに接
続され、固体領域18bの表面の画素電極24rを駆動
する。薄膜トランジスタT2はドレインバスラインD2
と、ゲートバスラインGと、導体81bに接続され、液
晶分散領域18aの表面の画素電極24qを駆動する。
薄膜トランジスタT3はドレインバスラインD3 と、ゲ
ートバスラインGと、画素電極24pに接続され、この
画素電極24pを駆動する。このようにして、液晶層1
8、20をそれぞれ独立的に駆動することによって、多
くの色を含むカラー表示を実現することができる。
【0019】例えば、カラーフィルタ16の第1のカラ
ー部分16aをイエロー、第2のカラー部分16bを青
とし、第1の液晶層18をシアン、第2の液晶層20を
赤にすると、1画素として次の表示色を得ることができ
る(なお、Tは透過状態、Aは吸収状態をあらわす)。
【0020】 カラー部分18b(青) カラー部分18a(イエロー) 表示色 液晶層20(赤) 液晶層20(赤) 液晶層18(シアン) A A A 黒 A T A 緑 T A A 青 A A T 赤
【0021】この色の組み合わせは、次のように一般化
して記載することができる。すなわち、第1の液晶層1
8の液晶にはイエロー、マゼンタ、シアンの中のいずれ
か一色の二色性色素が添加され、第2の液晶層20の液
晶には第1液晶層に添加した色素の補色の二色性色素が
添加され、第1のカラー部分16aの色はイエロー、マ
ゼンタ、シアンの中の第1液晶層の液晶に添加した二色
性色素の色以外のいずれか一色であり、第2のカラー部
分16bの色は第1のカラー部分の色の補色である。
【0022】なお、上記画素電極24p、24rを反射
型とする代わりに、これらの画素電極24p、24rが
光を吸収するような加工を行い、また、第1及び第2の
液晶層18、20には特定の色を選択反射するコレステ
リック液晶を使用しても多色表示を実現することができ
る。
【0023】この場合には、第1の液晶層の液晶18に
は赤、青、緑の中でいずれか一色の選択反射スペクトル
を有するコレステリック液晶が使用され、第2の液晶層
20の液晶には第1の液晶層のコレステリック液晶がも
つ色の補色の選択反射スペクトルを有するコレステリッ
ク液晶が使用されるのがよい。そして、カラーフィルタ
16の第1のカラー部分16aの色は第1の液晶層20
のコレステリック液晶の選択反射光を透過するイエロ
ー、マゼンタ、シアンの中のいずれか一色であり、第2
のカラー部分16bの色は第1のカラー部分16aの色
の補色である。
【0024】例えば、第1の液晶層18には青の選択反
射スペクトルを有するコレステリック液晶が使用され、
第2の液晶層20にはイエローの選択反射スペクトルを
有するコレステリック液晶が使用され、第1のカラー部
分16aはシアンとし、第2のカラー部分16b赤とす
る。
【0025】図4及び図5は図1から図3の液晶表示パ
ネルの製造方法の一例を示す図である。(A)に示され
るように、第1の基板10の表面にアクティブマトリク
ス駆動回路とともに、画素電極24p、導体81a、8
1bを形成した後、第1の基板10にポジ型レジスト6
0を厚さ8μmでスピンコートする。(B)に示される
ように、第1の液晶層18の液晶分散領域18aとなる
べき部分に開口部を有するマスク(図示せず)を用い
て、紫外線を選択照射し、液晶分散領域18aとなるべ
きレジスト60の部分に穴61を形成する。
【0026】クラレPVA−205などのPVAの20
重量パーセント水溶液中に、アントラキノン系シアン色
の二色性色素を溶解したメルク製ZLI−4792液晶
を混合した後、ホモジナイザー等で乳化してポリマー分
散型液晶を準備しておく。(C)に示されるように、ポ
リマー分散型液晶62をスクリーン印刷法等によりレジ
スト60の穴61に充填する。ポリマー分散型液晶62
のポリマーは水分の蒸発により硬化する。また、ポリマ
ー分散型液晶62は重合開始剤とアクリレート系プレポ
リマーを添加した液晶とすることもでき、この場合に
は、ポリマーを熱や紫外線照射によって硬化させ、液晶
と相分離をおこさせることができる。穴61内のポリマ
ー分散型液晶62により、第1の液晶層18の液晶分散
領域18aが形成され、液晶分散領域18aのまわりが
固体領域18bになる。
【0027】さらに、(D)に示されるように、液晶分
散領域18aの上に紫外線重合によってアクリル系ポリ
マー等からなる厚さ1μm程度のパッシベーション膜6
3が形成される。次に、(E)に示されるように、マス
ク(図示せず)を用いて、紫外線を選択照射し、レジス
ト60にスルーホール64、65を形成する。
【0028】さらに、(F)に示されるように、固体領
域18bとなるべき部分にアルミニウムを真空蒸着し、
反射画素電極24rを形成する。アルミニウムの材料は
スルーホール65に進入し、固体領域18bを貫通する
導体55rとなって、画素電極24rを第1の基板10
上の導体81aに接続する。
【0029】さらに、(G)に示されるように、液晶分
散領域18aの上のパッシベーション膜63の上にIT
O等の透明な材料を真空蒸着し、画素電極24qを形成
する。この画素電極材料はスルーホール64に進入し、
固体領域18bを貫通する導体55qとなって、画素電
極24qを第1の基板10上の導体81bに接続する。
【0030】さらに、(H)に示されるように、第2の
基板12には異なった色のカラー部分16a、16bを
有するカラーフィルタ16と、共通電極22とを設けて
おき、そして、ポリマー分散型液晶からなる第2の液晶
層20を共通電極22の上に形成する。それから、第2
の基板12を第1の基板10に重ねると、図1の構成の
液晶表示パネルが得られる。
【0031】固体領域18bは液晶分散領域18aを取
り囲んでおり、固体領域18bの存在により第1の液晶
層18の機械的な強度を向上させることができる。さら
に、スペーサ54が固体領域18bに対応した位置に選
択的に配置されているので、パネルの一様な厚さが維持
される。
【0032】図6は図1から図3の液晶表示パネルの製
造方法の別の例を示す図である。この例では、(A)に
示されるように、第1の基板10の表面にアクティブマ
トリクス駆動回路とともに、画素電極24p、導体81
a、81bを形成した後、第1の基板10上にポリマー
分散型液晶67をスクリーン印刷等で形成する。
【0033】(B)に示されるように、レジストあるい
は三洋化成製BMR−200感光性PVAを使用して、
ポリマー分散型液晶67をパターニングし、第1の液晶
層18の液晶分散領域18aとなるべき部分を除いたポ
リマー分散型液晶67の部分を除去する。
【0034】(C)に示されるように、平坦化能力をも
った三洋化成製S−1000等ノ平坦化材料レジスト6
8をコートし、液晶分散領域18aに隣接する固体領域
18bを形成する。次に、(D)に示されるように、紫
外線を選択照射し、固体領域18bにスルーホール6
4、65を形成する。スルーホール64、65を形成し
た後は、図5の(F)から(H)と同様のステップで液
晶表示パネルを製造する。
【0035】図7は液晶表示パネルの製造方法のさらに
別の例を示す図である。この例では、(A)に示される
ように、第1の基板10の表面にアクティブマトリクス
駆動回路とともに、画素電極24p、導体81a、81
bを形成した後、第1の基板10上の第1の液晶層18
の液晶分散領域18aとなるべき位置に直径が2〜3μ
mのPVAの微粒子70を配置し、それからレジスト7
1をスピンコートでコートする。
【0036】(B)に示されるように、レジスト71の
表面から水や溶媒をしみこませ、PVAの微粒子70を
外へ抽出する。すると、レジスト71の内部に微粒子7
0の後に空洞71aができる。そこで、(C)に示され
るように、レジスト71の空洞71aにポリマー分散型
液晶を真空注入し、第1の液晶層18の液晶分散領域1
8aを形成する。同時に、固体領域18bが液晶分散領
域18aに隣接してできる。液晶分散領域18aの上に
はパッシベーション膜72を設ける。その後は、図5の
(E)以降の行程と同様に、固体領域18bにスルーホ
ール64、65を形成し、画素電極24r、24qを形
成し、2つの基板10、12を重ねて液晶表示パネルを
製造する。
【0037】図8は図7と類似したさらに別の例を示す
図である。この例では、(A)において、図7において
PVAの微粒子70を配置する代わりにPVAのストリ
ップ73を配置し、それからレジスト71をスピンコー
トでコートする。
【0038】(B)に示されるように、レジスト71の
表面から水や溶媒をしみこませ、PVAのストリップ7
3を外へ抽出し、レジスト71の内部にストリップ73
の後に空洞71aを形成する。そこで、(C)に示され
るように、レジスト71の空洞71aにポリマー分散型
液晶を真空注入し、第1の液晶層18の液晶分散領域1
8aを形成する。液晶分散領域18aの上にはパッシベ
ーション膜72を設ける。その後は、固体領域18bに
スルーホール64、65を形成し、画素電極24r、2
4qを形成し、2つの基板10、12を重ねて液晶表示
パネルを製造する。
【0039】図9から図11は本発明の第2実施例の液
晶表示パネルを示す図である。この例では、カラーフィ
ルタがない代わりに、一対の基板の間に3層の液晶層1
8、19、20が設けられる。第1の基板10は上記実
施例と同様にアクティブマトリクス駆動回路とともに、
反射型の画素電極24p、導体81b、81sを形成し
てあるものであり、第1の基板10に近い側の第1の液
晶層18は上記実施例と同様に固体領域18bと液晶分
散領域18aとを有するものである。第2の基板12は
共通電極22を有する。
【0040】第1の液晶層18の液晶分散領域18aは
固体領域18bの中に設けた穴61の高さのほぼ半分程
度充填されており、液晶分散領域18aの上にパッシベ
ーシーション膜63を介して画素電極24qが設けられ
ている。この画素電極24qは第1の基板10上の画素
電極24pと対向して形成されており、且つ固体領域1
8bに設けたスルーホール64aに挿入した導体55q
により第1の基板10上の導体81bに接続されてい
る。
【0041】中間の液晶層19は、第1の液晶層18の
液晶分散領域18aの画素電極24qの上で固体領域1
8bの中に設けた穴61の高さとほぼ一致するように充
填された液晶分散領域を含む。この液晶分散領域の上に
パッシベーシーション膜63aを介して画素電極24s
が設けられている。この画素電極24sは画素電極24
qと対向し、且つ画素電極24qの場合と同様に、固体
領域18bに設けたスルーホールに挿入した導体55s
により第1の基板10上の導体81sに接続されてい
る。
【0042】この場合にも、3層の液晶層18、19、
20は独立的に制御されることができ、よって多色の表
示を行うことができる。この場合、各液晶層18、1
9、20の液晶が二色性色素を添加されており、該二色
性色素の色が、イエロー、マゼンタ、シアンの組み合わ
せ及び赤、青、緑の組み合わせのいずれかである。つま
り、3原色の組み合わせにより、多色の表示を行うこと
ができる。
【0043】また、画素電極24pを反射型とする代わ
りに、光を吸収する処理を施した電極とすることもでき
る。この場合には、各液晶層18、19、20の液晶が
赤、青、緑の中のいずれか一色の選択反射スペクトルを
有するコレステリック液晶であるようにする。
【0044】さて、上記第1及び第2の実施例において
は、2つの液晶層の間にパッシベーション膜63、63
aを用いて、液晶や色素が隣接する液晶層に染みだして
液晶層が汚染されるのを防止している。本発明では、パ
ッシベーション膜63、63aがビニル基をもつ多官能
モノマーの重合体からなる場合にそのような染みだしを
最もよく防止できることを見いだした。この場合、一方
の液晶層であるポリマー分散型液晶の表面にモノマーを
塗布し、紫外線を照射することにより重合を生じさせて
重合体にする。また、パッシベーション膜63、63a
が導電性高分子からなるものとすることもできる。
【0045】ビニル基をもつ多官能モノマーとしては、
トリプロピレングリコールジアクリレート(TPGD
A)やネオペンチルグリコールジアクリレート(NPG
DA)を用いた重合体は薄くて架橋密度が高い膜を作る
ことができるため、液晶や色素の染みだしを防止するこ
とができる。特に、TPGDAやNPGDAは粘度が低
いために薄く塗布することができ、電圧損失が少なくな
り、駆動電圧を低く抑えることができる。
【0046】NPGDAの構造式は次の通りである。
【化1】
【0047】TPGDAの構造式は次の通りである。
【化2】
【0048】また、一方の液晶層であるポリマー分散型
液晶の表面にモノマーを塗布するときに、液晶層の濡れ
性がよくないとモノマーが均一に塗布されないことがあ
る。このような場合には、TPGDAやNPGDAを溶
媒に溶解させて塗布するとよい。この目的のために使用
する溶媒としては、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート(PGMEA)が適している。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の液晶層を有し、その間に電極が配置される場合
に、確実な電気的な接続を行うことができる液晶表示パ
ネルを得ることができる。また、2つの液晶層の間に設
けられるパッシベーション膜ががビニル基をもつ多官能
モノマーの重合体からなる場合には、液晶や色素の染み
だしを防止でき、性能の優れた液晶表示パネルを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の液晶表示パネルを示す図
である。
【図2】図1の中間の電極の配置を示す図である。
【図3】図1の第1の基板上の電極及びアクティブマト
リクス駆動回路を示す図である。
【図4】図1の液晶表示パネルの製造例を示す図であ
る。
【図5】図4の続きの行程を示す図である。
【図6】図1の液晶表示パネルの他の製造例を示す図で
ある。
【図7】図1の液晶表示パネルのさらに他の製造例を示
す図である。
【図8】図1の液晶表示パネルのさらに他の製造例を示
す図である。
【図9】本発明の第2実施例の液晶表示パネルを示す図
である。
【図10】図9の第1の基板上の電極及びアクティブマ
トリクス駆動回路を示す図である。
【図11】図9の電極の配置を示す図である。
【符号の説明】
10、12…基板 16…カラーフィルタ 18、19、20…液晶層 18a…液晶分散領域 18b…固体領域 22…共通電極 24p、24q、24r、24s…画素電極 55q、55r…導体 81a、81b…導体
フロントページの続き (72)発明者 花岡 一孝 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 津田 英昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 千田 英雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐々木 貴啓 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の対向する基板(10、1
    2)と、 第1の基板(10)に形成された導体(81b)及び電
    極(24p)と、 第1及び第2の基板の間に配置された少なくとも2つの
    液晶層(18、20)と、 第1の基板(10)に近い側の液晶層(18)は、第1
    の基板(10)に沿って形成された液晶を含まない複数
    の固体領域(18b)と、該固体領域と隣接して配置さ
    れた液晶を含む液晶分散領域(18a)とを有すること
    と、 液晶分散領域(18a)の表面に第1の基板の電極(2
    4p)と対向するように形成された電極(24q)と、 固体領域(18b)を貫通して延び且つ第1の基板の導
    体(81b)と液晶分散領域の電極(24q)とを接続
    する導体(55q)とを備えたことを特徴とする液晶表
    示パネル。
  2. 【請求項2】 液晶分散領域(18a)が固体領域(1
    8b)で囲まれていることを特徴とする請求項1に記載
    の液晶表示パネル。
  3. 【請求項3】 一つの固体領域(18b)と一つの液晶
    分散領域(18a)が一つの画素に対応することを特徴
    とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  4. 【請求項4】 第2の基板(12)に設けられた電極
    (22)と、固体領域(18b)の第1の基板とは反対
    側の表面に形成された電極(24r)と、固体領域(1
    8b)を貫通して延び且つ第1の基板の導体(81a)
    と該固体領域の電極(24r)とを接続する導体(55
    r)とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の液晶
    表示パネル。
  5. 【請求項5】 液晶分散領域(18a)の電極(24
    q)と対向する第1の基板(10)の電極(24p)
    と、固体領域(18b)の電極(24r)とが反射電極
    であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示パネ
    ル。
  6. 【請求項6】 固体領域(18b)の反射電極(24
    r)で覆われる第1の基板(10)の部分にTFTが配
    置されることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示パ
    ネル。
  7. 【請求項7】 第2の基板(12)に近い側の液晶層
    (20)にスペーサ(54)が挿入され、該スペーサが
    固体領域(18a)に対応する位置に選択的に配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネ
    ル。
  8. 【請求項8】 第2の基板(12)がカラーフィルタ
    (16)を有し、該カラーフィルタが、液晶分散領域に
    対応する位置に配置される第1のカラー部分(16a)
    と、固体領域に対応する位置に配置される第2のカラー
    部分(16b)とからなることを特徴とする請求項3に
    記載の液晶表示パネル。
  9. 【請求項9】 第1の液晶層(18)の液晶にはイエロ
    ー、マゼンタ、シアンの中のいずれか一色の二色性色素
    が添加され、第2の液晶層(20)の液晶には第1液晶
    層に添加した色素の補色の二色性色素が添加され、第1
    のカラー部分(16a)の色はイエロー、マゼンタ、シ
    アンの中の第1液晶層の液晶に添加した二色性色素の色
    以外のいずれか一色であり、第2のカラー部分(16
    b)の色は第1のカラー部分の色の補色であることを特
    徴とする請求項8に記載の液晶表示パネル。
  10. 【請求項10】 液晶分散領域(18a)の電極(24
    q)と対向する第1の基板(10)の電極(24p)
    と、固体領域(18b)の電極(24r)が光を吸収す
    る処理を施した電極であり、第1の液晶層(18)の液
    晶には赤、青、緑の中でいずれか一色の選択反射スペク
    トルを有するコレステリック液晶が使用され、第2の液
    晶層(20)の液晶には第1の液晶層のコレステリック
    液晶がもつ色の補色の選択反射スペクトルを有するコレ
    ステリック液晶が使用され、 第2の基板(12)がカラーフィルタ(16)を有し、
    該カラーフィルタが、液晶分散領域に対応する位置に配
    置される第1のカラー部分(16a)と、固体領域に対
    応する位置に配置される第2のカラー部分(16b)と
    からなり、 第1のカラー部分(16a)の色は第1の液晶層(1
    0)のコレステリック液晶の選択反射光を透過するイエ
    ロー、マゼンタ、シアンの中のいずれか一色であり、第
    2のカラー部分(16b)の色は第1のカラー部分(1
    6a)の色の補色であることを特徴とする請求項4に記
    載の液晶表示パネル。
  11. 【請求項11】 第1の液晶層(18)の液晶分散領域
    (18a)がポリマー分散型液晶として形成され、第2
    の液晶層(20)がポリマー分散型液晶として形成さ
    れ、第2の液晶層のポリマーが第1の液晶層の液晶分散
    領域のポリマーよりも柔らかいことを特徴とする請求項
    1に記載の液晶表示パネル。
  12. 【請求項12】 第1及び第2の基板(10、12)の
    間に配置された3つの液晶層(18、19、20)を備
    え、第1の基板(10)に近い側の液晶層(18)の液
    晶分散領域(18a)の表面の電極(24q)と対向し
    て、中間の液晶層(19)の液晶分散領域の表面に電極
    (24s)が形成され、該中間の液晶層の液晶分散領域
    の表面の電極(24s)は固体領域(18b)を貫通し
    て延びる導体(55s)により第1の基板の導体(81
    s)と接続され、さらにこれらの電極と対向して第2の
    基板に電極(22)が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の液晶表示パネル。
  13. 【請求項13】 各液晶層(18、19、20)の液晶
    が二色性色素を添加されており、該二色性色素の色が、
    イエロー、マゼンタ、シアンの組み合わせ及び赤、青、
    緑の組み合わせのいずれかであることを特徴とする請求
    項12に記載の液晶表示パネル。
  14. 【請求項14】 電極(24p)が光を吸収する処理を
    施した電極であり、各液晶層(18、19、20)の液
    晶が赤、青、緑の中のいずれか一色の選択反射スペクト
    ルを有するコレステリック液晶であることを特徴とする
    請求項12に記載の液晶表示パネル。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも2つの液晶層(18、
    20)の間にパッシペーション膜(63)が設けられ、
    該パッシペーション膜がビニル基をもつ多官能モノマー
    の重合体からなることを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示パネル。
  16. 【請求項16】 第1及び第2の対向する基板(10、
    12)と、 第1及び第2の基板の間に配置された少なくとも2つの
    液晶層(18、20)と、 該少なくとも2つの液晶層の間に設けられるパッシペー
    ション膜(63)とからなり、該パッシペーション膜が
    ビニル基をもつ多官能モノマーの重合体からなることを
    特徴とする液晶表示パネル。
  17. 【請求項17】 該パッシペーション膜(63)がTP
    GDA及びNPGDAのいずれかの重合体からなること
    を特徴とする請求項15及び16に記載の液晶表示パネ
    ル。
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WO2016013154A1 (ja) * 2014-07-23 2016-01-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 調光素子及びそれを備える建材

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