JPH0957430A - 面圧負荷体を有するスライディングノズル装置 - Google Patents

面圧負荷体を有するスライディングノズル装置

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JPH0957430A
JPH0957430A JP21619795A JP21619795A JPH0957430A JP H0957430 A JPH0957430 A JP H0957430A JP 21619795 A JP21619795 A JP 21619795A JP 21619795 A JP21619795 A JP 21619795A JP H0957430 A JPH0957430 A JP H0957430A
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JP
Japan
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plate
surface pressure
upper plate
lower plate
sliding
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Application number
JP21619795A
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English (en)
Inventor
Makoto Naito
誠 内藤
Hisakazu Mizota
久和 溝田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライディングノズル装置に使用される上プ
レートの長さを短くしてプレート耐火物のコストを節減
する。 【解決手段】 上プレート5および下プレート6にそれ
ぞれ設けたノズル孔5A、6Aの孔径をDとし、下プレ
ート6の摺動ストロークをSとし、固定側上プレート5
のノズル孔5Aを中心とするプレート長さ方向の面圧負
荷範囲をLとしたとき、 1.5D≦L≦Sの条件で、上プ
レート5と下プレート6との合わせ面に上下から面圧力
を付与し、これによって上プレート5のプレート長さを
短くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属容器、たとえ
ば溶鋼を入れる取鍋やタンディッシュ等からの溶鋼流出
量を制御するのに好適な面圧負荷体を有するスライディ
ングノズル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造では、溶鋼は溶鋼鍋の底部に設
けたスライディングノズル装置を用いてタンディッシュ
内に注入され、さらにタンディッシュの底部に設けたス
ライディングノズル装置を制御してモールド内に溶鋼を
鋳込むことが行われている。取鍋やタンディッシュ等の
溶融金属容器に用いられるスライディングノズル装置
は、2層式の場合、図4に示すように溶融金属容器1を
構成する鉄皮2の上面に構築した敷耐火物3に上ノズル
4が設けてあり、この上ノズル4の下部に接続して固定
側の上プレート5が設けられ、さらにこの上プレート5
の下面に接触して摺動側の下プレート6が水平方向に摺
動自在に配設してある。
【0003】溶融金属容器1内にためた溶融金属7の注
入は、上プレート5に対し下プレート6を水平方向に摺
動し、上プレート5に設けたノズル孔5Aの位置に下プ
レート6に設けたノズル孔6Aを移動させることによっ
て行われる。このときノズル孔5Aとノズル孔6Aとの
重なり合いを調整することにより、溶融金属容器1に設
けた上ノズル4を介して注入される溶融金属量が制御さ
れ、両者が合致したときに注入量が最大となる。溶融金
属7の注入を停止するときには、上プレート5に設けた
ノズル孔5Aに対し下プレート6をノズルなし部に摺動
することによって行われる。
【0004】スライディングノズル装置は、溶鋼等の溶
融金属7が直接ふれる部分は耐火物が用いられており、
上プレート5および下プレート6はいずれも耐火物製で
ある。耐火物製の上プレート5と下プレート6との合わ
せ面には、図5に示すように、溶融金属7の漏れを防止
するため上下から一定の圧力がかけてある。スライディ
ングノズル装置の上プレートと下プレートとの合わせ面
に圧力をかける手段としては、バネを押さえるナットを
トルクノッチの締付けによって行ったり、レバーリンク
機構によりバネを介して圧力をかけて行う。また、プレ
ートの下部より押付機によりバネを介して一定の圧力を
かける手段等が知られている。
【0005】さらに、実開昭55−103058号公報には、図
7に示すような上プレート5と下プレート6とに面圧力
を付与する加圧装置を備えたスライディングノズル装置
が開示されている。図7において、溶融金属容器1の底
部に配設した固定側の上プレート5に対し、摺動側の下
プレート6を駆動シリンダ21を用いて開閉する。そして
下プレート6を摺動可能に支持する支持プレート22の下
方には複数のバネ23を介して下金枠24が配設されてい
る。
【0006】下金枠24の一端部は、鉄皮2の下面に取り
付けた軸受30にピン31を介して回動可能に支持されてい
る。また、溶融金属容器1の鉄皮2に取り付けた作動シ
リンダ32は2つのレバーリンク機構33を介して押し上げ
部材34が下金枠24の他端部を支持している。したがって
作動シリンダ32を作動し、レバーリンク機構33を介して
押し上げ部材34をピン35を支点として回動すると押し上
げ部材34が下金枠24の他端部を押し上げる。これによっ
てピン31を支点とする下金枠24のテコ作用によりバネ23
を介して下プレート6と上プレート5との合わせ面に一
定量の面圧力をかけることができるようにしたものであ
る。
【0007】ところで、耐火物製の上プレート5および
下プレート6は、高温の溶融金属と直接接触しながら急
速に流動するため損耗が著しく、短時間で交換しなけれ
ばならない。これが耐火物コストを増大させるので大き
な問題点となっている。上プレート5および下プレート
6の使用による寿命律速となるのは、各々のプレート
5、6のノズル孔5A、6Aの溶損による孔径の拡大と
プレート合わせ面のスライドによる各チャージごとにプ
レート摺動方向に一定量の面荒れが発生して損耗するこ
とである。
【0008】従来、スライディングノズル装置が備えて
いる上ノズルおよび下ノズルに、ノズル孔の溶損やプレ
ートの面荒れが発生した場合、溶融金属の注入量制御に
支障を生じることのないように早目に上、下プレートの
全体を取り換える必要があり、プレート原単位の増大に
よりコスト高を招いていた。スライディングノズル装置
の上プレートおよび下プレートの長寿命化対策としてプ
レート材質の選定や改善を行う等、種々の提案がなされ
ているものの、大幅な寿命延長には結び付かず、プレー
ト耐火物のコストダウンを妨げる大きな原因となってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、スライ
ディングノズル装置が備える上プレートおよび下プレー
トの寿命を律速しているのは、上プレートや下プレート
に局部的に生じるノズル孔の溶損、プレートの面荒れで
ある。ところで、上プレートおよび下プレートのうち、
溶融金属の流量制御のために実際に必要なプレート長さ
は、図6(A) 、(B) に示すように、上プレート5につい
ては、ノズル孔5Aの孔径溶損と摺動による面荒れの長
さを考慮した長さのみとなる。また下プレート6につい
ても同様にノズル孔6Aの孔径溶損と面荒れの長さを考
慮した上で、ノズル孔5A、6Aの全開、全閉を可能と
し得る長さがあれば十分となる。このためとくに、上プ
レート5の長さは下プレート6の長さに比較して大幅に
短くすることができるはずである。
【0010】しかしながら、これをそのまま上プレート
5および下プレート6の長さ形状とした場合、前述のよ
うに下プレート6は上プレート5のノズル孔5Aを全開
−全閉とするための摺動長さ分は必要とするので、下プ
レート6は上プレート5に比較して長くせざるを得な
い。ところが、上プレート5と下プレート6には、上下
から全長にわたり面圧力がかけてあるため、ノズル孔の
全開時には、図6(A) に示すように、下プレート6に点
Bを起点として矢印方向に大きな曲げ応力がかかる。ま
た、ノズル孔の全閉時には、図6(B) に示すように、下
プレート6に点Cを起点として矢印方向に曲げ応力がか
かってしまい、この曲げ応力により下プレート6が変形
し折損する危険性がある。
【0011】本発明はこのような事情にかんがみてなさ
れたものであり、上プレートと下プレートとに面圧力を
負荷する範囲を少なくすることができる面圧負荷体を有
するスライディングノズル装置提供することを目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、溶融金属容器の底部に装着
され、固定側の上プレートに対して摺動側の下プレート
を摺動させて溶融金属の流出量を制御するスライディン
グノズル装置において、上プレートおよび下プレートに
設けたノズル孔の孔径をDとし、下プレートの摺動スト
ロークをSとし、上プレートのノズル孔を中心とするプ
レート長さ方向の面圧負荷範囲をLとしたとき、 1.5D
≦L≦Sの長さ条件で、上プレートと下プレートとの合
わせ面に上下から面圧力を付与する面圧負荷体を配備し
たことを特徴とする面圧負荷体を有するスライディング
ノズル装置である。
【0013】請求項2記載の本発明は、上プレートを、
そのノズル孔径溶損および面荒れ長さに基づいて必要最
小限まで長手方向に短くしたことを特徴とする請求項1
記載の面圧負荷体を有するスライディングノズル装置で
ある。請求項3記載の本発明は、下プレートが摺動する
範囲に、当該下プレートをガイドする支持ガイドを備え
たことを特徴とする請求項1または2記載の面圧負荷体
を有するスライディングノズル装置である。
【0014】
【作用】本発明では、図3の(A) 全閉時および(B) 全開
時に示すように、上プレート5に設けたノズル孔5Aの
孔径をDとし、下プレートの全閉から全開までの摺動ス
トロークをSとし、下プレート6のノズル孔6Aを中心
とするプレート長手方向の面圧負荷範囲をLとしたと
き、 1.5D≦L≦Sの条件で、上プレート5と下プレー
ト6との合わせ面に上下から面圧力を付与する面圧負荷
体を配備するものである。
【0015】ここで面圧負荷範囲L< 1.5Dであると、
上プレート5と下プレート6との面圧負荷範囲が小さす
ぎるため、溶融金属の漏れを防止するという本来の目的
を十分に果たせなくなるので、 1.5D≦Lとする必要が
ある。また、面圧負荷範囲L>Sであるとより確実に溶
融金属の漏れを防止できるようにみえるが、L=Sで余
裕をもって漏れ防止が確保でき、それ以上長くする必要
がない。したがって本発明では面圧負荷範囲Lを 1.5D
≦L≦Sの長さ条件とする。
【0016】本発明では、面圧負荷範囲Lを 1.5D≦L
≦Sを可能とするという前提に基づき、上プレート5の
ノズル孔径溶損および面荒れ長さに基づいて上プレート
5を長手方向に必要最小限まで短くするのが好ましく、
これによって、上プレート5の耐火物使用量を節減する
ことができる。また本発明では、摺動側の下プレート6
は固定側の上プレート5のノズル孔5Aを中心とする
1.5D≦L≦Sの範囲しか支持されていないので、面圧
力範囲を短くした場合、とくに図3(A) に示す全閉時に
著しい片持状態になってしまう。このため下プレート6
が摺動する範囲に支持ガイドを設けて片持状態にならな
いように支持するのが好ましい。
【0017】なお、上プレート5と下プレート6との合
わせ面に上下から面圧力を付与する面圧負荷体は、コイ
ルバネ、板バネ等のバネ類、耐熱ゴム類を包含する弾性
体を使用することが可能である。また、バネ等の弾性体
を押さえるナットをトルクノッチの締付けにより面圧力
を付与する、レバーリンク機構によりバネ等の弾性体を
介して面圧力を付与する、下部より押付機によりバネ等
の弾性体を介して面圧力を付与する等の各種機構を使用
でき、具体的には図7に従って説明した機構も適用可能
である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。本発明に係る面圧負荷物を有する
スライディングノズル装置を、2層式の場合について説
明すると、図1(スライディングノズル幅方向の縦断面
図)および図2(図1のA−A矢視を示す平面図)に示
すように、溶融金属容器1を構成する鉄皮2の上面に構
築した敷耐火物3に上ノズル4が設けてある。この上ノ
ズル4の下面に接続して固定側の上プレート5が設けら
れ、この上プレート5の下面に接触して摺動側の下プレ
ート6が水平方向に摺動自在に配設してある。
【0019】本発明では、図3(A) 、(B) に示すよう
に、上プレート5および下プレート6にそれぞれ設けた
ノズル孔5A、6Aの孔径をDとし、下プレート6全閉
から全開までの摺動ストロークをSとし、固定側の下プ
レート6のノズル孔6Aを中心とするプレート長手方向
(摺動方向)の面圧負荷範囲をLとしたとき、 1.5D≦
L≦Sの長さ条件で、上プレート5と下プレート6との
合わせ面に上下から面圧力を付与する面圧負荷体を配置
する。
【0020】本実施例で使用する面圧負荷体は次のよう
な構成である。上プレート5は上部固定枠8に固定され
ており、上部固定枠8と鉄皮2との間には図示のように
複数のコイルバネ13が配設されている。下プレート6
は、摺動範囲に水平に伸びる支持ガイド9を介して支持
されており、さらに前記上部固定枠8に対応するサイズ
を有する下部固定枠10に支持されている。また、下部固
定枠10は下金枠11にボルト12を用いて取り付けてあり、
下金枠11の幅方向両端部にはそれぞれ2個のひっかけ受
け軸14が配設してある。鉄皮2には、前記下金枠11に配
設したひっかけ受け軸14に対応する位置に軸受15が取り
付けてあり、各軸受15にはピン16を介して取り付け金具
17が回動自在に支持されている。そして取り付け金具17
の先端部に設けた爪18を下金枠11に配設したひっかけ受
け軸14に着脱するようになっている。
【0021】ここで上部固定枠8の中央部には、開口19
が設けてあり、上ノズル4の外周面と離間した状態とな
っている。また下部固定枠10および下金枠11には中央部
にほぼ同じ大きさの開口20が設けてある。上部固定枠8
および下部固定枠10は固定側の上プレート5に設けたノ
ズル孔5Aを中心としてプレート長手方向に前記の条件
により定まる面圧範囲Lに相当する長さとしてある。ま
た上プレート5のプレート長さL1 は、そのノズル孔5
Aの溶損およびプレート面荒れ長さに基づいて必要最小
限になるよう短くしてある。
【0022】次に上プレート5および下プレート6の組
み立て手順の一例について説明するが、これに限られる
ものではなく、作業性を考慮して種々の手順をとること
が可能である。上部固定枠8に固定した上プレート5を
上ノズル4の下面に接続して取り付けるが、この際に、
上部固定枠8と鉄皮2との間に、複数のコイルバネ13を
所定位置にセットする。下金枠11にボルト12を用いて取
り付けた下部固定枠10は支持ガイド9を介して下プレー
ト6を支持しているので、下プレート6と共に上プレー
ト5の下方からコイルバネ13を圧縮させながら押し当て
る。引き続き鉄皮2に取り付けた軸受15のピン16を介し
て、回動可能な取り付け金具17をその先端部に設けた爪
18をひっかけ受け軸14にひっかけることによって下金枠
11を支持させる。これによって一連の取り付け作業が終
了し、上プレート5と下プレート6との合わせ面にコイ
ルバネ13により一定の面圧力がかかる。
【0023】本発明は、前記構成により上プレート5と
下プレート6とを上プレート5のノズル孔5Aを中心と
するプレート長手方向の面圧負荷範囲Lを 1.5D(ノズ
ル孔径)≦L≦S(下プレート6のストローク)とし
て、上プレート5と下プレート6との合わせ面に面圧力
を付与してあるので、シール性が確保され、溶融金属7
の漏れが防止できる。また、上プレート5の長さL1
ノズル孔5Aの孔径溶損および面荒れに基づいて最小限
必要な長さを確保するように定めてあるので、従来と同
様に下プレート6をシール性よく摺動させることが可能
で、溶融金属の流量制御を正常に行うことができる。
【0024】さらに、下プレート6はその摺動長さ範囲
に配置された支持ガイド9により支持されているので、
片持状態になることなく安定して摺動することが可能と
なる。本発明に係る面圧負荷体を有するスライディング
ノズル装置を、上プレート全体の長さにわたり面圧を付
与した製鋼工場の取鍋に使用した場合の成績を、従来の
上下プレート全体の長さにわたり面圧を付与する場合の
条件および使用成績を比較して表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示すように、本発明によれば、従来
に比較してプレート寿命は同レベルであるにもかかわら
ず、とくに上プレートの全長L1 を大幅に短くすること
ができるので、耐火物コストの低減を達成することがで
きた。前記実施例では2層式スライディングノズル装置
について説明したが、2層式以外、たとえば3層式スラ
イディングノズル装置にも適用可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上下プレートの合わせ面に付与する面圧負荷範囲を縮小
することができるので、上プレートの長さを短くするこ
とが可能となり、耐火物コストの低減が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置を示すスライディングノズル
幅方向の縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視を示す平面図である。
【図3】本発明に係る装置の説明図である。
【図4】従来の装置を示す縦断面図である。
【図5】従来のプレート合わせ面への加圧状況を示す説
明図である。
【図6】比較例のプレート合わせ面への加圧状況を示す
説明図である。
【図7】従来のプレートの合わせ面への面圧付与装置を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 溶融金属容器 2 鉄皮 3 敷耐火物 4 上ノズル 5 上プレート 6 下プレート 7 溶融金属 8 上部固定枠 9 支持ガイド 10 下部固定枠 11 下金枠 12 ボルト 13 コイルバネ 14 ひっかけ受け軸 15 軸受 16 ピン 17 取り付け金具 18 爪 19 開口 20 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属容器の底部に装着され、固定側
    の上プレートに対して摺動側の下プレートを摺動させて
    溶融金属の流出量を制御するスライディングノズル装置
    において、上プレートおよび下プレートに設けたノズル
    孔の孔径をDとし、下プレートの摺動ストロークをSと
    し、上プレートのノズル孔を中心とするプレート長さ方
    向の面圧負荷範囲をLとしたとき、 1.5D≦L≦Sの長
    さ条件で、上プレートと下プレートとの合わせ面に上下
    から面圧力を付与する面圧負荷体を配備したことを特徴
    とする面圧負荷体を有するスライディングノズル装置。
  2. 【請求項2】 上プレートを、そのノズル孔径溶損およ
    び面荒れ長さに基づいて必要最小限まで長手方向に短く
    したことを特徴とする請求項1記載の面圧負荷体を有す
    るスライディングノズル装置。
  3. 【請求項3】 下プレートが摺動する範囲に、当該下プ
    レートをガイドする支持ガイドを備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の面圧負荷体を有するスライデ
    ィングノズル装置。
JP21619795A 1995-08-24 1995-08-24 面圧負荷体を有するスライディングノズル装置 Pending JPH0957430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5433566B2 (ja) * 2008-03-27 2014-03-05 黒崎播磨株式会社 スライディングノズル装置の制御方法及びそれに使用されるプレート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5433566B2 (ja) * 2008-03-27 2014-03-05 黒崎播磨株式会社 スライディングノズル装置の制御方法及びそれに使用されるプレート

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