JPH095706A - マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆動装置 - Google Patents

マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆動装置

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JPH095706A
JPH095706A JP7149163A JP14916395A JPH095706A JP H095706 A JPH095706 A JP H095706A JP 7149163 A JP7149163 A JP 7149163A JP 14916395 A JP14916395 A JP 14916395A JP H095706 A JPH095706 A JP H095706A
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liquid crystal
voltage
input
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Nobunari Shimada
信成 島田
Koichi Kajimoto
耕市 梶本
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 マトリクス状に配列された表示パネル1と、
この表示パネル1を駆動する信号電極駆動回路2および
走査電極駆動回路3とを備え、上記信号電極駆動回路2
に入力されるラッチパルス信号LPXと走査電極駆動回
路3に入力されるラッチパルス信号LPYとを異なる波
形の信号として取り扱う。 【効果】 従来からある一般的な駆動用ICを用いるた
め、1選択期間中に表示素子への印加電圧レベルを2回
以上変化させる装置を安価に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にマトリクス電極構
造ディスプレイの表示素子をマルチプレックス駆動方式
で駆動するマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆
動装置に関し、特に、マトリクス電極構造ディスプレイ
表示素子に対して印加する電圧レベルを1選択期間中に
2回以上変更するマトリクス電極構造ディスプレイ表示
素子駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な、マルチプレックス駆動方式に
てマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子としての液
晶表示素子を駆動する液晶表示素子駆動装置は、例えば
図7に示すように、信号電極X1 〜XM と走査電極Y1
〜YN とがマトリクス状に配列され、それぞれの信号電
極X1 〜XM と走査電極Y1 〜YN との交差部に液晶表
示素子が接続された表示パネル101、上記信号電極X
1 〜XM を駆動する信号電極駆動回路102、走査電極
1 〜YN を駆動する走査電極駆動回路103からなっ
ている。
【0003】上記信号電極駆動回路102の信号電極側
基板104上には、信号電極X1 〜XM に表示に応じた
所定の電圧を印加するための信号電極側液晶駆動IC
(Integrated Circuit)105…が設けられ、また、走
査電極駆動回路103の走査電極側基板106上には、
走査電極Y1 〜YN を線順次で所定の電圧を印加する走
査電極側液晶駆動IC107…が設けられ、これら信号
電極側液晶駆動IC105…および走査電極側液晶駆動
IC107…から出力される液晶駆動用電圧の差電圧で
ある液晶表示素子印加電圧を表示パネル101の各液晶
表示素子に印加するようになっている。
【0004】即ち、上記信号電極駆動回路102は、図
示しない制御部から入力される入力信号(LP、SCL
K、FR、Data)、論理回路用電圧(VCC、GN
D)、液晶駆動用電圧(V0、V2、V3、V5)が、
外部入力インタフェースとしての信号電極側基板104
を介して信号電極側液晶駆動IC105…に入力され、
この信号電極側液晶駆動IC105から信号電極X1
M に上記4種類の液晶駆動用電圧のうち1種類の駆動
用電圧を印加するようになっている。
【0005】また、走査電極駆動回路103は、図示し
ない制御部から入力される入力信号(FP、LP、F
R)、論理回路用電圧(VCC、GND)、液晶駆動用
電圧(V0、V1、V4、V5)が、外部入力インタフ
ェースとしての走査電極側基板106を介して走査電極
側液晶駆動IC107…に入力され、この走査電極側液
晶駆動IC107から上記4種類の液晶駆動用電圧のう
ち、走査電極Y1 〜YNの選択されている行には選択用
の2種類のうち1種類の液晶駆動用電圧を、非選択の行
には非選択用の2種類のうち1種類の液晶駆動用電圧を
選択して印加するようになっている。
【0006】上記信号電極側液晶駆動IC105は、例
えば本発明の説明図である図2に示すような機能を有し
ている。即ち、信号電極側液晶駆動IC105は、入力
されたData信号が、図8に示すようなタイミング、
即ちラッチパルス信号LPがHighレベル(以下、単
に“H”とする)からLowレベル(以下、単に“L”
とする)に変化後、シフトクロック信号SCLKに同期
して表示パネル101上の右端もしくは左端に対応する
位置に順次蓄積されていき、再びラッチパルス信号LP
が“H”から“L”に変化するとき、信号電極側液晶駆
動IC105内で蓄積されたData信号をラッチし、
このラッチした後のData信号(以下、ラッチDat
aと称する)と、信号電極駆動回路102に入力される
入力信号である交流化信号FRとの組合せによって、上
記した液晶駆動用電圧を選択的に出力するようになって
いる。
【0007】また、上記走査電極側液晶駆動IC107
は、例えば本発明の説明図である図3に示すような機能
を有している。即ち、走査電極側液晶駆動IC107
は、入力される交流化信号FRと、走査電極側液晶駆動
IC107内に設けられた図示しないシフトレジスタか
らのData信号(以下、シフトレジスタDataと称
する)との組合せによって、液晶駆動用電圧を選択的に
出力するようになっている。尚、上記シフトレジスタD
ataは、走査電極側液晶駆動IC107に入力される
選択パルス信号FPが“H”のとき、且つラッチパルス
信号LPが“H”から“L”に変化したとき、1行目の
み“H”、他の行は“L”となる一方、選択パルス信号
FPが“L”のとき、且つラッチパルス信号LPが
“H”から“L”に変化したとき、変化前に(m−1)
行目のみ“H”であれば、変化後はm行目のみ“H”、
他の行は“L”となっている。
【0008】尚、信号電極駆動回路102および走査電
極駆動回路103に入力されるラッチパルス信号LP
は、何れのラッチパルス信号LPも同一信号であり、ま
た、信号電極駆動回路102および走査電極駆動回路1
03に入力される交流化信号FRも、何れの交流化信号
FRも同一信号である。
【0009】ここで、図7に示す表示パネル101中の
1画素Xj−Yiに着目した液晶印加電圧波形と、外部
インターフェースからの入力信号との関係について、図
9に示すタイミングチャートに基づいて以下に説明す
る。尚、図中の右側の波形と左側の波形とは異なる2種
類の波形の例を示している。また、図8のタイミングチ
ャートと図9の上部側のタイミングチャートとは同一の
ものである。
【0010】図において、上側から外部インタフェース
入力信号を示し、次に外部インタフェース入力信号のラ
ッチパルス信号LPにてラッチされたラッチData、
即ちXjラインDataの波形例を示している。以下、
この波形例に従って、且つYiラインを走査電極の選択
ラインとした場合の信号電極側液晶駆動IC105およ
び走査電極側液晶駆動IC107の出力電圧の実現波形
と、その最終結果である表示パネル101上の1画素X
j−Yiへの印加電圧波形(マトリクス電極構造ディス
プレイ表示素子印加電圧波形)を示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示素子駆動装置では、図9に示すように、表
示パネル101上の1画素Xj−Yiへの印加電圧波形
を見ると、1選択期間中、1行あたりに印加できる電圧
のレベル変化は1回のみに限定されている。
【0012】ところで、1選択期間中、Data信号に
制御を依存している電圧のレベルを2回以上変化させる
ためには、図7に示す入力制御信号(Data信号等)
の他に、別の制御信号を外部から入力することによっ
て、本来ラッチパルス信号LPが“H”から“L”へと
変化したときのみ変更可能なラッチDataの内容を、
任意のタイミングで変更可能な信号電極側液晶駆動IC
を構成する必要がある。
【0013】したがって、新たな駆動ICの開発が必要
となるので、従来からの駆動ICを利用することができ
ず、また、開発のための期間が必要となるので、装置の
製造に係る費用が増大するという問題が生じる。
【0014】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、従来からの駆動ICを利用し
て、1選択期間中に電圧レベルを2回以上変化させるこ
とができるマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆
動装置を安価に提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のマトリクス電
極構造ディスプレイ表示素子駆動装置は、マトリクス状
に配列された信号電極群と走査電極群とを有するマトリ
クス電極構造ディスプレイ表示素子と、外部から入力さ
れるデータ信号と交流化信号とに応じて、外部から入力
される異なる4種類の電圧のうち1種類の電圧を選択的
に各信号電極に印加する信号電極駆動回路と、外部から
入力される交流化信号と選択信号とに応じて、外部から
入力される選択行用の2種類の電圧のうち1種類を選択
的に選択行の走査電極に印加すると共に、外部から入力
される非選択用の2種類の電圧のうち1種類を選択的に
非選択行の走査電極に印加する走査電極駆動回路とを備
え、上記マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子に、
上記信号電極および走査電極に出力される電圧の差電圧
を印加することでマトリクス電極構造ディスプレイ表示
素子を駆動するマトリクス電極構造ディスプレイ表示素
子駆動装置において、上記信号電極駆動回路と、走査電
極駆動回路とを組合せることによって、外部より入力さ
れるデータ信号に制御が依存されるマトリクス電極構造
ディスプレイ表示素子印加電圧レベルを、1選択期間中
に2回以上変化させることを特徴としている。
【0016】請求項2の表示装置の駆動装置は、請求項
1記載のマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆動
装置において、1選択期間が2分割され、上記信号電極
駆動回路および走査電極駆動回路には、1選択期間の分
割地点で反転する交流化信号が入力されると共に、上記
信号電極駆動回路には、分割された1選択期間の前半の
期間に、この1選択期間の後半の期間に入力するデータ
信号の反転信号が、また、後半の期間に、本来表示しよ
うとするデータ信号が入力されることを特徴としてい
る。
【0017】請求項3の表示装置の駆動装置は、請求項
1記載のマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆動
装置において、1選択期間が複数に分割され、上記信号
電極駆動回路および走査電極駆動回路には、1選択期間
の分割地点で反転する交流化信号が入力されると共に、
上記信号電極駆動回路には、分割された1選択期間の最
初の期間に、ハイレベルのデータ信号が、また、後半の
期間に、本来表示しようとするデータ信号が入力される
ことを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、1選択期間に、マト
リクス電極構造ディスプレイ表示素子に印加する電圧の
レベルを2回以上変化させるようになっているので、1
選択期間中にマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
への印加電圧を2回以上変化させるために、外部から別
に入力された制御信号に基づいて任意のタイミングで印
加電圧を変更可能な信号電極駆動回路を設ける必要がな
くなる。この結果、1選択期間中に、電圧レベルを2回
以上変化させることができるマトリクス電極構造ディス
プレイ表示素子駆動装置を、従来から使用されている信
号電極駆動回路をそのまま使用できるために、安価に提
供することができる。
【0019】請求項2の構成によれば、1選択期間が2
分割され、上記信号電極駆動回路および走査電極駆動回
路には、1選択期間の分割地点で反転する交流化信号が
入力されると共に、上記信号電極駆動回路には、分割さ
れた1選択期間の前半の期間に、この1選択期間の後半
の期間に入力するデータ信号の反転信号が、また、後半
の期間に、本来表示しようとするデータ信号が入力され
ることで、1選択期間中央を境に2分割し、その前半の
期間に本来後半の期間に入力するデータ信号を反転しか
つ後半の期間と反転した交流化信号に対応する電圧を出
力する波形を得ることができる。
【0020】請求項3の構成によれば、例えば1選択期
間に変化させる電圧レベルを2回とした場合、1選択期
間が2分割され、上記信号電極駆動回路および走査電極
駆動回路には、1選択期間の分割地点で反転する交流化
信号が入力されると共に、上記信号電極駆動回路には、
分割された1選択期間の最初の期間に、ハイレベルのデ
ータ信号が、また、後半の期間に、本来表示しようとす
るデータ信号が入力されることで、1選択期間中央を境
に2分割し、その前半の期間に例えばハイレベルの信号
としての“ON”信号に対応した電圧を出力する波形を
得ることができる。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図5
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例では、マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆動
装置として、マルチプレックス駆動方式にて液晶表示素
子を駆動する液晶表示素子駆動装置に関して説明する。
【0022】本実施例に係る液晶表示素子駆動装置は、
図2に示すように、信号電極X1 〜XM と走査電極Y1
〜YN とがマトリクス状に配列された表示パネル(マト
リクス電極構造ディスプレイ)1、上記信号電極X1
M を駆動する信号電極駆動回路2、走査電極Y1 〜Y
N を駆動する走査電極駆動回路3からなっている。
【0023】上記表示パネル1には、それぞれの信号電
極X1 〜XM と走査電極Y1 〜YNとの交差部に図示し
ないマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子としての
液晶表示素子のみ、もしくは、図示しないマトリクス電
極構造ディスプレイ表示素子としての液晶表示素子とM
IM(Metal Insulator Metal )素子等の2端子素子が
直列に接続されている。
【0024】また、上記信号電極駆動回路2の外部イン
ターフェースとしての信号電極側基板4上には、信号電
極X1 〜XM に、表示に応じた所定の電圧を印加するた
めの信号電極側液晶駆動IC(Integrated Circuit)5
…が設けられ、また、走査電極駆動回路3の外部インタ
ーフェースとしての走査電極側基板6上には、走査電極
1 〜YN を線順次で所定の電圧を印加する走査電極側
液晶駆動IC7…が設けられ、これら信号電極側液晶駆
動IC5…および走査電極側液晶駆動IC7…から出力
される液晶駆動用電圧の差信号である液晶表示素子印加
電圧(マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子印加電
圧)を表示パネル1の各液晶表示素子に印加するように
なっている。
【0025】また、信号電極駆動回路2には、図示しな
い制御部から入力される入力信号(LPX、SCLK、
FR、Data)、論理回路用電圧(VCC、GN
D)、液晶駆動用電圧(V0、V2、V3、V5)が、
信号電極側基板4を介して信号電極側液晶駆動IC5…
に入力され、この信号電極側液晶駆動IC5から信号電
極X1 〜XM に上記4種類の液晶駆動用電圧のうち1種
類の駆動用電圧が印加されるようになっている。
【0026】また、走査電極駆動回路3には、図示しな
い制御部から入力される入力信号(LPY、FP、F
R)、論理回路用電圧(VCC、GND)、液晶駆動用
電圧(V0、V1、V4、V5)が、走査電極側基板6
を介して走査電極側液晶駆動IC7…に入力され、この
走査電極側液晶駆動IC7から上記4種類の液晶駆動用
電圧のうち、走査電極Y1 〜YN の選択されている1行
には選択用の2種類のうち1種類の駆動用電圧が、非選
択の行には非選択用の2種類のうち1種類の電圧が選択
されて印加されるようになっている。
【0027】上記信号電極側液晶駆動IC5は、図示し
ないが、一般に、シフトレジスタ、アナログスイッチ、
D形フリップフロップ等からなるラッチ回路等により構
成されており、例えば図3に示すように、交流化信号F
Rと、信号電極側液晶駆動IC5内で入力信号であるD
ata信号がラッチパルス信号LPのタイミングでDラ
ッチされた後のデータ(ラッチData)との組合せに
より、4種類の液晶駆動ICの出力電圧を選択して出力
する機能を有している。例えば、交流化信号FRが
“L”、ラッチDataが“L”であれば、信号電極側
液晶駆動IC5の出力電圧としての液晶駆動用電圧はV
5が選択される。
【0028】また、走査電極側液晶駆動IC7は、シフ
トレジスタ、アナログスイッチ等により構成されてお
り、例えば図4に示すように、交流化信号FRと、走査
電極駆動回路3内のシフトレジスタから出力されるシフ
トレジスタDataとの組合せにより、4種類の液晶駆
動ICの出力電圧を選択して出力する機能を有してい
る。例えば、交流化信号FRが“L”、ラッチData
が“L”であれば、走査電極側液晶駆動IC7の出力電
圧としての液晶駆動用電圧はV1が選択される。
【0029】したがって、上記信号電極駆動回路2およ
び走査電極駆動回路3には、それぞれ異なる波形のラッ
チパルス信号LPXおよびラッチパルス信号LPYが入
力される。また、上記交流化信号FRは、信号電極駆動
回路2および走査電極駆動回路3に対して同一の信号で
ある。
【0030】上記の構成のような液晶表示素子駆動装置
に入力される信号の関係について図5を参照しながら以
下に説明する。尚、本実施例では、1選択期間中、1行
あたりに印加できる電圧レベルを2回変化させる場合に
ついて説明する。また、本発明では、シフトクロック信
号SCLKの動作周波数を、1選択期間中、1行あたり
に印加できる電圧レベルをn回(n≧2)変化させると
すると、従来技術で説明した場合のn倍の周波数とな
る。これは、1画面分のリフレッシュレート(フレーム
周波数)を従来技術と本発明とを同一にするためであ
る。
【0031】図5において、Dataは、表示パネル1
の液晶表示素子に書き込むべきデータ信号を表し、LP
Xは、信号電極駆動回路2での選択期間を作成するラッ
チパルス信号、LPYは、走査電極駆動回路3での選択
期間を作成するラッチパルス信号を表している。上記の
ラッチパルス信号LPXとラッチパルス信号LPYは、
それぞれ異なる波形となっている。
【0032】また、SCLKは、信号電極X1 〜XM
対応するように上記Dataを順次シフトさせるための
シフトクロック信号を表しており、1選択期間中にDa
taの1行分のデータを2分割して、信号電極駆動回路
2に出力させる信号波形になっている。
【0033】したがって、上記シフトクロック信号SC
LKのタイミングによって、外部インターフェースとし
ての信号電極側基板4(図2)からi行目の1番目に書
き込むべきData(i行目)を信号電極側液晶駆動
IC5(図2)に送り込み転送後、信号電極側液晶駆動
IC5のラッチパルス信号LPX、走査電極側液晶駆動
IC7のラッチパルス信号LPYを“H”から“L”へ
変化させる。
【0034】ここで、信号電極側液晶駆動IC5は、ラ
ッチパルス信号LPXによりDataのi行目を内部
でラッチ回路であるD形フリップフロップによってDラ
ッチし、図3に示すように、ラッチ後のData(ラッ
チData)と、交流化信号FRとの組合せによって、
液晶駆動電圧を1行の半分の数の信号電極X1 〜X1/ M
に印加する。
【0035】また、走査電極側液晶駆動IC7は、ラッ
チパルス信号LPYにより次の行(i行目)を選択し、
図4に示すように、選択パルス信号FPに同期してシフ
トレジスタから出力されるシフトレジスタDataと、
交流化信号FRとの組合せによって、液晶駆動電圧(i
行目のみ選択レベル、それ以外は非選択レベルとなる駆
動電圧)を走査電極Y1 〜YN に印加する。
【0036】次に、シフトクロック信号SCLKのタイ
ミングによって、外部インターフェースとしての信号電
極側基板4からi行目の2番目に書き込むべきData
(i行目)を信号電極側液晶駆動IC5(図2)に送
り込み転送後、信号電極側液晶駆動IC5のラッチパル
ス信号LPXのみを“H”から“L”へ変化させる。
【0037】ここで、信号電極側液晶駆動IC5は、ラ
ッチパルス信号LPXによりDataのi行目を内部
でDラッチし、図3に示すように、ラッチDataと、
後述する交流化信号FRとの組合せによって、液晶駆動
電圧を1行の残りの信号電極X1/M+1 〜XM に印加す
る。
【0038】このとき、走査電極側液晶駆動IC7は、
i行目を選択レベルとする状態のままとなっている。
【0039】よって、データ信号のi行目を1回選択し
ている期間に、信号電極X1 〜XMを前半のi行目と
後半のi行目とに分割して印加されるようになってい
るので、行の前半と後半とで異なる出力電圧レベルを得
ることができる。したがって、1選択期間中、1行当た
り、液晶表示素子に印加できる電圧レベルを2回変化さ
せることができる。
【0040】ここで、図2に示す表示パネル1中の1画
素Xj−Yiに着目した液晶印加電圧波形と、外部イン
ターフェースからの入力信号との関係について、図1に
示すタイミングチャートに基づいて以下に説明する。
尚、図中の右側の波形と左側の波形とは異なる2種類の
波形の例を示している。
【0041】図1に示す上部側のLPY、LPX、およ
び外部入力Dataは、図5に示すLPY、LPX、お
よびDataと同じとする。外部入力Dataは、各行
のデータ内容を示しており、各行のデータ内容は1選択
期間中に2分割され、前半の期間に対応するデータ信号
は、論理上元の信号内容を反転した信号を示し、「in
v」を付記し、後半の期間に対応する信号は元の信号を
示している。
【0042】図1において、FRは、1選択期間の分割
地点で反転する交流化信号を表しており、ラッチDat
aは、信号電極Xjにおいて、ラッチパルス信号LPX
によってラッチされた後の外部入力Dataの信号波形
を表している。また、ラッチDataの下方には、信号
電極側駆動IC5の出力電圧に対応する上記ラッチDa
taの内容を表している。
【0043】また、VXjは、信号電極X1 〜XM に印加
される信号波形(信号電極側印加電圧)であり、4つの
電圧V0・V2・V3・V5で表される。VYiは、走査
電極Y1 〜YN に印加される信号波形(走査電極側印加
電圧)であり、4つの電圧V0・V1・V4・V5で表
される。VXjYiは、1画素Xj−Yiの両端に印加され
る上記信号電極側印加電圧と走査電極側印加電圧との差
の信号波形(マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
印加電圧波形)であり、6つの電圧Vop・(1-2/a)*Vop
・1/a*Vop・ -1/a*Vop・ -(1-2/a)*Vop・ -Vopで表
される。尚、aは定数を示す。
【0044】上記の電圧V0〜V5は、上記したように
液晶の駆動に必要な6レベルの電圧であり、電圧±Vop
は、選択レベルにおいて液晶表示素子をONさせるため
の液晶駆動電圧である。また、電圧±(1-2/a)*Vopは、
選択レベルにおいて液晶表示素子をOFFさせるための
液晶駆動電圧である。さらに、電圧±1/a*Vopは、非選
択レベルの液晶駆動電圧である。上記の電圧±Vop及び
定数aの値は、液晶表示素子の特性、容量比等の表示パ
ネル1との条件や、フレーム周波数、デューティ比等の
駆動条件によって若干異なる。
【0045】ここで、上記電圧V0〜V5について、さ
らに詳細に述べる。電圧V0は、上記Vop(V)と等し
く、信号電極側液晶駆動IC5において、ラッチDat
aが“H”レベル、交流化信号FRが“L”レベルのと
き各信号電極X1 〜XM に印加するために選択する電圧
を示し、また、走査電極側液晶駆動IC7において、シ
フトレジスタDataが選択を示す“H”レベル、交流
化信号FRが“H”レベルのとき各走査電極に印加する
ために選択する電圧を示している。
【0046】電圧V1は、(1-1/a)*Vop(V)と等し
く、走査電極側液晶駆動IC7において、シフトレジス
タDataが非選択を示す“L”レベル、交流化信号F
Rが“L”レベルのとき各走査電極に印加するために選
択する電圧を示している。
【0047】電圧V2は、(1-2/a)*Vop(V)と等し
く、信号電極側液晶駆動IC5において、ラッチDat
aが“L”レベル、交流化信号FRが“L”レベルのと
き各信号電極に印加するために選択する電圧を示してい
る。
【0048】電圧V3 は、2/a*Vop(V)と等しく、信
号電極側液晶駆動IC5において、ラッチDataが
“L”レベル、交流化信号FRが“H”レベルのとき各
信号電極に印加するために選択する電圧を示している。
【0049】電圧V4は、1/a*Vop(V)と等しく、走
査電極側液晶駆動IC7において、シフトレジスタDa
taが非選択を示す“L”レベル、交流化信号FRが
“H”レベルのとき各走査電極に印加するために選択す
る電圧を示している。
【0050】電圧V5は、0(V)であり、信号電極側
液晶駆動IC5において、ラッチDataが“H”レベ
ル、交流化信号FRが“H”レベルのとき各信号電極に
印加するために選択する電圧を示し、また、走査電極側
液晶駆動IC7において、シフトレジスタDataが選
択を示す“H”レベル、交流化信号FRが“L”レベル
のとき各走査電極に印加するために選択する電圧を示し
ている。
【0051】したがって、上記VXjは、信号電極側液晶
駆動IC5内で、交流化信号FRとラッチDataとの
組合せによって決定される。例えば、i行目の選択期間
の前半の「inv」i行目のラッチDataは“H”レ
ベル、交流化信号FRも“H”レベルとなっており、図
3に示すように、液晶駆動電圧はV5に決定される。ま
た、i行目の選択期間の後半のi行目のラッチData
は“L”レベル、交流化信号FRも“L”レベルとなっ
ており、図3に示すように、液晶駆動電圧はV2に決定
される。
【0052】また、上記VYiは、走査電極側液晶駆動I
C7内で、交流化信号FRとシフトレジスタDataと
の組合せによって決定される。例えば、i行目の選択期
間の前半の「inv」i行目の交流化信号FRも“H”
レベル、シフトレジスタDataは“H”レベルとなっ
ており、図4に示すように、液晶駆動電圧はV0に決定
される。また、i行目の選択期間の後半の交流化信号F
Rは“L”レベル、シフトレジスタDataは“H”レ
ベルとなっており、図4に示すように、液晶駆動電圧は
V5に決定される。
【0053】尚、上記交流化信号FRは、同じ行に入力
されるときに1画面毎に反転させる必要がある。
【0054】以上のことから、上記VXjYiは、信号電極
駆動回路2と、走査電極駆動回路3とから出力される信
号の差によって決定される。即ち、表示パネル1の1画
素Xj −Yi への印加電圧(VXjYi)は、VYi−VXj
求められる。これにより、i行目の選択期間の前半の印
加電圧は、V0−V5=Vop−0=Vopとなり、i行目
の選択期間の後半の印加電圧は、V5−V2=0−(1-2
/a)*Vop=−(1-2/a)*Vopとなり、図1に示すように、
1選択期間の1行あたり2回電圧レベルが変更される。
【0055】したがって、上記の構成では、1選択期間
が2分割され、上記信号電極駆動回路2および走査電極
駆動回路3には、1選択期間の分割地点で反転する交流
化信号FRが入力されると共に、上記信号電極駆動回路
2には、分割された1選択期間の前半の期間に、この1
選択期間の後半の期間に入力するデータ信号の反転信号
が、また、後半の期間に、本来表示しようとするデータ
信号が入力されるようになっている。
【0056】これによって、1選択期間中央を境に2分
割し、その前半の期間に本来後半の期間に入力するデー
タ信号の反転信号を入力することで、1選択期間中の前
半の期間のデータ信号と交流化信号FRとに対応する電
圧波形、および後半の期間のデータ信号と交流化信号F
Rの反転信号とに対応する電圧波形の2種類の電圧波形
を得ることができる。よって、1選択期間中において液
晶表示素子に印加する電圧レベルを2回変化させること
ができる。
【0057】このため、1選択期間中に液晶表示素子へ
の印加電圧レベルを2回変化させるために、外部から別
に入力された制御信号に基づいて任意のタイミングで印
加電圧を変更可能な信号電極駆動回路を新たに設ける必
要はなく、従来から使用されている信号電極駆動回路を
そのまま使用することができ、装置の簡素化および低価
格化を図ることができる。
【0058】尚、本実施例では、1選択期間中、1行あ
たりに印加できる電圧レベルを2回変化させる場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、3回
以上変化させても本実施例と同様の構成にて実施可能で
ある。
【0059】また、本実施例では、マトリクス電極構造
ディスプレイ表示素子としてマトリクス電極構造の液晶
表示素子の駆動装置について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、マトリクス電極構造であれば、どの
ような方式のディスプレイに対しても適用することがで
きる。
【0060】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説
明の便宜上、上記実施例1と同一の信号については、同
一記号を付記し、その説明は省略する。
【0061】本実施例に係る液晶表示素子駆動装置につ
いて、図6を参照しながら以下に説明する。尚、図6に
示す上部側のLPY、LPX、および外部入力Data
は、図5に示すLPY、LPX、およびDataと同じ
とする。外部入力Dataは、各行のデータ内容を示し
ており、各行のデータ内容は1選択期間中に2分割さ
れ、前半の期間に対応するデータ信号は、“ON”期間
としてのハイレベルの信号を示して「High」を付記
し、後半の期間に対応する信号は本来入力する信号を示
している。
【0062】図6において、FRは、1選択期間の分割
地点で反転する交流化信号を表しており、ラッチDat
aは、信号電極Xjにおいて、ラッチパルス信号LPX
によってラッチされた後の外部入力Dataの信号波形
を表している。
【0063】上記VXjは、信号電極側液晶駆動IC5内
で、交流化信号FRとラッチDataとの組合せによっ
て決定されるものである。例えば、i行目の選択期間の
前半の「High」i行目のラッチDataは“H”レ
ベル、交流化信号FRも“H”レベルとなっており、図
3に示すように、液晶駆動電圧はV5に決定される。ま
た、i行目の選択期間の後半のi行目のラッチData
は“L”レベル、交流化信号FRも“L”レベルとなっ
ており、図3に示すように、液晶駆動電圧はV2に決定
される。
【0064】また、上記VYiは、走査電極側液晶駆動I
C7内で、交流化信号FRとシフトレジスタDataと
の組合せによって決定されるものである。例えば、i行
目の選択期間の前半の「High」i行目の交流化信号
FRも“H”レベル、シフトレジスタDataは“H”
レベルとなっており、図4に示すように、液晶駆動電圧
はV0に決定される。また、i行目の選択期間の後半の
交流化信号FRは“L”レベル、シフトレジスタDat
aは“H”レベルとなっており、図4に示すように、液
晶駆動電圧はV5に決定される。
【0065】尚、上記交流化信号FRは、同じ行に入力
されるときに1画面毎に反転させる必要がある。
【0066】以上のことから、上記VXiYjは、信号電極
駆動回路2と、走査電極駆動回路3とから出力される信
号の差によって決定される。即ち、表示パネル1の1画
素Xj −Yi への印加電圧は、VYi−VXjで求められ
る。これにより、i行目の選択期間の前半の印加電圧
は、V0−V5=Vop−0=Vopとなり、i行目の選択
期間の後半の印加電圧は、V5−V2=0−(1-2/a)*V
op=−(1-2/a)*Vopとなり、図6に示すように、1選択
期間の1行あたり2回電圧レベルが変更される。
【0067】したがって、上記の構成によれば、1選択
期間が2分割され、上記信号電極駆動回路2および走査
電極駆動回路3には、1選択期間の分割地点で反転する
交流化信号FRが入力されると共に、上記信号電極駆動
回路2には、分割された1選択期間の前半の期間に、ハ
イレベルのデータ信号が、また、後半の期間に、本来表
示しようとするデータ信号が入力されるようになってい
る。
【0068】これによって、1選択期間に変化させる電
圧レベルを2回とすれば、交流化信号FRを1選択期間
のデータ信号が分割されるタイミングで反転させると共
に、分割した1選択期間の前半の期間にハイレベルのデ
ータ信号を後半の期間に本来表示しようとするデータ信
号を、上記信号電極駆動回路2に入力することで、1選
択期間中央を境に2分割し、その前半の期間に例えばハ
イレベルの信号としての“ON”信号に対応した電圧を
出力する波形を得ることができる。
【0069】このため、1選択期間中に液晶表示素子へ
の印加電圧を2回変動させるために、外部から別に入力
された制御信号に基づいて任意のタイミングで印加電圧
を変更可能な信号電極駆動回路を新たに設ける必要がな
くなるので、従来から使用されている信号電極駆動回路
をそのまま使用することができ、装置の簡素化および低
価格化を図ることができる。
【0070】以上のように、上記実施例2では、説明の
便宜上、各液晶駆動ICの出力電圧レベルを、V0>V
1>V2>V3>V4>V5としているが、これに限定
するものではなく、V0、V1、V2、V3、V4、V
5の各電圧レベルを外部で変動させる場合にも適用でき
る。
【0071】尚、上記実施例2では、1選択期間中に液
晶表示素子に印加する電圧レベルを2回変化させる例を
説明したが、これに限定されるものではなく、上記印加
電圧レベルを3回以上変化させる場合にも適用すること
ができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明のマトリクス電極構造デ
ィスプレイ表示素子駆動装置は、以上のように、マトリ
クス状に配列された信号電極群と走査電極群とを有する
マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子と、外部から
入力されるデータ信号と交流化信号とに応じて、外部か
ら入力される異なる4種類の電圧のうち1種類の電圧を
選択的に各信号電極に印加する信号電極駆動回路と、外
部から入力される交流化信号と選択信号とに応じて、外
部から入力される選択行用の2種類の電圧のうち1種類
を選択的に選択行の走査電極に印加すると共に、外部か
ら入力される非選択用の2種類の電圧のうち1種類を選
択的に非選択行の走査電極に印加する走査電極駆動回路
とを備え、上記マトリクス電極構造ディスプレイ表示素
子に、上記信号電極および走査電極に出力される電圧の
差電圧であるマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
印加電圧を印加することでマトリクス電極構造ディスプ
レイ表示素子を駆動するマトリクス電極構造ディスプレ
イ表示素子駆動装置において、上記信号電極駆動回路
と、走査電極駆動回路とを組合せることによって、外部
より入力されるデータ信号に制御が依存されるマトリク
ス電極構造ディスプレイ表示素子印加電圧レベルを、1
選択期間中に2回以上変化させる構成である。
【0073】これにより、従来から使用されている信号
電極駆動回路をそのまま使用しながら1選択期間中に表
示素子への印加電圧を2回以上変化させることができ、
装置の簡素化および低価格化を図ることができるという
効果がある。
【0074】請求項2の発明のマトリクス電極構造ディ
スプレイ表示素子駆動装置は、以上のように、1選択期
間が2分割され、上記信号電極駆動回路および走査電極
駆動回路には、1選択期間の分割地点で反転する交流化
信号が入力されると共に、上記信号電極駆動回路には、
分割された1選択期間の前半の期間に、この1選択期間
の後半の期間に入力するデータ信号の反転信号が、ま
た、後半の期間に、本来表示しようとするデータ信号が
入力される構成である。
【0075】これにより、1選択期間中央を境に2分割
し、その前半の期間に本来後半の期間に入力するデータ
信号の反転信号を入力することで、1選択期間中の前半
の期間のデータ信号と交流化信号とに対応する電圧波
形、および後半の期間のデータ信号と交流化信号の反転
信号とに対応する電圧波形の2種類の電圧波形を得るこ
とができるという効果がある。
【0076】請求項3の発明のマトリクス電極構造ディ
スプレイ表示素子駆動装置は、以上のように、1選択期
間が複数に分割され、上記信号電極駆動回路および走査
電極駆動回路には、1選択期間の分割地点で反転する交
流化信号が入力されると共に、上記信号電極駆動回路に
は、分割された1選択期間の最初の期間に、ハイレベル
のデータ信号が、また、後半の期間に、本来表示しよう
とするデータ信号が入力される構成である。
【0077】これにより、例えば1選択期間に変化させ
る電圧レベルを2回とすれば、1選択期間中央を境に2
分割し、その前半の期間に例えばハイレベルの信号とし
ての“ON”信号に対応した電圧を出力する波形を得る
ことで、1選択期間中の前半の期間のデータ信号と交流
化信号とに対応する電圧波形、および後半の期間のデー
タ信号と交流化信号の反転信号とに対応する電圧波形の
2種類の電圧波形を得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示素子駆動装置
における駆動タイミングチャートである。
【図2】上記液晶表示素子駆動装置の概略構成図であ
る。
【図3】図2に示す液晶表示素子駆動装置に備えられた
信号電極側液晶駆動ICの機能を示す説明図である。
【図4】図2に示す液晶表示素子駆動装置に備えられた
走査電極側液晶駆動ICの機能を示す説明図である。
【図5】図2に示す液晶表示素子駆動装置に入力される
制御信号のタイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施例に係る液晶表示素子駆動装
置における駆動タイミングチャートである。
【図7】従来の液晶表示素子駆動装置の概略構成図であ
る。
【図8】図7に示す液晶表示素子駆動装置に入力される
制御信号のタイミングチャートである。
【図9】図7に示す液晶表示素子駆動装置における駆動
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 表示パネル(マトリクス電極構造ディス
プレイ) 2 信号電極駆動回路 3 走査電極駆動回路 X1 〜XM 信号電極 Y1 〜YN 走査電極 V0〜V5 液晶駆動用電圧 VXj 信号電極側印加電圧 VYi 走査電極側印加電圧 VXjYi 液晶表示素子印加電圧(マトリクス電極
構造ディスプレイ表示素子印加電圧)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配列された信号電極群と走
    査電極群とを有するマトリクス電極構造ディスプレイ表
    示素子を駆動するものであって、 外部から入力されるデータ信号と交流化信号とに応じ
    て、外部から入力される異なる4種類の電圧のうち1種
    類の電圧を選択的に各信号電極に印加する信号電極駆動
    回路と、 外部から入力される交流化信号と選択信号とに応じて、
    外部から入力される選択行用の2種類の電圧のうち1種
    類を選択的に選択行の走査電極に印加すると共に、外部
    から入力される非選択用の2種類の電圧のうち1種類を
    選択的に非選択行の走査電極に印加する走査電極駆動回
    路とを備え、 上記マトリクス電極構造ディスプレイ表示素子に、上記
    信号電極および走査電極に出力される電圧の差電圧を印
    加することでマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
    を駆動するマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子駆
    動装置において、 上記信号電極駆動回路と、走査電極駆動回路とを組合せ
    ることによって、外部より入力されるデータ信号に制御
    が依存されるマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
    印加電圧レベルを、1選択期間中に2回以上変化させる
    ことを特徴とする表示装置の駆動装置。
  2. 【請求項2】上記1選択期間が2分割され、上記信号電
    極駆動回路および走査電極駆動回路には、1選択期間の
    分割地点で反転する交流化信号が入力されると共に、上
    記信号電極駆動回路には、分割された1選択期間の前半
    の期間に、この1選択期間の後半の期間に入力するデー
    タ信号の反転信号が、また、後半の期間に、本来表示し
    ようとするデータ信号が入力されることを特徴とする請
    求項1記載のマトリクス電極構造ディスプレイ表示素子
    駆動装置。
  3. 【請求項3】上記1選択期間が複数に分割され、上記信
    号電極駆動回路および走査電極駆動回路には、1選択期
    間の分割地点で反転する交流化信号が入力されると共
    に、上記信号電極駆動回路には、分割された1選択期間
    の最初の期間に、ハイレベルのデータ信号が、また、後
    半の期間に、本来表示しようとするデータ信号が入力さ
    れることを特徴とする請求項1記載のマトリクス電極構
    造ディスプレイ表示素子駆動装置。
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