JPH0956596A - 飲料用液体供給装置 - Google Patents

飲料用液体供給装置

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Publication number
JPH0956596A
JPH0956596A JP7222313A JP22231395A JPH0956596A JP H0956596 A JPH0956596 A JP H0956596A JP 7222313 A JP7222313 A JP 7222313A JP 22231395 A JP22231395 A JP 22231395A JP H0956596 A JPH0956596 A JP H0956596A
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JP
Japan
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temperature
tank
beverage liquid
temperature sensor
beverage
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Pending
Application number
JP7222313A
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English (en)
Inventor
Yukimasa Takeda
幸正 竹田
Koji Tsuchikawa
浩司 土川
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料用液体供給装置において、冷水装置30
が装備されていないとき、又は同装置30が作動してい
ないとき、利用者が冷水が供給されるものと勘違いする
ことがないようにするとともに、同装置に関係した無駄
な動作を停止させる。 【解決手段】 冷水装置30の第2タンク31内に設け
られて同タンク31内の水温を検出する温度センサ36
から水温を表す検出が電気制御装置80に入力されない
とき、電気制御装置80はパネル70の表示部における
冷水に関係するランプを消灯させる。また、パネル70
の冷水茶スイッチ又は冷水用スイッチが操作されても、
モータ43,47及びバルブ63,64が動作されない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温及び低温の飲
料用液体をそれぞれタンク内に蓄えることを可能として
おき、同蓄えられている飲料用液体を選択的に飲料とし
て注出する飲料用液体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、高温の飲料用液
体を蓄えた第1タンク、同飲料用液体を加熱する加熱手
段、及び同飲料用液体の温度を検出する第1温度センサ
をハウジング内に常時収容するとともに、低温の飲料用
液体を蓄えた第2タンク、同飲料用液体を冷却する冷却
手段、及び同飲料用液体の温度を検出する第2温度セン
サをハウジング内に選択的に収容可能としてなり、両飲
料用液体の注出を指示するための操作スイッチ、及び両
飲料用液体の温度に関係した各状態をそれぞれ表示する
ための表示器をハウジングの外表面に設けるとともに、
両飲料用液体を選択的に導出して飲料として外部に供給
するためのバルブ手段、及び操作スイッチの操作に応答
してバルブ手段を動作させていずれかの飲料用液体を導
出し、かつ第1温度センサによる検出温度に応じて加熱
手段を制御して第1タンク内の飲料用液体の温度を所定
の高い温度に保つとともに、第2温度センサによる検出
温度に応じて冷却手段を制御して第2タンク内の飲料用
液体の温度を所定の低い温度に保ち、また両温度センサ
からの検出信号に基づいて表示器を制御して両飲料用液
体の温度に関係した各状態をそれぞれ表示させる電気制
御装置とをハウジング内に収容させてなる。
【0003】そして、両タンク、両温度センサ、加熱手
段及び冷却手段がハウジング内に収容され、かつ所定の
高温及び低温に保たれた各飲料用液体が各タンクにそれ
ぞれ蓄えられている場合には、操作スイッチの選択的な
操作に応答して電気制御装置がバルブ手段を選択的に動
作させ、いずれかの飲料用液体を選択的に飲料として外
部に導出するようにしている。また、第2タンク、冷却
手段及び第2温度センサがハウジング内に収容されてい
ない場合、又はこれらがハウジング内に収容されている
にもかかわらず冬場などのために第2タンクに低温の飲
料用液体が蓄えられてない場合には、高温の飲料用液体
用の操作スイッチの操作のみに応じて電気制御装置はバ
ルブ手段を選択的に動作させて、高温の飲料用液体を飲
料として外部に導出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、第2タンク、冷却手段及び第2温度セン
サがハウジング内に収容されていない場合、又はこれら
がハウジング内に収容されているにもかかわらず冬場な
どのために冷却手段及び第2温度センサと電気制御装置
との接続が絶たれて第2タンクに低温の飲料用液体が蓄
えられてない場合にも、表示器は電気制御装置による制
御の基に高温及び低温の両飲料用液体の温度に関係した
各状態をそれぞれ表示していたので、低温の飲料用液体
を飲むことを希望している者は低温の飲料用液体も供給
されるものと勘違いして、低温の飲料用液体のための操
作スイッチを操作してしまって同液体の供給を待つこと
があった。また、前記のような場合にも、低温の飲料用
液体用の操作スイッチが操作されると、電気制御装置は
バルブ手段を動作させるようになっており、バルブ手段
は無駄に動作して、異音が発生したり、バルブ手段の耐
久性が悪化するという問題があった。
【0005】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、第2タンク、冷却手段及び第2
温度センサがハウジング内に収容されていない場合、又
はこれらがハウジング内に収容されているにもかかわら
ず冬場などのために第2タンクに低温の飲料用液体が蓄
えられてない場合にて、低温の飲料用液体が供給される
ものと勘違いして低温の飲料用液体のためのの操作スイ
ッチが操作されないようにし、また同操作スイッチが誤
って操作されてもバルブ手段が動作しないようにした飲
料用液体供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】上記目
的を達成するために、本発明の第1の構成上の特徴は、
上記従来と同様な飲料用液体供給装置の電気制御装置内
に、第2タンク内の飲料用液体の温度を検出するための
第2温度センサから温度を表す検出信号が電気制御装置
に入力されていないことを判定する判定手段と、判定手
段により第2温度センサから温度を表す検出信号が電気
制御装置に入力されていないことが判定されたとき表示
器における第2タンク内の飲料用液体の温度に関係した
各状態の表示を禁止する表示禁止手段とを設けたことに
ある。
【0007】これにより、第2タンク、冷却手段及び第
2温度センサがハウジング内に収容されていない場合、
又はこれらがハウジング内に収容されているにもかかわ
らず冬場などのために冷却手段及び第2温度センサと電
気制御装置との接続が絶たれて第2タンクに低温の飲料
用液体が蓄えられてない場合には、表示禁止手段によっ
て表示器における低温の飲料用液体の温度に関係した各
状態の表示が禁止されるので、低温の飲料用液体を飲む
ことを希望している者が低温の飲料用液体も供給される
ものと勘違いしたり、同勘違いに基づいて低温の飲料用
液体用のための操作スイッチを誤って操作することがな
くなる。
【0008】また、本発明の第2の構成上の特徴は、前
記の第1の構成上の特徴に加えて、前記判定手段により
第2温度センサから温度を表す検出信号が電気制御装置
に入力されていないことが判定されたときバルブ手段に
よる第2タンク内の飲料用液体の導出動作を禁止する導
出禁止手段とを設けたことにある。
【0009】これにより、前記第1の構成上の特徴によ
る効果に加えて、たとえ低温の飲料用液体用の操作スイ
ッチが誤って操作されても、バルブ手段は動作しないの
で、無駄に異音が発生したり、無駄な動作のためにバル
ブ手段の耐久性が悪化することがなくなる。
【0010】さらに、本発明の第3の構成上の特徴は、
上記従来と同様な飲料用液体供給装置の電気制御装置内
に、第2タンク内の飲料用液体の温度を検出するための
第2温度センサから温度を表す検出信号が電気制御装置
に入力されていないことを判定する判定手段と、判定手
段により第2温度センサから温度を表す検出信号が電気
制御装置に入力されていないことが判定されたときバル
ブ手段による第2タンク内の飲料用液体の導出動作を禁
止する導出禁止手段を設けたことにある。
【0011】これにより、第2タンク、冷却手段及び第
1温度センサがハウジング内に収容されていない場合、
又はこれらがハウジング内に収容されているにもかかわ
らず冬場などのために冷却手段及び第2温度センサと電
気制御装置との接続が絶たれて第2タンクに低温の飲料
用液体が蓄えられてない場合には、たとえ低温の飲料用
液体用の操作スイッチが誤って操作されても、バルブ手
段は動作しないので、無駄に異音が発生したり、無駄な
動作のためにバルブ手段の耐久性が悪化することがなく
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る飲料用
液体供給装置としての給茶器の概略側面図である。
【0013】給茶器は、ほぼ直方体状をなすハウジング
10を有する。同ハウジング10の前面には後方に窪ん
だ飲料受け部11が設けられ、同飲料受け部11にはカ
ップなどが載置される受台11aが前方に突出して設け
られるとともに、同受台11aの上方位置にて飲料用液
体が注出される注出口11bが設けられている。
【0014】ハウジング10内には、その上方位置にて
熱湯を蓄える熱湯装置20が常時収容されているととも
に、その下方位置にて冷水を蓄える冷水装置30が選択
的に収容されるようになっている。また、ハウジング1
0内の上方位置には、熱湯装置20から供給された熱湯
若しくは冷水装置30から供給された冷水、又は同熱湯
若しくは冷水により生成した熱湯茶若しくは冷水茶を選
択的に注出する飲料用液体注出装置40と、熱湯装置2
0からの熱湯及び冷水装置30からの冷水を選択的に飲
料用液体注出装置に出力するバルブ装置60とが常時収
容されている。
【0015】熱湯装置20は、図2に示すように、第1
タンク21を備えている。第1タンク21には図示しな
い外部給水源(例えば、水道)から給水管22を介して
水が圧送されるようになっている。同給水管22には給
水バルブ23が介装されている。第1タンク21は断熱
材で構成されるとともに内部にヒータ24を備えてお
り、これによって同タンク21内には所定の高温度に保
たれた熱湯が常に蓄えられるようになっている。
【0016】第1タンク21には第1温度センサ25及
び第1水位センサ26が設けられている。第1温度セン
サ25はサーミスタで構成され、第1タンク21内の熱
湯の温度を検出して同検出温度を表す電圧信号を出力す
る。この場合、サーミスタの出力電圧は図3に示すよう
に、温度が高くなるにしたがって低くなる。第1水位セ
ンサ26は第1タンク21内に収容されたフロート26
aと、同フロート26aに連動して図4に示すように動
作するヒステリシス特性を有する上限及び下限スイッチ
26b,26c(図6参照)とからなる。上限スイッチ
26bは第1タンク21内の水位が上限値以上になると
オンし、同水位が上限値より若干小さな値になるとオフ
する。下限スイッチ26cは第1タンク21内の水位が
下限値以下になるとオフし、同水位が下限値より若干大
きな値になるとオンする。また、第1タンク21の側面
底部には供給管27aの一端が接続されており、同管2
7a及び同管27aから分岐した供給管27bを介して
第1タンク21内に蓄えられている熱湯を飲料用液体注
出装置40に供給できるようになっている。
【0017】冷水装置30は第2タンク31を備えてい
る。同第2タンク31には図示しない外部給水源(例え
ば、水道)から給水管32a、コネクタ33a及び給水
管32bを介して水が圧送されるようになっている。コ
ネクタ33aは、接続状態にて両給水管32a,32b
を連通させ、切断状態にて両給水管32a,32bを切
り離すとともに給水管32aの端部を閉止する。給水管
32bには給水バルブ34が介装されている。第2タン
ク31は断熱材で構成されるとともにコンプレッサ35
a、凝縮器35b、キャピラリ35c及び蒸発器35d
からなる冷却回路35を付属させており、これによって
同タンク31内には所定の低温度に保たれた冷水が常に
蓄えられるようになっている。
【0018】第2タンク31には第2温度センサ36及
び第2水位センサ37が設けられている。第2温度セン
サ36は前記第1温度センサ25と同様のサーミスタで
構成され、第2タンク31内の冷水の温度を検出して同
検出温度を表す電圧信号を出力する。第2水位センサ3
7は上記第1水位センサ26と同様に構成したフロート
37a、上限スイッチ37b及び下限スイッチ37c
(図6参照)からなる。また、第2タンク31の底面に
は電動ポンプ38を介装した供給管39aの一端が接続
されており、同供給管39a、コネクタ33b、供給管
39b、コネクタ33b、供給管39cを介して第2タ
ンク31内に蓄えられている冷水が循環する。これによ
り、同冷水は供給管38bから分岐した供給管39d,
39eを介して飲料用液体注出装置40に供給できるよ
うになっている。コネクタ33bは、接続状態にて供給
管39a,39b及び供給管39b,39cをそれぞれ
連通させ、切断状態にて同供給管39a,39b及び供
給管39b,39cをそれぞれ切り離す。
【0019】飲料用液体注出装置40は、その上方位置
にて水溶性の粉末茶を収容する容器41を備え、同容器
41の下端部には前方に向けて円筒状の供給管42が一
体的に形成されている。同供給管42内にはモータ43
により回転駆動されるオーガ44が組み込まれており、
同オーガ44の回転により粉末茶が供給管42を介して
前方に押し出される。供給管42の前方先端部にはシュ
ータ45の上端部が接続されており、同シュータ45の
下端部はミキシングケース46に連通している。
【0020】ミキシングケース46の背面には供給管2
7aの他端が接続されて、第1タンク21内の熱湯が供
給されるようになっている。また、供給管27aには一
端にて供給管39bから分岐した39dの他端が接続さ
れており、これにより第2タンク31内の冷水も同様に
ミキシングケース46内に供給されるようになってい
る。ミキシングケース46の内部にはモータ47により
回転駆動されるインペラ48が設けられており、同イン
ペラ48の回転によりミキシングケース46内にてシュ
ータ45を介し供給された粉末茶が前記熱湯又は冷水に
より溶かされるようになっている。ミキシングケース4
6の下端部には第1流出口49が設けられており、前記
熱湯又は冷水により溶かされた茶がミキシングケース4
6の内底面に設けたフィルタ51を介して同流出口49
から流出されるようになっている。
【0021】第1流出口49に隣接した位置には供給管
27bに連通した第2流出口52が設けられており、第
1タンク21内の熱湯が直接流出されるようになってい
る。また、供給管27bには一端にて供給管39bから
分岐した供給管39eの他端が接続されており、これに
より第2タンク31内の冷水も第2流出口52より直接
流出されるようになっている。第1流出口49及び第2
流出口52は注出口11bに接続されている。したがっ
て、同注出口11bからは、熱湯装置20から供給され
た熱湯若しくは冷水装置30から供給された冷水、又は
同熱湯若しくは冷水により生成した熱湯茶若しくは冷水
茶を選択的に注出できるようになっている。
【0022】バルブ装置60は、供給管27a,27
b,39d,39eにそれぞれ介装された熱湯茶用バル
ブ61、熱湯用バルブ62、冷水茶用バルブ63及び冷
水用バルブ64からなる。
【0023】次に、ハウジング10の前面に操作及び表
示のために設けられたパネル70と、熱湯装置20、冷
水装置30、飲料注出装置40及びバルブ装置60など
の作動を制御するための電気制御装置80とについて説
明する。
【0024】パネル70は図5に示すように、操作スイ
ッチ部71と表示部72とに分けられている。操作スイ
ッチ部71は、各種スイッチ71a〜71dを備えてい
る。熱湯茶スイッチ71aは熱湯茶の注出を指定するた
めのスイッチである。熱湯スイッチ71bは熱湯の注出
を指定するためのスイッチである。冷茶スイッチ71c
は冷水茶の注出を指定するためのスイッチである。冷水
スイッチ71dは冷水の注出を指定するためのスイッチ
である。
【0025】表示部72は、各種ランプ72a〜72k
を備えている。熱湯適温ランプ72aは、第1タンク2
1内の熱湯の温度が飲用に適した高温であることを表す
ランプである。熱湯昇温中ランプ72bは、同熱湯の温
度が飲用に適した高温より低く昇温中であることを表す
ランプである。熱湯適量ランプ72cは、熱湯が第1タ
ンク21内に充分に蓄えられていることを表すランプで
ある。熱湯中水位ランプ72dは、熱湯が同タンク21
内に注出にとって不足してはいないが充分に蓄えられて
おらず給水中であることを表すランプである。熱湯給水
中ランプ72eは、熱湯が同タンク21内に不足してお
り給水中であることを表すランプである。冷水適温ラン
プ72fは、第2タンク31内の冷水の温度が飲用に適
した低温であることを表すランプである。冷水冷却中ラ
ンプ72gは、同冷水の温度が飲用に適した低温より高
く冷却中であることを表すランプである。冷水適量ラン
プ72hは、冷水が第2タンク31内に充分に蓄えられ
ていることを表すランプである。冷水中水位ランプ72
iは、冷水が同タンク31内に注出にとって不足しては
いないが充分に蓄えられておらず給水中であることを表
すランプである。冷水給水中ランプ72jは、冷水がタ
ンク31内に不足しており給水中であることを表すラン
プである。注出中ランプ72kは、操作スイッチ部71
の各スイッチ71a〜71dが操作されてから飲料溶液
体の注出が完了するまでの間点滅するランプである。
【0026】電気制御装置80はハウジング10内上方
位置にて常時収容されており、図6のブロック図に示す
ように、マイクロコンピュータ81を備えている。マイ
クロコンピュータ81には、操作スイッチ部71の各ス
イッチ71a〜71d、第1温度センサ25、第1水位
センサ26内の上限スイッチ26b及び下限スイッチ2
6cに常時接続されているとともに、コネクタ33cに
よって第2温度センサ36、第2水位センサ37内の上
限スイッチ37b及び下限スイッチ37cに選択的に接
続可能となっている。
【0027】第1温度センサ25の出力する電圧信号
は、アンプ25aを介してマイクロコンピュータ81に
供給されるとともに、直接マイクロコンピュータ81に
供給されるようにもなっている。前者のアンプ25aを
介して供給される電圧信号(以下第1温度センサ25の
第1電圧信号という)はサーミスタの端子電圧のうち所
定領域を拡大して示すもので、第1タンク21内の熱湯
の前記所定領域に対応した範囲の温度を精密に表し、熱
湯装置20の温度制御に利用される。後者の直接供給さ
れる電圧信号(以下第1温度センサ25の第2電圧信号
という)はサーミスタの端子電圧をそのまま表してお
り、第1温度センサ25の故障等の検出(本実施形態で
は発明に直接関係しないので省略する)に用いられる。
【0028】コネクタ33cが接続状態であってマイク
ロコンピュータ81と第2温度センサ36が同コネクタ
33cを介して接続されているとき、第2温度センサ3
6の出力する電圧信号は、コネクタ33c及びアンプ3
6aを介してマイクロコンピュータ81に供給されると
ともに、コネクタ33cのみを介してマイクロコンピュ
ータ81に供給されるようにもなっている。前者のコネ
クタ33c及びアンプ36aを介して供給される電圧信
号(以下第2温度センサ36の第1電圧信号という)は
サーミスタの端子電圧のうち所定領域を拡大して示すも
ので、第2タンク31内の冷水の前記所定領域に対応し
た範囲の温度を精密に表し、冷水装置30の温度制御に
利用される。後者のコネクタ33cのみを介して供給さ
れる電圧信号(以下第2温度センサ36の第2電圧信号
という)はサーミスタの端子電圧をそのまま表してお
り、第2温度センサ36の故障等の検出(本実施形態で
は発明に直接関係しないので省略する)に用いられる。
一方、コネクタ33cが切断状態であってマイクロコン
ピュータ81と第2温度センサ36がコネクタ33cを
介して接続されていないとき、マイクロコンピュータ8
1における第2温度センサ36の第2電圧信号の入力端
子には、図3に示すような所定の低温度(切断判定温
度)より低い温度を表す電圧信号が入力される。
【0029】マイクロコンピュータ81は、前記各スイ
ッチ71a〜71d,26b,26c,37b,37
c、及び各センサ25,36からの信号に基づいて図7
〜9に示すフローチャートに対応したプログラムを実行
し、表示制御回路82を介して表示部72における各ラ
ンプ72a〜72kの点灯、消灯及び点滅を制御する。
また、駆動回路83を介して、モータ43,47、給水
バルブ23、ヒータ24、熱湯茶用バルブ61、熱湯用
バルブ62、冷水茶用バルブ63、冷水用バルブ64、
給水バルブ34、コンプレッサ35a及び電動ポンプ3
8の作動も制御する。
【0030】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を、まず冷水装置30がハウジング10内に収容され
かつコネクタ33a,33b,33cを介して外部給水
源、バルブ装置60及び電気制御装置80にそれぞれ接
続されている場合について説明する。
【0031】電源スイッチ(図示しない)の投入によ
り、マイクロコンピュータ81は図7のステップ100
にてプログラムの実行を開始し、ステップ102〜11
6からなる処理を繰り返し実行する。ステップ102に
おいて、マイクロコンピュータ81は熱湯装置の制御処
理を実行する。この熱湯装置の制御処理では、第1温度
センサ25の第1電圧信号に基づき、ヒータ24を選択
的に作動させて第1タンク21内の熱湯の温度を所定範
囲に調整するとともに、熱湯適温ランプ72a又は熱湯
昇温中ランプ72bのいずれかを点灯させて同熱湯の温
度の状態を表示させる。また、第1水位センサ26の上
下限スイッチ26b,26cの状態に応じ、給水バルブ
23の開閉を制御して前記熱湯の水位を所定範囲に調整
するとともに、熱湯適量ランプ72c、熱湯中水位ラン
プ72d、又は熱湯給水中ランプ72eのいずれかを点
灯させて同熱湯の量の状態を表示させる。
【0032】上記熱湯装置の制御処理を行った後、マイ
クロコンピュータ81はステップ104にて冷水装置の
制御処理を実行する。この冷水装置の制御処理の詳細を
図8,9に示す。図8のステップ200にてその実行が
開始された後、ステップ202にて、マイクロコンピュ
ータ81は第2温度センサの第2電圧信号の表す温度が
切断判定温度より高いかどうかを判定し、同判定結果に
基づいてプログラムを分岐させる。今、コネクタ33c
は接続状態であるため同第2電圧信号が表す温度は切断
判定温度より高く、マイクロコンピュータ81は「YE
S」と判定してプログラムをステップ203以降へ進め
る。
【0033】ステップ203においては、冷水茶注出許
可フラグCTF及び冷水注出許可フラグCWFをとも
に”0”に設定する。同フラグCTF,CWFはそれぞ
れ”0”にて、冷水装置30がハウジング10内に収容
されかつコネクタ33a,33b,33cを介して外部
給水源、バルブ装置60及び電気制御装置80にそれぞ
れ接続されており、冷水茶又は冷水の注出が可能である
ことを表す。また、”1”にて、冷水装置30がハウジ
ング10内に収容されていないか又は冷水装置30がハ
ウジング10内に収容されているにもかかわらずコネク
タ33a,33b,33cにより外部給水源、バルブ装
置60及び電気制御装置80それぞれとの接続が断たれ
ており、冷水茶又は冷水の注出が不可能であることを表
す。同フラグCTF,CWFの設定後、マイクロコンピ
ュータ81はプログラムをステップ204へ進める。
【0034】ステップ204〜210は第2タンク31
内の冷水の温度を所定範囲に保つための処理である。第
2タンク31内の冷水が十分に冷やされておらず、同冷
水の温度があらかじめ設定された第1基準温度より高い
とき、マイクロコンピュータ81はステップ204にて
第2温度センサ36の第1電圧信号に基づき「YES」
と判定し、ステップ206にてコンプレッサ35aを作
動させてプログラムをステップ212へと進める。この
結果、コンプレッサ35a、凝縮器35b、キャピラリ
35c及び蒸発器35dからなる冷却回路35により、
前記冷水が冷却される。
【0035】前記のような冷却回路35による冷却によ
り第2タンク31内の冷水が冷やされて、前記第1電圧
信号の表す温度が第1基準温度より低くなると、マイク
ロコンピュータ81はステップ204にて「NO」と判
定し、プログラムをステップ208へ進める。ステップ
208においては、前記第1電圧信号が表す温度が、前
記第1基準温度に対しやや低く設定された第2基準温度
より低いか否かを判定する。前記第1電圧信号の表す温
度が前記第2基準温度より高ければ、ステップ208に
て「NO」と判定してプログラムをステップ212へ進
める。前記冷却回路35による冷却により前記冷水がさ
らに冷やされて、前記第1電圧信号の表す温度が前記第
2基準温度より低くなると、ステップ208にて「YE
S」と判定してプログラムをステップ210へ進める。
ステップ210ではコンプレッサ35aの作動を停止さ
せてプログラムをステップ212へ進める。この結果、
前記冷水の冷却処理は停止される。これらのステップ2
04〜210の処理により、第2タンク31内の冷水の
温度はほぼ第1基準温度と第2基準温度との間に保たれ
る。
【0036】図9のステップ212〜230は第2タン
ク31内の冷水の水位を所定範囲に保つとともに、同水
位に関する状態を表示部72にて表示させるための処理
である。第2タンク31内の冷水が不足しており、第2
水位センサ37の下限スイッチ37cがオフ状態にある
とき、マイクロコンピュータ81はステップ212にて
「NO」と判定し、ステップ214にて電動ポンプ38
の作動を停止させて前記冷水の循環を停止させる。この
状態では冷水茶用バルブ63及び冷水用バルブ64を開
いても前記冷水は飲料用液体注出装置40に供給されな
い。同電動ポンプ38の停止後、ステップ216にて給
水バルブ34を開いて外部給水源より第2タンク31内
に水を供給させ、ステップ218にて冷水適量ランプ7
2h及び冷水中水位ランプ72iを消灯させるととも
に、冷水給水中ランプ72jを点滅させる。
【0037】上記のような給水により第2タンク31内
の水位が上がり、前記下限スイッチ37cがオン状態に
なると、マイクロコンピュータ81はステップ212に
て「YES」と判定し、ステップ220にて電動ポンプ
38を作動させて前記冷水を循環させる。これにより、
冷水茶用バルブ63及び冷水用バルブ64の開放により
前記冷水が飲料用液体注出装置40に供給可能となる。
同電動ポンプ38の作動後、ステップ222において
は、第2水位センサ37の上限スイッチ37bがオン状
態にあるか否かを判定する。上限スイッチ37bがオン
状態でなければ、ステップ222にて「NO」と判定
し、ステップ224にて給水バルブ34を開いて外部給
水源より第2タンク31内に水を供給させ、ステップ2
26にて冷水適量ランプ72h及び冷水給水中ランプ7
2jを消灯させるとともに、冷水中水位ランプ72iを
点灯させる。
【0038】上記のような給水によりさらに第2タンク
31内の水位が上がり、前記上限スイッチ37bがオン
状態になると、ステップ222にて「YES」と判定
し、ステップ224にて給水バルブ34を閉じて外部給
水源から第2タンク31への水の供給を停止させ、ステ
ップ230にて冷水中水位ランプ72i及び冷水給水中
ランプ72jを消灯させるとともに、冷水適量ランプ7
2hを点灯させる。これらのステップ212〜230の
処理により、第2タンク内の水位をほぼ上限水位に保つ
とともに、同水位に関する状態が表示部72にて表示さ
れる。
【0039】ステップ232〜238は第2タンク31
内の冷水の温度に関する状態を表示部72にて表示する
ための処理である。同冷水の温度があらかじめ設定され
た第3基準温度以下になると、マイクロコンピュータ8
1はステップ232にて第2温度センサ36の第1電圧
信号に基づいて「YES」と判定し、プログラムをステ
ップ234へと進める。ステップ234では冷水適温ラ
ンプ72fを点灯させるとともに冷水冷却中ランプ72
gを消灯させ、プログラムをステップ246へ進める。
前記冷水の温度が前記第3基準温度よりやや高く設定さ
れた第4基準温度以上になると、前記第1電圧信号に基
づきステップ232にて「NO」と判定した後ステップ
236にて「YES」と判定し、プログラムをステップ
238へと進める。ステップ238では冷水適温ランプ
72fを消灯させるとともに冷水冷却中ランプ72gを
点灯させ、プログラムをステップ246へ進める。前記
冷水の温度が前記第3基準温度より高く第4基準温度よ
り低いとき、マイクロコンピュータ81はステップ23
2にて「NO」と判定した後ステップ236にて「N
O」と判定し、プログラムをそのままステップ246へ
進める。したがってこのときはそれまでの表示状態がそ
のまま維持される。これらステップ232〜238の実
行後、ステップ246にて冷水装置の制御処理を終了す
る。
【0040】上記冷水装置の制御処理を行った後、マイ
クロコンピュータ81は図7のステップ106にて熱湯
茶注出の制御処理を実行する。この熱湯茶注出の制御処
理では、熱湯茶スイッチ71aが操作されたとき、熱湯
茶用バルブ61を開いて第1タンク21内の熱湯をミキ
シングケース46内に供給し、モータ43を所定時間だ
け作動させて容器41内の粉末茶を所定量だけミキシン
グケース46内に供給するとともに、モータ47を作動
させて同粉末茶を熱湯で撹拌しながら溶かして、注出口
11bより熱湯茶を注出させる。また、これらの一連の
動作の間、表示部72にて注出中ランプ72kを点滅さ
せる。
【0041】上記熱湯茶注出の制御処理を行った後、マ
イクロコンピュータ81はステップ108にて熱湯注出
の制御処理を実行する。この熱湯注出の制御処理では、
熱湯スイッチ71bが操作されたとき、熱湯用バルブ6
2を開いて第1タンク21内の熱湯を注出口11bより
注出させ、その動作の間、表示部72にて注出中ランプ
72kを点滅させる。
【0042】上記熱湯注出の制御処理を行った後、マイ
クロコンピュータ81はステップ110にて冷水茶注出
許可フラグCTFが”0”であるか否かを判定する。冷
水茶注出許可フラグCTFはステップ104の冷水装置
の制御処理におけるステップ203の処理により”0”
に設定されているため、マイクロコンピュータは「YE
S」と判定してプログラムをステップ112へ進め、冷
水茶の注出の制御処理を実行する。この冷水茶の注出の
制御処理では、冷水茶スイッチ71cが操作されたと
き、冷水茶用バルブ63を開いて第2タンク31内の冷
水をミキシングケース46内に供給し、モータ43を所
定時間だけ作動させて容器41内の粉末茶を所定量だけ
ミキシングケース46内に供給するとともに、モータ4
7を作動させて粉末茶を冷水で撹拌しながら溶かして、
注出口11bより冷水茶を注出させる。また、これらの
一連の動作の間、表示部72にて注出中ランプ72kを
点滅させる。
【0043】上記冷水茶の注出の制御処理を行った後、
マイクロコンピュータ81はステップ114にて冷水注
出許可フラグCWFが”0”であるか否かを判定する。
同冷水注出許可フラグCWFはステップ104の冷水装
置の制御処理におけるステップ203の処理により”
0”に設定されているため、マイクロコンピュータ81
は「YES」と判定してプログラムをステップ116へ
進め、冷水の注出の制御処理を実行する。この冷水の注
出の制御処理では、冷水スイッチ71dが操作されたと
き、冷水用バルブ64を開いて第2タンク31内の冷水
を注出口11bより注出させ、その動作の間、表示部7
2にて注出中ランプ72kを点滅させる。
【0044】そして同冷茶の注出の制御処理を行った
後、マイクロコンピュータ81はプログラムをステップ
102へ戻す。
【0045】一方、同実施形態の動作を、冷水装置30
がハウジング10内に収容されていない場合、又は冷水
装置30がハウジング10内に収容されているにもかか
わらずコネクタ33a,33b,33cにより外部給水
源、バルブ装置60及び電気制御装置80それぞれとの
接続が断たれている場合について説明する。
【0046】この場合、コネクタ33cは切断状態であ
り、前記第2温度センサの第2電圧信号の表す温度は切
断判定温度より低くなる。したがって、図7のステップ
104の冷水装置の制御処理におけるステップ202
(図8)の判定処理の際、マイクロコンピュータ81は
「NO」と判定してプログラムをステップ240以降に
進める。ステップ240では、給水バルブ34、電動ポ
ンプ38、コンプレッサ35a、冷水茶用バルブ63及
び冷水用バルブ64の駆動回路を停止させる。続くステ
ップ242では、冷水適温ランプ72f、冷水冷却中ラ
ンプ72g、冷水適量ランプ72h、冷水中水位ランプ
72i及び冷水給水中ランプ72jを消灯する。その後
ステップ244にて、冷水茶注出許可フラグCTF及び
冷水注出許可フラグCWFをともに”1”に設定し、プ
ログラムをステップ246へと進めて冷水装置の制御処
理を終了する。
【0047】上記冷水茶注出許可フラグCTFの設定に
より、マイクロコンピュータ81は図7のステップ11
0にて「NO」と判定し、ステップ112の冷水茶の注
出の制御処理を実行することなくプログラムをステップ
114へと進める。ステップ114においても、上記冷
水注出許可フラグCWFの設定により、マイクロコンピ
ュータ81は「NO」と判定してステップ116の冷水
の注出の制御処理を実行することなくプログラムをステ
ップ102へと戻す。
【0048】上記作動説明のように、上記実施形態によ
れば、冷水装置30がハウジング10内に収容されてい
ないとき、又は冷水装置30がハウジング10内に収容
されているにもかかわらずコネクタ33a,33b,3
3cにより外部給水源、バルブ装置60及び電気制御装
置80それぞれとの接続が断たれているときには、ステ
ップ242の処理により表示部72における冷水に関係
するランプ72f〜72jは消灯し、これにより利用者
が冷水茶及び冷水も注出されるものと勘違いすることは
ない。また、誤って冷水茶スイッチ71c若しくは冷水
スイッチ71dが操作された場合にも、ステップ11
0,114の処理によりモータ43,47、冷水茶用バ
ルブ63及び冷茶用バルブ64が冷水茶若しくは冷水の
注出のために動作することはないため、無駄に異音が発
生したり、無駄な動作のためにモータ43,47及びバ
ルブ63,64の耐久性が悪化することもない。
【0049】なお、上記実施形態においては、温度セン
サ25,36の出力する電圧信号を、アンプ25a,3
6aを介してマイクロコンピュータ81に供給するとと
もに直接的にも供給するようにし、前者の電圧信号を温
度制御に用い、後者の電圧信号を故障及びコネクタ33
bの切断の検出に用いるようにしたが、後者の電圧信号
のみを用いて温度制御並びに故障及びコネクタ33bの
切断の検出を行うようにしてもよい。
【0050】また、上記実施形態においては、本発明を
給茶器に適用した例について説明したが本発明は、コー
ヒー、各種ジュースなどの飲料用液体を供給する装置に
も適用できる。この場合、容器41には粉末茶に代え
て、粉末コーヒー、粉末ジュースなどを入れておくよう
にすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係る飲料用液体供給
装置としての給茶器の概略側面図である。
【図2】 前記給茶器のハウジング内の全体概略図であ
る。
【図3】 図2の温度センサのサーミスタの温度−電圧
特性グラフである。
【図4】 図2の水位センサの上限スイッチ、下限スイ
ッチの動作図である。
【図5】 図2のパネルの詳細平面図である。
【図6】 前記給茶器の電気制御部の全体を示すブロッ
ク図である。
【図7】 図6のマイクロコンピュータにて実行される
メインプログラムを示すフローチャートである。
【図8】 図7の冷水装置の制御処理の前半部分の詳細
を示すフローチャートである。
【図9】 図7の冷水装置の制御処理の後半部分の詳細
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ハウジング、11…飲料受け部、20…熱湯装
置、21…第1タンク、24…ヒータ、25…第1温度
センサ、26…第1水位センサ、30…冷水装置、31
…第2タンク、33a〜33c…コネクタ、35…冷却
回路、36…第2温度センサ、37…第2水位センサ、
38…電動ポンプ、22,32a,32b…給水管、2
3,34…給水バルブ、40…飲料用液体注出装置、4
1…容器、43,47…モータ、46…ミキシングケー
ス、27a,27b,39a〜39e,42…供給管、
61…熱湯茶用バルブ、62…熱湯用バルブ、63…冷
水茶用バルブ、64…冷水用バルブ、70…パネル、7
1…操作スイッチ部、72…表示部、80…電気制御装
置、81…マイクロコンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 13/00 101 G07F 13/00 101

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温の飲料用液体を蓄えた第1タンクと、 前記第1タンク内の飲料用液体を加熱する加熱手段と、 前記第1タンク内の飲料用液体の温度を検出して同検出
    温度を表す検出信号をを出力する第1温度センサとをハ
    ウジング内に常時収容するとともに、 低温の飲料用液体を蓄えた第2タンクと、 前記第2タンク内の飲料用液体を冷却する冷却手段と、 前記第2タンク内の飲料用液体の温度を検出して同検出
    温度を表す検出信号を出力する第2温度センサとをハウ
    ジング内に選択的に収容可能としてなり、 前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク内の
    飲料用液体の注出を指示するための操作スイッチと、 前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク内の
    飲料用液体の温度に関係した各状態をそれぞれ表示する
    ための表示器とをハウジングの外表面に設けるととも
    に、 前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク内の
    飲料用液体を選択的に導出して飲料として外部に供給す
    るためのバルブ手段と、 前記第1温度センサ、加熱手段、操作スイッチ、表示器
    及びバルブ手段に常時接続されるとともに前記第2温度
    センサ及び冷却手段に選択的に接続され、前記操作スイ
    ッチの操作に応答して前記バルブ手段を動作させて前記
    第1タンク又は前記第2タンク内の飲料用液体を導出
    し、かつ前記第1温度センサによる検出温度に応じて前
    記加熱手段を制御して前記第1タンク内の飲料用液体の
    温度を所定の高い温度に保つとともに、前記第2温度セ
    ンサによる検出温度に応じて前記冷却手段を制御して前
    記第2タンク内の飲料用液体の温度を所定の低い温度に
    保ち、また前記第1温度センサからの検出信号及び前記
    第2温度センサからの検出信号に基づいて表示器を制御
    して前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク
    内の飲料用液体の温度に関係した各状態をそれぞれ表示
    させる電気制御装置とをハウジング内に収容させてなる
    飲料用液体供給装置において、 前記第2温度センサから温度を表す検出信号が前記電気
    制御装置に入力されていないことを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により前記第2温度センサから温度を表す
    検出信号が前記電気制御装置に入力されていないことが
    判定されたとき前記表示器における前記第2タンク内の
    飲料用液体の温度に関係した各状態の表示を禁止する表
    示禁止手段とを設けたことを特徴とする飲料用液体供給
    装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の飲料用液体供給装置
    において、さらに、 前記判定手段により前記第2温度センサから温度を表す
    検出信号が前記電気制御装置に入力されていないことが
    判定されたとき前記バルブ手段による前記第2タンク内
    の飲料用液体の導出動作を禁止する導出禁止手段を設け
    たことを特徴とする飲料用液体供給装置。
  3. 【請求項3】高温の飲料用液体を蓄えた第1タンクと、 前記第1タンク内の飲料用液体を加熱する加熱手段と、 前記第1タンク内の飲料用液体の温度を検出して同検出
    温度を表す検出信号をを出力する第1温度センサとをハ
    ウジング内に常時収容するとともに、 低温の飲料用液体を蓄えた第2タンクと、 前記第2タンク内の飲料用液体を冷却する冷却手段と、 前記第2タンク内の飲料用液体の温度を検出して同検出
    温度を表す検出信号を出力する第2温度センサとをハウ
    ジング内に選択的に収容可能としてなり、 前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク内の
    飲料用液体の注出を指示するための操作スイッチをハウ
    ジングの外表面に設けるとともに、 前記第1タンク内の飲料用液体及び前記第2タンク内の
    飲料用液体を選択的に導出して飲料として外部に供給す
    るためのバルブ手段と、 前記第1温度センサ、加熱手段、操作スイッチ及びバル
    ブ手段に常時接続されるとともに前記第2温度センサ及
    び冷却手段に選択的に接続され、前記操作スイッチの操
    作に応答して前記バルブ手段を動作させて前記第1タン
    ク又は前記第2タンク内の飲料用液体を導出し、かつ前
    記第1温度センサによる検出温度に応じて前記加熱手段
    を制御して前記第1タンク内の飲料用液体の温度を所定
    の高い温度に保つとともに、前記第2温度センサによる
    検出温度に応じて前記冷却手段を制御して前記第2タン
    ク内の飲料用液体の温度を所定の低い温度に保つ電気制
    御装置とをハウジング内に収容させてなる飲料用液体供
    給装置において、 前記第2温度センサから温度を表す検出信号が前記電気
    制御装置に入力されていないことを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により前記第2温度センサから温度を表す
    検出信号が前記電気制御装置に入力されていないことが
    判定されたとき前記バルブ手段による前記第2タンク内
    の飲料用液体の導出動作を禁止する導出禁止手段とを設
    けたことを特徴とする飲料用液体供給装置。
JP7222313A 1995-08-30 1995-08-30 飲料用液体供給装置 Pending JPH0956596A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000009194A (ko) * 1998-07-22 2000-02-15 한규생 유아용 우유병의 자동급유장치용 제어시스템
JP2008156001A (ja) * 2008-03-21 2008-07-10 Suntory Ltd ミネラルウォーターのディスペンサの加熱殺菌装置
JP2012035040A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Tsung Hsi Liu 飲料製備装置
CN103135469A (zh) * 2013-03-07 2013-06-05 广东工业大学 一种盲人用的饮水机

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