JPH0953874A - 低温庫 - Google Patents

低温庫

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JPH0953874A
JPH0953874A JP22571795A JP22571795A JPH0953874A JP H0953874 A JPH0953874 A JP H0953874A JP 22571795 A JP22571795 A JP 22571795A JP 22571795 A JP22571795 A JP 22571795A JP H0953874 A JPH0953874 A JP H0953874A
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JP
Japan
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cold storage
cold
cool
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JP22571795A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Takano
善昭 高野
Koichi Sato
幸一 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄冷剤の納出を容易として汎用性及び保守管
理作業性を向上させた低温庫を提供する。 【解決手段】 低温庫Rは、物品を貯蔵する貯蔵室2
と、この貯蔵室2を冷却するための蓄冷剤44と、この
蓄冷剤44を設ける蓄冷室12と、冷却器14及び交流
電源によって駆動される圧縮機42とを有した冷却装置
と、冷却器14と熱交換した冷気を蓄冷室12内に循環
させる蓄冷剤凍結用送風機16と、蓄冷剤44の冷気を
貯蔵室2に循環させる冷気循環用送風機26と、蓄電池
Bとを備えており、交流電源が接続されている状態で、
圧縮機42及び蓄冷剤凍結用送風機16が駆動する蓄冷
運転を実行すると共に、交流電源が切断されている状態
では、蓄電池Bを電源として冷気循環用送風機26が駆
動する保冷運転を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄冷剤を用いて貯
蔵室を低温に保つ低温庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平2−13772号公報
(F25D17/06)には、予め冷却装置により蓄冷
剤を凍結させておき、その後蓄冷剤の融解潜熱によって
貯蔵室内を冷却する輸送用の低温庫が示されている。
【0003】係る発明によれば、蓄冷運転時、交流電源
によって蓄電池を充電すると共に、前記交流電源により
冷却装置を運転して蓄冷剤を凍結させておき、輸送時に
は蓄電池を電源として送風機を運転し、蓄冷剤の冷気を
貯蔵室に循環して冷却する保冷運転を実行することが可
能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
係る低温庫では冷却装置の冷却器がロールボンド型或い
はパイプオンシート型とされると共に、係る平板状の冷
却器に蓄冷剤を密着させ、直接の熱伝導により蓄冷剤を
凍結させる構造とされていた。
【0005】そのため、使用者による蓄冷剤の納出(着
脱)は殆ど不可能、或いは、極めて困難となる。従っ
て、例えば冷却装置を用いずに他の冷凍庫などで予め一
括して蓄冷剤を凍結させておく使用方法を採ることがで
きなくなると共に、蓄冷剤の交換などのメンテナンスも
極めて煩雑なものとなる。
【0006】特に、保冷運転を長時間持続させるために
蓄冷剤の量が増大するればする程、係る問題は顕著なも
のとなって来る。
【0007】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、蓄冷剤の納出を容易として
汎用性及び保守管理作業性を向上させた低温庫を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の低温庫は、物品
を貯蔵する貯蔵室と、この貯蔵室を冷却するための蓄冷
剤と、この蓄冷剤を設ける蓄冷室と、冷却器及び交流電
源によって駆動される圧縮機とを有した冷却装置と、冷
却器と熱交換した冷気を蓄冷室内に循環させる蓄冷剤凍
結用送風機と、蓄冷剤の冷気を貯蔵室に循環させる冷気
循環用送風機と、蓄電池とを備えており、交流電源が接
続されている状態で、圧縮機及び蓄冷剤凍結用送風機が
駆動する蓄冷運転を実行すると共に、交流電源が切断さ
れている状態では、蓄電池を電源として冷気循環用送風
機が駆動する保冷運転を実行するものである。
【0009】請求項2の発明の低温庫は、上記において
蓄冷室は着脱自在の区画板によって貯蔵室と区画される
と共に、冷却器及び蓄冷剤凍結用送風機は蓄冷室内に取
り付けられ、蓄冷剤は蓄冷室内に納出自在に設けられて
いるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳述する。図1は本発明の低温庫Rの正面図、図
2は低温庫Rの縦断側面図、図3は低温庫Rの縦断正面
図、図4は蓄冷剤を除く低温庫Rのもう一つの縦断側面
図、図5は蓄冷剤の斜視図を示している。
【0011】実施例の低温庫Rは、配送ベースにおいて
は交流電源が接続された状態では、当該交流電源の供給
を受けて圧縮機を運転し、蓄冷剤を凍結させる蓄冷運転
を行うと共に、食品などの物品を収納後、交流電源が切
断された状態でトラックなどの配送車の荷台に積載さ
れ、当該配送中は蓄冷剤の融解潜熱によって冷却された
冷気を貯蔵室に循環させて冷却する保冷運転を行う物流
用低温庫である。
【0012】この低温庫Rは前面に開口する断熱箱体1
から成り、この断熱箱体1の底壁後部は開口下縁と略同
じ高さまで階段状に立ち上がった高位部1Aとされてい
る。そして、この高位部1Aより上方が食品などの物品
収納用の貯蔵室2とされると共に、高位部1Aより下方
の断熱箱体1外には機械室3が構成されている。尚、低
温庫Rの下面四隅には移動用の車輪4・・・が取り付け
られている。
【0013】また、高位部1Aの前面を含む貯蔵室2の
背面には、断熱箱体1と間隔を存してダクト板6が取り
付けられており、このダクト板6と断熱箱体1間に後部
ダクト7が構成される。尚、このダクト板6の高位部1
A前面における部分は断熱箱体1内の略全幅に渡ってお
り、後ガイド6Aとされている。一方、断熱箱体1の開
口下縁内側には吸込グリル8が左右に渡って取り付けら
れており、この吸込グリル8には複数の貯蔵室冷気吸込
口9・・・が穿設されている。
【0014】そして、この吸込グリル8と後ガイド6A
の上端間に渡って断熱性の区画板11が着脱自在に架設
され、これによって、高位部1A前方には貯蔵室2と区
画された蓄冷室12が構成される。この蓄冷室12内中
央部には、略門型の冷却器カバー13が取り付けられて
おり、この冷却器カバー13内に冷却装置を構成するフ
ィンチューブ型の冷却器14が前後方向に縦設され、そ
の上側に交流ファンから成る蓄冷剤凍結用の送風機1
6、16が前後に設置されている。
【0015】前記冷却器カバー13の両側壁上部には蓄
冷室冷気吸込口18・・が複数穿設されており、両側壁
の中央より下方には蓄冷室冷気吐出口19・・が複数穿
設されている。また、冷却器カバー13の下端は両側方
に延在した後下方に折曲されてそこにフランジ13Aが
形成され、フランジ13Aの下端が断熱箱体1の底壁上
面に当接する。また、蓄冷室12内の底部左右隅部にも
断面L字状のすの子板22、22が取り付けられ、この
すの子板22、22の内側縁も下方に折曲されてそこに
フランジ22Aが形成されている。そして、これらフラ
ンジ13A及び22Aには複数の透孔23・・・が穿設
されている。
【0016】また、後ガイド6Aの下端は断熱箱体1の
底壁よりも上方に位置しており、それによって、前記ダ
クト7は前記フランジ13A、22A後方において蓄冷
室12内に開放している。更に、冷却器カバー13の左
右には蓄冷室12の前部に前ガイド25が取り付けられ
ている。また、貯蔵室2の後上隅部に位置するダクト7
の上端部内には直流ファンから成る冷気循環用の送風機
26、26が取り付けられ、この送風機26、26の前
側には貯蔵室冷気吐出口27が穿設されている。
【0017】そして、断熱箱体1の開口は断熱箱体1の
前面一側にヒンジ31、31にて回動自在に枢支された
断熱扉32にて開閉自在に閉塞される。この断熱扉32
の他側には断熱箱体1に係合するシャフト33と扉ハン
ドル34が取り付けられており、この扉ハンドル34の
操作にてシャフト33と断熱箱体1との係合が解除され
て断熱扉32は回動可能となる。
【0018】また、断熱箱体1の前面他側には上から交
流電源のソケット36と、操作パネル37が設けられる
と共に、断熱箱体1の上下縁周囲にはバンパー38、3
9が取り付けられている。尚、40は蓄冷室12内の断
熱箱体1底壁に穿設された排水口であり、41は移動用
の把手である。一方、機械室3内には冷却装置を構成す
る圧縮機42と、蓄電池B及び制御装置Cを備えた電装
箱43などが設置されている。
【0019】係る構成の低温庫Rの蓄冷室12内には冷
却器カバー13の左右に蓄冷剤44が納出自在に収納載
置される。この蓄冷剤44は図5に示す如く通風性を考
慮した井桁状に成形された薄肉硬質樹脂ケース内に比熱
の大きい物質を封入して構成されており、全体としては
矩形状を呈している。そして、係る蓄冷剤44は蓄冷室
12内において、冷却器カバー13底部及びすの子板2
2、22上に複数個積載される。従って、蓄冷剤44と
断熱箱体1の底壁間には透孔23が存在した所定の間隔
が構成される。
【0020】以上の構成で、次に図6乃至図8を参照し
て低温庫Rの動作を説明する。図8は図示しない低温庫
Rの制御装置Cの動作フローチャートを示している。配
送ベースにおいて、ステップS1で低温庫Rが交流電源
(AC200V)に接続され、汎用マイクロコンピュー
タから成る制御装置Cの電源が最初に投入されると、前
記蓄電池Bに充電が開始されると共に、制御装置Cはス
テップS2で操作パネル37に設けられた各スイッチの
設定操作状態が読み取る(初期設定)。
【0021】そして、ステップS3で凍結完了フラグや
各タイマをクリアした後、ステップS4で蓄冷運転を開
始する。この蓄冷運転では制御装置Cは例えば蓄冷室1
2内蓄冷剤44の温度を検出する図示しないセンサの出
力に基づき、交流電源を圧縮機42と送風機16に印加
して運転する。
【0022】圧縮機42が運転すると冷却器14が冷却
作用を発揮する。この冷却器14にて冷却された冷気は
送風機16にて図6中破線矢印の如く蓄冷室冷気吐出口
19・・及び透孔23・・から蓄冷室12内に吹き出さ
れ、蓄冷剤44・・・の周囲を循環して冷却した後、蓄
冷室冷気吸込口18・・から冷却器カバー13内に帰還
する循環を行う。これによって、蓄冷剤44・・は徐々
に凍結して行く。
【0023】次に、ステップS5で交流(AC)電源が
通電(接続)されているか否か判断し、接続されて通電
されていればステップS6に進んで蓄冷剤44の凍結完
了条件を満足しているか否か判断する。この蓄冷剤44
の凍結完了条件はここでは2つの凍結終了条件と、蓄電
池Bの充電完了条件から成り、前記凍結終了条件の1つ
は前記センサの出力に基づく蓄冷剤44の温度が凍結、
融解温度である例えば−25℃よりも4℃低い−29℃
以下である状態が9時間以上継続したこと、もう1つは
蓄冷剤44の温度が前記−25℃より7℃低い−32℃
以下である状態が10分以上継続したことである。
【0024】また、制御装置Cは前記蓄電池Bの充電状
態を検出し、充電が完了しているか否か判断する。この
蓄電池Bの充電完了条件と(且つ)、凍結終了条件の内
の何れか一つが満たされれば制御装置Cは蓄冷剤44の
凍結は完了したと見做すが、否であればステップS15
に進む。尚、後述するステップS8で交流電源が接続さ
れる以前に断熱扉32が長時間開放されるなどして蓄冷
剤44の温度が上昇し、前記凍結完了条件が満たされな
くなると、制御装置Cは凍結解除と判断してステップS
6からステップS15に進み、凍結を再開する。
【0025】ステップ15では操作パネル37に設けら
れた冷蔵庫スイッチが押されたか否か判断し、押されて
いなければステップS4に戻り、押された場合にはステ
ップS16に進んで送風機26を運転する。送風機26
が運転されると後述する保冷運転と同様に貯蔵室2内に
冷気が循環され、それによって、蓄冷剤44の凍結を実
行しながら貯蔵室2内を冷却する。
【0026】以上の動作によりステップS6で前記凍結
完了条件が満たされると、制御装置CはステップS6か
らステップS7に進んで送風機26を運転し、貯蔵室2
内の温度を検出するセンサに基づいて貯蔵室2の温度を
設定温度に維持する庫内冷却運転に移行する。
【0027】以上のような蓄冷運転、庫内冷却運転を経
て、或いはその途中で低温庫Rの貯蔵室2内には食品等
の物品が収納され、交流電源から切断されて配送車に積
載される。低温庫Rは交流電源の供給が無くなると、ス
テップS8からステップS9に進んで蓄冷剤44の融解
潜熱によって貯蔵室2を冷却する保冷運転に入る。
【0028】保冷運転中は圧縮機42及び送風機16に
は交流電源が印加されないので、それらは停止する。一
方、制御装置C及び送風機26には蓄電池Bの放電によ
る給電がなされる。また、送風機26は制御装置Cによ
り制御され、前記貯蔵室2内の温度を検出するセンサに
よる貯蔵室2の温度が設定温度+1℃に上昇したら運
転、設定温度に降下したら停止される。
【0029】送風機26が運転されると、蓄冷室12内
の蓄冷剤44・・・によって冷却された冷気が図7に破
線矢印で示す如く、後ガイド6Aの下端からダクト7内
に吸引され、ダクト7内を上昇して貯蔵室冷気吐出口2
7から貯蔵室2内に吐出される。そして、貯蔵室2内を
循環しながら収納物品を冷却した後、貯蔵室冷気吸込口
9・・から蓄冷室12内に吸い込まれる。蓄冷室12内
に帰還した冷気は、蓄冷剤44の周囲を経て冷却されな
がら、再びダクト7に流入する循環を行う。これによっ
て貯蔵室2内は設定温度前後に維持される。
【0030】このとき、蓄冷室12内の冷気流通は上か
ら下への流れとなり、蓄冷剤44全体と熱交換し、自然
対流で蓄冷室12下部に溜まった冷気が、送風機26の
運転によって後ガイド6A下端からダクト7内に吸い込
まれるかたちとなるので、蓄冷剤44と循環冷気との熱
交換効率が向上し、保冷運転中における貯蔵室2の冷却
効果を改善することができるようになる。
【0031】次に、制御装置CはステップS11で保冷
運転開始から12時間経過したか否か判断し、12時間
経過した場合にはステップS12に進んで送風機26の
運転を停止する。また、ステップS13で交流電源が再
接続されたか否か判断し、接続されたらステップS3に
戻るが、否の場合にはステップS14に進んで保冷運転
開始から72時間経過したか否か判断する。そして、7
2時間経過した場合には制御装置C自体の動作を停止さ
せる。
【0032】即ち、保冷運転は交流電源切断から12時
間後に終了し、以後は送風機26も停止して、全停止と
なる。この12時間は、配送車が配送に必要な充分な時
間として割り出されるものである。そして、72時間以
内に交流電源が接続されない場合には、制御装置C自体
の動作を停止する。
【0033】このように、本発明では蓄冷運転中、蓄冷
剤44を設けた蓄冷室12内に、送風機16によって冷
却器14からの冷気を循環させることにより、蓄冷剤4
4の凍結を行うようにしており、従来の如く冷却器から
の直接の熱伝導によって蓄冷剤を凍結させていないの
で、区画板11にて蓄冷室12を開放することにより、
蓄冷室12内に蓄冷剤44を納出自在に設けることが可
能となる。
【0034】従って、低温庫Rの冷却装置を使用せず、
予め別途冷凍庫により蓄冷剤44を凍結させておいて蓄
冷室12内に装填するなどの使用方法を容易に実施でき
るようになり、汎用性が増すと共に、蓄冷剤44の交換
などの保守管理作業が容易となる。特に、前記保冷運転
の時間を延長するために、蓄冷剤44の数を増加させる
ことも極めて容易となるので、保冷時間の延長も容易に
実現することが可能となるものである。
【0035】また、蓄冷剤44に着霜が成長した場合に
は、散水によって除霜する。そして、この除霜水は排水
口40から排出されるが、本発明ではこの除霜作業も区
画板11を取り外して容易に行える。更に、冷却器14
及び送風機16を蓄冷室12内に取り付けたので、蓄冷
運転中の冷気循環が円滑化され、凍結時間の短縮と省エ
ネルギーも実現することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、蓄冷
運転時、蓄冷剤を設けた蓄冷室内に、蓄冷剤凍結用送風
機によって冷却器からの冷気を循環させることにより、
蓄冷剤の凍結を行うようにしたので、従来の如く冷却器
からの直接の熱伝導によって蓄冷剤を凍結させる必要が
無くなる。
【0037】従って、蓄冷室内に蓄冷剤を納出自在に設
けることが可能となり、汎用性が増すと共に、蓄冷剤の
交換などの保守管理作業が容易となる。特に、蓄冷剤の
増量が容易となるので、保冷時間の延長も容易に実現す
ることが可能となるものである。
【0038】また、請求項2の発明によれば、蓄冷室を
着脱自在の区画板によって貯蔵室と区画し、蓄冷剤をこ
の蓄冷室内に納出自在に設けたので、蓄冷室内への蓄冷
剤の納出が一層容易となると共に、散水による蓄冷剤の
除霜作業性も向上する。更に、冷却器及び蓄冷剤凍結用
送風機を蓄冷室内に取り付けたので、蓄冷運転中の冷気
循環が円滑化され、凍結時間の短縮と省エネルギーを実
現することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温庫の正面図である。
【図2】本発明の低温庫の縦断側面図である。
【図3】本発明の低温庫の縦断正面図である。
【図4】蓄冷剤を除く低温庫のもう一つの縦断側面図で
ある。
【図5】蓄冷剤の斜視図である。
【図6】蓄冷運転中の冷気循環を説明する低温庫の縦断
正面図である。
【図7】保冷運転中の冷気循環を説明する低温庫の縦断
側面図である。
【図8】本発明の低温庫の制御装置の動作フローチャー
トである。
【符号の説明】 B 蓄電池 C 制御装置 R 低温庫 1 断熱箱体 2 貯蔵室 7 ダクト 11 区画板 12 蓄冷室 14 冷却器 16 蓄冷剤凍結用の送風機 26 冷気循環用の送風機 42 圧縮機 44 蓄冷剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を貯蔵する貯蔵室と、この貯蔵室を
    冷却するための蓄冷剤と、この蓄冷剤を設ける蓄冷室
    と、冷却器及び交流電源によって駆動される圧縮機とを
    有した冷却装置と、前記冷却器と熱交換した冷気を前記
    蓄冷室内に循環させる蓄冷剤凍結用送風機と、前記蓄冷
    剤の冷気を前記貯蔵室に循環させる冷気循環用送風機
    と、蓄電池とを備え、 前記交流電源が接続されている状態で、前記圧縮機及び
    蓄冷剤凍結用送風機が駆動する蓄冷運転を実行すると共
    に、前記交流電源が切断されている状態では、前記蓄電
    池を電源として前記冷気循環用送風機が駆動する保冷運
    転を実行することを特徴とする低温庫。
  2. 【請求項2】 蓄冷室は着脱自在の区画板によって貯蔵
    室と区画されると共に、冷却器及び蓄冷剤凍結用送風機
    は前記蓄冷室内に取り付けられ、蓄冷剤は前記蓄冷室内
    に納出自在に設けられていることを特徴とする請求項1
    の低温庫。
JP22571795A 1995-08-10 1995-08-10 低温庫 Pending JPH0953874A (ja)

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JP22571795A JPH0953874A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 低温庫

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242074A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
CN104139925A (zh) * 2013-05-09 2014-11-12 Ite株式会社 保湿保冷装置
WO2015019686A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 シャープ株式会社 冷却庫
JP2015098968A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 ホシザキ電機株式会社 冷却貯蔵庫

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