JPH0952347A - フィルム転写装置 - Google Patents
フィルム転写装置Info
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- JPH0952347A JPH0952347A JP20473295A JP20473295A JPH0952347A JP H0952347 A JPH0952347 A JP H0952347A JP 20473295 A JP20473295 A JP 20473295A JP 20473295 A JP20473295 A JP 20473295A JP H0952347 A JPH0952347 A JP H0952347A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写フイルムの転写材パターンの幅方向のず
れによる転写品質の低下が無いフイルム転写装置の提
供。 【構成】 転写材パターン１６を片面に塗布又は印刷さ
れた転写フイルム１５を巻出す巻出し軸８と、転写フイ
ルム１５を巻き取る巻取り軸６と、転写フイルム１５を
転写位置にガイドするガイドローラ１４ａ、１４ｂと、
転写フイルム１５をワーク１に押圧しつつ転動して前記
転写材パターン１６をワーク１に転写する転写ローラ１
０を備えたフィルム転写装置において、前記転写材パタ
ーン１６の位置を検出するフイルム基準部検出機構７ａ
と、前記の検出された転写材パターン１６の位置情報に
基づいて転写フイルム１５の幅方向の位置を補正するフ
イルム幅方向位置補正手段とを有する。
れによる転写品質の低下が無いフイルム転写装置の提
供。 【構成】 転写材パターン１６を片面に塗布又は印刷さ
れた転写フイルム１５を巻出す巻出し軸８と、転写フイ
ルム１５を巻き取る巻取り軸６と、転写フイルム１５を
転写位置にガイドするガイドローラ１４ａ、１４ｂと、
転写フイルム１５をワーク１に押圧しつつ転動して前記
転写材パターン１６をワーク１に転写する転写ローラ１
０を備えたフィルム転写装置において、前記転写材パタ
ーン１６の位置を検出するフイルム基準部検出機構７ａ
と、前記の検出された転写材パターン１６の位置情報に
基づいて転写フイルム１５の幅方向の位置を補正するフ
イルム幅方向位置補正手段とを有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルムの片面に塗布
又は印刷された転写材パターンを被転写物に転写するフ
ィルム転写装置に関するものである。
又は印刷された転写材パターンを被転写物に転写するフ
ィルム転写装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から使用されているフィルム転写装
置に対して、ガラス容器の内面やガラス板等に、高速・
高精度に転写したいという要請が高まっている。
置に対して、ガラス容器の内面やガラス板等に、高速・
高精度に転写したいという要請が高まっている。
【０００３】フィルム転写装置の従来例を図４、図５に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【０００４】図４、図５において、３１は転写すべきワ
ーク、３２はワーク３１を載置するワーク台、３３は転
写フイルム、３４は転写フイルム３３を巻き取る巻取り
コア、３５は転写フイルム３３を巻き出す巻出しコア、
３６と３７は転写フイルム３３を転写位置にガイドする
ガイドローラ、３８は円筒部の外周の長さが転写すべき
ワーク３１の転写距離と同じ長さになるように構成され
その外周がゴム等の弾性体で作られた転写ローラ、３９
は転写ローラ３８を転写フイルム３３を介して転写すべ
きワーク３１に押圧する加圧シリンダー、４０は転写ロ
ーラ３８を上下方向にガイドする上下ガイド機構、４１
は上下ガイド機構４０を転写すべきワーク３１と平行に
移動させる水平移動手段である。
ーク、３２はワーク３１を載置するワーク台、３３は転
写フイルム、３４は転写フイルム３３を巻き取る巻取り
コア、３５は転写フイルム３３を巻き出す巻出しコア、
３６と３７は転写フイルム３３を転写位置にガイドする
ガイドローラ、３８は円筒部の外周の長さが転写すべき
ワーク３１の転写距離と同じ長さになるように構成され
その外周がゴム等の弾性体で作られた転写ローラ、３９
は転写ローラ３８を転写フイルム３３を介して転写すべ
きワーク３１に押圧する加圧シリンダー、４０は転写ロ
ーラ３８を上下方向にガイドする上下ガイド機構、４１
は上下ガイド機構４０を転写すべきワーク３１と平行に
移動させる水平移動手段である。
【０００５】以下に、従来例の動作を図４、図５に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【０００６】先ず、前工程で、ワーク３１に対する転写
材パターンの転写性を向上させるために、ワーク３１を
高温槽に入れて所定温度に昇温させる。昇温したワーク
３１を高温槽から取出し、フィルム転写装置に運び、そ
のワーク台３２上に載置し所定位置に位置決めする。
材パターンの転写性を向上させるために、ワーク３１を
高温槽に入れて所定温度に昇温させる。昇温したワーク
３１を高温槽から取出し、フィルム転写装置に運び、そ
のワーク台３２上に載置し所定位置に位置決めする。
【０００７】次に、巻取りコア３４が転写フイルム３３
を一定量巻き取る。この状態で、水平移動手段４１が、
上下移動機構４０を図４、図５の右端位置に位置決めし
ており、加圧シリンダー３９が動作して転写ローラ３８
を下降させ、転写フイルム３３を一定圧力でワーク３１
に押圧する。
を一定量巻き取る。この状態で、水平移動手段４１が、
上下移動機構４０を図４、図５の右端位置に位置決めし
ており、加圧シリンダー３９が動作して転写ローラ３８
を下降させ、転写フイルム３３を一定圧力でワーク３１
に押圧する。
【０００８】次に、水平移動手段４１が動作して、転写
ローラ３８が上記の押圧された状態でその外周がスリッ
プしないようにしながら、即ち、転写ローラ３８の外周
の転動速度と同一の移動速度で上下移動機構４０を右か
ら左に移動させる。
ローラ３８が上記の押圧された状態でその外周がスリッ
プしないようにしながら、即ち、転写ローラ３８の外周
の転動速度と同一の移動速度で上下移動機構４０を右か
ら左に移動させる。
【０００９】転写ローラ３８が所定の移動量を移動する
と、水平移動手段４１が停止し、上下移動機構４０が転
写ローラ３８を上昇させてフイルム転写を完了する。
と、水平移動手段４１が停止し、上下移動機構４０が転
写ローラ３８を上昇させてフイルム転写を完了する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、下記の問題点がある。
の構成では、下記の問題点がある。
【００１１】第１に、転写材パターンのフイルムの幅方
向の位置決めに高精度が得られない。これは、フイルム
の幅のバラツキとフイルム走行時の幅方向のずれによ
り、転写材パターンのフイルムに対する塗布又は印刷位
置が変動するもので、従来技術にはこの対策が無い。
向の位置決めに高精度が得られない。これは、フイルム
の幅のバラツキとフイルム走行時の幅方向のずれによ
り、転写材パターンのフイルムに対する塗布又は印刷位
置が変動するもので、従来技術にはこの対策が無い。
【００１２】第２に、転写性を向上させる目的で前工程
でワークを加熱昇温させているが、前工程からの移動中
での冷却差が避けられず温度差が発生して均一で良好な
転写ができない。
でワークを加熱昇温させているが、前工程からの移動中
での冷却差が避けられず温度差が発生して均一で良好な
転写ができない。
【００１３】第３に、転写時にタルミやシワが発生する
ことがあり、転写品質が低下する。
ことがあり、転写品質が低下する。
【００１４】本発明は、転写フイルムの転写材パターン
の幅方向のずれ、転写性のバラツキ、転写フイルムのタ
ルミ、シワによる転写品質の低下が無いフイルム転写装
置の提供を課題とする。
の幅方向のずれ、転写性のバラツキ、転写フイルムのタ
ルミ、シワによる転写品質の低下が無いフイルム転写装
置の提供を課題とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本願第１発明は、上記の
課題を解決するために、転写材パターンを片面に塗布又
は印刷された転写フイルムを巻出す巻出し軸と、前記転
写フイルムを巻き取る巻取り軸と、前記転写フイルムを
転写位置にガイドするガイドローラと、前記転写フイル
ムをワークに押圧しつつ転動して前記転写材パターンを
前記ワークに転写する転写ローラとを備えたフィルム転
写装置において、前記転写材パターンの位置を検出する
フイルム基準部検出機構と、前記の検出された転写材パ
ターンの位置情報に基づいて前記転写フイルムの幅方向
の位置を補正するフイルム幅方向位置補正手段とを有す
ることを特徴とする。
課題を解決するために、転写材パターンを片面に塗布又
は印刷された転写フイルムを巻出す巻出し軸と、前記転
写フイルムを巻き取る巻取り軸と、前記転写フイルムを
転写位置にガイドするガイドローラと、前記転写フイル
ムをワークに押圧しつつ転動して前記転写材パターンを
前記ワークに転写する転写ローラとを備えたフィルム転
写装置において、前記転写材パターンの位置を検出する
フイルム基準部検出機構と、前記の検出された転写材パ
ターンの位置情報に基づいて前記転写フイルムの幅方向
の位置を補正するフイルム幅方向位置補正手段とを有す
ることを特徴とする。
【００１６】本願第２発明は、上記の課題を解決するた
めに、本願第１発明のフィルム転写装置において、巻出
し軸と巻取り軸間の転写フイルムの張力を検出するフイ
ルム張力検出手段と、前記の検出された張力データに基
づいて前記転写フイルムの張力を調整する張力調整機構
とを有することを特徴とする。
めに、本願第１発明のフィルム転写装置において、巻出
し軸と巻取り軸間の転写フイルムの張力を検出するフイ
ルム張力検出手段と、前記の検出された張力データに基
づいて前記転写フイルムの張力を調整する張力調整機構
とを有することを特徴とする。
【００１７】本願第３発明は、上記の課題を解決するた
めに、本願第１または第２発明のフィルム転写装置にお
いて、ワークを一定温度に加熱する加熱手段と、加熱さ
れたワークを載置して前記加熱手段から転写位置に移動
するワーク台とを有することを特徴とする。
めに、本願第１または第２発明のフィルム転写装置にお
いて、ワークを一定温度に加熱する加熱手段と、加熱さ
れたワークを載置して前記加熱手段から転写位置に移動
するワーク台とを有することを特徴とする。
【００１８】
【作用】本願第１発明のフィルム転写装置は、転写材パ
ターンを片面に塗布又は印刷された転写フイルムの転写
材パターンの位置を検出するフイルム基準部検出機構
と、前記の検出された転写材パターンの位置情報に基づ
いて前記転写フイルムの幅方向の位置を補正するフイル
ム幅方向位置補正手段とを有することが特徴である。一
般に、フイルムの片面に、転写材パターンを塗布又は印
刷して転写フイルムを製造する際に、フイルムが左右に
僅かに蛇行するのを無くすることができない。従って、
フィルム転写装置において、転写フイルムの幅方向の位
置を、前記転写フイルムの両側縁を基準にして位置決め
しても、前記転写フイルムの転写材パターンの位置をワ
ークに対して正確に位置決めしたことにならない。しか
し、本願第１発明のように、転写フイルムの転写パター
ンの位置を検出し、この検出した転写パターンの位置に
基づいて、転写フイルムの幅方向の位置を補正すれば、
転写材パターンの位置を前記転写フイルムの幅方向に対
して正確に位置決めすることができる。
ターンを片面に塗布又は印刷された転写フイルムの転写
材パターンの位置を検出するフイルム基準部検出機構
と、前記の検出された転写材パターンの位置情報に基づ
いて前記転写フイルムの幅方向の位置を補正するフイル
ム幅方向位置補正手段とを有することが特徴である。一
般に、フイルムの片面に、転写材パターンを塗布又は印
刷して転写フイルムを製造する際に、フイルムが左右に
僅かに蛇行するのを無くすることができない。従って、
フィルム転写装置において、転写フイルムの幅方向の位
置を、前記転写フイルムの両側縁を基準にして位置決め
しても、前記転写フイルムの転写材パターンの位置をワ
ークに対して正確に位置決めしたことにならない。しか
し、本願第１発明のように、転写フイルムの転写パター
ンの位置を検出し、この検出した転写パターンの位置に
基づいて、転写フイルムの幅方向の位置を補正すれば、
転写材パターンの位置を前記転写フイルムの幅方向に対
して正確に位置決めすることができる。
【００１９】本願第２発明のフィルム転写装置は、本願
第１発明の作用に加えて、巻出し軸と巻取り軸間の転写
フイルムの張力を検出するフイルム張力検出手段と、前
記の検出された張力データに基づいて前記転写フイルム
の張力を調整する張力調整機構とを有するので、転写に
際して、前記転写フイルムにタルミやシワが発生するこ
とが無く、転写品質が向上する。
第１発明の作用に加えて、巻出し軸と巻取り軸間の転写
フイルムの張力を検出するフイルム張力検出手段と、前
記の検出された張力データに基づいて前記転写フイルム
の張力を調整する張力調整機構とを有するので、転写に
際して、前記転写フイルムにタルミやシワが発生するこ
とが無く、転写品質が向上する。
【００２０】本願第３発明のフィルム転写装置は、本願
第１または第２発明の作用に加えて、ワークを一定温度
に加熱する加熱手段と、加熱されたワークを載置して前
記加熱手段から転写位置に移動するワーク台とを有する
ので、転写される時点でのワークの各箇所における降温
差が僅小で、均一温度となり、転写性が均一になるの
で、均一で優れた転写品質が得られる。
第１または第２発明の作用に加えて、ワークを一定温度
に加熱する加熱手段と、加熱されたワークを載置して前
記加熱手段から転写位置に移動するワーク台とを有する
ので、転写される時点でのワークの各箇所における降温
差が僅小で、均一温度となり、転写性が均一になるの
で、均一で優れた転写品質が得られる。
【００２１】
【実施例】本発明のフイルム転写装置の実施例を図１〜
図３に基づいて説明する。
図３に基づいて説明する。
【００２２】図１〜図３において、１はフイルム転写す
べきワーク、３はワーク１を上方から加熱する加熱手
段、２は前記ワーク１を載置し、前記ワーク１の温度を
維持するヒータ４を有すると共に、ワーク台移動手段５
によって図２に示す転写位置まで往復移動するワーク
台、６は転写フイルム１５を巻き取る巻取り軸、７ａは
転写フイルム１５に塗布又は印刷された転写材パターン
１６の基準部をフイルム１５の基準部として検出するフ
イルム基準部検出機構、図３の７ｂは前記のフイルム基
準部検出機構７ａが検出したフイルム１５の基準部の位
置に基づいて前記転写材パターン１６の位置を補正する
ために転写フイルム１５の幅方向の位置を補正するフイ
ルム幅方向位置補正手段、８は転写フイルム１５を巻き
出す巻出し軸、１４ａ、１４ｂは転写フイルム１５のガ
イドローラ、９はガイドローラ１４ａに取り付けられた
フイルム張力センサ、１０は転写ローラ、１１は転写ロ
ーラ１０を転写フイルム１５をワーク１に押圧する加圧
シリンダー、１２は転写ローラ１１を上下方向に移動さ
せる転写コラム、１３は前記転写ローラ１１の外周の転
動速度と同一の移動速度で前記転写コラム１２を右から
左に矢印１７の方向に水平移動させる水平移動手段であ
る。
べきワーク、３はワーク１を上方から加熱する加熱手
段、２は前記ワーク１を載置し、前記ワーク１の温度を
維持するヒータ４を有すると共に、ワーク台移動手段５
によって図２に示す転写位置まで往復移動するワーク
台、６は転写フイルム１５を巻き取る巻取り軸、７ａは
転写フイルム１５に塗布又は印刷された転写材パターン
１６の基準部をフイルム１５の基準部として検出するフ
イルム基準部検出機構、図３の７ｂは前記のフイルム基
準部検出機構７ａが検出したフイルム１５の基準部の位
置に基づいて前記転写材パターン１６の位置を補正する
ために転写フイルム１５の幅方向の位置を補正するフイ
ルム幅方向位置補正手段、８は転写フイルム１５を巻き
出す巻出し軸、１４ａ、１４ｂは転写フイルム１５のガ
イドローラ、９はガイドローラ１４ａに取り付けられた
フイルム張力センサ、１０は転写ローラ、１１は転写ロ
ーラ１０を転写フイルム１５をワーク１に押圧する加圧
シリンダー、１２は転写ローラ１１を上下方向に移動さ
せる転写コラム、１３は前記転写ローラ１１の外周の転
動速度と同一の移動速度で前記転写コラム１２を右から
左に矢印１７の方向に水平移動させる水平移動手段であ
る。
【００２３】前記フィルム幅方向位置補正手段７ｂは、
図３に示すように、巻出し軸８、転写コラム１２、巻取
り軸６、ガイドローラ１４ａ、１４ｂ等を支持する機枠
２１をガイド２２上で図３の矢印方向に移動させて、転
写フィルム１５の幅方向の位置補正が行なえるように構
成されているが、転写フィルム１５のみを幅方向に移動
させるように構成してもよい。
図３に示すように、巻出し軸８、転写コラム１２、巻取
り軸６、ガイドローラ１４ａ、１４ｂ等を支持する機枠
２１をガイド２２上で図３の矢印方向に移動させて、転
写フィルム１５の幅方向の位置補正が行なえるように構
成されているが、転写フィルム１５のみを幅方向に移動
させるように構成してもよい。
【００２４】以下に、本実施例の動作を図１〜図３に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００２５】図１〜図３において、先ず、加熱手段３の
下方において、ワーク１をワーク台２上に固定し、加熱
手段３によって所定温度に加熱する。ヒータ４は、次工
程の作業中にワーク１が冷却するのを防止する。
下方において、ワーク１をワーク台２上に固定し、加熱
手段３によって所定温度に加熱する。ヒータ４は、次工
程の作業中にワーク１が冷却するのを防止する。
【００２６】上記に並行して、転写フイルム１５が巻取
り軸６によって一定量巻き取られる。この巻き取りの際
に、ガイドローラ１４ａに取り付けられたフイルム張力
検出手段９が転写フイルム１５の張力を検出し、この検
出データに基づいて転写フイルム１５の張力が一定にな
るように巻出し軸８のブレーキを制御し、転写フイルム
１５のタルミやシワの発生を防止している。
り軸６によって一定量巻き取られる。この巻き取りの際
に、ガイドローラ１４ａに取り付けられたフイルム張力
検出手段９が転写フイルム１５の張力を検出し、この検
出データに基づいて転写フイルム１５の張力が一定にな
るように巻出し軸８のブレーキを制御し、転写フイルム
１５のタルミやシワの発生を防止している。
【００２７】又、上記に並行して、フイルム基準部検出
機構７ａが、転写フイルム１５に塗布又は印刷された転
写材パターン１６の基準部を検出し、図３に示すよう
に、フイルム幅方向位置補正手段７ｂが、前記検出デー
タに基づいて、巻取り軸６、巻出し軸８、ガイドローラ
１４ａ、１４ｂ、フイルム張力センサ９を移動させて、
転写フイルム１５上の転写材パターン１６の幅方向の位
置を補正し、前記転写材パターン１６の位置をワーク１
に対して正確に位置決めする。
機構７ａが、転写フイルム１５に塗布又は印刷された転
写材パターン１６の基準部を検出し、図３に示すよう
に、フイルム幅方向位置補正手段７ｂが、前記検出デー
タに基づいて、巻取り軸６、巻出し軸８、ガイドローラ
１４ａ、１４ｂ、フイルム張力センサ９を移動させて、
転写フイルム１５上の転写材パターン１６の幅方向の位
置を補正し、前記転写材パターン１６の位置をワーク１
に対して正確に位置決めする。
【００２８】次に、ワーク台移動手段５がワーク１をワ
ーク台２と共に図２に示す転写位置に移動させる。これ
によって、既に張力が調整され位置補正された転写フイ
ルム１５の前記転写材パターン１６とワーク１とが正確
に位置決めされる。
ーク台２と共に図２に示す転写位置に移動させる。これ
によって、既に張力が調整され位置補正された転写フイ
ルム１５の前記転写材パターン１６とワーク１とが正確
に位置決めされる。
【００２９】次に、図２に示すように、転写ローラ１０
が、転写コラム１２によって下降し、加圧シリンダ１１
の圧力を受けて、転写フイルム１５をワーク１に一定圧
力で押圧する。
が、転写コラム１２によって下降し、加圧シリンダ１１
の圧力を受けて、転写フイルム１５をワーク１に一定圧
力で押圧する。
【００３０】次に、転写コラム１２が、水平移動手段１
３によって、転写ローラ１１の外周の転動速度と同一の
移動速度で右から左に矢印１７の方向に水平移動し、転
写ローラ１０が所定角度回転し移動した時点で上昇す
る。
３によって、転写ローラ１１の外周の転動速度と同一の
移動速度で右から左に矢印１７の方向に水平移動し、転
写ローラ１０が所定角度回転し移動した時点で上昇す
る。
【００３１】次に、巻取り軸６が転写フイルム１５を所
定長さ巻き取って転写動作を完了する。
定長さ巻き取って転写動作を完了する。
【００３２】
【発明の効果】本願第１発明のフイルム転写装置は、フ
イルム基準部検出機構により、転写フイルムに塗布又は
印刷された転写材パターンの基準部をフイルムの基準部
として検出し、この検出位置に基づいて転写フイルムの
幅方向の位置を補正することにより、従来技術では補正
できなかった転写材パターンのワークに対する幅方向の
位置を補正できるという効果を奏する。
イルム基準部検出機構により、転写フイルムに塗布又は
印刷された転写材パターンの基準部をフイルムの基準部
として検出し、この検出位置に基づいて転写フイルムの
幅方向の位置を補正することにより、従来技術では補正
できなかった転写材パターンのワークに対する幅方向の
位置を補正できるという効果を奏する。
【００３３】本願第２発明のフイルム転写装置は、本願
第１発明の効果に加えて、転写フイルムの張力を調整で
きるので、転写フイルムのタルミやシワの発生がなくな
り、転写品質が向上するという効果を奏する。
第１発明の効果に加えて、転写フイルムの張力を調整で
きるので、転写フイルムのタルミやシワの発生がなくな
り、転写品質が向上するという効果を奏する。
【００３４】本願第３発明のフイルム転写装置は、本願
第１または第２発明の効果に加えて、ワークを加熱する
加熱手段を有するので、転写性を決めるワーク温度が均
一になり、均一で優れた転写品質が得られるという効果
を奏する。
第１または第２発明の効果に加えて、ワークを加熱する
加熱手段を有するので、転写性を決めるワーク温度が均
一になり、均一で優れた転写品質が得られるという効果
を奏する。
【図１】本発明のフイルム転写装置の実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明のフイルム転写装置の実施例の動作を示
す図である。
す図である。
【図３】本発明のフイルム転写装置の実施例の要部の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図４】フイルム転写装置の従来例の構成を示す図であ
る。
る。
【図５】フイルム転写装置の従来例の動作を示す図であ
る。
る。
１ ワーク ２ ワーク台 ３ 加熱手段 ４ ヒータ ５ ワーク台移動手段 ６ 巻取り軸 ７ａ フイルム基準部検出機構 ７ｂ フイルム幅方向位置補正手段 ８ 巻出し軸 ９ フイルム張力検出手段 １０ 転写ローラ １１ 加圧シリンダ １２ 転写コラム １３ 水平移動手段 １４ａ、１４ｂ ガイドローラ １５ 転写フイルム １６ 転写材パターン
Claims (3)
- 【請求項１】 転写材パターンを片面に塗布又は印刷さ
れた転写フイルムを巻出す巻出し軸と、前記転写フイル
ムを巻き取る巻取り軸と、前記転写フイルムを転写位置
にガイドするガイドローラと、前記転写フイルムをワー
クに押圧しつつ転動して前記転写材パターンを前記ワー
クに転写する転写ローラとを備えたフィルム転写装置に
おいて、前記転写材パターンの位置を検出するフイルム
基準部検出機構と、前記の検出された転写材パターンの
位置情報に基づいて前記転写フイルムの幅方向の位置を
補正するフイルム幅方向位置補正手段とを有することを
特徴とするフィルム転写装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のフィルム転写装置にお
いて、巻出し軸と巻取り軸間の転写フイルムの張力を検
出するフイルム張力検出手段と、前記の検出された張力
データに基づいて前記転写フイルムの張力を調整する張
力調整機構とを有することを特徴とするフィルム転写装
置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のフィルム転写
装置において、ワークを一定温度に加熱する加熱手段
と、加熱されたワークを載置して前記加熱手段から転写
位置に移動するワーク台とを有することを特徴とするフ
ィルム転写装置。
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| JP20473295A JP3310139B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | フィルム転写装置 |
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| JPH0952347A true JPH0952347A (ja) | 1997-02-25 |
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ID=16495404
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| JP20473295A Expired - Fee Related JP3310139B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | フィルム転写装置 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003944A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 形成装置及び形成方法 |
| EP1705679A1 (en) * | 2004-01-13 | 2006-09-27 | Kabushi Kaisha Toshiba | Metal back layer forming device |
| JP2009073016A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Ryobi Ltd | 転写用フィルムの巻取り方法及び印刷用紙への転写装置 |
| JP2010530320A (ja) * | 2007-06-14 | 2010-09-09 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー． カーゲー | 型押し加工を施す転写フィルムの生産量の増加方法および該方法に適切な装置 |
| KR101293252B1 (ko) * | 2013-05-08 | 2013-08-09 | 박수근 | 구두 밑창 코팅장치 및 방법 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20473295A patent/JP3310139B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| EP1705679A4 (en) * | 2004-01-13 | 2007-12-19 | Toshiba Kk | DEVICE FOR FORMING A METAL SUPPORT LAYER |
| WO2006003944A1 (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 形成装置及び形成方法 |
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| US9162438B2 (en) | 2007-06-14 | 2015-10-20 | Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg | Method of increasing the output of a transfer film upon embossing and apparatus suitable for same |
| US10144210B2 (en) | 2007-06-14 | 2018-12-04 | Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg | Method of increasing the output of a transfer film upon embossing and apparatus suitable for same |
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| JP3310139B2 (ja) | 2002-07-29 |
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