JPH0951522A - 広告映像配送方法 - Google Patents

広告映像配送方法

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JPH0951522A
JPH0951522A JP7201158A JP20115895A JPH0951522A JP H0951522 A JPH0951522 A JP H0951522A JP 7201158 A JP7201158 A JP 7201158A JP 20115895 A JP20115895 A JP 20115895A JP H0951522 A JPH0951522 A JP H0951522A
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video
video data
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client
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JP7201158A
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Yusuke Mishina
雄介 三科
Mitsuo Asai
光男 浅井
Yoshihiro Takiyasu
美弘 滝安
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/25Management operations performed by the server for facilitating the content distribution or administrating data related to end-users or client devices, e.g. end-user or client device authentication, learning user preferences for recommending movies
    • H04N21/258Client or end-user data management, e.g. managing client capabilities, user preferences or demographics, processing of multiple end-users preferences to derive collaborative data
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    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】映像配送システムにおいて広告映像の広告効果
を高める。 【構成】いずれかのクライアントから映像データの配送
要求がなされた場合、サーバ100内に設けられた映像
情報管理表150により、その映像データの広告者を判
別し、各クライアント毎に設けた広告情報管理表155
により、その広告者により事前にそのクライアントに対
して指定された広告映像があるかを検出し、あれば映像
データに付随した広告映像の代わりに、検出された映像
をそのクライアントに配布することにより、クライアン
トごとに広告を変える。視聴者が事前にこの広告映像を
視聴することも可能にし、その場合には、広告情報管理
表155に視聴済みのフラグをセットし、上記映像デー
タの視聴時には、そのクライアントには広告映像の視聴
を免除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多量の映像データを格
納し、配送する映像配送サーバと、映像配送サーバから
の映像を受信するクライアントを有し、クライアントか
らの要求に応じて種々の番組を配送するインタラクティ
ブ映像配送システムにおける、広告映像の配送方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】インタラクティブ映像配送システムで
は、従来のテレビ放送システムでは不可能であった、ク
ライアントから配送サーバへの要求送出が可能である。
即ち、視聴者は所望の時間に所望の内容の映像を視聴す
ることが可能である。
【0003】インタラクティブ映像配送システムをハー
ドウェア面で見た場合、圧縮されたディジタル映像を蓄
積・配送するビデオサーバと映像を受信するクライアン
ト端末、そして両者を結合するネットワークから構成さ
れる。例えば、浅井他「映像メディアにおける映像格納
方法の検討」(電子情報通信学会技術研究報告IE94-1
3、1994.5発行)参照。ビデオサーバは大容量の映像情
報をハードディスク上に格納し、クライアントからの視
聴要求に応じて映像情報を主記憶上に読みだして、毎秒
30フレームの割合で映像データを安定的にネットワー
クへと送出する。クライアント端末はネットワークを介
して受信した映像データを主記憶に蓄積し、一定の時間
間隔で圧縮映像データのデコーダへと入力する。さら
に、クライアント端末は視聴者が入力する映像の一時停
止や巻き戻し等の要求を受け付け、ビデオサーバへの処
理命令としてネットワークへ送出する。ネットワーク
は、一般的に複数のレベルで構成され、基幹幹線では光
ファイバケーブルが、加入者線には同軸ケーブルが用い
られる。ネットワーク上にはサーバから端末への映像デ
ータと端末からサーバへの種々の要求が流れる。
【0004】インタラクティブ映像配送システムをサー
ビス面で見た場合、ビデオオンデマンドやカタログショ
ッピング、公共情報サービス等の応用ソフトウェアが予
想されている。これらのサービスに共通する課題の一つ
に課金方法が挙げられる。映像配送システムでの課金の
内訳は、ハードウェアシステムの使用コストと、映像配
送システム上を流通する情報自体の利用コストとに大別
できる。前者に関して言えばシステムは複雑かつ巨大で
あり、全てのコストを視聴者に分配・分担させることは
困難である。後者に関して言えば、情報の製作時の資金
提供者の存在は必須であり、資金提供の代償として、製
作された情報には広告が付帯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように映像配送
システムに不可欠な広告映像データの配送に関して、イ
ンタラクティブ性を考慮した効率の良い広告配送方法は
未だ検討がなされていない。インタラクティブ映像配送
システムの特徴を生かした効果的な広告を実現すること
が望まれる。
【0006】本発明の目的は、視聴者ごとに異なる広告
を提供することができる広告映像配送方法を提供するこ
とである。
【0007】本発明のより具体的な目的は、広告効果が
高い広告を提供することができる広告映像配送方法を提
供することである。
【0008】本発明の他の目的は、ユーザに対しては自
由度の高い広告視聴を可能とする広告映像配送方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願第1の発明では、複数の映像受信クライアント
のいずれか一つから映像データの配送が要求されたと
き、映像サーバ内の記憶装置に保持された複数の広告映
像データから、その要求された映像データに付加すべき
広告映像データをその映像受信クライアントに依存して
選択し、選択された広告映像データをその要求された映
像データに対する広告映像データとして該配送サーバか
ら該特定の映像受信クライアントに配送する。
【0010】より望ましくは、上記選択では、上記要求
された映像データに付加すべき広告映像データを、その
映像データとその映像受信クライアントとに依存して選
択する。
【0011】より具体的には、上記要求された映像デー
タに対応して予め定められた広告提供者により予め指定
され、一群の映像クライアントの各々に配布すべき広告
映像データを指定する広告情報を予め記憶し、上記選択
では、その広告情報が、上記特定の映像受信クライアン
トに対して上記要求された映像データに付加すべき広告
映像データを指定しているか否かを判別し、いずれかの
広告映像データが上記特定の映像受信クライアントに対
して指定されている場合、その指定された広告映像デー
タを選択する。
【0012】この本願第1の発明によれば、視聴者ごと
に、異なる広告映像を配送することが可能となる。本願
第1の発明のより具体的な態様では、広告提供者が選択
した視聴者ごとに、広告提供者が選択した広告映像を配
送することが可能となり、広告効果を高めることができ
る。
【0013】本願第2の発明では、いずれかの映像受信
クライアントから配送を要求されたいずれかの映像デー
タの配送前に広告映像データを視聴することが該映像受
信クライアントから要求されたとき、該広告映像データ
を前記映像サーバから上記映像受信クライアントに配送
し、その配送後に上記映像データを前記映像サーバから
上記映像受信クライアントに配送し、その映像データの
配送の間は広告映像データは配送しない。
【0014】この本願第2の発明によれば、視聴者が欲
すれば、映像データの配送の前に広告を視聴するように
出来る。
【0015】さらに、本願の他の発明によれば、広告映
像データを配送する時期を、ユーザが指定した時期にす
ることを可能にする。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るディスクアレイを図面に
示したいくつかの実施例を参照してさらに詳細に説明す
る。なお、以下においては、同じ参照番号は同じものも
しくは類似のものを表わすものとする。
【0017】<実施例1>まず、本発明の広告配送方法
を実現する映像配送システムの構成を、図1に従い説明
する。映像配送システムは、映像配送サーバ100と映
像受信クライアント140、両者を結合するネットワー
ク130からなるクライアントサーバシステムである。
映像配送サーバ100は、中央演算処理ユニットである
CPU101と、ネットワークとの入出力を制御するネ
ットワークインタフェースアダプタ(NIA)104、
磁気ディスク106との入出力を制御する入出力コント
ローラ(IOC)105、さらに主記憶103が内部デ
ータバス102を介して接続されるコンピュータシステ
ムであり、具体的にはRISCプロセッサ等を用いたワ
ークステーションで実現される。主記憶103内には、
コンピュータシステムの基本制御機能を実現するオペレ
ーティングシステム123と、映像配送処理のためのプ
ログラム120、121、122が格納されている。さ
らに主記憶103内には、本実施例の特徴である映像情
報管理表150、広告情報管理表155、広告配送タイ
ミング検出プログラム116、配送広告決定プログラム
118が格納されている。
【0018】映像受信クライアント140は、CPU1
41とNIA142、ディジタル圧縮された映像データ
をデコードするデコーダ(DEC)143、視聴者から
の指示や映像名称を入力するキーボード172を管理す
るIOC144、主記憶146が内部データバス145
を介して接続されるコンピュータシステムであり、具体
的にはパーソナルコンピュータ、あるいはセットトップ
ボックスを有するテレビ等で実現される。デコーダ14
3により伸張された映像データはディスプレイ144に
表示される。主記憶146内には、コンピュータシステ
ムの基本制御機能を実現するオペレーティングシステム
123と、映像受信処理のためのプログラム147、1
48が格納されている。ネットワーク130は映像デー
タや制御データを転送するデータ転送路であり、具体的
には非同期転送モード(ATM)通信方法を用いた高帯
域ネットワークで実現される。
【0019】映像データは、MPEG1等の画像圧縮技
術を用いてデータ圧縮されて、映像配送サーバ内の磁気
ディスク106に事前に格納される。視聴者は、映像受
信クライアントの主記憶146上の映像送信要求プログ
ラム147を起動して、視聴したい映像データの名称を
ネットワーク130を介して映像配送サーバ100に送
出する。配送要求を受信した映像配送サーバ100の主
記憶内のクライアント管理プログラム120は、映像配
送制御プログラム121を起動する。映像配送制御プロ
グラム121は映像読みだし制御プログラム122を起
動して、磁気ディスク106内の配送要求された映像デ
ータを読みだし、ネットワーク130を介して映像受信
クライアント140に送出する。映像受信クライアント
140は、映像受信プログラム148により映像データ
を受信して、デコーダ143を経由して要求された映像
をディスプレイ144に再生する。図1では説明の簡略
化のため、ネットワークに接続する映像配送サーバ、ク
ライアントは各々1台とし、また映像配送サーバ内の映
像データ格納用の磁気ディスクの台数を1台と仮定した
が、これらは複数台であっても構わない。
【0020】映像配送サーバは、映像データに加えて広
告映像の配送も実行する。広告映像は広義の映像データ
であり、通常の映像データと同様に映像配送サーバ10
0内の磁気ディスク106に格納されており、同様のデ
ータパスを介して映像受信クライアント140に配送さ
れる。映像データと広告データの主な違いは配送の動機
を何が与えるかという点にある。即ち、映像データは視
聴者の配送要求により配送が開始される。一方で広告映
像データは、視聴者の配送要求の他に、事前に設定され
た映像データと広告の対応表に従って配送起動がなされ
る。通常の広告映像配送システムでは、番組対応に固定
的な広告映像を配送するに止まる。しかし本実施例で
は、同じ番組映像に対して、視聴者に応じて異なる広告
映像を配送するようになっている点に特徴がある。すな
わち、本実施例においては、主記憶103に格納されて
いる映像情報管理表150が番組映像とそれに対して付
加する広告映像との対応を与える。本実施例では、この
表以外に、特定のクライアントに特定の広告映像を送付
するために、広告情報管理表155がさらに設けられて
いる。
【0021】映像情報管理表150は基本的には映像名
称と広告挿入位置、広告提供者名称を管理する。すなわ
ち、映像情報管理表150は、映像情報管理表管理プロ
グラム107によりデータの検索/更新がなされるデー
タベースであり、この表により映像と広告の対応付けが
管理される。映像情報管理表150の検索及び登録は、
映像情報管理表管理プログラム107内の検索処理プロ
グラム108と更新処理プログラム109がそれぞれ実
行する。
【0022】映像情報管理表150は6つのカラムから
構成されており、図1では4つのレコード151、15
2、153、154が格納されている。映像名称は広告
を付加されている映像データの名称を示す。広告挿入位
置は各映像のどの時刻で広告映像を挿入すべきかを示し
ている。配送時刻の一例としては、MPEG1システム
ストリームが規定するプレゼンテーションタイムスタン
プを用いる。例えば、レコード151は映像Aのプレゼ
ンテーションタイムスタンプが3000の時点で広告映
像X3を挿入することを意味している。広告提供者名は広
告映像の提供者を示しており、レコード151では提供
者はXである。広告送出条件は、同じ広告提供者が複数
の広告映像を切り替えて放送したい場合に使用する。指
定広告名称のカラムはそれらの条件で切り替えられて配
送される広告映像を示している。図1に示す例では、同
じ映像Aに対して、異なる時間帯により異なる広告映像
x3とx4を切り替えて送出すべきことを示している。
映像の配送中に、広告配送タイミング検出プログラム1
16は映像情報管理表150を用いて、広告の挿入位置
にあるときには、この表で指定された広告映像の配送を
起動する。映像情報管理表へのレコード登録は、広告提
供者が映像情報管理プログラム107に含まれる更新処
理プログラム109を起動して事前に行う。
【0023】一方、本実施例に特徴的である広告情報管
理表155は、クライアント毎に、そのクライアントに
配送すべき具体的な広告映像名称とその広告の提供者の
名称とを保持する。広告情報管理表155は、広告情報
管理表管理プログラム110によりデータの検索/更新
がなされるデータベースであり、この表により視聴者と
広告提供者、広告映像の対応付けが管理される。広告情
報管理表155の検索及び登録は、広告情報管理表管理
プログラム110内の検索処理プログラム111と更新
処理プログラム112がそれぞれ実行する。
【0024】広告情報管理表155は5つのカラムから
構成されており、図1では4つのレコード156、15
7、158、159が格納されている。レコード156
を例に取りカラムを説明する。レコード156は、クラ
イアント名称U1の視聴者に対して広告提供者名称がX
の広告提供者が、広告名称X1の広告映像を送付するこ
とを指示していることを示している。さらに映像格納サ
ーバにおける広告映像X1の格納位置はサーバSV1の
file1であり、視聴者U1は広告X1を未視聴であ
ることが示されている。広告提供者が任意の視聴者につ
いて広告を送付したい場合には、広告情報管理表管理プ
ログラム110内の更新処理プログラム112を起動
し、広告情報管理表155への広告映像の情報登録を行
なう。
【0025】この広告情報管理表155を用いて、各ク
ライアント毎に異なる広告映像を配送する。すなわち、
いずれかのクライアントから、映像情報の配送が要求さ
れたときに、配送サーバ100では映像配送制御プログ
ラム121が、映像情報管理表150により、要求され
た映像に付加する広告の提供者を検出し、さらに、その
クライアントに対して作成された広告情報管理表155
を参照して、その広告提供者がそのクライアントに対し
て特定の広告を配送することを要求しているか否かを検
出する。たとえば、映像Aの配送が今あるクライアント
から要求され、そのクライアントに対する広告情報管理
表155が図1に示すように、この映像の広告提供者は
Xであり、表115には、この広告提供者が指定した広
告X1、X2が指定されているので、これらの広告映像
のいずれかが、上記映像Aの広告として、このクライア
ントに配送される。このように、本実施例では、クライ
アントに応じて、異なる広告を配送するようになってい
る。
【0026】こうして、映像データ名称と広告映像名称
とを直接対応付ける代わりに、広告提供者名称で間接的
に結合することにより、広告提供者にとっては、視聴者
に適合した個別的な広告映像配送を実現できる。本実施
例の特徴である配送広告決定プログラム118は、広告
提供者名称を用いて映像データ名称と広告映像名称とを
間接的に結合する役割を果たしている。
【0027】なお、本実施例では、このように同じ広告
提供者から同じクライアントに対して複数の広告映像を
指定可能になっている。さらに、これらの複数の広告映
像、例えば、X1、X2の一方をクライアントを使用し
ている視聴者が選べるようになっている。さらに、本実
施例では同一の映像名称に対して、複数の広告提供者の
提供する広告を指定可能になっている。さらに、本実施
例では、広告情報管理表155内に登録された広告映像
を、映像データの配送前に視聴することも可能にしてい
る。これにより映像番組視聴時の煩わしい広告映像配送
を免除される。広告情報管理表155内の視聴済みフラ
グは、この事前に広告映像がこの表に対応するクライア
ントにより視聴されたことを示す。なお、この広告情報
管理表155に要求された映像の広告提供者が指定した
特定の広告が登録されていないときには、そのクライア
ントには、映像情報管理表150が指定する広告映像を
配送する。
【0028】次に、本実施例の映像配送システムの動作
をさらに詳細に説明する。以下では、図2から図9の各
プログラム及び図15、17で示す入力画面の動作につ
いて、必要に応じて図1を参照しながら順に説明する。
【0029】まず、映像受信クライアント140が使用
し、主記憶146内に格納されているいろいろのプログ
ラムについて説明する。 (映像送信要求プログラム147)このプログラム14
7は、視聴者により起動され視聴映像の要求を発行す
る。まず、図15に示す初期メニューを表示する(ステ
ップ200)。次ぎにユーザからの視聴要求を入力する
(ステップ201)。例えば視聴者は図16に示すよう
に、チェックボックス1601を選択し、入力欄160
2に視聴対象の映像名称Aを入力する。番組映像を視聴
する要求があった場合はステップ202が、広告映像を
視聴する要求があった場合はステップ203が、当該視
聴者へ送付された広告一覧表を見る要求があった場合に
はステップ207が実行される。しかし、要求がなけれ
ばステップ200に戻って入力を待つ。まず、番組映像
の視聴について説明する。広告映像の視聴要求や広告一
覧表の検索表示に関する説明は後述する。上述のように
ステップ201でサーバ名称SV1(図1の例では映像
配送サーバ100)に格納された番組映像名称A(図1
の例では映像情報管理表150の映像情報151、15
2で示される映像A)を視聴者U1より入力されたとし
て以下の説明を行う。ステップ202では、映像Aの受
信プログラム148を起動する。ステップ204ではサ
ーバSV1に映像Aの送信要求を送出する。送信要求は
ネットワーク130を介して映像配送サーバ100に送
出される。以後、映像Aの受信がなされ、ステップ20
6で映像Aの最終パケットの表示終了信号が映像受信プ
ログラム148から通知されると映像送信要求プログラ
ム147は終了する(ステップ214)。
【0030】(映像受信プログラム148)このプログ
ラム148は映像送信要求プログラム147により起動
され、映像データの受信を行なう。ステップ301では
映像配送サーバ100からの映像データの受信を待つ。
映像データは前述のMPEG1のシステムストリームと
して送出されるものとする。図4にMPEG1システム
ストリームの構成を示す。MPEG1システムストリー
ムは、複数のパックから構成され、各パックには映像ま
たは音声データを格納するパケットが複数格納されてい
る。パケットには映像/音声データに加えて、これらの
データを再生すべき時間がプレゼンテーションタイムス
タンプ(PTS)として格納されている。クライアント
140の映像デコーダはこのPTSを用いて、順次映像
/音声を再生する。また最終のパックには終了コードが
格納されており、クライアントの映像受信プログラム1
48では、この終了コードを認識することで、映像デー
タの終了を判定する。
【0031】ステップ302では、映像データがNIA
142を介してネットワーク130から受信され、主記
憶146上の図示しない受信バッファ領域に格納され
る。ステップ303ではMPEGデコーダからのデータ
転送要求があるかを調べて、転送が必要であればステッ
プ304により主記憶146上の映像/音声ぱケットを
デコーダ143に転送する。デコーダ143は転送され
たデータを解凍して、ディスプレイ144に表示する。
ステップ305では映像AのMPEG1システムストリ
ームの最終パックの受信がチェックされる。最終パック
に到達するまでステップ301から305が繰り返し実
行される。最終パックを受信するとステップ306が実
行され、クライアントが受信したデータが受信データバ
ッファから無くなるまで、ステップ307、308が実
行されて映像が表示される。受信データバッファが空に
なると、ステップ309が実行されて、起動元の映像送
信要求プログラム147に最終映像パケットの表示終了
を通知して映像受信プログラム148を終了する(ステ
ップ310)。以上で映像受信クライアント140が使
用し、主記憶146に格納されているいろいろのプログ
ラムについての説明を終了する。
【0032】次に映像配送サーバ100が使用するいろ
いろのプログラムを説明する。 (クライアント管理プログラム120)このプログラム
は、図5に示すように、サーバ上のデーモンプロセスで
あり、ユーザからの配送要求を繰り返し待っている(ス
テップ500)。受信したクライアントの送信要求が番
組映像または広告映像の配送要求であればステップ50
1を、広告情報管理表155内の登録広告の一覧表示要
求であればステップ503を実行する。後者についての
説明は後述する。映像配送要求を受信するとステップ5
01が実行され、主記憶103上の図示しない領域にク
ライアント140のアドレス名称と配送すべき映像の名
称(図1と図16を用いた上述の説明では映像A)が格
納される。ステップ502ではこの格納情報に従って、
映像配送制御プログラム121が起動され、映像Aの配
送が実行される。この後、ステップ506では映像配送
サーバ100のシステム動作が終了するまで、ステップ
500に戻って映像配送要求を受け付ける。
【0033】(映像配送制御プログラム121)このプ
ログラムは上述のクライアント管理プログラム120に
より起動され、映像配送を実行する。図6に示すよう
に、まず映像配送時のデータのQOS(Quality of Ser
vice)を確保するため、ステップ600でMPEG1シ
ステムストリームを構成するパック内の転送データ量と
転送間隔を設定する。ここでは説明を簡略化するため
に、映像フレームの転送量を毎秒30フレームとし、各
々のパックには1フレーム分の映像/音声データが格納
され、パック単位でネットワーク上へデータが送出され
るものとする。即ち、各パックは1/30秒間隔でネッ
トワークに送出される。
【0034】ステップ601では配送要求のあった映像
名称(図1の説明では映像A)のファイルがオープンさ
れる。ステップ602では映像ファイル(=A)のファ
イルポインタをパラメータに映像読みだし制御プログラ
ム122が起動される。ステップ603では映像読みだ
し制御プログラム122により磁気ディスク106に格
納された映像データの1パック(この実施例では1フレ
ームに等しい)が、IOC105を経由して主記憶10
3上の図示しない送信バッファに読みだされるのを待
つ。ステップ604では、読みだされた映像パックの先
頭パケットのプレゼンテーションタイムスタンプ(PT
S)をパラメータとして、広告配送タイミング検出プロ
グラム116を起動する。広告配送タイミング検出プロ
グラム116の動作は後述する。ステップ605では配
送広告決定プログラム118からの広告配送指示の有無
をチェックする。配送広告決定プログラム118が配送
すべき広告名称を伴った広告配送指示を通知すると、ス
テップ606が実行される。ステップ606では映像配
送プログラム121により広告映像が配送される。広告
映像の配送は通常の番組映像の配送と同様に実行が可能
であり、説明は省略する。ステップ606で起動された
広告映像の配送が終了するとステップ607が実行され
る。また、後述するようにステップ605で配送広告決
定プログラム118から広告配送の指示がない場合に
は、ステップ607が実行される。ステップ607では
映像Aのデータが1パック分だけクライアントへ送出さ
れる。ステップ608では、映像Aの最終の映像パック
の送信がチェックされる。最終パックに到達していなけ
ればステップ602に戻り、残りのデータが送信され
る。最終フレームに達していれば、ステップ609にお
いて映像配送制御プログラム121は終了する。
【0035】(映像読みだし制御プログラム122)こ
のプログラムは、上述の映像配送制御プログラム121
により起動され、映像Aの1パック分のデータ読み出し
を実行する。図7に詳細を示すように、まずステップ7
00では映像ファイル(=A)のファイルポインタをパ
ラメータとして、IOC105に磁気ディスク106の
リード要求を発行する。ステップ701ではディスクよ
り読みだされた映像データを主記憶103の図示しない
送信バッファ領域に格納する。送信バッファに格納され
た映像データは上述の映像配送制御プログラム121に
よりクライアント140へと送出される。以上で映像読
み出し制御プログラム121に関する説明を終了する。
【0036】(広告配送タイミング検出プログラム11
6)このプログラムは、映像配送制御プログラム121
の映像データのパック送出時に起動され、当該パックで
広告映像の送出が必要か否かをチェックする。図8に示
すように、まずステップ801で映像(=A)の送信パ
ックのプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)の
値を受信する。ステップ802では映像情報管理表管理
プログラム107に対して映像(=A)の広告挿入位置
の検索を要求する。
【0037】ステップ802で送出された映像情報検索
要求により、レコード151(または152)から映像
Aの広告挿入位置(=PTS値3000)が検索結果と
して広告配送タイミング検出プログラム116に返され
る。レコード151、152が重複して存在する理由は
後述する。ステップ803では受信した検索結果の広告
挿入位置が、映像配送制御プログラム121から受け取
ったプレゼンテーションタイムスタンプの値と一致する
かがチェックされる。図1の例では映像AのPTS値が
3000の映像パック送出時に、ステップ804が実行
される。ステップ804では、配送広告を決定すべく、
クライアント名称(図1の例ではU1である)、広告提
供者名称(図1の例では提供Xである)、広告送出条
件、指定広告名称とをパラメータにとり、配送広告決定
プログラム118を起動する。
【0038】(広告情報管理表管理プログラム110)
このプログラムは、通常のデータベース管理システムと
同様に登録された広告映像情報について、映像配送サー
バ100の時刻を用いて、当該情報の登録後に所定の時
間が経過すると当該登録情報を自動的に削除するトリガ
機能を有する。この削除機能により、広告提供者は視聴
者へのアップツーデートな広告提供を実現できる。
【0039】(配送広告決定プログラム118)図9に
おいて、このプログラムは、まず、ステップ900では
映像(図1の例では映像Aである)の配送広告の決定要
求の受信を待つ。ステップ901では、広告配送タイミ
ング検出プログラムから受信した視聴者名称(図1の例
ではU1である)と広告提供者名称(図1の例では提供
Xである)を用いて、広告情報管理表管理プログラム1
10に広告情報検索要求を送出する。ステップ902で
は検索結果として広告提供者Xが視聴者U1へ送付した
広告の有無がチェックされる。図1の例では広告提供者
が事前に送付した広告レコード156、157が登録さ
れているので、ステップ904が選択される。事前に送
付した広告がない場合、ステップ903が選択される
が、この場合の説明は後述する。
【0040】ステップ904では送付済みの広告が視聴
者により映像配送に先だって視聴されているか否かをチ
ェックする。広告提供者Xから視聴者U1に送付されて
いる広告X1, X2を示すレコード156、157
は、共に視聴済みフラグが未視聴であるのでステップ9
05に進む。視聴者が送付済みの広告を視聴済みである
場合については後述する。ステップ905では送付済み
の広告の数が複数であるかがチェックされる。送付済み
の広告が1つであればステップ906が選択され、この
送付済みの広告が視聴者に配送される広告になる。一
方、図1の例のように複数の送付済み広告(レコード1
56、157)が存在する場合にはステップ907が実
行されて、視聴者に視聴する広告の選択を要求する。ス
テップ908では視聴者の選択結果を待ち、ステップ9
09では選択結果の広告が視聴者に配送される広告に決
定される。ステップ910では決定した配送広告の名称
を用いて、映像配送制御プログラムを起動し、広告映像
が配送され、処理が終了する(ステップ911)。
【0041】ステップ902で視聴者U1に事前に送付
された広告映像が存在しない場合の説明に戻る。この場
合には、ステップ903が選択される。ステップ903
は映像情報管理表150の広告送出条件、指定広告名称
の2つのカラムの情報をもとに配送広告を決定する。即
ち、レコード151では広告送出条件として’T:6−
15’が指定されており、これは映像Aの視聴時刻が
6:00から15:00の間であれば、デフォルトの指
定として指定広告名称が示す広告X3を配送することを
意味している。また、レコード152では視聴時間が1
5:00から6:00の間であれば広告X4を配送する
ことを示している。広告送出条件には、図1に示す視聴
時間の他にも視聴者の性別や年令等の指定を行うように
拡張が可能であることは言うまでもない。ステップ90
3では、以上の広告送出指定条件に従って広告X3また
はX4が選択され、ステップ910で広告映像の配送が
実行され、処理が終了する(ステップ911)。以上の
結果、任意の視聴者について事前の広告送付がなされて
いない場合、本実施例でも、デフォルトで映像に付加さ
れた広告映像を配送している。
【0042】最後にステップ904で検索結果の送付済
み広告を視聴者が事前に視聴済みである場合について説
明する。広告情報管理表155に登録されたレコード1
58を例に取り説明する。レコード158は、視聴者U
1が広告提供者Yの送付広告Y1を視聴済みであること
を示している。視聴済みフラグがセットされるのは以下
の2つのケースがある。
【0043】(1)広告提供者が事前に送付した広告映
像を、視聴者が視聴した場合 (2)広告提供者による広告映像の送付がない場合に、
視聴者自身が視聴を希望する広告映像として希望する広
告映像の名称を入力して視聴した場合 後者の場合、後述するように広告映像の視聴に伴い、広
告情報管理表への該当する広告映像のレコード登録が実
行される。いずれの場合にも視聴者は通常の映像視聴に
伴う広告視聴ではなく、広告映像の視聴自体を目的に視
聴した場合にのみ視聴済みフラグがセットされることに
なる。
【0044】次に、視聴者が事前に送付された広告映像
の視聴を希望した場合について説明する。この場合に
は、図2の映像送信要求プログラム147のステップ2
07から213が実行される。ステップ201で視聴者
U1が広告情報管理表に登録済みの自分に向けての送付
広告の視聴を希望する場合、ステップ207が実行され
る。ステップ207ではネットワーク130を介して映
像配送サーバSV1に登録広告の一覧表の表示要求が送
出される。ステップ208では映像配送サーバSV1か
ら受信した登録広告の一覧表が表示される(図17)。
ステップ209で視聴者は視聴を希望する広告映像を選
択する。図17の例では広告映像Y1が視聴されるもの
とする。ステップ210から212は、既に説明したス
テップ202から204と同様であり説明は省略する。
ステップ213では視聴した広告映像Y1の視聴済みフ
ラグ158のセット要求を映像配送サーバ100に送出
する。広告映像Y1が広告情報管理プログラム110に
設定されていない場合には、広告情報管理表への当該広
告映像のレコード158の登録要求、および視聴済みフ
ラグ158のセット要求を映像配送サーバ100に送出
する。事前視聴済みフラグ情報の設定については、映像
配送サーバ100のクロックを用いて、当該フラグ情報
の設定後に所定の時間が経過するとリセットされるよう
にすることが可能である。このリセットにより、広告提
供者は視聴者へのアップツーデートな広告提供を期待で
きる。ステップ201で視聴者が送付されていない広告
映像の視聴を希望する場合には、ステップ203が実行
されて視聴者の希望の広告名称を入力する。ステップ2
05は既に説明済みのステップ204と同様であり説明
は省略する。
【0045】広告映像の視聴要求を受信した映像配送サ
ーバ100の処理内容を図5に従い説明する。ステップ
500で受信したクライアントの送信要求が広告情報管
理表155の登録広告一覧の表示要求であればステップ
503を実行する。ステップ503では視聴者U1を図
示しない主記憶内の領域に読み込み、ステップ504で
は広告情報管理表管理プログラム110の検索処理プロ
グラム111を起動して、視聴者U1に送付されている
登録広告の一覧表検索を実行する。ステップ505では
検索結果の登録広告の一覧表をネットワーク130を介
してクライアントに送出する。
【0046】上述したように、本実施例によれば視聴者
は任意の時刻に広告映像を視聴しておくことで、視聴し
た広告提供者の提供する通常映像の視聴時に強制的な広
告の視聴を免除されることになり、自由度の高い映像視
聴が可能となる。
【0047】また本実施例の広告映像配送システムで
は、映像配送サーバに格納される任意の映像データにつ
いて当該映像データの広告提供者を複数設定可能とし、
広告映像配送時に当該複数の広告提供者の提供広告のう
ち、どの広告を視聴するかを視聴者に選択させる。当該
複数の広告提供者に関して視聴者の視聴回数を、映像配
送サーバ100の主記憶上の図示しない領域に格納し、
当該映像データに関する広告映像の視聴比率を求め、提
供者の広告料金の負担の比率を決定することは容易に可
能である。これにより、広告提供者は自由度の高い広告
提供形態をとることが可能となる。
【0048】以上示したように、本実施例によれば、広
告提供者が選択した任意の視聴者の事前の指定およびそ
の人へ配送する広告映像の事前の選択および選択された
広告映像の事前の配送が可能であり、広告提供者の視聴
者の嗜好に応じた広告配送が可能となり、広告提供者に
とって広告効果が高い広告の配送が実現される。
【0049】<実施例2>次に、本発明による広告映像
配送システムの第2の実施例を図10から図14を用い
て説明する。本実施例の広告映像配送システムは、基本
的な構成は図1に従う。しかし、視聴者が選択した映像
の視聴に先立って、選択した映像に付随する広告の視聴
方法を指定することを可能とするため、映像情報管理表
管理プログラム107が管理する映像情報管理表150
の代りに図9に示す映像情報管理表150を用い、広告
情報管理表管理プログラム110が管理する広告情報管
理表110の代りに図10に示す広告情報管理表110
を用いる。また、クライアント140内の映像送信要求
プログラム147の代りに、図12の映像送信要求プロ
グラム147を用い、映像配送サーバ100内のクライ
アント管理プログラム120の代りに、図13のクライ
アント管理プログラム1200を用い、広告配送タイミ
ング検出プログラム116の代りに、図14に示す広告
配送タイミング検出プログラム116を用いる。以下に
おいては、実施例1と異なる点を主に説明する。
【0050】(映像情報管理表150)図10に示すよ
うに、図1の映像情報管理表150と異なり、本実施例
の映像情報150には、課金割引率の欄が追加されてい
る。レコード1001は映像Aの視聴に際して広告X2
を視聴すれば視聴者への課金が5%割り引かれること、
レコード1002は広告Y2を視聴すれば課金が10%
割り引かれることを示している。視聴者は視聴広告の選
択にあたり本情報を利用することで自由度の高い視聴形
態を取ることができる。
【0051】(広告情報管理表155)図1の広告情報
管理表155と異なり、本実施例では、図11に示すよ
うに、視聴要否フラグと広告挿入位置の欄がこの広告情
報管理表に追加されている。後述する映像送信要求プロ
グラム147により、視聴者が映像視聴に先立って入力
する広告視聴方法に従って両方の欄への値が設定され
る。レコード1101はユーザU1が映像視聴に先立っ
て、広告X2を視聴することを要求しており、広告の挿
入位置はPTSの値が0、即ち映像視聴の先頭で広告視
聴することを指定したことを示している。また、レコー
ド1102は視聴者U1が映像視聴に先立って、広告Y
2の視聴は不要であると指定したことを示している。
【0052】(映像送信要求プログラム147)図11
に示すように、映像送信要求プログラム147はクライ
アント内のプログラムであり、映像視聴に先立って視聴
者の広告視聴形態をユーザから入力して、サーバ内の広
告情報管理表155に登録する機能を有する。
【0053】(映像送信要求プログラム147)このプ
ログラムの処理は、図2に示す映像送信要求プログラム
147の処理とほぼ同様であり、以下では図2の映像送
信要求プログラム147と異なる点を中心に説明する。
ステップ201では視聴対象の映像名称Aが入力され
る。新規に追加されたステップ1202ではサーバSV
1と映像名称Aをユーザから入力しする。ステップ12
03ではサーバSV1と映像名称Aの広告視聴形態の表
示を要求する。この結果、後述するクライアント管理プ
ログラム120が起動されて、図10に示す映像情報管
理表150の内容をもとに、映像AのPTS値が300
0の時点で広告X2とY2の視聴が設定されていること
がクライアント端末の視聴者に示される。視聴者はステ
ップ1204で希望する広告視聴形態として、広告毎の
視聴の要否と広告の挿入位置を入力する。ステップ12
05ではサーバSV1の広告情報管理表155に、ステ
ップ1204で入力した視聴要否フラグと広告挿入位置
とが登録される。図11の例で言えば、視聴者U1に関
して、広告X2の視聴が挿入位置はPTS値=0で指定
され、広告Y2の視聴は不要であることが指定されたこ
とが示されている。残りのステップは図2と同様であ
り、説明は省略する。以上説明したように、図12の映
像送信要求プログラム147により、図11の広告情報
管理表155に視聴者毎の広告視聴形態要求が設定され
る。
【0054】(クライアント管理プログラム120)こ
のプログラムは、映像毎に付随する広告の表示に関する
情報をクライアントへ提供する機能を有する。図13に
示すように、ステップ1200では視聴者(=U1)の
要求が、番組映像または広告映像の視聴要求か、登録広
告映像の一覧表の表示要求か、映像(=A)の付随広告
に関する情報の検索要求であるかの区別がなされる。映
像(=A)の付随広告に関する情報の検索要求であれ
ば、ステップ501が実行されてクライアント名称(=
U1)と、視聴映像名称(=A)が読み込まれる。ステ
ップ1302では、図10の映像情報管理表150に視
聴映像Aの広告挿入位置と課金割引率の検索が要求され
る。ステップ1303では検索結果がネットワーク13
0を介してクライアント140に送出される。送出され
た検索結果は前述の映像送信要求プログラム147によ
り視聴者へ表示される。また、ステップ502の映像配
送終了後にはステップ1301で、視聴映像の課金金額
と視聴広告内容の割引率に従い、課金金額を決定する。
残りのステップは図5と同様であり、説明は省略する。
【0055】以上説明したように、図12の映像送信要
求プログラム147と図13のクライアント管理プログ
ラム120により、視聴者は映像視聴に先立って視聴映
像に付随する広告映像の視聴を実行することができ、そ
の結果として、映像配送サーバ100内の広告情報管理
表155内の視聴済みフラグがセットされる。
【0056】(広告配送タイミング検出プログラム11
6)このプログラムが図8のそれと異なる点を以下に説
明する。図14に示すように、ステップ802では図1
0の映像情報管理表150に登録された映像Aの指定広
告名称を検索している。さらに新規に追加されたステッ
プ1401では、検索結果である映像Aの指定広告名称
(=X2)を用いて図11の広告情報管理表155を検
索し、視聴者U1が視聴を要求しているか否かを検索す
る。要求が存在する場合には、ステップ1402が選択
されて、広告情報管理表内の広告挿入位置が広告挿入位
置として選択される。以上の流れを図10および図11
の例を用いて説明する。映像Aの広告X2の所定の挿入
位置はレコード1001が示すようにPTS=3000
であるが、広告X2は図11のレコード1101に示す
ように視聴者U1が視聴を要求し挿入位置としてPTS
=0を指定している。この結果、広告X2はPTS=0
に挿入されることがわかる。
【0057】一方、ステップ1401で広告情報管理表
内に映像Aの指定広告名称(=X2)の視聴要求が登録
されていない場合には、視聴者が当該広告の視聴方法に
関して特定の要求を行っていないことが示されている。
この場合にはステップ1403が実行されて、映像情報
管理表管理プログラム107の検索処理プログラム10
8を起動して、映像(=A)の指定広告名称(=X2)
について映像情報管理表の広告挿入位置を検索して広告
挿入位置を決定する。ステップ803では送信中の映像
のPTS値が上記で設定した広告挿入位置と一致するか
がチェックされ、一致する場合にはステップ804で配
送広告の決定がなされる。
【0058】以上説明したように、本実施例2によれ
ば、視聴者が映像の視聴に先立って映像に付随する広告
の内容、および広告視聴の位置を自由に設定することが
可能となり、視聴者の好みに応じた映像視聴が可能とな
る。また、本実施例では視聴者が設定可能な広告の視聴
形態を、広告内容と広告挿入位置の2点としているが、
その他にも広告映像画面の大きさ、映像視聴と並行して
広告視聴を行う等の指定が可能である事は明らかであ
る。
【0059】<変形例> (1)実施例1、2では、映像情報管理表に保持され
た、広告広告映像を配送する時点の上に基づいて、映像
を配送中に、広告映像を配送すべき時点に到着したか否
かを広告配送タイミング検出プログラム116により検
出し、その時点に達したと検出されたときに、配送広告
決定プログラム118を起動して、配送すべき広告をク
ライアントごとに決定していた。しかし、この方法に代
えて、映像の配送要求がクライアントから送出されたと
きに、配送すべき広告を決定し、広告を配送すべき時点
に到着したときに、この決定された広告を配送する方法
でもよい。この変形例では、実施例1、2よりは、配送
すべき広告の決定をゆっくりと実行することが許され
る。
【0060】(2)実施例1においては、映像情報管理
表150には一つの映像に対しては、同一の広告提供者
による複数の広告映像が登録されていたが、そこに示さ
れた配送位置、配送条件などにより、その番組映像に
は、これらの複数の広告映像の一つしか配送されないよ
うになっていた。しかし、番組映像の視聴時間が長い場
合には、通常の商用のテレビジョン放送における放送の
ごとく、一つの番組映像に複数の広告映像を使用するこ
とももとより可能である。
【0061】すなわち、同一の番組映像の異なる位置で
異なる広告映像を配送するように実施例1を変形でき
る。その場合には、映像情報管理テーブル150には、
同じ映像の異なる、配送位置で使用する複数の広告映像
を登録し、各配送位置ごとに、その時点で配送すべき広
告映像に代えて使用する広告を、現在その映像を要求し
ているクライアントに対して設けられた広告情報管理表
155から選択すればよい。このためには、この広告情
報管理表155にも同じ広告提供者により指定された複
数の広告映像を登録し、上記番組映像の異なる配送位置
に応じて、これらの異なる広告映像を広告情報管理表か
ら選択するようにすることが望ましい。
【0062】(3)実施例1においては、映像情報管理
表150には一つの映像に対しては、同一の広告提供者
による一つ又は複数の広告映像とその配送位置、配送条
件などを登録した。しかし、通常の商用のテレビジョン
放送における放送のごとく、一つの番組映像に複数の広
告提供者による広告映像を登録することももとより可能
である。すなわち、同一の番組映像の異なる位置で異な
る広告提供者による広告映像を配送するように実施例1
を変形できる。その場合には、映像情報管理表150に
は、同じ映像の異なる、配送位置で使用する、異なる広
告提供者による複数の広告映像を登録し、各配送位置ご
とに、その時点で配送すべき広告映像に代えて使用する
広告を、現在その映像を要求しているクライアントに対
して設けられた広告情報管理表155から選択すればよ
い。このためには、この広告情報管理表155にも、こ
れらの広告提供者から指定された、複数の広告映像を登
録し、上記番組映像の異なる配送位置とそこで配送され
る広告の広告提供者に応じて、これらの異なる広告映像
を広告情報管理表から選択するようにする。
【0063】(4)実施例1、2とも、広告情報管理表
155は各クライアントごとに設けたが、この広告情報
管理表を各広告提供者毎に持つようにしても、クライア
ント毎に異なる広告を配送することも可能である。すな
わち、実施例1で使用した広告情報管理表155の内、
特定の広告提供者が関連している映像に関する広告情報
を、その広告提供者が指定したクライアントごとに保持
すればよい。また、視聴済みフラグ等の各クライアント
の操作に関係する情報は、クライアント毎に記憶する必
要がある。
【0064】(5)上記変形例4のごとく、各広告提供
者ごとに、各クライアント対応の広告管理情報を持つの
に代えて、各広告提供者毎に、クライアントの群毎に広
告情報管理表を記憶し、各クライアントがどの群に属す
るかを示す情報を別に記憶しておく方法をしようすれ
ば、クライアント群毎に異なる広告映像を配送できる。
実施例1では、見かけ上クライアントごとに異なる広告
映像を配送できるが、実際には準備する広告映像の数が
制限されるから実施例1でも、結局はクライアント毎に
広告映像を指定することになる。したがって、その点で
は、この変形例5は実施例1とは実質的には変わらな
い。
【0065】(6)上記変形例2のごとく、同一の番組
映像に対して、異なる広告提供者により提供される複数
の広告映像を配送する場合に、上記変形例4または5を
適用することができる。
【0066】(7)実施例1、2とも、映像情報管理表
150では、映像名称とその映像に付帯する広告名称を
関連づけて管理し、番組映像に応じた特定広告の配送を
可能としている。しかし、視聴者が視聴を行った時間帯
毎に特定の広告を配送するように実施例を変形すること
も可能である。この場合、映像情報管理表150で、映
像名称の代わりに視聴時間帯を指定する欄を設けて、視
聴時間帯毎に広告提供者名称や指定広告名称との関連づ
けを指定すればよい。
【0067】
【発明の効果】本願発明によれば、視聴者ごとに、異な
る広告映像を配送することが可能となる。本願の発明の
より具体的な態様では、広告提供者が選択した視聴者ご
とに、広告提供者が選択した広告映像を配送することが
可能となる。
【0068】本願の他の発明によれば、視聴者が望め
ば、広告映像を視聴者が映像データを視聴するまえに視
聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像配送システムの第1の実施例
の概略構成図。
【図2】図1の装置で使用する映像受信クライアントの
映像送信要求プログラム(147)のフローチャート。
【図3】図1の装置で使用する映像受信クライアントの
映像受信プログラム(148)のフローチャート。
【図4】図1の装置で使用するMPEG1システムスト
リームの構成を示す図。
【図5】図1の装置で使用する映像配送サーバのクライ
アント管理プログラム(120)のフローチャート。
【図6】図1の装置で使用する映像配送サーバの映像配
送制御プログラム(121)のフローチャート。
【図7】図1の装置で使用する映像配送サーバの映像読
みだし制御プログラム(122)のフローチャート。
【図8】図1の装置で使用する映像配送サーバの広告配
送タイミング検出プログラム(116)のフローチャー
ト。
【図9】図1の装置で使用する映像配送サーバの配送広
告決定プログラム(119)のフローチャート。
【図10】本発明による映像配送システムの第2の実施
例で使用する映像情報管理表(150)の構成を示す
図。
【図11】第2の実施例で使用する広告情報管理表(1
55)の構成を示す図。
【図12】第2の実施例で使用する映像受信クライアン
トの映像送信要求プログラム(147)のフローチャー
ト。
【図13】第2の実施例で使用する映像配送サーバのク
ライアント管理プログラム(120)のフローチャー
ト。
【図14】第2の実施例で使用する広告配送タイミング
検出プログラム(116)のフローチャート。
【図15】第1の実施例で使用する初期メニューの表示
画面の例を示す図。
【図16】第1の実施例で使用する初期メニューへのユ
ーザの入力例を示す図。
【図17】第1の実施例で使用する広告一覧表の表示画
面の例を示す図。
【符号の説明】
102・・・内部バス、104・・・ネットワーク・イ
ンタフェース・アダプタ、105・・・入出力コントロ
ーラ、106・・・磁気ディスク、143・・・圧縮映
像デコーダ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配送すべき複数の映像データとその映像デ
    ータに附すべき広告映像データとを格納する記憶装置を
    有する映像配送サーバと、それぞれ該映像配送サーバか
    ら配送される映像データを受信して視聴者に表示する複
    数の映像受信クライアントとを有し、該映像配送サーバ
    は、いずれかの映像受信クライアントから要求されたい
    ずれかの映像データとその映像データに附すべき広告映
    像データとを該記憶装置から読み出し、当該映像受信ク
    ライアントへ送出する映像配送システムにおいて、 該複数の映像受信クライアントのいずれか一つから映像
    データの配送が要求されたとき、上記記憶装置に保持さ
    れた複数の広告映像データからその要求された映像デー
    タに附すべき広告映像データをその映像受信クライアン
    トに依存して選択し、 選択された広告映像データをその要求された映像データ
    に対する広告映像データとして該映像配送サーバから該
    特定の映像受信クライアントに配送する広告映像配送方
    法。
  2. 【請求項2】上記選択では、上記要求された映像データ
    に付加すべき広告映像データを、その映像データとその
    映像受信クライアントとに依存して選択する請求項1記
    載の広告映像配送方法。
  3. 【請求項3】上記要求された映像データに対応して予め
    定められた広告提供者により予め指定され、一群の映像
    クライアントの各々に配布すべき広告映像データを指定
    する広告情報を予め記憶するステップをさらに有し、 上記選択では、 その広告情報が、上記特定の映像受信クライアントに対
    して上記要求された映像データに付加すべき広告映像デ
    ータを指定しているか否かを判別し、 いずれかの広告映像データが上記特定の映像受信クライ
    アントに対して指定されている場合、その指定された広
    告映像データを選択する請求項2記載の広告映像配送方
    法。
  4. 【請求項4】上記選択では、 複数の広告映像データが上記特定の映像受信クライアン
    トに対して指定されている場合、該指定された複数の広
    告映像データを識別する情報を該特定の映像受信クライ
    アントに配送して、上記特定の映像受信クライアントの
    ユーザにより、該複数の指定された広告映像データの一
    つを選択させる請求項3記載の広告映像配送方法。
  5. 【請求項5】該配送では、その広告情報が、上記特定の
    映像受信クライアントに対して上記要求された映像デー
    タに付加すべき広告映像データを広告映像データを指定
    していない場合、該要求された映像データに付加すべき
    広告映像データとして、該映像受信クライアントに依ら
    ないで予め定められている広告映像データを選択する請
    求項3記載の広告映像配送方法。
  6. 【請求項6】複数の映像受信クライアントの各々に対応
    して、複数の広告提供者が指定した複数の広告映像デー
    タを識別する広告情報を記憶するステップをさらに有
    し、 上記選択では、上記特定の映像受信クライアントに対し
    て記憶された広告情報が指定する複数の広告映像データ
    の一つを選択するステップを有する請求項1記載の広告
    映像配送方法。
  7. 【請求項7】上記選択は、 上記特定の映像受信クライアントに対応して記憶された
    広告情報が指定する複数の広告映像データ内に、上記要
    求された映像データに対応して予め定められた広告提供
    者が指定した少なくとも一つの広告映像データが含まれ
    ているか否かを判定し、 その一つの広告映像データが含まれていれば、それを選
    択するステップを有する請求項1記載の広告映像配送方
    法。
  8. 【請求項8】上記特定の映像受信クライアントから、上
    記映像データの配送の前に発行された広告映像データの
    配送要求にしたがって、その特定の映像受信クライアン
    トに対応して記憶された上記広告情報が指定する複数の
    広告映像データを識別する情報を、該特定の映像受信ク
    ライアントに配送し、 該特定の映像受信クライアントから送出された、上記複
    数の広告映像データの一つを選択したことを信号にした
    がって、該選択された一つの広告映像データを該特定の
    映像受信クライアントに配送し、 該特定の映像受信クライアントに上記選択された広告映
    像の配送後に、上記映像データの配送要求が該特定の映
    像受信クライアントから発行あったときには、上記要求
    された映像データに付加すべき広告映像データの選択と
    上記配送を実行しない請求項6記載の広告映像配送方
    法。
  9. 【請求項9】配送すべき複数の映像データとその映像デ
    ータに附すべき広告映像データとを格納する記憶装置を
    有する映像配送サーバと、それぞれ該映像配送サーバか
    ら配送される映像データを受信して視聴者に表示する複
    数の映像受信クライアントとを有し、該映像配送サーバ
    は、いずれかの映像受信クライアントから要求されたい
    ずれかの映像データとその映像データに附すべき広告映
    像データとを該記憶装置から読み出し、当該映像受信ク
    ライアントへ送出する映像配送システムにおいて、 いずれかの映像受信クライアントから配送を要求された
    いずれかの映像データの配送前に、該映像データに付加
    される広告映像データを上記映像データが配送される前
    に配送すべきことが該映像受信クライアントから要求さ
    れたとき、該広告映像データを前記映像サーバから上記
    映像受信クライアントに配送し、 その配送後に上記映像データを前記映像サーバから上記
    映像受信クライアントに配送し、その映像データの配送
    の間には、上記広告映像データは配送しない広告映像配
    送方法。
  10. 【請求項10】配送すべき複数の映像データとその映像
    データに附すべき広告映像データとを格納する記憶装置
    を有する映像配送サーバと、それぞれ該映像配送サーバ
    から配送される映像データを受信して視聴者に表示する
    複数の映像受信クライアントとを有し、該映像配送サー
    バは、いずれかの映像受信クライアントから要求された
    いずれかの映像データとその映像データに附すべき広告
    映像データとを該記憶装置から読み出し、当該映像受信
    クライアントへ送出する映像配送システムにおいて、 いずれかの映像受信クライアントからいずれかの映像デ
    ータの配送を要求するときに、該映像データに付加され
    る広告映像データの表示態様を指定し、 該要求された映像データに付加すべき広告映像データが
    上記指定された表示態様にしたがって表示されるよう
    に、前記映像サーバから広告映像データを上記映像受信
    クライアントに配送する広告映像配送方法。
  11. 【請求項11】上記表示態様は、上記映像データ内の、
    上記広告映像データの挿入位置を含む請求項10記載の
    広告映像配送方法。
  12. 【請求項12】映像データを格納する映像配送サーバ
    と、映像データを受信する映像受信クライアントから構
    成され、視聴者は映像受信クライアントを介して視聴を
    要求する映像データの名称を映像配送サーバに送信し、
    映像配送サーバは受信した映像データの名称に従って映
    像配送プロセスを起動して該受信した名称の映像データ
    を映像受信クライアントへと送出し、映像受信クライア
    ントは該受信した映像データを視聴者に提供し、映像配
    送サーバは視聴対象の映像データ毎に予め付随する広告
    を所定の回数及びタイミングで映像受信クライアントに
    配送し、映像配送サーバは該広告映像データの配送回数
    と視聴対象の映像データ毎に設定された視聴料金とから
    視聴者への課金金額を決定する映像配送装置において、
    映像配送サーバ内に、各々が広告提供者名称と広告映像
    データ名称とで構成される複数の広告情報をクライアン
    ト毎に管理する広告情報管理表を設け、広告提供者は、
    任意の視聴者を対象に視聴を希望する広告がある場合
    に、該広告に関する前記広告情報を、前記広告情報表に
    予め設定しておき、映像配送サーバ内に、該映像配送サ
    ーバが格納する番組映像データ毎に該番組映像データの
    提供広告者の名称を管理する映像情報管理表を設け、広
    告提供者は、該映像情報管理表に任意の番組映像情報に
    付随する広告提供者の名称を予め登録しておき、映像配
    送サーバ内の映像配送プログラムが任意のクライアント
    への番組映像データの配送中に広告映像データを配送す
    べきタイミングを検出した場合に、該配送中の番組映像
    データに予め付加されている前記広告提供者の名称と、
    該クライアントの広告情報管理表に設定されている前記
    広告情報とから、配送する広告映像データを決定する広
    告映像配送方法。
  13. 【請求項13】広告提供者が任意のクライアントを対象
    に視聴を希望する広告がある場合に、該対象のクライア
    ントの広告情報管理表に予め設定する該広告に関する広
    告情報について、該広告情報は設定後に所定の時間が経
    過すると広告情報管理表より削除するステップをさらに
    有する請求項12記載の広告映像配送方法。
  14. 【請求項14】広告提供者は複数の所定の広告映像デー
    タ毎にクライアントの年令や趣向、聴取時間による配送
    条件を付加しておき、配送広告決定プログラムは、映像
    受信クライアントに問い合わせたクライアントの年令や
    趣向、聴取時間に基づいて、配送すべき広告映像情報を
    選択するステップをさらに有する請求項12記載の広告
    映像配送方法。
  15. 【請求項15】広告情報管理表に格納されている広告情
    報について、該広告情報を送付されたクライアントが、
    映像データの視聴に伴って強制される広告映像データの
    視聴とは無関係に、該広告情報に基づいて広告映像デー
    タを事前に視聴することを可能とし、 広告情報の送付がないばあいにも、クライアントの要求
    に応じて任意の広告映像データを視聴することを可能と
    し、 任意のクライアントがこれら事前の広告映像データの視
    聴を行なった場合に、該広告が事前に視聴済みであるこ
    とを示す事前視聴済みフラグ情報を、前記広告情報管理
    表に格納されている各広告情報に設定可能としておき、 該クライアントが任意の映像データの視聴時に広告映像
    データを視聴すべき場合にも、該映像データから決定さ
    れた広告情報の事前視聴済みフラグ情報がセットされて
    いれば、該広告情報の指定する広告映像データの該クラ
    イアントへの配送を免除し、 該広告情報を広告情報管理表より削除するステップをさ
    らに有する請求項12記載の広告映像配送方法。
  16. 【請求項16】任意のクライアントが事前の広告データ
    の視聴を行なった場合に、該広告が事前に視聴済みであ
    ることを示す事前視聴済みフラグ情報の設定について、
    該フラグ情報の設定値は設定後に所定の時間が経過する
    とリセットするステップをさらに有する請求項15記載
    の広告映像配送方法。
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