JPH09510263A - 布帛柔軟剤組成物 - Google Patents

布帛柔軟剤組成物

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JPH09510263A JP7523596A JP52359695A JPH09510263A JP H09510263 A JPH09510263 A JP H09510263A JP 7523596 A JP7523596 A JP 7523596A JP 52359695 A JP52359695 A JP 52359695A JP H09510263 A JPH09510263 A JP H09510263A
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ホフマン ワール,エロール
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、生分解性柔軟剤活性成分約5%〜約50%、粘度約2〜約5000cstを有するシリコーン約0.2%〜約20%、および残部水性溶媒系(場合によって水に高度に可溶性であるか水と混和性である低分子量有機溶媒を含有)を含むことを特徴とする、リンス添加布帛柔軟化組成物に関する。これらの組成物で処理された布帛は、優れた再湿潤特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 布帛柔軟剤組成物 技術分野 本発明は、布類処理組成物に関する。特に、本発明は、改善された生分解性、 優秀な布帛柔軟化/静電気制御上の利益および改善された再湿潤性を有する布帛 柔軟剤を与えるために布類洗濯操作のすすぎサイクルで使用するための布類柔軟 化組成物に関する。 背景技術 公知技術には、優れた再湿潤特性(即ち、処方物で処理された布帛が容易に再 湿潤する)を有する布帛コンディショニング処方物を処方することに関連する技 術課題が開示されている。 布帛柔軟化組成物は、一般に、綿布帛の吸水能力を減少させる傾向がある。伝 統的に、布帛柔軟化と布帛吸収性との間には矛盾する関係があった。通常、より 有効な布帛柔軟剤活性成分および/またはより多い布帛柔軟剤活性成分をすすぎ 液で使用することは、処理された布帛、特に綿布帛の吸水性を低下させる。即ち 、高性能柔軟剤組成物でのより良好な柔軟化と低い性能の柔軟剤組成物でのより 良好な吸水性との間の選択がなされていたのであった。 本発明は、広範囲の型の洗剤の後に使用した時に改善された布帛再湿潤特性を 有していながら、高い布帛柔軟化性能を維持する、より一層生分解性の布帛柔軟 剤活性成分を含有する布類処理組成物を提供するものである。 発明の開示 本発明は、 (A)少なくとも1個、好ましくは2個の長い疎水基を含有する生分解性陽イ オン柔軟剤活性成分、好ましくは第四級アンモニウム柔軟剤活性成分(好ましく は長い疎水基にエステル結合の存在の結果、改善された生分解性を有する)、例 えば、エステル第四級アンモニウム柔軟剤活性成分(EQA)、好ましくは一般 式 Ep+〔Y−R2mpX- (式中、 pは1または2、好ましくは1であり、 mは2または3、好ましくは2であり、 各Eは電荷p+の窒素含有第四級基であり、 各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、 各R2はC11〜C22、好ましくはC15〜C17ヒドロカルビルまたは置換ヒドロ カルビル置換基、好ましくは線状であり、 各X-はクロリド、ブロミド、メチルサルフェート、エチルサルフェート、ホ ルメート、ニトレートなどの柔軟剤相容性陰イオンである) を有する生分解性陽イオン柔軟剤活性成分約5%〜約50%、好ましくは約6% 〜約35%、より好ましくは約7%〜約32%、 (B)粘度約2〜約5000cStを有するシリコーン、約0.2%〜約20 %、好ましくは約0.5%〜約10%、より好ましくは約1%〜約5%、および (C)残部(水、水に高度に可溶性/混和性である低分子量有機溶媒,例えば 、C1〜C4一価アルコール、C2〜C6多価アルコール、ポリアルキレングリコー ルおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる液体担体) を含むことを特徴とするリンス添加布帛柔軟化組成物に関する。 すべての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準である。すべて の数は、特に断らない限り、近似値である。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、必須成分として、組成物の約5〜約50重量%、好ましくは約6〜 約35重量%、より好ましくは約7〜約32重量%の生分解性陽イオン柔軟剤活 性成分、好ましくはエステル第四級アンモニウム柔軟剤活性成分(EQA)およ び後述のようなシリコーン約0.2%〜約20%、好ましくは約0.5%〜約1 0%、より好ましくは約1%〜約5%を含むリンス添加布帛柔軟剤組成物に関す る。 (A)生分解性陽イオン布帛柔軟剤活性成分 長い疎水基にエステル結合を含有する好ましい生分解性陽イオン柔軟剤活性成 分(EQA)は、式 Ep+〔Y−R2mpX- 〔式中、 pは1または2であり、 mは2または3であり、 各Eは電荷p+の窒素含有第四級基であり、 各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、 R2は同じか異なるC11〜C22ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビル置換 基であり、 X-はクロリド、ブロミド、メチルサルフェート、エチルサルフェート、ホル メート、ニトレートなどの柔軟剤相容性陰イオンであり、 好ましくはEは (1)(R)4-m+〔(CH2nm(式中、mは2または3である)、 (2)(R)3+(CH2nCH−CH2、および (3)それらの混合物 (式中、 nは1〜4であり、 各RはC1〜C6アルキルまたは置換アルキル基(例えば、ヒドロキシアルキル )、好ましくはC1〜C3アルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル 、プロピルなど、ベンジル基、水素、およびそれらの混合物であり、R2はC11 〜C22脂肪アシル基に由来する) からなる群から選ばれる〕 を有する。 前記式(1)のEを有する好ましいEQAは、式 (R)4-m+〔(CH2n−Y−R2m- 〔式中、各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、mは2また は3であり、各nは1〜4であり、各R置換基は短鎖C1〜C6アルキルまたは置 換アルキル基(例えば、ヒドロキシアルキル、好ましくはヒドロキシエチル、好 ましくはC1〜C3アルキル、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピ ルなど、または置換アルキル基(例えば、ヒドロキシアルキル、好ましくはヒド ロキシエチル)、ベンジルまたはそれらの混合物、好ましくはアルキルであり、 各R2は長鎖、好ましくは少なくとも部分不飽和(例えば、ヨウ素価(IV)約 5以上から約100以下)C11〜C22ヒドロカルビル、または置換ヒドロカルビ ル置換基であり、対イオンX-は柔軟剤相容性陰イオン、例えば、クロリド、ブ ロミド、メチルサルフェート、ホルメート、サルフェート、ニトレートなどであ ることができる〕 を有する。 E(1)を有する生分解性柔軟剤活性成分の非限定例は、N,N−ジ(タロー オイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドおよびN,N− ジ(タローイルオキシエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルア ンモニウムメチルサルフェートである。 E(2)を有する生分解性柔軟剤活性成分の非限定例は、1,2−ジタローオ イルオキシ−3−トリメチルアンモニオプロパンクロリドである。 完全飽和アルキル基(R2)を使用して製造したEQA化合物は、迅速生分解 性であり且つ優秀な柔軟剤である。しかしながら、少なくとも部分的に不飽和の アルキル基を使用して製造した化合物は、多くの利点(即ち、改善された濃縮性 および良好な貯蔵粘度安定性)を有し、且つ消費財として極めて良好である。不 飽和アルキル基を有するEQAは、飽和アルキル基を有するEQAと比較して改 善された吸水性を有する改良布帛を提供する。 不飽和アシル基を使用する利益を得るために調節しなければならない変数とし ては、脂肪酸のヨウ素価(IV)、脂肪アシル基中のシス/トランス異性体重量 比、および脂肪酸および/またはEQAのにおいが挙げられる。以下IV値への 言及は、脂肪アシル/アルキル基のIV(得られるEQA化合物ではない)を意 味する。 脂肪アシル基のIVが約20以上である時には、EQAは、優秀な帯電防止効 果を与える。帯電防止効果は、布帛をタンブル乾燥機中で乾燥する場合、および /または静電気を発生する合成物質を使用する場合に特に重要である。最大の静 電気制御は、IV約20以上、好ましくは約40以上の場合に生ずる。完全飽和 EQA組成物を使用する時には、静電気制御が不良となる。また、より高い柔軟 剤濃度を有する処方物は、典型的には、より高いヨウ素価を必要とするであろう 。濃縮性の利益としては、より少ない包装材料の使用、より少ない有機溶媒、特 に揮発性有機溶媒の使用、何も性能に加えないことがあるより少ない濃度助剤の 使用などが挙げられる。 IVを上げると、におい問題の可能性がある。若干の高度に望ましい容易に入 手できるタローなどの脂肪酸源は、原料タローを完成EQAに転化する化学的加 工工程および機械的加工工程に拘らず、化合物EQAににおいが残るこのような 源は、例えば、技術上周知のように吸収、蒸留(スチームストリッピングなどの ストリッピングを含めて)などによって脱臭しなければならない。加えて、酸化 防止剤、殺細菌剤などを加えることによって得られる脂肪アシル基の酸素および /または細菌への接触を最小限にするように注意を払わなければならない。不飽 和脂肪アシル基と関連づけられる追加の費用および努力は、優れた濃縮性および /または性能によって正当化される。例えば、不飽和脂肪アシル基を含有するE QAは、追加の濃度助剤、特に界面活性剤濃度助剤を必要とせずに約13%以上 に濃縮できる。 高不飽和脂肪アシル基、即ち、合計不飽和約65重量%以上を有する脂肪アシ ル基から誘導されるEQAは、帯電防止有効性の追加の改良を与えない。しかし ながら、それらは、他の利益、例えば、布帛の改善された吸水性を与えることが できることがある。一般に、約40〜約65のIV範囲は、濃縮性、脂肪アシル 源の最大化、優秀な柔軟性、静電気制御などに好ましい。 ジエステル化合物の高濃縮水性分散液は、低温(約5℃)貯蔵時にゲル化し且 つ/または増粘することがある。不飽和脂肪酸のみから生成したジエステル化合 物は、この問題を最小限にするが、追加的に悪臭生成を生ずるらしい。IV約5 〜約25、好ましくは約10〜約25、より好ましくは約15〜約20およびシ ス/トランス異性体重量比約30/70以上、好ましくは約50/50以上、よ り好ましくは約70/30以上を有する脂肪酸から生成するジエステル化合物を 含有する組成物は、低温貯蔵に対して安定であり、におい生成は最小である。こ れらのシス/トランス異性体重量比は、これらのIV範囲で最適の濃縮性を与え る。約25以上のIV範囲においては、シス対トランス異性体の比率は、より高 い濃度が必要とされない限り、余り重要ではない。いかなるIVの場合にも、水 性組成物で安定であろう濃度は、安定性の基準(例えば、約5℃以下で安定であ り、0℃以下で安定であり、ゲル化せず、ゲル化するが加熱時に回復することな ど)および存在する他の成分に依存するであろうが、安定である最大濃度は、所 望の安定性を達成するために濃度助剤を加えることによって上げることができる 。 一般に、脂肪酸を水素添加してポリ不飽和を減少し且つIVを低下させて、良 好な色を保証し且つにおいおよびにおい安定性を改善することは、分子中に高い トランス配置度をもたらす。それゆえ、低いIVを有する脂肪アシル基から誘導 されるジエステル化合物は、完全水素添加脂肪酸をIV約5〜約25を与える比 率でタッチ水素添加脂肪酸と混合することによって生成させることができる。タ ッチ硬化脂肪酸のポリ不飽和含量は、約5%以下、好ましくは約1%以下である べきである。タッチ硬化時に、シス/トランス異性体重量比は、技術上既知の方 法により、例えば、最適の混合により、特定の触媒を使用することにより、高い H2有効性を与えることにより、その他の方法により制御される。高いシス/ト ランス異性体重量比を有するタッチ硬化脂肪酸は、市販されている〔即ち、FI NAからラジアシッド(Radiacid)406〕。 R2は、場合によってアルコキシル、ヒドロキシル基などの各種の基で置換で きることが理解されるであろう。好ましい化合物の若干は、広く使用されている 布帛柔軟剤であるジタロージメチルアンモニウムクロリド(DTDMAC)のジ エステル変形物であるとみなすことができる。好ましくは、EQAの少なくとも 約80%は、ジエステルである。好ましくは、約20%以下、より好ましくは約 10%以下は、EQAモノエステル(例えば、1個のみの−Y−R2基)である べきである。 ここで使用するジエステルを規定する時に、それは、通常存在するモノエステ ルを包含するであろう。モノエステルの量は、EQAの製造時に制御できる。好 ましくは、モノエステルが若干、存在する。ジエステル対モノエステルの全比率 は、約100:1から約2:1、好ましくは約50:1から約5:1、より好ま しくは約13:1から約8:1である。高い陰イオン洗剤キャリーオーバー条件 下では、ジエステル/モノエステル比は、好ましくは約11:1である。 (B)シリコーン 本発明のシリコーンは、ポリジメチルシロキサン(ポリジメチルシリコーンま たはPDMS)、またはその誘導体、例えば、アミノシリコーン、エトキシ化シ リコーンなどのいずれかである。PDMSは、好ましくは、低分子量を有するも の、例えば、粘度約2〜約5000cSt、好ましくは約5〜約500cSt、 より好ましくは約25〜約200cStを有するものである。シリコーン乳濁液 は、好都合には、本発明の組成物を調製するために使用できる。しかしながら、 好ましくは、シリコーンは、少なくとも最初に乳化されていないものである。即 ち、シリコーンは、組成物自体中で乳化すべきである。組成物の製法においては 、シリコーンは、好ましくは、水および場合によって水相に通常止まる他の成分 を含む「水シート(seat)」に加える。 低分子量PDMSは、本発明の布帛柔軟剤組成物で使用するのに好ましい。低 分子量PDMSは、予備乳化なしに処方することがより容易である。 シリコーン誘導体、例えば、アミノ官能シリコーン、第四級化シリコーン、お よびSi−OH、Si−Hおよび/またはSi−Cl結合を含有するシリコーン 誘導体は、使用できる。しかしながら、これらのシリコーン誘導体は、通常、布 帛により直接性であり(substantive)且つ反復処理後に布帛上に蓄積して実際 に布帛吸収性の減少を生ずることがある。 水に加える時には、布帛柔軟剤組成物は、生分解性陽イオン布帛柔軟化活性成 分を布帛表面上に付着して布帛柔軟化効果を与える。しかしながら、自動洗濯機 を使用する、典型的な洗濯法においては、綿布帛吸水性は、すすぎ水に生分解性 陽イオン布帛柔軟化活性成分約40ppm以上がある時、特に約50ppmがあ る時にかなり減少される。シリコーンは、特に処理したての布帛の場合に、この 量の布帛柔軟剤と併用する時に、布帛柔軟化性能に悪影響を及ぼさずに布帛吸水 性を改善する。吸水性のこの改善が生ずる機構は、理解されていない。その理由 は、シリコーンが固有に疎水性であるからである。吸水性の追加の損失よりもむ しろ吸水性の改善があることは、非常に驚異的である。 吸水性の著しい改善を与えるために必要とされるPDMSの量は、初期再湿潤 性能に依存し、この初期再湿潤性能は洗浄液で使用する洗剤の種類に依存する。 有効量は、すすぎ水中で約2ppm〜約50ppm、好ましくは約5〜約20p pmである。PDMS対柔軟剤活性成分比は、約2:100から約50:100 、好ましくは約3:100から約35:100、より好ましくは約4:100か ら約25:100である。前記のように、これは、典型的には、シリコーン約0 .2%〜約20%、好ましくは約0.5%〜約10%、より好ましくは約1%〜 約5%を必要とする。 PDMSは、布帛の再湿潤特性を改善することに加えて、アイロンのかけやす さも改善する。布帛ケア組成物が任意の再付着防止剤を含有する時には、綿布帛 上に付着するPDMSの量は、増大し且つPDMSは、ポリエステル布帛上で再 付着上の利益を改善する。さらに、PDMSは、すすぎ時に発泡する組成物の傾 向を減少することによって布帛ケア組成物のすすぎ特性を改善する。驚異的なこ とに、比較的多量のPDMSの存在の結果、布帛ケア組成物の柔軟化特性の減少 は、もしあってもほとんどない。 (C)液体担体 本発明の組成物中の液体担体は、好ましくは、水であり、担体は水に高度に可 溶性である低分子量有機溶媒、例えば、C1〜C4一価アルコール、C2〜C6多価 アルコール、例えば、アルキレングリコール、ポリアルキレングリコール、アル キレンカーボネート、およびそれらの混合物を場合によって含むこともできる。 水は、蒸留水、脱イオン水、または水道水であることができる。水と短鎖アルコ ール、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、およびそれ らの混合物約15%までとの混合物が、好ましい担体である。これらの水溶性溶 媒の例としては、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブチルア ルコール、t−ブチルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール 、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール、プロピレン カーボネート、およびそれらの混合物が挙げられる。 (D)任意成分 本発明は、布類処理組成物で常用されている他の任意成分、例えば、着色剤、 香料、防腐剤、光学増白剤、乳濁剤、布帛コンディショニング剤、界面活性剤、 安定剤、例えば、グアーゴム、収縮防止剤、しわ防止剤、布帛クリスピング(cr isping)剤、斑点取り剤(anti-spotting agent)、殺菌剤、殺真菌剤、防食剤 、消泡剤などを包含できる。特に好ましい任意成分としては、分散性助剤、安定 剤、再付着防止剤、および殺細菌剤が挙げられる。 任意の分散性助剤は、本発明の組成物のすすぎ水への分散を容易にする。それ らは、組成物の約0〜約15重量%、好ましくは約0.5〜約10重量%、より 好ましくは約1〜約5重量%の合計量のモノアルキル陽イオン第四級アンモニウ ム化合物、モノアルキルアミンオキシド、およびそれらの混合物からなる群から 選ばれる。これらの物質は、活性柔軟剤原料(A)の一部分として添加するか、 別個の成分として添加することができる。分散性助剤の合計量は、成分(A)の 一部分として存在してもよいいかなる量も包含する。 分散性助剤としては、モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物、好ま しくは、式 R3+−(CH2n−O−C(O)−R2(-) (式中、R、R2、nおよびX(-)は(A)の場合に前に定義のような意味を有す る) を有する生分解性ジエステル布帛柔軟剤活性成分のモノエステル誘導体、および 一般式 〔R4+(R53〕X- 〔式中、 R4はC8〜C22アルキルまたはアルケニル基、好ましくはC10〜C18アルキル またはアルケニル基、より好ましくはC10〜C14またはC16〜C18アルキルまた はアルケニル基であり、 各R5はC1〜C6アルキルまたは置換アルキル基(例えば、ヒドロキシアルキ ル)、好ましくはC1〜C3アルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチ ル、プロピルなど、ベンジル基、水素、約2〜約20個のオキシエチレン単位、 好ましくは約2.5〜約13個のオキシエチレン単位、より好ましくは約3〜約 10個のオキシエチレン単位を有するポリエトキシ化鎖、およびそれらの混合物 であり、 X-は(A)の場合に前に定義した通りである〕 の第四級アンモニウム塩が挙げられる。 特に好ましい分散性助剤は、モノラウリルトリメチルアンモニウムクロリドお アンモニウムクロリドである。 R4基は、成分(A)の増大された濃縮性、生分解性などに望ましいことがあ る1個以上のエステル結合基、アミド結合基、エーテル結合基、アミン結合基な どの結合基を含有する基を通して陽イオン窒素原子に結合することもできる。こ のような結合基は、好ましくは、窒素原子から約1〜約3個以内の炭素原子にあ る。 モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物としては、C8〜C22アルキ ルコリンエステル、好ましくはC12〜C14コリンエステルおよび/またはC16〜 C18タローコリンエステル、および/または1989年6月20日発行のハーデ ィーおよびウォーリーの米国特許第4,840,738号明細書(ここに参考文 献として編入)に記載のような長鎖にエステル結合を含有する生分解性単一長鎖 アルキル分散性助剤も挙げられる。 分散性助剤がアルキルコリンエステルからなる場合には、好ましくは、組成物 は、少量、好ましくは組成物の約2〜約5重量%の有機酸も含有する。有機酸は 、1990年12月27日公告のマチン等のEPA第404,471号明細書( ここに参考文献として編入)に記載されている。好ましくは、有機酸は、グリコ ール酸、酢酸、クエン酸、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。 分散性助剤として役立つことができるエトキシ化第四級アンモニウム化合物と しては、ウィトコ/シェレックス・ケミカル・カンパニーから商品名バリクォー ス(ポリエトキシエタノール)アルキルアンモニウムエチルサルフェート、アク リコール(15)オレアンモニウムクロリド、およびアクゾから商品名エトクォ リドが挙げられる。 また、単一アルキル長鎖のみを有する第四級化合物は、洗浄液からすすぎ液に キャリーオーバーされる陰イオン界面活性剤および/または洗浄性ビルダーと相 互作用することからジエステル柔軟剤を保護できる。 他の好適な分散性助剤としては、炭素数約8〜約22、好ましくは炭素数約1 0〜約18、より好ましくは炭素数約8〜約14のアルキルまたはヒドロキシア ルキル1個、および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基 からなる群から選ばれるアルキル部分2個を有する、アミンオキシドが挙げられ る。例としては、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジエチルデシルアミンオキ シド、ビス−(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシド、ジメチルド デシルアミンオキシド、ジプロピルテトラデシルアミンオキシド、メチルエチル ヘキサデシルアミンオキシド、ジメチル−2−ヒドロキシオクタデシルアミンオ キシド、およびココナツ脂肪アルキルジメチルアミンオキシドが挙げられる。 安定剤は、本発明の組成物で存在できる。ここで使用する「安定剤」なる用語 は、酸化防止剤および還元剤を包含する。これらの薬剤は、酸化防止剤の場合に は0%〜約2%、好ましくは約0.01%〜約0.2%、より好ましくは約0. 035%〜約0.1%、還元剤の場合には、より好ましくは約0.01%〜約0 .2%の量で存在する。これらは、長期貯蔵条件下で良好なにおい安定性を保証 する。酸化防止剤および還元剤安定剤は、香気のない製品または微香製品(香料 なしか少ない香料)に対して特に臨界的である。 本発明の組成物に添加できる酸化防止剤の例としては、イーストマン・ケミカ ートと没食子酸プロピルとの混合物、イーストマン・ケミカル・プロダクツ・イ ヒドロキシトルエン)とBHA(ブチル化ヒドロキシアニソール)と没食子酸プ ロピルとクエン酸との混合物、UOPプロセス・ディビジョンから商品名サスタ て入手できるt−ブチルヒドロキノン、イーストマン・ケミカル・プロダクツ・ コフェロール、およびイーストマン・ケミカル・プロダクツ・インコーポレーテ ッドからBHAとして入手できるブチル化ヒドロキシアニソール、没食子酸の長 鎖エステル(C8〜C22)、例えば、没食子酸ドデシル、イルガノックス び/またはクエン酸イソプロピルなどの他のキレート化剤との混合物、モンサン トから1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(エチドロン酸)の化 4,5−ジヒドロキシ−m−ベンゼンスルホン酸/ナトリウム塩の化学名で入手 本発明の組成物で使用できる前記安定剤の若干のCASNo.および化学名は、 以下の表Iに表示する。 場合によって、本組成物は、再付着防止剤0%〜約10%、好ましくは約0. 1%〜約5%、より好ましくは約0.1%〜約2%を含有する。好ましくは、こ のような防汚剤は、重合体である。本発明で有用な高分子再付着防止剤としては 、テレフタレートとポリエチレンオキシドまたはポリプロピレンオキシドとの共 重合体ブロックなどが挙げられる。1990年9月11日発行のゴッセリンク/ ハーディー/トリンの米国特許第4,956,447号明細書は、陽イオン官能 性を含む特定の好ましい再付着防止剤を開示している(ここに参考文献として編 入)。 高度に好ましい再付着防止剤のより完全な開示は、1986年6月25日公告 のゴッセリンクの欧州特許出願第185,427号明細書および1993年5月 4日発行のトリン等の米国特許第5,207,933号明細書(それらの両方と もここに参考文献として編入)に含まれている。 本発明の組成物で使用できる殺細菌剤の例は、パラベン、特にメチルパラベン 、グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、イノレックス・ケミカルズによって 商 パン−1,3−ジオール、およびローム・エンド・ハース・カンパニーによって ル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ ンとの混合物である。本組成物で使用する殺細菌剤の典型量は、選ばれる殺細菌 剤の種類に応じて組成物の重量で約1ppm〜約2,000ppmである。メチ ルパラベンは、エステル化合物10重量%未満を有する水性布帛柔軟化組成物で かび成長を防止するのに特に有効である。柔軟化法 本発明の方法のアスペクトにおいては、布帛または繊維は、水性すすぎ浴中で 有効量、一般に約10ml〜約150ml(被処理繊維または布帛3.5kg当たり) の本発明の柔軟剤組成物(エステル第四級アンモニウム化合物およびシリコーン を含めて)と接触させる。勿論、使用量は、組成物の濃度、繊維または布帛の種 類、および所望の柔軟度に応じて使用者の判断に基づく。好ましくは、すすぎ浴 は、本発明の全活性布帛柔軟化化合物約40〜約1,000ppm、好ましくは 約50〜約500ppm、より好ましくは約50〜約150ppmおよびシリコ ーン約2〜約50ppm、好ましくは約3〜約30ppm、より好ましくは約5 〜約20ppmを含有する。 下記のものは、本発明の例(本発明を限定しようとはしない)である。 例I−プロセス HCl溶液(25%)約0.6gをステンレス鋼混合タンク中で約66℃に予 熱された脱イオン水約886gに加える。直径約5.1cmのブレードを有する羽 根車を使用して、水シート(seat)をIKAミキサー(モデルRW20DZM) で約1500rpmで混合する。混合しながら、非乳化ダウ−コーニングDC− 200、50cStPDMS約12gを混合タンクに加える。次いで、約66℃ に予熱されたエタノール中のジ(軟質タローオイルオキシエチル)ジメチルアン モニウムクロリド約86%を含有するエステル第四級アンモニウム化合物約10 1gを、水シートにゆっくりと加える。25%CaCl2溶液約0.6gを加え 、IKAウルトラ・タラックス(Ultra Turrax)T−50高剪断ミキサー(約1 0,000rpm)を使用して、混合物を約5分間ミル処理する。例II−プロセス 非乳化350cStPDMS約10gを50cStPDMSの代わりに使用す る以外は、例IIの製法は、例Iのものと同様である。 前記組成物IIIおよびIVは、下記の方法によって調製する。 1. 別個に、テノックス6(またはイルガノックス3125)とのジエステ ル化合物プレミックスおよびHCl、クエン酸(使用するならば)および消泡剤 を含有する水シートを74℃に加熱する(註:組成物IVの場合には、クエン酸は 所望ならば全部HClに取って代わることができる)。 2. DC−200シリコーンを水シートに加える。 3. ジエステル化合物プレミックスを水シートに約5〜6分かけて加える。 注入時に、バッチを混合する(約600〜1,000rpm)と共に、ミル処理 する(IKAウルトラ・タラックスT−50ミルで約8,000rpm)。 4. 注入中の大体中間でCaCl2約500ppmを加える。 5. プレミックス注入が完了した後、混合しながら、CaCl22,000 ppmを約65〜74℃で約800〜1,000rpmで約2〜7分かけて加え る(約200〜2,500ppm/分)。 6. 香料を約63〜68℃で30秒かけて加える。 7. 染料およびカトンを加え、約30〜60秒間混合する。バッチを約21 〜27℃に冷却する。 8. CaCl22,500ppm〜4,000ppmを冷却バッチに加え、 混合する。 シリコーンは、製品が熱い際にプロセスのいかなる時点でも添加できるが、経 時的な粘度のより良い安定性のために、シリコーンを水シートに加え入れるか( 前記のように)、或いは約63〜68℃で香料添加直前に加えることが好ましい 。より好ましい方法においては、シリコーンは、水シートに加え、約5分間ミル 処理することによって混合し、次いで、ジエステル化合物プレミックスの約5〜 10%を水シートに注入した後、約5分間追加的にミル処理する。次いで、前記 工程3〜8に従う。この方法においては、シリコーンは、「予備乳化して」長期 貯蔵時のシリコーン相分離を遅延させる。 350cStPDMS約55%を含有するダウーコーニングCF−1469シ リコーン乳濁液を非乳化PDMSの代わりに使用し且つ乳濁液を最後に既に冷却 された混合物に加える以外は、前記例Vを例IIIの方法と同様の方法によって調 製する。 例VI〜IXの製法 例VI HCl溶液(25%)約0.5gを1.5Lのステンレス鋼混合タンク中で約 70℃に予熱された脱イオン水約874gに加える。直径約5.1cmのブレード を有する羽根車を使用して、この「水シート」をIKAミキサー(モデルRW2 5)で約1000rpmで混合する。混合しながら、350cStPDMS約1 2gを含有するダウ−コーニングCF−1469シリコーン乳濁液約21.8g を混合タンクに加える。次いで、約70℃に予熱されたエタノール中のヒドロキ シエチルエステル第四級化合物約85%を含有するステパンクォート(Stepanqu at)6585−ET約98gを蠕動ポンプを介して羽根車ブレードでの注入によ って水シートにゆっくりと加える。混合物を混合時に冷却し、混合物の温度が約 45℃に達した時に、香料約4.5g、1.5%カトン溶液約0.2gおよび1 %染料溶液約0.8%を加える。混合物温度が約27℃に達した時に、25%C aCl2溶液約0.6gを加える。バッチ温度が約24℃に達した時に、混合を 停止する。例VII 非乳化50cStPDMS約12gを350cStPDMS乳濁液の代わりに 使用する以外は、例VIIの製法は、例VIのものと同様である。例VIII HCl溶液(25%)約0.6gを1.5Lのステンレス鋼混合タンク中で約 74℃に予熱された脱イオン水約878gに加える。直径約5.1cmのブレード を有する羽根車を使用して、水シートをIKAミキサー(モデルRW20DZM )で約1000rpmで混合する。混合物も伺時にミル処理する。混合しながら 、DCCF−1469シリコーン乳濁液約21.8gを混合タンクに加える。次 いで、約82℃に予熱されたプロパンエステル第四級化合物約86.7gとエタ ノール12gとの混合物を重力供給滴下漏斗を介して羽根車ブレードに注入され た水シートにゆっくりと加える。ミキサーrpmをこの添加時に約1500rp mに増大する。CaCl2溶液(25%)約0.3gを加えて混合物の粘度を減 少させ、ミキサーrpmを約1000rpmに減少する。1.5%カトン溶液約 0.2gを加える。ひきつづき混合しながら、混合物を氷水中で冷却する。ミル をこの時点で止める。混合物温度が約27℃に達した時に、25%CaCl2溶 液をさらに0.3g加える。バッチ温度が約24℃に達した時に、混合を停止す る。例IX 非乳化50cStPDMS約12gを350cStPDMS乳濁液の代わりに 使用する以外は、例IXの製法は、例VIIIのものと同様である。 例X 混合しながら、HCl溶液約11gおよび(3−アミノプロピル)メチルシロ キサンコモノマー約4モル%を含有する非乳化PDMS約7gを約68℃に予熱 された脱イオン水約863gに約2分間加える。このアミノ官能シリコーンは、 粘度約100〜約200cStを有し且つニュージャージー州ピスキャットアウ ェイのハルス・アメリカから入手できる。次いで、約66℃に予熱されたエステ ル第四級アンモニウム化合物約116gを高剪断混合下に水シートにゆっくりと 加える。NaClの約半分、その後に消泡剤を混合容器に加える。混合物を約1 0分間ミル処理する。次いで、混合しながら、カトンCG溶液およびNaClの 残りを加える。例XI 〔N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル)メチルシロキサンコモノ マー約4モル%を含有する非乳化PDMS約7gを(3−アミノプロピル)メチ ル/ジメチルシロキサン共重合体の代わりに使用する以外は、組成物XIの製法 は、例Xのものと同様である。このアミノ官能シリコーンは、粘度約50〜約9 0cStを有し且つニュージャージー州ピスキャットアウェイのハルス・アメリ カから入手できる。例XII オキシ/ポリジメチルシロキサン共重合体約7gを使用する以外は、組成物XII の製法は、例Xのものと同様である。このアルコキシ化シリコーンは、コネティ カット州ダンベリーのユニオン・カーバイド・コーポレーションから入手できる 。このポリアルキレンオキシPDMS誘導体は、ポリジメチルシロキサン主鎖を 有し、若干のメチル基はC24O/C36O比が約40/60であるC36−O −(C24O)a−(C36O)b−CH3基で置換され、平均分子量約20,0 00および粘度約1,400cStを有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワール,エロール ホフマン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ディアーシャドー、レイン、8021 (72)発明者 スウォートリー,ドナルド マリオン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ヘブンリー、レイン、661 (72)発明者 ベイコン,デニス レイ アメリカ合衆国オハイオ州、ミルフィー ド、レイントリー、ドライブ、1086

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (A)長い疎水基中にエステル結合が存在する結果、改善された生分解 性を有する、少なくとも1個の長い疎水基を含有する生分解性陽イオン柔軟剤活 性成分、好ましくは一般式 EP+〔Y−R2mpX- (式中、 pは1または2であり、 mは2または3であり、 各Eは電荷p+の窒素含有第四級基であり、 各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり、 各R2はC11〜C22ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビル置換基であり、 各X-は柔軟剤相容性陰イオンであり、好ましくはクロリド、ブロミド、メチ ルサルフェート、エチルサルフェート、ホルメート、ニトレート、およびそれら の混合物からなる群から選ばれ、より好ましくは前記式中、pは1であり、mは 2であり、R2はC15〜C17ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビル置換基で ある) を有する生分解性陽イオン柔軟剤活性成分約5%〜約50%、好ましくは約6% 〜約35%、より好ましくは約7%〜約32%、 (B)粘度約2〜約5000cStを有するシリコーン、好ましくはポリジメ チルシロキサンまたはその誘導体、より好ましくはポリジメチルシロキサン約0 .2%〜約20%、および (C)残部、水性液体担体(場合によって、水に高度に可溶性または混和性で ある低分子量有機溶媒を含有) を含んでなることを特徴とする、リンス添加布帛柔軟化組成物。 2. 前記シリコーンが粘度約5〜約500cSt、好ましくは約25〜約2 00cStを有するポリジメチルシロキサンである、請求項1に記載の組成物。 3. ポリジメチルシロキサン対前記生分解性陽イオン柔軟剤活性成分の比率 が約2:100から約50:100、好ましくは約3:100から約35:10 0、より好ましくは約4:100から約25:100である、請求項1または請 求項2に記載の組成物。 4. (C)の低分子量有機溶媒が(a)短鎖アルキルアルコール、(b)ア ルキレングリコール、(c)ポリ(アルキレングリコール)、(d)アルキレン カーボネート、および(e)それらの混合物からなる群から選ばれ、好ましくは エタノール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレ ングリコール、プロピレンカーボネート、ジエチレングリコールモノブチルエー テル、ジプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、およ びそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1〜3いずれか1項に記載の 組成物。 5. アミノシリコーン、エトキシ化シリコーン、およびそれらの混合物から 選ばれる置換ポリジメチルシロキサン、好ましくはアミノシリコーンを含有する 、請求項1〜4いずれか1項に記載の組成物。 6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の組成物を加えて、生分解性陽イオン 柔軟剤活性成分(A)少なくとも40ppmおよびポリジメチルシロキサン少な くとも2ppmを与えることを特徴とする、請求項1〜5いずれか1項に記載の 組成物によって布帛を処理する方法。
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