JPH09506986A - 剰余活動化ニューラル・ネットワーク - Google Patents

剰余活動化ニューラル・ネットワーク

Info

Publication number
JPH09506986A
JPH09506986A JP6501743A JP50174393A JPH09506986A JP H09506986 A JPH09506986 A JP H09506986A JP 6501743 A JP6501743 A JP 6501743A JP 50174393 A JP50174393 A JP 50174393A JP H09506986 A JPH09506986 A JP H09506986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
factory
output
control
layer
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6501743A
Other languages
English (en)
Inventor
キーラー、ジェイムズ・デイヴィッド
ハートマン、エリク・ジョン
リアノ、カディール
ファーガソン、ラルフ・ブルース
Original Assignee
パヴィリオン・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25406768&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH09506986(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by パヴィリオン・テクノロジーズ・インコーポレイテッド filed Critical パヴィリオン・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Publication of JPH09506986A publication Critical patent/JPH09506986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0265Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion
    • G05B13/027Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion using neural networks only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/903Control
    • Y10S706/906Process plant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 工場(72)は、制御入力c(t)を受け取って出力y(t)を提供するように動作することができる。工場(72)には、可変でない状態変数s(t)が関連付けられている。工場(72)を正確にモデル化する制御ネットワーク(74)を提供する。制御ネットワーク(74)の出力は、誤差を生成するために所望の出力と組み合わされた予測出力を提供する。この誤差は、所望の出力を満たすように出力y(t)を変更するために工場(72)への制御入力を変更するための分散制御システム(73)への入力である誤差信号である。制御ネットワーク(74)は、状態変数に対する制御変数の依存性の表現を記憶するように動作できる第1のネットワークNET1から成る。予測された結果は、実際の状態変数入力から減じられ、剰余層(102)中の剰余として記憶される。剰余層(102)の出力は、見えない層(108)に入力される。前記見えない層は、制御入力を受け取り、出力層(106)で予測出力を生成する。誤差の逆伝搬時に、剰余層(102)中の剰余値がラッチされ、制御値だけが変動できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 剰余活動化ニューラル・ネットワーク [発明の技術分野] 本発明は、全般的にはニューラル・ネットワークに関し、詳細には、サブネッ トワークでの剰余留活動化を使用することによってニューラル・ネットワークの 性能および精度を向上させる方法およびそのための装置に関する。 [発明の背景] ニューラル・ネットワークは一般に、プロセスを予測し、制御し、最適化する ために使用される。ニューラル・ネットワークは一般に、システムの非線形モデ ルを学習し、その非線形モデルの表現を記憶するように動作することができる。 したがって、ニューラル・ネットワークはまず、非線形モデルによってシステム を最適化/制御するためにその非線形モデルを学習する。ニューラル・ネットワ ークは、モデルを作成する第1段階で関数を予測する。たとえば、ニューラル・ ネットワークを使用して、プロセス変数の過去の履歴データから薬品工場の将来 の挙動を予測することができる。最初、ネットワークは、その薬品工場に適用で きるモデル・タイプの知識を有していない。しかし、ニューラル・ネットワーク は、薬品工場の履歴データでネットワーク自体を訓練することによって非線形モ デルを「学習」する。この訓練は、逆伝搬、クラスタ化による放射バイアス関数 、非放射バイアス関数、最近傍近似など多数の従来の訓練技法によって行われる 。ネットワークが入力データセットに関する学習を終了した後、訓練データから 意図的に削除されていた工場の履歴データの一部がネットワークに入力され、ネ ットワークがこの新しいデータに関してどれだけ正確に予測するかが判定される 。予測が正確である場合、ネットワークはそのデータに関して「一般化」された と言われる。一般化レベルが高い場合、その予測ネットワークが有用な工場挙動 特性を得たという高度の信頼性が存在する。 ネットワークを訓練するために、履歴データは通常、入力ベクトルを表すベク トルx(t)と、Mが訓練パターンの数を表すt=1,2,3...Mに関する 時間の関数として実際の入力を表すベクトルy(t)の形の時系列から得られる 1組のパターンである訓練セットとして提供される。このような入力は、温度 流量などであってよく、出力は産出量、不純物準位、分散などであってよい。全 体的な目標は、この訓練データを学習し、次いで新しいパターンに一般化するこ とである。 入出力の訓練セットを使用すると、以下のように、ニューラル・ネットワーク に組み込まれる関数を作成することができる。 上式でo(t)は出力ベクトルであり、Pはベクトル、または学習段階中に可変 であるパラメータ(「重み」)である。目標は、以下の合計平方誤差関数を最小 限に抑えることである。 合計平方誤差関数は、関数fのパラメータPを変更することによって最小限に抑 えられる。これは、好ましい実施例における逆伝搬方式または勾配下降方式によ って行われる。これは多数の論文に記載されており、周知である。したがって、 ニューラル・ネットワークは基本的に、確率分布に適合するための統計アルゴリ ズムのクラスとみなすことができるパラメータ適合方式である。ニューラル・ネ ットワークは、高次元表面によって入出力データに適合する関数近似機構とみな すこともできる。ニューラル・ネットワークは、非常に簡単でほとんど自明の関 数(通常シグモイド)を多層入れ子構造で使用する。他の関数近似技法に勝るニ ューラル・ネットワークによって提供される一般的な利点は、関連するニューラ ル・ネットワーク・アルゴリズムが多数の異なるシステムに適応し、ニューラル ・ネットワークがパラメータに対する非線形依存性を提供し、すなわち非線形モ デルを生成し、ニューラル・ネットワークがコンピュータを使用して大部分の学 習を実行し、かつ一般に規則の識別が困難であり、規則または規則の組合せの数 が極めて多くなることがあるため、ニューラル・ネットワークが従来の規則ベー スのエキスパート・システムよりもずっと性能が優れていることである。しかし 、ニューラル・ネットワークは、制限や、熱力学的な圧力/温度の関係などシス テムに関するその他の知識を組み込むことがいくぶん難しく、ネットワーク自体 がどのよ うに問題を解決するかについての簡単な説明を与えない点でいくつかの欠点を有 する。 実際には、ニューラル・ネットワークで具現化される一般的な欠点が重大なも のになることはめったにない。ニューラル・ネットワークの一部を使用してシス テムを最適化するとき、それは通常、監視の下で行われる。この種の最適化では 、最適化機構としてのニューラル・ネットワークが、動作パラメータをどのよう に変更するかに関して示唆を与える。オペレータは次いで、このパラメータをど のように変更するかに関して最終決定を下す。したがって、この種のシステムで は通常、工場を円滑に運営するには制御パラメータをどのように変更すべきかを 知っている「エキスパート」が各工場にあることが必要である。しかし、このエ キスパートは、自分で選択したパラメータおよび方法を変更する理由を十分説明 できないことが多い。この種の専門知識を規則ベースのシステム用の従来のモデ ルに組み込むことは非常に難しいが、ニューラル・ネットワークでは、このよう な専門知識が履歴データから容易に学習される。 正確な予測を行ううえでの一般的な問題は、正確なモデルを作成する問題であ る。予測ファイルには、非常に異なる周波数構成要素を含み、あるいは低速ドリ フト上に変調がある変数が存在することが多い。たとえば、電子機器では、信号 が、それよりもずっと低い周波数のゆっくり変動する波上に存在することがある 。経済分野の他の例として、急速に変動する挙動を伴う低速の上向きドリフトが 前記挙動の下にあることが多い。製造面では、センサは低速でドリフトすること が多いが、センサ値は急速に変化することがある。この結果、予測プロセスで誤 差が発生する。モデルを作成することができる精巧で十分なニューラル・ネット ワークと十分な量の訓練データが与えられている場合、この誤差を予測すること ができるが、このようなシステムは、あまり実際的でないニューラル・ネットワ ーク・システムである。そのため、この誤差は通常、無視される。この誤差は一 般に、予測可能なタイプの誤差であり、一般に予測不能なランダムな「雑音」と は区別すべきである。従来のシステムで予測可能なこの誤差を「剰余」と呼ぶ。 実際の予測から剰余予測が失われることの他のニューラル・ネットワークの使 用の問題は、最適化/制御を行う問題である。予測が行われた後、制御入力パラ メータを特定の設定値に設定するように、独立変数である、制御変数と呼ばれる 入力変数を実際に操作することが必要になる。たとえば、弁の位置、タンク・レ ベル制御装置、車のアクセル・ペダルなどが制御変数である。これに対して、操 作される変数ではない、状態変数と呼ばれる他の1組の変数が温度計、流量計、 圧力計、速度計などのセンサから測定される。たとえば、炉上の制御弁は、制御 変数を構成し、温度計の読取り値は状態変数を構成する。これらの入力変数に基 づいて工場のプロセスをモデル化するように予測ニューラル・ネットワークを作 成した場合、制御変数に基づいても、状態変数に基づいても、その両方の組合せ に基づいても同じ予測精度が得られる。 ネットワークが入力パターンに関して訓練されるときは必ず、制御弁と温度計 の読取り値の間の関係のために問題が発生する。この理由は、ネットワークが通 常、温度または制御、あるいはその両方に注意を払うことを学習することである 。ネットワークが温度にしか注意を払わない場合、ネットワークの制御応答は「 温度を上げる」あるいは「温度を下げる」という形のものになる。温度計は直接 操作できる変数ではないので、この情報は、どのように制御装置を変更するかに 関する情報に関係付ける必要がある。弁と温度読取り値の間の関係が直接的な関 係である場合、これは簡単な問題である。しかし、実際に存在する状況は通常、 制御変数に対する状態変数の依存性が識別しづらく、制御の多変数非線形関数で あることがあるため、より複雑である。ループに人間を含めずにオンライン制御 を実行するための妥当な予測制御モデルを作成するには、ネットワークが制御変 数と状態変数の間の関係を考慮に入れる必要がある。 [発明の概要] 本明細書で開示し請求した本発明は、制御変数、関連する状態変数、および1 つまたは複数の制御された工場出力を受け取るための工場制御入力を有する工場 を制御するための制御ネットワークを備えている。各工場出力は、工場制御変数 に対する工場状態変数の依存性の関数である。現行工場制御変数、現行工場状態 変数、および所望の工場出力をネットワーク入力として受け取るための制御入力 を提供する。所望の工場出力に対応する予測された工場制御変数を生成するため の制御ネットワーク出力を提供する。処理システムは、工場制御変数に対する工 場出力の依存性を表す工場のローカル逆表現を介して、受け取られた工場制御変 数および工場状態変数を処理し、所望の工場出力を達成するのに必要な予測工場 制御変数を提供する。工場の出力が所望の出力になるように予測工場変数を工場 に入力するためのインタフェース装置を提供する。 本発明の他の態様では、処理システムは、予測工場出力を提供するために第1 の中間出力を有する第1の中間処理システムを備えている。第1の中間処理シス テムは、工場制御変数および状態変数を制御ネットワーク入力から受け取り、工 場の予測モデルを介して処理を行って予測工場出力を生成するように動作するこ とができる。予測工場出力は、第1の中間出力から出力され、次いで、予測工場 出力を所望の工場出力と比較し、次いでそれらの間の差を表す誤差を生成するた めの誤差装置に出力される。工場制御変数に対する工場出力の依存性を表す工場 のローカル逆表現を介して誤差を処理し、所望の工場出力を達成するのに必要な 予測工場制御変数を提供するための第2の中間処理システムを提供する。 本発明の他の態様では、処理システムは、剰余活動化ニューラル・ネットワー クとメイン・ニューラル・ネットワークとを備えている。剰余活動化ニューラル ・ネットワークは、制御変数および状態変数を受け取り、工場の動作に影響を及 ぼす外部分散を推定する剰余状態を生成するように動作することができる。剰余 活動化ニューラル・ネットワークは、工場制御変数を受け取るための入力層と、 予測状態変数を制御入力の関数として提供するための出力層と、状態変数に対す る工場制御変数の依存性の表現を介して入力層を出力層にマップするための見え ない層とを有するニューラル・ネットワークを備えている。剰余を構成する、予 測状態変数と実際の工場状態変数の間の差を生成するための剰余層を提供する。 メイン・ニューラル・ネットワークは、工場制御変数および剰余を受け取るため の見えない層と、予測工場出力を提供するための出力層とを備えている。メイン ・ニューラル・ネットワークは、制御入力と剰余の関数としての工場出力の表現 によって入力層を出力層にマップするための見えない層を有する。メイン・ニュ ーラル・ネットワークは、剰余活動化ネットワークによって示される制御変数と 状態変数の依存性を含む工場のローカル逆表現を提供するように逆モードで動作 することができる。 [図面の簡単な説明] 本発明およびその利点をさらに完全に理解するために、次に、添付の図面に関 する以下の説明を参照する。 第1図は、工場のニューラル・ネットワーク・モデルの概略図である。 第2図は、単一の見えない層を表すニューラル・ネットワークの概略図である 。 第3図は、第1のレベルの予測を表す時系列出力を示す図である。 第4図は、剰余の第2の予測を含む第1の予測から得た第1の剰余を示す図で ある。 第5図は、剰余を使用して予測を行うためのニューラル・ネットワークの概略 図である。 第6図は、時系列y(t)を予測するために使用される剰余活動化ネットワー クを示す図である。 第7aおよび7b図は、工場の動作を最適化/制御するための制御システムの ブロック図である。 第7c図は、新しい制御変数を生成するために使用される制御ネットワークを 示す。 第8図は、値を推定し、出力を所望の状態に維持するための妥当な信号を与え るように動作できる簡略化された工場のブロック図である。 第9図は、それぞれ、入力ベクトルを受け取る、3つの入力ノードを有する簡 単なニューラル・ネットワークを示す図である。 第10図は、ニューラル・ネットワークを作成する第1のステップを示す図で ある。 第11図は、剰余活動化ネットワークを作成する次のステップを示す図である 。 第12図は、剰余ネットワーク全体が作成される、ネットワークを作成する次 のステップを示す図である。 第13図は、カオス状態の工場のブロック図である。 第14図は、第13図の工場を制御するための剰余活動化ネットワークのブロ ック図である。 第15図は、一般化された剰余活動化ネットワークの概略図である。 [発明の詳細な説明] 次に、第1図を参照すると、工場12の予測モデル10の概略図が示されてい る。工場12は、入出力を含む任意のタイプの物理プロセス、化学プロセス、生 物学的プロセス、電子プロセス、または経済プロセスである。予測モデルとは、 一般に、複数のノード14を備える入力層と、複数の見えないノード16を備え る見えない層と、複数の出力ノード18を備える出力層とを備える、ニューラル ・ネットワークである。入力ノード14は、非線形相互接続を提供する相互接続 方式を介して見えない層ノード16に接続されている。同様に、見えないノード 16は、やはり非線形である類似の相互接続方式を介して出力ノード18に接続 されている。モデル10の入力は、一部が、「制御」変数と呼ばれる操作変数か ら成り、一部が、「状態」変数と呼ばれる操作変数または非操作変数から成る知 られている工場入力の入力ベクトル20を備えている。制御変数は工場12に入 力される。入力が工場12に導入されると、実際の出力が発生する。これに対し て、モデル10の出力は予測出力である。モデル10が正確なモデルである範囲 で、実際の出力と予測出力は基本的に同じものである。しかし、実際の出力を設 定値に変更するときは常に、工場制御入力を変更しなければならない。これは、 制御/最適化機構ブロック24によって制御される制御ブロック22を介して行 われる。制御/最適化機構ブロックは、予測モデル10からの出力を所望の出力 信号と共に受け取り、工場入力を変更する。これによって、工場12自体の実際 の出力を使用せずに、実際の出力を設定値に移すことができる。 工場12は、制御入力だけでなく、「外乱」と呼ばれる測定された未知の工場 入力も有する。外乱は、たとえば、製造工場における湿度、原料の変化など任意 の所与の工場に存在する可能性がある未知の関係を表す。このような未知の工場 入力または外乱によって、予測出力に対する実際の出力の小さな誤差や変動が発 生する。このような誤差は剰余の一部である。これによって、予測出力と実際の 出力の間に誤差が発生する。 第2図を参照すると、入力ノード14と、見えないノード16と、出力ノード 18とを備える従来のニューラル・ネットワークの詳細図が示されている。入力 ノード14は、複数の入力INP1(t),INP2(t),...INPN( t )を備える入力ベクトルx(t)を受け取るように動作することができる、x1, x2,...xNとラベル付けされたN個のノードを備えている。同様に、出力ノ ード18は、o1,o2,...okとラベル付けされ、出力OUT1(t),O UT2(t),...OUTK(t)を備える出力ベクトルo(t)を生成する ように動作することができる。入力ノード14は、相互接続ネットワークを介し て、a1,a2,...anとラベル付けされた見えないノード16と相互接続さ れ、各入力ノード14が各見えないノード16と相互接続されている。しかし、 幾つかの相互接続方式は、完全な相互接続を必要としない。各相互接続は重みWij 1 を有する。各見えないノード16は、関数gを含む出力oiを有し、各見えな いノードの出力は以下のように定義される。 同様に、各見えないノード16の出力は、相互接続ネットワークを介して実質的 にすべての出力ノード18と相互接続され、各相互接続には重みWjk 2が関連付 けられている。各出力ノードの出力は以下のように定義される。 その場合、このニューラル・ネットワークは、入力パターンを提供されたときに 、入力空間から出力空間へ数式1の関数f()を学習するように訓練され、数式 2の合計平方誤差関数は、パラメータWjk 2、Wij 1、b1 j、b2 kに対して勾配下 降を使用することによって最小限に抑えられる。 上述のニューラル・ネットワークは、一例に過ぎない。使用できる他のタイプ のニューラル・ネットワークは、複数の見えない層、放射基本関数、ガウス・バ ー(1992年5月12日に発行され、引用によって本明細書に合体された米国 特許第5113483号に記載されている)、およびその他の任意のタイプの汎 用ニューラル・ネットワークを使用するものである。好ましい実施例では、使用 されるニューラル・ネットワークは多層認識と呼ばれるタイプのものである。 剰余活動化ネットワークによる予測 次に、第3図を参照すると、いくつかの異なる周波数をもつ基礎信号から成る 時系列の例が示されている。どの周波数が重要であるか、あるいは問題に出会っ たときにどのスケールが重要であるかを判定することは難しいことが多い。しか し、この時系列の場合は、半線形構成要素、符号波構成要素、および高周波数構 成要素がある。時系列は、ある期間にわたってサンプルを表すx軸と大きさを表 すy軸によって、実線で表されている。時系列は、y(t)と呼ばれる工場の実 際の出力を表す。以下で詳細に説明するように、第1の予測を行うための第1の ネットワークが提供されており、その場合、その予測と実際の出力y(t)の間 の差は、剰余を表す第2の時系列を定義するように求められる。第3図では、第 1の予測が点線で表されている。 次に、第4図を参照すると、y(t)から第1の予測が減じられた第3図の時 系列の剰余のプロットが示されている。以下でも説明するように、y(t)から 第1の予測を減じた後の剰余の表現を含む第2の別のニューラル・ネットワーク を提供する。この第2のニューラル・ネットワークの予測に、第3図のニューラ ル・ネットワークによって出力された予測を加えることによって、より正確な全 体的な予測を行うことができる。第4図の剰余は実線で示してあり、剰余ネット ワークの予測は点線で表してある。 次に、第5図を参照すると、剰余活動化ネットワークの様々なレベルを表すネ ットワーク全体の概略図が示されている。上述のように、ネットワークの各レベ ルには予測の一部の表現が含まれ、一次予測を行う第1のネットワークNET1 が一次予測を行い、複数の剰余活動化ネットワークNET2ないしNETKのそ れぞれが、予測の連続的に微細な部分を表す。これらのネットワークのそれぞれ の出力は加算される。第5図は、これらのネットワークのうちのK個を示してお り、各ネットワークは入力層と、1つまたは複数の見えない層と、出力層52と を備えている。各出力層は、線形相互接続パターンを含む単一の出力層52とし て加算される。 すべてのネットワークNET1−NETKの入力層は、入力ベクトルx(t) を受け取る単一の入力層30によって表される。各ネットワークごとに1つずつ 複数の入力層を使用することができる。しかし、同じ入力変数を使用するので、 入力ノードの数は一定である。変動するのは相互接続層中の重みだけである。各 ネットワークは、関連する見えない層に記憶されたモデルの表現と、見えない層 を入力層および出力層に接続する関連する重みとを有する。一次ネットワークN ET1は、大まかな予測を表す見えない層32によって表される。見えない層3 2は、出力ベクトルo1(t)を表す出力層34と相互接続される。相互接続層 36は入力層30を見えない層32と相互接続し、相互接続層38は見えない層 32を出力層34をに接続する。相互接続36、見えない層32、および相互接 続38は、入力層30によって定義された入力空間から出力層34によって定義 された出力空間への非線形マッピング関数を提供する。このマッピング関数は、 以下で説明するように、大まかな予測レベルでのシステムの非線形モデルを提供 する。 K−1個の残りの剰余ネットワークがあり、それぞれ、出力ベクトルo2(t )ないしok(t)を表す出力層42含む見えない層40を有する。入力層30 は、別々の1組の相互接続46を介して各見えない層40に接続され、出力層4 2はそれぞれ、別々の1組の相互接続50を介してそれぞれの見えない層40に 接続される。各見えない層40とそれに関連する相互接続42および46は、前 の予測に対する剰余の非線形表現またはモデルを提供する。たとえば、「NET 2」のラベルの付いた第1の剰余・ネットワークは、実際の出力y(t)に対す る層34の予測出力o1(t)の剰余を表す。同様に、各連続剰余ネットワーク は、前の層の出力層予測からの予測をy(t)から減じた剰余を表す。入力層3 0と出力層34および42のそれぞれとの間にあるネットワークによって表され る各モデルは非線形マッピング関数を提供する。次いで、入力層34および42 のそれぞれは、出力層34および42のそれぞれが、層52中の対応するノード に「+1」の重みで直接マップされるような線形マッピング関数である予測出力 op(t)を表す単一の出力層52にマップされる。これは簡単な加算関数であ る。 第6図を参照すると、ネットワークを訓練し、それぞれの見えない層および関 連する相互接続ネットワークに表現を記憶する手順のブロック図が示されている 。最初に、時系列入力x(t)用の工場の時系列出力としてパターンy(t)が 提供される。「NET1」のラベルの付いた第1のネットワークが目標値として のパターンy(t)に対して訓練され、次いで前記ネットワーク中の重みが固定 さ れる。このパターンは、見えない層32が目標としてのこのパターンに対して訓 練されたことを表す見えない層32の方を向いた矢印によって層60に表される 。訓練の後、見えない層32と関連する相互接続層36および38中の重みが凍 結される。第1のネットワークNET1は、予測出力o1(t)を生成するよう に時系列x(t)によってネットワークを訓練することによって動作する。出力 層34は、「−1」の固定重みを有する線形相互接続層64を介して第1の剰余 層62と相互接続される。同様に、ブロック60は、相互接続を提供し、かつ「 +1」の固定重みを有する相互接続層66を含む剰余出力層62への入力層を表 す。もちろん、他のどんな重みでも使用することができる。したがって、剰余出 力層62は、第1のネットワークNET1の予測出力o1(t)と目標出力y( t)の間の差を構成する第1の剰余出力r1(t)を表す。すなわち、次式が成 立する。 上式は次式のように表すことができる。 数式5および6は、剰余誤差を表す。第kのネットワークの剰余は、(k+1 )ネットワークを訓練するために使用され、(k+1)ネットワークの剰余は、 「NET2」のラベルの付いた第2のネットワークを訓練するために使用される 。訓練手順では、r1(t)の値は、x(t)によって訓練された入力と共に目 標値として使用される。訓練の後、見えない層40および関連する相互接続層4 6および50中の重みが凍結され、次いで、ネットワークがx(t)によって訓 練され、予測出力o2(t)を提供する。訓練は、目標値としての前のネットワ ークの剰余に対して訓練される次の剰余ネットワークに続く。この例では、まず 第2の剰余層64で剰余r2(t)が求められる。第2の剰余層64は、「+1 」の固定重みを有する相互接続層68を介して第2の剰余層64と相互接続され た剰余層62中の値を入力として有し、また、出力層42の出力は、「−1」の 固定重みを有する相互接続層70を介して相互接続される。剰余r2(t)は以 下のように定義される。 次いで、第2の剰余層64中のこの剰余を使用して、第5図に示した次のネット ワークが訓練される。これは、十分な分解能が得られるまで継続する。ネットワ ークは、訓練された後、第5図の構造に従って相互接続され、すべてのネットワ ークの予測出力は層52で加算される。 訓練時には、通常、限られた1組のパターンしか使用できない。ネットワーク は、それらのパターンの一部に対してしか訓練されず、残りの部分はネットワー クの一般化に使用される。一例として、1000個の入出力パターンを訓練に使 用できると仮定する。第1のネットワークの訓練時には、1から800までの時 間サンプルを表すパターンだけが訓練手順で使用され、801から1000まで のパターンは、予測がどれだけ正確かを判定するためにネットワークの一般化を 試験するために使用される。使用可能な1組のパターンのうちのいくつかが、一 般化のために予約されるように制限されているかいないかにかかわらず、その組 にないパターンは、予測がどれだけ正確であるかを判定するために使用される。 表1は、NET1のラベルの付いたネットワークが実際の出力y(t)に対して 訓練される訓練手順を示す。重みが固定され、次いで剰余が算出された後に、こ のネットワークから予測出力を得ることができる。 表2は、第1の剰余層r1(t)に対して訓練されたネットワークを表す、N ET2のラベルの付いたネットワークを訓練する第2のステップを示す。これに よって、予測出力o2(t)が生成される。このネットワークの剰余は、予測出 力と目標出力の間の差によって算出されるr2(t)になる。 剰余活動化ネットワークを使用する工場の最適化/制御 次に、第7a図を参照すると、本発明の重みによって工場の動作を最適化/制 御するための制御システムのブロック図が示されている。工場は全体として、制 御入力c(t)を受け取るための入力と、出力y(t)を提供するための出力と を有し、内部状態変数s(t)が前記入力および出力に関連付けられた、ブロッ ク72として示されている。以下で説明するように、工場予測モデル74は、そ れ自体の予測出力を表す出力op(t)を提供するために関数f(c(t),s (t))に従って工場を正確にモデル化するようにニューラル・ネットワークに よって開発される。工場モデル74への入力は、制御入力c(t)および状態変 数s(t)である。工場モデル74は、最適化/制御のために、工場72の動作 の比較的な正確なモデルとみなされる。最適化/制御手順で、オペレータは、や はり予測出力op(t)を受け取る動作ブロック78に入力するための所望の出 力値od(t)を独立に生成する。所望の出力と予測出力の間に誤差が発生し、 この誤差が、予測モデルの重みを凍結させて最初の工場モデルを介して誤差を逆 伝搬することによって操作されることを除き、工場予測モデル74を表すニュー ラル・ネットワークと同じである逆工場モデル76に入力される。ネットワーク を介した誤差のこの逆伝搬は、工場モデル76の出力が、反復ブロック77で示 した勾配下降演算で使用される△c(t+1)を表す、ネットワークの反転に類 似している。動作時には、最初、入力値c(t)に値△c(t+1)が加えられ 、次いで、この和が予測モデル74を介して処理され、新しい予測出力op(t )および新しい誤差が提供される。この反復は、誤差が所定の値よりも小さくな るまで継続する。次いで、最終値が新しい予測制御変数c(t+1)として出力 される。 この新しいc(t+1)値は、工場72からの所望の実際の出力を達成するた めに必要とされる制御入力から成る。これが制御システム73に入力され、制御 変数c(t)として入力するための新しい値が前記システムに提供される。制御 システム73は、それ自体によって変動させることができる一般化制御入力を受 け取るように動作することができる。以下で詳細に説明するように、最初の工場 モデル74は、変数s(t)および制御入力c(t)を受け取るが、制御変数を 求めるために誤差を逆伝搬するための逆工場モデルは、状態変数とは独立にこれ らの制御変数を求める。なぜなら、状態変数を操作することはできないからであ る。制御のための誤差の逆伝搬を表す一般的な語は「逆伝搬活動化」(BPA) である。 好ましい実施例では、工場モデル76を介して誤差を逆伝搬するために使用さ れる方法は、重みを凍結させたネットワークを介した出力から入力までのローカ ル勾配下降を使用するものである。第1のステップは、制御変数c(t)と状態 変数s(t)の両方の現在の入力を工場モデル74に適用して予測出力op(t )を生成することである。次いで、以下の数式に従って所望の出力od(t)と 予測出力op(t)の間の誤差を入力することにより、重みを凍結させて、ニュ ーラル・ネットワーク上で出力から入力までローカル勾配下降を実行する。 上式で、ηは調整可能な「ステップ・サイズ」パラメータである。次いで、新し いc(t)から出力が再生成され、勾配下降手順が反復される。 以下で説明するように、逆工場モデル76は、剰余活動化ネットワークを使用 して、状態変数に対する制御変数の依存性を示す。このように、ネットワーク7 6は、制御変数に妥当な注意を払って、工場を適切に制御する。 次に、第7c図を参照すると、第7aおよび7b図に示した制御システムの代 替実施例が示されている。第7a図で、制御動作は動的なものである。すなわち 、制御ネットワークは、制御変数および状態変数と、所望の入出力とを入力とし て受け取る。制御変数は所望の出力を達成する。第7c図の図では、状態変数お よび制御変数を受け取り、所望の出力を提供するのに必要な制御変数を生成する ために所与の所望の入力に対して訓練される従来の制御ネットワーク83が使用 されている。第7b図の制御ネットワーク方式と第7a図の制御ネットワーク方 式の間の違いは、第7b図の制御ネットワーク83中の重みが、凍結されており 、制御ネットワーク83を所与の所望の出力に対して訓練することによって学習 されていることである。所望の出力は、数組の重みのうちの1組を選択するため の1つの入力として提供される。各内部重みセットは、第7a図に関して上記で 説 明したものに類似の剰余活動化ネットワークで訓練することによって学習され、 所望の出力を使用して、事前に記憶されている重みと学習された重みのうちの一 方が選択される。制御ネットワークの一般的な動作は、引用によって本明細書に 合体したW.T.ミラー(Miller)III、R.S.Sutton、および P.J.Werbos著"Neural Networks for Control"(MTI Press 、1990年)に記載されている。 他の標準的な最適化方式は、様々な制御入力をランダムに探索して、予測出力 と所望の出力の間の差の2乗を最小限に抑えることを含む。これはモンテカルロ 探索と呼ばれることが多い。この探索は、制御入力をランダムに変更し、修正さ れたこの制御入力をモデルに送って予測出力を得ることによって行われる。次い で、予測出力を所望の出力と比較して、ランダム探索全体にわたって最良の1組 の制御入力を追跡する。十分なランダム探索が与えられて場合、所望の出力に厳 密に一致する予測出力を生成する1組の制御変数が得られる。この技法および関 連するさらに精巧なランダム最適化技法に関しては、S.Kirkpatric k、C.D.Gelatt、M.P.Vecchiの論文"Optimization by Sim ulated Annealing"(Science、第220巻、671〜780ページ(1 983年))を参照されたい。 次に、第8図を参照すると、出力y(t)=x(t+1)を推定し、時間tで c(t)に妥当な制御信号を与え、外乱E(t)がある場合でも出力y(t)を 所望の状態に維持するように動作できる簡単な工場のブロック図が示されている 。ネットワークでは、s(t)、c(t)、およびy(t)に関する情報が使用 可能である。y(t)は、数式f()によって制御ベクトルc(t)および状態 変数ベクトルs(t)に関係付けられる。これは、以下のように定義される。 (このような数式では、説明を簡単にするために時間遅延を無視する) これは、ニューラル・ネットワークを使用して非線形関数f()を実施するこ とによって、設計が比較的な簡単なシステムとなる。しかし、状態変数s(t) は、他の関数fsによって、以下のように制御変数ベクトルc(t)に関係付け られる。 そのため、この関数依存性を考慮に入れない場合、ネットワークは、訓練時に制 御入力を状態変数入力から完全に分離するための情報をもたない。なぜなら、ニ ューラル・ネットワーク自体の設計の性質によって、最初からニューラル・ネッ トワークには十分な分離が存在しないからである。 次に、第9図を参照すると、それぞれ、入力ベクトルy(t)、s(t)、お よびc(t)を受け取り、y(t+1)を出力する、3つの入力ノードを有する 簡単なニューラル・ネットワークが示されている。3つの入力ノードは、y(t )に関連するノード86、s(t)に関連するノード88、およびc(t)に関 連するノード90である。ノード86ないし90のそれぞれが、それに入力され る各ベクトルに関連する複数の入力を受け取るための複数のノードを表すことが できることを理解されたい。入力ノード86ないし90と見えない層自体の間に 相互接続マトリックスがある単一の見えない層が示されており、出力層が見えな い層と相互接続されている。出力層は、出力ベクトルy(t+1)を提供する。 第9図のネットワークの訓練時に、ネットワークの外部にあるブロック91に 示した関数fs()に従うs(t)とc(t)の間の相互依存性に対する配慮は なされない。そのため、伝搬などの技法による訓練時に、問題が発生する恐れが ある。この理由は、入出力関数fs()の反転が、相関付けられた変数に対して 特異なものであることである。この訓練で、ネットワークは、ランダム重みによ って初期設定され、次いで、入力パターンおよび目標出力パターンに関してラン ダムに学習するが、この訓練では、状態変数または制御変数、あるいはその両方 に注意を払う必要がある。ネットワークが状態変数入力にしか注意を払わない場 合、ネットワークの制御応答は「状態変数を変動させる」の形である。しかし、 状態変数は、直接操作できる変数ではない。どのように制御装置を変更するかに 状態変数を関係付けする必要がある。これは、関数fs()で定義されるように 簡単な関数である場合、達成するのが比較的容易な作業である。しかし、はっき りと識別できないより複雑な依存性である場合、このような制御入力の多変非線 形関 数があることがある。オンライン制御を実行する際(ループ中に人間が存在しな い場合)、情報を制御するために状態情報を自動的に変換させることが望ましい 。 本発明によれば、ニューラル・ネットワークは、制御変数c(t)と状態変数 s(t)の間の相互依存性が適切にモデル化されるように構成され、学習段階中 に制御変数に注意を払うように強制される。これを第9a図に示す。第9a図で 、ネットワーク89は、分離された状態変数および制御変数を有するように示さ れている。分離後、BPA動作は制御変数に最大の注意を払う。これは、状態変 数に対する制御変数の依存性を射影することによって行われる。 次に、第10図を参照すると、ニューラル・ネットワークを作成する第1のス テップは、数式10で定義した関数fs()をモデル化することである。ニュー ラル・ネットワークは、入力層96と、見えない層98と、出力層100とを有 するように形成される。入力層は、入力c1,c2,...cnの形の制御変数c (t)を入力として受け取り、出力層は、出力s1 p,s2 p,...sm pから成る 予測状態変数sp(t)を表す。第10図のニューラル・ネットワークは、目標 出力としての状態変数を制御入力c(t)と共に使用し、逆伝搬によってネット ワーク中の重みを固定することによって訓練され、数式10の関数fs()の表 現を提供する。したがって、これは従属変数または測定変数対独立変数または操 作変数を構成する、制御変数からの状態変数のモデルを表す。このモデルは制御 変数に対する状態変数の線形依存性でも、非線形依存性でも、多変依存性でもキ ャプチャする。以下で説明するように、これはネットワークの中間段階である。 1つの見えない層しか示さなかったが、複数の見えない層を使用できることを理 解されたい。 第11図を参照すると、剰余活動化ネットワークを作成する次のステップが示 されている。剰余状態sr(t)を生成するために剰余出力層102を提供する 。層102中の剰余状態は、「−1」の固定重みによる剰余状態層102への予 測状態sp(t)の線形マッピング関数と、入力層104から剰余層102への 入力状態変数s(t)を線形にマップすることによって導かれる。層104の状 態を実際の状態sa(t)と呼ぶ。線形マッピング関数は「+1」の固定重みを を有する。したがって、剰余状態層は以下の関係を有する。 層102の剰余状態sr(t)は、NET1のラベルの付いたネットワーク中 の重みが凍結された後に計算される。このネットワークを「状態予測」ネットワ ークと呼ぶ。剰余層102中の値を状態変数の「剰余活動化」と呼ぶ。この剰余 は、工場の動作に影響を及ぼす外部変数の推定が良好であることを表す。これは 、ネットワーク全体のための重要な追加情報であり、かつ外乱を雑音とみなすこ とでき、剰余がこの雑音の最適(非線形)推定であるWeiner・Kahlm anフィルタリングにおける雑音推定にいくぶん類似している。しかし、外部の 影響の非線形推定機構を提供する本発明のシステムに対して、Kahlmanフ ィルタは雑音の最適線形推定機構である。 第12図を参照すると、剰余ネットワーク全体が作成されるネットワークを作 成する次のステップが示されている。剰余層102sr(t)の出力はf(Et )を表す。ここで、E(t)は、測定できない外部入力を備えている。そのよう な外部入力は化学プロセスの材料の変化であってよい。剰余ネットワーク全体は 、入力が制御入力c(t)および剰余sr(t)であるネットワークから成る。 したがって、入力層96および入力層104は、見えない層108によって出力 層106にマップされる。見えない層108は、相互接続ネットワーク110を 介して剰余層102と相互接続され、相互接続ネットワーク112を介して入力 層と96と相互接続される。この実施例には示していないが、見えない層108 を出力層にマップすることもできる。層108は、相互接続ネットワーク114 を介して出力106にマップされる。したがって、制御入力層96と剰余層10 2を共に出力層106にマップすると、非線形表現が提供され、この非線形表現 は、制御入力パターンc(t)と剰余状態sr(t)とを備える入力を含む所望 の出力パターンに対して訓練される。本発明の重要な態様は、BPAを介した誤 差の逆伝搬時に、ネットワークが、第7a図に示した最適化/制御構成に従って 、実際上、状態変数を無視し、モデル反転を介してc(t+1)の計算だけを行 うことである。剰余は、制御が変化したときに変化しない関数であり、すなわち 外部パラメータなので、予測動作時に変化してはならない。したがって、制御変 化の 予測が行われるとき、剰余状態は、LATCH信号によって制御されるラッチ1 13によって実際上凍結される。これを行う手順は、まず制御変数c(t)およ び状態変数s(t)をそれぞれ入力層96および入力層104に入力し、予測出 力op(t)を生成することである。この動作時には、剰余層102sr(t)中 の値が算出される。ラッチがセットされ、次いでこの値が次の操作のためにクラ ンプされ、所望の出力od(t)が生成され、次いで、所望の出力と予測出力の 間の誤差が数式7に従ってネットワークを介して逆伝搬される。この誤差の逆伝 搬は次いで、制御変数だけに方向付けされる。次いで、制御変数は、勾配下降、 制御ネットワーク、または第7a図に関して上記で説明した他の方法の1つに従 って変更され、BPAプロセスにおける1サイクルが完了する。このようなサイ クルは、出力が所望の出力に達し、あるいは所与の数のBPA反復が達成される まで、sr(t)がラッチされたまま継続する。この手順は、各入力パターンご とと所望の出力に対して実行しなければならない。 状態変数sr(t)の値を凍結させることによって、状態変数に対する制御の 依存性がBPA動作によって射影された。したがって、剰余活動化ネットワーク ・アーキテクチャは、BPA動作時に制御変数に適切な注意を向けて、工場を制 御する分散制御システムに入力を提供する助けとなる適当な制御値を生成する。 一例として、1つの制御変数が炉の弁であり、1つの状態変数が温度である場 合、これらが、入力層96、見えない層98、および出力層100によって表さ れるNET1中の制御変数からの温度の予測が極めて正確であるような相関関係 の高い変数であることが理解されよう。したがって、状態変数1の実際の温度を 予測温度から減じると、剰余は極めて小さなものになる。したがって、どんな制 御信号も状態変数ではなく直接、制御変数に向かい、このことは本発明の重要な 利益を構成する。また、剰余は実際には、たとえば周囲温度、湿度、またはその 他の外部の影響のために直接、制御変数に依存するわけではない温度の部分であ る。予測ネットワークを作成すると、出力は、制御変数と、場合によってはこれ らの外部変動との直接関数になり、本発明の剰余活動化ネットワークは、非線形 推定を介して外乱を補償する。 次に、第13図を参照すると、カオス状態の工場のブロック図が示されている 。 この例での作業は、y(t+1)を推定し、時間tで(t)に適当な制御信号を 与え、外乱E(t)がある場合でも出力x(t)を所望の状態に維持することで ある。しかし、このニューラル・ネットワーク・モデルはE(t)に関する情報 を直接受け取るわけではないことを理解されたい。入力c(t)、s(t)、お よびy(t)を受け取り、所望の出力を受け取るのと同時に予測値y(t+1) を出力し、ネットワーク自体を介してエラーが逆伝搬されて完全な値を生成する 剰余活動化ネットワークを第14図に示す。出力変数y(t)は、制御変数c( t)と、測定状態変数s(t)と、外部の影響E(t)との関数であり、以下の ように表すことができる。 数式f()は、ネットワークがモデル化すべき何らかの簡単な非線形の未知の関 数であると仮定される。この場合の作業は、測定データから学習することによっ てこの関数f()の最良の近似を得ることである。測定状態変数s(t)は、以 下の関係を有する、制御c(t)と外乱E(t)の何らかの他の未知の関数であ ると仮定する。 関数fs()は、制御変数c(t)と外乱E(t)の両方に対する状態変数s( t)の依存性の非線形の未知の関数を表す。一般性が失われない限り、この関数 は以下の形で拡張することができる。 上式で、fc()はc(t)にしか依存せず、fE()はE(t)にしか依存しな い。 fc()およびfE()の大きさはより次数の高い項fcE()+...と比べて 大きく、制御変数に対する状態変数の依存性の大部分は制御変数から状態変数を 学習することによって射影できると仮定する。状態変数予測は、制御変数の関数 sP(c(t))=fps(c(t))として書くことができる。また、制御変数 における外部変動どうしは相関関係がそれほど強くなく、したがって、学習され た関数fps(c(t))は、数式中の主項と仮定されるのでfc(c(t))に 非常に近いと仮定する。したがって、以下の近似等式が存在する。 上式で、誤差∈はfE(E(t))と比べて小さい。 予測モデルfps(c(t))なので、剰余は以下のように算出することができ る。 置換によって次式が得られる。 これを還元して、以下の関係が得られる。 次いで、以下のように、c(t)依存性およびE(t)依存性が単一の項η( c(t),E(t))としてグループ分けされる。 上式で、上記の仮定によって、η(c(t),E(t))は大きさがfE(E( T))と比べて小さいことが予期される。 上記のように、制御変数に対する状態変数の依存性の大部分はネットワークの 動作で射影されるが、測定状態変数によってキャプチャされ、暗黙的に外乱を含 む、有用な情報は破棄されない。状態変数予測を学習するニューラル・ネットワ ークは、非線形関数を学習することができるので、f(c(t))の十分に一般 的な非線形射影であることに留意されたい。さらに、剰余を計算することによっ て、外部変動の優れた推定が行われた。 上述の例中の剰余は、簡単な減算を介して算出された。しかし、乗算項および より次数の高い項が存在することができ、そのため、他の射影演算子がこれらの 項をキャプチャする必要がある。これを行うには、前の項に極めて類似した方法 で項η(c(t),E(t))を検査する。すなわち、制御変数の1次依存性を 減じたが、同じ方法を適用してより次数の高い項をキャプチャすることができる 。一例として、次に最も高い次数が2次になるように、c(t)およびE(t) に対する1次依存性をもたない項η(c(t),E(t))を検討する。この関 数は以下の形で書くことができる。 η(c,E)=Aηc(c)ηE(E)+B[c3;c2E;cE2;E3]+・・・ (20) 上述のように、このような依存性を項ごとに分離することはできないが、たとえ ば、η(c(t),E(t))を実際の状態ごとに分割することによってより次 数の高い情報を提供することができる。これと、減算(上記)とによって、外乱 の2つの独立推定が提供され、ニューラル・ネットワークはこれらの推定の組合 せからより良いモデルを作成することができる。このアーキテクチャの一例を第 15図に示す。より次数の高い同じ一般化、すなわちさらにモデル化を行う前に 活動化を分割することなどを予測剰余活動化ネットワークに適用することができ る。 要するに、状態変数に対する制御変数の依存性を射影できるようにする剰余活 動化ネットワークが提供された。射影後、逆伝搬活動化制御を使用して制御を行 い、ネットワークが制御変数に注意を払うようにすることができる。ネットワー クは2つのネットワークから成り、第1のネットワークは、制御変数に対する状 態変数の依存性をモデル化し、剰余値を求める。次いで、制御入力および剰余値 が第2のネットワークに入力され、工場用の予測出力が提供される。次いで、所 望の出力が、決定され、所与の一組の入力制御変数に関する予測出力と組み合わ されて誤差が生成される。この誤差は、予測モデルが凍結された制御ネットワー クを介して逆伝搬される。さらに、誤差のこの逆伝搬は、制御入力しか変動しな いように、剰余値を凍結させて実行される。この手順は反復される。次いで、こ の結果得られる制御入力が工場制御システムに入力され、工場への入力が変更さ れ、所望の出力が達成される。 本発明の好ましい実施例を詳細に説明したが、添付の請求の範囲で定義した本 発明の趣旨および範囲から逸脱せずに本発明に様々な変更、置換、および修正を 加えられることを理解されたい。たとえば、BPAの代わりに、第7a図で説明 した制御ネットワークを介して、あるいは所望の出力が達成されるまでの制御入 力の空間を介したモンテカルロ探索、または入力のシミュレートされたアニーリ ングを介したモンテカルロ探索を介して、あるいはそれらを任意に組み合わせる ことによって、剰余ネットワークを反転することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リアノ、カディール アメリカ合衆国、テキサス州 78705、オ ースティン、メディカル・アーツ 3001、 ナンバー 130 (72)発明者 ファーガソン、ラルフ・ブルース アメリカ合衆国、テキサス州 78729、オ ースティン、コッパー・クリーク 9815、 アパートメント 814

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.工場制御変数と、工場制御変数と工場に対する外部の影響との関数である所 望の工場出力とを受け取るための工場制御入力を有する工場を制御するための制 御ネットワークにおいて、 現行工場制御変数および所望の工場出力をネットワーク入力として受け取るた めの制御ネットワーク入力と、 所望の工場出力を達成するのに必要な予測工場制御変数を出力するための制御 ネットワーク出力と、 所望の工場出力を達成するために、外部の影響の推定によってパラメータ化さ れた工場制御変数に対する工場出力の依存性を表す工場の逆表現を介して、受け 取られた工場制御変数を処理して予測工場制御変数を提供するための処理システ ムと 所望の工場出力を達成するために、前記制御ネットワーク出力によって出力さ れた予測工場制御変数を工場制御変数として工場に入力するためのインタフェー ス装置とを備える制御ネットワーク。 2.前記処理システムがさらに、 工場に対する外部の影響を推定し、推定した外部の影響を出力するための推定 ネットワークと、 工場の逆表現を、推定された影響によってパラメータ化するための手段とを備 えることを特徴とする請求項1に記載の制御ネットワーク。 3.前記処理システムの逆表現が一般非線形逆表現であることを特徴とする請求 項1に記載の制御ネットワーク。 4.制御変数入力が、操作できる変数であることを特徴とする請求項1に記載の 制御ネットワーク。 5.前記処理システムが、 予測工場出力を提供するたの第1の中間出力と、 前記制御ネットワーク入力からの工場制御変数と、前記推定ネットワークから の推定された外部の影響とを受け取り、工場の予測モデルを介して処理を行って 前記中間出力から出力するための予測工場出力を生成するための第1の中間処理 システムと、 予測工場出力を所望の工場出力と比較し、それらの間の差を表す誤差を生成す るための誤差生成装置と、 推定された外部の影響によってパラメータ化された工場制御変数に対する工場 出力の依存性を表す工場の逆表現を介して誤差を処理し、予測制御変数変更値を 出力するための第2の中間処理システムと、 前記予測制御変数変更値を前記第1の中間処理システムの入力に入力し、制御 変数入力と加算し、加算された制御変数値を提供し、加算された制御変数を前記 第1の処理システムを介して処理し、前記誤差を最小限に抑えて、加算された制 御変数値を予測制御変数として出力するための制御システムとを備えることを特 徴とする請求項2に記載の制御ネットワーク。 6.前記中間処理システムが、 前記誤差を受け取るための入力層を有するニューラル・ネットワークと、 工場の予測出力を提供するための出力層と、 外部の影響によってパラメータ化された工場制御変数に対する工場出力の依存 性を表す工場の逆表現を介して前記入力層を前記出力層にマップし、出力層から の出力として制御変数変更値を提供するための見えない層とを備えることを特徴 とする請求項5に記載の制御ネットワーク。 7.前記制御システムが勾配下降手順を使用して前記誤差を最小限に抑えること を特徴とする請求項5に記載の制御ネットワーク。 8.前記制御システムがモンテカルロ技法を使用して前記誤差を最小限に抑える ことを特徴とする請求項5に記載の制御ネットワーク。 9.前記第2の中間処理システムおよび前記推定ネットワークが、 工場制御変数と工場制御変数に依存する操作不能工場状態変数とを入力層中の 入力として受け取り、かつ出力層からの出力として予測状態変数を提供するため に工場制御変数に対する工場状態変数の依存性の表現を有する見えない層を介し て、受け取られた工場制御変数を前記出力層にマップするための剰余ニューラル ・ネットワークと、 工場状態変数と、工場に対する外部の影響の推定としての予測状態変数との間 の差を剰余として求めるための剰余層と、 前記剰余を求めた後に、求められた前記剰余を前記剰余層でラッチするための ラッチとを有する剰余アクティベーション・ニューラル・ネットワークと、 工場制御変数および前記ラッチされた剰余を受け取るための入力層と、 予測工場出力を出力するための出力層と、 工場制御変数入力と前記ラッチされた剰余との関数としての工場の表現を介し て前記入力層を前記出力層にマップするための見えない層とを有するメイン・ニ ューラル・ネットワークとを備え、前記メイン・ニューラル・ネットワークが、 前記誤差を出力層で受け取り、前記剰余を前記ラッチでラッチしたうえで前記誤 差を前記見えない層を介して前記入力層に伝搬し、前記予測制御変数変更値を前 記入力層から出力するように逆モードで動作することを特徴とする請求項5に記 載の制御ネットワーク。 10.工場出力を予測し、制御変数と、制御変数に対する依存性を有する状態変 数とを受け取り、制御変数に対する状態変数の依存性を射影するためのネットワ ークにおいて、 制御変数を受け取るための入力層と、 予測状態変数を出力するための出力層と、 制御変数に対する状態変数の依存性の表現を介して前記入力層を前記出力層に マップして前記予測状態変数を生成するための見えない層と、 工場に対する外部の影響の推定から成る剰余として、前記予測状態変数と入力 状態変数の間の差を求めるための剰余層とを有する、工場に対する外部の影響の 推定を生成するための剰余活動化ニューラル・ネットワークと、 制御変数および前記剰余を入力として受け取るための入力層と、 予測工場出力を出力するための出力層と、 制御変数と前記剰余の関数としての工場の表現を介して前記入力層を前記出力 層にマップするための見えない層とを有するメイン・ニューラル・ネットワーク とを備えるネットワーク。 11.さらに、予測工場出力と所望の工場出力の間の誤差を生成するための手段 と、 前記メイン・ネットワークの前記入力層で前記剰余をラッチするためのラッチ と、 前記関連する表現を反転し、前記メイン・ニューラル・ネットワークを介して 前記出力層から前記メイン・ニューラル・ネットワークの前記入力層の制御変数 入力へ前記誤差を逆伝搬し、前記所望の工場出力を達成するのに必要な予測制御 変数変更値を生成するように前記メイン・ニューラル・ネットワークを操作する ための手段とを備える請求項10に記載のネットワーク。 12.前記誤差を生成するための手段が、 工場の表現を提供し、制御変数および状態変数を入力として受け取って、工場 の出力を予測工場出力として予測するための予測モデル・ニューラル・ネットワ ークと、 前記所望の工場出力および前記予測工場出力を受け取って前記誤差を生成する ための差分装置とを備えることを特徴とする請求項11に記載の制御ネットワー ク。 13.前記メイン・ニューラル・ネットワークを介して誤差を逆伝搬するための 前記手段が、前記メイン・ニューラル・ネットワークを介して誤差を逆伝搬して 前記予測制御変数変更値を定義し、前記変更値を制御変数に反復的に加算して、 逆伝搬活動化技法に従って前記誤差を最小限に抑えることを特徴とする請求項1 1に記載の制御ネットワーク。 14.前記剰余活動化ネットワークに記憶される前記表現が、制御変数に対する 状態変数の依存性の非線形表現であり、前記メイン・ニューラル・ネットワーク の前記見えない層中の表現が、入力制御変数と前記剰余の関数としての工場出力 の非線形表現から成ることを特徴とする請求項8に記載の制御ネットワーク。 15.操作可能な制御変数および操作不能な状態変数を受け取ったことに応答し て、工場の動作を予測するための予測ネットワークにおいて、 入力制御変数を受け取るための入力と、 入力制御変数の関数として予測状態変数を出力するための出力と、 制御変数に対する状態変数の依存性の表現を介して入力制御変数を処理して前 記出力によって出力するための予測状態変数を提供するための剰余処理システム と、 工場に対する外部の影響の推定から成る剰余で構成された、入力状態変数と予 測状態変数の間の差を求めるための剰余層とを有する、制御変数に対する状態変 数の依存性を射影して工場に対する外部の影響の推定を生成するための剰余ネッ トワークと、 入力制御変数および前記剰余を入力として受け取るための入力と、 工場の予測出力を表す予測出力を出力するための出力と、 制御変数と前記剰余の関数としての工場の表現を介して入力制御変数および前 記剰余を処理するためのメイン処理システムとを有するメイン・ネットワークと を備える予測ネットワーク。 16.前記剰余ネットワークの前記入力、前記出力、および前記処理システムが 、 入力制御変数を受け取るための入力層と、 前記予測状態変数を出力するための出力層と、 制御変数に対する状態変数の依存性の非線形表現を介して前記入力層を前記出 力層にマップするための見えない層とを有する剰余ニューラル・ネットワークを 備えることを特徴とする請求項15に記載の予測ネットワーク。 17.前記メイン・ネットワークが、 入力制御変数と、前記剰余層によって出力された前記剰余を受け取るための入 力層と、 工場の予測出力を表す前記予測出力を出力するための出力層と、 制御変数と前記剰余の関数としての非線形表現を介して前記入力層を前記出力 層にマップするための見えない層とを備えることを特徴とする請求項15に記載 の予測ネットワーク。 18.前記メイン・ネットワークの見えない層が、知られている入力制御変数と 、前記剰余ネットワークによって生成された前記剰余層からの剰余との関数とし ての逆伝搬を介して訓練され、前記メイン・ネットワークの前記出力層に、知ら れている目標予測出力が入力されることを特徴とする請求項17に記載の予測ネ ットワーク。 19.工場制御変数と工場に対する外部の影響との関数である工場出力と、工場 変数および所望の工場出力を受け取るための工場制御入力を有する工場を制御す る方法において、 現行工場制御変数および所望の工場出力を受け取るステップと、 外部の影響の推定によってパラメータ化された工場制御変数に対する工場出力 の依存性を表す工場の逆表現を介して、受け取られた工場制御変数を処理して所 望の工場出力を達成するのに必要な予測工場制御変数を提供するステップと、 所望の工場出力を達成するのに必要な予測工場制御変数を出力上で出力するス テップと、 予測工場制御変数によって工場を制御するステップとを含む方法。 20.処理システムの逆表現が一般非線形逆表現であることを特徴とする請求項 19項に記載の方法。 21.制御変数が、操作できる変数であることを特徴とする請求項19に記載の 方法。 22.さらに、推定された外部の影響として工場に対する外部の影響を推定する ステップと、 推定された外部の影響によって工場の逆表現をパラメータ化するステップとを 含む請求項18に記載の方法。 23.処理ステップが、 工場の予測モデルを介して工場制御変数および推定された外部の影響を第1の 中間処理ステップで処理するステップと、 予測工場出力を所望の工場出力と比較してそれらの間の差を表す誤差を生成す るステップと、 第2の中間処理ステップで、推定された外部の影響によってパラメータ化され た工場制御変数に対する工場出力の依存性を表す工場の逆表現を介して誤差を処 理し、予測制御変数変更値を出力するステップと、 制御変数値によって第1の中間ステップへの入力制御変数を変更して予測工場 制御変数を提供するステップとを含むことを特徴とする請求項22に記載の方法 。 24.第2の中間処理ステップが、 ニューラル・ネットワークの入力層上で誤差を受け取るステップと、 外部の影響によってパラメータ化された工場のローカル表現が記憶されたニュ ーラル・ネットワークの見えない層を介してニューラル・ネットワーク入力層を ニューラル・ネットワーク出力層にマップするステップと、 誤差が、出力層で入力として受け取られ、かつニューラル・ネットワーク入力 層からの出力として予測工場制御変数変更値を提供するために、推定された外部 の影響によってパラメータ化された工場制御変数に対する工場出力の依存性を表 す工場のローカル逆表現を有する、見えない層を介して伝搬され、誤差が、ニュ ーラル・ネットワークの見えない層を介してニューラル・ネットワークの入力層 へ逆伝搬される、逆の関係でニューラル・ネットワークを操作するステップとを 含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。 25.第1の中間処理ステップが、 剰余ニューラル・ネットワークへの入力層上で工場制御変数を受け取り、出力 層から工場制御変数の関数として予測状態変数を提供するために工場制御変数に 対する操作不能な工場状態変数の依存性の表現を有する見えない層を介して、受 け取られた工場制御変数を剰余ニューラル・ネットワークにマップするステップ と、 工場状態変数と予測常態変数の間の差を剰余として求めるステップと、 剰余を求めた後に、求められた剰余をラッチするステップと、 工場制御変数と、ラッチされた剰余とをメイン・ニューラル・ネットワークの 入力層上で受け取るステップと、 予測工場出力を出力層から出力するために、工場制御変数入力と剰余の関数と して工場の表現が記憶されたメイン・ニューラル・ネットワークの見えない層を 介してメイン・ニューラル・ネットワークの入力層をメイン・ニューラル・ネッ トワークの出力層にマップするステップとを含むことを特徴とする請求項23に 記載の方法。 26.入力制御変数を変更するステップが、 予測制御変数変更値を加算して勾配下降技法に従って誤差を最小限に抑えるこ とによって、入力制御変数を反復的に変更するステップを含むことを特徴とする 請求項25に記載の方法。 27.工場入力から工場出力を予測する方法において、 第1のニューラル・ネットワークの第1の入力層に工場入力を入力するステッ プと、 第1のニューラル・ネットワークの第1の入力層から、剰余が関連付けられた 第1の見えない層中の工場の非線形表現を介して、第1の出力層へ工場入力をマ ップするステップと、 第2のニューラル・ネットワークの第2の入力層に工場入力を入力するステッ プと、 第2の入力層から、第1のニューラル・ネットワーク中の見えない層の剰余の 非線形表現が記憶された第2のニューラル・ネットワーク中の第2の見えない層 を介して、第2のニューラル・ネットワーク中の第2の出力層に入力をマップす るステップと、 第1および第2の出力層の出力を一次出力層に線形にマップして、第1および 第2の出力層の出力の合計を提供するステップとを含むことを特徴とする方法。
JP6501743A 1992-06-10 1993-06-10 剰余活動化ニューラル・ネットワーク Pending JPH09506986A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/896,755 US5353207A (en) 1992-06-10 1992-06-10 Residual activation neural network
US07/896,755 1992-06-10
PCT/US1993/005596 WO1993025943A2 (en) 1992-06-10 1993-06-10 Residual activation neural network

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09506986A true JPH09506986A (ja) 1997-07-08

Family

ID=25406768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6501743A Pending JPH09506986A (ja) 1992-06-10 1993-06-10 剰余活動化ニューラル・ネットワーク

Country Status (7)

Country Link
US (3) US5353207A (ja)
EP (1) EP0645025B1 (ja)
JP (1) JPH09506986A (ja)
AU (1) AU4411493A (ja)
CA (1) CA2137806A1 (ja)
DE (1) DE69321952T2 (ja)
WO (1) WO1993025943A2 (ja)

Families Citing this family (137)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683792A (ja) * 1991-06-12 1994-03-25 Hitachi Ltd ニューラルネットワークの学習装置およびニューラルネットワークの学習パターン呈示方法
US5852817A (en) * 1991-08-14 1998-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Intelligent control apparatus
US5353207A (en) * 1992-06-10 1994-10-04 Pavilion Technologies, Inc. Residual activation neural network
AU658066B2 (en) * 1992-09-10 1995-03-30 Deere & Company Neural network based control system
US5477444A (en) * 1992-09-14 1995-12-19 Bhat; Naveen V. Control system using an adaptive neural network for target and path optimization for a multivariable, nonlinear process
JP2771929B2 (ja) * 1992-10-06 1998-07-02 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション ディジタル・サーボ制御システム
ATE240557T1 (de) * 1992-11-24 2003-05-15 Pavilion Tech Inc Betreiben eines neuronalen netzwerks mit fehlenden und/oder inkompletten daten
US6243696B1 (en) * 1992-11-24 2001-06-05 Pavilion Technologies, Inc. Automated method for building a model
US5483448A (en) * 1992-12-14 1996-01-09 Ford Motor Company Adaptive vehicle suspension system with mechanism for varying controller gains in response to changing road roughness conditions
WO1994020887A2 (en) * 1993-03-02 1994-09-15 Pavilion Technologies, Inc. Method and apparatus for analyzing a neural network within desired operating parameter constraints
DE4416364B4 (de) * 1993-05-17 2004-10-28 Siemens Ag Verfahren und Regeleinrichtung zur Regelung eines Prozesses
DE4416317B4 (de) * 1993-05-17 2004-10-21 Siemens Ag Verfahren und Regeleinrichtung zur Regelung eines materialverarbeitenden Prozesses
DE59409683D1 (de) * 1993-07-05 2001-04-19 Siemens Ag Verfahren zur bestimmung optimaler werte für stellgrössen eines technischen systems
US6000827A (en) * 1993-09-10 1999-12-14 Fujitsu Limited System identifying device and adaptive learning control device
US5737496A (en) * 1993-11-17 1998-04-07 Lucent Technologies Inc. Active neural network control of wafer attributes in a plasma etch process
DE19518804A1 (de) * 1994-05-27 1995-12-21 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Überwachung eines Produktionsprozesses
US5590063A (en) * 1994-07-05 1996-12-31 Motorola, Inc. Optimization method using parallel processors
US5659666A (en) * 1994-10-13 1997-08-19 Thaler; Stephen L. Device for the autonomous generation of useful information
US5649064A (en) * 1995-05-19 1997-07-15 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration System and method for modeling the flow performance features of an object
US5943660A (en) * 1995-06-28 1999-08-24 Board Of Regents The University Of Texas System Method for feedback linearization of neural networks and neural network incorporating same
US5838881A (en) * 1995-07-14 1998-11-17 Electric Power Research Institute, Inc. System and method for mitigation of streaming electrification in power transformers by intelligent cooling system control
US6745169B1 (en) * 1995-07-27 2004-06-01 Siemens Aktiengesellschaft Learning process for a neural network
US6314414B1 (en) * 1998-10-06 2001-11-06 Pavilion Technologies, Inc. Method for training and/or testing a neural network with missing and/or incomplete data
US5970426A (en) * 1995-09-22 1999-10-19 Rosemount Analytical Inc. Emission monitoring system
KR970051806A (ko) * 1995-12-21 1997-07-29 양승택 스레숄드 망의 합성방법
US6879971B1 (en) * 1995-12-22 2005-04-12 Pavilion Technologies, Inc. Automated method for building a model
US5809490A (en) * 1996-05-03 1998-09-15 Aspen Technology Inc. Apparatus and method for selecting a working data set for model development
US7058617B1 (en) * 1996-05-06 2006-06-06 Pavilion Technologies, Inc. Method and apparatus for training a system model with gain constraints
US6363289B1 (en) 1996-09-23 2002-03-26 Pavilion Technologies, Inc. Residual activation neural network
DE19649633A1 (de) * 1996-12-02 1998-06-04 Abb Patent Gmbh Verfahren zur Analyse und Darstellung von transienten Prozeßvorgängen
DE19734947B4 (de) * 1997-08-13 2010-04-29 Otte, Ralf, Dr. Verfahren zur Steuerung von Prozeßvorgängen
US5991525A (en) * 1997-08-22 1999-11-23 Voyan Technology Method for real-time nonlinear system state estimation and control
US6007430A (en) * 1997-10-08 1999-12-28 Koppy Corporation Two-piece carrier assembly
US7031949B2 (en) * 1998-01-22 2006-04-18 Mts Systems Corporation Method and apparatus for generating input signals in a physical system
EP1070282B1 (en) * 1998-01-22 2004-08-18 Mts Systems Corporation Method and apparatus for identifying a physical system
US7269475B1 (en) * 1998-03-02 2007-09-11 Xerox Corporation Distributed control system with global contraints for controlling object motion with smart matter
US6285972B1 (en) 1998-10-21 2001-09-04 Mts Systems Corporation Generating a nonlinear model and generating drive signals for simulation testing using the same
ES2330979T3 (es) 1998-11-13 2009-12-17 Mts Systems Corporation Medida del ancho de banda repetible de un sistema para ensayos simulados.
US6985781B2 (en) * 1999-01-12 2006-01-10 Pavilion Technologies, Inc. Residual activation neural network
US8044793B2 (en) 2001-03-01 2011-10-25 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Integrated device alerts in a process control system
US6975219B2 (en) 2001-03-01 2005-12-13 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Enhanced hart device alerts in a process control system
KR100306848B1 (ko) * 1999-06-19 2001-09-24 윤덕용 신경회로망을 이용한 선택적 주의집중 방법
EP1222566A1 (en) * 1999-09-23 2002-07-17 Chroma Graphics, Inc. Method and apparatus for describing and simulating complex systems
US6445963B1 (en) 1999-10-04 2002-09-03 Fisher Rosemount Systems, Inc. Integrated advanced control blocks in process control systems
US6510353B1 (en) 1999-11-04 2003-01-21 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Determining tuning parameters for a process controller from a robustness map
US6611735B1 (en) 1999-11-17 2003-08-26 Ethyl Corporation Method of predicting and optimizing production
US6684115B1 (en) * 2000-04-11 2004-01-27 George Shu-Xing Cheng Model-free adaptive control of quality variables
US6721609B1 (en) 2000-06-14 2004-04-13 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Integrated optimal model predictive control in a process control system
JP4918207B2 (ja) * 2000-06-29 2012-04-18 アスペン テクノロジー インコーポレイテッド 経験的プロセスの非線形近似器を制約するコンピュータ装置とその方法
US7062357B2 (en) 2000-09-21 2006-06-13 Mts Systems Corporation Multiple region convolver with tapering
US20030028415A1 (en) * 2001-01-19 2003-02-06 Pavilion Technologies, Inc. E-commerce system using modeling of inducements to customers
US6795798B2 (en) 2001-03-01 2004-09-21 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Remote analysis of process control plant data
US7389204B2 (en) 2001-03-01 2008-06-17 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data presentation system for abnormal situation prevention in a process plant
US6954713B2 (en) 2001-03-01 2005-10-11 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Cavitation detection in a process plant
US8073967B2 (en) 2002-04-15 2011-12-06 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Web services-based communications for use with process control systems
US7720727B2 (en) 2001-03-01 2010-05-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Economic calculations in process control system
DE60232711D1 (de) 2001-03-01 2009-08-06 Fisher Rosemount Systems Inc Bezugsmarkierungtechnik zur schätzung und benutzung von abbau-niveaux in einer prozessanlage
FR2821682B1 (fr) * 2001-03-01 2003-05-30 Usinor Procede de controle et de commande d'un processus technique
WO2002077527A1 (de) * 2001-03-02 2002-10-03 Powitec Intelligent Technologies Gmbh Verfahren zur regelung eines thermodynamischen prozesses, insbesondere eines verbrennungsprozesses
US20020191102A1 (en) * 2001-05-31 2002-12-19 Casio Computer Co., Ltd. Light emitting device, camera with light emitting device, and image pickup method
US7162534B2 (en) 2001-07-10 2007-01-09 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Transactional data communications for process control systems
WO2003025689A2 (en) * 2001-09-14 2003-03-27 Ibex Process Technology, Inc. Large scale process control by driving factor identification
US8458082B2 (en) 2001-11-13 2013-06-04 Interthinx, Inc. Automated loan risk assessment system and method
US6901300B2 (en) 2002-02-07 2005-05-31 Fisher-Rosemount Systems, Inc.. Adaptation of advanced process control blocks in response to variable process delay
US20040019470A1 (en) * 2002-07-19 2004-01-29 Ibex Process Technology, Inc. Control of complex manufacturing processes using continuous process data
US6915173B2 (en) * 2002-08-22 2005-07-05 Ibex Process Technology, Inc. Advance failure prediction
US20040076944A1 (en) * 2002-08-22 2004-04-22 Ibex Process Technology, Inc. Supervised learning in the presence of null data
US6970857B2 (en) * 2002-09-05 2005-11-29 Ibex Process Technology, Inc. Intelligent control for process optimization and parts maintenance
US7600234B2 (en) * 2002-12-10 2009-10-06 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method for launching applications
US7493310B2 (en) 2002-12-30 2009-02-17 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Data visualization within an integrated asset data system for a process plant
US8935298B2 (en) 2002-12-30 2015-01-13 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Integrated navigational tree importation and generation in a process plant
US7152072B2 (en) 2003-01-08 2006-12-19 Fisher-Rosemount Systems Inc. Methods and apparatus for importing device data into a database system used in a process plant
US20040158474A1 (en) * 2003-02-06 2004-08-12 Karschnia Robert J. Service facility for providing remote diagnostic and maintenance services to a process plant
US7953842B2 (en) 2003-02-19 2011-05-31 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Open network-based data acquisition, aggregation and optimization for use with process control systems
US7103427B2 (en) * 2003-02-28 2006-09-05 Fisher-Rosemont Systems, Inc. Delivery of process plant notifications
US6915235B2 (en) 2003-03-13 2005-07-05 Csi Technology, Inc. Generation of data indicative of machine operational condition
US7020569B2 (en) * 2003-03-13 2006-03-28 Ibex Process Technology, Inc. Intelligent modelling of process and tool health
US7634384B2 (en) 2003-03-18 2009-12-15 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Asset optimization reporting in a process plant
US20040230328A1 (en) * 2003-03-21 2004-11-18 Steve Armstrong Remote data visualization within an asset data system for a process plant
US7272454B2 (en) * 2003-06-05 2007-09-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Multiple-input/multiple-output control blocks with non-linear predictive capabilities
US7194320B2 (en) * 2003-06-05 2007-03-20 Neuco, Inc. Method for implementing indirect controller
US7299415B2 (en) 2003-06-16 2007-11-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for providing help information in multiple formats
JP2005135287A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization 予測装置、予測方法および予測プログラム
US8214271B2 (en) * 2004-02-04 2012-07-03 Neuco, Inc. System and method for assigning credit to process inputs
US7030747B2 (en) 2004-02-26 2006-04-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and system for integrated alarms in a process control system
US7676287B2 (en) 2004-03-03 2010-03-09 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Configuration system and method for abnormal situation prevention in a process plant
US7079984B2 (en) 2004-03-03 2006-07-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Abnormal situation prevention in a process plant
US7515977B2 (en) 2004-03-30 2009-04-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Integrated configuration system for use in a process plant
US7536274B2 (en) 2004-05-28 2009-05-19 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System and method for detecting an abnormal situation associated with a heater
US20050267709A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-01 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System and method for detecting an abnormal situation associated with a heater
CN1969239B (zh) 2004-06-12 2011-08-03 费舍-柔斯芒特***股份有限公司 用于检测与控制回路的过程增益相关的异常状况的***和方法
US20060036345A1 (en) * 2004-08-09 2006-02-16 An Cao Systems and method for lights-out manufacturing
US7181654B2 (en) 2004-09-17 2007-02-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System and method for detecting an abnormal situation associated with a reactor
US7460916B2 (en) * 2004-10-19 2008-12-02 Optichron, Inc. Nonlinear system observation and control
US7123971B2 (en) * 2004-11-05 2006-10-17 Pegasus Technologies, Inc. Non-linear model with disturbance rejection
US20060167591A1 (en) * 2005-01-26 2006-07-27 Mcnally James T Energy and cost savings calculation system
US8380773B2 (en) * 2005-02-18 2013-02-19 Netlogic Microsystems, Inc. System and method for adaptive nonlinear filtering
US8768664B2 (en) * 2005-03-18 2014-07-01 CMC Solutions, LLC. Predictive emissions monitoring using a statistical hybrid model
US7421348B2 (en) * 2005-03-18 2008-09-02 Swanson Brian G Predictive emissions monitoring method
US9201420B2 (en) 2005-04-08 2015-12-01 Rosemount, Inc. Method and apparatus for performing a function in a process plant using monitoring data with criticality evaluation data
US8005647B2 (en) 2005-04-08 2011-08-23 Rosemount, Inc. Method and apparatus for monitoring and performing corrective measures in a process plant using monitoring data with corrective measures data
US7272531B2 (en) * 2005-09-20 2007-09-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Aggregation of asset use indices within a process plant
US7451004B2 (en) 2005-09-30 2008-11-11 Fisher-Rosemount Systems, Inc. On-line adaptive model predictive control in a process control system
US7599750B2 (en) * 2005-12-21 2009-10-06 Pegasus Technologies, Inc. Model based sequential optimization of a single or multiple power generating units
US7756591B2 (en) * 2006-04-25 2010-07-13 Pegasus Technologies, Inc. System for optimizing oxygen in a boiler
US7657399B2 (en) 2006-07-25 2010-02-02 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Methods and systems for detecting deviation of a process variable from expected values
US8606544B2 (en) 2006-07-25 2013-12-10 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Methods and systems for detecting deviation of a process variable from expected values
US8145358B2 (en) 2006-07-25 2012-03-27 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and system for detecting abnormal operation of a level regulatory control loop
US7912676B2 (en) 2006-07-25 2011-03-22 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and system for detecting abnormal operation in a process plant
US7496414B2 (en) * 2006-09-13 2009-02-24 Rockwell Automation Technologies, Inc. Dynamic controller utilizing a hybrid model
US8762106B2 (en) 2006-09-28 2014-06-24 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Abnormal situation prevention in a heat exchanger
US8489360B2 (en) 2006-09-29 2013-07-16 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Multivariate monitoring and diagnostics of process variable data
US20080188972A1 (en) * 2006-10-11 2008-08-07 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and System for Detecting Faults in a Process Plant
US8032341B2 (en) 2007-01-04 2011-10-04 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Modeling a process using a composite model comprising a plurality of regression models
US8032340B2 (en) 2007-01-04 2011-10-04 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and system for modeling a process variable in a process plant
US7827006B2 (en) 2007-01-31 2010-11-02 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Heat exchanger fouling detection
JP4512610B2 (ja) * 2007-04-27 2010-07-28 本田技研工業株式会社 プラントの温度を制御する電子制御装置
US10410145B2 (en) 2007-05-15 2019-09-10 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Automatic maintenance estimation in a plant environment
US8301676B2 (en) 2007-08-23 2012-10-30 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Field device with capability of calculating digital filter coefficients
US7702401B2 (en) 2007-09-05 2010-04-20 Fisher-Rosemount Systems, Inc. System for preserving and displaying process control data associated with an abnormal situation
US9323247B2 (en) 2007-09-14 2016-04-26 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Personalized plant asset data representation and search system
US8055479B2 (en) 2007-10-10 2011-11-08 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Simplified algorithm for abnormal situation prevention in load following applications including plugged line diagnostics in a dynamic process
EP2128726B1 (de) * 2008-05-29 2011-07-27 dspace digital signal processing and control engineering GmbH Verfahren und Simulator zur Echtzeitberechnung der Zustandsgrössen eines Prozessmodells
US8868221B1 (en) * 2008-08-22 2014-10-21 Marvell International Ltd. Adaptive neural net feed forward system and method for adaptive control of mechanical systems
KR101064908B1 (ko) * 2008-11-12 2011-09-16 연세대학교 산학협력단 신규의 희생층 재료를 이용한 기판 상에서의 나노와이어 패터닝 방법
US8260732B2 (en) 2009-11-24 2012-09-04 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Method for identifying Hammerstein models
DE102009054905A1 (de) * 2009-12-17 2011-06-22 Robert Bosch GmbH, 70469 Verfahren zum Ermitteln von Funktionsparametern für ein Steuergerät
US9927788B2 (en) 2011-05-19 2018-03-27 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Software lockout coordination between a process control system and an asset management system
US9529348B2 (en) 2012-01-24 2016-12-27 Emerson Process Management Power & Water Solutions, Inc. Method and apparatus for deploying industrial plant simulators using cloud computing technologies
JP5768834B2 (ja) * 2013-04-12 2015-08-26 横河電機株式会社 プラントモデル管理装置及び方法
RU2653286C2 (ru) * 2016-06-10 2018-05-07 ФЕДЕРАЛЬНОЕ ГОСУДАРСТВЕННОЕ КАЗЕННОЕ ВОЕННОЕ ОБРАЗОВАТЕЛЬНОЕ УЧРЕЖДЕНИЕ ВЫСШЕГО ОБРАЗОВАНИЯ "Военная академия Ракетных войск стратегического назначения имени Петра Великого" МИНИСТЕРСТВА ОБОРОНЫ РОССИЙСКОЙ ФЕДЕРАЦИИ Способ прогнозирования кризисных ситуаций при контроле многопараметрических процессов
EP3623881A1 (de) * 2018-09-17 2020-03-18 Siemens Aktiengesellschaft Computerimplementiertes verfahren zum abschätzen eines technischen verhaltens einer vorrichtung
US10642723B1 (en) 2019-02-05 2020-05-05 Bank Of America Corporation System for metamorphic relationship based code testing using mutant generators
US11954603B1 (en) 2019-05-03 2024-04-09 Liberty Mutual Insurance Company Predictor neutralization in predictive data analysis systems
US11574094B2 (en) * 2019-06-09 2023-02-07 BWXT Advanced Technologies LLC Rapid digital nuclear reactor design using machine learning
US12001766B2 (en) * 2020-01-17 2024-06-04 BWXT Advanced Technologies LLC Optimization of expensive cost functions subject to complex multidimensional constraints
CN115913991A (zh) * 2022-11-15 2023-04-04 中国联合网络通信集团有限公司 业务数据预测方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4858147A (en) * 1987-06-15 1989-08-15 Unisys Corporation Special purpose neurocomputer system for solving optimization problems
US4979126A (en) * 1988-03-30 1990-12-18 Ai Ware Incorporated Neural network with non-linear transformations
US4912753A (en) * 1988-04-04 1990-03-27 Hughes Aircraft Company Robot axis controller employing feedback and open loop (feedforward) control
US4928484A (en) * 1988-12-20 1990-05-29 Allied-Signal Inc. Nonlinear multivariable control system
US4972363A (en) * 1989-02-01 1990-11-20 The Boeing Company Neural network using stochastic processing
JPH0660826B2 (ja) * 1989-02-07 1994-08-10 動力炉・核燃料開発事業団 プラントの異常診断方法
IL93522A0 (en) * 1989-02-28 1990-11-29 Du Pont Apparatus and method for controlling a process
US4978126A (en) * 1989-11-28 1990-12-18 Leib Morosow Rotating amusement device
US5111531A (en) * 1990-01-08 1992-05-05 Automation Technology, Inc. Process control using neural network
US5113483A (en) * 1990-06-15 1992-05-12 Microelectronics And Computer Technology Corporation Neural network with semi-localized non-linear mapping of the input space
US5144549A (en) * 1990-06-29 1992-09-01 Massachusetts Institute Of Technology Time delay controlled processes
DE4130164A1 (de) * 1991-09-11 1993-03-18 Bodenseewerk Geraetetech Regler, insbesondere flugregler
US5353207A (en) * 1992-06-10 1994-10-04 Pavilion Technologies, Inc. Residual activation neural network

Also Published As

Publication number Publication date
US5859773A (en) 1999-01-12
EP0645025B1 (en) 1998-11-04
WO1993025943A2 (en) 1993-12-23
AU4411493A (en) 1994-01-04
WO1993025943A3 (en) 1994-03-03
EP0645025A1 (en) 1995-03-29
US5353207A (en) 1994-10-04
DE69321952T2 (de) 1999-07-01
US5559690A (en) 1996-09-24
DE69321952D1 (de) 1998-12-10
CA2137806A1 (en) 1993-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09506986A (ja) 剰余活動化ニューラル・ネットワーク
US6985781B2 (en) Residual activation neural network
US6363289B1 (en) Residual activation neural network
Beck et al. Bayesian updating of structural models and reliability using Markov chain Monte Carlo simulation
Ali Abdoli et al. Longterm forecasting of solid waste generation by the artificial neural networks
Pollard et al. Process identification using neural networks
US20100057222A1 (en) Computer method and apparatus for constraining a non-linear approximator of an empirical process
AU674227B2 (en) Method and apparatus for operating a neural network with missing and/or incomplete data
US6047221A (en) Method for steady-state identification based upon identified dynamics
US20080235166A1 (en) Training a model of a non-linear process
US20070293959A1 (en) Apparatus, method and computer product for predicting a price of an object
US20020016640A1 (en) Multi-variable matrix process control
JP2000510265A (ja) 予測、制御および最適化のための動的および定常状態プロセスをモデル化する方法および装置
Zhu A back propagation algorithm to estimate the parameters of non-linear dynamic rational models
Zhou et al. A new type of recurrent fuzzy neural network for modeling dynamic systems
Valavanis The entropy based approach to modeling and evaluating autonomy and intelligence of robotic systems
Zhai et al. Parameter estimation and modeling of nonlinear dynamical systems based on Runge–Kutta physics-informed neural network
Palm Multiple-step-ahead prediction in control systems with Gaussian process models and TS-fuzzy models
JP2002157003A (ja) 多変数モデル予測制御装置、方法、及びその記憶媒体
Farid et al. Developing a new model based on neuro-fuzzy system for predicting roof fall in coal mines
Bellamine et al. Modeling of complex dynamic systems using differential neural networks with the incorporation of a priori knowledge
Danesh et al. Prediction of fuzzy nonparametric regression function: a comparative study of a new hybrid method and smoothing methods
Zhao et al. A comparative study of surrogate modeling of nonlinear dynamic systems
Kim et al. Data-driven prognostics
Rodriguez-Vazquez et al. Genetic programming for dynamic chaotic systems modelling