JPH09505297A - 感覚受容的に安定な義歯洗浄剤錠剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 義歯クレンザー錠剤組成物が記載されていて、これは、一つの層に賦香味剤、第２の層に漂白剤を含む。この構成によって、錠剤のフレーバーとテイストが貯蔵の間に変質するのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 感覚受容的に安定な義歯洗浄剤錠剤 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、義歯（入れ歯）洗浄剤組成物、そして、特に、長期にわた りフレーバーと味合いを保つ義歯クレンザー錠剤組成物に関するものである。 ２．技術の記述 これまでの義歯洗浄剤錠剤は、義歯から見苦しい汚れとくずを除くた めに発泡システム、漂白剤、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤および／また は酵素から組成されているのが一般的である。香油を義歯洗浄用錠剤に添加する と、義歯に例えばミント味のようなフレッシュな香りと味がつけられ、これらの プロダクトを需要者に対して大いにアピールすることができるようになる。しか しながら、貯蔵の間、錠剤の香りが変化することが分かっており、研究によって 、義歯洗浄用錠剤の使用者は、錠剤の香りに極めて敏感で、僅かな錠剤の香りの 変化でも感じとることができることが示されている。したがって、義歯洗浄用錠 剤の香りは、これらプロダクトの売行き貢献度の点で極めて重要なものである。 しかしながら、知られている義歯洗浄用錠剤は、貯蔵の間に香りが変化してしま う傾向にある。 層になっている義歯洗浄錠剤が知られている。例えば、レヴィン他に 付与された米国特許第３，９６２，１０７号は、酵素層と活性酸素層とを含む二 層の義歯洗浄錠剤を記載している。この組成は、販売のための期間の間と、義歯 を洗うために該錠剤を水中に落として、水に溶解させるときに、活性酸素コンパ ウンドが酵素に作用して不活性化してしまう問題を解決するようになっている。 レヴィンの好ましい組成においては、該酵素層は、二炭酸ナトリウム、ポリビニ ル・ピロリドン、マグネシウム・ラウリル硫酸塩、シトロン酸、ポリエチレン・ グリコール６０００および酵素を含む。該活性酸素層は、カリウム・モノ過硫酸 塩、ナトリウム過ホウ酸塩、シトロン酸、ナトリウム二炭酸塩、ナトリウム・ラ ウリル・スルフォアセテート、ポリビニル・ピロリドン、マグネシウム・ラウリ ル硫酸塩およびポリエチレン・グリコール６０００を含む。一つの実施例におい ては、レヴィンの組成における賦香剤が該酵素層に組みこまれている。クリスプ 他への米国特許第４，２５６，５９９号、ジャーグリーへ米国特許第４，４１７ ，９３３号およびヨーロッパ出願第０１５１２０３号および第０２４８９３８号 もまた二つの層をもつ義歯洗浄用錠剤を記載している。 しかしながら、従来の技術は、層をなした構成を用いる義歯クレンザ ー錠剤のフレーバーと香りを保持することを試みてはいない。実際に、従来の技 術は、フイレーバーおよび／または香りの減退を認識していないことが明らかで あって、その原因または解決を放置している。 本発明の目的は、長期に亙り貯蔵されていてもフレッシュな香りとフ レッシュナ味合いをもつ積層の義歯クレンザー錠剤組成物を提供することである 。この目的およびその他の目的は、以下の記述から明らかになる。発明の摘要 前記の目的は、該錠剤の味付け成分がその衰退の原因となるオキシダ ント化学品からセパレートされた層内に隔離されている、発明による義歯クレン ザー錠剤によって達成される。特に、第１の層に位置する香味付け剤と、該香味 付け剤からセパレートしている層に位置する、該香味付け剤を劣化させる酸化剤 または漂白剤とを含む多層の義歯クレンザー錠剤が提供される。 多層の酵素および非酵素義歯クレンザー錠剤もまた、発明により提供 される。該酵素組成物は、香味付け剤を包含する第１の層と、劣化の原因および 劣化を発生させる剤および酵素を包含する第２の層とを含む。該酵素は、フレー バーと劣化を引き起こす、または、発生させる剤からセパレートされた層内にあ ることができる。該プロダクトは、またスタンダードな義歯錠剤成分を含むこと ができる。該非酵素組成物は、実質的には、同じものであるが、該酵素を含まな い。 本発明の他の特徴ならびに利点は、発明の以下の記述から明らかにな る。発明の詳細な説明 発明による義歯クレンザー錠剤は、適当な賦香味料（フレヴァラント ）またはフレーバー（香味）オイルを含む。好ましい賦香味料は、ペパーミント およびスペアーミントの天然ミントオイルであるが、メントール、冬緑油などの 他の賦香味料およびレモン、ライムおよびオレンジのようなみかん属植物のフレ ーバーも使用できる。このほかの適当な賦香味料と香味オイルは、当業者にとり 自明なものである。香味付け成分は、トータルの錠剤重量を規準として約０．０ ５％から約４．０％の範囲の量で、該錠剤内に存在していることが好ましく、約 ０．１％から約２％の範囲の量で存在することが最も好ましいものである。 発明による義歯クレンザー組成物は、一つ、または、それ以上の漂白 剤を含み、そして、界面活性剤、ビルダーおよびキレート化剤のような組成物の 既知の成分のいずれかの一つ、又は、それ以上のもの、賦形剤、発泡システム、 発泡安定剤およびバッファリングシステムを含むことができる。下記しない該成 分および述べられているものに付加される他の適当な成分の適切なレベルは、コ ンベンショナルなものであって、当業者にとっては自明のものである。 例えば、漂白剤が香味付け剤を劣化させる原因になることができるこ とは、分かっている。適切な漂白剤には、以下のものが含まれる：活性または不 活性過酸素漂白剤、例えば、ナトリウム過ホウ酸塩一水和物といったアルカリ金 属過ホウ酸塩、例えば、ナトリウム過炭酸塩といったアルカリ金属パーオキシカ ーボネート、例えば、カリウム一過硫酸塩といったアルカリ金属過硫酸塩および 、例えば、こはく酸過酸化物、塩素または次亜塩素酸塩発生マテリアルズといっ た有機酸過酸化物のようななもの、例えば、ナトリウム・クロロイソシアヌーレ ート塩素化ヒダントインといったヘテロサイクリック・ｎ−クロロイミドのよう なもの、１，３−ジクロロ−５−，５−ジメチルヒダントインのようなもの、そ して、例えば、Ｄａｃｔｉｎ（商標）およびカルシウムおよびナトリウム次亜塩 素酸塩のようなドライ無機コンパウンズ。漂白剤コンポーネントは、トータルの 錠剤重量をベースとして、約１％から約８０％の範囲の量で錠剤中に存在してい ることが好ましく、約５％から約５５％の範囲内の量で存在していることが最も 好ましい。 適切な界面活性剤には、以下のものが含まれる：例えば、直鎖脂肪酸 のナトリウム塩といったカルボン酸塩のようなアニオンのもの；直鎖・アルキル ベンゼンスルフォン酸塩（Ｃ₁₃−Ｃ₁₅）、石油スルフォン酸塩、第２級ｎ−アル カンスルフォン酸塩、スルフォこはく酸塩エステル類、硫酸塩化直鎖第１級アル コール類（Ｃ₁₂−Ｃ₂₀）、硫酸塩化ポリオキシエチレネート直鎖アルコール類、 硫酸塩化トリグリセライド類；ポリオキシエチレネート・アルキルフェノール類 、ポリオキシエチレネート・メルカプタン類、Ｎ−アルキルベタイン類、長鎖カ ルボン酸塩エステル類、ポリオキシエチレネート直鎖アルコール類、アルカノー ルアミン濃縮物、Ｎ−アルキルベタイン類、Ｎ−アルキルーβ−イミノジプロピ オン酸、イミダゾリンカルボン酸塩類およびスルフォーベタイン類のようなノン イオンのもの；例えば、植物性および動物性脂肪酸から得られた第１級アミン類 の塩類、トールオイルまたは合成Ｃ₁₂−Ｃ₁₈第１級、第２級および第３級アミン 類、ジアミン類およびポリアミン類の塩類といった直鎖アミン塩酸塩類およびポ リオキシエチレネート直鎖アミン塩酸塩類のようなカチオンのもの。 適切なビルダーとキレート化剤には、以下のものが含まれるナトリウ ム・トリポリ燐酸塩、ナトリウムヘキサメタ燐酸塩のような錯化燐酸塩；アルカ リ金属カルボン酸塩；アルカリ金属シリケート類；ゼオライト類；およびナトリ ウムくえん酸塩のようなカルボン酸類；エチレンジアミン・テトラ酢酸のアルカ リ金属塩類；ポリメリック塩類；およびアクリル酸およびマレイン酸およびそれ らの共重合体。 適切な賦形剤には、次のものが含まれる：ポロビニル−ピロリドンお よびポリエチレングリコール類のようなバインディングコンパウンズ；熱分解法 シリカおよび飽和脂肪酸のアルカリ金属塩類；硫酸ナトリウム、アルカリ金属酸 炭酸塩のようなフィラー。 水反応をベースとする適切な発泡システムには、次のものが含まれる ：アルカリ金属炭酸塩類またはカルボン酸類をもつアルカリ金属過硫酸塩；およ び、くえん酸または酸無水物のようなカルボン酸と組み合わされたアルカリ金属 水素炭酸塩類；過ホウ酸塩または過酸素炭酸塩のアルカリ金属塩類のような過酸 素剤をもつ複素環式Ｎ−クロロイミド類のような有機塩素マテリアルズの反応物 ；および当該技術における組成物に通常の、他の既知の炭素二酸化物および／ま たは酸素遊離反応物。 適切なバッファーリング・システムには、つぎのものが含まれる：中 和されたアルカリ金属炭酸塩類と遊離したアルカリ金属炭酸塩類を組み合わせた もの、珪酸塩類、燐酸塩類、カルボン酸類および（Ｈ⁺）、（ＯＨ^-）の濃度に影 響する他のイオン化できるスペシーズ。 発明の組成物は、多層（即ち、二層以上のもの）義歯洗浄錠剤として 組成されており、必要に応じて、酵素剤であってよい。酵素が該錠剤中に含まれ ていれば、該酵素すべては、賦香味剤を包含していない該錠剤の層に配置されて いて、該酵素による賦香味剤の劣化を防ぐようになっている。該酵素は、また、 賦香味剤または漂白剤を包含していない層内に配置されてもよい。例えば、該錠 剤は、三層構造などになっていてもよい。 枯草菌（またサブチリシンとして知られている）の種々の菌株から得 られるようなもの、商標Durazym,Esperase,Savinase,Maxatase,AlcalaseおよびE ndodextranaseとして市販されているようなものの適切な酵素マテリアルが該錠 剤に使用できる。 該錠剤は、コンベンショナルな装置と方法とを用いて製造できる。例 えば、上記した米国特許、外国特許出願および特許を参照されたく、それらの記 載は、すべてここに参考文献として組み入れる。 以下の実施例は、発明を説明するものである： 実施例 １ 知覚評価のために一層および二層の錠剤が準備された。最初に、ナト リウム二炭酸塩８２．７％、ナトリウム・ヘキサメタ燐酸塩１４．６％およびポ リビニルピロリドン２．７％を含む粒状化混合物が準備された。該二炭酸塩の代 わりに赤色着色剤０．２％を用いたほかは同じ混合物で、第２の粒状化物を準備 した。 着色した粒状の該二炭酸塩３２．５％、炭酸ナトリウム８．５％、ア ニオン性カリウム・パーフルオロアルキル・カルボン酸塩（Fluorad FC-129）０ ．０５％、スペアーミントオイル０．４％、カリウム一過硫酸塩１１％、ナトリ ウム一過ホウ酸塩１６％、Alacalase 1.5P１．７５％、ナトリウム・ラウリル・ スルフォ酢酸塩４％、ナトリウム・メタ珪酸塩３．５％、くえん酸１８．８％お よびポリエチレングリコール３．５％の粉末ブレンドを作って単層錠剤を準備し た。出来たブレンドは、次いで錠剤にされた。 二種類の粉末ブレンドを作って、二層の錠剤を準備した。第１のブレ ンドにおいては、着色された粒状の二炭酸塩４４％に、炭酸ナトリウム８．５％ 、Fluorad FC-129０．１％、スペアーミントオイル０．８％、Alcalase 1.5P ３ ．５％、ナトリウム・ラウリル・スルフォ酢酸塩８％、ナトリウム・ヘキサメタ 燐酸塩７％、くえん酸２４．６％、ポリエチレングリコール３．５％が組みわさ れた。着色しない二炭酸塩ブレンド２１％と炭酸ナトリウム８．５％、カリウム 一過硫酸塩２２％、ナトリウム過ホウ酸塩一水和物３２％、くえん酸１３％およ びポリエチレングリコール３．５％とを組みわせて作った。該二つの粒状物を別 々に二層錠剤プレスのそれぞれのホッパーに供給し、錠剤にした。 実施された知覚テストは、予期しなかったことであるが、発明にした がって、フレーバーオイルを多層の錠剤の一つの層に隔離し、漂白剤を別の層に 配置したとき、貯蔵時間が長くなっても錠剤アロマ／香りが変化しないことを示 した。該テストは、単層の義歯錠剤組成物として、および、発明による二層の組 成物として調製された義歯洗浄錠剤の感覚受容性特性についてのエイジング作用 を評価するために行われたものである。 錠剤の香りの評価のために、同一組成の３個の錠剤、１個の規準錠剤 および２個のコード化された錠剤がパネリストに提示された。１個のコード化さ れたサンプルは、規準の錠剤と同一のエイジであって、両者は、全く新たに調製 され、その他のものは、７ケ月経過のものであった。パネリスト達には、香りを 規準として、異なるサンプルをアイデンティファイするように求められた。溶液 香り評価のために、温水に浸漬けした錠剤を含む義歯浴が使用され、各パネリス トには、三つの義歯浴が提示された。各浴は、該錠剤の一方（即ち、規準の錠剤 または２個のコード化された錠剤）を40℃の温水１４０ｍｌに浸漬け調製された ものであって。パネリスト達は、溶液の香りを規準として、異なるサンプルをア イデンティファイするよう求められた。１）一つの層にフレーバーオイルが隔離 され、第２の層で、セパレートしている層にブリーチング剤が配置されている二 層の錠剤；および２）フレーバーオイルとブリーチング剤の両者を含む単層の錠 剤について、同じテストが行われた。 ２０人のパネリスト（ｐ＝０．１２）の内、１５人が単層の錠剤と、 単層の錠剤が溶解している溶液との異なるサンプルををそれらの識別できる香り によってアイデンティファイできた。これは、ランダムチャンスに基づいてのも のに期待できることよりも大きかった。パネリスト達は、フレッシュな単層の錠 剤と、７ケ月古い単層の錠剤とを、錠剤の香り及び該錠剤を水に溶解させて生ず る溶液の香りを規準にして、直ちに識別し得た。これと対照的に、パネリスト達 は、錠剤の香り又は溶液の香りを規準として、発明による新しい二層の錠剤と、 発明による７ケ月古い二層の錠剤とを識別できなかった。 以下の表は、これらの結果をまとめたものである： 実施例 ２ 二炭酸ナトリウム８２．６部と六燐酸ナトリウム１４．６部を流動床 回転造粒機のボウルに充填して、青く着色された粒状物を準備する。充填ものが 数分で流動化した後、３０部のポリビニルピロリドンと０．３部のＦＤ＆Ｃブル ーNo.2とを含む１５％水溶液をインレット温度５５〜６５℃、８００〜１４００ ｇ／分のレートで、該混合物にスプレイし、流動状態を維持するようにスプレイ しながらエアーフローを高める。スプレイ操作が完了したら、７０〜８０℃のイ ンレット空気温度で、該プロダクトの温度とインレット空気温度との差がコンス タントになるまで、該プロダクトを乾燥する。ついで該粒状物を粗いスクリーン が設けられたランプブレーカーに通す。白色の粒状物は、青色染料が省かれてい る点を除けば、同じようにして作られる。 青色の粒状物４４部と炭酸ナトリウム８．５部とがリボンブレンダー にチャージされ、混合されて均一なブレンドになる。ついで、Fluorad FC-129０ ．１部を該ブレンダーにチャージし、続いてスペアミントオイル０．８部をチャ ージする。これらのマテリアルズが均一に混合されると、くえん酸２４．６部、 プロトリチック酵素（Alcalase 1.5P）３．５部、ラタノール（lathanol）８部 、メタ珪酸ナトリウム７部、Carbowax8000３．５部およびFD&C Blue No.2 ０． ０２部を添加し、混合して均一なブレンドに仕上げる。別途に、白色粒状物２１ 部と炭酸ナトリウム８．５部とを混合し、オキソン（oxone）２２部、過ホウ酸 ナトリウム一水和物３２部、くえん酸１３部およびCarbowax 8000を加え、均一 なプロダクトが得られるまで混合する。ついで、二種類の粒状物をそれぞれ別々 に二層錠剤プレスのそれぞれのホッパーへ供給し、錠剤にする。 実施例 ３ 二炭酸ナトリウム８２．５部と炭酸ナトリウム１４．６部とをまずミ キングボウルへチャージして、緑色の錠剤用粒状物を作った。３分間のドライブ レンディングの後ポリビニルピロリドン３０部、FD&C Blue No.2 １部およびFD &C Yellow No.5 １．３部を含む３２．３％水溶液を５分の混合時間の最初の４ ５秒の間にミキシングボウルへ添加した。混合ブレードと該ボウルの側面とを数 回にわたり、へらで掻き取り、該ボウルや該ブレードにマテリアルが一切こびり ついていないようにする。次いで、該フォーミュレーションをさらに５分間混合 し、混合時間を合計１０分にする。できた混合物をトレイドライヤーへ移し、そ こで、乾燥ロスが０．５％又は以下になるまで７０℃で乾燥した。この乾燥後、 ついで、該粒状物をふるいにかけてオーバーサイズの粒子を除き、緑色の粒状物 を貯蔵した。 二炭酸ナトリウム８２．７部、炭酸ナトリウム１４．６ぶおよびポリ ビニルピロリドン２．８部を含んだ白色の粒状物を同じようにして作った。 緑色の粒状物４４部と炭酸ナトリウム８．５部とをリボンブレンダー へ仕込んだ。これを均一なブレンドになるまで混合し、ついで、Fluorad FC-129 ０．１部とスペアミントオイル０．８部を加えた。これらのマテリアルズが均 一に混合されたとき、Alcalase 1.5P ３．５部、ラタノール（Lathanol）８部、 メタ珪酸ナトリウム７部、くえん酸２４．６部、Carbowax 8000 ３．５部、FD&C Blue No.2 ０．０１部およびFD&C Yelllow No.5 ０．０２部を添加し、均一 なブレンドが得られるまで混合し続けた。同じような方法で、白色粒状物２１部 、炭酸ナトリウム８．５部、オキソン（Oxone）２２部、過ホウ酸ナトリウム一 水和物３２部、くえん酸１３部およびCarbowax 8000 ３．５部を用いて白色ブレ ンドを作った。 緑色と白色の層のブレンドがそれぞれ別々に二層錠剤プレスのホッパ ーそれぞれに供給され、錠剤にした。 本発明は、その特定の実施例に関して記載されたが、他の多くのヴァ リエーションとモディフィケーションおよび他の用途は、当業者にとり明らかで あろう。ここに記載の部ならびにパーセンテージのすべては、たに特に記述がな い限り、重量パーセントによるものであり、温度すべては、摂氏表示である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガスマン，ロバート，シー. アメリカ合衆国 07480 ニュージャージ ー州 ミルフォード キッチェル レイク ドライブ 60 (72)発明者 マゼッラ，フランク アメリカ合衆国 07310 ニュージャージ ー州 ジャージー シティ リバー ドラ イブ ソウ．，45

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．賦香味剤の賦香味有効量および漂白剤の漂白有効量を含む少なく とも二つの層を有し、該賦香味剤は、第１の層に配置され、該漂白剤は、第２の 別個の層に配置されていて、該漂白剤による該賦香味剤の劣化度合いが減じられ ている多層の義歯クレンザー錠剤組成物。 ２．該賦香味剤は、ミントオイル、メントール、冬緑油およびシトラ スフレーバーからなるグループから選ばれるものである請求の範囲第１項の組成 物。 ３．該ミントオイルは、ペパーミントおよびスペアミントからなるグ ループから選ばれるものである請求の範囲第２項の組成物。 ４．該シトラスフレーバーは、レモン、ライムおよびオレンジからな るグループから選ばれるものである請求の範囲第２項の組成物。 ５．該賦香味剤の賦香味有効量は、約０．０５％から約４％の間であ る請求の範囲第１項の組成物。 ６．該賦香味剤の賦香味有効量は、約０．１％から約２％の間である 請求の範囲第５項の組成物。 ７．該漂白剤は、過酸素ブリーチおよび塩素または次亜塩素酸塩イオ ン生成コンパウンドからなるグループから選ばれるものである請求の範囲第１項 の組成物。 ８．該漂白剤の有効量は、約１％から約８０％である請求の範囲第１ 項の組成物。 ９．該漂白剤の有効量は、約５％から約５５％である請求の範囲第８ 項の組成物。 １０．酵素の酵素有効量が第３の層に配置されているものである請求の 範囲第１項の組成物。 １１．賦香味剤の賦香味有効量を含む第１の層および漂白剤の漂白有効 量と酵素の酵素有効量を含む第２の別個の層とを備え、該酵素のすべてが該第２ の層に配置されている多層の酵素作用の義歯クレンザー錠剤組成物。 １２．該賦香味剤は、ミントオイル、メントール、冬緑油およびシトラ スフレーバーからなるグループから選ばれるものである請求の範囲第１１項の組 成物。 １３．該ミントオイルは、ペパーミントおよびスペアミントからなるグ ループから選ばれるものである請求の範囲第１２項の組成物。 １４．該シトラスフレーバーは、レモン、ライムおよびオレンジからな るグループから選ばれるものである請求の範囲第１２項の組成物。 １５．該賦香味剤の賦香味有効量は、約０．０５％から約４％の間であ る請求の範囲第１１項の組成物。 １６．該賦香味剤の賦香味有効量は、約０．４％から約１％の間である 請求の範囲第１５項の組成物。 １７．該漂白剤は、過酸素ブリーチおよび塩素または次亜塩素酸塩イオ ン生成コンパウンドからなるグループから選ばれるものである請求の範囲第１１ 項の組成物。 １８．該漂白剤の有効量は、約１％から約８０％である請求の範囲第１ １項の組成物。 １９．該漂白剤の有効量は、約５％から約５５％である請求の範囲第１ ８項の組成物。