JPH09504413A - 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局 - Google Patents

基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局

Info

Publication number
JPH09504413A
JPH09504413A JP7503838A JP50383895A JPH09504413A JP H09504413 A JPH09504413 A JP H09504413A JP 7503838 A JP7503838 A JP 7503838A JP 50383895 A JP50383895 A JP 50383895A JP H09504413 A JPH09504413 A JP H09504413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
transceiver
transmission
mobile
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7503838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3050603B2 (ja
Inventor
ユッカ スオンヴィエリ
Original Assignee
ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア filed Critical ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア
Publication of JPH09504413A publication Critical patent/JPH09504413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050603B2 publication Critical patent/JP3050603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/26Cell enhancers or enhancement, e.g. for tunnels, building shadow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0682Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/0055Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0065Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay using measurement of signal travel time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ディジタル時分割多元接続(TDMA)無線ネットワークに対する基地局に関する。基地局は、基地局及び移動無線局の間の距離による基地局トランシーバ及び移動無線局の送信間の時差を測定する。移動局は、該時差を補償するタイミング・アドバンスでトランシーバの送信に関してその送信を調整すべく命令される。タイミング・アドバンスの最大値は、基地局トランシーバの有効サービス・エリアに対する最大半径rMAXを決定する。本発明では、トランシーバの受信のタイミングは、トランシーバのサービス・エリアの最大半径がr1+rMAXであるように所定の遅延でトランシーバの送信に関して遅延され、かつサービス・エリアは、該遅延に正比例する半径r1を有しかつその内でトランシーバが移動局にサービスを提供することができない中央領域を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局発明の分野 本発明は、ディジタル時分割多元接続無線ネットワークに対する基地局に関し 、基地局が無線トランシーバ、基地局と移動無線局の間の距離によるトランシー バと移動無線局の伝送間の時差を測定する手段、及び該時差を補償する所定のタ イミング・アドバンスによるトランシーバの送信に関してその送信を調整すべく 移動無線局を制御する手段を備え、該タイミング・アドバンスが基地局トランシ ーバの有効サービス領域に対する最大半径rMAXを決定する最大値を有している 、基地局に関する。発明の背景 ディジタル時分割多元接続(TDMA)無線システムでは、複数の移動無線局 は、基地局との通信に対して時分割に基づく同じ無線チャネルを用いうる。無線 チャネル上の通信は、必要によりユーザーに割り当てられた多数の連続タイムス ロット例えば8つのタイムスロットで行われる。移動無線局は、基地局からの信 号に同期され、かつそれは、移動局からの信号がこの特定な移動局に対して割り 当てられたタイムスロットにおける基地局で受信されるようにこのsync(同 期)に従って送信する。しかしながら、移動局は、基地局から異なる距離に設置 されうるので、この距離によってもたらされた伝播遅延は、信号が正しいタイム スロットにおける基地局で受信されるように、基地局との各移動局の送信のタイ ミングの同期において考慮されなければならない。この目的に対して、基地局は 、それが移動局に対する適切なタイミング・アドバンスを画定するものに基づい て、それ自体の送信と移動局から受信した送信の間の時差を測定する。移動局は 、基地局から受信したsyncによって画定された基本時刻(basic time instan t)に関してその送信のタイミングを進めるべくこのタイミング・アドバンスを用 いる。種々のシステム内機能は、タイミング・アドバンスをある一定の上限に制 限する。タイミング・アドバンスのこの上限は、その結果、システムの基地 局がサーブ(serve)できるセル・サイズの上限を指図する。汎ヨーロッパ移動無 線システムGSM(移動通信用グローバルシステム)では、例えば、タイミング ・アドバンスは、35kmの最大半径を有するセル・サイズを意味する、0〜2 33μs(マイクロ秒)の範囲で変化しうる。しかしながら、そのような35k mのセル・サイズは、例えば、低いトラヒック負荷(traffic load)を有する疎人 口密度領域(sparsely populated areas)において、あまりにも小さい。しかしな がら、上述した制限により、セル・サイズを増大することは、基地局の容量及び 地形の配列がより大きなセルをさもなくば許容しえても、可能ではなかった。発明の目的および概要 本発明の目的は、上記問題を解決することである。 これは、送信機のサービス・エリアの最大半径がr1+rMAXであるような遅延 によってトランシーバの受信のタイミングが、トランシーバの送信に関して遅延 され、サービス・エリアが、半径r1を有しかつその内でトランシーバが移動無 線局にサービスを提供することができない中心領域を有することを特徴とする本 発明によるプリアンブルに記載された型の基地局によって達成される。ここで、 r1は、該遅延に正比例する。 本発明では、拡張された受信可能範囲の領域は、送信機と比較して基地局のト ランシーバのタイミングを遅延することによって基地局の回りに供給される。こ のように動作しているトランシーバは、拡張した、一般的にリング形状のサービ ス・エリアを基地局の回りに形成する。サービス・エリア内で、中央シャドウ・ エリアは、その最大半径が上記遅延に正比例するように、留まる。サービス・エ リアの最大拡張外径は、最大タイミング・アドバンスによって画定された最大半 径と中央シャドウ・エリアの最大半径の和である。従って、GSMシステムでは 、例えば、リング形状サービス・エリアの内径は、20kmであるように遅延が 選択されたならば、その外径は、60kmである。基地局が0〜35kmの標準 サービス・エリアを有する標準トランシーバも備えているならば、これらのサー ビス・エリアは、協同で60kmの半径を有するセルを形成する。好ましくは、 これらの二つのサービス・エリアは、ある程度重畳して二つのサービス・エリア 間の基地局内の通信チャネル切替(ハンドオーバ)が気付かれないうちに実行さ れ うる。本発明の好ましい実施例では、移動局に割当てられたタイミング・アドバ ンスは、ハンドオーバ基準として用いられる。 以下に、本発明は、添付した図面を参照して実施例を説明することによってよ り完全に記載される。実施例 本発明は、ディジタル時分割多元接続(TDMA)を用いており、かつタイミ ング・アドバンスが基地局と移動局の間の距離によってもたらされた送信遅延を 補償しかつ移動局の送信が正しいTDMAタイムスロットにおける基地局で受信 されるような方法で基地局から送信されたsync信号によって設定された時刻 (time instant)に関して移動無線局の送信の時間をシフトするためにタイミング ・アドバンスを採り入れているあらゆる無線ネットワークに適用されることを企 図している。本発明は、GSM及びDCS1800移動無線システムにおける使 用に特に適している。GSM仕様書及びM.Mouly及びM.‐B.Pautet著、「The G SM System for Mobile CoTnmunications」(Palaiseau,France,1992,ISBN:2-9 507190-0-7)が、GSMシステムのより詳細な説明に対して参照される。 図1は、本発明による基地局を示す。基地局を参照すると、本発明の理解に対 して重要な部分及び機能だけ、即ち、主に基地局のトランシーバのタイミングを 示している。更に、例において、無線チャネル上の8つのタイムスロットのフレ ームで通信が行われるTDMAシステムを示している。 図1では、無線送信機Tx1及び無線受信機は、構造及び動作において通常の 基地局トランシーバに全面的に類似するトランシーバを形成する。基地局では、 タイムスロット・クロック発生器25及びフレーム・クロック発生器26は、ト ランシーバのために必要なタイムスロット・クロック25A及びフレーム・クロ ック26Aをそれぞれ生成する。図2を参照すると、トランシーバTx1/Rx 1のTDMAフレーム周期は、フレーム・クロック26Aによって画定された時 間t0でスタートし、フレームの最初のタイムスロットは、同じ時間で始まる。 フレームの後続するタイムスロットは、新しいフレームが新しいフレーム・クロ ック26Aによって決定された時間t0で始まるまで、タイムスロット・クロッ ク・パルス25Aによって決定された時間t1−t7で始まる。この特定な 場合には、一つのフレームは、従って8つのタイムスロットを包含するが、タイ ムスロットの数は、システムにより、例えば4のように、小さいかまたは大きい ことがある。図2では、タイムスロットは、TS0からTS7まで番号が付けら れている。通常の方法で稼動している、トランシーバTx1/Rx1では、受信 機と送信機の両方のフレーム周期は、同じ時間t0で始まる。それに対応して、 タイムスロットは、時間t0−t7で始まる。しかしながら、タイムスロットの番 号付けは、送信側の対応タイムスロット番号よりも3タイムスロット遅く各タイ ムスロット番号が受信側で発生するという点で異なる。 トランシーバTx1/Rx1の動作は、移動無線局MSI及びトランシーバT x1/Rx1は、TDMAタイムスロット2で通信すると想定して、図1及び2 を参照して説明される。クロック信号25A及び26Aの制御下で、送信機Tx 1は、時間t2の後で移動局MS1にアドレスされたバーストの送信をスタート する。アセンブルされた高周波数バーストは、送信アンテナ30を介して搬送波 F1で移動局MS1に送信される。移動局MS1は、バーストを受信し、バース トに包含された同期情報に基づいて基地局に同期され、おおよそ3タイムスロッ ト遅く搬送波F2で高周波数バーストを基地局に送信する。受信機Rx1は、t5 とt6の間の受信タイムスロット2において受信アンテナ31を介してバースト を受信する。成功した受信は、移動局MS1から受信したバーストが受信機Rx 1で正しいタイムスロット内に入ることを必要とする。しかしながら、移動局M S1が基地局から遠く離れているならば、距離によってもたらされた伝播遅延は 、隣接するタイムスロットを用いている移動局MSからのバーストが重畳するよ うな程度にバーストを遅延しうる。この理由により、トランシーバTx1/Rx 1は、基地局と移動局の間の距離によるトランシーバと移動局の送信間で発生す る時差を計測する。計測に基づいて、トランシーバは、距離によってもたらされ た伝播遅延を補償するために移動局に必要なタイミング・アドバンスを計算する 。基地局は、タイミング・アドバンスに対応する量だけ基地局から受信したバー ストによって決定された時間からその送信の時間を進める、移動局MS1にこの タイミング・アドバンス情報を送る。この方法で、移動局によって送信されたバ ーストは、正しい時間に基地局Rx1に到達する。しかしながら、種々のシ ステム内制限は、タイミング・アドバンスに対する最大値ADMAXを設定し、そ してこの最大値は、次に、伝播遅延がまだ補償されうる最大距離を決定する。従 って、タイミング・アドバンスの上限は、通常の基地局のセル・サイズを制限し た。 この目的に対して、図1に示した基地局は、送信機Tx2及び受信機Rx2を 有している別のトランシーバを備えており、受信機Rx2のタイミングが送信機 Tx2に関して遅延される。これは、クロック発生器25及び26によって生成 されたタイムスロット・クロック信号25A及びフレーム・クロック信号26A を直接送信機Tx2にしかし遅延手段27を通して受信機Rx2に供給すること によって達成される。遅延手段27は、遅延フレーム・クロック信号27A及び 遅延タイムスロット・クロック信号27Bを生成する。 本発明によるトランシーバの動作は、基地局と移動局MS2の間の通信がタイ ムスロット2で行われると想定して、図1及び2を再び参照して説明される。ト ランシーバTX2は、t2とt3の間のタイムスロット2におけるフレーム及びタ イムスロット信号25A及び26Aの案内の下で移動局MS2にバーストを送信 する。高周波バーストは、移動局MS2に無線チャネルF3で送信アンテナ32 を介して送信される。移動局MS2は、バーストを受信し、バーストに包含され た同期情報に基づいて基地局に同期され、そしてタイミング・アドバンスにより 、約3タイムスロット遅く無線チャネルF4で基地局にバーストを送信する。こ こまでは、動作は、トランシーバTx1/Rx1のそれに類似である。 しかしながら、ここで、基地局からの移動局MS2の距離は、タイミング・ア ドバンスの最大値ADMAXによって決定された最大距離よりも大きい。従って、 タイミング・アドバンスは、距離によってもたらされた伝播遅延を補償すること ができないし、かつ移動局MS2によって送信されたバーストは、後続のタイム スロットの間中に部分的に通常の受信機に到達する。本発明によれば、受信機R x2の受信の時間は、所定の遅延dTによって送信機Tx2のタイミングに関し て遅延される。図2を参照すると、フレーム・クロック・パルスは、送信機Tx 2に到達しかつt0で新しいフレームをスタートする。しかしながら、遅延手段 27によって遅延された、対応フレーム・クロック・パルスは、時間t’0 =t0+dTまで受信機Rx2に到達しない。同様に、スロット・パルスが受信 機Rx2に到達する度に送信機Tx2に関して遅延dTによって遅延された。こ のように、移動局MS2からのバーストは、基地局に到達しかつ正しいタイムス ロットに入るべくより多く遅延dTに対応している周期を有する。その結果、こ れは、基地局からの移動局MS2の距離が伝播遅延dTに対応している量で増大 されうる、即ち、基地局のセル・サイズが増大することを意味する。他方、受信 機Rx2は、基地局からの距離が伝播遅延dTよりも短い移動局からのバースト を受信することができない。なぜならば、これら移動局からのバーストが基地局 にあまりにも早く到達するからである。このように、トランシーバTx2/Rx 2は、その内径r1が遅延dTに正比例しかつその外径r2がr1+rMAXであるリ ング形状のサービス・エリアを有する。ここでrMAXは、タイミング・アドバン スの最大値ADMAXに対応する最大距離である。必要受信遅延dTは、以下の式 から計算することができる: dT=r1/C ここでCは、光の速度である。例えば、20kmのセル・サイズ拡張を得るため には、遅延値は、約67μs(マイクロ秒)である。 図3は、その最大半径rMAXがタイミング・アドバンスによって決定される、 通常のトランシーバTx1/Rx1のサービス・エリアと、その最大半径がr2 =r1+rMAXである、本発明によるトランシーバRx2/Tx1のサービス・エ リアを示す。両方のトランシーバ・タイプが同じ基地局で用いられるならば、通 常の基地局のセル・サイズは、かなり増大される。 図3に示すセルでは、通常のトランシーバ及び本発明によるトランシーバのサ ービス・エリアは、ある程度重畳するのが好ましく、一つのトランシーバから他 のものへの基地局内の妨害なしハンドオーバを許容する。移動局MSに割り当て られたタイミング・アドバンスの値を含んでいる、種々の基準がハンドオーバに 適用されうる。例えば、本発明によるトランシーバのサービス・エリア内に配置 された移動局が通常の送信機のサービス・エリアに対して矢印A1によって示さ れた方向に移動するときに、基地局は、移動局に割り当てられたタイミング・ア ドバンスが所定値以下に降下するときに強制内部ハンドオーバを実行する。それ に対応して、移動局が通常のトランシーバのサービス・エリアから本発明による トランシーバのサービス・エリアに移動するときには、基地局は、移動局に割り 当てられたタイミング・アドバンスが所定値を越えるときに強制内部ハンドオー バを実行する。ハンドオーバは、基地局コントローラ28から制御することがで きる。基地局コントローラ28は、制御信号28Aにより遅延手段27によって 設定された遅延dTを、例えば、1〜116μs(マイクロ秒)の範囲内で、変 えることもできる。可変遅延dTは、本発明によるトランシーバのリング形状サ ービス・エリアの配置を無線ネットワークの必要事項、例えば、その負荷に従っ て変更させる。 ある一定の特別な場合には、遅延受信が設けられた、本発明によるトランシー バだけを備えている基地局を用いることが可能でありうる。それにより基地局は 、基地局の近隣の加入者に対してサービスが提供されないリング形状セルを有す る。本発明による二つのトランシーバは、それらが基地局BTSから異なる方向 に指向された個別の拡張サービス領域41及び42を有するように、異なる指向 性アンテアに接続される、一つのそのような特別な場合を図4に示す。基地局B TSは、局の近隣においてサービスの提供の必要がなく、かつシャドウ領域43 が不利ではないように、地形の高い地点、マスト、または側を通っている道路4 4から遠隔の建造物に配置されうる。しかしながら、複数の基地局が道路区域に 対して以前に必要であった間に、基地局の拡張サービス・エリア41、42は、 側を通っている道路の非常に長い区域をカバーする。セル内ハンドオーバは、通 常のハンドオーバ手順によってここでは実行される。 それらに関する図面及び記載は、本発明を説明すべく企図されるだけである。 その詳細において、本発明による基地局は、添付した請求の範囲の範疇内で変化 しうる。図面の簡単な説明 図1は、本発明による基地局を示しているブロック図である。 図2は、図1の基地局の送信機及び受信機のタイミングを示す図である。 図3は、本発明による拡張セルを示す図である。 図4は、本発明による別の拡張セルを示す図である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年6月29日 【補正内容】 明細書 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局発明の分野 本発明は、ディジタル時分割多元接続無線ネットワークに対する基地局に関し 、基地局が無線トランシーバ、基地局と移動無線局の間の距離によるトランシー バと移動無線局の伝送間の時差を測定する手段、及び該時差を補償する所定のタ イミング・アドバンスによるトランシーバの送信に関してその送信を調整すべく 移動無線局を制御する手段を備え、該タイミング・アドバンスが基地局トランシ ーバの有効サービス領域に対する最大半径rMAXを決定する最大値を有している 、基地局に関する。発明の背景 ディジタル時分割多元接続(TDMA)無線システムでは、複数の移動無線局 は、基地局との通信に対して時分割に基づく同じ無線チャネルを用いうる。無線 チャネル上の通信は、必要によりユーザーに割り当てられた多数の連続タイムス ロット、例えば8つのタイムスロットで行われる。移動無線局は、基地局からの 信号に同期され、かつそれは、移動局からの信号がこの特定な移動局に対して割 り当てられたタイムスロットにおける基地局で受信されるようにこのsync( 同期)に従って送信する。しかしながら、移動局は、基地局から異なる距離に設 置されうるので、この距離によってもたらされた伝播遅延は、信号が正しいタイ ムスロットにおける基地局で受信されるように、基地局との各移動局の送信のタ イミングの同期において考慮されなければならない。この目的に対して、基地局 は、それが移動局に対する適切なタイミング・アドバンスを画定するものに基づ いて、それ自体の送信と移動局から受信した送信の間の時差を測定する。移動局 は、基地局から受信したsyncによって画定された基本時刻(basic time inst ant)に関してその送信のタイミングを進めるべくこのタイミング・アドバンスを 用いる。種々のシステム内機能は、タイミング・アドバンスをある一定の上限に 制限する。タイミング・アドバンスのこの上限は、その結果、システムの基地 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月3日 【補正内容】 局がサーブできるセル・サイズの上限を指図する。汎ヨーロッパ移動無線システ ムGSM(移動通信用グローバルシステム)では、例えば、タイミング・アドバ ンスは、35kmの最大半径を有するセル・サイズを意味する、0〜233μs (マイクロ秒)の範囲で変化しうる。しかしながら、そのような35kmのセル ・サイズは、例えば、低いトラヒック負荷(traffic load)を有する疎人口密度領 域(sparsely populated areas)において、あまりにも小さい。しかしながら、上 述した制限により、セル・サイズを増大することは、基地局の容量及び地形の配 列がより大きなセルをさもなくば許容しえても、可能ではなかった。発明の目的および概要 本発明の目的は、上記問題を解決することである。 これは、トランシーバのサービス・エリアの最大半径がr1+rMAXであり、サ ービス・エリアが該タイミング・オフセットに正比例する半径r1を有しかつそ の内でトランシーバが移動無線局にサービスを提供することができない中央領域 を有する方法でトランシーバの受信及び送信間のタイミング・オフセットを供給 する手段;受信及び送信間のタイミング・オフセットが通常でありかつそのサー ビス・エリアの外径が基地局からの距離rMAXである第2の無線トランシーバ; 第1に示したトランシーバ及び第2のトランシーバのサービス・エリアが重畳す るように受信及び送信間の該オフセットは、選択されることを特徴とする、本発 明によるプリアンブルに記載された型の基地局によって達成される。 本発明では、拡張された受信可能範囲の領域は、送信機のタイミングと比較し て基地局のトランシーバのタイミングをオフセットすることによって基地局の回 りに供給される。このように稼動するトランシーバは、拡張した、一般的にリン グ形状サービス・エリアを基地局の回りに形成する。サービス・エリア内で、中 央シャドウ・エリアは、その最大半径が上記オフセットに正比例するように、留 まる。サービス・エリアの最大拡張外径は、最大タイミング・アドバンスによっ て画定された最大半径と中央シャドウ・エリアの最大半径の和である。従って、 GSMシステムでは、例えば、リング形状サービス・エリアの内径が20kmで あるようにオフセットが選択されたならば、その外径は、60kmである。本発 明による基地局は、0〜35kmの通常サービス・エリアを有する通常トランシ ーバも備えており、これらのサービス・エリアは、協同で60kmの半径を有す るセルを形成する。これらの二つのサービス・エリアは、二つのサービス・エリ ア間の基地局内ハンドオーバが気付かれないうちに実行されうるために、ある程 度重畳する。本発明の好ましい実施例では、移動局に割り当てられたタイミング ・アドバンスは、ハンドオーバ基準として用いられる。 以下に、本発明は、添付した図面を参照して実施例を説明することによってよ り完全に記載される。実施例 本発明は、ディジタル時分割多元接続(TDMA)を利用し、かつタイミング ・アドバンスが基地局と移動局の間の距離によってもたらされた送信遅延を補償 しかつ移動局の送信が正しいTDMAタイムスロットにおける基地局で受信され るようなに基地局から送信されたsync信号によって設定された時刻(time in stant)に関して移動無線局の送信の時間をシフトするためにタイミング・アドバ ンスを採り入れているあらゆる無線ネットワークに適用されることを企図してい る。本発明は、GSM及びDCS1800移動無線システムにおける使用に特に 適している。GSM仕様書及びM.Mouly及びM.‐B.Pautet著、「The GSM Syste m for Mobile Communications」(Palaiseau,France,1992,ISBN:2-9507190-0-7 )が、GSMシステムのより詳細な説明に対して参照される。 図1は、本発明による基地局を示す。基地局を参照すると、本発明の理解に対 して重要な部分及び機能だけ、即ち、主に基地局のトランシーバのタイミングを 示している。更に、その例では、無線チャネル上の8つのタイムスロットのフレ ームで通信が行われるTDMAシステムが示されている。 図1では、無線送信機Tx1及び無線受信機は、構造及び動作において通常の 基地局トランシーバに全面的に類似するトランシーバを形成する。基地局では、 タイムスロット・クロック発生器25及びフレーム・クロック発生器26は、ト ランシーバのために必要なタイムスロット・クロック25A及びフレーム・クロ ック26Aをそれぞれ生成する。図2を参照すると、トランシーバTx1/Rx 1のTDMAフレーム周期は、フレーム・クロック26Aによって画定された時 間t0でスタートし、フレームの最初のタイムスロットは、同じ時間で始ま る。フレームの後続するタイムスロットは、新しいフレームが新しいフレーム・ クロック26Aによって決定された時間t0で始まるまで、タイムスロット・ク ロック・パルス25Aによって決定された時間t1−t7で始まる。この特定な場 合には、一つのフレームは、従って8つのタイムスロットを包含するが、タイム スロットの数は、システムにより、例えば4のように、小さいかまたは大きいこ とがある。図2では、タイムスロットは、TS0からTS7まで番号が付けられ ている。通常の方法で稼動している、トランシーバTx1/Rx1では、受信機 と送信機の両方のフレーム周期は、同じ時間t0で始まる。それに対応して、タ イムスロットは、時間t0−t7で始まる。しかしながら、タイムスロットの番号 付けは、送信側の対応タイムスロット番号よりも3タイムスロット遅く各タイム スロット番号が受信側で発生するという点で異なる。 トランシーバTx1/Rx1の動作は、移動無線局MSI及びトランシーバT x1/Rx1は、TDMAタイムスロット2で通信すると想定して、図1及び2 を参照して説明される。クロック信号25A及び26Aの制御下で、送信機Tx 1は、時間t2の後で移動局MS1にアドレスされたバーストの送信をスタート する。アセンブルされた高周波数バーストは、送信アンテナ30を介して搬送波 F1で移動局MS1に送信される。移動局MS1は、バーストを受信し、バース トに包含された同期情報に基づいて基地局に同期され、おおよそ3タイムスロッ ト遅く搬送波F2で高周波数バーストを基地局に送信する。受信機Rx1は、t5 とt6の間の受信タイムスロット2において受信アンテナ31を介してバースト を受信する。成功した受信は、移動局MS1から受信したバーストが受信機Rx 1で正しいタイムスロット内に入ることを必要とする。しかしながら、移動局M S1が基地局から遠く離れているならば、距離によってもたらされた伝播遅延は 、隣接するタイムスロットを用いている移動局MSからのバーストが重畳するよ うな程度にバーストを遅延しうる。この理由により、トランシーバTx1/Rx 1は、基地局と移動局の間の距離によるトランシーバと移動局の送信間で発生す る時差を測定する。測定に基づいて、トランシーバは、距離によってもたらされ た伝播遅延を補償するために移動局に必要なタイミング・アドバンスを計算する 。基地局は、タイミング・アドバンスに対応する量だけ基地局から受信した バーストによって決定された時間からその送信の時間を進める、移動局MS1に このタイミング・アドバンス情報を送る。このように、移動局によって送信され たバーストは、正しい時間に基地局受信機Rx1に到達する。しかしながら、種 々のシステム内制限は、タイミング・アドバンスに対する最大値ADMAXを設定 し、この最大値は、次に、伝播遅延がまだ補償されうる最大距離を決定する。従 って、タイミング・アドバンスの上限は、通常の基地局のセル・サイズを制限し た。 この目的に対して、図1に示した基地局は、送信機Tx2及び受信機Rx2を 有している別のトランシーバを備え、受信機Rx2のタイミングが送信機Tx2 に関して遅延される。これは、クロック発生器25及び26によって生成された タイムスロット・クロック信号25A及びフレーム・クロック信号26Aを直接 送信機Tx2にしかし遅延手段27を通して受信機Rx2に供給することによっ て達成される。遅延手段27は、遅延フレーム・クロック信号27A及び遅延タ イムスロット・クロック信号27Bを生成する。 本発明によるトランシーバの動作は、基地局と移動局MS2の間の通信がタイ ムスロット2で行われると想定して、図1及び2を再び参照して説明される。ト ランシーバTX2は、t2とt3の間のタイムスロット2におけるフレーム及びタ イムスロット信号25A及び26Aの案内の下で移動局MS2にバーストを送信 する。高周波バーストは、移動局MS2に無線チャネルF3で送信アンテナ32 を介して送信される。移動局MS2は、バーストを受信し、バーストに包含され た同期情報に基づいて基地局に同期され、そしてタイミング・アドバンスにより 、約3タイムスロット遅く無線チャネルF4で基地局にバーストを送信する。こ こまでは、動作は、トランシーバTx1/Rx1のそれに類似である。 しかしながら、ここで、基地局からの移動局MS2の距離は、タイミング・ア ドバンスの最大値ADMAXによって決定された最大距離よりも大きい。従って、 タイミング・アドバンスは、距離によってもたらされた伝播遅延を補償すること ができないし、かつ移動局MS2によって送信されたバーストは、後続のタイム スロットの間中に部分的に通常の受信機に到達する。本発明によれば、受信機R x2の受信の時間は、所定の遅延dTによって送信機Tx2のタイミングに関 して遅延される。図2を参照すると、フレーム・クロック・パルスは、送信機T x2に到達しかつt0で新しいフレームをスタートする。しかしながら、遅延手 段27によって遅延された、対応フレーム・クロック・パルスは、時間t’0= t0+dTまで受信機Rx2に到達しない。同様に、スロット・パルスが受信機 Rx2に到達する毎に送信機Tx2に関して遅延dTによって遅延された。この ように、移動局MS2からのバーストは、基地局に到達しかつ正しいタイムスロ ットに入るべくより多く遅延dTに対応している周期を有する。その結果、これ は、基地局からの移動局MS2の距離が伝播遅延dTに対応している量で増大さ れうる、即ち、基地局のセル・サイズが増大することを意味する。他方、受信機 Rx2は、これら移動局からのバーストが基地局にあまりにも早く到達するので 、基地局からの距離が伝播遅延dTよりも短い移動局からのバーストを受信する ことができない。このように、トランシーバTx2/Rx2は、その内径r1が 遅延dTに正比例しかつその外径r2がr1+rMAXであるリング形状のサービス ・エリアを有する。ここでrMAXは、タイミング・アドバンスの最大値ADMAXに 対応する最大距離である。必要な受信遅延dTは、以下の式から計算することが できる: dT=r1/C ここでCは、光の速度である。例えば、20kmのセル・サイズ拡張を得るため には、遅延値は、約67μs(マイクロ秒)である。 図3は、その最大半径rMAXがタイミング・アドバンスによって決定される、 通常のトランシーバTx1/Rx1のサービス・エリアと、その最大半径がr2 =r1+rMAXである、本発明によるトランシーバRx2/Tx2のサービス・エ リアを示す。両方のトランシーバ・タイプが同じ基地局で用いられるならば、通 常の基地局のセル・サイズは、かなり増大される。 図3に示すセルでは、通常のトランシーバ及び本発明によるトランシーバのサ ービス・エリアは、ある程度重畳するのが好ましく、一つのトランシーバから他 のものへの基地局内の妨害なしハンドオーバを許容する。移動局MSに割り当て られたタイミング・アドバンスの値を含んでいる、種々の基準がハンドオーバに 適用されうる。例えば、本発明によるトランシーバのサービス・エリア内に配置 された移動局が通常の送信機のサービス・エリアに対して矢印A1によって示さ れた方向に移動するときに、基地局は、移動局に割り当てられたタイミング・ア ドバンスが所定値以下に降下するときに強制内部ハンドオーバを実行する。それ に対応して、移動局が通常のトランシーバのサービス・エリアから本発明による トランシーバのサービス・エリアに移動するときには、基地局は、移動局に割り 当てられたタイミング・アドバンスが所定値を越えるときに強制内部ハンドオー バを実行する。ハンドオーバは、基地局コントローラ28から制御することがで きる。基地局コントローラ28は、制御信号28Aにより遅延手段27によって 設定された遅延dTを、例えば、1〜116μs(マイクロ秒)の範囲内で、変 えることもできる。可変遅延dTは、本発明によるトランシーバのリング形状サ ービス・エリアの配置を無線ネットワークの必要事項、例えば、その負荷に従っ て変更させる。 ある一定の特別な場合には、遅延受信が設けられた、本発明によるトランシー バだけを備えている基地局を用いることが可能でありうる。それにより基地局は 、基地局の近隣の加入者に対してサービスが提供されないリング形状セルを有す る。本発明による二つのトランシーバは、それらが基地局BTSから異なる方向 に指向された個別の拡張サービス領域41及び42を有するように、異なる指向 性アンテアに接続される、一つのそのような特別な場合を図4に示す。基地局B TSは、局の近隣においてサービスの提供の必要がなく、かつシャドウ領域43 が不利ではないように、地形の高い地点、マスト、または側を通っている道路4 4から遠隔の建造物に配置されうる。しかしながら、複数の基地局が道路区域に 対して以前に必要であった間に、基地局の拡張サービス・エリア41、42は、 側を通っている道路の非常に長い区域をカバーする。セル内ハンドオーバは、通 常のハンドオーバ手順によってここでは実行される。 それらに関する図面及び記載は、本発明を説明すべく企図されるだけである。 その詳細において、本発明による基地局は、添付した請求の範囲の範疇内で変化 しうる。図面の簡単な説明 図1は、本発明による基地局を示しているブロック図である。 図2は、図1の基地局の送信機及び受信機のタイミングを示す図である。 図3は、本発明による拡張セルを示す図である。 図4は、本発明による別の拡張セルを示す図である。 請求の範囲 1.ディジタル時分割多元接続(TDMA)無線ネットワークに対する基地局で あって、 無線トランシーバと、 前記基地局及び移動無線局の間の距離による前記トランシーバ及び該移動無 線局の送信間の時差を測定する手段と、 前記基地局トランシーバの有効サービス・エリアに対する最大半径rMAXを 決定する最大値を有しかつ前記時差を補償する所定のタイミング・アドバンスで 前記トランシーバの前記送信に関してその送信を調整すべく前記移動無線局を制 御する手段と、 前記トランシーバの前記サービス・エリアの最大半径がr1+rMAXであり、 該サービス・エリアがタイミング・オフセットに正比例する半径r1を有しかつ その内で該トランシーバが移動無線局にサービスを提供することができない中央 領域を有するように該トランシーバの受信及び送信間の該タイミング・オフセッ トを供給する手段と、 受信及び送信間の前記タイミング・オフセットが通常でありかつそのサービ ス・エリアの前記外径が前記基地局からの距離rMAXである第2の無線トランシ ーバとを備え、 受信及び送信間の前記オフセットは、前記第1に示したトランシーバ及び前 記第2のトランシーバの前記サービス・エリアが重畳するように選択されること を特徴とする基地局。 2.前記受信及び送信間の前記タイミング・オフセットdTは、ここでCが光の 速度である、式 dT=r1/C から計算されることを特徴とする請求項1に記載の基地局。 3.前記受信及び送信間の前記タイミング・オフセットは、可変であることを特 徴とする請求項1または2に記載の基地局。 4.前記トランシーバの前記サービス・エリアは、リング形状であることを特徴 とする請求項1から3のいずれか一項に記載の基地局。 5.前記トランシーバは、指向性アンテナと前記基地局からある一定の方向に伸 張サービス・エリアとを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項 に記載の基地局。 6.前記基地局は、受信のタイミングが所定の遅延で送信に関して遅延される別 のトランシーバを備え、かつ該トランシーバは、指向性アンテナと該基地局から 離れてゆく方向に伸張サービス・エリアとを有し、当該方向は、前記第1のトラ ンシーバの前記サービス・エリアの方向とは異なることを特徴とする請求項5に 記載の基地局。 7.前記トランシーバの前記サービス・エリアは、長い道路区域を網羅すること を特徴とする請求項6に記載の基地局。 8.移動無線局が前記基地局の一つのサービス・エリアから他のサービス・エリ アに移動するときに、該基地局の内部ハンドオーバを実行する手段によって特徴 付けられる請求項1に記載の基地局。 9.前記ハンドオーバ手段は、前記移動無線局の前記タイミング・アドバンスに 基づいて前記ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項8に記載の基地局 。 10.前記ハンドオーバ手段は、前記第2のトランシーバの前記サービス・エリア 内に配置された移動無線局の前記タイミング・アドバンスが所定値を越えるとき にハンドオーバを実行することを特徴とする請求項9に記載の基地局。 11.前記ハンドオーバ手段は、前記第1に示したトランシーバの前記サービス・ エリア内に配置された移動無線局の前記タイミング・アドバンスが所定値以下に 降下するときにハンドオーバを実行することを特徴とする請求項8または9に記 載の基地局。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディジタル時分割多元接続(TDMA)無線ネットワークに対する基地局で あって、 無線トランシーバと、 前記基地局及び移動無線局の間の距離による前記トランシーバ及び該移動無 線局の送信間の時差を測定する手段と、 前記基地局トランシーバの有効サービス・エリアに対する最大半径rMAXを 決定する最大値を有しかつ前記時差を補償する所定のタイミング・アドバンスで 前記トランシーバの前記送信に関してその送信を調整すべく前記移動無線局を制 御する手段とを備え、 前記トランシーバの受信のタイミングは、該トランシーバの前記サービス・ エリアの前記最大半径がr1+rMAXで有るような遅延で該トランシーバの送信に 関して遅延され、該サービス・エリアが該遅延に正比例する半径r1を有しかつ その内で該トランシーバが移動無線局にサービスを提供することができない中央 領域を有することを特徴とする基地局。 2.前記受信及び送信間の前記遅延dTは、ここでCが光の速度である、式 dT=r1/C から計算されることを特徴とする請求項1に記載の基地局。 3.前記受信及び送信間の前記遅延は、可変であることを特徴とする請求項1ま たは2に記載の基地局。 4.前記トランシーバの前記サービス・エリアは、リング形状であることを特徴 とする請求項1から3のいずれか一項に記載の基地局。 5.前記トランシーバは、指向性アンテナと前記基地局からある一定の方向に伸 張サービス・エリアとを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項 に記載の基地局。 6.前記基地局は、受信のタイミングが所定の遅延で送信に関して遅延される別 のトランシーバを備え、かつ該トランシーバは、指向性アンテナと該基地局から 離れてゆく方向に伸張サービス・エリアとを有し、当該方向は、前記第1の トランシーバの前記サービス・エリアの方向とは異なることを特徴とする請求項 1から3のいずれか一項に記載の基地局。 7.前記トランシーバの前記サービス・エリアは、長い道路区域を網羅すること を特徴とする請求項6に記載の基地局。 8.前記基地局は、受信及び送信間のタイミングが通常でありかつその前記サー ビス・エリアの前記外径が該基地局からの距離rMAXである別の無線トランシー バを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の基地局 。 9.受信及び送信間の前記遅延は、前記第1に示したトランシーバと前記第2の トランシーバの前記サービス・エリアが重畳するように選択されることを特徴と する請求項8に記載の基地局。 10.移動無線局が前記基地局の一つのサービス・エリアから他のサービス・エリ アに移動するときに該基地局の前記内部ハンドオーバを実行する手段によって特 徴付けられる請求項9に記載の基地局。 11.前記ハンドオーバ手段は、前記移動無線局の前記タイミング・アドバンスに 基づいて前記ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項10に記載の基地 局。 12.前記ハンドオーバ手段は、前記第2のトランシーバの前記サービス・エリア 内に配置された移動無線局の前記タイミング・アドバンスが所定値を越えるとき にハンドオーバを実行することを特徴とする請求項11に記載の基地局。 13.前記ハンドオーバ手段は、前記第1に示したトランシーバの前記サービス・ エリア内に配置された移動無線局の前記タイミング・アドバンスが所定値以下に 降下するときにハンドオーバを実行することを特徴とする請求項10または11 に記載の基地局。
JP7503838A 1993-07-05 1994-06-29 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局 Expired - Fee Related JP3050603B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI933091 1993-07-05
FI933091A FI106824B (fi) 1993-07-05 1993-07-05 Tukiasema
PCT/FI1994/000298 WO1995002306A1 (en) 1993-07-05 1994-06-29 Base station with time-aligned mobile transmitting moments according to distance to base station

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09504413A true JPH09504413A (ja) 1997-04-28
JP3050603B2 JP3050603B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=8538281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7503838A Expired - Fee Related JP3050603B2 (ja) 1993-07-05 1994-06-29 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5668804A (ja)
EP (1) EP0707778B1 (ja)
JP (1) JP3050603B2 (ja)
CN (1) CN1095302C (ja)
AT (1) ATE187861T1 (ja)
AU (1) AU684801B2 (ja)
DE (1) DE69422177T2 (ja)
FI (1) FI106824B (ja)
NO (1) NO960038L (ja)
WO (1) WO1995002306A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002104056A1 (en) * 2001-06-14 2002-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Communication traffic control method
JP2003522443A (ja) * 1999-07-13 2003-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ホットスポットに到達範囲を調整した追加の周波数を配置して干渉を低減する方法
WO2003096737A1 (fr) * 2002-05-07 2003-11-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Station de base pour communication radio, procede de communication radio et station mobile

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI97094C (fi) * 1994-11-21 1996-10-10 Nokia Telecommunications Oy Tukiasemaverkon testauslaitteisto
FI99189C (fi) * 1994-12-15 1997-10-10 Nokia Telecommunications Oy Kahta aikaväliä käyttävä liikennekanavajärjestely matkapuhelinjärjestelmässä
AUPN240195A0 (en) * 1995-04-13 1995-05-11 Alcatel Australia Limited A gsm base station arrangement
FI101032B (fi) * 1995-06-22 1998-03-31 Nokia Telecommunications Oy Laajennettu solujärjestelmä
FR2739244B1 (fr) * 1995-09-26 1997-11-14 Alcatel Mobile Comm France Station de base pour systeme cellulaire de radiocommunications mobiles et systeme de synchronisation de telles stations de base
US5642355A (en) * 1995-09-29 1997-06-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method of supporting extended range in a TDMA system
US5822311A (en) * 1996-03-05 1998-10-13 Ericsson Inc. Random access scheme for mobile satellite communications
FI103467B (fi) 1996-07-25 1999-06-30 Nokia Telecommunications Oy Solun laajentaminen aikajakoisessa solukkojärjestelmässä
US5812544A (en) * 1996-10-03 1998-09-22 Ericsson Inc. Dual mode portable telephone unit
US6359866B1 (en) * 1996-12-17 2002-03-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Base station having transceivers used for communicating voice and packet data signals
US5953637A (en) * 1996-12-20 1999-09-14 Airnet Communications Corporation Time slot recovery for remote in-band translator in time division multiple access wireless system
FI105875B (fi) * 1997-04-29 2000-10-13 Nokia Networks Oy Tukiasema
CN1100467C (zh) * 1997-05-09 2003-01-29 诺基亚网络有限公司 确定无线发送器之间的定时差的方法和引入该方法的无线网络
GB2328837B (en) * 1997-08-29 2002-12-18 Motorola Ltd Synchronisation apparatus and method therefor
DE19741681A1 (de) * 1997-09-22 1999-03-25 Cit Alcatel Drahtloses Kommunikationssystem mit Funkfeststation und Mobilstationen, insbesondere FDD/TDMA-Kommunikationssysstem
US6108558A (en) * 1998-04-21 2000-08-22 Motorola, Inc. Method for calculating a location of a remote Unit utilizing observed time difference (OTD) and real time difference (RTD) measurements.
US6363261B1 (en) * 1998-08-31 2002-03-26 Lucent Technologies Inc. Extended range concentric cell base station
US6304759B1 (en) * 1998-08-31 2001-10-16 Lucent Technologies Inc. Method for extending the range of a wireless communication system
US6212405B1 (en) * 1998-08-31 2001-04-03 Lucent Technologies Inc. Extended range concentric cell base station
CA2278830A1 (en) * 1998-08-31 2000-02-29 Lucent Technologies Inc. Handoffs in extended range concentric cell base station
US6091757A (en) * 1998-12-03 2000-07-18 Motorola, Inc. Data transmission within a spread-spectrum communication system
KR100551163B1 (ko) * 1999-01-09 2006-02-13 유티스타콤코리아 유한회사 Cdma 이동통신시스템의 타이밍적으로 제한된 통화권역의 확장시 이동국의 통화권역이동에 따른 통화불능상태를 해결하는 기지국 운용방법
GB2348571A (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Adaptive Broadband Ltd Compensating signal propagation delay
US6434390B2 (en) * 1999-06-03 2002-08-13 Lucent Technologies Inc. Macrodiversity control system having macrodiversity mode based on operating category of wireless unit
US6493539B1 (en) * 1999-07-28 2002-12-10 Lucent Technologies Inc. Providing an accurate timing source for locating the geographical position of a mobile
KR100312822B1 (ko) * 1999-10-15 2001-11-03 이종화 통화공간의 커버리지 확대를 위한 rf 지연장치
FR2807589B1 (fr) * 2000-04-07 2003-08-29 Cit Alcatel Procede d'ajustement des instants d'emission dans un systeme de radiocommunications mobiles
US7006834B2 (en) * 2001-10-29 2006-02-28 Qualcomm Incorporated Base station time calibration using position measurement data sent by mobile stations during regular position location sessions
KR100499928B1 (ko) * 2002-09-03 2005-07-07 포유텔레콤 주식회사 이동통신 시스템의 씨디엠에이 기지국 커버리지 확장을위한 알에프 시간지연 보정장치
CN101043254B (zh) * 2006-03-24 2010-05-26 大唐移动通信设备有限公司 一种终端发射上行信号的处理方法
JP4958515B2 (ja) * 2006-10-30 2012-06-20 京セラ株式会社 無線通信方法及び基地局
US8446893B2 (en) * 2006-12-21 2013-05-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Enhanced coexistence beacon protocol (ECBP) for precise intercell synchronization of overlapping wireless base stations
US8411664B2 (en) * 2007-11-05 2013-04-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Random access preamble collision detection
CN101605359B (zh) * 2009-06-17 2011-12-07 华为技术有限公司 一种切换过程中转发数据的方法、无线实体和基站
CN101902284B (zh) * 2010-04-02 2012-10-24 深圳市普联技术有限公司 一种通信参数校准方法和装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3423640A1 (de) * 1984-06-27 1986-01-09 Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart Funksystem
DE3445789A1 (de) * 1984-12-15 1986-06-19 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Verfahren und schaltungsanordnung zur verkleinerung der schutzzeiten zwischen zeitkanaelen eines digitalen funkuebertragungssystems
JPS62214739A (ja) * 1986-03-15 1987-09-21 Nec Corp 同期制御方式
SE455750B (sv) * 1987-06-11 1988-08-01 Ericsson Telefon Ab L M Digitalt tidsmultiplext mobiltelefonisystem med ett effektivt utnyttjande av varje tidsram
US4821297A (en) * 1987-11-19 1989-04-11 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Digital phase locked loop clock recovery scheme
JPH0683172B2 (ja) * 1988-09-27 1994-10-19 日本電気株式会社 フレームアライメント方式
JPH02256329A (ja) * 1988-12-01 1990-10-17 Nec Corp 復調器制御方式
US5229996A (en) * 1991-02-28 1993-07-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Split-window time alignment
US6101177A (en) * 1992-03-30 2000-08-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Cell extension in a cellular telephone system
FR2702320B1 (fr) * 1993-03-03 1995-04-14 Alcatel Radiotelephone Procédé pour allouer un intervalle de temps au sein d'une trame à un mobile accédant à une cellule de communication et station émettrice-réceptrice de base mettant en Óoeuvre ce procédé.
DE4400331A1 (de) * 1994-01-07 1995-07-27 Sel Alcatel Ag Funkzellen-Erweiterung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522443A (ja) * 1999-07-13 2003-07-22 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ホットスポットに到達範囲を調整した追加の周波数を配置して干渉を低減する方法
JP4668489B2 (ja) * 1999-07-13 2011-04-13 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ホットスポットに到達範囲を調整した追加の周波数を配置して干渉を低減する方法
WO2002104056A1 (en) * 2001-06-14 2002-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Communication traffic control method
WO2003096737A1 (fr) * 2002-05-07 2003-11-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Station de base pour communication radio, procede de communication radio et station mobile

Also Published As

Publication number Publication date
DE69422177D1 (de) 2000-01-20
CN1126538A (zh) 1996-07-10
NO960038D0 (no) 1996-01-04
JP3050603B2 (ja) 2000-06-12
AU7125494A (en) 1995-02-06
FI933091A (fi) 1995-01-06
WO1995002306A1 (en) 1995-01-19
NO960038L (no) 1996-03-04
FI933091A0 (fi) 1993-07-05
AU684801B2 (en) 1998-01-08
CN1095302C (zh) 2002-11-27
ATE187861T1 (de) 2000-01-15
DE69422177T2 (de) 2000-05-31
US5668804A (en) 1997-09-16
EP0707778B1 (en) 1999-12-15
EP0707778A1 (en) 1996-04-24
FI106824B (fi) 2001-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09504413A (ja) 基地局までの距離による時間調整移動送信モーメントを有する基地局
EP0707779B1 (en) Time division multiple access radio system, method for intracell capacity allocation, and method for performing an intra-cell handover
US5544171A (en) Cellular radio base station and control for extending range to mobile stations outside radio cell
US5711003A (en) Method for determining timing advance during handover
US5898929A (en) Method and apparatus for synchronizing private radio systems
US6421330B1 (en) Apparatus and method for expanding service area of CDMA mobile communication system
AU7417098A (en) A method of determining timing advance information in a cellular radio system
US5812544A (en) Dual mode portable telephone unit
JP2002542658A (ja) 基地局に対する同期化方法
WO2009075622A1 (en) An improved broadcast channel.
AU734723B2 (en) A data transmission method and base station for a TDMA radio system
JPH09215045A (ja) マイクロセルを用いた移動通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120331

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees