JP4958515B2 - 無線通信方法及び基地局 - Google Patents

無線通信方法及び基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP4958515B2
JP4958515B2 JP2006294995A JP2006294995A JP4958515B2 JP 4958515 B2 JP4958515 B2 JP 4958515B2 JP 2006294995 A JP2006294995 A JP 2006294995A JP 2006294995 A JP2006294995 A JP 2006294995A JP 4958515 B2 JP4958515 B2 JP 4958515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
mobile station
base station
inner zone
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006294995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008113252A (ja
Inventor
健 戸田
信悟 上甲
琢 中山
健太 沖野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2006294995A priority Critical patent/JP4958515B2/ja
Priority to KR1020097009637A priority patent/KR20090057149A/ko
Priority to EP07830404.5A priority patent/EP2086126A4/en
Priority to PCT/JP2007/070670 priority patent/WO2008053754A1/ja
Priority to US12/447,892 priority patent/US8743836B2/en
Publication of JP2008113252A publication Critical patent/JP2008113252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4958515B2 publication Critical patent/JP4958515B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/30Special cell shapes, e.g. doughnuts or ring cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明はデジタル無線通信技術に関し、特に複数のアンテナ素子を具備する基地局、この基地局における無線通信方法に関する。
デジタル無線通信において、周波数資源を有効利用可能な技術として、アダプティブアレーアンテナを使用した空間分割多重(SDMA)方式が知られている。アダプティブアレーアンテナでは、複数のアンテナ素子により適応的に指向性ビームを形成することによって特定方向の通信相手と通信する。
SDMA方式を採用した無線通信システムとして、IEEE802.16e(Mobile WiMAX(登録商標))が知られている。IEEE802.16eの標準仕様においては、オプションとして、下りリンクフレーム(以下「DLフレーム」)内に、AAS(Adaptive Array antenna System)ダイバーシチマップが配置される(非特許文献1及び2参照)。
図12に、非特許文献1及び2に記載されている、AASダイバーシチマップオプションを含む場合のTDD(Time Division Duplex)フレーム構成を示す。DLフレームのフレームヘッダ内には、ブロードキャストマップが配置されている。
ブロードキャストマップは、複数の移動局で共用されるチャネル、つまり報知チャネルで移動局に通知される制御情報であり、下りリンクのデータバーストの割り当て情報であるDLマップと、上りリンクのデータバーストの割り当て情報であるULマップとを含んでいる。これに対して、AASダイバーシチマップは、基地局のAAS機能によって、任意の移動局に対してビームフォーミング送信又はダイバーシチ送信される。
移動局は、セル・エッジにおいて、基地局が送信するブロードキャストマップを取得できなかった場合には、同一フレーム内で、ブロードキャストマップに後続するAASダイバーシチマップをスキャンする。
AASダイバーシチマップには、その他のチャネルでビームフォーミング送信されているブロードキャストマップの割り当て情報が格納されている。移動局は、AASダイバーシチマップに格納されている割り当て情報に基づいて、ビームフォーミング送信されるブロードキャストマップを受信する。
IEEE Std 802.16e 2005 IEEE Std 802.16-2004/Cor1-2005
しかしながら、上記のように、AASダイバーシチマップは基地局のAAS機能により、任意の移動局に対してビームフォーミング送信又はダイバーシチ送信されるため、移動局がAASダイバーシチマップをスキャンしても受信できないという事態が発生する。表1に、AASダイバーシチマップの送信時における空間相関特性(ビーム幅)と、AASダイバーシチマップの受信容易性及びカバレッジとの関係を示す。
表1に示すように、空間相関がブロードな場合、AASダイバーシチマップを受信可能なエリア率が比較的高いために、移動局は、空間相関がシャープな場合よりもAASダイバーシチマップを容易に受信できる。一方、空間相関がシャープな場合、AASダイバーシチマップを受信可能なエリア率が比較的低いために、移動局は、空間相関がブロードな場合よりもAASダイバーシチマップを受信困難となる。
また、空間相関がブロードな場合、ビームフォーミング/ダイバーシチ利得が比較的低いので、空間相関がシャープな場合よりもAASダイバーシチマップのカバレッジが狭くなり、且つセル間干渉が大きくなる。これに対して、空間相関がシャープな場合、ビームフォーミング/ダイバーシチ利得が比較的高いので、空間相関がブロードな場合よりもAASダイバーシチマップのカバレッジが広くなり、且つセル間干渉が小さくなる。
このように、AASダイバーシチマップの受信容易性とカバレッジの関係は、基本的に相反する関係にある。セル・エッジの強化および不感知地帯の削減のためには、ある程度、空間相関特性をシャープなものにし、信号対干渉・雑音比(SINR)を高める必要がある。しかし、空間相関特性をシャープなものにすると、上記のように、AASダイバーシチマップの受信容易性は低くなる。
マップを受信できない場合は、移動局は上りリンクでの割り当て情報などを取得できず、結果として移動局は基地局に信号を返せないため、通信が不安定になる。したがって、AASダイバーシチマップを用いるのみでは、セル・エッジの移動局が安定して通信することが難しいという問題がある。特に、ストリーミングやVoIP(Voice over Internet Protocol)のようなリアルタイム性が要求されるトラヒックでは、深刻な問題となる。
上記問題点に鑑み、本発明は、複数のアンテナ素子を備える基地局のセル・エッジにおいて、移動局が安定した通信を行うことを可能とする無線通信方法及び基地局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、複数のアンテナ素子を具備する基地局における無線通信方法であって、前記基地局が構成するセルを内側ゾーン及び外側ゾーンの2つに分けて設定するステップと、所定の基準に基づいて、移動局が前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンのいずれに位置するかを判定するステップと、前記内側ゾーンに位置する移動局に対して、チャネル割当及び通信方式の情報を含む制御情報を報知チャネルで通知するステップと、前記外側ゾーンに位置する移動局に対して、前記複数のアンテナ素子を用いるビームフォーミングによって、前記制御情報を個別チャネルで通知するステップとを含むことを要旨とする。
この方法によれば、基地局が構成するセルを内側ゾーンと外側ゾーンに分割し、内側ゾーンに位置する移動局に対しては、制御情報を報知チャネルで通知し、外側ゾーンに位置する移動局に対しては、制御情報をビームフォーミングによる個別チャネルで通知する。したがって、外側ゾーンに位置する移動局であっても制御情報を容易に受信可能となり、外側ゾーンに位置する移動局が安定した通信を実行可能となる。この結果、基地局のセル・エッジにおいて、移動局が安定した通信を行うことができる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記判定するステップでは、前記内側ゾーンに位置する移動局が前記外側ゾーンへ向けて移動したことにより前記内側ゾーンの端部に到達したかを判定し、前記制御情報を個別チャネルで通知するステップでは、前記内側ゾーンの端部に到達した移動局に対して、前記個別チャネルの割り当てを行うことが好ましい。
この方法によれば、移動局が内側ゾーンから外側ゾーンへ向けて移動し、報知制御情報が受信できず通信が不安定になる前に、その移動局に対して移動局個別に制御情報を通知する。このため、内側ゾーンから外側ゾーンへ位置した移動局は、確実に制御情報を受信可能となるので、セル・エッジ(外側ゾーン)においても安定した通信を実行可能となる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記判定するステップでは、前記所定の基準として、前記移動局との通信中に推定されるパスロス、受信信号強度(RSSI)、信号対干渉・ノイズ比(SINR)、又は干渉量の少なくとも1つを用いることが好ましい。
この方法によれば、パスロス、受信信号強度(RSSI)、信号対干渉・ノイズ比(SINR)、又は干渉量の少なくとも1つに基づいて、各移動局が内側ゾーン及び外側ゾーンのいずれに位置するかを判定するので、移動局が内側ゾーン及び外側ゾーンのいずれに位置するかを容易に判定可能となる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記設定するステップでは、前記複数のアンテナ素子のアンテナ素子数に応じて算出されるビームフォーミング利得から、前記外側ゾーンのゾーン径を設定することが好ましい。
この方法によれば、ビームフォーミング利得に基づき、外側ゾーンのゾーン径を設定するので、外側ゾーンのゾーン径を良好に設定できる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記設定するステップでは、SDMA方式による空間多重数が最大である場合の前記ビームフォーミング利得から、前記外側ゾーンのゾーン径を設定することが好ましい。
この方法によれば、SDMA方式の場合には空間多重数に応じてビームフォーミング利得が変化するので、SDMA方式による空間多重数が最大である場合のビームフォーミング利得に基づいて外側ゾーンのゾーン径を設定することにより、SDMA方式の場合であっても外側ゾーンのゾーン径を良好に設定できる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記設定するステップでは、前記内側ゾーンの一部と隣接基地局が構成する外側ゾーンの一部とが重なり、且つ、前記内側ゾーンと前記隣接基地局が構成する内側ゾーンとが重ならないように、前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンを設定することが好ましい。
この方法によれば、隣接基地局との間で、移動局が安定した通信を実現困難なエリアの発生を回避することができ、セル・エッジの移動局であっても安定して通信可能とすることができる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記内側ゾーン内の移動局と通信を行う第1期間と、前記外側ゾーン内の移動局と通信を行う第2期間とを時分割で制御するステップを更に含み、前記第1及び第2期間が、前記隣接基地局が用いる前記第1及び第2期間とそれぞれ同期していることが好ましい。
この方法によれば、内側ゾーンの一部と隣接基地局が構成する外側ゾーンの一部とが重なることによる干渉の発生を回避することができる。
上記の特徴に係る無線通信方法において、前記制御するステップでは、前記基地局の通信状態に応じて、前記第1及び第2期間の時分割比を少なくともフレーム毎に最適化することが好ましい。
この方法によれば、通信状態に応じて、第1期間と第2期間との時分割比を少なくともフレーム毎に最適化するので、時分割比をより厳密に設定可能となる。
本発明の他の特徴は、複数のアンテナ素子を具備する基地局であって、前記基地局が構成するセルを内側ゾーン及び外側ゾーンの2つに分けて設定する設定部と、所定の基準に基づいて、移動局が前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンのいずれに位置するかを判定する判定部と、前記内側ゾーンに位置する移動局に対して、チャネル割当及び通信方式の情報を含む制御情報を報知チャネルで通知する通信制御部とを備え、前記通信制御部は、前記外側ゾーンに位置する移動局に対して、前記複数のアンテナ素子を用いるビームフォーミングによって、前記制御情報を個別チャネルで通知することを要旨とする。
本発明によれば、複数のアンテナ素子を備える基地局のセル・エッジにおいて、移動局が安定した通信を行うことを可能とする無線通信方法及び基地局を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2実施形態を説明する。以下の第1及び第2実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
[第1実施形態]
(セルゾーン構成例)
先ず、本実施形態に係る無線通信システムのセルゾーン構成例について説明する。本実施形態においては、IEEE802.16e(Mobile WiMAX(登録商標))に基づく無線通信システムを例に説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムのセルゾーン構成例を示す図である。
図1の例では、基地局BSと、3つの移動局MS1〜MS3(以下、移動局MS1〜MS3を必要に応じて「移動局MS」と総称する)を示している。本実施形態に係る基地局BSは複数のアンテナ素子を具備している。基地局BSは、ビームフォーミング、SDMA、ダイバーシチ、又はMIMO(Multiple Input Multiple Output)といったマルチアンテナ機能の利用方法を、QoS(Quality of Service)/GoS(Grade of service)、電波伝搬環境、ネットワーク負荷、及び隣接セル干渉量などに応じて動的に割り当てるよう構成されている。
基地局BSが構成するセルC1は、同心円状に設定された内側ゾーン11及び外側ゾーン12に分割されている。基地局BSは、外側ゾーン12に位置する移動局MS3と通信を行う場合は、必ずビームフォーミング専用の個別チャネル(以下、「ビームフォーミング専用チャネル」と呼ぶ)を用いる。また、基地局BSは、外側ゾーン12に位置する移動局MS3に対して、ビームフォーミング専用チャネルで、移動局個別の制御情報(以下「プライベートマップ」と呼ぶ)を通知する。なお、個別チャネルは、移動局毎に割り当てられる個別のチャネルという意味である。
これに対して、内側ゾーン11に位置する移動局MS1,MS2と通信を行う場合、基地局BSは、ビームフォーミングに限らず、ダイバーシチ又はMIMOといったように、ビームフォーミング以外のマルチアンテナ機能をも利用する。基地局BSは、内側ゾーン11に位置する移動局MS1,MS2に対して報知チャネルでブロードキャストマップを通知する。内側ゾーン11は、ブロードキャストマップが十分報知され得るほどに信号対干渉・ノイズ比(SINR)が高いので、必ずしもビームフォーミングやSDMA方式が用いられる必要はない。
なお、ブロードキャストマップは、DLフレームのフレームヘッダに配置され、複数の移動局に報知される制御情報である。ブロードキャストマップは、下りリンクのデータバーストの割り当て情報であるDLマップと、上りリンクのデータバーストの割り当て情報であるULマップとを含んでいる。
基地局BSは、内側ゾーン11に位置する移動局MSが、内側ゾーン11の端部に移動したことを検知する。そして、基地局BSは、内側ゾーン11の端部に移動した移動局MSに対して、ビームフォーミング専用チャネルを割り当て、割り当てたビームフォーミング専用チャネルでプライベートマップを通知する。内側ゾーン11の端部に移動した移動局MSがブロードキャストマップを受信できずに通信が不安定になる前に、ビームフォーミング専用チャネルを割り当てることで、外側ゾーン12においても安定した通信を継続可能となる。
(基地局の構成例)
次に、本実施形態に係る基地局BSの構成例について説明する。図2は、本実施形態に係る基地局BSの構成例を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る基地局BSは、アンテナ部101と、無線通信部102と、ゾーン設定部103と、判定部104と、通信制御部105とを備える。アンテナ部101は、複数のアンテナ素子#1,#2,…を備える。
無線通信部102は、無線通信部102は、無線信号の増幅及び周波数変換等を行うパワーアンプ・高周波部や、無線信号を信号処理する信号処理部などを備えている。
ゾーン設定部103は、基地局BSが構成するセルを内側ゾーン11及び外側ゾーン12の2つに分け、内側ゾーン11及び外側ゾーン12を同心円状に設定する。ゾーン設定部103は、内側ゾーン11及び外側ゾーン12のゾーン径の設定なども行う。
判定部104は、所定の基準に基づいて、移動局MSが内側ゾーン11及び外側ゾーン12のいずれに位置するかを判定する。具体的には、移動局MSとの通信中に推定されるパスロス、受信信号強度(RSSI)、信号対干渉・ノイズ比(SINR)、又は干渉量の少なくとも1つを用いて、移動局MSが内側ゾーン11及び外側ゾーン12のいずれに位置するかを判定する。なお、パスロス、RSSI、SINR、干渉量などの値は、瞬時フェージング変動値を移動平均し、長区間変動およびシャドウイング変動を考慮した値である。
通信制御部105は、セルC1(内側ゾーン11及び外側ゾーン12)内の移動局MSとの通信を制御する。また、通信制御部105は、内側ゾーン11に位置する移動局MSに対して、報知チャネルでブロードキャストマップを通知する。一方、外側ゾーン12に位置する移動局MSに対しては、基地局BSは、複数のアンテナ素子#1,#2,…を用いて、ビームフォーミング専用チャネルでプライベートマップを移動局個別に通知する。なお、通信制御部105は、ネットワーク側、例えば無線回線制御局(RNC)とも通信する。
更に、判定部104は、内側ゾーン11に位置する移動局MSが外側ゾーン12へ向けて移動したことにより内側ゾーン11の端部に到達したかを判定する。通信制御部105は、内側ゾーン11の端部に到達した移動局MSに対して、ビームフォーミング専用チャネルの割り当てを行う。
(フレーム構成の一例)
次に、本実施形態に係る無線通信システムにおけるDLフレームの構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る無線通信システムにおけるDLフレームの構成例を示す図である。
図3に示すDLフレームは、フレームヘッダ、下りデータバースト、プライベートマップなどを含んでいる。フレームヘッダは内側ゾーン11内の移動局MSに対して報知チャネルで送信され、下りデータバーストは内側ゾーン11内の移動局MSに対してノーマルチャネルで送信される。一方、プライベートマップ(及びデータ)は、外側ゾーン12内の移動局MSに対してビームフォーミング専用チャネルで送信される。
(ゾーン径設定方法の一例)
次に、図4を参照しながら、基地局BSによる内側ゾーン11及び外側ゾーン12のゾーン径の設定方法について説明する。
内側ゾーン11のゾーン径の設計は、従来通り、等価等方放射電力(EIRP)に基づく許容伝搬損失で行う。具体的には、内側ゾーン11の端部において、移動局MSがブロードキャストマップをある程度受信できる範囲で、内側ゾーン11のゾーン径が設定される。
外側ゾーン12の設計は、EIRPに加え、ビームフォーミング利得を考慮して行う。外側ゾーン12の設計は、ビームフォーミングを用いる場合とSDMAを用いる場合とで異なる。ビームフォーミングの場合はビームフォーミング利得分を考慮し、SDMAの場合はSDMA数が最大の時のビームフォーミング利得を考慮した時の許容伝搬損失から求められる。以下に、(1)ビームフォーミングの場合、(2)SDMAの場合について、外側ゾーン12のゾーン径の設定方法について詳細に説明する。
(1)ビームフォーミングの場合:
ビームフォーミング利得BGainを、下式から算出する。
BGain = 10*log10{アンテナ素子数} ・・・(1)
パスロスモデルにより、式(1)で算出されるビームフォーミング利得に相当するパスロスを与える伝搬距離を逆算し、外側ゾーン12のゾーン径とする。図4(a)に、12素子等間隔円形アレーの空間相関特性(素子間隔=3.5λ)を示す。
(2)SDMAの場合:
ビームフォーミングの場合と同様であるが、SDMAの場合、SDMA数(空間多重数)によってビーム利得が変化する。そのため、そのビーム利得が最小となる場合、つまり最大SDMA数におけるビームフォーミング利得に相当するパスロスを与える伝搬距離を、パスロスモデルから算出しゾーン径とする。最大SDMA数におけるSビームフォーミング利得BGainは次式で与えられる。
BGain = 10*log10{アンテナ素子数}-10*log10{SDMAの最大多重数} …(2)
図4(b)に具体的な設計例を示す。パスロスモデルはExtended COST231-Hata Model for metropolitan、キャリア周波数=2.5GHz、基地局/移動局アンテナ高=32/1.5mを想定する。
ビームフォーミング利得を考慮しない従来のEIRPでの最大許容パスロスを−130dBとした場合、内側ゾーン11のゾーン径は約400mとなる。12本のビーム利得は、10*log10(12)=10[dB]となるため、ビーム利得による最大許容パスロスは−140dBとなり、中心からの径は約780mとなる。従って、外側ゾーン12の幅は780−400=380mと設計される。
(コネクション制御フロー例)
次に、基地局BS−移動局MS間におけるコネクション制御フロー例について説明する。図5は、基地局BS−移動局MS間におけるコネクション制御フロー例を示すフローチャートである。ただし、移動局MSがどちらのゾーンにいるかの判断を、基地局BSで測定される推定パスロスを基準とする場合について説明する。
ステップS101において、基地局BSと移動局MSとの間で同期処理が実行される。
ステップS102において、移動局MSは、基地局BSからブロードキャストマップを受信する。ステップS103において、基地局BSと移動局MSとの間でレンジング処理が実行される。ステップS104において、移動局MSは基地局BSに接続する。
ステップS105において、基地局BSはパスロスを推定する。ステップS106において、基地局BSは、ステップS105で推定したパスロスと、あらかじめ設定された閾値Lossthとを比較する。ステップS105で推定したパスロスが閾値Lossth以上である場合には、ステップS107の処理に進む。一方、ステップS105で推定したパスロスが閾値Lossthよりも小さい場合には、ステップS108の処理に進む。
ステップS107において、基地局BSは、移動局MSに対し、ビームフォーミング専用チャネルでプライベートマップを送信する。
ステップS108においては、基地局BSは、移動局MSに対し、ブロードキャストによりマップを送信する。
(基地局及び移動局の動作シーケンス例)
次に、図6(a)に示すように、時刻t0にて内側ゾーン11内に位置する移動局MSが、外側ゾーン12へ向けて移動し、時刻t1にて内側ゾーン11及び外側ゾーン12の境界に至る場合の、基地局BS及び移動局MSの動作シーケンス例について、図6(b)を用いて説明する。ただし、移動局MSが内側ゾーン11及び外側ゾーン12のどちらのゾーンに存在するかの判断を、SINRを基準とする場合について説明する。
ステップS201において、基地局BSと移動局MSとの間で同期処理が実行される。ステップS202において、基地局BSは、報知チャネルでブロードキャストマップを移動局MSに通知する。ステップS203において、基地局BSは、SINRの報告要求を移動局MSに通知する。ステップS204において、移動局MSは、基地局BSからの受信信号に基づいてSINRを測定し、測定結果を報告応答として基地局BSに通知する。
ステップS205において、基地局BSは、ステップS204で通知された報告応答(SINR)と、あらかじめ設定された閾値SINRthとを比較する。ここでは、ステップS204で通知された報告応答(SINR)が、あらかじめ設定された閾値SINRth以上であるものとする。この場合、基地局BSは、移動局MSが内側ゾーン11に位置していると判定する。
ステップS206において、基地局BSは、報知チャネルでブロードキャストマップを移動局MSに通知する。ステップS207において、基地局BSと移動局MSとの間でコネクションが確立される。
ステップS208において、基地局BSは、SINRの報告要求を移動局MSに通知する。
ステップS209において、移動局MSは、基地局BSからの受信信号に基づいてSINRを測定し、測定結果を報告応答として基地局BSに通知する。
ステップS210において、基地局BSは、ステップS209で通知された報告応答(SINR)と、あらかじめ設定された閾値SINRthとを比較する。ここでは、ステップS204で通知された報告応答(SINR)が、あらかじめ設定された閾値SINRthよりも小さいものとする。この場合、基地局BSは、移動局MSが内側ゾーン11の端部に位置していると判定する。
ステップS211において、基地局BSは、ビームフォーミング専用チャネルを移動局MSに割り当て、割り当てたビームフォーミング専用チャネルで、プライベートマップ及びデータを移動局MSに送信する。
(作用・効果)
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、基地局BSと接続中の移動局MSが、ブロードキャストマップのカバレッジ(内側ゾーン11)の端部に移動し、ブロードキャストマップを受信できず通信が不安定になる前に、基地局BSは移動局MSへ向けてビームフォーミングを用いて移動局個別に制御情報を通知する。この結果、内側ゾーン11から外側ゾーン12へ移動した移動局MSが、外側ゾーン12にて安定した通信を行うことを可能としており、セル・エッジの強化および不感知地帯の削減を図ることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態においては、上述した第1実施形態に係るセルゾーン構成方法をセルラネットワークシステムに適用した構成について説明する。なお、本実施形態では第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(セルゾーン構成例)
図7に、本実施形態に係る無線通信システムのセルゾーン構成例を示す。図7の例では、3つの基地局BS1〜BS3(以下、基地局BS1〜BS3を必要に応じて「基地局BS」と総称する)が、3つのセルC1〜C3をそれぞれ構成している。セルC1は同心円状に設定された内側ゾーン11及び外側ゾーン12からなる。セルC2は同心円状に設定された内側ゾーン21及び外側ゾーン22からなる。セルC3は同心円状に設定された内側ゾーン31及び外側ゾーン32からなる。
基地局BS1においては、内側ゾーン11の一部と隣接基地局BS2,BS3が構成する外側ゾーン22,32の一部とが重なり、且つ、内側ゾーン11と隣接基地局BS2,BS3が構成する内側ゾーン21,31とが重ならないように、内側ゾーン11及び外側ゾーン12を設定する。
同様に、基地局BS2においては、内側ゾーン21の一部と隣接基地局BS1,BS3が構成する外側ゾーン12,32の一部とが重なり、且つ、内側ゾーン21と隣接基地局BS1,BS3が構成する内側ゾーン11,31とが重ならないように、内側ゾーン21及び外側ゾーン22を設定する。
基地局BS3においては、内側ゾーン31の一部と隣接基地局BS1,BS2が構成する外側ゾーン12,22の一部とが重なり、且つ、内側ゾーン31と隣接基地局BS1,BS2が構成する内側ゾーン11,21とが重ならないように、内側ゾーン31及び外側ゾーン32を設定する。
(ゾーン時分割方法の一例)
次に、図8〜図10を参照しながら、上記のセルゾーン構成例において内側ゾーンと外側ゾーンとを時分割する一例について説明する。
上記のセルゾーン構成例では、互いに隣接するセル間において、内側ゾーンの一部と外側ゾーンの一部が重なるために、セル間干渉が発生する。例えば、図8に示すように、セルC1の内側ゾーン11とセルC2の外側ゾーン22とが重複する距離D1の増加に伴い、セル間干渉によって通信が不安定となるエリアの増加が問題となる。
この問題の解決策として、図9に示すように、内側ゾーンと外側ゾーンを時分割割り当てする。つまり、基地局BSが、内側ゾーン内の移動局MSと通信を行う期間と、外側ゾーン内の移動局MSと通信を行う期間とを時分割で制御する。具体的には、図10に示すように、隣接セル間(セルC1〜セルCN(N;2以上の整数))において、内側ゾーンの期間が同期し、外側ゾーンの期間が同期している。この結果、内側ゾーンと外側ゾーンとの重複エリアにおいて、セル間干渉によって通信が不安定となることを解決できる。
(ゾーン時分割比の設定方法の一例)
次に、図11を参照しながら、内側ゾーンと外側ゾーンを時分割割り当てする場合の、ゾーン時分割比の設定方法の一例について説明する。
図11(a)に示すように、上記のセルゾーン構成における内側ゾーンと外側ゾーンのゾーン径を“R1”と“R2”とする。また、図11(b)に示すように、DLフレームにおいてノーマルチャネルの期間を“T1”、ビームフォーミング専用チャネルの期間を“T2”とする。
セル内ユーザ分布は一般的に、セル内一様分布と想定される。従って、基本的には内側ゾーンと外側ゾーンの面積比に応じて“T1”、“T2”を調整する。しかしながら、外側ゾーンでは、距離減衰および隣接セル干渉の増加により、内側ゾーンに比べSINRが低くなる。
従って、外側ゾーン12においては、SINRに依存する変調方式や符号化率、SDMA数などが、内側ゾーンと異なる。このようなことから、ビームフォーミング専用チャネルの時分割比は、次式で調整される。
ここで“A”は、電波伝搬環境、隣接セル干渉量、ネットワーク負荷(例えば接続移動局数、変調方式や符号化率)、SDMA数などに応じて、少なくともフレーム毎に動的にチューニングされるパラメータである。
(作用・効果)
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、隣接基地局間でセル間干渉を抑制しつつ、移動局が安定した通信を実現困難なエリアの発生を回避することができ、セル・エッジの移動局MSであっても安定して通信可能とすることができる。
[その他の実施形態]
上記のように、本発明は第1及び第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、基地局BSは、トラヒック負荷又は収容移動局数の少なくとも一方に応じて、内側ゾーン及び外側ゾーンのゾーン径を動的に制御しても良い。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、IEEE802.16e(Mobile WiMAX(登録商標))に基づく無線通信システムを例に説明した。しかし、IEEE802.16e(Mobile WiMAX(登録商標))に基づく無線通信システムに限定されず、マルチアンテナ技術を利用する無線通信システムであれば、上述した第1及び第2実施形態に係るセルゾーン構成例やビームフォーミング専用チャネルの割り当て方法などを適用可能である。
また、上述した第1実施形態においては、内側ゾーンに位置する移動局が外側ゾーンへ向けて移動した場合の制御情報の通知方法について説明しているが、このような通知方法に加えて、さらに、以下のような通知方法を実行してもよい。
すなわち、第1実施形態において、移動局が外側ゾーンに位置し、当該外側ゾーンに位置する移動局が内側ゾーンに移動した場合に、外側ゾーンに位置する移動局に対しては、基地局がビームフォーミングによって制御情報を個別チャネルで通知しているが、このような状況で、移動局が内側ゾーンに移動した場合には、基地局が報知チャネルで制御情報を通知するようにし、ビームフォーミングによる個別チャネルでの制御情報(報知制御情報)の通知を止めるようにする。
これは、移動局それぞれの個別情報チャネルが、伝送レートに対して、複数の移動局で共有されることになる報知チャネルのサイズと比べるとオーバーヘッドが大きくなるため、できる限り報知チャネルでの制御情報を通知する方が望ましいためである。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の第1実施形態に係る無線通信システムにおけるセルゾーン構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る基地局の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムにおけるDLフレームのフレーム構成例を示す図である。 図4(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムにおけるゾーン径設定の一例を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信方法の処理手順例を示すフローチャートである。 図6(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの動作シーケンス例を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムにおけるセルゾーン構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムにおける隣接セルの配置方法の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムにおけるDLフレームのフレーム構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムにおける各セル間でのDLフレームのフレーム構成例を示す図である。 図11(a)及び(b)は、本発明の第2実施形態に係る無線通信システムにおけるゾーン時分割方法の一例を示す図である。 本発明の背景技術に係る無線通信システムにおけるTDDフレーム構成例を示す図である。
符号の説明
11,21,31…内側ゾーン、12,22,32…外側ゾーン、101…アンテナ部、102…無線通信部、103…ゾーン設定部、104…判定部、105…通信制御部、BS,BS1〜BS3…基地局、MS,MS1〜MS3…移動局、#1,#2,… アンテナ素子

Claims (9)

  1. 複数のアンテナ素子を具備する基地局における無線通信方法であって、
    前記基地局が構成するセルを内側ゾーン及び外側ゾーンの2つに分けて設定するステップと、
    所定の基準に基づいて、移動局が前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンのいずれに位置するかを判定するステップと、
    前記内側ゾーンに位置する移動局に対して、チャネル割当及び通信方式の情報を含む制御情報を報知チャネルで通知するステップと、
    前記外側ゾーンに位置する移動局に対して、前記複数のアンテナ素子を用いるビームフォーミングによって、前記制御情報を個別チャネルで通知するステップと
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記判定するステップでは、前記内側ゾーンに位置する移動局が前記外側ゾーンへ向けて移動したことにより前記内側ゾーンの端部に到達したかを判定し、
    前記制御情報を個別チャネルで通知するステップでは、前記内側ゾーンの端部に到達した移動局に対して、前記個別チャネルの割り当てを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記判定するステップでは、前記所定の基準として、前記移動局との通信中に推定されるパスロス、受信信号強度(RSSI)、信号対干渉・ノイズ比(SINR)、又は干渉量の少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信方法。
  4. 前記設定するステップでは、前記複数のアンテナ素子のアンテナ素子数に応じて算出されるビームフォーミング利得から、前記外側ゾーンのゾーン径を設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  5. 前記設定するステップでは、SDMA方式による空間多重数が最大である場合の前記ビームフォーミング利得から、前記外側ゾーンのゾーン径を設定することを特徴とする請求項4に記載の無線通信方法。
  6. 前記設定するステップでは、前記内側ゾーンの一部と隣接基地局が構成する外側ゾーンの一部とが重なり、且つ、前記内側ゾーンと前記隣接基地局が構成する内側ゾーンとが重ならないように、前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンを設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  7. 前記内側ゾーン内の移動局と通信を行う第1期間と、前記外側ゾーン内の移動局と通信を行う第2期間とを時分割で制御するステップを更に含み、
    前記第1及び第2期間が、前記隣接基地局が用いる前記第1及び第2期間とそれぞれ同期していることを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
  8. 前記制御するステップでは、前記基地局の通信状態に応じて、前記第1及び第2期間の時分割比を少なくともフレーム毎に最適化することを特徴とする請求項7に記載の無線通信方法。
  9. 複数のアンテナ素子を具備する基地局であって、
    前記基地局が構成するセルを内側ゾーン及び外側ゾーンの2つに分けて設定する設定部と、
    所定の基準に基づいて、移動局が前記内側ゾーン及び前記外側ゾーンのいずれに位置するかを判定する判定部と、
    前記内側ゾーンに位置する移動局に対して、チャネル割当及び通信方式の情報を含む制御情報を報知チャネルで通知する通信制御部とを備え、
    前記通信制御部は、前記外側ゾーンに位置する移動局に対して、前記複数のアンテナ素子を用いるビームフォーミングによって、前記制御情報を個別チャネルで通知することを特徴とする基地局。
JP2006294995A 2006-10-30 2006-10-30 無線通信方法及び基地局 Active JP4958515B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006294995A JP4958515B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 無線通信方法及び基地局
KR1020097009637A KR20090057149A (ko) 2006-10-30 2007-10-23 무선 통신 방법 및 기지국
EP07830404.5A EP2086126A4 (en) 2006-10-30 2007-10-23 BASE STATION AND METHOD FOR WIRELESS COMMUNICATION
PCT/JP2007/070670 WO2008053754A1 (fr) 2006-10-30 2007-10-23 Station de base et procédé de communication sans fil
US12/447,892 US8743836B2 (en) 2006-10-30 2007-10-23 Radio communication method and base station

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006294995A JP4958515B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 無線通信方法及び基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008113252A JP2008113252A (ja) 2008-05-15
JP4958515B2 true JP4958515B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39344097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006294995A Active JP4958515B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 無線通信方法及び基地局

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8743836B2 (ja)
EP (1) EP2086126A4 (ja)
JP (1) JP4958515B2 (ja)
KR (1) KR20090057149A (ja)
WO (1) WO2008053754A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988393B2 (ja) * 2007-03-15 2012-08-01 京セラ株式会社 無線基地局及びチャネル割当情報送信方法
WO2008105300A1 (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Kyocera Corporation 無線基地局及びチャネル割当情報送信方法
JP4988379B2 (ja) * 2007-02-23 2012-08-01 京セラ株式会社 無線基地局及びチャネル割当情報送信方法
JP5033731B2 (ja) * 2008-07-29 2012-09-26 京セラ株式会社 無線基地局および無線通信方法
US8462765B2 (en) 2008-08-20 2013-06-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to perform ranging operations for wireless stations
JP5020923B2 (ja) * 2008-11-19 2012-09-05 日本電信電話株式会社 帯域割り当て方法
EP2371070A1 (en) * 2008-11-26 2011-10-05 Nokia Siemens Networks Oy Transmission mode selection based on radio link quality and radio load on the air interface
CN101998650B (zh) * 2009-08-31 2014-11-05 上海交通大学 无线通信***中的信道分配方法和***
US20110103240A1 (en) * 2009-10-29 2011-05-05 Qualcomm Incorporated Method for forwarding in peer-to-peer wireless communications
JP7297173B1 (ja) * 2023-01-26 2023-06-23 ソフトバンク株式会社 通信制御装置、プログラム、飛行体、及び通信制御方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI106824B (fi) * 1993-07-05 2001-04-12 Nokia Networks Oy Tukiasema
US5839071A (en) * 1993-09-21 1998-11-17 Telstra Corporation Limited Base station for a mobile telecommunications system
FI101032B (fi) * 1995-06-22 1998-03-31 Nokia Telecommunications Oy Laajennettu solujärjestelmä
JP3816162B2 (ja) * 1996-10-18 2006-08-30 株式会社東芝 アダプティブアンテナにおけるビーム幅制御方法
US5953661A (en) * 1997-05-16 1999-09-14 Nextel Communications Method of maximizing spectral efficiency in a cellular communications system
US6167035A (en) * 1997-12-09 2000-12-26 Nortel Networks Corporation Method an apparatus for designing soft handoff regions in a wireless communications system
JP4053265B2 (ja) * 2001-08-24 2008-02-27 株式会社東芝 無線通信用アダプティブアレイ及びアダプティブアレイを用いた無線通信システム
KR100713435B1 (ko) 2002-05-03 2007-05-07 삼성전자주식회사 이동통신시스템에서 다중 데이터 전송률 서비스 제공 장치 및 방법
DE10233172B4 (de) * 2002-07-22 2006-05-18 E-Plus Mobilfunk Gmbh & Co. Kg Telekommunikationssystem zur UMTS-Funkversorgung
US7046655B2 (en) * 2002-08-15 2006-05-16 Interdigital Technology Corporation Wireless communication method and system for minimizing interference by determining mobile station zone locations and potential conflicts between cell zones
US7742788B2 (en) * 2002-10-01 2010-06-22 Motorola, Inc. Method and apparatus for using switched multibeam antennas in a multiple access communication system
KR100651532B1 (ko) 2004-08-14 2006-11-29 삼성전자주식회사 무선랜 연동을 위한 이동 통신 네트워크에서의 무선랜 정보의 전송 방법 및 장치
US20060209876A1 (en) * 2005-02-10 2006-09-21 Interdigital Technology Corporation Access point using directional antennas for uplink transmission in a WLAN
US8144658B2 (en) * 2005-02-11 2012-03-27 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for mitigating interference in a wireless communication system
JP5017795B2 (ja) 2005-04-13 2012-09-05 日本電気株式会社 電界効果トランジスタの製造方法
GB2425440B (en) * 2005-04-22 2008-05-21 Toshiba Res Europ Ltd Wireless communications system
KR101397292B1 (ko) * 2007-08-31 2014-05-21 연세대학교 산학협력단 통신 시스템에서 신호 송수신 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008113252A (ja) 2008-05-15
KR20090057149A (ko) 2009-06-03
US20100142441A1 (en) 2010-06-10
EP2086126A4 (en) 2013-05-08
WO2008053754A1 (fr) 2008-05-08
EP2086126A1 (en) 2009-08-05
US8743836B2 (en) 2014-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4958515B2 (ja) 無線通信方法及び基地局
US11115099B2 (en) System and method for supporting antenna beamforming in a cellular network
JP6501318B2 (ja) 無線通信システムにおいてマルチビームフォーミング送受信機を運用するための装置及び方法
KR102172442B1 (ko) 우선 순위를 갖는 송신 빔 인덱스 선택 및 할당 방법 및 장치
US9661637B2 (en) Radio communication system, high-power base station, low-power base station, and communication control method
US8265547B2 (en) Resource management and interference mitigation techniques for relay-based wireless netoworks
JP5077024B2 (ja) 送信方法および無線基地局
KR101066326B1 (ko) 분산 안테나 시스템에서 스케줄링 장치 및 방법
US8913555B2 (en) Radio relay station apparatus, radio base station apparatus and transmission power control method
KR20130066676A (ko) 모바일 네트워크, 대응하는 액세스 노드, 처리 유닛, 및 상기 모바일 네트워크를 동작시키기 위한 방법
US20110081943A1 (en) System and Method for Supporting Multi-User Antenna Beamforming in a Cellular Network
WO2012026604A1 (ja) 無線基地局、無線端末及び通信制御方法
KR101981089B1 (ko) 이종셀 무선 통신 시스템에서 셀을 선택하는 방법 및 장치
KR101973776B1 (ko) 상향링크 신호 수신 방법 및 장치
JP5508973B2 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
Chao et al. Dynamic TDD small cell management.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090930

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4958515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150