JPH09504350A - 急速コネクタ用装着ピン - Google Patents

急速コネクタ用装着ピン

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JPH09504350A
JPH09504350A JP7510913A JP51091394A JPH09504350A JP H09504350 A JPH09504350 A JP H09504350A JP 7510913 A JP7510913 A JP 7510913A JP 51091394 A JP51091394 A JP 51091394A JP H09504350 A JPH09504350 A JP H09504350A
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アイティーティー・マニュファクチャリング・エンタープライジズ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 装着ピン(10)は、流体管路とともに使用される急速コネクタ(70)内にシール(60)とリテーナ(66)とを装着する。装着ピン(10)は、一体形成のシャフト(12)と、拡張形状のストッパ(14)と、ハンドル(16)とを有している。シール部材(60)を着脱自在に支持するために、環状のシール装着部(28)がシャフト(12)上に形成されている。シャフト(12)にリテーナ(66)を係脱可能に係合させて装着するために、***部(26)がシャフト(12)上に形成されている。シャフト(12)の端部からは軸方向に弾性アーム(30)が延びている。流体搬送部材(70)の孔(78)内への挿入前においてシャフト(12)上にシール部材(60)を保持するために、弾性アーム(30)の呼び外径はシャフト(12)の外径より大きくなっている。弾性アーム(30)は流体搬送部材(70)の段付き孔と接触した際に径方向内側に曲げられ、これによって、孔からの装着ピン(10)を抜去時にシール(60)とリテーナ(66)とを解放することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 急速コネクタ用装着ピン 発明の背景 本発明は、一般に、急速コネクタ(quick connectors)に関する。 スナップフィットまたは急速コネクタは、様々な領域、特に自動車や工業分野 で流体搬送管路同士を連結する場合において使用されている。典型的な急速コネ クタにあっては、リテーナがハウジングまたは管路の孔内に強固に装着される。 リテーナは径方向に延びる複数のアームを有しており、これらのアームはハウジ ングまたは管路の孔の中心軸線に向けて内側に延びている。ハウジングまたは管 路の孔内にシール状態で装着されるチューブは、リテーナアームの内周面に当接 する径方向アプセット部(radially upset portion)を有している。シール部材 とスペーサとベアリングとトップハットは、リテーナの前方でハウジングまたは 管路の孔内に装着され、チューブがリテーナアームとロック状態で係合した際に 、雌側であるハウジングまたは管路とチューブとの間にシールを形成する。 このようなコネクタにおいては、まず、ハウジングまたは管路の孔内にシール 部材とトップハットとリテーナとを装着することが必要である。米国特許第4,91 5,136号に開示された装着プラグは、このような目的のために考案された。この 装着プラグすなわち装着ピンは、長尺な管状のロッドを有している。このロッド は、シール部材とリテーナとをハウジングの孔内に挿入する前に、シール部材と リテーナとを同軸に支持する。Oリング状のシール部材を支持するために、環状 溝の形態をなす位置決め手段がロッドの端部に形成されている。ロッドには傾斜 面を有する環状突起が形成されている。この環状突起は、リテーナと係合して、 ロッドがハウジングの孔内に挿入される前に、装着プラグ本体上にリテーナを着 脱自在に装着する。 ハウジングの孔内にロッドが十分に挿入されると、リテーナは、ハウジングと 係合して所定位置にロックされる。そして、この状態からロッドを孔内から引き 抜くと、シール部材がロッドからスライドしてハウジングの孔内に位置決めされ る。 米国特許第4,915,136号に開示された装着プラグは、急速コネクタのハウジン グの孔内にシール部材とリテーナとを装着するための手段を提供している。しか し、製造公差のために、Oリングシールの径が変化してしまう場合、とりわけ、 ハウジングの孔内にロッドを挿入する前の段階でロッドに位置決め用の環状溝が 残存することがないようにOリングシールの径を大きくしてしまう場合があり、 こうした場合には、Oリングシールが装着ピンから脱落してしまい、これによっ て、急速コネクタの組み立てが妨げられ、結果的に、急速コネクタが不備なもの となってしまう。 したがって、本発明の第1の目的は、ハウジングの孔内に 装着ピンを挿入する前の段階で装着ピンの所定の位置にシール部材とリテーナと を位置決めできる急速コネクタのための装着ピンを提供することである。また、 本発明の第2の目的は、ハウジングの孔内から装着ピンを抜去する際に僅かな力 で容易に装着ピンからシール部材とリテーナとが解放され得る装着ピンを提供す ることである。また、本発明の第3の目的は、シール部材とリテーナとをハウジ ングの孔内でセンタリングすることが可能な装着ピンを提供することである。ま た、本発明の第4の目的は、ハウジングの孔に対する装着ピンの容易な挿入・抜 去のために指で把持することが簡単なように、また、自動挿入抜去器具を用いた 装着ピンの挿入・抜去が容易なように、把持手段を有する装着ピンを提供するこ とである。 発明の要約 本発明は、急速コネクタの一部を形成するハウジングの孔内にシール部材とリ テーナとを装着するための装着ピンである。 前記装着ピンは、第1の端部と第2の端部とを有するシャフトを備えている。 シャフトの第1の端部には拡張されたストッパが形成され、このストッパはシャ フトから径方向外側に延びている。シャフトの第1の端部に面する側と反対側の ストッパの部位には、流体搬送部材の孔に対するシャフトの移動を容易にするた めの把持手段が装着されている。シャフトには、少なくとも1つのシール部材を シャフト上に着脱自 在に支持するためのシール装着手段が形成されている。ストッパとシール装着手 段との間のシャフトの部位には、リテーナをシャフト上に着脱自在に装着するた めのリテーナ装着手段が形成されている。シャフトの第2の端部には少なくとも 1つの弾性アームが形成されており、弾性アームはシャフトの第2の端部から軸 方向に延びている。弾性アームは外縁部を有している。この外縁部は、段付き孔 の内径よりも大きい呼び径を有し且つシャフト上のシール部材を着脱自在に保持 するためにシール部材の内径よりも大きい呼び径を有している。装着ピンが流体 搬送部材の段付き孔内に挿入されて弾性アームが段付き孔に接触すると、弾性ア ームが径方向内側に曲がり、この状態からシャフトを段付き孔から抜去すると、 シール部材とリテーナとがシャフトから解放されて、シール部材とリテーナとが 流体搬送部材の段付き孔内に装着される。 好ましい実施例では、互いに対向する少なくとも2つのアーム好ましくは互い に周方向に等しい角度間隔で離間した4つのアームがシャフトの第2の端部から 軸方向に延びるように形成されている。好ましくは、各弾性アームは、シャフト の第2の端部から軸方向に延びて端部壁で終端する第1の側壁を備えている。第 2の側壁が第1の側壁から離間してシャフトの第2の端部から延びている。前記 第2の側壁は、シャフトの第2の端部から弾性アームの前記外縁部に向かって延 びる第1の傾斜面と、前記外縁部から前記端部壁に向かって延びる第2の傾斜面 とを有している。 シール装着手段は、好ましくは、Oリングシールを着脱自 在に受けるためにシャフトに形成された一定径の環状部からなる。好ましくは、 一定径の一対の環状部が互い離間して設けられる。これらの環状部はシャフトの 第2の端部からも離間して設けられている。各環状部はOリングシールを着脱自 在に支持する。好ましくは、一対の環状部は、シール部材間でシャフト上にスペ ーサを装着できるように、互いに所定距離離間して設けられる。シール部材を支 持するために、各環状部に溝が設けられる。 好ましくは、リテーナ装着手段は、ストッパから離間された状態でシャフトに 形成された径方向に延びる少なくとも1つの***部からなる。***部は、リテー ナの1つのアームと係脱自在に係合してリテーナをシャフト上に着脱自在に装着 する。好ましくは、一対の***部がシャフト上に互いに反対側に位置して設けら れる。 好ましい実施例では、把持手段は、ストッパから軸方向に延びる長尺な平坦部 材として形成されており、平坦部材の外側端部には拡張された端部フランジが形 成されている。流体搬送部材の孔に対する装着ピンの容易な挿入・抜去のために 指で把持することが簡単なように、前記平坦部材には開口が形成されている。ま た、こうした把持手段は、自動挿入抜去器具を用いた装着ピンの挿入・抜去も容 易にする。 本発明の装着ピンは、従前の装着ピンすなわち装着プラグの改良された形態を 提供している。すなわち、装着ピンを流体搬送部材の孔内に挿入する前に、弾性 アームによってシール部材が装着ピンに強固に保持される。アームの弾性によっ てアームは容易に内側に曲がることができ、これによって、装着ピンを孔内から 僅かな力で抜去するだけで、シール部材を装着ピンから解放することができる。 また、新規な把持手段により、指による把持が可能となり、また、自動挿入抜去 器具との係合に対応でき、あるいは、流体搬送部材の孔内に対する装着ピンの手 動による挿入・抜去が容易となる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好ましい実施例に係る装着ピンの斜視図; 第2図は、第1図の装着ピンの長手方向断面図; 第3図は、第1図の装着ピンにシール部材とスペーサとトップハットとリテー ナとを装着した状態の装着ピンの長手方向断面図; 第4図は、第3図の状態の装着ピンを流体コネクタ内に挿入した状態を示す長 手方向拡大断面図; 第5図は、シール装着手段の第1の変形例を示す部分立面図; 第6図は、シール装着手段の第2の変形例を示す部分断面図である。 好ましい実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。 第1図ないし第4図には、流体搬送部材の孔にシール部材 とリテーナとを装着するように構成された装着ピン(stuffe-r pin)10が示さ れている。 第1図ないし第3図に示すように、装着ピン10は、好ましくはプラスチック 材料によって形成された1個の部材(one-piece body)として構成されている。 装着ピン10は、シャフト12と、ストッパ14と、把持手段16とを有してい る。 シャフト12は、管状の長尺部材として形成されており、第1の端部18およ び第1の端部18と反対側の第2の端部20を有している。シャフト12は、例 えば互いに垂直に方向付けられた4つの脚部22によって形成されている。脚部 22は、互いに90度の角度間隔で離間されており、共通の中心縁部で一体に結 合されている。シャフト12の第1の端部18にはストッパ14が一体に形成さ れている。第2の端部20は第1の端部18とストッパ14とから軸方向に延び ている。なお、シャフト12は、前述した形状に限らず、例えば、滑らかな外面 を有する円筒状の中実部材によって形成されていても良い。 リテーナ装着手段24は、シャフト12の第1の端部18と第2の端部20と の間の所定の部位に形成されている。リテーナ装着手段24は、少なくとも1つ 好ましくは2つの垂直に立ち上がる***部26を有する環状のカラーとして形成 されている。なお、***部26が2つ存在する場合には、これらの***部26は 互いに反対側に対向して設けられる。***部26は、脚部22から垂直に延びる 前面25と、前面2 5の外縁部から脚部22へと滑らかに延びて後述するようにリテーナと係脱自在 に係合する傾斜面31とを有している。 また、シャフト12にはシール装着手段27が形成されている。少なくとも1 つ好ましくは2つのシール装着手段27が第2の端部20に隣接してシャフト1 2上に装着されている。第1図ないし第4図の第1の実施例において、シール装 着手段27は、シャフト12を形成する脚部22上に設けられた一定径の環状部 として形成されている。各環状部27には環状溝28が形成されていても良い。 一対のシール装着手段27は互いに所定距離離間されており、これによって、後 述するスペーサ部材を、シール装着手段27に装着されたシール手段もしくはシ ール部材間で、シャフト12上に着脱自在に装着できるようになっている。 シール装着手段27の変形例が第5図に示されている。図示のように、最も外 側に位置する環状部27の端部のうち他方の環状部27の側に面する端部には、 曲面29が形成されている。曲面29は、滑らかに曲がる縁部あるいは溝28に 隣接する環状部27の径方向最も外側の縁部と環状部27の横方向面との間を延 びるテーパ状の縁部を有している。曲面29は滑らかな面を形成しており、これ によって、後述するように、孔から装着ピン10を取り外す際に、シール部材を 切断もしくは損傷させることなく、前記他方の環状部27からシール部材をスラ イドさせることができるようになっている。 シール装着手段27の他の実施例が第6図に示されている。 後述するが、この実施例では、互いに離間された2つのシールとこれらの中間に 配置されるスペーサとを受けることができるに十分な距離で長手方向に延びる環 状部が設けられている。この環状部は、一定の外径を有する中実体として形成さ れ、脚部22の径方向最も外側の縁部に向かって外側に延びている。2つのシー ルとこれらの中間に配置されるスペーサとを支持するために、前記環状部には浅 い環状凹部33が形成されている。 少なくとも1つ好ましくは複数の弾性アーム30がシャフト12の第2の端部 20に一体に形成されている。これらの弾性アーム30はシャフト12の第2の 端部20から外側に軸方向に延びている。シャフト12には最低限において1つ の弾性アーム30が設けられるが、対向する少なくとも2つのアーム30、好ま しくは周方向に互いに等しい距離で離間された4つのアーム30がシャフト12 の第2の端部20に一体に形成されて第2の端部20から軸方向に延びているこ とが望ましい。アーム30は断面が小さい幅狭に形成されており、これによって 、後述するように流体搬送部材の孔内に装着ピン10を挿入する際に、アーム3 0が弾性的に曲がることができるようになっている。 第2図に示すように、各アーム30は、例えば、内側の平らな第1の側壁32 を有している。この側壁32は、装着ピン30の長手方向軸に対して平行で且つ シャフト12の第2の端部20から軸方向に延びている。また、各アーム30は 、内側の第1の側壁32から離間された最も径の大きい外縁部 34を有している。この外縁部34は、シャフト12の第2の端部20から外縁 部34へと径方向外側に延びる第1の傾斜面36を形成する第2の側壁上に、形 成されている。第2の傾斜面38は、外縁部34からアーム30の外端部壁40 へと径方向上方に延びている。外縁部34の呼び径は、シャフト12の径および シャフト12上に着脱自在に装着されるシール部材の内径よりも大きく設定され ており、これによって、後述するようにシャフト12上に装着されるシール部材 を保持できるようになっている。 ストッパ14は、シャフト12に一体に形成されており、環状あるいは円盤状 をなしている。ストッパ14は、シャフト12の呼び径よりも大きな径の外縁部 を有している。装着ピン10の孔内への最大挿入距離を規定するために、ストッ パ14は、その径が装着ピン10が挿入される流体搬送部材あるいは流体搬送管 路内の孔の径よりも大きく設定されている。さらに、ストッパ14は***部26 と協働してシャフト12上におけるリテーナの装着位置を形成する。 自動挿入抜去器具との係合に対応でき、あるいは、流体搬送部材の孔内に対す る装着ピン10の手動による挿入・抜去が容易となるように、本発明の装着ピン 10には把持手段16が設けられている。この把持手段16は、例えば長尺で且 つ平坦な部材として形成されており、シャフト12に面する側と反対側のストッ パ14の一方の面から軸方向に延びている。ユーザーが指で把持手段16を容易 に把持することができるように、把持手段16には開口44が形成されている。 また、端部フランジ46が平坦部材16の外側軸方向端部に拡張状態で形成され ている。端部フランジ46には滑らかに先細るテーパ縁部48が形成されており 、このテーパ縁部48は開口44の両側に形成された長尺なリブ50に接続して いる。 第3図および第4図に示すように、装着ピン10は、例えばOリングのような 少なくとも1つ好ましくは一対のシール部材60を着脱自在に支持する。一対の シール部材またはOリング60は、シャフト12上に形成されたシール装着溝2 8に着脱自在に支持され、第3図に示すように互いに所定距離離間して配置され る。ナイロン等の適当なプラスチック材料からなるスペーサ62は、一対のシー ル部材60間に位置してシャフト12上に着脱自在に装着される。また、後述す るように流体搬送部材内に挿入される管路のための支持面を形成するトップハッ ト(top hat)64が、最も内側のシール部材60に隣接した状態で、シャフト1 2上に着脱自在に装着されている。 急速コネクタ(quick-type connectors)において使用され且つナイロン等の適 当なプラスチック材料からなるリテーナ66が、シャフト12上に着脱自在に装 着されている。従来から知られているように、このようなリテーナ66は、互い に対向する一対の弾性アーム68を有している。これらの弾性アーム68は拡張 された端部壁71から所定距離離間されている。シャフト12上に形成されたリ テーナ装着用の***部26は、端部壁71と弾性アーム68の端部との間で、リ テーナ66と係合し、これによって、リテーナ66をトップハット64とシート 16との間でシャフト12に着脱自在に装着する。 本発明の装着ピン10を使用する場合には、まず、シャフト12上の***部2 6がリテーナ66の端部壁71と弾性アーム68の端部との間に係合(snap into space)するまで、リテーナ66がシャフト12の第2の端部20を越えるよう に付勢されて内側に押し進められる。その後、トップハット64が弾性アーム3 0とシャフト12とを越えるようにしてスライドされてリテーナ66の端部壁7 1に当接される。それから、第1のOリング60が最も内側のシール装着手段2 7と係合した状態でシャフト12上に装着される。続いて、スペーサ62が弾性 アーム30を越えるようにシャフト12上に嵌装されて第1のOリング60に近 接して位置される。その後、第2のOリング60がシャフト12に押し付けられ るようにして最も外側のシール装着手段27に係合される。 第3図に示すように、弾性アーム30の最大外径(呼び寸法)は最も端部に位 置する第2のOリング60の内径よりも大きく設定されている。したがって、2 つのOリング60とスペーサ62とトップハット64は、シャフト12上に組み 付けられた後、流体搬送部材の孔内に装着ピン10が挿入されるまでの間、シャ フト12上に確実に保持される。 第4図は、流体搬送部材70の段付き孔内に装着ピン10が挿入された状態を 示している。この流体搬送部材70は、前記急速コネクタの雌コネクタ部として 図示されている。雌 コネクタ部70は、一端部に形成された管路受けアダプタ72を有する長尺な本 体を備えている。管路受けアダプタ72には細長い孔74が形成されており、こ の細長い孔74は前記長尺な本体に形成された段付き孔に連通している。本体に 形成された前記段付き孔は、前記細長い孔74よりも大径の第1の孔76と、第 1の孔76よりも大径の第2の孔78とからなる。また、端部孔80が雌コネク タ部70の本体の端部壁82で開口している。典型的な急速コネクタと同様、O リング60と、スペーサ62と、トップハット64と、リテーナ66はそれぞれ 、孔78,80内に強固に装着され、図示しない雄側の管路をシール状態で着脱 自在に受ける。この場合、前記雄側の管路は、弾性アーム68と端部壁71との 間でリテーナ66と係脱自在に係合する立上がり***部を有している。 本発明の装着ピン10に設けられた弾性アーム30の外縁部34の径は、雌コ ネクタ部70の孔78の径よりも小さく且つ孔76の径よりも大きく設定されて いる。したがって、装着ピン10を雌コネクタ部70内に挿入していくと、弾性 アーム30は、雌コネクタ部70の孔80,78を通じて変形されることなく容 易にスライドする。しかしながら、装着ピン10が雌コネクタ部70内に十分な 距離挿入されると、弾性アーム30の第2の傾斜面38が孔76と孔78との間 に形成された段部84に当接する。この状態からさらに装着ピン10を挿入して いくと、第2の傾斜面38が段部84を乗り越えるようにして孔76内へとスラ イドし、弾性アーム 30が径方向内側に弾性的に曲げられて第4図に示す位置まで十分に挿入される 。第4図に示す挿入位置では、最も外側に位置する第2のOリング60が雌コネ クタ部70の段部84に近接して配置される。また、これと同時に、トップハッ ト64の環状の***部65が雌コネクタ部70の本体に形成された環状の凹部8 6に係合し、雌コネクタ部70の孔78内でトップハット64がロックされる。 さらに、この時、弾性アーム68に形成された段部86と拡径端壁88との間に 形成されたリテーナ66の溝が雌コネクタ部70に形成された端部フランジと係 合し、リテーナ66が雌コネクタ部70にロックされる。 この状態で、装着ピン10を雌コネクタ部70から第4図の右方向に抜去する 。この場合、トップハット64が雌コネクタ部70の凹部86でロックされ、リ テーナ66が雌コネクタ部70上の部位でロックされているため、装着ピン10 を右方向にスライドさせて雌コネクタ部70から抜去すると、Oリングシール6 0、スペーサ64、トップハット64、リテーナ66のそれぞれとシャフト12 との係合が解除される。そして、このように装着ピン10を雌コネクタ部70か ら抜去する過程では、シャフト12上の***部26に滑らかなテーパ部すなわち 傾斜面31が形成されているため、この傾斜面31によって、シャフト12は、 リテーナ66の弾性アーム68の端部を容易に乗り越えてスライドでき、リテー ナ66との係合が容易に解除される。 また、以上説明したような雌コネクタ部70に対する装着 ピンの挿入・抜去は、把持手段16によって容易となる。すなわち、把持手段1 6には、前述したように、開口44とテーパ縁部48を有する端部フランジ46 とが設けられており、これらによって、指による強固な把持が可能となり、装着 ピン10をしっかりと握り締めることが可能となる。また、把持手段16は、そ の形状が第1図ないし第4図に示すように形成されているが、雌コネクタ部70 に対する装着ピンの挿入・抜去を自動的に行なう器具とともに使用できるような 他の形状を採用することも無論可能である。 以上のように、本実施例では、急速コネクタの雌コネクタ部の孔内にシール部 材とリテーナとを装着するための新規な装着ピンについて説明してきた。この装 着ピンは、その挿入前にシール部材を強固に保持できるように構成され、装着ピ ンからシール部材が脱落しないようにしている。また、装着ピンは、新規な把持 手段を有しており、これによって、自動挿入抜去器具と装着ピンとの併用および 装着ピンの挿入抜去操作が容易になっている。
【手続補正書】 【提出日】1996年7月10日 【補正内容】 (1)請求の範囲を別紙の通り訂正する。 請求の範囲 1.少なくとも1つのシール部材と、少なくとも1つの弾性アームを有するリ テーナとを、流体搬送部材の孔の一端部内に装着するための装着ピンにおいて、 第1の端部と、この第1の端部と反対側に位置する第2の端部とを有するシャ フトと、 シャフトの第1の端部に形成され、前記第1の端部から径方向外側に延びるス トッパと、 シャフトの第1の端部に面する側と反対側のストッパの部位に設けられ、流体 搬送部材の孔に対するシャフトの移動を容易にするための把持手段と、 シャフトに形成され、少なくとも1つのシール部材をシャフト上に着脱自在に 支持するためのシール装着手段と、 ストッパとシール装着手段との間のシャフトの部位に形成され、リテーナをシ ャフト上に着脱自在に装着するためのリテーナ装着手段と、 シール装着手段から離間してシャフトに形成され、流体搬送部材の孔内への挿 入前においてシャフト上に少なくとも1つのシール部材を強固に保持するための 保持手段と、 を具備することを特徴とする装着ピン。 2.前記保持手段はシャフトの第2の端部に形成された少なくとも1つの弾性 アームからなり、弾性アームは、シャフト上の少なくとも1つのシール部材を着 脱自在に保持するためにシャフトの径よりも大きい呼び径の外縁部を有し、流体 搬送部材の孔と接触した際に径方向内側に曲がって、前記孔からシャフトを抜去 する際にシャフト上からシール部材とリテーナとを解放することができることを 特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 3.少なくとも1つの弾性アームは、シャフトの第2の端部から軸方向に延び て端部壁で終端する第1の側壁と、第1の側壁から離間してシャフトの第2の端 部から延びる第2の側壁とからなり、前記第2の側壁は、シャフトの第2の端部 から外縁部に向かって延びる第1の傾斜面と、前記外縁部から前記端部壁に向か って延びる第2の傾斜面とを有していることを特徴とする請求項2に記載の装着 ピン。 4.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシール部材を受けることがで きる環状部からなることを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 5.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシャフトに沿って互いに離間 して設けられた一対の環状部からなり、各環状部はシール部材を着脱自在に受け 、また、前記一対の環状部は、これらの間でスペーサをシャフト上に支持するこ とができるように、互いに所定距離離間して設けられていることを特徴とする請 求項1に記載の装着ピン。 6.各環状部は他方の環状部の横方向面と対向する横方向面を有し、シャフト の第2の端部に隣接する環状部の横方向面の径方向最外縁部に湾曲縁部が形成さ れていることを特徴とする請求項5に記載の装着ピン。 7.リテーナ装着手段は、シャフ上に径方向に延びるように形成され且つ互い に反対側に位置する一対の***部であり、各***部は、ストッパから離間され、 リテーナの弾性アームと係脱自在に係合してリテーナをシャフト上に着脱自在に 装着することを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 8.前記***部の少なくとも1つが、径方向最外縁部から一方向に延びる傾斜 面を有していることを特徴とする請求項7に記載の装着ピン。 9.前記把持手段は、ストッパから軸方向に延びる長尺部材と、この長尺部材 に形成された開口とからなることを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つのシール部材と、少なくとも1つの弾性アームを有するリ テーナとを、流体搬送部材の孔の一端部内に装着するための装着ピンにおいて、 第1の端部と、この第1の端部と反対側に位置する第2の端部とを有するシャ フトと、 シャフトの第1の端部に形成され、前記第1の端部から径方向外側に延びるス トッパと、 シャフトの第1の端部に面する側と反対側のストッパの部位に設けられ、流体 搬送部材の孔に対するシャフトの移動を容易にするための把持手段と、 シャフトに形成され、少なくとも1つのシール部材をシャフト上に着脱自在に 支持するためのシール装着手段と、 ストッパとシール装着手段との間のシャフトの部位に形成され、リテーナをシ ャフト上に着脱自在に装着するためのリテーナ装着手段と、 シール装着手段から離間してシャフトに形成され、流体搬送部材の孔内への挿 入前においてシャフト上に少なくとも1つのシール部材を強固に保持するための 保持手段と、 を具備することを特徴とする装着ピン。 2.前記保持手段はシャフトの第2の端部に形成された少なくとも1つの弾性 アームからなり、弾性アームは、シャフト上の少なくとも1つのシール部材を着 脱自在に保持するためにシャフトの径よりも大きい呼び径の外縁部を有し、流体 搬送部材の孔と接触した際に径方向内側に曲がって、前記孔からシャフトを抜去 する際にシャフト上からシール部材とリテーナとを解放することができることを 特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 3.前記少なくとも1つの弾性アームは、シャフトの第2の端部から軸方向に 延びていることを特徴とする請求項2に記載の装着ピン。 4.前記少なくとも1つの弾性アームは、互いに周方向に離間した一対のアー ムからなることを特徴とする請求項2に記載の装着ピン。 5.一対の弾性アームは互いに対向していることを特徴とする請求項4に記載 の装着ピン。 6.少なくとも1つの弾性アームは、互いに周方向に等しい角度間隔で離間し た4つのアームからなることを特徴とする請求項2に記載の装着ピン。 7.少なくとも1つの弾性アームは、シャフトの第2の端部から軸方向に延び て端部壁で終端する第1の側壁と、第1の側壁から離間してシャフトの第2の端 部から延びる第2の側壁とからなり、前記第2の側壁は、シャフトの第2の端部 から外縁部に向かって延びる第1の傾斜面と、前記外縁部から前記端部壁に向か って延びる第2の傾斜面とを有していることを特徴とする請求項2に記載の装着 ピン。 8.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシール部材を受けることがで きる環状部からなることを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 9.前記環状部の外周面に形成された凹状の環状溝を有していることを特徴と する請求項8に記載の装着ピン。 10.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシャフトに沿って互いに離 間して設けられた一対の環状部からなり、各環状部はシール部材を着脱自在に受 けることを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 11.前記一対の環状部は、これらの間でスペーサをシャフト上に支持するこ とができるように、互いに所定距離離間して設けられていることを特徴とする請 求項10に記載の装着ピン。 12.各環状部は他方の環状部の横方向面と対向する横方向面を有し、シャフ トの第2の端部に隣接する環状部の横方向面の径方向最外縁部に湾曲縁部が形成 されていることを特徴とする請求項10に記載の装着ピン。 13.前記湾曲縁部は円弧状に形成されていることを特徴とする請求項12に 記載の装着ピン。 14.前記湾曲縁部が傾斜された縁部であることを特徴とする請求項12に記 載の装着ピン。 15.リテーナ装着手段は、シャフ上に径方向に延びるように形成され且つ互 いに反対側に位置する***部であり、各***部は、ストッパから離間され、リテ ーナの弾性アームと係脱自在に係合してリテーナをシャフト上に着脱自在に装着 することを特徴とする請求項1に記載の装着ピン。 16.シャフ上に互いに反対側に位置して形成された一対の***部をさらに有 していることを特徴とする請求項15に 記載の装着ピン。 17.前記***部の少なくとも1つが、径方向最外縁部から一方向に延びる傾 斜面を有していることを特徴とする請求項15に記載の装着ピン。 18.前記把持手段は、ストッパから軸方向に延びる平坦な長尺部材と、この 長尺部材に形成された開口とからなることを特徴とする請求項1に記載の装着ピ ン。 19.前記長尺部材に形成され、拡張された把持面を形成するために長尺部材 から横方向外側に向かって延びる拡張端部フランジを有することを特徴とする請 求項18に記載の装着ピン。 20.前記シャフトと前記ストッパと前記把持手段は、互いに一体に形成され て単一部材としてのユニットを構成することを特徴とする請求項1に記載の装着 ピン。 21.少なくとも1つのシール部材と、少なくとも1つの弾性アームを有する リテーナとを、流体搬送部材の孔の一端部内に装着するための装着ピンにおいて 、 第1の端部と、この第1の端部と反対側に位置する第2の端部とを有するシャ フトと、 シャフトの第1の端部に形成され、前記第1の端部から径方向外側に延びるス トッパと、 シャフトの第1の端部に面する側と反対側のストッパの部位に設けられ、流体 搬送部材の孔に対するシャフトの移動を容易にするための把持手段と、 シャフトに形成され、少なくとも1つのシール部材をシャ フト上に着脱自在に支持するためのシール装着手段と、 ストッパとシール装着手段との間のシャフトの部位に形成され、リテーナをシ ャフト上に着脱自在に装着するためのリテーナ装着手段と、 シャフトの第2の端部に形成され、シャフト上の少なくとも1つのシール部材 を着脱自在に保持するためにシャフトの径よりも大きい呼び径の外縁部を有し、 流体搬送部材の孔と接触した際に径方向内側に曲がって、前記孔からシャフトを 抜去する際にシャフト上からシール部材とリテーナとを解放することができる少 なくとも1つの弾性アームと、 を具備することを特徴とする装着ピン。 22.前記少なくとも1つの弾性アームは、互いに周方向に離間した一対のア ームからなることを特徴とする請求項21に記載の装着ピン。 23.各弾性アームは、シャフトの第2の端部から軸方向に延びて端部壁で終 端する第1の側壁と、第1の側壁から離間してシャフトの第2の端部から延びる 第2の側壁とからなり、前記第2の側壁は、シャフトの第2の端部から外縁部に 向かって延びる第1の傾斜面と、前記外縁部から前記端部壁に向かって延びる第 2の傾斜面とを有していることを特徴とする請求項22に記載の装着ピン。 24.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシール部材を受けることが できる環状部からなることを特徴とする請求項21に記載の装着ピン。 25.前記環状部の外周面に形成された凹状の環状溝を有 していることを特徴とする請求項24に記載の装着ピン。 26.シール装着手段は、シャフトに形成され且つシャフトに沿って互いに離 間して設けられた一対の環状部からなり、各環状部はシール部材を着脱自在に受 けることを特徴とする請求項21に記載の装着ピン。 27.各環状部は他方の環状部の横方向面と対向する横方向面を有し、シャフ トの第2の端部に隣接する環状部の横方向面の径方向最外縁部に湾曲縁部が形成 されていることを特徴とする請求項26に記載の装着ピン。 28.前記湾曲縁部は円弧状に形成されていることを特徴とする請求項27に 記載の装着ピン。 29.前記湾曲縁部が傾斜された縁部であることを特徴とする請求項27に記 載の装着ピン。 30.リテーナ装着手段は、シャフ上に径方向に延びるように形成され且つ互 いに反対側に位置する***部であり、各***部は、ストッパから離間され、リテ ーナの弾性アームと係脱自在に係合してリテーナをシャフト上に着脱自在に装着 することを特徴とする請求項21に記載の装着ピン。 31.前記***部の少なくとも1つが、径方向最外縁部から一方向に延びる傾 斜面を有していることを特徴とする請求項30に記載の装着ピン。 32.前記把持手段は、ストッパから軸方向に延びる平坦な長尺部材と、この 長尺部材に形成された開口とからなることを特徴とする請求項21に記載の装着 ピン。 33.前記把持手段は、前記長尺部材に形成され且つ拡張 された把持面を形成するために長尺部材から横方向外側に向かって延びる拡張端 部フランジからなることを特徴とする請求項32に記載の装着ピン。 34.2つのシール部材と、少なくとも1つの弾性アームを有するリテーナと を、流体搬送部材の孔の一端部内に装着するための装着ピンにおいて、 第1の端部と、この第1の端部と反対側に位置する第2の端部とを有するシャ フトと、 シャフトの第1の端部に形成され、前記第1の端部から径方向外側に延びるス トッパと、 シャフトの第1の端部に面する側と反対側のストッパの部位に設けられ、内側 の開口と拡張端部フランジとを有する長尺な平坦部材を備えたハンドルと、 シャフトの第2の端部から離間してシャフトに形成され、一対のシール部材を シャフト上に着脱自在に支持するためのシール装着手段と、 シール装着溝とストッパとの間でシャフト上に形成され且つ互いにシャフトの 反対側に位置して径方向外側に延びるとともに、傾斜された縁部を有し且つリテ ーナをシャフト上に着脱自在に装着することができる一対の***部と、 互いに周方向に離間された状態でシャフトの第2の端部に形成され、シャフト の第2の端部から径方向外側に延びるとともに、シャフト上のシール部材を着脱 自在に保持するためにシャフトの径よりも大きい呼び径の外縁部を有し、流体搬 送部材の孔と接触した際に径方向内側に曲がって、前記孔か らシャフトを抜去する際にシャフト上からシール部材とリテーナとを解放するこ とができる複数の弾性アームと、 を具備することを特徴とする装着ピン。 35.一端に環状のアプセット部を有する管路と、この管路を受けるために軸 方向に形成された第1の孔および第1の孔と同軸で且つ第1の孔よりも小径の第 2の孔を有するハウジングと、ハウジングの第1の孔と前記管路との間で流体シ ールを形成するシール部材と、少なくとも1つの可動アームを有するリテーナと 、リテーナをハウジングに強固に装着するための手段とを具備し、前記可動アー ムが前記管路のアプセット部と係合することにより管路がハウジングの第1の孔 内に強固に装着される流体コネクタの結合体において、 第1の端部と、この第1の端部と反対側に位置する第2の端部とを有するシャ フトを備えた装着ピンと、 シャフトの第1の端部に形成され、前記第1の端部から径方向外側に延びるス トッパと、 シャフトの第1の端部に面する側と反対側のストッパの部位に設けられ、流体 搬送部材の孔に対するシャフトの移動を容易にするための手段と、 シャフトに形成され、少なくとも1つのシール部材をシャフト上に着脱自在に 支持するためのシール装着手段と、 ストッパとシール装着手段との間のシャフトの部位に形成され、リテーナをシ ャフト上に着脱自在に装着するためのリテーナ装着手段と、 シール装着手段から離間してシャフトに形成され、流体搬送部材の孔内への挿 入前においてシャフト上に少なくとも1つのシール部材を強固に保持するための 手段と、 を具備することを特徴とする流体コネクタの結合体。 36.シャフトに沿って互いに所定距離離間された一対のシール部材と、これ らのシール部材間でシャフト上に装着されたスペーサとを備えたことを特徴とす る請求項35に記載の流体コネクタの結合体。 37.リテーナ装着手段とシール装着手段は、これらの間でトップハットを装 着することができるに十分な距離で互いに離間して設けられていることを特徴と する請求項36に記載の流体コネクタの結合体。
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