JPH0948154A - シリアル式印字装置 - Google Patents

シリアル式印字装置

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JPH0948154A
JPH0948154A JP7202272A JP20227295A JPH0948154A JP H0948154 A JPH0948154 A JP H0948154A JP 7202272 A JP7202272 A JP 7202272A JP 20227295 A JP20227295 A JP 20227295A JP H0948154 A JPH0948154 A JP H0948154A
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JP7202272A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hori
雅明 堀
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
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    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字データを格納するために印字動作を待機
する時間を削減し、印字処理能力を向上するとともに、
印字データを格納する容量を少なくし装置の価格を低減
する 【解決手段】 行バッファに印字データを順次格納して
いき、残り部分がキャリッジの加速時間中に格納できる
領域(remdata )までになったとき、キャリッジの加速
を開始する一方、未格納の印字データの格納を継続す
る。1行の印字データが完成し、かつキャリッジが印字
領域に到達したとき、その1行の印字動作を実行する。
もしキャリッジの加速中に印字データの格納が遅れ、1
行の印字データが完成しないままキャリッジが印字領域
に到達した場合には、格納できた印字データのみを印字
して残りを次回に印字するか、直ちにキャリッジを停止
して1行の印字データの完成後に再びキャリッジを駆動
して印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
ヘッドなどの印字手段を印字媒体に沿って移送しながら
印字するシリアル式印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式ヘッドなどの印字手段
をキャリッジに搭載し印字媒体に沿って移送しながら印
字する印字装置では、インク噴射ノズル列の高さ×行長
さの1行の印字データを1回の移送動作で印字する。つ
まり上位装置より受信した印字データを1行ごとに行バ
ッファに格納し、1行分の印字データが行バッファに完
成した時点においてキャリッジの加速を開始し、定速の
移送動作に移った時点で印字動作を開始する。1行の印
字動作が完了すると再び上位装置より印字データを送信
していた。上位装置の動作と印字装置の動作を時間的に
表わすと、次の表のようになる。
【0003】
【表1】
【0004】表から明らかなように印字動作を行なって
いる時には、上位装置が印字データを送ることができ
ず、また1行分の印字データが行バッファに完成するま
でキャリッジの加速を開始することができず、システム
全体の処理能力が印字装置の機構的能力以下になってし
まっていた。
【0005】ただし一般に、印字時間が送信時間に対し
て十分に短い場合、この時間は処理時間全体の比率から
して十分に無視できる場合もある。また、印字機構の動
作が終了しても、移送機構の減速処理や用紙送り処理等
の時間内に次の受信が完了すれば、機構部は停止せずそ
の最大限の能力を発揮することができる。したがって、
送信データ数が少ない場合などでは、本制御を行なって
も問題がない場合もあった。
【0006】しかし、近年印字装置の高度化にともなっ
て上位装置の制御も複雑化し、1行分の送信データが増
大することで、上記問題が無視できなくなってきてい
る。特に、ドットマトリクスプリンタのように上位装置
の持つ図形データを印字できる印字装置では、印字パタ
ーンまでも上位装置が指定するようになり(このデータ
をイメージデータという)、1行のデータ量は飛躍的に
増大している。また、送信時間が比較的短かった場合で
も、印字装置の印字速度が向上し、相対的にこの送信時
間が無視できなくなってきている。
【0007】本問題を解決する手段として、一般に、行
バッファを2行分持ち、これを交互に使用することで印
字中にも次の行の印字データを受信可能にしたものがあ
る。この場合の上位装置の動作と印字装置の動作を時間
的に表わすと次の表のようになる。
【0008】
【表2】
【0009】すなわち、行バッファ1の印字データが完
成すると、行バッファ1の印字を開始するとともに、行
バッファ2に次の行の受信を開始する。これによって、
上位装置は印字データを連続して送出することができ、
印字装置はその印字機構の最大限の能力が発揮できるよ
うに制御することができた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この2行分の
行バッファの構成でも、短い行の印字の後次の行が長い
場合、次の印字データが完成するまで、待機しなければ
ならないことがある。
【0011】また、この構成では当然にして行バッファ
に2行分の容量が必要となることから、印字装置のRA
M領域を多く必要とし、装置の価格を押上げる原因にな
っていた。特に、インクジェット式の印字装置では高解
像度の印字が求められるようになって、ますます行バッ
ファに大きな容量を必要とし、高価になった。
【0012】本発明は、待機時間を削減し印字処理能力
を向上することを目的とする。また本発明は、印字デー
タを格納する容量を少なくし装置の価格を低減すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1のシリアル式印字装置は、印字手段を移送手
段により印字媒体に沿って行方向に移送しながらその印
字媒体に印字を行なうものにおいて、上位装置から印字
データを受信する受信手段と、書込み読み出しが可能な
データ格納手段であって、前記印字手段が印字する印字
データを格納するデータ格納手段と、そのデータ格納手
段に、前記移送手段による1回の移送動作で前記印字手
段が印字すべき印字データが未完成の状態において、そ
の印字データの印字のために前記移送手段に駆動を開始
することを指令する移送指令手段と、前記データ受信手
段で受信した印字データを前記データ格納手段に格納す
る書込み手段であって、前記移送手段の駆動開始後もそ
の1回の移送動作において前記印字手段が印字すべき未
格納印字データの格納を継続する書込み手段と、少なく
とも前記印字手段が所定印字領域に到達するまでに前記
1回の移送動作で印字すべき印字データが完成している
とき、前記印字ヘッドに印字動作を指令する印字指令手
段とを備える構成とする。これにより、上位装置から受
信した印字データをデータ格納手段に格納していき、移
送手段による1回の移送動作で印字すべき印字データが
未完成の状態でも、移送手段の駆動を開始する一方未格
納の印字データの格納を継続する。そして印字手段が所
定印字領域に到達するまでに1回の移送動作で印字すべ
き印字データが完成した場合には、印字ヘッドで印字動
作を開始する。この結果、待機時間を削減し、印字処理
能力の向上を図る。
【0014】請求項2のシリアル式印字装置は、請求項
1において、前記書込み手段が前記1回の移送動作で印
字すべき印字データを前記格納手段に格納した量にもと
づいて、前記移送指令手段が前記移送手段に駆動を開始
することを指令する構成とする。つまり印字データが未
完成の状態を、格納手段に格納した印字データ量にもと
づいて判断し、移送手段の駆動を開始する。
【0015】請求項3のシリアル式印字装置は、請求項
1において、前記書込み手段が前記1回の移送動作で印
字すべき印字データを前記格納手段に格納しはじめてか
らの時間にもとづいて、前記移送指令手段が前記移送手
段に駆動を開始することを指令する構成とする。つまり
印字データが未完成の状態を、印字データを格納手段に
格納しはじめてからの時間にもとづいて判断し、移送手
段の駆動を開始する。請求項4のシリアル式印字装置
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記印字データ
をカラムスキャンデータとし、前記印字手段が前記デー
タ格納手段に既に格納されている印字データの印字を完
了する位置に到達するまでの間、前記書込み手段が、そ
の1回の移送動作において印字すべき未格納の印字デー
タの格納をする構成とする。つまり印字データがカラム
スキャンデータである場合、印字手段が既に格納されて
いる印字データの印字をする一方、書込み手段が未格納
の印字データの格納を継続し、印字処理能力の一層の向
上を図る。
【0016】請求項5のシリアル式印字装置は、請求項
4において、前記印字手段が前記印字を完了する位置に
到達した際に、未格納の印字データがあるときは次回の
前記移送動作においてその未格納印字データを印字する
構成とする。つまりカラムスキャンデータの場合、書込
み手段が1行の印字データの格納を完了できず、結局1
行の印字が途中で終わったときには、次回の移送動作に
おいてその未格納印字データを印字する。
【0017】請求項6のシリアル式印字装置は、請求項
1〜3のいずれかにおいて、前記印字データをラスタス
キャンデータとし、前記印字手段が前記データ格納手段
に格納された印字データを印字すべき位置に到達するま
での間、前記書込み手段が、前記1回の移送動作におい
て印字すべき未格納の印字データを格納する構成とす
る。つまり印字データがラスタスキャンデータである場
合、印字手段が印字データを印字すべき位置に到達する
まで、書込み手段が未格納の印字データの格納を継続
し、印字処理能力の一層の向上を図る。
【0018】請求項7のシリアル式印字装置は、請求項
6において、前記印字手段が印字すべき位置に到達した
際に、未格納の印字データがあるときは格納を完了した
印字データのみを印字し、次回の前記移送動作において
その未格納印字データを印字する構成とする。つまりラ
スタスキャンデータの場合、書込み手段が1行の印字デ
ータの格納を完了できなかったときは、格納を完了した
印字データのみを印字し、次回にその未格納印字データ
を印字する。
【0019】請求項8のシリアル式印字装置は、請求項
7において、さらに前記移送指令手段が前記移送手段の
駆動を開始するとき、前記データ格納手段に格納された
前記所定量の印字データにもとづいて、その印字データ
の印字方向を決定する印字方向決定手段を備える構成と
し、これにより、行のいずれの端からでも印字を可能と
する。
【0020】請求項9のシリアル式印字装置は、請求項
1〜3のいずれかにおいて、前記印字手段が前記データ
格納手段に格納された印字データを印字すべき位置に到
達するまでの間に前記1回の移送動作において印字すべ
き印字データの格納が完了しなかったときは、前記移送
指令手段が前記移送手段に駆動の中止を指令し、前記格
納が完了した後、前記移送指令が手段再度前記移送手段
に駆動を指令する構成とする。つまり、1回の移送動作
で印字すべき印字データを、複数回に分けることなく1
回の移送動作で印字する。
【0021】請求項10のシリアル式印字装置は、請求
項1〜9のいずれかにおいて、さらに前記移送指令手段
が前記移送手段に駆動の開始をする指令する時点を補正
する補正手段を備える構成とし、これにより印字装置に
適した移送手段の駆動開始時点を設定する。
【0022】請求項11のシリアル式印字装置は、請求
項10において、前記印字手段が所定印字領域に到達す
る時期と前記1回の移送動作で印字すべき印字データが
完成する時期とにもとづいて、前記補正手段が前記時点
を補正する構成とし、これにより前記時点の設定を容易
にする。
【0023】請求項12のシリアル式印字装置は、請求
項1から11のいずれかにおいて、前記データ格納手段
は、前記移送手段による1回の移送動作で前記印字手段
が印字できる最大印字データ量よりも大きく、2回の移
送動作で前記印字手段が印字できる最大印字データ量よ
りも小さい容量を有する構成とする。これにより上記の
ように待機時間を削減する一方、格納手段の容量を少な
くする。
【0024】請求項13のシリアル式印字装置は、請求
項1から12において、前記印字手段は、印字媒体に向
けてインク滴を噴射して印字するインクジェット式ヘッ
ドである構成とし、高解像度ながら請求項1〜12のい
ずれかの作用を奏するインクジェット式の印字装置を実
現する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。
【0026】図1は印字機構の概略構成を示すものであ
る。印字手段すなわち印字ヘッド20は、キャリッジ2
1に搭載され、移送機構22により印字媒体例えば印字
用紙23に沿って行方向Xに往復移送され、またそれと
直角方向Yに搬送機構24により相対搬送される。
【0027】移送機構22は、キャリッジ21を印字用
紙と平行に摺動可能に支持するガイドレール25、25
と、同方向にキャリッジ21をベルト26を介して往復
移送する駆動源例えばモータ(図示しない)とから構成
される。搬送機構24は、印字用紙と平行な軸線の周り
に回転されるローラ28と、そのローラ28を駆動する
駆動源例えばモータ(図示しない)とから構成され、印
字用紙をY方向に搬送する。なお、移送機構22、搬送
機構24は、印字ヘッド20と印字用紙23のどちらを
移送または搬送するようにしても差し支えない。
【0028】印字ヘッド20は、行方向Xとほぼ直角方
向すなわち上下方向に等間隔に多数の印字素子を有す
る。印字ヘッド20には例えばインクジェット式のヘッ
ドが使用できる。その場合、印字素子は、インクを印字
媒体に向けて噴出するためのノズルである。このほか、
印字ヘッドには打撃ワイヤを印字素子とするドットイン
パクト式ヘッド、発熱素子を印字素子とするサーマル式
ヘッドなど、ドットマトリクス形式で印字するものが使
用できる。
【0029】なお、本明細書では、印字素子列の上下方
向の高さが文字列を複数行同時に印字できるものであっ
ても、印字ヘッドが1回のX方向の移送で印字するもの
を1行とする。
【0030】図2は、本装置の要部の回路構成を示すブ
ロック図である。本装置の制御回路は、主として中央処
理装置(CPU)、制御プログラムを格納した読出し専
用の格納手段(ROM)、書込み読出し可能なデータ格
納手段(RAM)からなり、図2はそれらの有する機能
をブロック化したものである。
【0031】受信手段は40は、パーソナルコンピュー
タなどの上位装置から各種データを、インターフェース
I/Fをとおして受信する。判別手段41は、その受信
したデータを印字データか印字機構を制御するための制
御データか判別して、印字データを書込み手段42に、
制御データを印字機構43にそれぞれ転送する。
【0032】書込み手段42は、印字データを判別手段
41から受信すると、書込み読出し可能なメモリ(RA
M)のバッファメモリ44に1行分の印字データを格納
する領域すなわち行バッファを確保し、受信した印字デ
ータ例えばイメージデータをその行バッファに順次格納
していく。バッファメモリ44は、1行に印字できる最
大印字データ量の1行分よりも大きく2行分よりも小さ
い、例えば約1.5行分の容量を有する。
【0033】領域監視手段46は、受信した印字データ
数を計数(rcvdata←rcvdata+1)し、その計数印字デ
ータ数と1行の総印字データ数つまり1行に印字できる
最大印字データ数との差を、初期設定した残りデータ領
域(remdata )の大きさと比較し、前者が後者と等しい
かそれよりも小さいとき、移送指令手段45にその報知
をする。また領域監視手段46は計数した印字データ数
が1行の総印字データ数に達したかどうか、つまり1行
のデータが完成したかどうかを監視し、完成したとき印
字指令手段55にその報知をする。さらに領域監視手段
46はバッファメモリ44の全領域における空き領域を
監視し、空き領域がなくなったとき受信手段40に受信
の中断を指示する。
【0034】なお上記残りデータ領域(remdata )の大
きさは、補正手段51で手動設定または後記実施の形態
のように補正することができる。
【0035】移送指令手段45は、領域監視手段46か
らの上記信号にもとづいて読出し手段47に行バッファ
からの印字データの読出しを指示し、印字機構にキャリ
ッジの移送を開始させる。これにより、現在位置判断手
段48はキャリッジすなわち印字ヘッド20の現在位置
を判断し、印字方向指示手段49はその現在位置と印字
しようとする1行の位置とからその1行の印字方向を判
断し、キャリッジ21に移送方向を、読出し手段47に
行バッファからの読出し方向をそれぞれ指示する。これ
は詳細に説明するまでもなく、双方向最短距離印字制御
と呼ばれる周知の制御である。
【0036】印字指令手段55は、キャリッジが移送に
ともない所定の印字領域に到達したときの現在位置判断
手段48からの信号にもとづいて、印字ヘッド20に印
字開始を指令する。
【0037】図3はバッファメモリへの印字データの格
納状況とキャリッジ21の動作を図式化して示すもの、
図4はその制御の流れを示すフローチャートである。
【0038】本実施の形態では、印字データは行方向と
直角な縦方向の1ドット列(カラム)を1バイトずつ受
信して行バッファに格納する、いわゆるカラムスキャン
データである。また1行は縦60ドット(すなわち印字
ヘッドの上下方向の印字素子数)、横2880ドットで
あり、バッファメモリの容量は32kバイトである。1
行の印字動作に要する時間は400msであり、キャリ
ッジの加速および減速時間をそれぞれ50msとする。
【0039】図4に示すように電源投入すると、周知の
初期設定をするとともに、残りデータ領域の数(remdat
a )を5120バイトとする(S1)。この数は、一般
的なプリンタのパラレルインターフェイスの最大転送能
力が100kバイト/Secであることから、キャリッ
ジ21の加速または減速時間に行バッファに受信できる
印字データ数である。書込み手段42は、印字データを
受信する(S2)と、領域監視手段46に印字データ数
を計数(rcvdata←rcvdata+1)させ(S3)、その印
字データを行バッファに格納する(S4)。領域監視手
段46が、1行の総データ数(60×2880ト゛ット=21600ハ゛イ
ト)と受信データ数(rcvdata )との差が、残りデータ
領域(remdata )の大きさと等しいかそれよりも小さく
なったことを検出する(S5:n)。つまり図3(a)
のように1行うち残りデータ領域(remdata )を残して
斜線部分の印字データを格納すると、移送指令手段45
は印字方向指示手段49にキャリッジ21の移送方向
(印字方向)を決定させて(S6)、キャリッジの加速
を開始する(S7)。
【0040】書込み手段42は、加速中にも印字データ
の受信を継続し、残りデータ領域(remdata )に格納す
る(S8〜10)。上位装置から印字データを障害なく
最高速度で受信すると、加速時間50ms中に、未格納
印字データを残りデータ領域(remdata )に格納するこ
とができる。その結果図3(b)のように行バッファに
1行分の印字データが完成する(S11:y)。このと
き印字指令手段55は、キャリッジが定速状態にあり、
印字用紙23上の印字領域に到達している(S19:
y)と、その1行の印字動作をする(S20)。
【0041】この印字動作中、図3(b)のようにバッ
ファメモリ44の行バッファを除く約0.5行分の領域
(nxtdata )に、書込み手段42は2行目の印字データ
の格納を開始する(S2〜4)。この領域は、32×1
024−21600=11168バイトの容量を有す
る。その領域(nxtdata )が一杯になると、領域監視手
段46は印字中の1行の印字が完了するまで、受信手段
40に印字データの受信を中断させる。
【0042】1行の印字が完了すると、図3(c)のよ
うにキャリッジ21が減速する時間(50ms)に、書
込み手段42は、2行目の後半の印字データをバッファ
メモリの空いた領域に先頭から格納する(S2〜4)。
減速中に5120バイトの印字データを格納することが
できる。後半の印字データは、216000−1116
8=10432バイトであるから、次の加速時間に格納
することができる印字データ量(つまり remdata)を考
慮すると、わずかのキャリッジ停止時間の後、受信印字
データが残り領域(remdata )に達する(S5:n)。
以下前記と同様に移送指令手段45は、2行目を印字す
るためのキャリッジの加速を開始する(S6,7)。
【0043】前記と同様に加速中にも印字データを残り
データ領域(remdata )に格納し(S8〜11:y)、
その2行目の印字動作をする(S12,13)。
【0044】その印字動作中、図3(c)のバッファメ
モリの空いた領域(nxtdata )に、3行目の印字データ
の格納を開始する(S2〜4)。2行目の印字動作が終
了すると、図3(d)のようにキャリッジの減速、加速
中に前記と同様にバッファメモリの空いた領域に、3行
目の続きの印字データを格納する(S2〜11)。そし
て、3行目の印字動作を開始すると、図3(e)のよう
にバッファメモリ前方の空いた領域に、4行目の印字デ
ータの格納を開始する(S2〜4)。3行目の印字動作
が終了すると、図3(f)のように4行目の続きの印字
データを格納し、図3(a)の状態に戻る。
【0045】この場合の上位装置の動作と印字装置の動
作を時間的に表わすと次の表のようになる。
【0046】
【表3】
【0047】しかし、上位装置からの印字データの送信
が障害等により遅れ、行バッファが完成しないまま(S
11:n)キャリッジが印字領域に到達した(S14:
y)場合、印字指令手段55は、いま格納されている印
字データの印字を開始する(S15)一方書込み手段4
2は、印字データの受信、格納を継続する(S16〜1
8)。本実施の形態はカラムスキャンデータであるか
ら、未印字領域には印字データを追加していくことがで
きる。印字動作中に行バッファに1行分の印字データが
完成すれば(S19:y)、その1行の終了まで印字す
ることができる(S20)。もし行バッファが完成しな
いまま(S19:n)格納した印字データをすべて印字
してしまう(S21:y)と、キャリッジを停止に向け
て減速し、印字ヘッドも停止する。残りの印字データ
は、通常と同様に受信、格納して(S31〜33)、行
端までデータの格納が完成した(S34:y)後、キャ
リッジ加速し(S35)、印字する(S36)。
【0048】なお、1行に印字可能な最大量の印字デー
タがあるとき、上記のようにキャリッジにわずかな停止
時間を生じるが、現実には左右マージンや無印字スペー
ス等が存在することが多いので、停止時間はほとんど生
じない。また上記のようにこの実施の形態では、バッフ
ァメモリに、次の行の印字データを続けて格納し、最終
アドレスになれば先頭アドレスに続けるというように、
循環して格納する。管理手段50は、バッファメモリ4
4に格納した行の位置を登録し、読出しの際の行単位の
管理をする。
【0049】図5、6、7は、印字データがラスタスキ
ャンデータである場合の実施の形態を示す。図5は回路
構成を示すブロック図、図6はバッファメモリへの印字
データの格納状況を図式化したもの、図7はその制御の
流れを示すフローチャートである。
【0050】ラスタスキャンデータは、1ドット行を行
方向に1バイトずつ転送し、その1ドット行の転送が完
了した後、2ドット行目のデータを同様に転送するもの
である。
【0051】この実施の形態では図6のように、32k
バイトのバッファメモリをブロック分けする。この図に
おいて、領域Aは行バッファとし、1回の印字動作で印
字する1行分の容量(2880×60ドット=2160
0バイト)を有する。この領域Aを除いた残りの領域B
を一時蓄積領域とする。領域Bには (32×1024 − 21600) ÷ 360 = 31 から31ラスタ分のバッファ領域を取得可能である。
【0052】領域Aは、ラスタ単位に上側A1を31ラ
スタ、下側A2を残りの29ラスタに分割する。ここ
で、31ラスタに分割したのは領域Bと等しい領域をA
領域に取得するためである。後述するように領域Bは領
域Aの約半分と共同して1行分の印字データを格納すれ
ばよいため、領域Bは領域Aの約半分の容量でよい。
【0053】図5、7で、前記実施の形態と同じ部分に
は同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態で
は図5のブロック図に示すようにバッファメモリ44に
格納した印字データを領域間で転送する転送手段52を
有する。
【0054】まず初期状態では、両領域A,Bとも未使
用である。印字データを受信すると、図6(a)のよう
に書込み手段42は、領域Aに1番目のラスタから順に
60ラスタ分の印字データを格納する(S2〜4)。
【0055】印字データを領域Aの末尾から5120バ
イトつまり約14ラスタ分の領域(remdata )まで格納
する(S5:n)と、前記実施の形態と同様に印字動作
を開始すべく移送指令手段45はキャリッジを印字方向
に加速する(S6,7)一方印字データの受信、格納を
継続する(S8〜10)。加速中に60ラスタ分の印字
データが完成する(S11:y)と、印字指令手段55
はキャリッジが定速状態になりかつ印字領域に到達する
のを待って(S12:y)、その1行の印字動作を開始
する(S13)。
【0056】またその印字動作の開始とともに、書込み
手段42は図6(b)のように次の行のために領域Bに
31ラスタ分の印字データの格納を開始する(S2〜
4)。1行の印字動作中に、領域Bに31ラスタ分の印
字データを完成することは十分可能である。領域Aの印
字データの印字が完了すると、キャリッジの減速中に、
図6(c)のように転送手段52は領域Bから領域A1
に印字データを転送し、続いて書込み手段42は領域A
2に2行目の印字データの続きを格納する。
【0057】その結果、図6(a)のように印字データ
を領域(remdata )に達するまで格納する(S5:n)
と、2行目の印字動作を開始すべくキャリッジを加速す
る(S6,7)。以下、同様の動作を繰り返す。領域A
2に29ラスタ分の印字データを格納するときに、キャ
リッジの減速と加速の間に前記実施の形態と同様にごく
わずかの停止時間を生じるが、無視できる程度のもので
ある。
【0058】この実施の形態において、上位装置からの
印字データの送信が障害等により遅れ、行バッファが完
成しないまま(S11:n)キャリッジが印字領域に到
達した(S14:y)場合、印字指令手段55はいま格
納されている印字データのみで印字を開始する(S22
2)。残りの印字データは、再び図7のS2に戻ってバ
ッファメモリに格納し、さらにその残りの印字データに
続けて、次の行になるはずであった印字データの上部ラ
スタを格納して1つの行を作って前記と同様に印字す
る。また、残りの印字データを前記実施の形態の図4
(b)と同様に単独に印字してもよい。
【0059】この実施の形態の場合、ラスタスキャンデ
ータであるため、1行の印字データが完全に格納し終わ
らなくても、その行の先頭、終了位置を判断でき、印字
方向指定手段49は前記の双方向最短印字制御を有効に
活用できる。
【0060】図8はさらに他の実施の形態を示すフロー
チャートで、図4と同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0061】この実施の形態では、上位装置から正常に
高速で印字データが転送されてくる状態での印字動作
は、前記の実施の形態と同様である。行バッファが完成
しないまま(S11:n)キャリッジが印字領域に到達
した(S14:y)場合、移送指令手段45は、キャリ
ッジを減速し、停止する(S23)。同時に、補正手段
51は、残り領域(remdata )の大きさを減少する(re
mdata←remdata-50 )。そして残りの印字データを1行
を完成するまで格納して(S24〜27)、キャリッジ
を再度加速し(S28)、その1行を印字する(S1
3)。
【0062】したがって次の行を印字する際には、より
多くの印字データ(rcvdata )を格納した後(S5:
n)に加速を開始する(S6,7)ことになるため、加
速中に格納する印字データ量が少なくなり、行バッファ
が完成しないまま(S11:n)キャリッジが印字領域
に到達する(S14:y)可能性が少なくなる。それで
も行バッファが完成しないままキャリッジが印字領域に
到達した場合には、再度キャリッジを停止して残り領域
の大きさを減少する(remdata←remdata-50 )ことを繰
り返す。
【0063】また最初から、行バッファが完成した(S
11:y)後に、キャリッジが印字領域に到達している
(S12:y)場合には、補正手段51は、残り領域を
大きくする(remdata ← remdata+50 )(S30)。
【0064】前回の印字で残り領域の大きさを減少して
いる場合、または残り領域を大きくした結果残り領域の
大きさを減少することになった場合には、前記S23
で、フラグFに「1」をセットし、その後、行バッファ
が完成した(S11:y)後に、キャリッジが印字領域
に到達しても(S12:y)、残り領域を大きくする
(S30)ことのないように、フラグFの状態を判断す
る判断部(S29)を設けて前記S30を迂回する。
【0065】このように個々の印字装置の加速時間に応
じて、残り領域(remdata )の大きさを適正に設定し、
最も効率のよい印字制御をすることができる。
【0066】上記各実施の形態では、残り領域の大きさ
を判断してキャリッジの加速を開始しているが、時間を
計測してキャリッジの加速を開始してもよい。例えば、
1行の印字データを格納開始したときから時間の計測を
はじめ、前記S5で所定時間に達したかどうかを判断す
る。補正手段51はその所定時間を補正することにな
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1のシリアル
式印字装置は、上位装置から受信した印字データをデー
タ格納手段に格納していき、移送手段による1回の移送
動作で印字すべき印字データが未完成の状態において、
移送手段の駆動を開始する一方未格納の印字データの格
納を継続するものであるから、待機時間を削減し印字処
理能力を向上することができる。
【0068】請求項2のシリアル式印字装置は、請求項
1の効果のほか、格納手段に格納した印字データ量にも
とづいて印字データが未完成の状態を判断するものであ
るから、印字データが完成する前に確実に移送手段の駆
動を開始することができる。請求項3のシリアル式印字
装置は、請求項1の効果のほか、印字データを格納手段
に格納しはじめてからの時間にもとづいて印字データが
未完成の状態を判断するものであるから、印字データが
完成する前に確実に移送手段の駆動を開始することがで
きる。
【0069】請求項4のシリアル式印字装置は、請求項
1〜3のいずれかの効果のほか、さらに印字データがカ
ラムスキャンデータの場合には、印字手段が既に格納さ
れている印字データの印字をする一方、書込み手段が未
格納の印字データの格納を継続していくことができ、こ
れにより印字処理能力を一層向上することができる。請
求項5のシリアル式印字装置は、請求項4の効果のほ
か、さらに書込み手段が1行の印字データの格納を完了
できず、結局1行の印字が途中で終わったときには、次
回の移送動作においてその未格納印字データを印字する
ことで、印字処理能力の向上を図る一方印字不能になる
事態を解消することができる。
【0070】請求項6のシリアル式印字装置は、請求項
1〜3のいずれかの効果のほか、さらに印字データがラ
スタスキャンデータの場合には、印字手段が格納された
印字データを印字すべき位置に到達するまで、書込み手
段が未格納の印字データの格納を継続していくことがで
き、これによりラスタスキャンデータにおける印字処理
能力を一層向上することができる。
【0071】請求項7のシリアル式印字装置は、請求項
6の効果のほか、印字手段が印字すべき位置に到達した
際に、未格納の印字データがあるときは格納を完了した
印字データのみを印字し、次回の移送動作においてその
未格納印字データを印字することで、ラスタスキャンデ
ータにおける印字処理能力の向上を図る一方印字不能に
なる事態を解消することができる。
【0072】請求項8のシリアル式印字装置は、請求項
7の効果のほか、さらに移送指令手段が移送手段の駆動
を開始するとき、データ格納手段に格納された印字デー
タにもとづいて、その印字データの印字方向を決定する
ことで、ラスタスキャンデータの場合、いわゆる双方向
最短距離印字制御を有効に活用し印字処理能力の向上を
図ることができる。
【0073】請求項9のシリアル式印字装置は、請求項
1〜3のいずれかの効果のほか、さらに印字手段が印字
データを印字すべき位置に到達するまでの間に、1回の
移送動作において印字すべき印字データの格納が完了し
なかったときは、移送手段の駆動を中止し、格納が完了
した後、再度移送手段の駆動を開始するものであるか
ら、1行を1回の移送できれいに印字することができ
る。
【0074】請求項10のシリアル式印字装置は、請求
項1〜9のいずれかの効果のほか、さらに移送指令手段
が移送手段に駆動の開始をする指令する時点を補正する
ことで、印字装置に適した時点を設定し印字処理能力を
向上することができる。
【0075】請求項11のシリアル式印字装置は、請求
項10の効果のほか、上記の指令する時点を、印字手段
が所定印字領域に到達する時期と1回の移送動作で印字
すべき印字データが完成する時期とにもとづいて補正す
ることで、上記時点の補正を容易にするとともに一層印
字処理能力を向上することができる。
【0076】請求項12のシリアル式印字装置は、請求
項1〜11のいずれかの効果のほか、データ格納手段を
1回の移送動作で印字できる最大印字データ量よりも大
きく、2回の移送動作で印字できる最大印字データ量よ
りも小さい容量とすることで、従来の1行バッファ方式
のように待機時間を必要とすることなく、また2行バッ
ファ方式に比し印字データを格納する容量を少なくし装
置の価格を低減することができる。
【0077】請求項13のシリアル式印字装置は、請求
項1〜12の効果のほか、印字手段を、印字媒体に向け
てインク滴を噴射して印字するインクジェット式ヘッド
とすることで、高解像度ながら印字処理能力が高いイン
クジェット式の印字装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字機構の概略構成を示す図。
【図2】制御回路構成を示すブロック図。
【図3】バッファメモリの格納状況とキャリッジの動作
を図式化して示す図。
【図4】制御の流れを示すフローチャート図。
【図5】他の実施の形態の制御回路構成を示すブロック
図。
【図6】図5の実施の形態のバッファメモリの格納状況
を図式化して示す図。
【図7】図5の実施の形態の制御の流れを示すフローチ
ャート図。
【図8】さらに他の実施の形態の制御の流れを示すフロ
ーチャート図。
【符号の説明】
20 印字ヘッド 22 移送機構 42 書込み手段 44 バッファメモリ 45 移送指令手段 55 印字指令手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字手段を移送手段により印字媒体に沿
    って行方向に移送しながらその印字媒体に印字を行なう
    シリアル式印字装置において、 上位装置から印字データを受信する受信手段と、 書込み読み出しが可能なデータ格納手段であって、前記
    印字手段が印字する印字データを格納するデータ格納手
    段と、 そのデータ格納手段に、前記移送手段による1回の移送
    動作で前記印字手段が印字すべき印字データが未完成の
    状態において、その印字データの印字のために前記移送
    手段に駆動を開始することを指令する移送指令手段と、 前記データ受信手段で受信した印字データを前記データ
    格納手段に格納する書込み手段であって、前記移送手段
    の駆動開始後もその1回の移送動作において前記印字手
    段が印字すべき未格納印字データの格納を継続する書込
    み手段と、 少なくとも前記印字手段が所定印字領域に到達するまで
    に前記1回の移送動作で印字すべき印字データが完成し
    ているとき、前記印字ヘッドに印字動作を指令する印字
    指令手段とを備えることを特徴とするシリアル式印字装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記移送指令手段
    は、前記書込み手段が前記1回の移送動作で印字すべき
    印字データを前記格納手段に格納した量にもとづいて、
    前記移送手段に駆動を開始することを指令することを特
    徴とするシリアル式印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記移送指令手段
    は、前記書込み手段が前記1回の移送動作で印字すべき
    印字データを前記格納手段に格納しはじめてからの時間
    にもとづいて、前記移送手段に駆動を開始することを指
    令することを特徴とするシリアル式印字装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    印字データはカラムスキャンデータであって、前記書込
    み手段は、前記印字手段が前記データ格納手段に既に格
    納されている印字データの印字を完了する位置に到達す
    るまでの間、その1回の移送動作において印字すべき未
    格納の印字データの格納をすることを特徴とするシリア
    ル式印字装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記印字手段が前記
    印字を完了する位置に到達した際に、未格納の印字デー
    タがあるときは次回の前記移送動作においてその未格納
    印字データを印字することを特徴とするシリアル式印字
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    印字データはラスタスキャンデータであって、前記書込
    み手段は、前記印字手段が前記データ格納手段に格納さ
    れた印字データを印字すべき位置に到達するまでの間、
    前記1回の移送動作において印字すべき未格納の印字デ
    ータの格納をすることを特徴とするシリアル式印字装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記印字手段が印字
    すべき位置に到達した際に、未格納の印字データがある
    ときは格納を完了した印字データのみを印字し、次回の
    前記移送動作においてその未格納印字データを印字する
    ことを特徴とするシリアル式印字装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、さらに前記移送指令
    手段が前記移送手段の駆動を開始するとき、前記データ
    格納手段に格納された前記所定量の印字データにもとづ
    いて、その印字データの印字方向を決定する印字方向決
    定手段を備えることを特徴とするシリアル式印字装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    移送指令手段は、前記印字手段が前記データ格納手段に
    格納された印字データを印字すべき位置に到達するまで
    の間に前記1回の移送動作において印字すべき印字デー
    タの格納が完了しなかったときは、前記移送手段に駆動
    の中止を指令し、前記格納が完了した後、再度前記移送
    手段に駆動を指令することを特徴とするシリアル式印字
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、さ
    らに前記移送指令手段が前記移送手段に駆動の開始をす
    る指令する時点を補正する補正手段を備えることを特徴
    とするシリアル式印字装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記補正手段
    は、前記印字手段が所定印字領域に到達する時期と前記
    1回の移送動作で印字すべき印字データが完成する時期
    とにもとづいて、前記時点を補正することを特徴とする
    シリアル式印字装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかにおい
    て、前記データ格納手段は、前記移送手段による1回の
    移送動作で前記印字手段が印字できる最大印字データ量
    よりも大きく、2回の移送動作で前記印字手段が印字で
    きる最大印字データ量よりも小さい容量を有することを
    特徴とするシリアル式印字装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から12において、前記印字
    手段は、印字媒体に向けてインク滴を噴射して印字する
    インクジェット式ヘッドであることを特徴とするシリア
    ル式印字装置。
JP7202272A 1995-08-08 1995-08-08 シリアル式印字装置 Pending JPH0948154A (ja)

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