JPH0946697A - 集合住宅用監視通話システム - Google Patents

集合住宅用監視通話システム

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JPH0946697A
JPH0946697A JP19037595A JP19037595A JPH0946697A JP H0946697 A JPH0946697 A JP H0946697A JP 19037595 A JP19037595 A JP 19037595A JP 19037595 A JP19037595 A JP 19037595A JP H0946697 A JPH0946697 A JP H0946697A
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JP
Japan
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camera
surveillance
call
intercom
control
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Withdrawn
Application number
JP19037595A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Fujiyama
弘光 藤山
Nobuo Hisamatsu
伸夫 久松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線工事が簡潔であり手間のかからないもの
とする。 【解決手段】 カメラ付きAn とカメラ無しBn のロビ
ーインタホンと、テレビ付き住戸インタホンCn と映像
制御盤Dと通話制御盤Eとを含んで成り、映像制御盤は
来訪者の操作したロビーインタホンがカメラ無しである
場合、監視テレビCn1の電源供給をオフし、通話制御盤
は信号線L1 を介して来訪者の操作するロビーインタホ
ンと来訪者の入力する呼び出し先データとを認識すると
ともに呼び出し先データに基づきテレビ付き住戸インタ
ホンを特定して発呼制御信号を伝送する監視制御伝送部
1 を備えるものである集合住宅用監視通話システムに
おいて、信号線に伝送される制御信号によりオンオフす
る制御端末器Tを映像制御盤に設けるとともに、来訪者
の操作したロビーインタホン種別がカメラ無しのとき監
視テレビの電源供給をオフする電源オフ手段を監視制御
伝送部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅用監視通話
システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の集合住宅にあっては、不特定多数
の来訪者の中で、集合住宅の住人により許可された来訪
者だけを入館できるようにし、防犯性の向上を図るよう
にした集合住宅がある。このような集合住宅には、住人
が居間などに居ながらにして、玄関先に訪れた来訪者の
容姿を監視テレビで観察しながら通話できるようにした
インタホン装置であるところの、集合住宅用監視通話シ
ステムが採用されている。
【0003】図2は、上述のような従来の集合住宅用監
視通話システムの要部を示す、システム構成図である。
図2に示すように、集合住宅用監視通話システムは、2
台のカメラ付きロビーインタホンA1,2 と、2台のカ
メラ無しロビーインタホンB 1,2 と、住戸数分のテレ
ビ付き住戸インタホンC1,…Cn (但し…Cn は図示せ
ず)と、映像制御盤Dと、通話制御盤Eとを含んで構成
される。
【0004】カメラ付きロビーインタホンA1,2 とカ
メラ無しロビーインタホンB1,2とは、それぞれ集合
住宅の玄関ロビーに設置する。例えば、カメラ付きロビ
ーインタホンA1 は、カメラ付きロビーインタホンA1
の前に立つ来訪者を撮像するための監視カメラA11と、
住人と通話するためのマイク(図示せず)とスピーカ
(図示せず)とを有する送受話部A12と、所望住戸を呼
び出し指定するためのキー入力操作部A13とを備える。
同様に、カメラ付きロビーインタホンA2 は、カメラ付
きロビーインタホンA2 の前に立つ来訪者を撮像するた
めの監視カメラA 21と、住人と通話するためのマイクと
スピーカとを有する送受話部A22と、所望住戸を呼び出
し指定するためのキー入力操作部A23とを備える。
【0005】カメラ無しロビーインタホンB1 は、住人
と通話するためのマイクとスピーカとを有する送受話部
12と、所望住戸を呼び出し指定するためのキー入力操
作部B13と、リレーRy を駆動するための無電圧a接点
出力部B14とを備える。無電圧a接点(ノーマルオープ
ン接点)出力部B14は、カメラ無しロビーインタホンB
1 に電源が供給されるとオンする。同様に、カメラ無し
ロビーインタホンB2は、住人と通話するためのマイク
とスピーカとを有する送受話部B22と、所望住戸を呼び
出し指定するためのキー操作部B23と、リレーRy を駆
動するための無電圧a接点出力部B24とを備える。無電
圧a接点出力部B24は、カメラ無しロビーインタホンB
2 に電源が供給されるとオンする。
【0006】テレビ付き住戸インタホンC1,…Cn は、
住戸毎に1台づつ居間などに設置する。テレビ付き住戸
インタホンC1 は、カメラ付きロビーインタホンの前に
立つ来訪者すなわち住人の通話相手を映し出すための監
視テレビC11と、来訪者と通話するための送受話器C12
と、各種操作をするためのキー操作部C13とを備える。
また、図示しない他のテレビ付き住戸インタホンCn
同様に、カメラ付きロビーインタホンの前に立つ来訪者
すなわち住人の通話相手を映し出すための監視テレビC
n1と、来訪者と通話するための送受話器Cn2と、各種操
作をするためのキー操作部Cn3とを備える。
【0007】映像制御盤Dは、例えば、管理人室の目立
たない片隅などに設置する。映像制御盤Dは、各住戸の
それぞれの監視テレビC11, …Cn1に電源を供給するた
めの監視テレビ用電源D1 と、監視テレビ用電源D1
供給のオンオフを制御するためのリレーRy と、監視カ
メラA11, 21が撮像し出力する映像信号を増幅する増
幅器D2 と、監視カメラA11からの映像信号と監視カメ
ラA21からの映像信号とを増幅器D2 に導く混合器D3
とを備える。映像線L0 としては同軸線あるいは2芯線
のツイストペアケーブルが用いられる。
【0008】リレーRy は、カメラ無しロビーインタホ
ンB1,2 のいずれかに電源が供給されることにより無
電圧a接点出力部B14,B24のいずれかがオンすると、
励磁され、b接点(ノーマルオン接点)であるところの
リレー接点RySをオフし、監視テレビ用電源D1 と監視
テレビ用電源線L3 との接続をオフし、監視テレビC
11, …Cn1への電源供給を停止する。
【0009】通話制御盤Eは、例えば、管理人室の目立
たない片隅などに設置する。通話制御盤Eは、監視制御
伝送部E1 と、通話線接続切替部E2 と、ロビーインタ
ホン電源制御部E3 とを備える。監視制御伝送部E
1 は、来訪者が呼び出しを所望してキー入力操作部A
13, 23, 13, 23から操作入力する、呼び出し先デ
ータに相当する住戸番号を信号線L1 を介して監視する
とともに認識し、該認識に基づいて呼び出すテレビ付き
住戸インタホンを特定し、該特定したテレビ付き住戸イ
ンタホンに信号線L1 を介して発呼制御信号を伝送す
る。なお、信号線L1 としては2芯線のツイストペアケ
ーブルが用いられ、伝送信号方式としてはポーリング/
セレクティング信号方式が用いられる。
【0010】通話線接続切替部E2 は、監視制御伝送部
1 からの指示に基づき、最先に住戸呼び出し操作され
たロビーインタホンの送受話部のみを通話線L2 に接続
して有効にする。ロビーインタホン電源制御部E3 は、
監視制御伝送部E1 からの指示に基づき、最先に住戸呼
び出し操作されたロビーインタホンにのみ電源を供給す
る。従って、他のロビーインタホンは使用不可状態とな
る。
【0011】映像線L0 と信号線L1 と通話線L2 と監
視テレビ用電源線L3 とは、幹線として集合住宅内に配
線され、各住戸のテレビ付き住戸インタホンC1,…Cn
へはそれぞれの分岐器F1,…Fn を介して引き込まれ
る。通話制御盤Eとカメラ付きロビーインタホンA1
は、信号線と通話線と電源線との合計3ペアーのケーブ
ルで接続される。通話制御盤Eとカメラ付きロビーイン
タホンA2 と、通話制御盤Eとカメラ無しロビーインタ
ホンB1 と、通話制御盤Eとカメラ無しロビーインタホ
ンB2 とにおいても、それぞれ同様の合計3ペアーのケ
ーブルで接続される。
【0012】ところで、上述の集合住宅用監視通話シス
テムにおける無電圧a接点出力部B 14,B24は、テレビ
付き住戸インタホンの監視テレビに、映像信号の無い状
態のラスタ画面が表示されないようにするためのもので
ある。
【0013】すなわち、例えば、来訪者がカメラ無しロ
ビーインタホンB1 のキー入力操作部B13から住戸番号
「n」を入力する。すると、監視制御伝送部E1 は、キ
ー入力操作されたカメラ無しロビーインタホンB1 と、
キー入力された住戸番号「n」とを認識し、該住戸番号
「n」のテレビ付き住戸インタホンCn を特定し、該テ
レビ付き住戸インタホンCn を呼び出すための発呼制御
信号を信号線L1 に伝送する。また同時に、監視制御伝
送部E1 は、通話線接続切替部E2 により送受話部B12
を通話線L2 に接続するとともに、ロビーインタホン電
源制御部E3 からカメラ無しロビーインタホンB1 に対
し電源を供給する。
【0014】住戸番号「n」のテレビ付き住戸インタホ
ンCn は信号線L1 から発呼制御信号を受信して呼び出
し音を鳴動し、呼び出しを受けた住戸の住人は送受話器
n2を取り上げフックスイッチ(図示せず)をオンし通
話を開始する。送受話器Cn2を取り上げフックスイッチ
がオンされると、監視テレビCn1の電源入力部(図示せ
ず)は監視テレビ用電源線L3 に接続する。
【0015】しかしながら、ロビーインタホン電源制御
部E3 からカメラ無しロビーインタホンB1 に電源供給
された時点でカメラ無しロビーインタホンB1 の無電圧
a接点出力部B14はオンするので、リレーRy のリレー
接点RySは監視テレビ用電源D1 と監視テレビ用電源線
3 との接続をオフしており、監視テレビCn1への電源
供給はなされない。
【0016】つまり、テレビ付き住戸インタホンCn
カメラ無しロビーインタホンB1 との間で通話する場
合、映像信号は無いので、監視テレビCn1に電源供給さ
れればラスタ画面が表示されるべきところ、監視テレビ
n1に電源供給されないので、監視テレビCn1はラスタ
画面を表示することはなく、住戸番号「n」の住人は見
苦しいラスタ画面を見ないで済むのである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の集合住宅用監視通話システムにあっては、
各種接続ケーブルの配線工事が煩雑であるとともに手間
がかかり接続間違いも生じ易いという問題点があった。
【0018】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、配線工事が
簡潔であり手間のかからない集合住宅用監視通話システ
ムを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、カメラ
付きロビーインタホンとカメラ無しロビーインタホンと
テレビ付き住戸インタホンと映像制御盤と通話制御盤と
を含んで構成され、カメラ付ロビーインタホンは来訪者
を撮像する監視カメラを備えるものであり、カメラ無し
ロビーインタホンは監視カメラを備えないものであり、
テレビ付き住戸インタホンは監視カメラからの映像信号
を映し出す監視テレビを備えるものであり、映像制御盤
は来訪者の操作したロビーインタホン種別がカメラ無し
ロビーインタホンである場合に監視テレビへの電源供給
をオフするものであり、通話制御盤は、信号線を介して
来訪者の操作するロビーインタホンと来訪者の入力する
呼び出し先データとを認識するとともに、呼び出し先デ
ータに基づきテレビ付き住戸インタホンを特定して発呼
制御信号を伝送する監視制御伝送部を備えるものであ
る、集合住宅用監視通話システムにおいて、監視制御伝
送部から信号線に伝送される制御信号に基づいてオンオ
フ制御する制御端末器を映像制御盤に設け、来訪者の操
作したロビーインタホン種別がカメラ無しロビーインタ
ホンであった場合に監視テレビへの電源供給をオフする
制御信号を生成する電源オフ手段を監視制御伝送部に設
けたことを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明にあっては、電源オフ
手段が監視テレビへの電源供給をオフする制御信号を生
成した後に、発呼制御信号を生成する発呼遅延手段を監
視制御伝送部に付加したことを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明にあっては、カメラ付
きロビーインタホンとカメラ無しロビーインタホンとテ
レビ付き住戸インタホンと映像制御盤と通話制御盤とを
含んで構成され、カメラ付ロビーインタホンは来訪者を
撮像する監視カメラを備えるものであり、カメラ無しロ
ビーインタホンは監視カメラを備えないものであり、テ
レビ付き住戸インタホンは監視カメラからの映像信号を
映し出す監視テレビを備えるものであり、映像制御盤は
来訪者の操作したロビーインタホン種別がカメラ付きロ
ビーインタホンである場合に監視テレビへの電源供給を
オンするものであり、通話制御盤は、信号線を介して来
訪者の操作するロビーインタホンと来訪者の入力する呼
び出し先データとを認識するとともに、呼び出し先デー
タに基づきテレビ付き住戸インタホンを特定して発呼制
御信号を伝送する監視制御伝送部を備えるものである、
集合住宅用監視通話システムにおいて、監視制御伝送部
から信号線に伝送される制御信号に基づいてオンオフ制
御する制御端末器を映像制御盤に設け、来訪者の操作し
たロビーインタホン種別がカメラ付きロビーインタホン
であった場合に監視テレビへの電源供給をオンする制御
信号を生成する電源オン手段を監視制御伝送部に設けた
ことを特徴とする。
【0022】請求項4記載の発明にあっては、電源オン
手段が監視テレビへの電源供給をオンする制御信号を生
成した後に、発呼制御信号を生成する発呼遅延手段を監
視制御伝送部に付加したことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る集合住宅用監
視通話システムの一実施の形態を図1に基づいて詳細に
説明する。なお、図1において、従来の技術にて図2を
用いて説明した集合住宅用監視通話システムと同等の箇
所には同じ符号を付してあるので、同等の箇所の詳細な
説明は省略する。
【0024】図1は集合住宅用監視通話システムの要部
を示すシステム構成図である。図1に示すように、この
集合住宅用監視通話システムが従来の集合住宅用監視通
話システムと異なり特徴となるのは、映像制御盤Dから
リレーRy (図2に示す)を削除してその代わりに伝送
制御端末器Tを設けるとともに、カメラ無しロビーイン
タホンB1,2 から無電圧a接点出力部B14, 24(図
2に示す)を削除して無電圧a接点出力部B14, 24
リレーRy との配線接続を無くした形態である。
【0025】伝送制御端末器Tは、信号線L1 に接続さ
れ、通話制御盤Eの監視制御伝送部E1 から信号線L1
に伝送される監視制御信号を受信し、該監視制御信号に
含まれる制御指示に基づいて内蔵リレーのb接点(ノー
マルオン接点)であるところのリレー接点TS をオンオ
フする。リレー接点TS は、オンオフされることによ
り、監視テレビ用電源D1 と監視テレビ用電源線L3
の接続をオンしたりオフしたりして、監視テレビC11,
…Cn1への電源の供給を行ったり停止したりする。
【0026】監視制御伝送部E1 は、伝送制御命令を生
成する手段としての電源オフ手段と、伝送制御命令の生
成タイミングを制御する発呼遅延手段とを備える。電源
オフ手段は、来訪者が操作するロビーインタホン種別
(カメラ付きかあるいはカメラ無しか)を認識し、カメ
ラ無しであれば監視制御伝送部E1 から伝送制御端末器
Tに対しリレー接点TS をオフする旨の制御信号を信号
線L1 に送出せしめる。その後、2〜3秒程してから、
発呼遅延手段は、来訪者がロビーインタホンのキー入力
操作部から入力した住戸番号「n」に対応する住戸のテ
レビ付き住戸インタホンCn に対し、発呼制御信号を監
視制御伝送部E1 から信号線L1 を介して送出せしめ
る。
【0027】上述のような態様の集合住宅用監視通話シ
ステムは次のように動作する。すなわち、例えば、来訪
者がカメラ付きロビーインタホンA1 のキー入力操作部
13から住戸番号「n」を入力する。すると、監視制御
伝送部E1 は、信号線L1 を介して来訪者の操作するロ
ビーインタホンがカメラ付きロビーインタホンA1 であ
り呼び出し先の住戸番号は「n」であることを認識し、
来訪者の操作するロビーインタホン種別がカメラ付きで
あるので、電源オフ手段は伝送制御端末器Tに対しリレ
ー接点TS をオフする旨の制御信号を監視制御伝送部E
1 から送出せしめることはなく、呼び出し先の住戸番号
「n」に対応する住戸のテレビ付き住戸インタホンCn
に対し発呼制御信号を監視制御伝送部E1 から信号線L
1 を介して送出せしめ、テレビ付き住戸インタホンCn
の呼び出し音を鳴動する。
【0028】また同時に、監視制御伝送部E1 は、通話
線接続切替部E2 に指示を与え送受話部A12を通話線L
2 に接続するとともに、ロビーインタホン電源制御部E
3 からカメラ付きロビーインタホンA1 に対し電源を供
給する。すると、カメラ付きロビーインタホンA1 は、
通話可能状態になるとともに、監視カメラA11から映像
信号を混合器D3 を介して増幅器D2 へ送出する。従っ
て、映像制御盤Dは、監視テレビ用電源D1 と監視テレ
ビ用電源線L3 との接続をリレー接点TS を介してオン
するとともに、監視カメラA11からの映像信号を増幅器
2 を介し映像線L0 へ送出する。
【0029】そこで、テレビ付き住戸インタホンCn
呼び出し音を受けた住戸番号「n」の住人が、送受話器
n2を取り上げてオンフックし通話を開始する。する
と、テレビ付き住戸インタホンCn は、監視テレビCn1
の電源入力部(図示せず)を監視テレビ用電源線L3
接続して監視テレビ用電源を受電し、監視テレビCn1
カメラ付きロビーインタホンA1 の前に立っている来訪
者であるところの通話相手を映し出す。そして、テレビ
付き住戸インタホンCn の呼び出し音を受けた住戸番号
「n」の住人は、来訪者の様子を観察しながら通話でき
る。
【0030】その後、通話の終了した住戸番号「n」の
住人が送受話器Cn2を再び掛けてオフフックすると、監
視制御伝送部E1 は信号線L1 を介して通話終了を認識
し、送受話部A12を通話線L2 からオフする旨の指示を
通話線接続切替部E2 に与えるとともに、カメラ付きロ
ビーインタホンA1 に対する電源供給を停止する旨の指
示をロビーインタホン電源制御部E3 に与える。通話線
接続切替部E2 は送受話部A12を通話線L2 からオフ
し、ロビーインタホン電源制御部E3 はカメラ付きロビ
ーインタホンA1 に対する電源供給を停止し、集合住宅
用監視通話システムは再び来訪者からの操作待ち状態と
なる。
【0031】一方、例えば、来訪者がカメラ無しロビー
インタホンB1 のキー入力操作部B 13から住戸番号
「n」を入力したとすると、監視制御伝送部E1 は、信
号線L1を介して来訪者の操作するロビーインタホンが
カメラ無しロビーインタホンB1であり呼び出し先の住
戸番号は「n」であることを認識し、来訪者の操作する
ロビーインタホン種別がカメラ無しであるので、電源オ
フ手段は伝送制御端末器Tに対しリレー接点TS をオフ
する旨の制御信号を監視制御伝送部E1 から送出せしめ
てリレー接点TS をオフし、その後、2〜3秒程してか
ら、発呼遅延手段は、呼び出し先の住戸番号「n」に対
応する住戸のテレビ付き住戸インタホンCnに対し発呼
制御信号を監視制御伝送部E1 から信号線L1 を介して
送出せしめ、テレビ付き住戸インタホンCn の呼び出し
音を鳴動する。
【0032】また同時に、監視制御伝送部E1 は、通話
線接続切替部E2 に指示を与え送受話部B12を通話線L
2 に接続するとともに、ロビーインタホン電源制御部E
3 からカメラ無しロビーインタホンB1 に対し電源を供
給し、カメラ無しロビーインタホンB1 を通話可能状態
する。
【0033】そこで、テレビ付き住戸インタホンCn
呼び出し音を受けた住戸番号「n」の住人が、送受話器
n2を取り上げてオンフックし通話を開始する。する
と、テレビ付き住戸インタホンCn は、監視テレビCn1
の電源入力部(図示せず)を監視テレビ用電源線L3
接続して監視テレビ用電源を受電しようとするものの、
リレー接点TS がオフしているので、監視テレビCn1
電源供給は行われない。そして、テレビ付き住戸インタ
ホンCn の呼び出し音を受けた住戸番号「n」の住人
は、映像無しの状態で来訪者と通話できる。
【0034】その後、通話の終了した住戸番号「n」の
住人が送受話器Cn2を再び掛けてオフフックすると、監
視制御伝送部E1 は信号線L1 を介して通話終了を認識
し、送受話部B12を通話線L2 からオフする旨の指示を
通話線接続切替部E2 に与えるとともに、カメラ付きロ
ビーインタホンB1 に対する電源供給を停止する旨の指
示をロビーインタホン電源制御部E3 に与える。通話線
接続切替部E2 は送受話部B12を通話線L2 からオフ
し、ロビーインタホン電源制御部E3 はカメラ付きロビ
ーインタホンB1 に対する電源供給を停止し、集合住宅
用監視通話システムは再び来訪者からの操作待ち状態と
なる。
【0035】つまり、テレビ付き住戸インタホンCn
カメラ無しロビーインタホンB1 との間で通話する場
合、映像信号は無いので、監視テレビCn1に電源供給さ
れればラスタ画面が表示されるべきところ、監視テレビ
n1に電源供給されないので、監視テレビCn1はラスタ
画面を表示することはなく、従来の集合住宅用監視通話
システムと同様に住戸番号「n」の住人は見苦しいラス
タ画面を見ないで済むのである。しかも、監視テレビC
n1への電源供給をオフした後にテレビ付き住戸インタホ
ンCn に呼び出し音を鳴動させる。従って、呼び出しを
受けた住人が送受話器Cn2を取り上げてオンフックし通
話を開始する時点では、確実に監視テレビCn1への電源
供給は停止されており、住戸番号「n」の住人は見苦し
いラスタ画面を確実に見ないで済む。
【0036】ここで、図2に示す従来の集合住宅用監視
通話システムと図1に示す集合住宅用監視通話システム
とを比較すれば明らかのように、カメラ無しロビーイン
タホンB1,2 の無電圧a接点出力部B14, 24と映像
制御盤DのリレーRy とを接続する配線が不要である。
つまり、無電圧a接点出力部B14, 24と映像制御盤D
のリレーRy とを接続する配線が不要であり、配線工事
が簡潔であるにもかかわらず、従来の集合住宅用監視通
話システムと同様に住戸番号「n」の住人は見苦しいラ
スタ画面を見ないで済み、しかも、発呼遅延手段を備え
るので確実に一瞬たりとも見苦しいラスタ画面やノイズ
を見せないで済む。
【0037】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、伝送制御端末器のリレー接点をa
接点(ノーマルオフ接点)とするとともに、来訪者の操
作するロビーインタホン種別がカメラ付きであれば該リ
レーのa接点をオンし、監視テレビ用電源D1 と監視テ
レビ用電源線L3 との接続をオンする、制御信号を生成
する電源オン手段を監視制御伝送部E1 に設けても良
い。また、この電源オン手段が監視テレビへの電源供給
をオンする制御信号を生成した後に発呼制御信号を生成
する発呼遅延手段を監視制御伝送部に設ければ、呼び出
し音の鳴動で呼び出され送受話器を取り上げる住人は、
一瞬たりとも見苦しいラスタ画面やノイズ画面を見ない
で済むようにできる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カメラ無
しロビーインタホンと映像制御盤とを接続する配線が不
要であり、配線工事が簡潔で手間のかからない上に、住
人は見苦しいラスタ画面を見ないで済む、優れた集合住
宅用監視通話システムを提供できるという効果を奏す
る。
【0039】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、発呼遅延手段を備えるので、呼び出
し音の鳴動で呼び出された住人は、一瞬たりとも見苦し
いラスタ画面やノイズ画面を確実に見ないで済む、優れ
た集合住宅用監視通話システムを提供できるという効果
を奏する。
【0040】請求項3記載の発明によれば、前記請求項
1記載と同様の効果を備える優れた集合住宅用監視通話
システムを提供できるという効果を奏する。
【0041】請求項4記載の発明によれば、前記請求項
2記載と同様の効果を備える優れた集合住宅用監視通話
システムを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の集合住宅用監視通
話システムの要部を示すシステム構成図である。
【図2】従来の集合住宅用監視通話システムの要部を示
すシステム構成図である。
【符号の説明】
n カメラ付きロビーインタホン(但しnは1,
2,…の整数) An1 監視カメラ(但しnは1,2,…の整数) Bn カメラ無しロビーインタホン(但しnは1,
2,…の整数) Cn テレビ付き住戸インタホン(但しnは1,2,
…の整数) Cn1 監視テレビ(但しnは1,2,…の整数) D 映像制御盤 E 通話制御盤 E1 監視制御伝送部 L1 信号線 T 制御端末器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ付きロビーインタホンとカメラ無
    しロビーインタホンとテレビ付き住戸インタホンと映像
    制御盤と通話制御盤とを含んで構成され、カメラ付ロビ
    ーインタホンは来訪者を撮像する監視カメラを備えるも
    のであり、カメラ無しロビーインタホンは監視カメラを
    備えないものであり、テレビ付き住戸インタホンは監視
    カメラからの映像信号を映し出す監視テレビを備えるも
    のであり、映像制御盤は来訪者の操作したロビーインタ
    ホン種別がカメラ無しロビーインタホンである場合に監
    視テレビへの電源供給をオフするものであり、通話制御
    盤は、信号線を介して来訪者の操作するロビーインタホ
    ンと来訪者の入力する呼び出し先データとを認識すると
    ともに、呼び出し先データに基づきテレビ付き住戸イン
    タホンを特定して発呼制御信号を伝送する監視制御伝送
    部を備えるものである、集合住宅用監視通話システムに
    おいて、監視制御伝送部から信号線に伝送される制御信
    号に基づいてオンオフ制御する制御端末器を映像制御盤
    に設け、来訪者の操作したロビーインタホン種別がカメ
    ラ無しロビーインタホンであった場合に監視テレビへの
    電源供給をオフする制御信号を生成する電源オフ手段を
    監視制御伝送部に設けたことを特徴とする集合住宅用監
    視通話システム。
  2. 【請求項2】 電源オフ手段が監視テレビへの電源供給
    をオフする制御信号を生成した後に発呼制御信号を生成
    する発呼遅延手段を監視制御伝送部に付加したことを特
    徴とする請求項1記載の集合住宅用監視通話システム。
  3. 【請求項3】 カメラ付きロビーインタホンとカメラ無
    しロビーインタホンとテレビ付き住戸インタホンと映像
    制御盤と通話制御盤とを含んで構成され、カメラ付ロビ
    ーインタホンは来訪者を撮像する監視カメラを備えるも
    のであり、カメラ無しロビーインタホンは監視カメラを
    備えないものであり、テレビ付き住戸インタホンは監視
    カメラからの映像信号を映し出す監視テレビを備えるも
    のであり、映像制御盤は来訪者の操作したロビーインタ
    ホン種別がカメラ付きロビーインタホンである場合に監
    視テレビへの電源供給をオンするものであり、通話制御
    盤は、信号線を介して来訪者の操作するロビーインタホ
    ンと来訪者の入力する呼び出し先データとを認識すると
    ともに、呼び出し先データに基づきテレビ付き住戸イン
    タホンを特定して発呼制御信号を伝送する監視制御伝送
    部を備えるものである、集合住宅用監視通話システムに
    おいて、監視制御伝送部から信号線に伝送される制御信
    号に基づいてオンオフ制御する制御端末器を映像制御盤
    に設け、来訪者の操作したロビーインタホン種別がカメ
    ラ付きロビーインタホンであった場合に監視テレビへの
    電源供給をオンする制御信号を生成する電源オン手段を
    監視制御伝送部に設けたことを特徴とする集合住宅用監
    視通話システム。
  4. 【請求項4】 電源オン手段が監視テレビへの電源供給
    をオンする制御信号を生成した後に発呼制御信号を生成
    する発呼遅延手段を監視制御伝送部に付加したことを特
    徴とする請求項3記載の集合住宅用監視通話システム。
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