JPH0946317A - 符号分割多重アクセス通信用拡散符号発生器及びこれを用いた符号分割多重アクセス通信システム - Google Patents

符号分割多重アクセス通信用拡散符号発生器及びこれを用いた符号分割多重アクセス通信システム

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JPH0946317A
JPH0946317A JP19206295A JP19206295A JPH0946317A JP H0946317 A JPH0946317 A JP H0946317A JP 19206295 A JP19206295 A JP 19206295A JP 19206295 A JP19206295 A JP 19206295A JP H0946317 A JPH0946317 A JP H0946317A
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俊雄 加藤
Manabu Kawabe
学 川辺
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慎一 佐藤
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局と基地局の復調器の構成を同一にでき
る符号構成とし、しかも、同期できるチャネルに対して
は同期によって特性を改善する拡散符号を用い、さらに
ユーザ数に十分対応できる符号数を持ち、フレーム同期
も容易にする。 【解決手段】 初期値発生器41から発生した初期値が
ユーザ符号発生器42に与えられる。ユーザ符号発生器
42は、チップクロックCK2に基づき、ユーザ符号S
42を出力し、カウンタ43及び演算器61に与える。
コード番号発生器51から発生したコード番号が、チャ
ネル識別符号発生器52に与えられる。チャネル識別符
号発生器52は、チップクロックCK2に基づき、チャ
ネル識別符号S52を出力し、演算器61に与える。演
算器61は、ユーザ符号S42とチャネル識別符号S5
2とを合成して第3の拡散符号S61を出力する。拡散
部13は、拡散符号S61を用いてユーザデータUDを
拡散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パーソナ
ル通信システム(Personal Communication Services 、
以下「PCS」という)、及びディジタルセルラのよう
な移動通信における符号分割多重アクセス(Code Divis
ion Multiple Access 、以下「CDMA」という)通信等に
おいて、基地局及び移動局等の無線局に設けられるCDMA
通信用拡散符号発生器及びこれを用いたCDMA通信システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA通信方式を用いた移動通信方式は、
例えば、次の文献1に記載されているように、すでにR.
G.Cooper等によってすでに提案されている。 文献1:IEEE Trans.VT-27[4](1978-11) (米)R.G.Co
oper,et al."A Spread-Spectrum Technique for High-C
apacity Mobile Communications"P.264-272 CDMA通信方式は、DS(Direct Sequence )と呼ばれる
スペクトル拡散によって変調された信号を、同一周波数
を帯域内に多重化して通信を行う方式である。文献1に
記載された技術では、スペクトル拡散符号として、既知
のPN符号以外に、直交符号であるWalsh 符号が用いら
れている。また、受信機の同期は、拡散符号を用いて行
われている。例えば、複数の基地局及び移動局を備えた
CDMA通信システムにおいて、移動局から基地局への上り
回線(非同期)と、基地局から移動局への下り回線(同
期)との差に着目した拡散符号の構成法として、次の文
献2及び文献3に記載される方法がある。
【0003】文献2:米国特許第5228056 号明細書“Sy
nchronous Spread-Spectrum Communications System an
d Method”,Donald L.Schilling,lnterDigital 文献3:米国特許第5103459 号明細書“System and Met
hod for Generating Signal Waveforms in a CDMA Cell
ular Telephone System ”,Kein Gilhousen,.et al,Qua
lcomm 及びEIA/TIA/IS-95,“Mobile Station-Base Stat
ion Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband
SpreadSpectrum Cellular System ” 文献2の技術では、第1の拡散符号を同期捕捉に使用
し、この第1の拡散符号と第2の拡散符号の和とで第3
の拡散符号を作り、この第3の拡散符号でデータを拡散
している。第1,第2の拡散符号として、PN符号を用
いている。文献3の技術では、下り回線において、全て
のチャネルを同期して送信できることを用いて拡散符号
として直交符号を用いている。上り回線では、別の変調
方式を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文献2及び文献3のような拡散符号を用いたCDMA通信シ
ステムでは、次のような課題があった。文献2の技術で
は、PN符号の相互相関特性値が完全に零にならず、復
調出力内に誤差として残留し、特性が悪く、加入者数が
とれない。これに対し、文献3の技術では、拡散符号と
して直交符号を用いているため、下り回線では同期用信
号として他の拡散符号を通話チャネルとは別に送信する
ので、同期検波ができる。しかし、上り回線では、非同
期のために加入者数が下り回線より少ない。これを避け
るために、同期信号用の別チャネルを用いない。その結
果、同期検波を使用できないので、下り回線に比べて特
性が悪く、加入者数がとれない。しかも、同期信号用の
別チャネルがないため、データを用いて同期追従を行う
必要があり、さらに特性が悪い。よって、上り回線は下
り回線に比べて性能が大幅に劣化し、加入者数がとれな
い。その上、上り回線と下り回線とで変調方式が異な
り、復調器の構成が上り回線と下り回線とで異なり、同
一にできないので、コスト高になるという問題がある。
【0005】このように、文献2及び文献3のような拡
散符号を用いたCDMA通信システムでは、移動局と基地局
で異なった拡散変調を用いているので、異なる復調器が
必要となる。また、移動局と基地局で同じ拡散変調を用
いた場合、基地局が全チャネルを同期で送信できること
を使用しないため、特性が劣化する。しかも、拡散符号
とフレーム同期が異なるため、拡散符号の位相同期とユ
ーザデータのフレームを別々に行う必要がある。つま
り、文献2及び文献3の技術では、拡散符号の位相同期
とフレーム同期を別ととらえている。従って、従来のCD
MA通信システムでは、システム構成が複雑となり、使用
するチャネルの同期/非同期によって拡散符号を変えて
いるので特性が劣化するといった問題があり、これらを
解決することが困難であった。本発明は、前記従来技術
が持っていた課題を解決し、例えば、移動局と基地局の
復調器の構成を同一にできる符号構成とし、しかも、同
期できるチャネルに対しては同期によって特性を改善す
る拡散符号を用い、さらに、ユーザ数に十分対応できる
符号数を持ち、フレーム同期も容易なCDMA通信用拡散符
号発生器及びこれを用いたCDMA通信システムを提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、スペクトル拡散によって変調さ
れた信号を、同一周波数帯域内に多重化して通信を行う
CDMA通信に用いられるCDMA通信用拡散符号発生器におい
て、チップクロック及びフレーム信号に基づき、複数の
無線局に対して各無線局毎に固有の同期用の第1の拡散
符号を発生する第1の拡散符号発生手段と、前記チップ
クロックに基づき、前記各無線局のチャネル毎に、前記
第1の拡散符号とは異なる符号の1周期でデータ1ビッ
トを拡散するチャネル識別用の第2の拡散符号を発生す
る第2の拡散符号発生手段と、前記第1と第2の拡散符
号を、2を法とする和により合成した第3の拡散符号
で、受信したデータを拡散する拡散手段とを、備えてい
る。
【0007】請求項2の発明は、双方向で通信する複数
の移動局及び基地局を備え、前記移動局及び前記基地局
の送信側では、拡散符号を用いてユーザデータのスペク
トル拡散を行い、この拡散された各符号チャンネルの信
号を、同一周波数帯域内に多重化して送信し、前記移動
局及び前記基地局の受信側では、受信した信号をベース
バンドに復調した後、復調部によってその受信ベースバ
ンドから、逆拡散処理を行って所望信号のスペクトルだ
けを狭い帯域幅で復調するCDMA通信システムにおいて、
前記移動局及び前記基地局の復調部と前記各拡散符号発
生器を次のように構成している。前記移動局及び前記基
地局の復調部は、同期用拡散符号と前記受信ベースバン
ドの相関を求め、その相関値内の最大のピークを検索し
て拡散符号の位相とフレーム信号を発生する同期捕捉手
段と、前記フレーム信号に基づき、チップクロック毎の
拡散符号をそれぞれ発生する複数の拡散符号発生器と、
前記受信ベースバンドを入力し、前記各拡散符号発生器
の出力信号に基づき、相関長毎の復調データをそれぞれ
出力する複数の相関器とを備えている。さらに、前記各
拡散符号発生器は、前記チップクロック及び前記フレー
ム信号に基づき、前記各移動局又は前記各基地局毎にユ
ーザ固有の同期用の第1の拡散符号を発生する第1の拡
散符号発生手段と、前記チップクロックに基づき、前記
各移動局又は前記各基地局のチャネル毎に、前記第1の
拡散符号とは異なる符号の1周期でデータ1ビットを拡
散するチャネル識別用の第2の拡散符号を発生する第2
の拡散符号発生手段と、前記第1と第2の拡散符号を、
2を法とする和により合成した第3の拡散符号で、受信
したユーザデータを拡散する拡散手段とを、備えてい
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明の第2
の拡散符号として、直交符号を用いている。さらに、請
求項4の発明は、請求項3の直交符号として、Walsh 符
号、Hadamard符号、又は誤り訂正符号のうちブロック符
号、のいずれか1つを用いている。請求項5の発明は、
請求項2の発明の第1の拡散符号発生手段として、初期
値を変えることによって、必要なユーザ数をとることが
できる周期の長い符号系列からなる前記第1の拡散符号
を、ユーザ毎に発生する構成にしている。請求項6の発
明は、請求項2の発明の第1の拡散符号発生手段とし
て、前記ユーザデータのフレーム長又はそのフレーム長
の整数倍と同一周期を持つ前記第1の拡散符号を発生す
る構成にしている。請求項7の発明は、請求項2の発明
の第1の拡散符号発生手段として、周期の長い符号系列
からなる前記第1の拡散符号の一部を周期として発生す
る構成にしている。
【0009】請求項8の発明は、請求項2の発明の第1
の拡散符号発生手段として、同一周期の異なる多項式を
持つ2つ又はそれ以上の符号系列の出力の和を前記第1
の拡散符号とし、前記多項式の初期値を変えることによ
って異なる符号系列の前記第1の拡散符号を発生する構
成にしている。請求項9の発明は、請求項8の発明の第
1の拡散符号を、フレーム長に等しい符号数で繰り返す
ことによって生成する構成にしている。請求項10の発
明は、請求項2の発明の第1の拡散符号発生手段とし
て、周期の異なる多項式を持つ2つ又はそれ以上の符号
系列の出力の和を前記第1の拡散符号とし、前記多項式
の初期値を変えることによって異なる符号系列の前記第
1の拡散符号を発生する構成にしている。請求項11の
発明は、請求項2の発明の第1の拡散符号発生手段とし
て、前記フレーム信号によって初期値又は初期位相を再
設定し、前記第1の拡散符号を再生成する構成にしてい
る。請求項12の発明は、請求項11の発明のフレーム
信号において、送信フレームのフレームタイミングとし
て、受信フレームと送信フレームを同期させる制御構成
にしている。
【0010】請求項1の発明のCDMA通信用拡散符号発生
器によれば、第1の拡散符号発生手段は、チップクロッ
ク及びフレーム信号に基づき、複数の無線局(例えば、
移動局又は基地局)に対して各無線局毎に固有の同期用
の第1の拡散符号を発生する。さらに、第2の拡散符号
発生手段は、チップクロックに基づき、各無線局のチャ
ネル毎に、第1の拡散符号とは異なる符号の1周期でデ
ータ1ビットを拡散するチャネル識別用の第2の拡散符
号を発生する。すると、拡散手段では、発生した第1と
第2の拡散符号を入力し、それらを2を法とする和によ
り合成した第3の拡散符号で、受信したデータ(例え
ば、ユーザデータ等)を拡散する。このようなCDMA通信
用拡散符号発生器を用いて、例えば、移動局及び基地局
の復調部を構成してCDMA通信システムを構築すれば、シ
ステムの構成の簡単化が図れる。請求項2の発明のCDMA
通信システムによれば、移動局及び基地局の復調部にそ
れぞれ設けられる拡散符号発生器は、第1及び第2の拡
散符号発生手段と拡散手段とを備え、それらが請求項1
の発明とほぼ同一の作用を行う。つまり、移動局と基地
局は、共に同一の性質の異なる第1及び第2の拡散符号
発生手段を有し、該第1の拡散符号発生手段を、フレー
ム同期及び符号位相の同期に使用し、第2の拡散符号発
生手段を、チャネルの識別をし、さらに同期したチャネ
ルの復調特性を改善するために用いる。そのため、移動
局と基地局にそれぞれ設けられる復調部の構成を同一に
することができ、その結果、CDMA通信システムの構築の
容易化が図れる。
【0011】請求項3及び4の発明のCDMA通信システム
によれば、第2の拡散符号として種々の直交符号を用い
ることにより、同期したチャネルが全て直交することに
よって復調特性の改善が図れる。請求項5及び6の発明
のCDMA通信システムによれば、符号数が第2の拡散符号
発生手段に比べて第1の拡散符号発生手段がはるかに多
く、さらに、符号周期がデータフレーム長と一致するよ
うに生成される。つまり、第1の拡散符号発生手段は、
非常に長い符号の一部を周期的に使用することにより、
1つの拡散符号をユーザ数分生成する。請求項7〜10
の発明のCDMA通信システムによれば、符号数が第2の拡
散符号発生手段に比べて第1の拡散符号発生手段がはる
かに多く、さらに、符号周期がデータフレーム長と一致
するように生成される。このように、請求項7〜10の
発明のCDMA通信システムでは、他の長い符号数のとれる
拡散符号を用いることにより、符号の一部を使うのでは
なく、符号の生成多項式に与える初期値を変えることに
よって符号数を作り出せる。請求項11及び12の発明
のCDMA通信システムによれば、移動局が復調部で再生し
たフレーム信号と送信フレームを同期させる。そのた
め、移動局は、基地局の同期用信号を復調することによ
り、データのフレームタイミングを知ることができる。
このフレームタイミングを使用して送信のフレームタイ
ミングを合わせて、基地局での移動局の同期信号の再同
期をより高速に行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態を示す
CDMA通信システムの概略の構成図である。このCDMA通信
システムでは、他のネットワークに接続される基地局1
と、複数の移動局2−0〜2−Nとが、無線回線を介し
て接続され、各局が同時に送信データを双方向に送受す
る構成になっている。基地局1から複数の移動局2−0
〜2−Nへの無線回線が下り回線、その逆が上り回線で
ある。図3は、図2中の基地局1及び移動局2−0〜2
−N内の送信側にそれぞれ設けられる送信機の構成ブロ
ック図である。図2の基地局1及び移動局2−0〜2−
Nにそれぞれ設けられる送信機は、局部発信器等で構成
されたクロック制御部11と、その出力側に接続された
複数の拡散符号発生器12−0〜12−Nと、それらの
各拡散符号発生器12−0〜12−Nの出力側に接続さ
れた拡散部13−1〜13−Nとを、有している。
【0013】クロック制御部11は、チップクロックC
K1と復調器からのフレーム信号FS1とを入力し、拡
散符号の発生を制御するフレーム信号FS2と、チップ
(拡散符号の1ビット)クロックCK2とを、基地局1
あるいは移動局2−0〜2−Nが持つ局部発信器から生
成する機能を有している。拡散符号発生器12−0は、
フレーム信号FS2及びチップクロックCK2を入力
し、位相同期及びフレーム同期に用いる拡散符号を発生
する回路であり、その出力側に、該拡散符号発生器12
−0の出力データを予め定められたゲインに調整するゲ
イン調整アンプ14−0の入力側が接続されている。複
数の拡散符号発生器12−1〜12−Nは、フレーム信
号FS2及びチップクロックCK2を入力し、ユーザデ
ータUD1〜UDNを拡散するためのユーザあるいはチ
ャネル固有の拡散符号を発生する回路であり、それらの
出力側に拡散部13−1〜13−Nがそれぞれ接続され
ている。各拡散部13−1〜13−Nは、各拡散符号発
生器12−1〜12−Nから出力される拡散符号に基づ
き、ユーザデータUD1〜UDNを拡散する機能を有
し、それらの出力側に、拡散後の各データを予め定めら
れたゲインに調整するゲイン調整アンプ14−1〜14
−Nの入力側が接続されている。
【0014】ゲイン調整アンプ14−0〜14−Nの出
力側には、各ゲイン調整後の拡散信号をチップ単位で合
成する合成部15の入力側が接続されている。合成部1
5の出力側には、合成後の信号を定められた帯域に制限
する帯域制限フィルタ16の入力側が接続され、その出
力側に、帯域制限後の信号を定められた無線周波数帯に
変換する無線部17の入力側が接続されている。無線部
17の出力側には、送信用のアンテナ18が接続されて
いる。図3の送信機は、図2の基地局1の送信側及び移
動局2−0〜2−Nの送信側にそれぞれ設けられてい
る。基地局1に設けられる送信機では、図3のユーザデ
ータUD1〜UDNが、各ユーザデータ又はユーザが共
通に使用する回線制御用のデータに対応する。各移動局
2−0〜2−Nに設けられる送信機では、ユーザデータ
が少なくとも1つであるため、他のデータが回線を制御
する信号として使用される。使用しないチャネルは送信
しない。従って、基地局1と移動局2−0〜2−Nで
は、チャネルの数が異なるだけで、変調器の構成が同一
となる。これは、復調器の構成を同一にできることを意
味している。
【0015】次に、図3の送信機の動作等を説明する。
移動局2−0〜2−Nのクロック制御部11では、復調
器で再生されたフレーム信号FS1と、局部発信器のチ
ップクロックCK1とから、基地局1の拡散符号発生器
12−0に入力されるチップクロックに同期したチップ
クロックCK2を発生すると共に、基地局1のフレーム
信号を拡散符号発生器12−0にマッチした復調器で再
生することにより、該移動局内で使用する拡散符号発生
器12−0〜12−Nのフレーム信号FS2を生成す
る。これに対し、基地局1では、チップクロック及びフ
レーム信号を生成する必要がないので、クロック制御部
11は必ずしも必要ではない。基地局1は、クロック制
御部11の代わりに、高精度の局部発信器があれば十分
である。クロック制御部11から出力されたフレーム信
号FS2及びチップクロックCK2が各拡散符号発生器
12−0〜12−Nにそれぞれ与えられると、これらの
各拡散符号発生器12−0〜12−Nから拡散符号が発
生する。拡散符号発生器12−0から発生した拡散符号
は、アンプ14−0でゲイン調整が行われ、そのゲイン
調整後の拡散信号が合成部15へ送られる。各拡散部1
3−1〜13−Nでは、各拡散符号発生器12−1〜1
2−Nから発生した拡散符号に基づき、ユーザデータU
D1〜UDNを拡散する。これらの拡散後の各データ
は、アンプ14−1〜14−Nでゲイン調整が行われ、
これらの各ゲイン調整後の拡散信号が合成部15へ送ら
れる。合成部15では、各ゲイン調整後の拡散信号をチ
ップ単位で合成する。この合成後の信号は、帯域制限フ
ィルタ16で帯域制限され、この帯域制限後の信号が無
線部17で無線周波数帯に変換された後、アンテナ18
から送信される。
【0016】拡散符号発生器12−0〜12−Nの周期
は、ユーザデータUD1〜UDNのフレーム長に一致し
た周期を持つ。例えば、フレーム長を5ms(milli seco
nd)とし、チップ周期を4.096Mc/s(Mega chip pe
r second)とすると、拡散符号周期は81920チップ
となる。さらに、拡散符号発生器12−0は、他の拡散
符号発生器12−1〜12−Nの符号位相同期を確保す
るのに用いる。基地局1は、拡散符号発生器12−0を
少なくとも1つ持ち、移動局2−0〜2−Nも同様に少
なくとも1つ持つ。従って、移動局2−0〜2−N及び
基地局1は、拡散符号発生器12−0の同期を捕捉する
ことによって、ユーザフレームの同期と他のチャネルの
拡散符号の位相を同時に知ることができる。このよう
に、移動局2−0〜2−Nは、基地局1のフレームに自
らのフレームを同期させる。これにより、基地局1は、
移動局2−0〜2−Nの初期同期を高速に行うことがで
きる。これは、基地局1が移動局2−0〜2−Nの同期
用の拡散符号を見失った場合、基地局1は再同期のため
に全ての時間(拡散符号周期全て)を検索する必要がな
く、基地局1のフレームタイミングより時間的に後ろを
ある程度の幅をもって検索すれば、再同期できることを
意味している。なお、図3では、各拡散符号発生器12
−0〜12−Nに入力されるフレーム信号FS2が同一
であるように記載されているが、クロック制御部11で
各拡散符号発生器12−0〜12−N毎に変えることも
可能である。
【0017】図4は、図2中の基地局1及び移動局2−
0〜2−Nの受信側にそれぞれ設けられる受信機の構成
ブロック図である。この受信機は、無線信号を受信する
アンテナ21と、該アンテナ21で受信した無線信号を
受信ベースバンドS22に復調する無線復調部22と、
該受信ベースバンドS22からフレーム信号FS1及び
復調データRD1〜RDNを出力する復調部としての機
能を有する復調器30とを、備えている。復調器30
は、同期用拡散符号と受信ベースバンドS22の相関を
求め、この相関値内の最大のピークを検索して拡散符号
の位相とフレーム信号FS1を発生する同期捕捉手段3
1と、ユーザデータの拡散を行うための拡散符号を発生
する拡散符号発生器32−1〜32−Nと、それらの拡
散符号と受信ベースバンドS22の相関を計算して復調
データRD1〜RDNを出力する相関器33−1〜33
−Nとを、備えている。同期捕捉手段31は、同期用の
拡散符号を発生する拡散符号発生器32−1と、該拡散
符号発生器32−0で発生した拡散符号と受信ベースバ
ンドS22の相関を計算する相関器33−0と、該相関
器33−0の出力信号のうちの最大のピークを検索し、
拡散符号の位相とフレーム信号FS1を発生して該フレ
ーム信号FS1を拡散符号発生器32−1〜32−Nに
与える同期捕捉器34とを、備えている。
【0018】次に、受信機の動作を説明する。無線信号
はアンテナ21で受信され、この受信した無線信号が無
線復調部22で受信ベースバンドS22に復調され、復
調器30へ送られる。移動局2−0〜2−N又は基地局
1の同期捕捉手段31では、受信ベースバンドS22に
基づき、拡散符号の位相同期とフレーム信号FS1を再
生する。さらに、同期捕捉手段31は、初期捕捉時には
拡散符号の周期全部の相関をとり、最大のパワー又は振
幅を持つタイミング(即ち、フレーム信号)FS1を拡
散符号発生器32−1〜32−Nに与える。拡散符号発
生器32−1〜32−Nでは、同期捕捉器34より与え
られたフレーム信号FS1を用いて拡散符号を発生さ
せ、チップクロック毎に各相関器33−1〜33−Nに
与える。各相関器33−1〜33−Nでは、受信ベース
バンドS22と各拡散符号発生器32−1〜32−Nの
出力信号との相関を計算し、相関長毎に復調データRD
1〜RDNを出力する。
【0019】図1は、本発明の実施形態を示す拡散符号
発生器の構成ブロック図である。この拡散符号発生器
は、図3の送信機の拡散符号発生器12−1〜12−
N、及び図4の受信機の拡散符号発生器32−1〜32
−Nに設けられる回路である。本実施形態の特徴は、基
地局1及び移動局2−0〜2−Nに設けられる送信側の
拡散変調部内の拡散符号発生器12−1〜12−Nの全
ての構成を同一にすることにより、受信側の復調器30
内の拡散符号発生器32−1〜32−Nの全ての構成を
同一にして、該基地局1及び移動局2−0〜2−N内の
全ての復調器30の構成を同一にできることである。つ
まり、図3の送信機内の拡散符号発生器12−1〜12
−N及び図4の受信機内の拡散符号発生器32−1〜3
2−Nは全て同一構成であるため、その一例として、図
1では図3の送信機内の拡散符号発生器12−1〜12
−Nのうちの1つ(12)の構成が示されている。この
拡散符号発生器12は、チップクロックCK2及びフレ
ーム信号FS2に基づき、各移動局2−0〜2−N又は
基地局1毎にユーザ固有の同期用の第1の拡散符号(例
えば、ユーザ符号)S42を発生する第1の拡散符号発
生手段40と、チップクロックCK2に基づき、各移動
局2−0〜2−N又は基地局1のチャネル毎に、ユーザ
符号S42とは異なる符号の1周期でデータ1ビットを
拡散するチャネル識別用の第2の拡散符号(例えば、チ
ャネル識別符号)S52を発生する第2の拡散符号発生
手段50と、ユーザ符号S42とチャネル識別符号S5
2を、2を法とする和により合成した第3の拡散符号S
61で、受信したユーザデータ(UD1〜UDN中の1
つ)UDを拡散する拡散手段とを、備えている。この拡
散手段は、演算器61及び拡散部(13−1〜13−N
中の1つ)13より構成されている。
【0020】第1の拡散符号発生手段40は、ユーザ
(移動局)固有又は基地局固有の初期値を持つ初期値発
生器41と、該初期値発生器41で発生された初期値に
基づき移動局2−0〜2−N又は基地局1の同期符号で
あるユーザ符号S42を発生するユーザ符号発生器42
と、該ユーザ符号発生器42の出力チップであるユーザ
符号S42を入力し、フレーム信号FS2毎に初期値発
生器41に対して初期値設定信号S43を与えるカウン
タ43とを、備えている。初期値発生器41は、ROM
(Read Only Memory)等で構成されている。
【0021】第2の拡散符号発生手段50は、チャネル
の識別を示すコード番号を発生するコード番号発生器5
1と、そのコード番号及びチップクロックCK2に基づ
きチャネル識別符号S52を発生するチャネル識別符号
発生器52とを、備えている。ユーザ符号発生器42及
びチャネル識別符号発生器52の出力側には、演算器6
1の入力側が接続され、この演算器61の出力側が拡散
部13の入力側に接続されている。演算器61は、ユー
ザ符号発生器42から発生されたユーザ符号S42とチ
ャネル識別符号発生器52から発生されたチャネル識別
符号S52とを、2を法とする和で同じタイミングで演
算して第3の拡散符号S61を出力する回路である。本
実施形態では、例えば、ユーザ符号S42として、232
−1の周期でg(x)=x32+x2 +1の生成多項式を持
つ最大長系列を使用し、チャネル識別符号S52とし
て、26 の周期のWalsh 系列を使用している。拡散部1
3は、図3のユーザデータ(UD1〜UDN中の1つ)
UDを拡散符号S61で拡散し、この拡散後のデータを
図3のゲイン調整アンプ(14−1〜14−N中の1
つ)14へ出力する回路である。
【0022】次に、図1の拡散符号発生器12の動作を
説明する。基地局1及び移動局2−0〜2−Nは、局に
固有の初期値を持つ。この初期値は、予めあるいは図示
しない制御部から初期値発生器41に設定される。設定
されるビット数は、本実施形態では例えば32ビットで
ある。初期値発生器41は、通信のはじめに、又は予め
ROM等に格納されていた初期値を、フレーム毎にユー
ザ符号発生器42へ送る。ユーザ符号発生器42では、
設定された初期値からユーザ符号S42をチップクロッ
クCK2毎に発生する。この発生したユーザ符号S42
は、カウンタ43と演算器61へ送られる。カウンタ4
3は、フレーム信号FS2と、発生したユーザ符号S4
2の数とをカウントし、フレーム信号FS2毎に、初期
値発生器41に対して初期値の再設定を指示する初期値
設定信号S43を出力する。本実施形態では、例えば、
各ユーザの移動局2−0〜2−N又は基地局1は、232
−1の周期のうち、フレーム長に対応した周期中の一部
の系列を使用する。これにより、各ユーザの移動局2−
0〜2−N及び基地局1は、1つのユーザ符号S42を
持つだけで、全ての符号を初期値に変えることにより、
発生可能となる。ここで、ユーザ符号S42は、各ユー
ザの移動局2−0〜2−N及び基地局1に1つである。
【0023】一方、コード番号発生器51は、基地局1
においては各ユーザの移動局2−0〜2−Nの通話チャ
ネルに対応する。本実施形態では、例えば6ビットで構
成される数に対応する。チャネル識別符号発生器52
は、チップクロックCK2を入力し、コード番号発生器
51から与えられたコード番号の符号を繰り返し生成
し、チャネル識別符号S52を演算器61へ出力する。
演算器61では、ユーザ符号S42とチャネル識別符号
S52とを入力し、これらを1ビット(1チップ)毎に
同速度で演算する。ここで、ユーザ符号S42の符号周
期は、チャネル識別符号S52の周期に比べて長い。ま
た、チャネル識別符号S52の周期は、ユーザデータ1
ビットの長さに対応させる。これにより、各チャネルの
送信データを同期させ、チャネル識別符号S52の周期
で各チャネル符号が直交していれば、受信側で直交分離
でき、復調特性を改善できる。同期用符号として使用さ
れるコード番号発生器51のコード番号は、予め定めら
れた番号である。本実施形態では、全ての要素が2進数
の0であるコード番号を用いている。これにより、図3
中の拡散符号発生器12−0からユーザ符号S42その
ものが出力される。なお、予め既知のコード番号であれ
ば、2進数の0でなくても可能である。
【0024】全チャネルを同期して送信できる基地局1
において、チャネル識別符号S52に直交符号を用いる
と、拡散された送信データ毎に完全に直交し、受信側で
特性を改善できる。実際、本実施形態で使用するチャネ
ル識別符号S52は、Walsh符号であり、符号同士が完
全に直交している。これに対し、Walsh 符号を移動局2
−0〜2−Nで用いた場合、全移動局2−0〜2−Nを
完全に同期させることは、これらの移動局2−0〜2−
Nと基地局1との距離がまちまちであるため難しい。し
かし、1つの移動局で送信する複数チャネル同士は、チ
ャネル識別符号S52に直交符号を用いることによって
局内で直交するため、基地局1の受信側で特性を改善で
きる。以上から、ユーザ符号S42としては、フレーム
長に等しく符号数を必要とし、チャネル識別符号S52
としては、符号数はユーザ符号S42の数よりは少ない
が、相関特性のよい符号を使用することによって、全チ
ャネルを同期して送信できる基地局1の復調特性を改善
し、移動局2−0〜2−Nでの複数チャネル同士の復調
特性を改善できる。さらに、ユーザ符号S42の同期捕
捉を行うことによってフレーム同期を容易にし、しか
も、移動局2−0〜2−N及び基地局1の復調器30を
同一の構成とすることができる。
【0025】次に、図1の拡散符号発生器12における
第1及び第2の拡散符号発生手段40,50の具体的な
構成例とその動作を、図5〜図10を参照しつつ、以下
説明する。図5は、図1中の第1の拡散符号発生手段4
0の構成図である。この第1の拡散符号発生手段40で
は、フレーム信号FS2及びチップクロックCK2がカ
ウンタ43に入力され、このカウンタ43から出力され
た初期値設定信号S43が初期値発生器41に入力され
る。初期値発生器41は、図示しないシステムの制御部
から与えられる初期値を設定する初期値設定用レジスタ
41aと、複数のスイッチからなるスイッチ回路41b
とで、構成されている。ユーザ符号発生器42は、複数
の縦続接続された遅延素子42aと複数の加算器42b
とを備えた、M系列発生器で構成されている。
【0026】図6は、図5に示す第1の拡散符号発生手
段40のタイミングチャートであり、この図を参照しつ
つ図5の動作を説明する。図示しないシステムの制御部
は、通信の開始時に、ユーザ符号発生器42の初期位相
を決定する初期値をレジスタ41aに入力する。カウン
タ43に与えられるフレーム信号FS2は、移動局2−
0〜2−Nと基地局1で生成の仕方が異なる。移動局2
−0〜2−Nでは、図4の復調器30からフレーム信号
FS2(FS1)を再生する。基地局1では、各移動局
2−0〜2−Nに合わせてフレーム信号FS2を生成す
ると、フレーム送信タイミングが各チャネル毎にまちま
ちになるため、例えば、図3のチップクロックCK1か
らフレーム信号FS2を生成する。この復調器30ある
いは他のクロック源から生成されたフレーム信号FS2
(FS1)がカウンタ43に入力される。カウンタ43
は、図6に示すように、フレーム信号FS2に同期して
時刻taのチップクロックCK2の立ち上がりで初期値
設定信号S43を出力する。初期値設定信号S43によ
ってスイッチ回路41b中のスイッチがオンし、レジス
タ41aに入力された値(“1”又は“0”)がユーザ
符号発生器42内の遅延素子42aに入力される。これ
により、ユーザ符号発生器42は、チップクロックCK
2に同期して、ユーザ符号周期Taでユーザ符号S42
を出力し、図1の演算器61に与える。
【0027】図7は、図1中の第1の拡散符号発生手段
40の他の構成図である。この第1の拡散符号発生手段
40では、図5の初期値発生器41が2つ(41−1,
41−2)設けられ、さらに図5のユーザ符号発生器4
2が2つ(42−1,42−2)設けられ、この2つの
ユーザ符号発生器42−1,42−2の出力信号が加算
器44で加算され、ユーザ符号S42が出力されるよう
になっている。2つのユーザ符号発生器42−1,42
−2は、生成多項式の異なるM系列発生器でそれぞれ構
成されている。このような第1の拡散符号発生手段40
では、図5と同様に、フレーム信号FS2に同期して、
予め設定された初期値設定用レジスタ41aの値が、各
ユーザ符号発生器42−1,42−2内の遅延素子42
aに入力される。2つのユーザ符号発生器42−1,4
2−2は、チップクロックCK2に同期して、出力信号
を出力する。これらのユーザ符号発生器42−1,42
−2の出力信号は、加算器44によって2を法とする和
がとられ、ユーザ符号S42が生成されて図1の演算器
61へ送られる。後の図10で説明するように、この符
号周期とフレーム長が対応する。
【0028】図8は、図1中の第2の拡散符号発生手段
50の構成図である。この第2の拡散符号発生手段50
では、コード番号発生器51が、図示しないシステムの
制御部から与えられる初期値を設定する初期値設定用レ
ジスタ51aと、フレーム信号FS2によってオン,オ
フ動作する複数のスイッチからなるスイッチ回路51b
とで、構成されている。チャネル識別符号発生器52
は、アドレス生成部52aと、直交符号S52bを出力
する直交符号メモリ52bと、チップクロックCK2に
基づき直交符号S52bを直列に変換してチャネル識別
符号S52を出力する並列/直列変換部52cとで、構
成されている。
【0029】図9は、図8に示す第2の拡散符号発生手
段50のタイミングチャートであり、この図を参照しつ
つ図8の動作を説明する。図示しないシステムの制御部
は、通信の開始時に、チャネル識別符号S52のコード
番号を決定する初期値を初期値設定用レジスタ51aに
入力する。受信機で再生されたフレーム信号FS2に同
期してスイッチ回路51bがオンし、レジスタ51aに
設定された初期値が、チャネル識別符号発生器52内の
アドレス生成部52aに入力される。アドレス生成部5
2aは、コード番号を生成し、直交符号メモリ52bに
予め設定された直交符号S52bを1つ選択し、並列/
直列変換部52cへ出力する。並列/直列変換部52c
では、時刻tbのチップクロックCK2の立ち上がりに
同期して、直交符号メモリ52bから出力された直交符
号S52bを1チップずつ出力する。この出力信号が、
直交符号周期Tbのチャネル識別符号S52となる。図
9のタイミングチャートからもわかるように、チャネル
識別符号発生器52では、コード番号が変わらない限
り、直交符号周期Tbで同じ直交符号を繰り返し出力す
る。後の図10で説明するように、この直交符号周期T
bとユーザデータ1ビットとが対応する。
【0030】図10は、ユーザ符号周期Taと1フレー
ムを一致させた場合の図1のフレームと第3の拡散符号
S61との関係を示す図である。この図10は、説明の
簡単化のために、1フレーム長とユーザ符号S42を一
致させた場合の例である。他に、数フレーム長とユーザ
符号S42を一致させることもできる。受信フレーム
(FS1)からフレーム信号FS2が再生される。この
受信フレーム(FS1)に同期して、第1の拡散符号発
生手段40内の初期値発生器41に入力される初期値設
定信号S43が、カウンタ43から出力される。送信フ
レーム(FS2)も、このフレーム信号FS2に同期し
て出力される。図10では、送信フレーム(FS2)と
第3の拡散符号S61の関係が示されている。1フレー
ムは、複数のユーザデータUDをまとめたものである。
ユーザ符号S42とチャネル識別符号S52とは、図1
の演算器61で合成されて第3の拡散符号S61とな
る。ユーザデータUDは、拡散部13によって第3の拡
散符号S61で拡散される。第3の拡散符号S61のう
ち、チャネル識別符号S52の周期Tcは、1ユーザデ
ータの長さに等しく、さらにユーザ符号S42の周期T
aはフレーム長に等しいことがわかる。チャネル識別符
号周期Tcは、図9の直交符号周期Tbと同一である。
【0031】本発明は、上記の実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。この変形例として、例えば次
のようなものがある。 (a) 上記実施形態では、一例として、ユーザ符号S
42として232−1の周期でg(x)=x32+x2 +1の
生成多項式を持つ最大長系列を使用し、チャネル識別符
号S52として26 の周期のWalsh 系列を用いて説明し
ている。しかし、ユーザ符号S42としては、他に2つ
の同周期の最大長系列の和を用いて複数の異なる系列を
出力するGold系列や、2つ以上の異なる系列を用いて複
数の系列を出力する系列等も用いることができ、これら
を使用しても、上記実施形態とほぼ同様の効果が得られ
る。また、チャネル識別符号S52としては、Walsh 符
号以外のHadamard符号やBose Chodoli Hockengemu (B
CH)符号、Reed-Solomon符号等の既存の誤り訂正符号
等を使用することもでき、これらを使用しても、上記実
施形態とほぼ同様の効果が得られる。 (b) 図3の送信機、図4の受信機、図1の拡散符号
発生器等は、図示以外の異なる構成の個別回路、あるい
はプログラム制御されるプロセッサ等を用いて構成して
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1〜
12の発明によれば、第1の拡散符号(例えば、ユーザ
符号)としては、フレーム長に等しく符号数を必要と
し、第2の拡散符号(例えば、チャネル識別符号)とし
ては、符号数は第1の拡散符号の数よりは少ないが相関
特性のよい符号を使用することによって、全チャネルを
同期して送信できる基地局の復調特性を改善し、さら
に、移動局での複数チャネル同士の復調特性を改善でき
る。しかも、第1の拡散符号の同期捕捉を行うことによ
り、フレーム同期を容易にし、さらに、移動局及び基地
局の復調部(例えば、復調器)を同一の構成とすること
ができる。この結果、拡散符号発生器の構成の簡単化、
及びこれを用いたCDMA通信システムの構成を簡単化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す拡散符号発生器の構成
ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態を示すCDMA通信システムの概
略の構成図である。
【図3】図2中の送信機の構成ブロック図である。
【図4】図2中の受信機の構成ブロック図である。
【図5】図1中の第1の拡散符号発生手段40の構成図
である。
【図6】図5のタイミングチャートである。
【図7】図1中の第1の拡散符号発生手段40の他の構
成図である。
【図8】図1中の第2の拡散符号発生手段50の構成図
である。
【図9】図8のタイミングチャートである。
【図10】図1のフレームと第3の拡散符号S61との
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 基地局 2−0〜2−N 移動局 12−0〜12−N,32−0〜32−N 拡散符号
発生器 13,13−1〜13−N 拡散部 14,14−0〜14−N ゲイン調
整アンプ 15 合成部 16 帯域制限
フィルタ 17 無線部 18,21 アンテナ 22 無線復調
部 30 復調器 31 同期捕捉
手段 33−0〜33−N 相関器 34 同期捕捉
器 40,50 第1,第
2の拡散符号発生手段 41 初期値発
生器 42 ユーザ符
号発生器 43 カウンタ 51 コード番
号発生器 52 チャネル
識別符号発生器 61 演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 慎一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 関根 清生 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトル拡散によって変調された信号
    を、同一周波数帯域内に多重化して通信を行う符号分割
    多重アクセス通信に用いられる符号分割多重アクセス通
    信用拡散符号発生器において、 チップクロック及びフレーム信号に基づき、複数の無線
    局に対して各無線局毎に固有の同期用の第1の拡散符号
    を発生する第1の拡散符号発生手段と、 前記チップクロックに基づき、前記各無線局のチャネル
    毎に、前記第1の拡散符号とは異なる符号の1周期でデ
    ータ1ビットを拡散するチャネル識別用の第2の拡散符
    号を発生する第2の拡散符号発生手段と、 前記第1と第2の拡散符号を、2を法とする和により合
    成した第3の拡散符号で、受信したデータを拡散する拡
    散手段とを、 備えたことを特徴とする符号分割多重アクセス通信用拡
    散符号発生器。
  2. 【請求項2】 双方向で通信する複数の移動局及び基地
    局を備え、 前記移動局及び前記基地局の送信側では、拡散符号を用
    いてユーザデータのスペクトル拡散を行い、この拡散さ
    れた各符号チャンネルの信号を、同一周波数帯域内に多
    重化して送信し、 前記移動局及び前記基地局の受信側では、受信した信号
    をベースバンドに復調した後、復調部によってその受信
    ベースバンドから、逆拡散処理を行って所望信号のスペ
    クトルだけを狭い帯域幅で復調する符号分割多重アクセ
    ス通信システムにおいて、 前記移動局及び前記基地局の復調部は、 同期用拡散符号と前記受信ベースバンドの相関を求め、
    その相関値内の最大のピークを検索して拡散符号の位相
    とフレーム信号を発生する同期捕捉手段と、 前記フレーム信号に基づき、チップクロック毎の拡散符
    号をそれぞれ発生する複数の拡散符号発生器と、 前記受信ベースバンドを入力し、前記各拡散符号発生器
    の出力信号に基づき、相関長毎の復調データをそれぞれ
    出力する複数の相関器とを備え、 前記各拡散符号発生器は、 前記チップクロック及び前記フレーム信号に基づき、前
    記各移動局又は前記各基地局毎にユーザ固有の同期用の
    第1の拡散符号を発生する第1の拡散符号発生手段と、 前記チップクロックに基づき、前記各移動局又は前記各
    基地局のチャネル毎に、前記第1の拡散符号とは異なる
    符号の1周期でデータ1ビットを拡散するチャネル識別
    用の第2の拡散符号を発生する第2の拡散符号発生手段
    と、 前記第1と第2の拡散符号を、2を法とする和により合
    成した第3の拡散符号で、受信したユーザデータを拡散
    する拡散手段とを、 備えたことを特徴とする符号分割多重アクセス通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記第2の拡散符号として、直交符号を
    用いることを特徴とする請求項2記載の符号分割多重ア
    クセス通信システム。
  4. 【請求項4】 前記直交符号として、Walsh 符号、Hada
    mard符号、又は誤り訂正符号のうちブロック符号、のい
    ずれか1つを用いることを特徴とする請求項3記載の符
    号分割多重アクセス通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の拡散符号発生手段は、初期値
    を変えることによって、必要なユーザ数をとることがで
    きる周期の長い符号系列からなる前記第1の拡散符号
    を、ユーザ毎に発生する構成にしたことを特徴とする請
    求項2記載の符号分割多重アクセス通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の拡散符号発生手段は、前記ユ
    ーザデータのフレーム長又はそのフレーム長の整数倍と
    同一周期を持つ前記第1の拡散符号を発生する構成にし
    たことを特徴とする請求項2記載の符号分割多重アクセ
    ス通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の拡散符号発生手段は、周期の
    長い符号系列からなる前記第1の拡散符号の一部を周期
    として発生する構成にしたことを特徴とする請求項2記
    載の符号分割多重アクセス通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の拡散符号発生手段は、同一周
    期の異なる多項式を持つ2つ又はそれ以上の符号系列の
    出力の和を前記第1の拡散符号とし、前記多項式の初期
    値を変えることによって異なる符号系列の前記第1の拡
    散符号を発生する構成にしたことを特徴とする請求項2
    記載の符号分割多重アクセス通信システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の拡散符号は、フレーム長に等
    しい符号数で繰り返すことによって生成する構成にした
    ことを特徴とする請求項8記載の符号分割多重アクセス
    通信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の拡散符号発生手段は、周期
    の異なる多項式を持つ2つ又はそれ以上の符号系列の出
    力の和を前記第1の拡散符号とし、前記多項式の初期値
    を変えることによって異なる符号系列の前記第1の拡散
    符号を発生する構成にしたことを特徴とする請求項2記
    載の符号分割多重アクセス通信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の拡散符号発生手段は、前記
    フレーム信号によって初期値又は初期位相を再設定し、
    前記第1の拡散符号を再生成する構成にしたことを特徴
    とする請求項2記載の符号分割多重アクセス通信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記フレーム信号は、送信フレームの
    フレームタイミングとして、受信フレームと送信フレー
    ムを同期させる制御構成にしたことを特徴とする請求項
    11記載の符号分割多重アクセス通信システム。
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