JPH0944886A - 光ピックアップ及び再生装置 - Google Patents

光ピックアップ及び再生装置

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JPH0944886A
JPH0944886A JP7189302A JP18930295A JPH0944886A JP H0944886 A JPH0944886 A JP H0944886A JP 7189302 A JP7189302 A JP 7189302A JP 18930295 A JP18930295 A JP 18930295A JP H0944886 A JPH0944886 A JP H0944886A
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JP
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light
optical
polarization component
reading light
reading
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JP7189302A
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Toru Nagara
徹 長良
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の光学系を用いて厚さの異なる複数の光
ディスクの再生が可能な光ピックアップ、再生装置を提
供する。 【解決手段】 レーザダイオード11aからの読み取り
光は、1/2波長板11cによりP偏光成分とS偏光成
分に変換され、ビームスプリッタ12を透過して収差補
正板15に照射される。読み取り光のP偏光成分は収差
補正板15をそのまま透過して対物レンズ13により第
1の光ディスクの記録面上に集光され、S偏光成分は収
差補正板15によって補正が施されて第2の光ディスク
の記録面上に集光される。光ディスクの反射面で反射さ
れた読み取り光のP偏光成分、S偏光成分は、ビームス
プリッタ14aで分離されて、それぞれ受光素子14
b、14cで受光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ディスク等の
光学記録媒体に記録された情報を再生する再生装置等に
設けて好適な、厚さの異なる光学記録媒体からの再生を
容易に行うことができる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクに記録された情報を再
生する光ディスク再生装置が知られている。このような
光ディスク再生装置は、例えば図7に示すように、光デ
ィスク99に記録された情報を再生する光ピックアップ
100と、光ディスク99の記録面に形成された記録ト
ラックに追従して、該光ピックアップ100を移動させ
るトラッキング制御部117と、光ピックアップ100
からの読み取り光が光ディスク99の記録面に集光され
るように光ピックアップ100のフォーカスを調整する
フォーカス調整部118と、上記光ピックアップ100
からの再生出力から光ディスク99に記録されている情
報を再生する情報再生系110等を備えている。
【0003】上記ピックアップ100は、読み取り光を
発生する光源101と、該光源101からの読み取り光
を透過させると共に、光ディスク99の記録面で反射さ
れた読み取り光を反射させるビームスプリッタ102
と、読み取り光を光ディスク99の記録面上に集光させ
る対物レンズ103と、光ディスク99の記録面で反射
された読み取り光を受光してピックアップ信号を出力す
る受光素子104とを備えている。
【0004】そして、光ディスク99の再生を行う際に
は、上記トラッキング制御部117が、読み取り光が光
ディスク99の記録トラックに追従するように光ピック
アップ100の位置等を制御してトラッキングの制御を
行うと共に、上記フォーカス調整部118が、読み取り
光が光ディスク99の記録面上に集光されるように光ピ
ックアップ100の対物レンズ103を上下に移動させ
てフォーカスを調整する。そして、このようにトラッキ
ング及びフォーカスが調整された状態で、光ピックアッ
プ100からの読み取り光が記録トラックに照射される
と、記録トラックの記録内容に応じた強度で読み取り光
が反射される。光ピックアップ100は、この反射光を
受光して反射光の強度に応じた再生出力を情報再生系1
10に供給する。情報再生系110は、このような状態
で、光ピックアップ100から供給される再生出力から
音声、映像、ファイル等の情報を再生し、外部機器等に
供給するようになっている。
【0005】ところで、近年、フォーマットの異なる種
々の光ディスクが提案されているが、これらの光ディス
ク毎に再生装置を用意すると、大きな設置スペースを必
要とすると共に、消費電力が増加する。また、各々の光
ディスクに対応した再生装置の購入費用等の面からも、
複数のフォーマットの光ディスクの再生を行うことがで
きる再生装置が望まれているが、これらの光ディスク
は、フォーマットが異なるのみなならず、光ディスクの
厚さ等の物理的なサイズが異なるため、同一の再生装置
で再生することが困難である。
【0006】これらの光ディスクは、図8(A)及び同
図(B)に断面を示すように、記録面99aを保護する
ために、その表面にポリカーボネイド等の透明な樹脂か
らなる保護層99bを有している。これらの保護層99
bは、周囲の空間と屈折率が異なるため、光ピックアッ
プ100の対物レンズ103により集光された読み取り
光は、保護層99bに入射する際に屈折して集光する。
従って、保護層99b中に入射した読み取り光は、空気
中で集光されるときの焦点位置には集光されずに、保護
層99bに対する入射角に応じて各々異なる位置に集光
し、いわゆる球面収差を生じる。
【0007】このため、一般には、保護層99b内での
集光状態を考慮して、対物レンズ103の形状を補正し
ておき、各々の入射角で入射した読み取り光が記録面9
9a上に集光されるようにしている。これにより、読み
取り光を効率よく記録面上に集光させることができるよ
うになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護層
内での集光状態は、保護層の厚さに応じて変化するた
め、異なる厚さの保護層に対して同一の光学系を用いる
ことはできない。すなわち、上述のように厚さの異なる
光ディスクを再生する場合では、一方の光ディスクの保
護層の厚さに最適化した光学系を用いた場合に、他方の
光ディスクの再生する際に、対物レンズの補正に際して
考慮した保護層の厚さと実際の保護層の厚さが異なるた
めに、上述の球面収差により読み取り光が広がってしま
い、記録面上に読み取り光を集光させることができな
い。
【0009】このため、上記対物レンズ103を複数の
光ディスクの平均的な保護層99bの厚さに対して補正
しておくことが考えられるが、この場合には、各々の光
ディスクに対する波面収差を完全に無くすことができな
いために、記録面の読み取り出力の劣化が不可避であ
る。
【0010】したがって、従来は、同一の光学系を用い
て保護層の厚さが異なる光ディスクの再生を行うことが
できなかった。
【0011】また、個々の光ディスクに対応して最適化
した複数のピックアップを設け、各々のピックアップに
より各々のディスクの再生を行うことにより、再生出力
の劣化なく、複数のディスクの再生を行うことができ
る。しかしながら、この場合では、複数のピックアップ
を設ける必要があるために、再生装置を小型化すること
が困難となり、また、部品点数が増えるために再生装置
のコストが増加する問題がある。
【0012】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、複数の光ディスクを再生出力の劣化
なく再生できる光ピックアップを提供することを目的と
する。
【0013】また、本発明は、複数の光ディスクを再生
出力の劣化なく再生できる再生装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ピックア
ップは、厚さの異なる少なくとも2種類の第1及び第2
の光学記録媒体の記録面に読み取り光を照射して、記録
面で反射された読み取り光を受光してピックアップ信号
を出力する光ピックアップであって、第1又は第2の偏
光成分を有する読み取り光を発生する光源部と、該光源
部からの照射光を第1の光学記録媒体の記録面上に集光
する光学系と、光源部と光学記録媒体の間に挿入され、
第1の偏光成分の読み取り光に対しては光学系に補正を
施さず、第2の偏光成分の読み取り光に対しては、該第
2の偏光成分の読み取り光が第2の光学記録媒体の記録
面上に集光されるように光学系に補正を施す光学系補正
手段とを備える。
【0015】また、本発明に係る光ピックアップは、光
学記録媒体の記録面で反射された読み取り光の第1の偏
光成分と第2の偏光成分に分離する偏光成分分離手段
と、該偏光成分分離手段により分離された読み取り光の
第1の偏光成分を受光して受光出力を出力する第1の受
光手段と、上記偏光成分分離手段により分離された読み
取り光の第2の偏光成分を受光して受光出力を出力する
第2の受光手段とを備えることを特徴とする。
【0016】本発明に係る再生装置は、厚さの異なる少
なくとも2種類の第1及び第2の光学記録媒体に記録さ
れた情報を再生する再生装置であって、第1又は第2の
偏光成分を有する読み取り光を発生する光源部と、該光
源部からの照射光を第1の光学記録媒体の記録面上に集
光する光学系と、光源部と光学記録媒体の間に挿入さ
れ、第1の偏光成分の読み取り光に対しては光学系に補
正を施さず、第2の偏光成分の読み取り光に対しては、
該第2の偏光成分の読み取り光が第2の光学記録媒体の
記録面上に集光されるように光学系に補正を施す光学系
補正手段とを備える光ピックアップと、該ピックアップ
からのピックアップ信号から情報を再生する情報再生手
段とを有する。
【0017】また、本発明に係る再生装置は、光ピック
アップが、光学記録媒体の記録面で反射された読み取り
光の第1の偏光成分と第2の偏光成分に分離する偏光成
分分離手段と、該偏光成分分離手段により分離された読
み取り光の第1の偏光成分を受光して受光出力を出力す
る第1の受光手段と、偏光成分分離手段により分離され
た読み取り光の第2の偏光成分を受光して受光出力を出
力する第2の受光手段とを有する。また、この再生装置
は、情報再生手段が、再生する光学記録媒体の種類に応
じて第1の受光手段又は第2の受光手段の受光出力をピ
ックアップ信号として出力する出力選択手段を有するこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ピックアッ
プ及び再生装置を光ディスクの再生を行う光ディスク再
生装置に適用した場合について説明する。この光ディス
ク再生装置の光ピックアップには、本発明の光ピックア
ップが用いられている。
【0019】この光ディスク再生装置は、図1に示すよ
うに、光ディスク1に記録された情報を再生する光ピッ
クアップ10と、トラッキングの制御を行うトラッキン
グ制御系20と、フォーカスの調整を行うフォーカス調
整系30と、上記光ピックアップ10の再生出力からデ
ータを再生するデータ再生系40と、装置全体の制御を
行うシステムコントローラ50と、上記光ディスク1の
回転を制御する回転制御系を備えている。
【0020】上記データ再生系40は、上記光ピックア
ップ10からのピックアップ信号を増幅するアンプ41
と、該アンプ41から供給されるピックアップ信号から
トラッキングエラー信号(TE)、フォーカスエラー信
号(FE)、データ再生信号(RF)を求めるマトリッ
クス回路42と、該マトリックス回路42からのデータ
再生信号からデータを再生するデータ再生部43と、該
データ再生部43により再生されたデータの出力を制御
する出力制御部44とを備えている。
【0021】また、上記光ピックアップ10は、読み取
り光を発生する光源部11と、該光源部11からの読み
取り光を透過させると共に、上記光ディスク1の記録面
1aで反射された読み取り光を反射させて進行方向を変
えるビームスプリッタ12と、該ビームスプリッタ12
を介して入射する読み取り光を光ディスク1の記録面に
集光する対物レンズ13と、光ディスク1の記録面1a
で反射し、ビームスプリッタ12を介して入射する読み
取り光を受光する受光部14と、当該光ピックアップ1
0の光学系の補正を行う収差補正板15とを備えてい
る。
【0022】上記光源部11は、図2に示すように、読
み取り光を発生するレーザダイオード11aと、該レー
ザダイオード11aからの読み取り光を回折させる回折
格子11bと、該回折格子を介して照射される読み取り
光のP偏光成分とS偏光成分の比を1対1とする1/2
波長板11cとを備えている。
【0023】また、上記受光部14は、上記図2に示す
ように、上記ビームスプリッタ12を介して入射する光
ディスクの記録面で反射された読み取り光を各偏光成分
に分解する偏光ビームスプリッタ14aと、偏光ビーム
スプリッタ14aによって分解された各偏光成分を受光
する受光素子14b、14cとを備えている。
【0024】上述のような構成の光ディスク再生装置で
は、光ディスクの再生を開始すると、上記回転制御系
は、システムコントローラ50等からの制御に応じて光
ディスク1を回転駆動する。
【0025】光源部11は、読み取り光を発生してビー
ムスプリッタ12に照射する。この読み取り光は、ビー
ムスプリッタ12、収差補正板15を介して対物レンズ
13に照射され、対物レンズ13によって光ディスク1
の記録面に集光される。そして、記録面で反射された反
射光は、集光時と逆の経路をたどってビームププリッタ
12に入射する。ビームスプリッタ12は、入射した反
射光を反射させて進行方向を変えて、受光部14に入射
させる。
【0026】受光部14は、入射した反射光の強度に応
じたピックアップ信号をアンプ41を介してマトリック
ス回路42に供給する。マトリックス回路42は、ピッ
クアップ信号からトラッキングエラー信号、フォーカス
エラー信号、データ再生信号を求め、トラッキングエラ
ー信号、フォーカスエラー信号、データ再生信号を、そ
れぞれ、トラッキング制御部20、フォーカス制御部3
0、データ再生部43に供給する。
【0027】具体的には、上述のような回折格子11b
を通過した読み取り光は、上記光ディスク1の半径方向
すなわち記録面上の記録トラックの幅方向に0次光、プ
ラス1次光、マイナス1次光等に回折されて、各々上記
対物レンズ13によって光ディスク1の記録面に集光さ
れる。すなわち、プラス1次光、マイナス1次光は、0
次光に対して記録トラックの幅方向に対して所定長離れ
た位置に集光される。
【0028】0次光が記録トラック上を正確に走査して
いるときは、プラス1次光、マイナス1次光は、記録ト
ラックに対して対称的に照射され、強度が一致する。こ
れに対し、0次光が記録トラック上から離れた位置を走
査しているときは、記録トラックからの距離に応じてプ
ラス1次光、マイナス1次光の強度に差が生じる。
【0029】このため、この光ピックアップ10では、
プラス1次光、マイナス1次光の強度を求めるために、
上記各受光素子14b、14cの受光面を、0次光、プ
ラス1次光、マイナス1次光に対応させて分割してい
る。そして、上記マトリックス回路42は、各受光面か
らのピックアップ信号のレベルを検出し、プラス1次
光、マイナス1次光のピックアップ信号の差からトラッ
キングエラーを検出するようになっている。
【0030】そして、トラッキング制御部20は、マト
リックス回路42から供給されたトラッキングエラー信
号に基づいて上記光ピックアップ10を駆動し、トラッ
キングの制御を行う。これにより、上記光源部11〜受
光素子14が各々の相対的な位置関係を保ったまま、一
体的に移動される。これにより、対物レンズ13により
集光された読み取り光が光ディスク1の記録面に形成さ
れた記録トラック上を走査する。
【0031】一方、フォーカス制御部30は、マトリッ
クス回路42から供給されたフォーカスエラー信号に基
づいて上記光ピックアップ10の対物レンズ13を光デ
ィスク1に対して上下に駆動し、フォーカスの調整を行
う。これにより、光ディスクの傾き等によって光ディス
ク1の記録面の高さが変動しても、読み取り光が記録面
上に集光された状態を保持することができる。
【0032】また、データ再生部43は、マトリックス
回路42からのデータ再生信号に復調、エラー訂正等の
処理を施してデータを再生し、再生したデータを出力制
御部44を介して出力する。これにより、この光ディス
ク再生装置は、光ディスク1の記録面上に形成された記
録トラックからデータを再生する。
【0033】ところで、この光ディスク再生装置は、図
3(A)及び同図(B)に示すように、2種類の厚さの
光ディスクを再生することができるようになっている。
第1の光ディスクは、上記図3(A)に示すように、厚
さd1が1.2mm程度で、データが記録される記録面
1aの表面に、ポリカーボネイド等の透明な樹脂からな
る厚さt1の保護層1bが形成されている。また、第2
の光ディスクは、上記図3(B)に示すように、厚さd
2が0.6mm程度で、データが記録される記録面1d
の表面に、ポリカーボネイド等の樹脂からなる厚さt1
の保護層1eが形成されている。また、上記2種類の光
ディスクの記録面1a、1dの裏面には、それぞれ保護
層1c、1cが形成されている。
【0034】上記第1の光ディスクに、対物レンズ13
により集光された読み取り光が入射すると、光ディスク
1外の空間と保護層1bの屈折率が異なるために、上記
図3(A)に示すように、入射した読み取り光が保護層
1bの境界で屈折して集光される。従って、周囲の空間
中での集光とは異なる球面収差等の収差が発生し、集光
されるピームスポット径が大きくなってしまう。
【0035】このため、この光ピックアップ10では、
保護層1bの厚さを考慮して球面収差等の収差が小さく
なるように対物レンズ13の形状を最適化して、球面収
差によるピームスポット径の増大を防止している。
【0036】このように上記第1の光ディスク用に最適
化した対物レンズ13を用いて上記第2の光ディスクに
読み取り光を照射すると、上述の第1の光ディスクと同
様に、入射した読み取り光が保護層1eの境界で屈折し
て集光される。
【0037】しかしながら、第2の光ディスクの保護層
1eの厚さが、第1の光ディスクの保護層1bの厚さと
異なるために、集光される読み取り光が保護層内を伝搬
される距離が長くなって、保護層1b内での集光時とは
異なる収差が発生し、ビームスポット径が増加する。
【0038】このため、この光ピックアップ10では、
読み取り光をP偏光成分とS偏光成分とに変換し、P偏
光成分に対しては光学系に補正を施さず、S偏光成分に
対しては、該S偏光成分の読み取り光が第2の光ディス
クの記録面上に集光されるように補正を施すようになっ
ている。
【0039】すなわち、レーザダイオード11aからの
読み取り光は、上記1/2波長板11cによってP偏光
成分とS偏光成分に変換され、上記ビームスプリッタを
透過して収差補正板15に照射される。この収差補正板
15は、偏光ホログラムあるいは復屈折結晶等からな
り、読み取り光のP偏光成分をそのまま透過させ、読み
取り光のS偏光成分を第2の光ディスクの記録面に集光
させるように補正を施す。従って、読み取り光のP偏光
成分は、上記図3(A)に示すように、対物レンズ13
によって第1の光ディスクの記録面に相当する位置に集
光され、読み取り光のS偏光成分は、収差補正板15に
よって補正が施されているために、上記図3(B)に示
すように、対物レンズ13によって第2の光ディスクの
記録面に相当する位置に集光される。
【0040】ここで、第1の光ディスクの再生を行うと
きは、読み取り光のP偏光成分が第1の光ディスクの記
録面上に集光され、記録面で反射された読み取り光のP
偏光成分は、対物レンズ13、補正板15を介してビー
ムスプリッタ12に照射されて、上記偏光ビームスプリ
ッタ14aに照射される。この偏光ビームスプリッタ1
4aは、P偏光成分を透過させて、S偏光成分を反射さ
せる。これにより、上記光ディスクの記録面で反射され
た読み取り光のP偏光成分は、偏光ビームスプリッタ1
4aを透過して受光素子14bに入射する。一方、読み
取り光のS偏光成分は、P偏光成分と同様に記録面で反
射されて受光素子14cに入射するが、この読み取り光
のS偏光成分は、第2の光ディスクに相当する位置に集
光されているために、第1の光ディスクの記録面で反射
されると、発散されて強度が低下する。
【0041】また、第2の光ディスクの再生を行うとき
は、読み取り光のS偏光成分が第2の光ディスクの記録
面上に集光され、記録面で反射された読み取り光のS偏
光成分は、対物レンズ13、補正板15を介してビーム
スプリッタ12に照射され、上記偏光ビームスプリッタ
14aで反射して受光素子14cに入射する。一方、読
み取り光のP偏光成分は、S偏光成分と同様に記録面で
反射されて受光素子14bに入射するが、この読み取り
光のP偏光成分は、第1の光ディスクに相当する位置に
集光されているために、第2の光ディスクの記録面で反
射されると、発散されて強度が低下する。
【0042】そして、上記システムコントローラ50
は、第1の光ディスクを再生するときは、受光素子14
bのピックアップ信号が上記ヘッドアンプ41を介して
マトリックス回路42に供給されるように制御を行い、
第2の光ディスクを再生するときは、受光素子14cの
ピックアップ信号が上記ヘッドアンプ41を介してマト
リックス回路42に供給されるように制御を行う。
【0043】これにより、第1の光ディスクを再生する
際には、第1の光ディスクの記録面に集光された読み取
り光のP偏光成分の反射光を受光する受光素子11bの
出力をピックアップ信号とし、第2の光ディスクを再生
する際には、第2の光ディスクの記録面に集光された読
み取り光のS偏光成分の反射光を受光する受光素子11
cの出力をピックアップ信号とすることができる。
【0044】これにより、この光ピックアップ10で
は、再生する光ディスクに応じて同一の対物レンズ13
に補正を施して、読み取り光を複数の光ディスクの記録
面記録面に良好に集光することができる。従って、この
光ディスク再生装置では、信頼性を低下させることな
く、1系統の光学系によって保護層の厚さの異なる複数
の光ディスクを再生することができる。
【0045】このため、各光ディスク毎に最適化した複
数の光学系を設ける場合に比して、部品点数を削減する
ことができるため、装置の小型化、軽量化を容易にする
ことができる。また、部品点数の削減により装置のコス
トを削減することができる。
【0046】また、上述の説明では、1/2波長板11
cによって読み取り光をP偏光成分とS偏光成分に変換
していたが、収差補正板15及び偏光ビームスプリッタ
14aの偏光軸をレーザダイオード11aの偏光軸に対
して45゜傾けておくことにより1/2波長板11cを
不要とすることができる。
【0047】この場合、図4に示すように、上述の図2
中の収差補正板15、偏光ビームスプリッタ14aの代
わりに、偏光軸をレーザダイオード11aの偏光軸に対
して45゜傾けて配置した収差補正板15a、偏光ビー
ムスプリッタ14dを設ける。
【0048】レーザダイオード11aからの光は、回折
格子11b、ビームスプリッタ12を介して収差補正板
15aに照射される。この収差補正板15aは、上述の
ように偏光軸がレーザダイオード11aの偏光軸に対し
て45゜傾けられて配置されているために、読み取り光
のP偏光成分の50%とS偏光成分の50%(以下、第
1の偏光成分という。)をそのまま透過させると共に、
残りのP偏光成分の50%とS偏光成分の50%(以
下、第2の偏光成分という。)を第2の光ディスクの記
録面に集光させるように補正を施す。
【0049】従って、第1の偏光成分が第1の光ディス
クの記録面に相当する位置に集光されると共に、第2の
偏光成分が第2の光ディスクの記録面に相当する位置に
集光される。
【0050】光ディスクの反射面で反射された読み取り
光の第1及び第2の偏光成分は、対物レンズ13、収差
補正板15a、ビームスプリッタ12を介して偏光ビー
ムスプリッタ14dに照射される。この偏光ビームスプ
リッタ14dは、上述したように偏光軸がレーザダイオ
ード11aの偏光軸に対して45゜傾けられて配置され
ているために、第1の偏光成分を透過させると共に、第
2の偏光成分を反射させる。
【0051】そして、第1の光ディスクの記録面に相当
する位置に集光された第1の偏光成分は、受光素子14
bに入射し、第2の光ディスクの記録面に相当する位置
に集光された第2の偏光成分は、受光素子14cに入射
する。そして、上記システムコントローラ50は、再生
する光ディスクの種類に応じて、第1の光ディスクを再
生する際には受光素子14bの出力がマトリックス回路
42に供給され、第2の光ディスクを再生する際には受
光素子14cの出力がマトリックス回路42に供給され
るように制御を行う。
【0052】これにより、この光ピックアップ10で
は、再生する光ディスクに応じて同一の対物レンズ13
に補正を施して、読み取り光を複数の光ディスクの記録
面記録面に良好に集光することができる。従って、この
光ディスク再生装置では、信頼性を低下させることな
く、1系統の光学系によって保護層の厚さの異なる複数
の光ディスクを再生することができる。
【0053】また、上述の説明では、受光部14に2つ
の受光素子14b、14cを設けた構成について説明し
たが、複数の受光部を有する受光素子により構成するこ
ともできる。
【0054】この場合は、図5に示すように、受光部1
4に、上記ビームスプリッタ12からの読み取り光を上
記第1及び第2の偏光成分に分解する光学ブロック16
と、それぞれ第1及び第2の偏光成分を受光する2つの
受光面17a、17bを有する受光素子17とを備える
構成とする。
【0055】上記光学ブロック16は、ビームスプリッ
タ12からの読み取り光の第1の偏光成分を透過させて
受光面17aに導くと共に、第2の偏光成分を反射させ
る第1の反射面16aと、該第1の反射面16aで反射
された第2の偏光成分を反射させて受光面17bに導く
第2の反射面16bとを備えている。また、上記第1の
反射面16aは、上述の偏光ビームスプリッタ11dと
同様に、偏光軸がレーザダイオード11aの偏光軸に対
して45゜傾けて配置されている。
【0056】このような光ピックアップ10では、上述
の図4に示す光ピックアップ10と同様に、第1の偏光
成分が第1の光ディスクの記録面上に良好に集光される
と共に、収差補正板15aによって補正が施された第2
の偏光成分が第2の光ディスクの記録面上に良好に集光
される。そして、これらの読み取り光の第1及び第2の
偏光成分は、それぞれ、受光面17a、17bで受光さ
れる。
【0057】これにより、この光ピックアップ10で
は、再生する光ディスクに応じて同一の対物レンズ13
に補正を施して、読み取り光を複数の光ディスクの記録
面記録面に良好に集光することができる。従って、この
光ディスク再生装置では、信頼性を低下させることな
く、1系統の光学系によって保護層の厚さの異なる複数
の光ディスクを再生することができる。
【0058】また、この光ピックアップ10では、上述
のように、読み取り光の第1及び第2の偏光成分を分離
する光学ブロック16と、複数の受光面を備える受光素
子17とを備える構成としたため、レーザダイオード1
1a、回折格子11b、ビームスプリッタ12、光学ブ
ロック16、受光素子17等を1つのパッケージとして
構成することができる。これらの構成要素を1つのパッ
ケージとして構成することにより、装置の組み立て、光
軸の調整等を簡略化することができる。
【0059】このような複数の受光面を有する受光素子
17は、上述の図2に示すように、1/2偏光板11c
を使用して読み取り光をP偏光成分とS偏光成分に変換
する構成にも用いることができる。
【0060】この場合は、図6に示すように、光源部1
1に、レーザダイオード11aからの読み取り光をP偏
光成分とS偏光成分に変換する上述の1/2偏光板11
cを設け、収差補正板15の偏光軸をレーザダイオード
11aの光軸に一致させる。そして、上述の図5に示す
構成と同様に、受光部14に、読み取り光のP偏光成分
とS偏光成分を分離する光学ブロック16と、複数の受
光面17a、17bを有する受光素子17とを設ける。
【0061】ここで、この光学ブロック16は、上述の
第1の反射面16aの代わりに、読み取り光のP偏光成
分を透過させると共に、S偏光成分を反射させる第1の
反射面16cを備えている。
【0062】読み取り光のP偏光成分は、収差補正板1
5をそのまま透過して対物レンズ13により第1の光デ
ィスクの記録面上に集光される。また、読み取り光のS
偏光成分は、収差補正板15によって補正が施され、対
物レンズに13によって第2の光ディスクの記録面に集
光される。
【0063】そして、記録面で反射された読み取り光の
P偏光成分及びS偏光成分は、対物レンズ13、収差補
正板15、ビームスプリッタ12を介して光学ブロック
16に入射してP偏光成分とS偏光成分に分離される。
すなわち、P偏光成分は、第1の反射面11cを透過し
て受光面17aに入射し、S偏光成分は、第1の反射面
17cで反射された後、第2の反射面17bで反射され
て受光面17bに入射する。
【0064】これにより、この光ピックアップ10で
は、再生する光ディスクに応じて同一の対物レンズ13
に補正を施して、読み取り光を複数の光ディスクの記録
面記録面に良好に集光することができる。従って、この
光ディスク再生装置では、信頼性を低下させることな
く、1系統の光学系によって保護層の厚さの異なる複数
の光ディスクを再生することができる。
【0065】なお、上述の説明では、各々厚さが0.6
mm、1.2mmの2種類の光ディスクを再生する構成
について説明したが、再生する光ディスクの種類は、こ
の2種類に限定されるものではなく、再生する光ディス
クに対応させて、上記対物レンズ13、収差補正板11
cの形状を適宜変更することができる。
【0066】また、例えば上記図2に示す光源部11の
レーザダイオード11a、11bとして、各々上記図4
あるいは図6に示す1パッケージ化した光源部を用い、
上記システムコントローラ50が、再生する光ディスク
に応じて4つのレーザ発振部の内の1つを駆動すること
により、4種類の光ディスクの再生を行うことができ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明では、第1の偏光成分の読み取り
光に対しては光学系に補正を施さず、第2の偏光成分の
読み取り光に対しては、光学系補正手段により光学系に
補正を施すことにより、第1の偏光成分の読み取り光を
第1の光学記録媒体の記録面上に集光させると共に、第
2の偏光成分の読み取り光を第2の光学記録媒体の記録
面上に集光させることができる。これにより、同一の光
学系に補正を施して複数の厚さの異なる光学記録媒体の
記録面に読み取り光を集光させることができる。このた
め、データの再生の信頼性を低下させずに、複数の厚さ
の異なる光学記録媒体の再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ピックアップ及び再生装置を適
用した光ディスク再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記光ディスク再生装置を構成する光ピックア
ップの構成を示す概念図である。
【図3】上記光ピックアップによる読み取り光の集光を
示す断面図である。
【図4】上記光ディスク再生装置を構成する光ピックア
ップの他の構成を示す概念図である。
【図5】上記光ディスク再生装置を構成する光ピックア
ップの他の構成を示す概念図である。
【図6】上記光ディスク再生装置を構成する光ピックア
ップの他の構成を示す概念図である。
【図7】従来の光ディスク再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】上記従来の光ディスク再生装置を構成する光ピ
ックアップによる読み取り光の集光を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 光ディスク 1a、1d 記録面 1b、1c、1e 保護層 10 光ピックアップ 11 光源部 11a、11b レーザダイオード 11c 収差補正板 11d ビームスプリッタ 11e 回折格子 11f 1/2波長板 11g 開口板 11h 補正板駆動部 16 光学ブロック 17a、17b 受光面 12 ビームスプリッタ 13 対物レンズ 14、17 受光素子 20 トラッキング制御系 30 フォーカス調整系 40 データ再生系 50 システムコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さの異なる少なくとも2種類の第1及
    び第2の光学記録媒体の記録面に読み取り光を照射し
    て、記録面で反射された読み取り光を受光してピックア
    ップ信号を出力する光ピックアップであって、 第1又は第2の偏光成分を有する読み取り光を発生する
    光源部と、 該光源部からの照射光を上記第1の光学記録媒体の記録
    面上に集光する光学系と、 上記光源部と上記光学記録媒体の間に挿入され、上記第
    1の偏光成分の読み取り光に対しては上記光学系に補正
    を施さず、上記第2の偏光成分の読み取り光に対して
    は、該第2の偏光成分の読み取り光が上記第2の光学記
    録媒体の記録面上に集光されるように光学系に補正を施
    す光学系補正手段とを備えることを特徴とする光ピック
    アップ。
  2. 【請求項2】 前記光学記録媒体の記録面で反射された
    読み取り光の第1の偏光成分と第2の偏光成分に分離す
    る偏光成分分離手段と、該偏光成分分離手段により分離
    された読み取り光の第1の偏光成分を受光して受光出力
    を出力する第1の受光手段と、上記偏光成分分離手段に
    より分離された読み取り光の第2の偏光成分を受光して
    受光出力を出力する第2の受光手段とを備えることを特
    徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 厚さの異なる少なくとも2種類の第1及
    び第2の光学記録媒体に記録された情報を再生する再生
    装置であって、 第1又は第2の偏光成分を有する読み取り光を発生する
    光源部と、該光源部からの照射光を上記第1の光学記録
    媒体の記録面上に集光する光学系と、上記光源部と上記
    光学記録媒体の間に挿入され、上記第1の偏光成分の読
    み取り光に対しては上記光学系に補正を施さず、上記第
    2の偏光成分の読み取り光に対しては、該第2の偏光成
    分の読み取り光が上記第2の光学記録媒体の記録面上に
    集光されるように光学系に補正を施す光学系補正手段と
    を備える光ピックアップと、 該ピックアップからのピックアップ信号から情報を再生
    する情報再生手段とを有することを特徴とする再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光ピックアップは、前記光学記録媒
    体の記録面で反射された読み取り光の第1の偏光成分と
    第2の偏光成分に分離する偏光成分分離手段と、該偏光
    成分分離手段により分離された読み取り光の第1の偏光
    成分を受光して受光出力を出力する第1の受光手段と、
    上記偏光成分分離手段により分離された読み取り光の第
    2の偏光成分を受光して受光出力を出力する第2の受光
    手段とを有し、 前記情報再生手段は、再生する光学記録媒体の種類に応
    じて第1の受光手段又は第2の受光手段の受光出力をピ
    ックアップ信号として出力する出力選択手段とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
JP7189302A 1995-07-25 1995-07-25 光ピックアップ及び再生装置 Withdrawn JPH0944886A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201780B1 (en) 1997-05-29 2001-03-13 Nec Corporation Optical head with a phase plate for different types of disks

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6201780B1 (en) 1997-05-29 2001-03-13 Nec Corporation Optical head with a phase plate for different types of disks

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