JPH0944533A - 回路図編集方法 - Google Patents

回路図編集方法

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JPH0944533A
JPH0944533A JP7193574A JP19357495A JPH0944533A JP H0944533 A JPH0944533 A JP H0944533A JP 7193574 A JP7193574 A JP 7193574A JP 19357495 A JP19357495 A JP 19357495A JP H0944533 A JPH0944533 A JP H0944533A
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JP7193574A
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Atsushi Endo
篤史 遠藤
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路図のマクロ化、シンボル作成、階層展開お
よび階層構造の組替え等容易且つ正確に行うことのでき
る回路図編集方法を提供する。 【構成】まず回路図上の座標値を指定して任意のデータ
(または領域)を選択し(ステップ11)、選択された
データ(または領域)はマクロとして切出され、ネット
の端点に端子が配置されてマクロが作成される(ステッ
プ12)。次いで、マクロよりシンボルを作成するか否
かがチェックされ(ステップ13)、シンボルを作成し
ない場合には編集処理を終了とし、シンボルを作成する
場合には、マクロの端子情報を元にしてシンボルが自動
作成される(ステップ14)。元データをシンボルに置
換するか否かがチェックされて(ステップ15)、置換
する場合には元データをシンボルに置換し(ステップ1
6)、ルーティング処理が行われて(ステップ17)、
回路図編集処理は終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路図編集方法に関
し、特に論理回路等を含む一般の電子回路を情報処理シ
ステムを用いて編集する回路図編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の回路図編集方法として
は、既存の回路図データを他の回路図に複製する機能、
回路図上の任意のデータを削除する機能、回路図上に任
意に端子を配置する機能、および外部のツールにより作
成された端子情報ファイルを読込みシンボルを作成する
機能等を有しており、図10に示されるように、表示部
101、演算処理部102、入力部103、記憶部10
4およびマウス105等を含む処理システムにより回路
図編集が行われている。
【0003】上記の従来の回路図編集方法においては、
既存の回路図より任意のデータまたは領域を切出す機能
が具備されていないために、例えば既存の回路図から任
意のデータを切り出してマクロを作成する場合には、図
8(a)に示されるように、まず切出す領域を含む回路
図を複写して(ステップ81)、複写された回路図のデ
ータから不要な部分を削除し(ステップ82)、更に、
各ネットの端点に対応する端子を配置してマクロを作成
する(ステップ83)という方法が用いられている。ま
た、上記のステップ83において作成されたマクロに対
応するシンボルを作成する場合には、図8(b)に示さ
れるように、作成されたマクロの回路図データを元にし
て、外部プログラムにより当該マクロの端子情報を作成
して読込み(ステップ84)、演算処理部103により
シンボルが自動作成されている(ステップ85)。ま
た、回路図上において指定された任意のマクロ化された
あ回路データを、上記のステップ85において作成され
たシンボルに置換する場合には、図8(c)に示される
ように、回路図上のマクロ化された任意の領域のデータ
を削除し(ステップ86)、新たに作成されたシンボル
を削除された領域に配置して(ステップ87)、配線処
理を行っている(ステップ88)。また逆に、回路図上
に配置されているシンボルを階層展開してマクロに置換
える場合には、図8(d)に示されるように、当該シン
ボルを入力部103またはマウス105により削除コマ
ンド等を使用して削除し(ステップ89)、削除された
シンボルに相当するマクロと同等の回路を、入力部10
3またはマウス105により、配線コマンド、素子配置
コマンド、移動コマンドおよび複写コマンド等を用いて
手作業で入力している(ステップ90)。更に、上記の
編集方法において、即座に既存回路図の階層構造を組替
えることができない場合には、図9に示されるように、
各階層の複数の回路図にわたり、それぞれ移動元データ
の組替え部分のデータを削除して(ステップ91)、そ
れぞれに対応する配線処理を行い(ステップ92)、そ
の後に、入力部103またはマウス105により、配線
コマンド、移動コマンドおよび複写コマンド等を用い
て、手作業によりそれぞれの移動先データの領域に組替
え部分のデータを入力する(ステップ93)という方法
が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回路図
編集方法においては、既存の回路図より任意のデータま
たは領域を切出す機能が具備されていないために、既存
の回路上の1部分をマクロ化することが困難であり、ま
た作成されたマクロからシンボルを生成する際には、外
部のツールを介して生成することが必要となり、従来の
回路図編集方法のみでは編集に多大の時間を要し、回路
図編集処理を効率的、且つ正確に行うことができないと
いう欠点がある。
【0005】また、切出された任意の領域またはデータ
と作成されたシンボルを置換する機能、および回路図上
に残されたデータと置換されたシンボルとをルーティン
グする機能が具備されていないために、これらの作業は
全て手作業に依存せざるを得ず、しかも、回路図上に階
層展開する機能が具備されていないために、回路の階層
構造を変更する際には、当該回路図の書換えが必要にな
り、編集作業工数が増大するという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の回路図編集
方法は、編集対象の回路図に対応して、当該回路図上の
任意の部分回路図データを選択し、当該選択された部分
回路図データに対応するマクロを作成する第1のステッ
プと、前記第1のステップにおいて作成されたマクロに
対応するシンボルを作成する第2のステップと、前記第
1のステップにおいて選択された回路図データを前記シ
ンボルにより置換して、当該シンボルを前記編集対象の
回路図に組入れて編集を終了する第3のステップと、を
少なくともマクロ/シンボルを作成し、作成されたマク
ロをシンボルにより置換する編集処理手順として有する
とともに、編集対象の回路図上のシンボルを、当該シン
ボルに対応するマクロにより置換して、前記編集対象の
回路図上に階層展開する第4のステップとを併せ有する
ことを特徴としている。
【0007】なお前記第1の発明において、前記第1の
ステップが、編集対象の回路図上の任意の部分回路図デ
ータを、所定の入力手段による回路図上の座標指定によ
り選択する第5のステップと、前記第5のステップにお
いて選択された部分回路図データを切出して、当該ネッ
トの始終点に所定の端子を配置してマクロを作成する第
6のステップとを有し、前記第2のステップが、前記第
6のステップにおいて作成されたマクロを元にしてシン
ボルを作成するか否かの判定を行い、シンボルを作成し
ない場合には編集処理を終了とする第7のステップと、
前記第7のステップにおいてシンボルを作成する場合
に、作成されたマクロの端子情報を元に当該シンボルを
自動作成する第8のステップとを有し、前記第3のステ
ップが、前記編集対象の回路図上の任意の部分回路図デ
ータを、前記第8のステップにおいて作成されたシンボ
ルにより置換するか否かの判定を行い、置換を行わない
場合には編集処理を終了とする第9のステップと、前記
第9のステップにおいて置換を行う場合に、前記編集対
象の回路図上の任意の部分回路図データを除く他の回路
図データと、置換されたシンボルのピンとをルーティン
グして、編集を終了する第10のステップとを有し、前
記第4のステップが、編集対象の回路図上の任意のシン
ボルを、所定の入力手段による回路図上の座標指定によ
り選択する第11のステップと、前記第11のステップ
において選択されたシンボルを、当該シンボルに対応す
るマクロにより置換して、当該回路図上に階層展開する
第12のステップと、前記第12のステップにおいて階
層展開されたマクロ回路と、対応する回路図との間のル
ーティングを行う第13のステップと、を有するように
してもよい。
【0008】また第2の発明の回路図編集方法は、編集
対象の回路図に対応して、当該回路図上の任意の部分領
域を選択し、当該選択された部分領域に対応するマクロ
を作成する第1のステップと、前記第1のステップにお
いて作成されたマクロに対応するシンボルを作成する第
2のステップと、前記第1のステップにおいて選択され
た回路図データを前記シンボルにより置換して、当該シ
ンボルを前記編集対象の回路図に組入れて回路図編集を
終了する第3のステップと、を少なくともマクロ/シン
ボルを作成し、作成されたマクロをシンボルにより置換
する編集処理手順として有するとともに、編集対象の回
路図上のシンボルを、当該シンボルに対応するマクロに
より置換して、前記編集対象の回路図上に階層展開する
第4のステップとを併せ有することを特徴としている。
【0009】なお、前記第2の発明において、前記第1
のステップが、編集対象の回路図上の任意の部分領域
を、所定の入力手段による回路図上の座標指定により選
択する第5のステップと、前記第5のステップにおいて
選択された部分領域内の回路図データを切出して、当該
ネットの始終点に所定の端子を配置してマクロを作成す
る第6のステップとを有し、前記第2のステップが、前
記第6のステップにおいて作成されたマクロを元にして
シンボルを作成するか否かの判定を行い、シンボルを作
成しない場合には編集処理を終了とする第7のステップ
と、前記第7のステップにおいてシンボルを作成する場
合に、作成されたマクロの端子情報を元に当該シンボル
を自動作成する第8のステップとを有し、前記第3のス
テップが、前記編集対象の回路図上の任意の部分領域内
の回路図データを、前記第8のステップにおいて作成さ
れたシンボルにより置換するか否かの判定を行い、置換
を行わない場合には編集処理を終了とする第9のステッ
プと、前記第9のステップにおいて置換を行う場合に、
前記編集対象の回路図上の任意の部分領域を除く他の領
域内の回路図データと、置換されたシンボルのピンとを
ルーティングして、編集を終了する第10のステップと
を有し、前記第4のステップが、編集対象の回路図上の
任意のシンボルを、所定の入力手段による回路図上の座
標指定により選択する第11のステップと、前記第11
のステップにおいて選択されたシンボルを、当該シンボ
ルに対応するマクロにより置換して、当該回路図上に階
層展開する第12のステップと、前記第12のステップ
において階層展開されたマクロ回路と、対応する回路図
との間のルーティングを行う第13のステップと、を有
するようにしてもよい。
【0010】また、第3の発明の回路図編集方法は、前
記第1の発明の回路図編集方法により、作成されたマク
ロを対応するシンボルに置換する第1の編集処理手順
と、回路図上のシンボルを対応するマクロに置換して展
開する第2の編集処理手順とを併用することにより、編
集対象の回路図上において、階層構造の組替えを行うこ
とを特徴としている。
【0011】更に、第4の発明の回路図編集方法は、前
記第2の発明の回路図編集方法により、作成されたマク
ロを対応するシンボルに置換する第1の編集処理手順
と、回路図上のシンボルを対応するマクロに置換して展
開する第2の編集処理手順とを併用することにより、編
集対象の回路図上において、階層構造の組替えを行うこ
とを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0013】図1は、本発明の1実施形態における回路
図編集手順のフローチャートを示す図であり、従来例の
場合と同様に、図10に示されるように、表示部101
と、演算処理部102と、入力部103と、記憶部10
4と、マウス105とを含む処理システムにより回路図
編集が行われる。入力部103からは、マクロ化、シン
ボル作成、置換およびルーティング等の命令が入力さ
れ、入力部103またはマウス105からは、対象デー
タの座標軸が入力され選択される。そして、演算処理部
102によるマクロ化演算処理機能を介して、選択され
たデータから、対象とする回路のマクロが作成されて記
憶部104に格納される。回路図編集中の回路図データ
は表示部101に画面表示されており、編集操作は、当
該表示部101の表示画面の回路図データを参照して行
われる。また、シンボルの作成およびデータの置換等に
際しては、表示部101の表示画面に促進メッセージが
表示され、実行、非実行の選択を容易に行うとができ
る。
【0014】図2(a)、(b)および(c)は、任意
の回路図データを選択して、マクロの作成およびシンボ
ルの作成を行う場合における、本実施形態の第1の編集
適用例を示す回路図であり、当該回路図は、回路図編集
処理の過程においては、常に表示部101の画面上に表
示されており、編集処理作業は、当該画面表示を用いて
行われる。以下、図1と、図2(a)、(b)および
(c)と、図10とを参照して、任意の回路図データを
選択して、マクロの作成ならびにシンボルの作成を行う
場合の第1の編集適用例について、その回路図編集方法
を説明する。
【0015】本実施形態による回路図編集方法において
は、まず、入力部103よりマクロ作成ならびにシンボ
ル作成を行うための命令を入力した後に、入力部103
またはマウス105より回路図上の座標値を指定するこ
とにより、任意のデータを選択する(ステップ11)。
図2(a)に示される適用回路図の場合においては、回
路要素21、22、23、24および25を含む回路図
データが、上記ステップ11において選択されるデータ
である。次いで、ステップ11において選択されたデー
タは、演算処理部102によりマクロとして切出され、
ネットの端点には端子が配置されて、図2(b)に示さ
れるようなマクロが作成される。作成されたマクロは、
演算処理部102を介して記憶部104に格納される
(ステップ12)。この場合、表示部101には、図2
(b)に示されるマクロが画面表示される。
【0016】そして次のステップとして、当該マクロよ
りシンボルを作成するか否かがチェックされて、シンボ
ルを作成しない場合には編集処理を終了とし、またシン
ボルを作成する場合には次のステップ14に移行する
(ステップ13)。ステップ13においてシンボルを作
成する場合には、更に作成されたマクロの端子情報を元
にして、図2(c)に示されるように、演算処理部10
2によりシンボル26が自動作成され、記憶部104に
格納される(ステップ14)。そして表示部101に
は、図2(c)に示されるシンボル26が画面表示され
る。次いで、元データをシンボルに置換するか否かがチ
ェックされて、置換しない場合には編集処理を終了と
し、置換する場合にはステップ16に移行する(ステッ
プ15)。但し、図2(a)、(b)および(c)に示
される第1の適用例においては、ステップ15の判断処
理において置換処理は選択されず、編集処理としてはス
テップ14のシンボル作成の編集処理までで終了する。
【0017】次に、図3(a)、(b)および(c)
は、任意の回路図の任意の領域を選択してマクロ化し、
シンボルを作成する場合における、本実施形態の第2の
適用例の編集過程を示す回路図である。以下において
は、図1と、図3(a)、(b)および(c)と、図1
0とを参照して、任意の領域を選択して、マクロの作成
ならびにシンボルの作成を行う場合の第2の適用例につ
いて、その回路図編集方法を説明する。
【0018】本実施形態による回路図編集方法において
は、まず、入力部103よりマクロ作成ならびにシンボ
ル作成を行うための命令を入力した後に、入力部103
またはマウス105より回路図上の領域を指定すること
により、任意のデータを選択する(ステップ11)。図
3(a)に示される適用回路の場合においては、点線に
て囲まれている領域31に含まれる回路図データが、上
記ステップ11において選択されるデータである。次い
で、ステップ11において選択されたデータは、演算処
理部102によりマクロとして切出され、ネットの端点
には端子が配置されて、図3(b)に示されるようなマ
クロが作成される。作成されたマクロは、演算処理部1
02を介して記憶部104に格納される(ステップ1
2)。この場合、表示部101には、図2(b)に示さ
れるマクロが画面表示される。
【0019】そして次のステップとして、当該マクロよ
りシンボルを作成するか否かがチェックされて、シンボ
ルを作成しない場合には編集処理を終了とし、またシン
ボルを作成する場合には次のステップ14に移行する
(ステップ13)。ステップ13においてシンボルを作
成する場合には、更に作成されたマクロの端子情報を元
にして、図3(c)に示されるように、演算処理部10
2によりシンボル32が自動作成され、記憶部104に
格納される(ステップ14)。そして表示部101に
は、図3(c)に示されるシンボル32が画面表示され
る。次いで、元データをシンボルに置換するか否かがチ
ェックされて、置換しない場合には編集処理を終了と
し、置換する場合にはステップ16に移行する(ステッ
プ15)。但し、図3(a)、(b)および(c)に示
される第2の適用例においては、ステップ15の判断処
理において置換処理は選択されず、編集処理としてはス
テップ14のシンボル作成の編集処理までで終了する。
【0020】次に、図4(a)および(b)は、前述の
図3(a)に示される第2の編集適用例において選択さ
れた回路図上の任意の領域31のデータを、当該第2の
編集適用例において作成されたシンボル32に置換する
場合の編集過程を示す回路図である。以下においては、
図1と、図4(a)および(b)と、図10とを参照し
て、第2の編集適用例において、任意の領域31のデー
タをシンボルに置換する回路図編集方法について説明す
る。
【0021】この場合には、前述のステップ14におい
てシンボル32が作成された後に、元データをシンボル
に置換するか否かをチェックするステップ15において
置換処理が選択され、演算処理部102により、図4
(a)に示される選択された領域31の回路図データに
対して、ステップ14において作成されたシンボル32
が置換される(ステップ16)。そして、更に選択され
た領域31の領域外において切断されているネットの端
点と、置換されたシンボル32の相対応するピンとがル
ーティングされて(ステップ17)回路図編集処理は終
了する。編集終了後における回路図の模様は図4(b)
に示されるとうりであり、表示部101に画面表示され
る。この場合においては、編集中の回路図データは、記
憶部104に格納されずに編集状態が後続して実行され
る。
【0022】次に、図5(a)および(b)は、編集中
の回路図データに対して既に置換され配置されているシ
ンボルを階層展開する場合の第3の編集適用例の編集過
程を示す回路図である。以下においては、図5(a)お
よび(b)と図10とを参照して、当該第3の編集適用
例において、シンボルを階層展開する回路図編集方法に
ついて説明する。
【0023】本編集適用例においては、図1に示される
編集処理手順により、既にシンボルが置換されて配置さ
れている状態より編集が開始される。まず、入力部10
3より演算処理部102に対して、回路図上のシンボル
を階層展開する命令を入力した後に、当該入力部103
またはマウス105より回路図上の座標値を指定するこ
とにより、図5(a)に示されるように、階層展開の対
象とする任意のシンボル51を選択する。これにより、
図5(b)に示されるように、選択されたシンボル51
は、対応する点線にて囲まれたマクロの回路図52に置
換されて、編集中の回路図上に展開される。その際に、
展開されるマクロ回路のスケールの大きさによっては、
編集中の回路図データの配置の変更を伴なう場合もあ
る。
【0024】次に、図6(a)および(b)は、それぞ
れシートA、B、CおよびDと、シートA、B’、C’
およびDを含む回路図の階層構造を示す概念図であり、
図6(a)に示される回路の階層構造を、図6(b)に
示される回路の階層構造に組替えて変更する場合には、
前述の図3(a)、(b)および(c)と、図4(a)
および(b)に示される第2の編集適用例におけるステ
ップ11〜ステップ17の編集処理手順と、図5(a)
および(b)に示される第3の編集適用例とを組合わせ
て編集処理することにより実現される。
【0025】図7(a)および(b)は、上記の図6
(a)に示される回路の階層構造を、図6(b)に示さ
れる回路の階層構造に組替える場合の編集適用例であ
り、図7(a)に示される図6(a)の階層構造を持つ
回路のシートB内の任意の領域71を、マウス105に
より選択して、図3および図4に示される前述の編集適
用例によりシンボル72を作成する。図7(a)のシー
トBにおいて選択された領域71は、シートBからその
まま削除されて、図7(b)のシートB’に示される回
路図が作成される。作成されたシンボル72は、図7
(a)のシートCに配置され、更に図5の編集適用例に
より階層展開されて、図7(b)に示される図6(b)
の階層構造を持つ回路が作成される。
【0026】即ち、本発明においては、手作業による編
集処理操作を排除して、回路図編集機能に関連する回路
図のマクロ化および階層化を1命令により自動的に行う
ことにより、回路図編集処理の所要工数の削減を図るこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回路図
上の任意のデータまたは領域のマクロ化、ならびにマク
ロよりシンボルの作成を含む自動作成機能、選択された
任意のデータまたは領域を自動作成されたシンボルに置
換してルーティングする機能、および配置されているシ
ンボルを階層展開してルーティングする機能を有するこ
とにより、人手に依存して行われていた回路図のマクロ
化ならびに階層化が1命令により自動的に行うことが可
能となり、更には、階層構造の組替え作業を容易且つ正
確に行うことができるために、本発明の適用により、回
路図編集に要する設計期間を著しく短縮することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態において、任意のデータま
たは領域を選択してマクロ化し、シンボル作成して置換
する場合の編集処理手順のフローチャートを示す図であ
る。
【図2】前記1実施形態において、任意のデータを選択
してマクロ化し、対応するシンボルを作成する第1の編
集適用例における編集処理経過を示す回路図である。
【図3】前記1実施形態において、任意の領域を選択し
てマクロ化し、対応するシンボルを作成する第2の編集
適用例における編集処理経過を示す回路図である。
【図4】前記第2の編集適用例において、選択された任
意の領域をシンボルに置換してルーティングする編集処
理経過を示す回路図である。
【図5】前記1実施形態において、回路図上に配置され
ているシンボルを選択して展開する編集処理経過を示す
回路図である。
【図6】構想構造の組替え内容を示す図である。
【図7】前記1実施形態において、階層構造の組替えを
行う際の編集処理経過を示す回路図である。
【図8】従来例において、マクロおよびシンボルの作
成、シンボルの置換および階層展開を行う場合の編集処
理手順のフローチャートを示す図である。
【図9】従来例において、階層構造組替えを行う場合の
編集処理手順のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
11 データ・領域選択 12 マクロ作成処理 13 シンボル作成 14 シンボル作成処理 15 元データと交換 16 置換処理 17 ルーティング処理 21〜25 回路要素 26、32、51、72 シンボル 31、52、71 領域 81 回路図複製 82 不要部分削除 83 端子の配置 84 端子情報作成 85 シンボル作成 86 マクロ化した領域の削除 87 シンボルの配置 88、92 配線処理 89 シンボル削除 90 データの入力 91 移動元データの組替え部分の削除 93 移動先データに組替え部分を手作業で入力 101 表示部 102 演算処理部 103 入力部 104 記憶部 105 マウス
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】回路図編集処理システムのブロック図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編集対象の回路図に対応して、当該回路
    図上の任意の部分回路図データを選択し、当該選択され
    た部分回路図データに対応するマクロを作成する第1の
    ステップと、 前記第1のステップにおいて作成されたマクロに対応す
    るシンボルを作成する第2のステップと、 前記第1のステップにおいて選択された回路図データを
    前記シンボルにより置換して、当該シンボルを前記編集
    対象の回路図に組入れて編集を終了する第3のステップ
    と、 を少なくともマクロ/シンボルを作成し、作成されたマ
    クロをシンボルにより置換する編集処理手順として有す
    るとともに、編集対象の回路図上のシンボルを、当該シ
    ンボルに対応するマクロにより置換して、前記編集対象
    の回路図上に階層展開する第4のステップとを併せ有す
    ることを特徴とする回路図編集方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップが、編集対象の回路
    図上の任意の部分回路図データを、所定の入力手段によ
    る回路図上の座標指定により選択する第5のステップ
    と、 前記第5のステップにおいて選択された部分回路図デー
    タを切出して、当該ネットの始終点に所定の端子を配置
    してマクロを作成する第6のステップとを有し、 前記第2のステップが、前記第6のステップにおいて作
    成されたマクロを元にしてシンボルを作成するか否かの
    判定を行い、シンボルを作成しない場合には編集処理を
    終了とする第7のステップと、 前記第7のステップにおいてシンボルを作成する場合
    に、作成されたマクロの端子情報を元に当該シンボルを
    自動作成する第8のステップとを有し、 前記第3のステップが、前記編集対象の回路図上の任意
    の部分回路図データを、前記第8のステップにおいて作
    成されたシンボルにより置換するか否かの判定を行い、
    置換を行わない場合には編集処理を終了とする第9のス
    テップと、 前記第9のステップにおいて置換を行う場合に、前記編
    集対象の回路図上の任意の部分回路図データを除く他の
    回路図データと、置換されたシンボルのピンとをルーテ
    ィングして、編集を終了する第10のステップとを有
    し、 前記第4のステップが、編集対象の回路図上の任意のシ
    ンボルを、所定の入力手段による回路図上の座標指定に
    より選択する第11のステップと、 前記第11のステップにおいて選択されたシンボルを、
    当該シンボルに対応するマクロにより置換して、当該回
    路図上に階層展開する第12のステップと、 前記第12のステップにおいて階層展開されたマクロ回
    路と、対応する回路図との間のルーティングを行う第1
    3のステップと、 を有することを特徴とする請求項1記載の回路図編集方
    法。
  3. 【請求項3】 編集対象の回路図に対応して、当該回路
    図上の任意の部分領域を選択し、当該選択された部分領
    域に対応するマクロを作成する第1のステップと、 前記第1のステップにおいて作成されたマクロに対応す
    るシンボルを作成する第2のステップと、 前記第1のステップにおいて選択された回路図データを
    前記シンボルにより置換して、当該シンボルを前記編集
    対象の回路図に組入れて回路図編集を終了する第3のス
    テップと、 を少なくともマクロ/シンボルを作成し、作成されたマ
    クロをシンボルにより置換する編集処理手順として有す
    るとともに、編集対象の回路図上のシンボルを、当該シ
    ンボルに対応するマクロにより置換して、前記編集対象
    の回路図上に階層展開する第4のステップとを併せ有す
    ることを特徴とする回路図編集方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のステップが、編集対象の回路
    図上の任意の部分領域を、所定の入力手段による回路図
    上の座標指定により選択する第5のステップと、 前記第5のステップにおいて選択された部分領域内の回
    路図データを切出して、当該ネットの始終点に所定の端
    子を配置してマクロを作成する第6のステップとを有
    し、 前記第2のステップが、前記第6のステップにおいて作
    成されたマクロを元にしてシンボルを作成するか否かの
    判定を行い、シンボルを作成しない場合には編集処理を
    終了とする第7のステップと、 前記第7のステップにおいてシンボルを作成する場合
    に、作成されたマクロの端子情報を元に当該シンボルを
    自動作成する第8のステップとを有し、 前記第3のステップが、前記編集対象の回路図上の任意
    の部分領域内の回路図データを、前記第8のステップに
    おいて作成されたシンボルにより置換するか否かの判定
    を行い、置換を行わない場合には編集処理を終了とする
    第9のステップと、 前記第9のステップにおいて置換を行う場合に、前記編
    集対象の回路図上の任意の部分領域を除く他の領域内の
    回路図データと、置換されたシンボルのピンとをルーテ
    ィングして、編集を終了する第10のステップとを有
    し、 前記第4のステップが、編集対象の回路図上の任意のシ
    ンボルを、所定の入力手段による回路図上の座標指定に
    より選択する第11のステップと、 前記第11のステップにおいて選択されたシンボルを、
    当該シンボルに対応するマクロにより置換して、当該回
    路図上に階層展開する第12のステップと、 前記第12のステップにおいて階層展開されたマクロ回
    路と、対応する回路図との間のルーティングを行う第1
    3のステップと、 を有することを特徴とする請求項3記載の回路図編集方
    法。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載の回路図編集方法によ
    り、作成されたマクロを対応するシンボルに置換する第
    1の編集処理手順と、回路図上のシンボルを対応するマ
    クロに置換して展開する第2の編集処理手順とを併用す
    ることにより、編集対象の回路図上において、階層構造
    の組替えを行うことを特徴とする回路図編集方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項3記載の回路図編集方法によ
    り、作成されたマクロを対応するシンボルに置換する第
    1の編集処理手順と、回路図上のシンボルを対応するマ
    クロに置換して展開する第2の編集処理手順とを併用す
    ることにより、編集対象の回路図上において、階層構造
    の組替えを行うことを特徴とする回路図編集方法。
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