JPH0943939A - 帯電装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

帯電装置及びプロセスカートリッジ

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JPH0943939A
JPH0943939A JP19754695A JP19754695A JPH0943939A JP H0943939 A JPH0943939 A JP H0943939A JP 19754695 A JP19754695 A JP 19754695A JP 19754695 A JP19754695 A JP 19754695A JP H0943939 A JPH0943939 A JP H0943939A
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JP
Japan
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elastic member
charging
charging roller
spring
process cartridge
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JP19754695A
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Inventor
Satoshi Kurihara
敏 栗原
Kazumi Sekine
一美 関根
Kazuaki Odakawa
和彬 小田川
Isao Ikemoto
功 池本
Shinichi Sasaki
新一 佐々木
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源から帯電ローラへ至る給電路の導通不良
に起因する帯電不良の発生を防止する。 【解決手段】 帯電ローラ30を押圧する導電性ばね3
6と帯電ローラ30の回転軸31とを電気的に接続する
ために導電性ばね36aの一部と回転軸31の周面とを
接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体や誘電体の
ような被帯電体を帯電する帯電装置及びこの帯電装置を
用いたプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【背景技術】従来、例えば電子写真複写機等の画像形成
装置において、感光体等の被帯電体の表面を帯電するた
めの装置として、コロナ放電器がよく使用されている。
このものは、感光体に対向するワイヤ電極とワイヤ電極
を囲むシールド電極とを備え、これらに適宜な電圧を印
加することにより感光体を帯電する。
【0003】しかしながら、このようなコロナ放電器を
用いた場合、(1)ワイヤ電極に印加する電圧が4kV
〜8kVといった高電圧になる、(2)ワイヤ電極から
シールド電極へほとんどの電流が流れるため帯電効率が
低い、(3)コロナ放電により、オゾンが発生する、
(4)放電ワイヤ電極の汚れにより、放電ムラが発生す
る、といった問題があった。
【0004】このような問題を解決する帯電装置とし
て、帯電部材を被帯電体に直接接触させて被帯電体を帯
電するいわゆる接触帯電装置が知られている。
【0005】図6は、接触帯電装置122を用いた電子
写真装置の概略構成図である。被帯電体としての観光ド
ラム121は、矢印K1方向に回転し、帯電部材として
の帯電ローラ130は、その芯金(軸芯、回転軸)13
1の両端部がそれぞれ軸受135に軸受され、さらにそ
の両軸受135がそれぞればね136によって感光ドラ
ム121方向に付勢されることにより、感光ドラム12
1に加圧接触し、感光ドラム121との間に接触部(ニ
ップ部)nを形成している。電源138より接点13
7、ばね136、軸受135、芯金131を介して帯電
ローラ130にバイアス電圧を印加することにより感光
ドラム121の周囲の帯電が行われ、その帯電面に対す
る露光Lにより静電潜像が形成される。感光ドラム12
1上の静電潜像は現像装置123によりトナー像Taと
して顕像化され、そのトナー像Taが転写手段112に
よりシート材Pに対して像Tbとして転写される。画像
転写を受けたシート材Pは不図示の定着器により加熱さ
れてトナー像が永久定着される。転写後に感光ドラム1
21上に残留するトナーは、クリーニング装置125に
よって清掃除去され、感光ドラム121は繰り返して画
像形成に供される。
【0006】前記帯電ローラ130の芯金131の両端
部をそれぞれ軸受支持する軸受135はプラスチック材
料で形成され、その両端軸受135のうちの、帯電ロー
ラ130に給電する方の軸受135は成型時にプラスチ
ック材料中にカーボンファイバーを分散させることによ
り抵抗値が約103 〜104 Ω・cmになるように導電
性を持たせたものとしている。したがって、電源138
から、それぞれ導電性である、接点137、ばね13
6、上記の軸受135、芯金131を介して帯電ローラ
130にバイアス電圧が印加される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような帯電装置において、前記導電性軸受け135はそ
の成型条件により前記プラスチック材料中のカーボンフ
ァイバーの分散状態がバラツキ、抵抗値が高くなり、絶
縁状体になることがあった。そのため、導通不良により
被帯電体としての感光体を所定の電位に帯電することが
できなくなり、画像不良が起きることがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被帯電体を帯
電する帯電ローラと、この帯電ローラを前記被帯電体に
押圧する弾性部材と、を有し、前記弾性部材を介して前
記帯電ローラに電圧を印加可能である帯電装置におい
て、前記弾性部材と前記帯電ローラの回転軸とを電気的
に接続するために前記弾性部材の一部と前記回転軸の周
面とを接触させることを特徴とする帯電装置を要旨とす
る。
【0009】また本発明は、前記帯電装置を用いたプロ
セスカートリッジを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に従う帯電装置を用
いた画像形成装置の概略構成図である。本例の画像形成
装置はプロセスユニット(プロセスカートリッジ)の着
脱式の電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタ
である。図2はプロセスユニットの拡大横断面図であ
る。
【0011】1はプリンタの下部筺体、2はプリンタの
上部筺体である。上部筺体2はヒンジ支軸3を中心に下
部筺体1に対して実線示の閉じ込んだ状態と、2点鎖線
示の開き起こした状態とに開閉回動自由である。
【0012】4はプロセスユニットであり、本実施例の
ものはドラム型感光体5と帯電装置6と現像器7とクリ
ーニング装置8の4つのプロセス機器を枠体9に組み付
けてプリンタ本体に対して着脱自在のユニットとしてあ
る。プロセスユニット4はプリンタの上部筺体2を下部
筺体1から開き起こしてその内側のユニット装着部10
に挿入して納め、該上部筺体2を下部筺体1に閉じ込む
ことによりプリンタ内部に所定に装着された状態にな
る。
【0013】プロセスユニット4は感光体5と、帯電装
置6及び現像器7及びクリーニング装置8の少なくとも
1つと、を備えていれば良い。
【0014】11はレーザースキャナユニット、12は
シートカセット、13は給紙ローラ、14はレジストロ
ーラ対、15は転写ガイド、16は転写用帯電器、17
は搬送部材、18は定着器である。これ等はプリンタの
下部筺体1側に配設の機器である。11aはレーザー光
反射ミラー、19は排紙ローラ、20は排紙トレイであ
り、これ等はプリンタの上部筺体2側に配設の機器であ
る。
【0015】プリントスタート信号にもとずいて感光体
5が矢示の時計方向に所定の周速度(プロセススピー
ド)をもって回転駆動され、該回転感光体5の周面が該
感光体5に接触していてAC電圧とDC電圧とを重畳み
したバイアス電圧の印加された、帯電装置6の帯電ロー
ラ(帯電部材)30により一様均一に帯電処理される。
【0016】レーザースキャナユニット11からは目的
画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調
されたレーザー光Lが出力され、それがミラー11aに
より反射されてプロセスユニット4の枠体9の露光窓部
9aからユニット4内へ入光して回転感光体5の帯電処
理面に当り、回転感光体5面が該レーザー光Lで走査露
光される。これにより感光体5面には目的画像情報が対
応した静電潜像が形成されていく。その形成潜像は現像
器7の現像スリーブ7a上に現像ブレード7bにより層
厚規制されて塗布されたトナー粉で現像される。
【0017】一方、シートカセット12内から給紙ロー
ラ13により転写材Pが1枚宛繰り出されて、レジスト
ローラ対14によりレーザーの出射するタイミングと合
わせて転写ガイド15を通して感光体5と転写用帯電器
16との間の転写位置へタイミング給送される。これに
より感光体5側の形成トナー粉像が転写材P面に順次に
転写されていく。
【0018】トナー粉像転写を受けた転写材Pは感光体
5面から分離されて搬送部材17で定着器18へ搬送さ
れて定着ローラ18aと加圧ローラ18bのニップ部を
通ることでトナー粉像の定着処理を受け、排紙ローラ1
9により排紙トレイ20へ排出される。転写後の感光体
5はクリーニング装置8のブレード8aにより残留トナ
ーの除去を受けて繰り返して帯電からはじまる作像に供
される。
【0019】図2において、9cはプロセスユニット4
の感光体面露出開口部9bに対する開閉カバーであり、
プロセスユニット4がプリンタから取り出されていると
きや上部筺体2が開かれたときは閉じ位置へ移動して感
光体露出面を隠蔽防護する役目をする。
【0020】帯電部材としての帯電ローラ30の構成の
好ましい例を図3に示した。図3は帯電ローラ30の層
構成模型図である。SUSのような導電性芯金31の上
に導電性の弾性層32があり、その上に高抵抗の弾性層
33、更に表面に保護膜34を有する。導電性弾性層3
2はEPDM中にカーボンを分散したもので構成され、
芯金31に供給されるバイアス電圧を導く作用をなす。
高抵抗の弾性層33はウレンタンゴム等で構成され、微
量の導電性微粉末(例えば、カーボン)を含有するもの
が一例として挙げられ、感光体5のピンホールなど導電
度の高い帯電ローラ30が相対した場合でも、感光体5
へのリーク電流を制限してバイアス電圧の急降下を防ぐ
作用をなす。表面の保護膜34はN−メチルメトキシ化
ナイロンで構成され、導電性弾性層32や、高抵抗弾性
層33の組成物質が、感光体5に触れて感光体1の表面
を変質させることが無いように、保護作用をなす。
【0021】図4は帯電ローラ30に対する給電部の構
成を示している。感光体5は図には省略したがその両端
側をプロセスユニット枠体(9)の側板間に回転自由に
軸受け保持させてある。Gは感光体5の一端側に同心一
体に設けたドラムギアである。該ギアGはプロセスユニ
ット4がプリンタ本体に所定に装着されるとプリンタ本
体側の駆動ギア(不図示)と噛合した状態になり、その
駆動ギアの回転力がギアGを介して感光体5に伝達され
感光体5の回転駆動がなされる。
【0022】帯電部材としての帯電ローラ30は回転軸
である芯金31の両端部を夫々絶縁性の軸受け35に軸
受させ、その両軸受け35を該軸受けと不図示のプロセ
スユニット枠体(9)間に縮設したSUSのような導電
性の弾性部材としてのコイル状のバネ36により感光体
5方向に偏奇させることで、帯電ローラ30を感光体5
に対して所定に加圧接触させてある。帯電ローラ30は
感光体5の回転に従動して回転する。
【0023】帯電ローラ30の軸方向において芯金30
の両端面は、プロセスユニット4の枠体と一体成形され
たスラストストッパ42(片側だけを図示)と当接し、
帯電ローラ30は、軸方向の移動が規制される。スラス
トストッパ42は、プロセスユニット4の枠体とともに
絶縁性樹脂で形成される。
【0024】芯金31の軸周面31bには、ばね36か
ら延び出て来ているばね端面36aが加圧接触してい
る。電極40の基端部は、カートリッジ本体20に熱カ
シメ等により固定支持されてある。プロセスカートリッ
ジ4がプリンタ本体の所定位置に装着されるとプロセス
カートリッジ4側の受電端子41aとプリンタ本体側の
給電端子41bとが接触してプリンタ本体側の電源38
とプロセスカートリッジ4側の電極40とが電気的に連
結される。
【0025】また、図4の給電部の構成において、電極
40の基端部をばね36の上端側へ折り曲げ延長してカ
ートリッジ本体20に加圧固定し、その電極40の折り
曲げ延長部にばね36の上端部を接触させて受け止め
る。なお、ばね36は導電性であり、軸受35は絶縁性
としてあり、これにより、電極40と芯金31とは、ば
ね36を介して、電気的に連結されている。
【0026】このように電源38のバイアス電圧を電極
40と導電性のばね36の一部分を介して、帯電ローラ
ー30の導電性芯金31の軸周面31bより直接給電す
ることにより、電源38から帯電ローラ30へ至る給電
路の導通性が向上して導通不良に起因する感光体5の帯
電処理不良、該帯電処理不良による画像不良の発生が防
止され、低コスト化が達成できる。帯電ローラ30への
給電は芯金31より直接行うため、軸受け35は導電性
を有する必要がない。そのため、軸受け35のプラスチ
ック材料中にカーボンを含有させる必要がないため、軸
受けのコストが安くなるというメリットもある。
【0027】なお、図5は、本発明の帯電装置の端部付
近の主要部の斜視図である。すなわち帯電ローラー30
を感光ドラム5に向けて付勢するばね36から伸び出た
ばね端面36aを帯電ローラー30の芯金31の軸周面
31bに加圧接触させたものである。また、本例では芯
金31、ばね36とも共通の材料としてSUSを用いて
いる。このように同じ材料を接触させるとその接触部で
酸化膜が生じなくなる。
【0028】一方、図10は、上記の方法とは別な方法
でバイアス電圧を印加する方法を示したものである。す
なわち、電源138のバイアス電圧がリン青銅板の電極
140に印加され、該電極140の先端部140aは、
帯電ローラ130のSUSからなる芯金131の端面1
31aに接触しているので、帯電ローラ130に対する
給電が直接できるようにしたものである。なお帯電ロー
ラ130はばね136が軸受135を押圧することによ
って感光体121に押圧される。
【0029】図10の場合には、帯電ローラ130が軸
方向に移動したとき芯金131が先端部140aと接触
不良を起こしたり、芯金131が先端部140aに変形
を与えたりする恐れがある。またリン青銅板の電極14
0とSUSの芯金131との間に絶縁酸化膜が発生し、
導通不良が生じることがある。
【0030】しかしながら、本例のようにばね36の一
部36aから芯金31の周面31bに導通をとるように
すれば芯金31が軸方向に移動したとしても導通不良が
生じにくくなる。また、電極40と芯金31とを同じ材
料としたので両者の間に絶縁酸化膜が生じにくい。
【0031】次に帯電装置の給電方法の第2の実施形態
について図7〜図9を参照して説明する。
【0032】図7は帯電ローラ30に対する給電部の構
成を示している。感光体5は図には省略したがその両端
側をプロセスユニット枠体(9)の側板間に回転自由に
軸受け保持させてある。Gは感光体5の一端側に同心一
体に設けたドラムギアである。該ギアGはプロセスユニ
ット4がプリンタ本体に所定に装着されるとプリンタ本
体側の駆動ギア(不図示)と噛合した状態になり、その
駆動ギアの回転力がギアGを介して感光体5に伝達され
感光体5の回転駆動がなされる。
【0033】帯電部材としての帯電ローラ30は芯金3
1の両端部を夫々絶縁性軸受け35に軸受させ、その両
軸受け35を該軸受けと不図示のプロセスユニット枠体
(9)間に縮設した導電性バネ36により感光体5方向
に偏奇させることで、帯電ローラ30を感光体5に対し
て所定に加圧接触させてある。帯電ローラ30は感光体
5の回転に従動して回転する。ローラ30の軸方向にお
いて芯金30の両端の端面は、プロセスユニット4の枠
体と一体成形された絶縁性樹脂のストッパ42(片側の
み図示)と当接し、ローラ30aの軸方向の移動が規制
される。
【0034】図7に示すように芯金31の軸周面31b
には、ばね36から延び出て来ているばね端面36aが
加圧接触している。電極40の基端部は、カートリッジ
本体20に熱カシメ等により固定支持されてある。プロ
セスカートリッジ4がプリンタ本体の所定位置に装着さ
れるとプロセスカートリッジ4側の受電端子41aとプ
リンタ本体側の給電端子41bとが接触してプリンタ本
体側の電源38とプロセスカートリッジ4側の電極40
とが電気的に連結される。芯金と電極40は、ばね36
(ばね端部36a)を介して電気的に接続されている。
【0035】このように電源38のバイアス電圧を電極
40と導電性のばね36の一部分を介して、帯電ローラ
ー30の芯金31の軸周面31bより直接給電すること
により、電源38から帯電ローラ30へ至る給電路の導
通性が向上して導通不良に起因する感光体5の帯電処理
不良、該帯電処理不良による画像不良の発生が防止され
る。
【0036】図8は、図7の帯電装置の端部付近の斜視
図、図9は絶縁性軸受35に導電性ばね36の位置規制
を兼ねさせた例の詳細図である。すなわち、帯電ローラ
ー30を感光ドラム21方向に付勢するばね36から延
び出たばね端面36aを帯電ローラーの芯金31の軸周
面31bに加圧接触させる際、導電軸受35にある穴3
5bを通って加圧接触していることがわかる。このよう
な構成をとり、ばね端面36aの位置規制を行い、か
つ、帯電ローラー30の芯金31の軸周面31bに直接
給電することにより、電源38から帯電ローラへ至る給
電路の導通性が向上、並びに安定し、導通不良に起因す
る感光体5の帯電処理不良、該帯電処理不良による画像
不良の発生が防止される。
【0037】また、帯電ローラー30への給電はばね3
6を介して、芯金31より直接行うため、軸受け35は
導電性を有する必要がない。そのため、軸受け35のプ
ラスチック材料中にカーボンを含有させる必要がないた
め、軸受けのコストが安くなるというメリットもある。
【0038】次に、帯電装置の第3実施形態を示す。本
実施形態は図4、図5に示す軸受け35を導電性とした
ものである。軸受以外の構成は図4、図5に示す実施形
態と同じであるので説明を省略する。
【0039】軸受35は導電性であるので電極40と芯
金31とはばね36、軸受35を介して電気的に接続さ
れる。
【0040】この構成により電源38から帯電ローラ3
0への給電経路は、順に、電極40の基端部、導電性ば
ね36、導電性軸受35を介する第1の給電経路と、電
極40の基端部、導電性ばね36から延び出て来ている
ばね端面36aから帯電ローラー30の芯金31の軸周
面31bに直接給電する第2の給電経路の2通りとな
る。
【0041】このため、仮に、導電性軸受35の成型条
件により抵抗値が高くなり帯電ローラ30への給電が困
難になっても、上述後者の第2の給電経路により、感光
ドラム21を支障なく帯電することができ、帯電性能・
信頼性がより向上・安定する。
【0042】また、導電性ばね36を伸ばしたばね端面
36aを帯電ローラー30の芯金31の軸周面31bに
直接給電する構成を取ったことにより、従来のリン青銅
板のような電極140の尖端部140aを帯電ローラ1
30のSUSの芯金131の端面131aに接触させる
構成に対して長期保管等による絶縁酸化膜発生に伴う導
通不良の発生、部品組込時の電極変形を防止する事も可
能となった。
【0043】また、本実施形態によれば、上記の従来の
構成に比べて、低コストとなり、帯電ローラの軸方向の
移動もなくすことができた。
【0044】次に帯電装置の第4実施形態を示す。本実
施形態は、図7〜図9に示す軸受35を導電性としたも
のである。軸受以外の構成は図7〜図9に示す実施形態
と同じであるので説明を省略する。
【0045】軸受35は導電性であるので電極40と芯
金31とは、ばね36、軸受35を介して電気的に接続
される。
【0046】したがって、この構成により電源38から
帯電ローラ30への給電経路は、順に、電極40の基端
部、導電性ばね36、導電性軸受35を介する第1の給
電経路と、電極40の基端部、導電性ばね36から延び
出て来ているばね端面36aから帯電ローラー30の芯
金31の軸周面31bに直接給電する第2の給電経路の
2通りとなる。
【0047】このため、仮に、導電性軸受35の成型条
件により抵抗値が高くなり帯電ローラ30への給電が困
難にあっても、上述後者の第2の給電経路により、感光
ドラム21を支障なく帯電することができ、帯電性能・
信頼性がより向上・安定する。
【0048】また、導電性ばね36を伸ばしたばね端面
36aを帯電ローラ30の芯金31の軸周面31bに直
接給電する構成を取ったことにより、従来のような電極
140の先端部140aを帯電ローラ130の芯金13
1の端面131aに接触させる構成に対して長期保管等
による絶縁酸化膜発生に伴う導通不良の発生、部品組込
時の電極変形を防止する事も可能となった。
【0049】また、本実施形態によれば、上記の従来の
構成に比べて低コストとなり、帯電ローラの軸方向の移
動もなくすことができた。
【0050】図9、図10のように、帯電ローラー30
を感光ドラム21方向に付勢するばね36から延び出た
ばね端面36aを帯電ローラの芯金31の軸周面31b
に加圧接触させる際、導電軸受35にある穴35bを通
って加圧接触している。このような構成をとり、ばね端
面36aの位置規制を行う事により、前述の複数給電経
路を持たせることによる帯電性能、信頼性の向上と安定
性の向上を達成できるばかりでなく、他部品組込み時の
電極変形を防止し、帯電ローラの軸方向の移動防止、低
コスト化の達成を図る事が可能となった。
【0051】また、実施形態3、4によれば2通りの給
電経路を設けたことにより、一方の給電経路からの給電
が正常に行われない場合であっても、他方の給電経路か
ら確実に給電が行われ、全体として、帯電部材を好適に
給電し、所定帯電量を確保出来る。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源から
帯電ローラへ至る給電路の導通不良に起因する被帯電体
の帯電処理不良の発生を防止することができる。従って
該帯電装置を用いた画像形成装置にあっては、被帯電体
としての感光体の上記の帯電処理不良による画像不良の
発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置としてのレーザービームプリンタ
の概要を示す縦断面図。
【図2】プロセスカートリッジの拡大縦断面図。
【図3】帯電ローラの縦断面図。
【図4】実施形態1、3の給電部の構成を示す正面図。
【図5】図4の給電部の斜視図。
【図6】従来の画像形成装置を示す縦断面図。
【図7】実施形態2、4の給電部を示す正面図。
【図8】図7の給電部の斜視図。
【図9】図7の給電部の構成を示す詳細図。
【図10】従来の給電部の正面図。
【符号の説明】
4 プロセスカートリッジ 5 被帯電体(感光ドラム) 6 帯電装置 7 現像手段(現像装置) 8 クリーニング手段(クリーニング装置) 30 帯電部材(帯電ローラ) 31 芯金 35 軸受 36 ばね(弾性部材) 38 電源 40 電極
フロントページの続き (72)発明者 池本 功 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 佐々木 新一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体を帯電する帯電ローラと、この
    帯電ローラを前記被帯電体に押圧する弾性部材と、を有
    し、前記弾性部材を介して前記帯電ローラに電圧を印加
    可能である帯電装置において、 前記弾性部材と前記帯電ローラの回転軸とを電気的に接
    続するために前記弾性部材の一部と前記回転軸の周面と
    を接触させることを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記装置は、前記回転軸を受け、前記弾
    性部材によって押圧される絶縁性軸受部材を有すること
    を特徴とする請求項1の帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記装置は、前記回転軸を受け、前記弾
    性部材によって押圧される導電性軸受部材を有し、前記
    軸受部材を介して前記回転軸と前記弾性部材とは電気的
    に接続されることを特徴とする請求項1の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受部材は、前記回転軸の周面と接
    触する前記弾性部材の一部の位置を規制することを特徴
    とする請求項3の帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は、前記弾性部材と前記電圧を
    供給する電源とを電気的に接続する電極部材を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、コイルばね状であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の帯電装置。
  7. 【請求項7】 像担持体と、この像担持体を帯電する帯
    電ローラと、前記帯電ローラを前記像担持体に押圧する
    弾性部材と、を有し、前記弾性部材を介して前記帯電ロ
    ーラに電圧を印加可能であるプロセスカートリッジにお
    いて、 前記弾性部材と前記帯電ローラの回転軸とを電気的に接
    続するために前記弾性部材の一部と前記回転軸の周面と
    を接触させることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジは、前記回転
    軸を受け、前記弾性部材によって押圧される絶縁性軸受
    部材を有することを特徴とする請求項7のプロセスカー
    トリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジは、前記回転
    軸を受け、前記弾性部材によって押圧される導電性軸受
    部材を有し、前記軸受部材を介して前記回転軸と前記弾
    性部材とは電気的に接続されることを特徴とする請求項
    7のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記軸受部材は、前記回転軸の周面と
    接触する前記弾性部材の一部の位置を規制することを特
    徴とする請求項9のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記プロセスカートリッジは、前記弾
    性部材と前記電圧を供給する電源とを電気的に接続する
    電極部材を有することを特徴とする請求項7乃至10の
    プロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記弾性部材は、コイルばね状である
    ことを特徴とする請求項7乃至11のプロセスカートリ
    ッジ。
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