JPH0943010A - センシングシステム - Google Patents

センシングシステム

Info

Publication number
JPH0943010A
JPH0943010A JP7196458A JP19645895A JPH0943010A JP H0943010 A JPH0943010 A JP H0943010A JP 7196458 A JP7196458 A JP 7196458A JP 19645895 A JP19645895 A JP 19645895A JP H0943010 A JPH0943010 A JP H0943010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
slave station
station
base station
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7196458A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Ozaki
武男 尾崎
Seiichi Hayashi
精一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP7196458A priority Critical patent/JPH0943010A/ja
Publication of JPH0943010A publication Critical patent/JPH0943010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライフライン上の具体的な故障位置を短時間
のうちに把握し、そのシステムの復旧時間の短縮を図る
ことを目的とする。また、災害による公衆回線の寸断、
停電等の事態が発生しても、確実なシステム運用ができ
るようなシステムを提案する。 【解決手段】故障等を検出する専用センサをライフライ
ンに沿って数多く取り付け、これらのデータ収集のでき
る子局を増やすことで具体的な故障位置が把握できるよ
うにし、前記故障検出専用の子局、基地局の駆動電源バ
ッテリーまたは2電源として、商用電源の状態にか係ら
ず安定に動作するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は震災等、異常事態
が発生したときでも、一般市民にとって日常生活に欠か
すことの出来ない、水、ガス等いわゆるライフラインの
早期復旧を考慮した監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ライフラインが確立し、安定的な生活が
普通である時代に、震災等でその供給源を含めた設備に
被害が発生したとき、その復旧に要する時間が長引けば
一般市民に対しても甚大な影響と被害が発生することは
言うまでもない。水道、ガス等を供給している配管等の
異常が早く発見できれば復旧も早くなる。
【0003】水道を例にとり、図面に基づき、現状のシ
ステム構成を説明する。
【0004】図6は水道設備と管理システムとの関係を
示す図で、60、61、62はテレメータ装置子局、6
はテレメータ装置親局で、101は水源池、102は浄
水場、105は取水場等である。103は水道管、10
4は水道管103より下流の水道管である。 図7は図
6に対応した水道設備管理テレメータシステムの構成図
を示し、17bはセンサ、18はセンサにより収集され
たデータをA/D変換、及びシリアルコミュニケーショ
ン変換する変換制御機、21はテレメータ装置である。
【0005】水の供給源である水源池101、浄水場1
02等で水管理の必要データ、例えば図7に示すよう
に、水位、水圧、流量等を収集し、管理している。
【0006】ところが、各家庭に供給される水道管10
4が震災事故等で破損し、漏水してもセンサ及びテレメ
ータ等機械的に故障個所を把握する設備の設置がなされ
ていないか、または設置されていても数が非常に少なく
精度の高い故障個所の検出は難しい。
【0007】センサ、テレメータ子局60を多数配置
し、きめ細かいシステムの構築をするには膨大な費用が
かかるため、数を制限せざるを得ない。このため、故障
個所の発見が遅れることで、復旧に時間がかかってい
る。
【0008】また、このような設備はデータを送受する
回線に公衆回線か、または無線回線と公衆回線を併用す
ることが多い。更にセンサからのデータを収集している
端末(以降子局という)を駆動している電源も商用電源
が多く、いずれも阪神大震災(1995年)のようなの
大きな災害ではシステムダウンする可能性が大きかっ
た。
【0009】異常事態が発生しない平常時の広域送水管
理システムは、現在各都道府県の水道局等で採用され監
視システムとして稼働している。このシステムのうち、
各家庭に送水している送液管等(例:水道管)がどこか
で故障(破損)が起きたときは、収集しているデータの
範囲内での分析で、故障箇所の把握をしているが、設置
したセンサ及びテレメータの数に比例した障害箇所の把
握の精度が得られるのは当然である。平常時はそれでも
充分間に合うが、震災等による異常事態が発生し、事故
が多発したときはこの設備の機能は麻痺状態になる可能
性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は先に説明した
ような、水道システムを代表とするライフライン上の具
体的な故障位置を短時間のうちに把握し、そのシステム
の復旧時間の短縮を図ることを目的とする。また、災害
による公衆回線の寸断、停電等の事態が発生しても、確
実なシステム運用ができるようなシステムを提案する。
つまり、故障等を検出するセンサ子局の電源を常に最良
の状態に保つようにし、被災によりシステムの管理セン
ターの機能が停止するような大災害のときでも、センサ
子局の情報収集を可能とする。
【0011】従って、本発明は、言いかえれば、災害か
らライフラインシステムをまもる危機管理システムを提
案するものである。
【0012】更に、本発明は、既に設置済みのシステム
を変更せずに、故障位置を検出するセンサを増設できる
ようにするもので、巨額の設備費を掛けなくとも、安価
にこれらの目的を達成し、災害発生時にとくに有効なシ
ステムを提供するものである。
【0013】故障検出ばかりでなく、各種データ等のア
ナログ量を検出できる従来からのセンサ等もデータ収集
のできる子局とを併合することができるようにするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、故障等を検出するセンサをライフラインに
沿って数多く取り付け、これらのデータ収集のできる子
局を増やすことで具体的な故障位置が把握できるように
したものである。
【0015】すなわち、従来の各種データを収集するセ
ンサに加え、簡易な故障収集センサをライフラインに沿
って数多く設け、これら故障検出専用の簡易センサから
の故障データに基づき、いち早く故障箇所の特定を可能
としたものである。
【0016】必要に応じ、前記故障検出専用の子局の駆
動電源はバッテリーにより供給することにより、商用電
源が停電しても安定に動作するように構成する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は従来の各種データを収集
するセンサに加え、簡易な故障収集センサをライフライ
ンに沿って数多く設け、これら故障検出専用の簡易セン
サからの故障データに基づき、いち早く故障箇所の特定
を可能としたものである。
【0018】前記故障検出専用の子局の駆動電源はバッ
テリーにより供給することにより、商用電源が停電して
も安定に動作するようにする。
【0019】データフォーマットの共通化により、既に
設置済みのシステムにも組み込める。
【0020】水圧データ等アナログ量を検出できるセン
サ等もデータ収集のできる子局をも併合することで故障
検出だけでなく通常の送水管理情報も収集し運用の円滑
化を図る。
【0021】制御及びデータの伝送回線は、子局から基
地局の間は多芯ケーブル回線とし基地局とセンターの間
は無線回線とする。
【0022】基地局は一次電源を商用電源と太陽電池の
2電源とし、バッテリーにチャージしながら使用するフ
ローティング方式を採用し、災害からシステムをまもる
本発明は水道システムに限らず、都市ガスシステム等各
種のライフラインに応用できるが以下に説明する実施例
においては代表例として水道システムについて説明す
る。
【0023】図1から図5は本発明の実施例を説明する
図面で、図1は図6に対応する水道システム全体を示す
構成図である。
【0024】はじめに全体のシステム構成について図
1、図2に基づき簡単に説明する。
【0025】水道管理は貯水池101、浄水場102、
取水場105等にそのシステムを運用していく上で必要
なのテレメータ子局60、61、62、センター6内の
テレメータ親局等が設置され、行われる。このような水
管理に必要なシステムは、どの自治体も導入されてい
る。送水手段は各家庭まで給水するために水道管10
3、104が敷設されている。
【0026】本発明では網の目のように張り巡らされた
水道管104の各所に配置したセンサとテレメータによ
り、どこで水道管の破損等の事故が起こったかを把握す
るものである。このような故障検出センサは、水道管の
所々、例えば給水弁、消火栓等のマンホール単位にを敷
設し、その情報を水道管理センターに送信するように構
成する。
【0027】なお、図1、図2において、3は水圧の有
無等、ON、OFFの2値情報により、水道管の破損等
を検出するセンサを備えた故障検出専用子局、4は故障
検出専用子局用中継局、12は故障検出専用子局3の機
能に加え、水位、水圧、流量等の値を検出するセンサを
備えたデータ・故障検出子局、5−1、5−2〜5−n
はこれら故障検出専用子局3、およびデータ・故障検出
子局12からの情報を収集し、水道管理センターへ無線
電送する基地局、6はテレメータ親局を含む水道管理セ
ンターを示す。その他、図6と同一符号を付したものは
図6と同一物を示す。
【0028】貯水池101、浄水場102、取水場10
5については従来通り、これら各箇所のデータは、テレ
メータ子局60、61、62から水道管理センター6に
送出られる。センター6ではこれらデータを監視し、送
水バルブ(図4の7)の制御等を行う。浄水場104か
ら各家庭の給水するために張り巡らされた水道管104
の各所には故障検出専用子局3を設置する。この故障検
出専用子局3の近くには故障検出局用中継局4を設置す
る。故障検出専用子局3では、ON、OFF情報を得る
簡単な水圧センサにより、水道管104の破損を水圧の
変化により検出し、そのデータを中継局4に無線伝送
し、中継局からは有線により、基地局5−1に伝送さ
れ、更に基地局5−1からは無線伝送により、水道管理
センター6に送られる。この故障検出専用子局3は数多
く配置されているため、このデータを基に水道管104
の破損箇所をいち早く特定することができる。
【0029】基地局5−1にはデータ・故障検出子局1
2を設けている。このデータ・故障検出子局12は故障
検出専用子局3の持つ機能の他、水圧、流量等のデータ
を検出する機能を有する。図1の実施例では一つの基地
局5−1は、故障検出専用子局3が6台、データ・故障
検出子局12が1台で構成されている。
【0030】次に故障検出専用子局3の構成について、
図3を基に説明する。
【0031】水道管104には圧力センサ9が取り付け
られ、このセンサ9は故障検出用に設定した基準値を境
に水圧の上下で電気的なON/OFF情報を出力する機
能がある。水道管104の圧力が規定値以上であればO
FF状態を、また、規定値以下であればON状態を出力
する。圧力センサ9からのON/OFF情報は制御デー
タ変換器10受ける。制御データ変換器10は基地局5
−1(図1、図2参照)からのデータ要求の制御に応じ
て内蔵のマイコン(図示せず)等で要求フォーマットに
データを変換(例えば低周波単一信号等)する。この信
号は無線送受信機11(例えば微弱型無線機等の伝送機
器)で電波に変換され図示しない上部のマンホール近傍
に取り付けられた中継機4無線機で受信され低周波等の
信号に変換されたのち、ケーブルを通して基地局5−1
へ伝送される。基地局5−1では取り込まれたデータは
メモリの所定エリアに格納する。基地局5の詳細につい
ては後述する。
【0032】ここで、水道管104の近傍に取り付けた
無線機11は設置の免許の要らない微弱電波型無線機
(一例として、300MHzまでの周波数帯で、電波強
度、500mW/3m以下)が故障検出子局3を多数設
置する上で有利であるが、無線機11と中継機4との距
離は数m以下と短いので十分伝送が可能である。
【0033】故障検出子局3と中継局4の間を無線回線
にした大きな理由は、異常時に水道管理センター6の情
報収集機能及び基地局5−1、2、nの機能が停止して
も、人が持ち歩けるハンディタイプのデータ送受信機1
3が使用できることを目的としたものである。このハン
ディタイプの送受信機13により、無線送信機11の電
波を受信し、故障箇所を検出できる。
【0034】故障検出専用子局3への供給電源1はバッ
テリーであるため、消費電流を最小に押さえる回路構成
とするのが望ましい。一例として、リチュウム電池等で
動作させ、常に電圧監視する回路を設け、規定の電圧以
下になるとその情報を基地局5−1経由で水道管理セン
ター6に知らせ機能を有する。このとき、規定電圧以下
になるとその情報を知らせる機能のあるデバイスは例え
ば、市販の電圧検出ICを使用する。
【0035】次に、データ・故障検出子局12の構成、
動作について、図4に基づき説明する。
【0036】圧力データセンサ17は次の2種類のセン
サを組み合わせて構成する。
【0037】一つは圧力が掛かっているかいないかを判
断するON/OFF値の情報を取り出せる機能の圧力セ
ンサで、もう一つは圧力が掛かっていれば、その値をア
ナログ量の測定値情報として取り出せる機能をもつ圧力
データセンサである。
【0038】この動作は、圧力データセンサ17の出力
情報をデータ変換器18に取り込む。圧力データセンサ
17からの出力情報の前記アナログ値はデータ変換器1
8のマイコン(図示せず)のA/D入力部(図示せず)
に取り込まれ、基地局5−1からの制御信号でアナログ
データをデジタルに変換し、同じマイコンのSCI(シ
リアルコミュニケーションインターフェース)部(図示
せず)にてシリアル信号に変換され、ドライバー/レシ
ーバ19を経由してケーブルにて基地局5−1に送られ
る。
【0039】次に、基地局5の構成と動作について、図
5を用い説明する。
【0040】同図において、20は中継局4とデータ・
故障検出子局12のデータを順次収集するスキャナで、
複数の子局すなわち、中継局4とデータ・故障検出子局
12のデータをマイクロコンピュータ23、回線制御部
22の制御で順次回線(ここではケーブル)を一時的
(例えば1〜2sec)に接続する。21は子局からの
データをエンコーダで構成したデータ変換部で、SCI
変換部、データ変換部、局番付加照合部より成る。22
は回線制御部、23は全体を制御するマイクロコンピュ
ータ、24はマイクロコンピュータ23を動作させるプ
ログラムを格納したリードオンリーメモリーである。2
5はメモリ、26はシリアルコミュニケーション変換
部、27局番付加照合機、28はモデム、29は無線
機、30は電源装置、31は太陽電池で一次側の供給電
源は商用電源と太陽電池31の2電源を二次電源のバッ
テリー(図示せず)にフローティング状態で動作させ
る。商用電源が異常の時は太陽電池31からフローティ
ング、夜間の商用電源異常時はバッテリーから電源を供
給する。
【0041】次にこの基地局の動作を詳細に説明する。
【0042】基地局5が故障検出子局3、データ・故障
子検出子局12のデータを取り込む周期は、このシステ
ムを統括している水道管理センター6からのデータ収集
と重ならないタイミングにプログラムで設定する。
【0043】例えば、水道管理センター6からは、毎正
時に基地局5に対して無線にてデータ収集を行う。その
他、任意にも収集できるよう、ソフトウエアの組み方で
自由にできる。
【0044】基地局5に送られてきた故障の有無を示す
ON/OFF情報は、スキャナ20を経由してデータ変
換部21に入力する。収集されたデータはデータ変換部
21内のSCI変換部及びデータ変換部、局番付加照合
部により、SCI変換部では中継局4とデータ・故障検
出子局12から送られてきたシリアル信号をマイコンに
よりメモリに取り込める様パラレルに変換し、データ変
換部ではそのパラレルデータを故障検出専用子局3のO
N/OFF信号やデータ・故障検出子局12からのデー
タを一定のフォーマットに変換する。局番付加照合部は
基地局が監理する複数の子局すなわち、複数の中継局4
とデータ・故障検出子局12を識別するために局番を付
加する。
【0045】マイクロコンピュータ23は基地局5の全
体を制御、データ処理する中枢部分でこの機能はROM
24に書き込まれたプログラムで動作する。メモリ25
には複数の子局のデータを決められたフォーマットで各
アドレスに格納する。各子局のデータはこのようにし
て、決められたフォーマットで、基地局メモリ部25の
所定のエリアに、子局の局番、データ値の順に一旦格納
される。この状態は基地局が監理している例えば最大7
局分位の子局に対して同様に行われる。
【0046】SCI変換部26はメモリ25に格納され
ている収集データを再びシリアル信号に変換し、次のモ
デム28に伝送する。一方、局番付加照合部27は水道
管理センター6のテレメータ親局にたいする基地局5−
1〜5−nの局番を設定及び照合する。モデム28は水
道管理センター6のテレメータ親局と基地局5の制御及
びデータの送受信を無線回線でおこなうための変復調を
行う。モデム28により変調されたデータは無線機29
により、水道管理センター6に送出される。
【0047】基地局5がデータ・故障検出子局12のセ
ンサ17のデータを収集するときは、「これからデータ
ー収集を行う」という旨の信号を該当局に対し与える。
この信号に対し該当する子局(判別には局番を用いる)
は、自分の局番とデータを基地局5に対し送る。この繰
り返しを一つの基地局が管轄する全子局に対して行う。
【0048】水道管理センター6では収集したデータを
基にコンピュータ(図示せず)等で即時解析し、事故現
場位置の把握及びデータ値の解析を行うことで水管理を
円滑に行える。センター6の制御装置からは決められた
時間に基地局に対して呼出しを掛け、1基地局毎にデー
タを収集していき、収集したデータを処理装置でリアル
タイムに処理し、表示や警報音等で異常箇所を具体的に
オペレータに伝える。
【0049】ここで、この実施例ではセンター6から基
地局5の間と、故障検出専用子局3と中継局4間でのデ
ータの伝送は無線回線とし、中継局4と基地局5の間
と、データ・故障検出子局12と基地局5との間の接続
はケーブル接続とする。これをケーブルにする理由は、
中継局と基地局の間の距離の問題で、通常は数百メート
ル以上の距離となるため、この間を無線通信で構成する
と法律上の規制を受ける強い電波を使用しなければなら
ないためであり、ケーブルに限定されるものではない。
この間の通信手段として、公衆回線、無線通信、光ケー
ブルのいずれを用いるかはシステムの性格により選択す
る。また、これらを複合した構成にしてもよい。子局と
基地局を結ぶ回線を無線回線で構成した場合には、公衆
回線の切断、ケーブルの切断等の事態が発生しても、よ
り確実なシステム運用ができるようなシステムとなる。
【0050】以上の説明では一例として、図1では、一
つの基地局、基地局5−1に対し、故障検出専用子局3
を6局、データ・故障検出局12を1局接続している。
このような、基地局に対する子局の数は基地局の能力に
より、変更することは可能である。一例として、大都市
の典型的な水道管理システムでは基地局の数を250
局、一つの基地局が管理する故障検出専用子局3を7
局、データ・故障検出子局12を1局(子局の総計20
00局)とするのが実用的である。つまり、基地局のア
ナログ量データを管理するデータ・故障検出子局は高価
なシステムであるため、1基地局当たり、データ・故障
検出子局を1局、簡易システムである故障検出子局をn
(例えば最大8局)とすれば、災害対策にはきめ細か
く、平常時には変化量をバランスよく管理できる。経済
的にも優れた管理システムを構築することができる。
【0051】次に先に触れたハンディ送受信機13につ
いて図8を用いて詳細に説明する。
【0052】水道管理センター6、基地局5等が地震等
の災害時で機能が停止しても故障検出専用の子局3はリ
チュウム電池等で駆動し、データ収集子局4も無線式に
し、リチュウム電池等で駆動することにより、故障検出
センサ(圧力スイッチ)及び圧力値測定センサ(圧力セ
ンサ)のデータを収集することができる。それは、この
情報を収集できるように作成したハンディタイプの送受
信機13を故障検出子局またはデータ収集子局に近づ
け、子局の電波を受信しデータ収集することで行われ
る。具体例を以下に述べる。
【0053】先ず、ハンディタイプの送受信機のセット
アップ(電源ON、子局の局番設定:予め決められた設
置子局に対応する局番の設定をパソコン等aで行う。)
後、キー操作部cの電源ONに相当するSWを押すこと
により、制御部dにて電源ON信号が作られ、無線機f
に送られアンテナgより電波として送出される。(使用
している無線機は免許の要らない微弱タイプであるの
で、アンテナと子局は3m以内の距離まで近づける。) 子局ではハンディタイプのデータ送受信機の電波を受
け、設定してある局番と同一の局番信号であれば、セン
サー(圧力スイッチを含む)及び送信部等スタンバイ時
に供給されていなかった部分(バッテリーの消費を防ぐ
ためスタンバイモードでは受信に必要な部分だけに電源
を供給駆動している。)に電源を供給し、供給し終わる
と、状態(電源が入った状態)を知らせる信号をハンデ
ィタイプの送受信機に対し送出する。ハンディタイプの
送受信機ではその信号を受信し、データ変換部eで表示
信号に変換し、データ表示部hで電源ONランプを点灯
させオペレータに子局の状態を知らせる。次にオペレー
タはハンディタイプの送受信機のキー操作部cの”測
定”キーを押し、子局に対しセンサの状態データをハン
ディタイプの送受信機に対し送るよう指示する。この命
令を受けた子局はセンサの状態(故障検出専用はON/
OFF情報を、データー収集の子局はをセンサのアナロ
グ情報をA/D変換等に信号変換18して無線機を通し
て送出される。このデータはハンディタイプの送受信機
で受信され、必要なデータ変換処理後、I/F部bを経
由してパソコンaに取り込まれ、必要な処理が加えられ
た後、水道管理者により様々に活用される。
【0054】以上の説明では故障検出専用局3について
説明したがデータ・故障検出故障検出子局12について
も、この電源をバッテリーとし、無線機を設ければ実現
できることは言うまでもない。
【0055】このような動作を子局が設置してある箇所
で繰り返すことで状況を把握できる。 ここで、故障検
出専用子局3からの故障検出情報を表す符号を図6、7
に示した従来のシステムに使われている符号構成に合わ
せる(従来設備のテレメータ情報ののアナログ量を表す
複数のビットの内の特定ビットを故障検出ビットとす
る)及び伝送速度等を既に設置済みの設備に合わせるこ
とで、既存のシステムとの融合化を計り、システム化す
ることで、従来システムの大幅な変更をしなくとも、本
発明を実施することができる。
【0056】
【発明の効果】このように、故障検出センサのデータ収
集子局は安価であるため、一つのシステムに数多く配置
することができるため、災害発生時に時には故障箇所を
素早く具体的に把握できる有効なシステムを構築でき
る。つまり、システムの復旧時間の短縮を図ることがで
きる。
【0057】故障検出子局ではハンディタイプ送受信機
で故障有無の検出することができ、震災などの大規模災
害により、センターからのデータ収集ができなくなった
場合でも、故障箇所の特定が可能となり、すぐに対応処
置を執ることが可能となる。ひいては各家庭や事業所は
断水、ガス漏れ等からの被害を少なくすることができ
る。
【0058】本発明では地震等の災害に備え、バッテリ
ーで動作する子局ばかりでなく、基地局も商用電源と太
陽電池2電源とし、バッテリーにチャージしながら使用
するフローティング方式を採用したため、停電等の影響
を受けずにシステムの運用が可能となる。
【0059】更に、本発明は、既に設置済みのシステム
を変更せずに、故障位置を検出するセンサを増設できる
ようにするもので、巨額の設備費が掛けずとも、安価に
システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水道管理システム構成の一例を示す構
成図
【図2】本発明の水道管理システム構成の一例を示すシ
ステム図
【図3】本発明に実施例における故障検出専用子局の構
成ブロック図
【図4】本発明に実施例におけるデータ・故障検出子局
の構成ブロック図
【図5】本発明に実施例における基地局の構成ブロック
【図6】従来の水道管理システム構成の一例を示す構成
【図7】従来の水道管理システム構成の一例を示すシス
テム図
【図8】本発明の実施例におけるハンディタイプ送受信
機のブロック図
【符号の説明】
3 故障検出専用子局、4 中継局、5 基地局、6
水道管理センター、9圧力センサ、12 データ・故障
検出子局、13 ハンディ受信機、17 データ圧力セ
ンサ、101 貯水池、102 浄水場、103 水道
管、104水道管、105 取水場
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08C 17/00 G08C 17/00 Z H01L 31/04 H01L 31/04 Q H04L 12/24 9466−5K H04L 11/08 12/26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムのセンシング対象に沿って、複数
    個配置した故障検出のみを行う故障検出専用子局と、同
    じシステムのセンシング対象に沿って、配置したデータ
    検出と故障検出の少なくとも2つの機能を有する子局
    と、該データ検出と故障検出機能を有する子局と前記故
    障検出専用子局からの検出データを収集する基地局と、
    該基地局のデータに基づきシステム管理を行うセンター
    より成ることを特徴とするセンシングシステム。
  2. 【請求項2】システムのセンシング対象に沿って、複数
    個配置し故障検出した結果を無線伝送する故障検出専用
    子局と、該故障検出専用子局の近傍で故障検出結果を受
    信し基地局へ伝送する中継機と、前記センシング対象の
    故障検出とデータ検出機能を有するデータ・故障検出子
    局と、該データ・故障検出子局と前記故障検出専用子局
    からの検出データを収集する前記基地局と、該基地局の
    データに基づきシステム管理を行うセンターより成るこ
    とを特徴とするセンシングシステム。
  3. 【請求項3】送液管の任意の複数箇所に配置し、規定値
    の圧力の有無を検出する圧力センサと該圧力センサから
    のデータを無線伝送する無線機を有する故障検出専用子
    局と、該故障検出専用子局からのデータを受信し基地局
    に伝送する中継機と、前記送液管の任意の箇所に配置
    し、少なくとも規定値の圧力の有無を検出する圧力セン
    サと該圧力値を検出するセンサとこれら線からのデータ
    を基地局へ伝送するドライバ/レシーバとを有するデー
    タ・故障検出子局と、少なくとも該データ・故障検出子
    局と前記故障検出専用子局からのデータを順次走査し取
    り込むスキャナとデータを信号変換する信号変換器と該
    信号変換器により変換された前記データを無線伝送する
    無線機を有する基地局と、該基地局のデータに基づきシ
    ステム管理を行うセンターより成ることを特徴とするセ
    ンシングシステム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の故障検出専用子局の駆動電
    源はバッテリーにより供給することを特徴するセンシン
    グシステム。
  5. 【請求項5】請求項3記載の基地局の駆動電源は太陽電
    池と商用電源とバッテリーを備えに必要に応じてこれら
    より選択的に供給することを特徴するセンシングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】システムのセンシング対象に沿って、複数
    個配置した故障検出のみを行う故障検出専用子局と、該
    子局の検出データを収集する基地局と、該基地局のデー
    タに基づきシステム管理を行うセンターより成るセンシ
    ングシステムで、前記子局からのデータを受信し、情報
    得ることを特徴とするハンディタイプの送受信機。
  7. 【請求項7】システムのセンシング対象に沿って、デー
    タ検出と機能を有する子局と、該子局検出データを収集
    する基地局と、該基地局のデータに基づきシステム管理
    を行うセンターより成るセンシングシステムで、該子局
    からのデータを受信し、情報得ることを特徴とするハン
    ディタイプの送受信機。
JP7196458A 1995-08-01 1995-08-01 センシングシステム Pending JPH0943010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7196458A JPH0943010A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 センシングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7196458A JPH0943010A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 センシングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0943010A true JPH0943010A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16358149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7196458A Pending JPH0943010A (ja) 1995-08-01 1995-08-01 センシングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0943010A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088856A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 대우정보시스템 주식회사 수(水) 운영 시스템
JP2003016555A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレスセンサシステム
US6912472B2 (en) 2002-11-08 2005-06-28 Enegene Co., Ltd. Method of estimating location of abnormality in fluid feed pipeline network
KR100501025B1 (ko) * 2000-10-13 2005-07-18 주식회사 시온테크닉스 수자원 관리를 위한 중앙 감시 제어시스템
KR100527011B1 (ko) * 2002-06-07 2005-11-09 김범식 수도관로의 누수량 및 누수구간 자동 측정방법
JP2006520167A (ja) * 2003-03-07 2006-08-31 エスビーシー ナレッジ ベンチャーズ リミティド パートナーシップ 超広帯域無線システムおよびpon
KR100675737B1 (ko) * 2005-08-22 2007-01-30 한국지역난방공사 무선통신망을 이용하여 열배관의 누수를 원격으로 감시하는열배관 감시시스템
KR100734585B1 (ko) * 2007-01-12 2007-07-03 주식회사 호범 씨. 티. 에스 마을 상수도 통합관리 시스템
KR100975955B1 (ko) * 2008-02-15 2010-08-13 롯데건설 주식회사 오배수 배관 감시 시스템
JP2021097511A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 Kyb株式会社 状態監視システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100501025B1 (ko) * 2000-10-13 2005-07-18 주식회사 시온테크닉스 수자원 관리를 위한 중앙 감시 제어시스템
KR20020088856A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 대우정보시스템 주식회사 수(水) 운영 시스템
JP2003016555A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレスセンサシステム
JP4665349B2 (ja) * 2001-06-29 2011-04-06 パナソニック電工株式会社 ワイヤレスセンサシステム
KR100527011B1 (ko) * 2002-06-07 2005-11-09 김범식 수도관로의 누수량 및 누수구간 자동 측정방법
US6912472B2 (en) 2002-11-08 2005-06-28 Enegene Co., Ltd. Method of estimating location of abnormality in fluid feed pipeline network
JP2006520167A (ja) * 2003-03-07 2006-08-31 エスビーシー ナレッジ ベンチャーズ リミティド パートナーシップ 超広帯域無線システムおよびpon
US7962042B2 (en) 2003-03-07 2011-06-14 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and system for delivering broadband services over an ultrawide band radio system integrated with a passive optical network
KR100675737B1 (ko) * 2005-08-22 2007-01-30 한국지역난방공사 무선통신망을 이용하여 열배관의 누수를 원격으로 감시하는열배관 감시시스템
KR100734585B1 (ko) * 2007-01-12 2007-07-03 주식회사 호범 씨. 티. 에스 마을 상수도 통합관리 시스템
KR100975955B1 (ko) * 2008-02-15 2010-08-13 롯데건설 주식회사 오배수 배관 감시 시스템
JP2021097511A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 Kyb株式会社 状態監視システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104092750B (zh) 一种防汛雨水情无线监测站及其监测方法
CN101026661A (zh) 一种抽油机远程信息传输与控制装置及控制方法
CN201608740U (zh) 嵌入式消防数据传输装置
JPH0943010A (ja) センシングシステム
CN112443763A (zh) 一种基于物联网平台的管网在线检测***
CN201063808Y (zh) 一种通信基站的电源监控***
US6671636B2 (en) Apparatus, method and article of manufacture for utility monitoring
CN112728423A (zh) 一种远程的供热管道故障监控***
CN103986618A (zh) 采用无线通信对电力传输线路进行监测的***及方法
CN205565875U (zh) 太阳能供电的液位检测装置
CN106371387A (zh) 全自动锅炉远程智能监测与报警提醒***
CN212060928U (zh) 电力告警信息展示***
JPH0870488A (ja) 無線検針システム
CN104267307B (zh) 接地装置及等电位连接故障远程监控***
CN113162043A (zh) 一种配电网智能化供电保障***
JP2001034874A (ja) 災害検知センサ伝送装置
JPH08149582A (ja) 遠方監視制御システム
CN205353664U (zh) 一种净化槽运行状态监控器
JP2005326330A (ja) 送・配水管の自動流量測定装置及び自動流量測定方法
CN209748597U (zh) 电缆监测数据的通信***及监控***
JPH1062207A (ja) データ収集装置
CN220693164U (zh) 新型数据网关
CN215204913U (zh) 一种铁路道口自动信号报警装置
CN217427767U (zh) 一种配网设备智能定位装置
KR20140113761A (ko) 스타 토폴리지를 이용한 지하 시설물 관리 시스템