JPH0942590A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
- Publication number
- JPH0942590A JPH0942590A JP19346695A JP19346695A JPH0942590A JP H0942590 A JPH0942590 A JP H0942590A JP 19346695 A JP19346695 A JP 19346695A JP 19346695 A JP19346695 A JP 19346695A JP H0942590 A JPH0942590 A JP H0942590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil supply
- tank
- waste
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 本発明の給油装置は、給油装置筒１の中
に設けられて給油配管系統側と廃油配管系統側とを容積
可変に仕切るピストン２と、給油装置筒１の給油配管系
統側に設けられて給油の流入を制御する給油タンク側給
油弁４と、給油装置筒１の給油配管系統側に設けられて
給油の流出を制御する軸受側給油弁３と、給油装置筒１
の廃油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する軸
受側廃油弁５と、給油装置筒１の廃油配管系統側に設け
られて給油の流出を制御する廃油タンク側油弁６とを備
えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により給油装置の運転効率を向上させ
ることができる。
に設けられて給油配管系統側と廃油配管系統側とを容積
可変に仕切るピストン２と、給油装置筒１の給油配管系
統側に設けられて給油の流入を制御する給油タンク側給
油弁４と、給油装置筒１の給油配管系統側に設けられて
給油の流出を制御する軸受側給油弁３と、給油装置筒１
の廃油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する軸
受側廃油弁５と、給油装置筒１の廃油配管系統側に設け
られて給油の流出を制御する廃油タンク側油弁６とを備
えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により給油装置の運転効率を向上させ
ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給油装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自冷式すべり軸受けを持つ回転機におい
て、運転中に油を交換しなければならない事態にあると
き、従来は、経験者が給油と廃油を交互に実施しながら
交換していた。
て、運転中に油を交換しなければならない事態にあると
き、従来は、経験者が給油と廃油を交互に実施しながら
交換していた。
【０００３】この方法では、油の交換に時間がかかるの
と、油を抜きすぎた時の危険がつきまとうという問題が
あった。
と、油を抜きすぎた時の危険がつきまとうという問題が
あった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、熟練者の経験に頼り、原始的かつリスクの大きい
油の交換を行っており、熟練者がいない場合は、回転機
を停止しなければならないという問題があった。
では、熟練者の経験に頼り、原始的かつリスクの大きい
油の交換を行っており、熟練者がいない場合は、回転機
を停止しなければならないという問題があった。
【０００５】本来で有れば、強制給油とすべきである
が、設備が複雑かつ高価になる。
が、設備が複雑かつ高価になる。
【０００６】本発明は、上記の点を考慮してなされたも
ので、たいした経験のない人間でも自動的、簡単かつ安
全に油交換が可能な給油装置を提供することを目的とす
る。
ので、たいした経験のない人間でも自動的、簡単かつ安
全に油交換が可能な給油装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の給油装置は、回
転機械の回転軸受け用の潤滑油を貯蔵して補給する給油
タンクと、内部にオイルリングを備えて回転軸に潤滑油
を給油する油槽と、油槽と給油タンクとを接続する給油
配管系統と、油槽から排出された廃油を貯蔵して廃棄す
る廃油タンクと、廃油タンクと油槽とを接続する廃油配
管系統とからなる給油装置において、給油配管系統と廃
油配管系統との間を短絡して設けられた給油装置筒と、
給油装置筒の中に設けられて給油配管系統側と廃油配管
系統側とを容積可変に仕切るピストンと、給油装置筒の
給油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する給油
タンク側給油弁と、給油装置筒の給油配管系統側に設け
られて給油の流出を制御する軸受側給油弁と、給油装置
筒の廃油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する
軸受側廃油弁と、給油装置筒の廃油配管系統側に設けら
れて給油の流出を制御する廃油タンク側廃油弁とを備え
たことを特徴としている。
転機械の回転軸受け用の潤滑油を貯蔵して補給する給油
タンクと、内部にオイルリングを備えて回転軸に潤滑油
を給油する油槽と、油槽と給油タンクとを接続する給油
配管系統と、油槽から排出された廃油を貯蔵して廃棄す
る廃油タンクと、廃油タンクと油槽とを接続する廃油配
管系統とからなる給油装置において、給油配管系統と廃
油配管系統との間を短絡して設けられた給油装置筒と、
給油装置筒の中に設けられて給油配管系統側と廃油配管
系統側とを容積可変に仕切るピストンと、給油装置筒の
給油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する給油
タンク側給油弁と、給油装置筒の給油配管系統側に設け
られて給油の流出を制御する軸受側給油弁と、給油装置
筒の廃油配管系統側に設けられて給油の流入を制御する
軸受側廃油弁と、給油装置筒の廃油配管系統側に設けら
れて給油の流出を制御する廃油タンク側廃油弁とを備え
たことを特徴としている。
【０００８】
【作用】本発明の給油装置においては、回転機械の回転
軸受け用の潤滑油を給油タンクに貯蔵して補給し、油槽
の内部にオイルリングを備えて回転軸に潤滑油を給油
し、油槽と給油タンクとを給油配管系統で接続し、油槽
から排出された廃油を廃油タンクに貯蔵して廃棄し、廃
油タンクと油槽とを廃油配管系統で接続し、給油配管系
統と廃油配管系統との間を給油装置筒で短絡し、給油装
置筒の中にピストンを設けて給油配管系統側と廃油配管
系統側とを容積可変に仕切り、給油装置筒の給油配管系
統側に給油タンク側給油弁を設けて給油の流入を制御
し、給油装置筒の給油配管系統側に軸受側給油弁を設け
て給油の流出を制御し、給油装置筒の廃油配管系統側に
軸受側廃油弁を設けて給油の流入を制御し、給油装置筒
の廃油配管系統側に廃油タンク側廃油弁を設けて給油の
流出を制御することを特徴としている。
軸受け用の潤滑油を給油タンクに貯蔵して補給し、油槽
の内部にオイルリングを備えて回転軸に潤滑油を給油
し、油槽と給油タンクとを給油配管系統で接続し、油槽
から排出された廃油を廃油タンクに貯蔵して廃棄し、廃
油タンクと油槽とを廃油配管系統で接続し、給油配管系
統と廃油配管系統との間を給油装置筒で短絡し、給油装
置筒の中にピストンを設けて給油配管系統側と廃油配管
系統側とを容積可変に仕切り、給油装置筒の給油配管系
統側に給油タンク側給油弁を設けて給油の流入を制御
し、給油装置筒の給油配管系統側に軸受側給油弁を設け
て給油の流出を制御し、給油装置筒の廃油配管系統側に
軸受側廃油弁を設けて給油の流入を制御し、給油装置筒
の廃油配管系統側に廃油タンク側廃油弁を設けて給油の
流出を制御することを特徴としている。
【０００９】
【実施例】次に本発明の給油装置の一実施例を説明す
る。図１において、給油タンク７は回転機械の回転軸受
け用の潤滑油を貯蔵して補給する給油容器である。油槽
１１は内部に油を軸受けにかきあげるオイルリング１３
を備えて回転軸１２に潤滑油を給油する自冷式すべり軸
受け油用の貯油槽である。給油配管系統１４は油槽１１
と給油タンク７とを接続する給油配管であり、９は給油
口で自冷式すべり軸受けの油槽１１の上部に位置し、１
０は廃油口で自冷式すべり軸受けの油槽１１の下部に位
置する。廃油タンク８は油槽１１から排出された廃油を
貯蔵して廃棄する廃油容器である。廃油配管系統１５は
廃油タンク８と油槽１１とを接続する廃油配管である。
給油装置筒１は給油配管系統１４と廃油配管系統１５と
の間を短絡して設けられたバイパス筒である。ピストン
２は給油装置筒１の中に設けられて給油配管系統１４の
側と廃油配管系統１５の側と仕切り、移動によって両側
の容積を調整する仕切り板である。給油タンク側給油弁
４は給油装置筒１の給油配管系統１４の側に設けられて
給油の流入を制御する給油弁である。軸受側給油弁３は
給油タンク側給油弁４に対向して給油装置筒１の給油配
管系統１４の側に設けられて給油の流出を制御する給油
弁である。軸受側廃油弁５は給油装置筒１の廃油配管系
統１５の側に設けられて給油の流入を制御する廃油弁で
ある。廃油タンク側廃油弁６は給油装置筒１の廃油配管
系統１５の側に設けられて給油の流出を制御する廃油弁
である。
る。図１において、給油タンク７は回転機械の回転軸受
け用の潤滑油を貯蔵して補給する給油容器である。油槽
１１は内部に油を軸受けにかきあげるオイルリング１３
を備えて回転軸１２に潤滑油を給油する自冷式すべり軸
受け油用の貯油槽である。給油配管系統１４は油槽１１
と給油タンク７とを接続する給油配管であり、９は給油
口で自冷式すべり軸受けの油槽１１の上部に位置し、１
０は廃油口で自冷式すべり軸受けの油槽１１の下部に位
置する。廃油タンク８は油槽１１から排出された廃油を
貯蔵して廃棄する廃油容器である。廃油配管系統１５は
廃油タンク８と油槽１１とを接続する廃油配管である。
給油装置筒１は給油配管系統１４と廃油配管系統１５と
の間を短絡して設けられたバイパス筒である。ピストン
２は給油装置筒１の中に設けられて給油配管系統１４の
側と廃油配管系統１５の側と仕切り、移動によって両側
の容積を調整する仕切り板である。給油タンク側給油弁
４は給油装置筒１の給油配管系統１４の側に設けられて
給油の流入を制御する給油弁である。軸受側給油弁３は
給油タンク側給油弁４に対向して給油装置筒１の給油配
管系統１４の側に設けられて給油の流出を制御する給油
弁である。軸受側廃油弁５は給油装置筒１の廃油配管系
統１５の側に設けられて給油の流入を制御する廃油弁で
ある。廃油タンク側廃油弁６は給油装置筒１の廃油配管
系統１５の側に設けられて給油の流出を制御する廃油弁
である。
【００１０】図２はピストン２が給油装置筒１の最下位
まで押し下げられた状態を示し、軸受側給油弁３および
給油タンク側給油弁４は開けられており、給油タンク７
からの給油は給油装置筒１を充満している。
まで押し下げられた状態を示し、軸受側給油弁３および
給油タンク側給油弁４は開けられており、給油タンク７
からの給油は給油装置筒１を充満している。
【００１１】図３はピストン２が給油装置筒１の中段ま
で押し上げられた状態を示し、軸受側給油弁３は開けら
れているが、給油タンク側給油弁４は閉じられており、
給油タンク７からの給油は給油装置筒１の中段までを充
満している。また、廃油タンク側廃油弁６は閉じられて
いるが、軸受側廃油弁５は開けられており、油槽１１か
ら排出された廃油は給油装置筒１の下側から中段当たり
までを満たしている。
で押し上げられた状態を示し、軸受側給油弁３は開けら
れているが、給油タンク側給油弁４は閉じられており、
給油タンク７からの給油は給油装置筒１の中段までを充
満している。また、廃油タンク側廃油弁６は閉じられて
いるが、軸受側廃油弁５は開けられており、油槽１１か
ら排出された廃油は給油装置筒１の下側から中段当たり
までを満たしている。
【００１２】即ち、ピストン２が上部に移動すると、圧
力差により軸受側給油弁３が開き、給油タンク側給油弁
４が閉じることにより油は自冷式すべり軸受けの油槽１
１へ給油される。また、同時に軸受側廃油弁５は開き、
廃油タンク側廃油弁６が閉じて廃油される。
力差により軸受側給油弁３が開き、給油タンク側給油弁
４が閉じることにより油は自冷式すべり軸受けの油槽１
１へ給油される。また、同時に軸受側廃油弁５は開き、
廃油タンク側廃油弁６が閉じて廃油される。
【００１３】尚、軸受側給油弁３、給油タンク側給油弁
４、軸受側廃油弁５、廃油タンク側廃油弁６は不要な油
の流がないよう定常時はばね等を利用し閉じているもの
とする。
４、軸受側廃油弁５、廃油タンク側廃油弁６は不要な油
の流がないよう定常時はばね等を利用し閉じているもの
とする。
【００１４】図４はピストン２が再び給油装置筒１の下
段まで押し下げられた状態を示し、給油タンク側給油弁
４は開けられているが、軸受側給油弁３は閉じられてお
り、給油タンク７からの給油は給油装置筒１の下段まで
を充満している。また、廃油タンク側廃油弁６は開けら
れているが、軸受側廃油弁５は閉じられており、給油装
置筒１に排出された廃油は廃油タンクに排出される。
段まで押し下げられた状態を示し、給油タンク側給油弁
４は開けられているが、軸受側給油弁３は閉じられてお
り、給油タンク７からの給油は給油装置筒１の下段まで
を充満している。また、廃油タンク側廃油弁６は開けら
れているが、軸受側廃油弁５は閉じられており、給油装
置筒１に排出された廃油は廃油タンクに排出される。
【００１５】即ち、ピストン２が下部に移動すると、圧
力差により軸受側廃油弁５は閉じ、給油タンク側廃油弁
６が開いて廃油タンク８に油が廃油される。
力差により軸受側廃油弁５は閉じ、給油タンク側廃油弁
６が開いて廃油タンク８に油が廃油される。
【００１６】また、同時に、軸受側給油弁３が閉じ、給
油タンク側給油弁４が開くことにより油は給油タンク７
から油が給油装置筒１へ給油される。
油タンク側給油弁４が開くことにより油は給油タンク７
から油が給油装置筒１へ給油される。
【００１７】以上の給油動作と廃油動作を繰り返す事に
ことにより油の交換が可能となる。
ことにより油の交換が可能となる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、特別な検出器等を必要
としないので、従来の自冷式すべり軸受けに対しても適
用が可能で、可搬式にも容易に対応できる給油装置を提
供することができる。
としないので、従来の自冷式すべり軸受けに対しても適
用が可能で、可搬式にも容易に対応できる給油装置を提
供することができる。
【図１】本発明の一実施例の給油装置を示す構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の動作の初期状態を示す構成図である。
【図３】本発明の給油動作を示す構成図である。
【図４】本発明の廃油動作を示す構成図である。
１ 給油装置筒 ２ ピストン ３ 軸受側給油弁 ４ 給油タンク側給油弁 ５ 軸受側廃油弁 ６ 廃油タンク側廃油弁 ７ 給油タンク ８ 廃油タンク １４ 給油配管系統 １５ 廃油配管系統
Claims (1)
- 【請求項１】 回転機械の回転軸受け用の潤滑油を貯蔵
して補給する給油タンクと、内部にオイルリングを備え
て回転軸に前記潤滑油を給油する油槽と、この油槽と前
記給油タンクとを接続する給油配管系統と、前記油槽か
ら排出された廃油を貯蔵して廃棄する廃油タンクと、こ
の廃油タンクと前記油槽とを接続する廃油配管系統と、
からなる給油装置において、前記給油配管系統と前記廃
油配管系統との間を短絡して設けられた給油装置筒と、
この給油装置筒の中に設けられて給油配管系統側と廃油
配管系統側とを容積可変に仕切るピストンと、前記給油
装置筒の給油配管系統側に設けられて給油の流入を制御
する給油タンク側給油弁と、前記給油装置筒の給油配管
系統側に設けられて給油の流出を制御する軸受側給油弁
と、前記給油装置筒の廃油配管系統側に設けられて給油
の流入を制御する軸受側廃油弁と、前記給油装置筒の廃
油配管系統側に設けられて給油の流出を制御する廃油タ
ンク側廃油弁と、を具備してなる給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346695A JPH0942590A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346695A JPH0942590A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942590A true JPH0942590A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16308485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19346695A Pending JPH0942590A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942590A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108613008A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-10-02 | 重庆合聚达智能装备有限公司 | 用于机器人供油的输送装置 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19346695A patent/JPH0942590A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108613008A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-10-02 | 重庆合聚达智能装备有限公司 | 用于机器人供油的输送装置 |
| CN108613008B (zh) * | 2018-06-12 | 2024-02-23 | 青岛硕宇通环保科技有限公司 | 用于机器人供油的输送装置 |
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