JPH0942316A - 円板クラッチの固着防止装置 - Google Patents

円板クラッチの固着防止装置

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JPH0942316A
JPH0942316A JP7198718A JP19871895A JPH0942316A JP H0942316 A JPH0942316 A JP H0942316A JP 7198718 A JP7198718 A JP 7198718A JP 19871895 A JP19871895 A JP 19871895A JP H0942316 A JPH0942316 A JP H0942316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円板クラッチの固着防止機構の改善すると共
に、弾性部材である円環皿形部材の耐久性を確保するこ
とを目的にする。 【解決手段】 クラッチCo は、ピストン3と嵌合する
段付きクラッチプレート4aoと平面クラッチプレート4
bo間にクラッチディスク5o を介在させ、ピストン2
は、ディッシュプレートS1 ,S2 の複合体である複合
ディッシュプレートSo を介してクラッチプレート4ao
を押圧するから、ピストン2の押圧力はクラッチプレー
ト4aoのスプライン突起付近に加わり、モーメントは減
少し、たわみも発生しなくなる。また、ディッシュプレ
ート1枚当たりの耐久性は、応力の相殺で悪化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第一回転部材の内
周面に設けた溝と嵌合する外周突起を有し、該外周突起
を、前記溝の長さ方向に沿って、厚肉とした段付き円環
状クラッチ板と、第二回転部材に回転係合する他方のク
ラッチ板とを、弾性部材を介して前記段付き円環状クラ
ッチ板と向かい合う押圧部材により締結または切離する
構成の円板クラッチの固着防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】円板クラッチの固着防止装置とは、クラ
ッチ板表面に設けられた摩擦材が磨耗した場合に、一対
のクラッチ板の接触によって発生する焼付きを防止する
もので、従来技術としては、例えば、特開平3−911
9号公報に記載されるようなものがある。
【0003】この種の円板クラッチの固着防止装置は、
同一軸線上に配置した第一及び第二回転部材と、前記第
一回転部材の内周面に設けた溝と嵌合する外周突起を有
して第一回転部材と共に回転し、前記外周突起を、前記
溝の長さ方向に沿って厚肉とした段付き円環状クラッチ
板と、前記第二回転部材に回転係合し前記段付き円環状
クラッチ板と向かい合う他方のクラッチ板と、前記段付
き円環状クラッチ板と弾性部材を介して向かい合う押圧
部材とを有し、該押圧部材により、前記段付き円環状ク
ラッチ板と前記他方のクラッチ板とを締結または切離す
る構成が一般的である。また、前記段付き円環状クラッ
チ板または他方のクラッチ板の少なくとも一方の表面に
は摩擦材が取り付けられている。
【0004】特に、前記押圧部材によって、クラッチの
締結に必要な押圧力を受ける側の円環状クラッチ板で
は、前記第一回転部材と嵌合する外周突起に、前記第一
回転部材の溝方向に沿って厚肉とした段部を形成するこ
とで、前記外周突起と、該外周突起を嵌合する第一回転
部材の内周面に設けた溝との間で発生する磨耗を軽減
し、加えて、その段部で形成された隙間を摩擦材が所定
量以上に磨耗した場合に、前記両クラッチ板が接触しな
い程度に設定することによって、両クラッチ板の接触に
よって発生する焼付きを防止している。
【0005】また、前記弾性部材は、円環皿形部材を用
いるのが一般的で、その取り付け方法も、通常、該円環
皿形部材の径の大きい底面部分を前記段付き円環状クラ
ッチ板の外周突起の根元に向かい合わせる構成としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、弾性
部材として用いてきた円環皿形部材には、前記第一回転
部材の内周面に設けた溝と嵌合する突起部を外周部に設
けていないため、前記押圧部材が前記円環皿形部材を介
して前記段付き円環状クラッチ板を押圧する場合、その
押圧力は接触面全体に均一に加わるから、剛性の高い前
記段付き円環状クラッチ板の段部を支点に曲げモーメン
トが発生し、結果、該段付き円環状クラッチ板にたわみ
が生じて摩擦材が除去された状態で他方のクラッチ板と
一部接触してしまい、円板クラッチの固着防止機構が正
常に作動しないことがあった。
【0007】そこで、前記円環皿形部材の外周部に突起
部を形成すると、前記押圧部材から受ける押圧力は、前
記突起部付近を介し、前記段付き円環状クラッチ板の外
周突起付近に加わることから、曲げモーメントの発生
が、ほぼ無くなって、たわみも解消される一方、今度
は、クラッチの締結時に、前記円環皿形部材に形成した
突起部の根元付近で応力集中が発生するため、該円環皿
形部材の耐久性を著しく悪化させてしまう。
【0008】本発明は、こうした事実に鑑みなされたも
ので、弾性部材を、少なくとも一対の円環皿形部材の向
かい合わせによる複合体で構成し、この対をなす個々の
円環皿形部材の外周部に、第一回転部材の内周面に設け
た溝と嵌合する突起部を形成することによって、円板ク
ラッチの固着防止機構を改善すると共に、円環皿形部材
の耐久性を確保することを目的にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】こうした目的により、本
発明である、請求項1に係る、円板クラッチの固着防止
装置は、同一軸線上に配置した第一及び第二回転部材に
おいて、前記第一回転部材の内周面に設けた溝と嵌合す
る外周突起を有して、第一回転部材と共に回転し、前記
外周突起を、前記溝の長さ方向に沿って厚肉とした段付
き円環状クラッチ板と、前記第二回転部材に回転係合し
前記段付き円環状クラッチ板と向かい合う他方のクラッ
チ板との少なくとも一方の表面に摩擦材を取り付け、前
記段付き円環状クラッチ板と弾性部材を介して向かい合
う押圧部材により、前記段付き円環状クラッチ板と向か
い合う他方のクラッチ板とを締結または切離する構成と
する。
【0010】このとき、前記弾性部材は、少なくとも一
対の円環皿形部材の向かい合わせによる複合体で構成
し、この対をなす個々の円環皿形部材の外周部に、前記
第一回転部材の内周面に設けた溝と嵌合する突起部を形
成し、前記対をなす個々の円環皿形部材を相互に、前記
突起部の根元において噛み合うよう向かい合わせたか
ら、前記段付き円環状クラッチ板に加わる押圧力は、該
段付き円環状クラッチ板に形成してある外周突起付近を
重点的に加わって、前記段付き円環状クラッチ板の曲げ
モーメントを極めて小さくすると共に、たわみが軽減さ
れるため、円環状クラッチ板の段部により、摩擦材が除
去された場合にはクラッチ板の間に確実に隙間が形成さ
れ、摩擦材が除去された状態での接触で発生する焼付き
を防止することができる。
【0011】また、前記円環皿形部材を少なくとも一対
とする複合体とすると、対をなす個々の円環皿形部材の
外周部に形成した突起部付近で、押圧による応力集中が
発生するにも関わらず、円環皿形部材1枚当たりの移動
量は、従来の1枚型円環皿形部材の半分で済むことか
ら、移動量に比例した円環皿形部材の応力は減少し、結
果的に、円環皿形部材1枚当たりに加わる応力は相殺さ
れ、円環皿形部材1枚当たりの耐久性が悪化することは
なく、耐久性を確保することができる。
【0012】さらに、請求項2に係る、円板クラッチの
固着防止装置は、前記押圧部材の外周部に、前記第一回
転部材の内周面に設けた溝と嵌合する突起部を形成する
ことで、前記押圧部材は、その押圧力を複合体をなす環
状皿形部材の外周部に形成した突起部に直接加えるか
ら、前記段付き円環状クラッチ板の外周突起付近に、ク
ラッチ締結に必要な押圧力が効率よく加わり、前記段付
き円環状クラッチ板の曲げモーメントの低減や、たわみ
による焼付きの防止に、一層の作用効果を得ることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明である円板クラッチの固着
防止装置を採用したオーバーランクラッチを有する、自
動変速機の一部分を示す断面図であり、1aはクラッチ
ドラム、1bはシリンダ部材で、これらクラッチドラム
1aとシリンダ部材1bとで第一回転部材1を構成し、
その内部に、オーバーランクラッチCo とフォワードク
ラッチCf が収納されている。
【0015】第一回転部材1の内部は、押圧部材である
ピストンを2個有する二重構造をなしており、2は、オ
ーバーランクラッチCo を締結または切離するための第
一ピストン、3は、フォワードクラッチCf を締結また
は切離するための第二ピストンであり、第一ピストン2
の外周部は第二ピストン3の内周面と一部スプライン嵌
合し、また、第二ピストン3の外周部はクラッチドラム
1aの内周面と一部スプライン嵌合している。
【0016】オーバーランクラッチCo は、第二ピスト
ン3及びクラッチドラム1aの内周面とスプライン嵌合
する段付き円環状クラッチ板であるクラッチプレート4
ao及び両側面が平面であるクラッチプレート4boとの間
に、図示せぬクラッチハブ(第二回転部材)にスプライ
ン嵌合等で固定された他方のクラッチ板であるクラッチ
ディスク5o を介在させたクラッチの複数構造で、第一
ピストン2は、クラッチプレート4aoと、弾性部材であ
る円環皿形のディッシュプレートS1 ,S2 の複合体で
ある複合ディッシュプレートSo を介して向かい合わせ
に配置されている。
【0017】また、フォワードクラッチCf は、クラッ
チドラム1aの内周面とスプライン嵌合する段付き円環
状クラッチ板である複数のクラッチプレート4afの間
に、図示せぬクラッチハブ(オーバーランクラッチCo
のクラッチハブとは別種)にスプライン嵌合等で固定さ
れたクラッチディスク5f を介在させたクラッチの複数
構造で、第二ピストン3は、クラッチプレート4afと、
ディッシュプレートSfを介して向かい合わせに配置さ
れている。
【0018】ここで、クラッチディスク5o ,5f の接
触面にあたる側面両側には、図示していないが、摩擦材
であるフェーシング材が取り付けてあり、クラッチ締結
における耐磨耗性や耐熱性を確保している。クラッチプ
レート4ao,4afの段の厚さは、クラッチディスク5o
,5f のフェーシング材を磨耗により除去された場合
のクラッチディスク5o ,5f の厚さよりも大きく設定
している。
【0019】このほか、6はスナップリング,7はクラ
ッチドラム1aまたは第一及び第二ピストン2,3と、
シリンダ部材1bで構成したシリンダ室を密閉するため
に第一及び第二ピストンに取り付けたシール部材,8は
第一ピストン2の反力要素となるリターンスプリング
で、シリンダ部材1bに支持固定されたスプリングリテ
ーナ9と第一ピストン2との間に配置する。
【0020】次に、作用を説明する。
【0021】図2は、2枚のディッシュプレートS1 ,
S2 を重ねた構成の複合ディッシュプレートSo を正面
から見たもので、個々のディッシュプレートS1 ,S2
(S2 の本体部分は紙面裏側となって図示出来ず)の外
周部には、第二ピストン3と嵌合する突起部にあたるス
プライン突起S1p,S2pが、それぞれ、4か所ずつ形成
されており、これら2枚のディッシュプレートを相互
に、スプライン突起S1p(S2p)の根元において噛み合
うように向かい合わせた形状をしている。
【0022】図3は、第二ピストン3を正面から見たも
ので、この外周部にはクラッチドラム1aのスプライン
溝と嵌合するスプライン突起を形成してあると共に、第
二ピストン3の軸線方向、オーバーランクラッチCo 側
端面(本紙面では正面)には、前記軸線方向に沿ったス
プライン溝3snを、円周方向8か所に形成してあり、ク
ラッチプレート4ao,4boのスプライン突起と共に、複
合ディッシュプレートSo の計8個のスプライン突起S
1p,S2pを嵌合する。
【0023】また、図4は、第一ピストン2を正面から
見たもので、この外周部には第二ピストン3のスプライ
ン溝3snと嵌合する突起部として、スプライン突起2sp
を8か所に形成してある。
【0024】これが、図1の領域Xで示す部分である。
【0025】ここで、図1において、シリンダ部材1b
には油孔H1 ,H2 が設けてあり、フォワードクラッチ
Cf の締結は、油路H2 に油圧を供給することにより行
い、切離の場合も、油路H2 の油圧の排出しリターンス
プリング8の反力によって行う。また、フォワードクラ
ッチCf を締結中に、さらに、油孔H1 に油圧を供給す
ることで、第一ピストン2を図面右側に移動させてオー
バーランクラッチCoを締結し、また、オーバーランク
ラッチCo を切離する時は、油孔H1 から油圧を排出す
ると共に、リターンスプリング8の図面左側への反力を
第一ピストン2に加える。
【0026】このとき、複合ディッシュプレートSo
は、スプライン突起S1p,S2pによって、第二ピストン
3に嵌合しているから、第一ピストン2の押圧力はクラ
ッチプレート4aoのスプライン突起付近を重点的に加わ
り、クラッチプレート4aoの曲げモーメントが極めて小
さくなると共に、たわみも発生しにくくなくなる。
【0027】しかも、個々のディッシュプレートS1
(S2 )に形成したスプライン突起S1p(S2p)付近で
は応力集中が発生するにも関わらず、クラッチ締結時の
ディッシュプレート1枚当たりの移動量は、従来のディ
ッシュプレートの移動量の半分で済むことから、移動量
に比例したディッシュプレート1枚当たりの応力集中は
減少するので、全体としての応力は相殺され、結果的
に、ディッシュプレート1枚当たりの耐久性が悪化する
ことはない。
【0028】また、第一ピストン2は、スプライン突起
2spによって、第二ピストン3(ピストンが単体の場合
は、クラッチドラム1a)の内周面に嵌合することで、
第一ピストン2の押圧力はスプライン突起2sp付近を基
点にしてディッシュプレートS2 に伝達されるから、ク
ラッチプレート4aoの曲げモーメントはさらに小さくな
り、たわみの発生も一層、軽減する。
【0029】以上の様に、クラッチプレート4aoのたわ
みの発生が軽減されるため、クラッチディスク5o のフ
ェーシング材が磨耗により除去された場合には、クラッ
チプレート4aoの段部により、クラッチプレート4aoと
4boの間に隙間が形成され、フェーシング材が除去され
た状態で、クラッチ板同士が接触することが確実に防止
される。
【0030】また、本実施の形態では、多板クラッチに
採用した場合について述べたが、ピストン等の押圧部材
が、弾性部材を介してクラッチ板を締結する構成であれ
ば、湿式クラッチでも乾式クラッチでもよい。また、環
状皿形部材による複合体は、1個に限るものではなく、
その個数を増やせば、締結時の移動量を減少でき、耐久
性は一層向上する。さらに、本例では、それぞれの嵌合
手段をスプライン嵌合で説明したが、勿論、セレーショ
ン嵌合などを採用しても支障をきたすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である円板クラッチの固着防止装置の一
実施の形態を採用したオーバーランクラッチを有する、
自動変速機の一部分を示す断面図である。
【図2】同例における、複合ディッシュプレートの正面
図である。
【図3】同例における、第二ピストンの正面図である。
【図4】同例における、第一ピストンの正面図である。
【符号の説明】
1 第一回転部材 1a クラッチドラム 1b シリンダ部材 2 第一ピストン 2sp スプライン突起 3 第二ピストン 3sn スプライン溝 4ao クラッチプレート(段付き円環状クラッチ板) 4bo クラッチプレート 4af クラッチプレート(段付き円環状クラッチ板) 4bf クラッチプレート 5o クラッチディスク 5f クラッチディスク 6 スナップリング 7 シール部材 8 リターンスプリング 9 スプリングリテーナ Co オーバーランクラッチ Cf フォワードクラッチ So 複合ディッシュプレート S1 ,S2 ディッシュプレート Sf ディッシュプレート S1p,S2p スプライン突起(ディッシュプレート) H1 ,H2 油孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軸線上に配置した第一及び第二回転
    部材と、 前記第一回転部材の内周面に設けた溝と嵌合する外周突
    起を有して、第一回転部材と共に回転し、前記外周突起
    を、前記溝の長さ方向に沿って、厚肉とした段付き円環
    状クラッチ板と、 前記第二回転部材に回転係合し、前記段付き円環状クラ
    ッチ板と向かい合う他方のクラッチ板と、 前記段付き円環状クラッチ板、または、他方のクラッチ
    板の少なくとも一方の表面に取り付けられる摩擦材と、 前記段付き円環状クラッチ板と、弾性部材を介して向か
    い合う押圧部材とを有し、 前記押圧部材により、前記段付き円環状クラッチ板と前
    記他方のクラッチ板とを締結または切離する構成の円板
    クラッチの固着防止装置において、 前記弾性部材は、少なくとも一対の円環皿形部材の向か
    い合わせによる複合体で構成し、対をなす個々の円環皿
    形部材の外周部に、前記第一回転部材の内周面に設けた
    溝と嵌合する突起部を形成し、前記対をなす個々の円環
    皿形部材を相互に、前記突起部の根元において噛み合う
    よう向かい合わせたことを特徴とする円板クラッチの固
    着防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押圧部材の外周
    部に、前記第一回転部材の内周面に設けた溝と嵌合する
    突起部を形成したことを特徴とする円板クラッチの固着
    防止装置。
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