JPH094020A - トイレ用衛生洗浄装置 - Google Patents

トイレ用衛生洗浄装置

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JPH094020A
JPH094020A JP17421695A JP17421695A JPH094020A JP H094020 A JPH094020 A JP H094020A JP 17421695 A JP17421695 A JP 17421695A JP 17421695 A JP17421695 A JP 17421695A JP H094020 A JPH094020 A JP H094020A
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JP
Japan
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nozzle
cleaning
operation signal
toilet
washing device
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Application number
JP17421695A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kato
慶信 加藤
Hiroyuki Tokunaga
博之 徳永
Koji Ikeda
広治 池田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルの伸出時に誤操作によりノズルの掃除
の作業が中断することを防止する。 【構成】 使用者により停止ボタンが3秒以上押し続け
られると、ノズルからの吐水を停止した状態で、駆動モ
ータを駆動してノズルを洗浄位置まで伸出する。この結
果、使用者は、ノズルのノズル本体およびノズルヘッド
を容易に掃除することができる。この状態で、停止ボタ
ンとノズル調節ボタンとの双方が同時に押されると(ス
テップS400,S410)、その掃除の作業は終わっ
たものとして、ノズルをケーシング内に収納する(ステ
ップS440)。また、リモコンの停止ボタンが押され
たときにも(ステップS420)、ノズルをケーシング
内に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、局部の洗浄機能を備
えたトイレ用衛生洗浄装置に係り、特に洗浄用のノズル
を掃除し易くしたトイレ用衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トイレ用衛生洗浄装置とし
て、局部の洗浄機能を備えたものが知られている。この
種のトイレ用衛生洗浄装置では、ノズル装置を備えてお
り、このノズル装置により、ノズルをお尻位置またはビ
デ用位置まで伸出させて、ノズルヘッドから洗浄水を噴
出する。
【0003】ところで、このノズル装置では、局部洗浄
を行なわないときには、ノズルをケーシング内に収めて
しまうので、ノズルを掃除する場合には、ノズルを強制
的に引き出す必要がある。そこで、特定の操作ボタン
(一般に、停止ボタンが該当する)が押されると、ノズ
ルへの洗浄水の供給を停止させた上でノズルを伸出させ
るトイレ用衛生洗浄装置が提案されている(特開平4−
209220号公報)。
【0004】なお、その伸出したノズルは、ノズルの掃
除が終了して、前記特定の操作ボタンが再度押された場
合に、ケーシング内に収納されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のトイレ用衛生洗浄装置では、ノズルの掃除中
に、清掃者が誤って前記特定の操作ボタンに触れてしま
うと、掃除中にも拘らず、ノズルが収納されてしまい、
ノズルの掃除の作業を中断せざるを得なかった。
【0006】この発明のトイレ用衛生洗浄装置は、従来
技術における上述の課題を解決するためになされたもの
であり、ノズルの伸出時に誤操作によりノズルの掃除の
作業が中断することを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成をとった。
【0008】即ち、請求項1に記載されたトイレ用衛生
洗浄装置は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装
置であって、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズル
と、入力する操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄
水の吐出量を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置
と、前記洗浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向
かう方向となる洗浄位置との間で進退させるノズル制御
手段と、所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、
前記ノズルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させ
る操作信号を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信
号出力手段とを備え、さらに、離間して配置された複数
の所定のスイッチが同時に操作されたとき、前記ノズル
を前記洗浄位置から前記伸出位置へ復帰させる操作信号
を前記ノズル制御手段に出力する終了操作信号出力手段
を設けることを特徴としている。
【0009】こうした構成のトイレ用衛生洗浄装置にお
いて、前記終了操作信号出力手段における前記複数のス
イッチの内の一つのスイッチは、前記開始操作信号出力
手段における前記所定のスイッチであり、他のスイッチ
は、別機能が予め割り当てられたスイッチである構成と
してもよい。
【0010】請求項3に記載のトイレ用衛生洗浄装置
は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装置であっ
て、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、入力す
る操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の吐出量
を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、前記洗
浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう方向と
なる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段と、所
定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズル
を前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信号
を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手段
とを備え、さらに、前記所定のスイッチと別体である遠
隔操作部に設けられた所定のスイッチが操作されたと
き、前記ノズルを前記洗浄位置から前記伸出位置へ復帰
させる操作信号を前記ノズル制御手段に出力する終了操
作信号出力手段を設けることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載のトイレ用衛生洗浄装置
は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装置であっ
て、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、入力す
る操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の吐出量
を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、前記洗
浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう方向と
なる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段と、所
定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズル
を前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信号
を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手段
とを備え、さらに、蓋体によって覆われた所定のスイッ
チが操作されたとき、前記ノズルを前記洗浄位置から前
記伸出位置へ復帰させる操作信号を前記ノズル制御手段
に出力する終了操作信号出力手段を設けることを特徴と
している。
【0012】請求項5記載のトイレ用衛生洗浄装置は、
便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装置であって、
洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、入力する操
作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の吐出量を抑
制した上で、前記ノズルをその収納位置と、前記洗浄水
の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう方向となる
洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段と、所定の
スイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズルを前
記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信号を前
記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手段とを
備え、さらに、ケーシング表面より凹ませて形成された
凹所に設けられた所定のスイッチが操作されたとき、前
記ノズルを前記洗浄位置から前記伸出位置へ復帰させる
操作信号を前記ノズル制御手段に出力する終了操作信号
出力手段を設けることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載のトイレ用衛生洗浄装置によれ
ば、所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、ノズ
ルを収納位置から洗浄位置へ伸出させる操作信号を、開
始操作信号出力手段からノズル制御手段に出力する。ま
た、離間して配置された複数の所定のスイッチが同時に
操作されたとき、ノズルを洗浄位置から伸出位置へ復帰
させる操作信号を、終了操作信号出力手段からノズル制
御手段に出力する。ノズルが復帰されるのは、離間して
配置された複数の所定のスイッチが同時に操作されたと
きであるが、ノズルの清掃作業中に、手等の身体の一部
が触れることにより誤って複数の所定のスイッチが同時
に操作される可能性は少ない。
【0014】請求項2記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、既存の構成を利用したものであることから、構成
が複雑化しない。
【0015】請求項3記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、所定のスイッチと別体である遠隔操作部に設けら
れた所定のスイッチが操作されたとき、ノズルを洗浄位
置から伸出位置へ復帰させる操作信号を、終了操作信号
出力手段からノズル制御手段に出力する。ノズルが復帰
されるのは、所定のスイッチと別体である遠隔操作部に
設けられた所定のスイッチが操作されたときであること
から、ノズルの清掃作業中に、誤ってそのスイッチが操
作されることはない。
【0016】請求項4記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、蓋体によって覆われた所定のスイッチが操作され
たとき、ノズルを洗浄位置から伸出位置へ復帰させる操
作信号を、終了操作信号出力手段からノズル制御手段に
出力する。ノズルが復帰されるのは、蓋体によって覆わ
れた所定のスイッチが操作されたときであることから、
ノズルの清掃作業中に、誤ってそのスイッチが操作され
ることはない。
【0017】請求項5記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、ケーシング表面より凹ませて形成された凹所に設
けられた所定のスイッチが操作されたとき、ノズルを洗
浄位置から伸出位置へ復帰させる操作信号を、終了操作
信号出力手段からノズル制御手段に出力する。ノズルが
復帰されるのは、ケーシング表面より凹ませて形成され
た凹所に設けられた所定のスイッチが操作されたときで
あることから、ノズルの清掃作業中に、誤ってそのスイ
ッチが操作される可能性は少ない。
【0018】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0019】図1は、第1実施例のトイレ用衛生洗浄装
置10を装着した洋式便器の蓋3をした状態の外観図、
図2は、その洋式便器の蓋3をしない状態の外観図であ
る。トイレ用衛生洗浄装置(以下、単に衛生洗浄装置と
呼ぶ)10は、便器本体5に装着されるものであり、ケ
ーシング11と、ケーシング11の内部に組み込まれた
ノズル装置12(図2)を備える。ノズル装置12は、
ノズル13を備えており、このノズル13を用いて洗浄
水(温水)を使用者の局部に噴出する。また、衛生洗浄
装置10には、手動操作を行なうための操作パネル14
を備えた操作部15が設けられている。
【0020】図3は、ケーシング11に備えられる温水
/ノズル制御装置18を示すブロック図である。温水/
ノズル制御装置18は、操作パネル14の操作に応じて
温水の吐水の有無やノズル装置12のノズル位置等の制
御を実行する。
【0021】外部水源は、便器本体5のボール面5aに
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
接続されるとともに、図3に示すように、途中の分岐金
具20から連結管21を介して衛生洗浄装置10にも配
管接続され、これに給水している。衛生洗浄装置10
は、上流側から、給水アダプタ22、減圧弁23、電磁
弁24、安全弁25からなるバルブユニット26と、供
給された水を温水用サーミスタ28aにより温度検出し
つつ洗浄水用ヒータ29で適温まで加熱する熱交換器3
0及び熱交換器内の水の有無を検出するフロートスイッ
チ31とからなる熱交換器ユニット32と、逆止弁3
3、流調モータ34により駆動される流調弁35を備え
た流調ユニット36と、第1開閉弁37aおよび第2開
閉弁37bを有する開閉弁ユニット37とを備え、その
先端には、ノズル装置12が接続されている。
【0022】図4は、ノズル装置12の要部を示す左側
面図である。ノズル装置12は、衛生洗浄装置10のケ
ーシング11の内部に固定したベース41を備え、この
ベース41にノズル本体13aがその軸線方向に移動可
能に組み込まれている。ベース41は、パイプ状のノズ
ル本体13aの下面を受ける凹曲面状のスライド面を形
成したもので、先端には、ノズルヘッド13bを洗うた
めのクリーニングチャンバ43を備えている。また、ベ
ース41の基端側には駆動モータ45を備え、その出力
軸をベルト等の機械的手段によってノズル本体13aに
連接し、この出力軸の正逆回転によってノズル本体13
aを洗浄位置と収納位置との間で往復動作させる。な
お、ここで言う洗浄位置とは、便座6(図1,図2)に
着座した使用者の局部に対してノズルヘッド13bの噴
出孔が向かうような位置であり、局部に洗浄水を噴出す
るに最適な位置である。ノズル本体13aを収納位置に
戻したときには、先端のノズルヘッド13bはクリーニ
ングチャンバ43の中に納まるような軸線を持つ。
【0023】ノズル本体13aは、内部に二つの流路を
形成して、一方をお尻洗浄用とし、他方をビデ用の流路
としている。図3に示すように、これら流路は、流調ユ
ニット36の第1開閉弁37aおよび第2開閉弁37b
に続く2本の供給管47,49(図4も参照)に接続さ
れており、ノズルヘッド13bに開けた噴出孔から洗浄
水を噴出可能としている。なお、ノズル本体13aの動
きに追従させるため、供給管47,49は可撓性のもの
を用いる。
【0024】図5は、衛生洗浄装置10に内蔵される電
子制御装置100の内部構成とその周辺装置を示すブロ
ック図である。電子制御装置100は、予め設定された
制御プログラムに従って洗浄水の温度等を制御するため
の各種演算処理を実行するCPU102と、CPU10
2で各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラム
や制御データ等が予め格納されたROM104と、同じ
くCPU102で各種演算処理を実行するのに必要な各
種データが一時的に読み書きされるRAM106と、非
通電状態でもデータを記憶しているバックアップRAM
107と、衛生洗浄装置10に付属する各種のセンサや
スイッチからの信号を入力してCPU102の処理可能
な信号に変換する入力処理回路108と、CPU102
での演算結果に応じて電磁弁24や洗浄水用ヒータ29
等に信号を出力する出力処理回路109等を備えてい
る。なお、上記バックアップRAM107は、内蔵電池
によりバックアップされるもの、フラッシュメモリなど
電気的に書込・読み出し可能なデバイスであり、電源遮
断時にもそのデータが消去されない各種の装置を適用で
きる。
【0025】なお、請求項1,3ないし5に記載された
発明におけるノズル制御手段、開始操作信号出力手段お
よび終了操作信号出力手段の機能は、ソフトウェアプロ
グラムをCPU102が実行することによってそれぞれ
実現されている。なお、これら手段をハードウェア回路
で実現することも可能である。
【0026】衛生洗浄装置10に付属する各種のセンサ
やスイッチとしては次のものがある。便座6には、該便
座6への着座を検出する着座センサ6aが設けられてい
る。着座センサ6aとしては、例えば、便座6の表面の
便座用ヒータ53について静電容量の変化を測定して着
座の有無を検出するセンサや、圧力センサを用いること
ができる。
【0027】また、図6に示すように、操作パネル14
には、各種の機能に対応した種々の操作ボタンが備えら
れている。即ち、操作パネル14には、お尻洗浄ボタン
141、ビデ洗浄ボタン142、温風を吹き出すための
乾燥ボタン143、洗浄や乾燥等の機能を停止させる停
止ボタン144が設けられている。また、洗浄水の流量
を上げ下げする一組の水勢調節ボタン145と、ノズル
の伸出量を上げ下げする一組のノズル調節ボタン146
とが設けられている。
【0028】また、熱交換器ユニット32には、前述し
たように温水用サーミスタ28aおよびフロートスイッ
チ31が備えられている。これら各種のセンサやスイッ
チは、図5に示すように、電子制御装置100の入力処
理回路108と電気的に接続され、これらからの信号を
入力したCPU102により、温水/ノズル制御装置1
8に設けられた各種のアクチュエータ(電磁弁24、洗
浄水用ヒータ29、流調モータ34、第1開閉弁37
a、第2開閉弁37b、駆動モータ45)と便座用ヒー
タ53等を制御して、ノズル装置12のノズル位置を調
整する処理、洗浄を行なう処理等を実行する。
【0029】電子制御装置100のCPU102で実行
される処理に基づく衛生洗浄装置10の大まかな動作は
次のようなものである。図1に示す便座6に使用者が座
ると、着座センサ6a(図5)からその旨の信号が出力
され、その後、使用者が操作パネル14を操作して、例
えばお尻洗浄ボタン141が押されると、駆動モータ4
5を駆動してノズル13を一体的に洗浄位置まで伸出
し、開閉弁ユニット37の第1開閉弁37aを開いてノ
ズル13のノズルヘッド13bから洗浄水の噴出を開始
する。そして、洗浄終了後、使用者が操作パネル14の
停止ボタン144を押すと、第1開閉弁37aを閉じて
洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動モータ45を逆転
してノズル13を収納位置に退避する。なお、ビデ洗浄
ボタン142が押されると、ビデ洗浄位置までノズル1
3が進出して第2開閉弁37bを開いてノズルヘッド1
3bから洗浄水の噴出を開始し、停止ボタン144を押
すことにより洗浄を終了する。便座6には、便座用ヒー
タ53(図5)が設けられ、便座面を適温に保持してい
る。
【0030】さらに、使用者により操作パネル14の停
止ボタン144が3秒以上押し続けられると、ノズル1
3からの吐水を停止した状態で、駆動モータ45を駆動
してノズル13を洗浄位置まで伸出し、ノズルを掃除可
能な状態とする。その後、使用者により停止ボタン14
4と水勢調節ボタン145が同時に押されると、駆動モ
ータ45を逆転してノズル13を収納位置に退避する。
【0031】さらに、このトイレ用衛生洗浄装置10
は、図1,図2に示すように、リモートコントローラ
(以下、リモコンと呼ぶ)240を備える。リモコン2
40は、光信号を出力する発行ダイオードを内部に備え
る。リモコン240から出力した光信号は、操作部15
に配設された受光素子160により受信されて電気信号
に変換され、電子制御装置100に伝わる。
【0032】図7に示すように、リモコン240には、
操作パネル14に設けられたボタン群141〜146と
同じ機能の操作ボタン、即ち、お尻洗浄ボタン241、
ビデ洗浄ボタン242、乾燥ボタン243、停止ボタン
244、水勢調節ボタン245およびノズル調節ボタン
246が備えられている。使用者は、このリモコン24
0を操作することにより、操作パネル14を操作したと
きとほぼ同じ動作を衛生洗浄装置10に行なわせること
ができる。
【0033】次に、ノズル13の掃除のためにノズル1
3を収納位置と洗浄位置との間で進退させるノズル掃除
に関連する処理について、以下、詳述する。図8は、電
子制御装置100のCPU102により実行されるノズ
ル掃除ルーチンを示すフローチャートである。このノズ
ル掃除ルーチンは、使用者により停止ボタン144が3
秒以上押し続けられたときに、実行開始される。
【0034】CPU102は、処理が開始されると、ま
ず、着座センサ6aの検出信号がオン状態であるか否か
から、使用者が便座6に着座しているか否かを判定する
(ステップS300)。ここで、着座センサ6aがオフ
状態であると判定されると、以下の処理を実行し、一
方、オン状態であると判定されると、この掃除ルーチン
の実行を終了する。
【0035】着座センサ6aがオフ状態であると判定さ
れると、CPU102は、まず、CPU102の内部に
あるタイマをスタートして(ステップS310)、その
タイマにより求められる経過時間Tが、第1の所定時間
t1を越えたか否かを判定する(ステップS320)。
ここでは、第1の所定時間t1は3秒間である。ステッ
プS320で、その経過時間Tが第1の所定時間t1を
越えていないと判定されると、ステップS330に進
む。
【0036】ステップS330では、停止ボタン144
がオン状態であるか否かを判定する。ここで、オン状態
でない、即ち、オフ状態であると判定されると、上記タ
イマをリセットして(ステップS340)、この処理を
終了する。なお、ステップS330で停止ボタン144
がオン状態であると判定されたときには、処置をステッ
プS320に戻す。
【0037】一方、ステップS320で、経過時間Tが
所定値t1を越えたと判定されると、CPU102は、
処理をステップS350に進める。即ち、ステップS3
20およびS340の処理によれば、停止ボタン144
がオフ状態となるとタイマがリセットされることから、
停止ボタン144のオン状態が第1の所定時間t1以
上、継続した場合に限り、ステップS350に処理が進
められることになる。
【0038】ステップS350では、ノズル装置12の
ノズル位置を伸出させる処理を実行する。この処理で
は、駆動モータ45を駆動して、ノズル13を収納状態
から所定距離だけ伸出させて、洗浄位置に移動する。な
お、この際、ノズル13は伸出するのみであり、ノズル
13のノズルヘッド13bからの吐水はなされない。即
ち、開閉弁ユニット37の第1開閉弁37a,第2開閉
弁37bは、閉弁状態のままとする。また、ノズルヘッ
ド13bからの吐水がなされない構成に換えて、ノズル
ヘッド13bから洗浄水が便器本体5外部に到達しない
範囲で、微量の洗浄水を吐出する構成、即ち、第1開閉
弁37aもしくは第2開閉弁37bを少し開状態とする
構成としてもよい。このような構成とすることによっ
て、ノズルヘッドが乾燥していた場合でも微量の水の存
在によって布等でノズルヘッドを拭く場合に付着した汚
れが落ち易くなり、しかもこの付着していた汚物や布の
糸屑等が吐水穴を塞いで穴詰まりとなって吐水不良を引
き起こすことも防止できる。
【0039】なお、上記したノズル伸出動作は、停止ボ
タン144のオン状態が第1の所定時間t1以上継続さ
れた場合に限り行なわれるものとしたが、上記構成に限
らず、ノズル伸出用の専用スイッチを設け、このスイッ
チが操作された場合にノズル13が速やかに伸出される
ようにしてもよい。
【0040】ステップS350の結果、使用者は、ノズ
ル13のノズル本体13aやその先端のノズルヘッド1
3bを拭き掃除を行なうことが可能となる。その後、こ
れまで押された状態にあった停止ボタン144がオフ状
態となったか否かを判定する(ステップS360)。こ
こで、オフ状態でない、即ち、オン状態のままであると
判定されると、CPU102は、処理をステップS37
0に進める。
【0041】ステップS370では、タイマにより求め
られる経過時間Tが、第2の所定時間t2を越えたか否
かを判定する。ここで、第2の所定時間t2は10秒間
で、第1の所定時間t1より大きな時間である。その経
過時間Tが第2の所定時間t2を越えていないと判定さ
れると、処理をステップS360に戻す。一方、経過時
間Tが第2の所定時間t2を越えたと判定されると、ノ
ズル装置12のノズル位置を収納位置に後退させる処理
を実行する(ステップS380)。この処理では、駆動
モータ45を反転して、ノズルヘッド13bをケーシン
グ11内に収納する。その後、前記タイマをリセットし
て(ステップS385)、この処理を終了する。
【0042】一方、ステップS360で、停止ボタン1
44がオフ状態であると判定されると、CPU102
は、処理をステップS390に進める。即ち、ステップ
S360およびS385の処理によれば、停止ボタン1
44がオン状態である状態が第2の所定時間t2以上継
続すると、ノズル13をケーシング11内に収納するよ
うにしている。これは、停止ボタン144がオン状態で
ある状態が第2の所定時間t2以上継続したときには、
そのボタンスイッチの短絡であると判断して、ノズル1
3の収納を行なうものである。
【0043】ステップS390では、後述する割込みル
ーチンの受付を開始する処理を行ない、その後、この処
理を終了する。
【0044】CPU102により実行される割込みルー
チンについて、図9のフローチャートに沿って詳しく説
明する。この割込みルーチンは、ステップS390で受
付が開始された以後、所定時間毎に繰り返し実行される
ものである。
【0045】CPU102は、処理が開始されると、ま
ず、停止ボタン144がオン状態であるか否かを判定す
る(ステップS400)。ここで、停止ボタン144が
オン状態であると判定されると、さらに、ノズル調節ボ
タン146(上げる方、下げる方のいずれでもよい)が
オン状態であるか否かを判定する(ステップS41
0)。
【0046】ステップS400で停止ボタン144がオ
フ状態であると判定されるか、または、ステップS41
0でノズル調節ボタン146がオフ状態であると判定さ
れると、ステップS420に進み、リモコン240の停
止ボタン244がオン状態であるか否かを判定する。こ
こで、リモコン240の停止ボタン244がオン状態状
態でないと判定されると、前述したノズル掃除ルーチン
により求められた経過時間Tが第3の所定時間t3を越
えたか否かを判定する(ステップS430)。なお、第
3の所定時間t3は3分間で、第1の所定時間t1より
大きな時間である。
【0047】ステップS400およびS410で、停止
ボタン144とノズル調節ボタン146との双方が共に
オン状態であると判定されたときには、ステップS44
0に進む。また、ステップS420で、リモコン240
の停止ボタン244がオン状態であると判定されたと
き、または、ステップS430で、経過時間Tが第3の
所定時間を越えたと判定されたときにも、ステップS4
40に進む。一方、ステップS400,S420,S4
30で順に否定判定されてきたときには、「リターン」
に抜けてこの処理を一旦終了する。
【0048】ステップS440では、ノズル装置12の
ノズル位置を収納位置に後退させる処理を実行する。こ
の処理では、駆動モータ45を反転して、ノズルヘッド
13bをケーシング11内に収納するが、その収納位置
で(ノズルヘッド13bがクリーニングチャンバ43に
位置する状態で)、ノズルヘッド13bから洗浄水の噴
出を行なうノズルセルフクリーニング処理を加えた構成
としてもよい。この構成により、収納位置で噴出された
洗浄水がクリーニングチャンバ43の内面に反射されノ
ズルヘッド13bの噴出口を洗浄することができる。続
いて、この割込み処理ルーチンが以後、実行されないよ
うに、割込み受付を終了するとともに、前記タイマをリ
セットして(ステップS450)、その後、この割込み
ルーチンを終了する。
【0049】以上詳述したように、この第1実施例のト
イレ用衛生洗浄装置10によれば、使用者により停止ボ
タン144が3秒以上押し続けられると、ノズル13か
らの吐水を停止した状態で、駆動モータ45を駆動して
ノズル13を洗浄位置まで伸出する(ステップS300
〜S350)。この結果、使用者は、ノズル13のノズ
ル本体13aおよびノズルヘッド13bを容易に掃除す
ることができる。この状態で、停止ボタン144とノズ
ル調節ボタン146との双方が同時に押されると(ステ
ップS400,S410)、その掃除の作業は終わった
ものとして、ノズル13をケーシング11内に収納する
(ステップS440)。また、リモコン240の停止ボ
タン244が押されたときにも(ステップS420)、
ノズル13をケーシング11内に収納する。
【0050】離間して配置された停止ボタン144とノ
ズル調節ボタン146とは、掃除作業中に、誤って同時
に押されることはないから、洗浄位置に伸出したノズル
13が、清掃者による掃除中の誤操作によって復帰され
るのを防止することができる。従って、誤操作によって
ノズルの掃除の作業が中断されるのを防止することがで
き、ノズルの掃除の作業性の向上が図られる。特に、こ
の実施例では、停止ボタン144、ノズル調節ボタン1
46といった既存の構成を利用したものであることか
ら、構成が複雑化することもない。
【0051】また、リモコン240に設けられた停止ボ
タン244は、掃除作業中に誤って操作されることはな
いことから、この停止ボタン244によっても、洗浄位
置に伸出したノズル13が、清掃者による掃除中の誤操
作によって復帰されるのを防止することができる。従っ
て、この点からも、誤操作によってノズルの掃除の作業
が中断されるのを防止することができ、ノズルの掃除の
作業性の向上が図られる。
【0052】さらに、ノズル13が伸出した状態が第3
の所定時間t3以上、続いたときには、ノズル13の長
時間の放置を防止することを目的として、ノズル13は
ケーシング11内に即座に収納される。このため、ノズ
ル13への塵の付着を最小限に抑えることができる。
【0053】また、前記実施例のトイレ用衛生洗浄装置
10によれば、ステップS440でノズル13を収納位
置に収納したときに、ノズル13からの洗浄水の反射に
よりその吐水口を洗浄するように構成されている。ステ
ップS430によってノズルが収納されたときには、ノ
ズルの掃除が完了して意図的にノズル13を収納したと
きと異なり、必ずしもノズルの掃除が完了していない
が、この構成により、装置自身でノズルの吐水口を洗浄
して、ノズル13の掃除の手助けを図ることができる。
勿論、ノズルの掃除が完了してノズル調節ボタン146
がオンされたとき、またはリモコン240の停止ボタン
244がオンされたときにも、上記構成により、装置自
身でノズルの吐水口を洗浄して、ノズル13の掃除の補
助的な役割を担うことができる。
【0054】本発明の第2実施例について説明する。こ
の第2実施例のトイレ用衛生洗浄装置は、第1実施例の
トイレ用衛生洗浄装置10と比較して、操作部515の
構成が相違する。
【0055】図10は、操作部515の蓋体(後述す
る)を取り除いた平面図であり、図11は、蓋体を開け
た状態の操作部515の部分斜視図である。両図に示す
ように、この実施例の操作部515は、第1実施例と同
じ操作パネル14を備え、さらに、蓋体550で覆われ
る凹所550aにボリュームつまみ群を備える。このボ
リュームつまみ群は、蓋体550(図11)を開いて操
作される。ボリュームつまみ群としては、第1実施例で
は詳しく説明しなかったが、第1実施例でも具備され
た、温水調節つまみ552、乾燥調節つまみ554およ
び便座調節つまみ556を備え、さらには、この実施例
独自の掃除終了ボタン558を備える。なお、その他の
ハードウェアの構成は第1実施例と同じである。
【0056】一方、この第2実施例のソフトウェアの構
成については、CPU102で実行される図9で示した
割込みルーチンを除いて第1実施例と相違する。図12
は、この第2実施例における割込みルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0057】図12に示すように、この実施例の割込み
ルーチンでは、CPU102は、処理が開始されると、
まず、掃除終了ボタン558がオンされたか否かを判定
する(ステップS600)。ここで、掃除終了ボタン5
58がオン状態でないと判定されると、ステップS62
0に進み、オフ状態でないと判定されると、ステップS
640に進む。なお、ステップS620ないしS650
は、第1実施例のステップS420ないしS450とそ
れぞれ同じ構成である。
【0058】従って、この第2実施例のトイレ用衛生洗
浄装置によれば、清掃のためにノズル13が洗浄位置ま
で伸出した状態で、掃除終了ボタン558が押されると
(ステップS600)、その掃除の作業は終わったもの
として、ノズル13をケーシング11内に収納する(ス
テップS640)。また、リモコン240の停止ボタン
244が押されたときにも(ステップS620)、ノズ
ル13をケーシング11内に収納する。なお、この実施
例では、第1実施例のように、停止ボタン144とノズ
ル調節ボタン146との双方が同時に押された場合に
は、ノズルを収納する構成とはなっていない。
【0059】掃除のために伸出したノズル13を収納す
る際のボタンである掃除終了ボタン558は、蓋体55
0によって覆われていることから、掃除作業中に、誤操
作されることがない。このため、洗浄位置に伸出したノ
ズル13が、清掃者による掃除中の誤操作によって復帰
されるのを防止することができる。従って、第1実施例
と同様に、誤操作によってノズルの掃除の作業が中断さ
れるのを防止することができ、ノズルの掃除の作業性の
向上が図られる。
【0060】本発明の第3実施例について説明する。こ
の第3実施例のトイレ用衛生洗浄装置は、第2実施例と
比較して、掃除終了ボタンの配設位置が相違し、その他
の構成は同一である。
【0061】図13は、操作部715の平面図であり、
図14は、掃除終了ボタン558付近を切り欠いた操作
部715の部分断面図である。両図に示すように、この
実施例の操作部715は、第1実施例および第2実施例
と同じ操作パネル14を備え、その操作パネル14上に
掃除終了ボタン758を備えている。なお、蓋体550
で覆われる凹所に設けられるボリュームつまみ群の構成
は、第1実施例と同一であり、第2実施例のように蓋体
550で覆われる凹所に掃除終了ボタン558を備える
構成ではない。
【0062】掃除終了ボタン758は、操作パネル14
上に設けられており、詳細には、操作パネル14の表面
より凹ませて形成された孔部(開口部の形状は円形)7
60に配設されている。この掃除終了ボタン758は、
孔部760内に設けられていることから、作業者は指先
で操作を行なうことになる。
【0063】掃除のために伸出したノズル13を収納す
る際のボタンである掃除終了ボタン758は、孔部76
0内に設けられていることから、作業者は指先でしか操
作することができず、掃除作業中に、誤操作されること
がない。このため、洗浄位置に伸出したノズル13が、
清掃者による掃除中の誤操作によって復帰されるのを防
止することができる。従って、第1および第2実施例と
同様に、誤操作によってノズルの掃除の作業が中断され
るのを防止することができ、ノズルの掃除の作業性の向
上が図られる。
【0064】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1ないし5
に記載されたトイレ用衛生洗浄装置では、掃除のために
洗浄位置に伸出したノズルが、清掃者による掃除中の誤
操作によって復帰されるのを防止することができる。従
って、誤操作によってノズルの掃除の作業が中断される
のを防止することができ、ノズルの掃除の作業性の向上
が図られる。
【0066】特に、請求項2記載のトイレ用衛生洗浄装
置によれば、既存の構成を利用したものであることか
ら、構成が複雑化しないといった効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るトイレ用衛生洗浄装
置10を装着した洋式便器の蓋3をした状態の外観図で
ある。
【図2】その洋式便器の蓋3をしない状態の外観図であ
る。
【図3】トイレ用衛生洗浄装置10の温水/ノズル制御
装置18を示すブロック図である。
【図4】ノズル装置12の要部を示す左側面図である。
【図5】トイレ用衛生洗浄装置10に内蔵される電子制
御装置100の内部構成とその周辺装置を示すブロック
図である。
【図6】操作部15の平面図である。
【図7】リモコン240の平面図である。
【図8】電子制御装置100で実行されるノズル掃除ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図9】電子制御装置100で実行される割込みルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図10】第2実施例に係る操作部515の蓋体を取り
除いた平面図である。
【図11】蓋体を開けた状態の操作部515の部分斜視
図である。
【図12】第2実施例に係る電子制御装置100で実行
される割込みルーチンを示すフローチャートである。
【図13】第3実施例に係る操作部715の平面図であ
る。
【図14】掃除終了ボタン558付近を切り欠いた操作
部715の部分断面図である。
【符号の説明】
3…蓋 5…便器本体 5a…ボール面 6…便座 6a…着座センサ 10…トイレ用衛生洗浄装置 11…ケーシング 12…ノズル装置 13…ノズル 13a…ノズル本体 13b…ノズルヘッド 14…操作パネル 15…操作部 18…温水/ノズル制御装置 20…分岐金具 21…連結管 22…給水アダプタ 23…減圧弁 24…電磁弁 25…安全弁 26…バルブユニット 28a…温水用サーミスタ 29…洗浄水用ヒータ 30…熱交換器 31…フロートスイッチ 32…熱交換器ユニット 33…逆止弁 34…流調モータ 35…流調弁 36…流調ユニット 37…開閉弁ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 41…ベース 43…クリーニングチャンバ 45…駆動モータ 47,49…供給管 53…便座用ヒータ 100…電子制御装置 102…CPU 104…ROM 106…RAM 107…バックアップRAM 108…入力処理回路 109…出力処理回路 141…お尻洗浄ボタン 142…ビデ洗浄ボタン 143…乾燥ボタン 144…停止ボタン 145…水勢調節ボタン 146…ノズル調節ボタン 160…受光素子 240…リモコン 241…お尻洗浄ボタン 242…ビデ洗浄ボタン 243…乾燥ボタン 244…停止ボタン 245…水勢調節ボタン 246…ノズル調節ボタン 515…操作部 550…蓋体 550a…凹所 558…掃除終了ボタン 715…操作部 758…掃除終了ボタン 760…孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 入力する操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の
    吐出量を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、
    前記洗浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう
    方向となる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段
    と、 所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズ
    ルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信
    号を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手
    段とを備え、さらに、 離間して配置された複数の所定のスイッチが同時に操作
    されたとき、前記ノズルを前記洗浄位置から前記伸出位
    置へ復帰させる操作信号を前記ノズル制御手段に出力す
    る終了操作信号出力手段を設けることを特徴とするトイ
    レ用衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記終了操作信号出力手段における前記
    複数のスイッチの内の一つのスイッチは、前記開始操作
    信号出力手段における前記所定のスイッチであり、他の
    スイッチは、別機能が予め割り当てられたスイッチであ
    るトイレ用衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 入力する操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の
    吐出量を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、
    前記洗浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう
    方向となる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段
    と、 所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズ
    ルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信
    号を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手
    段とを備え、さらに、 前記所定のスイッチと別体である遠隔操作部に設けられ
    た所定のスイッチが操作されたとき、前記ノズルを前記
    洗浄位置から前記伸出位置へ復帰させる操作信号を前記
    ノズル制御手段に出力する終了操作信号出力手段を設け
    ることを特徴とするトイレ用衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 入力する操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の
    吐出量を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、
    前記洗浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう
    方向となる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段
    と、 所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズ
    ルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信
    号を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手
    段とを備え、さらに、 蓋体によって覆われた所定のスイッチが操作されたと
    き、前記ノズルを前記洗浄位置から前記伸出位置へ復帰
    させる操作信号を前記ノズル制御手段に出力する終了操
    作信号出力手段を設けることを特徴とするトイレ用衛生
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 入力する操作信号に応じて、前記吐水口からの洗浄水の
    吐出量を抑制した上で、前記ノズルをその収納位置と、
    前記洗浄水の吐出方向が便座に着座した使用者に向かう
    方向となる洗浄位置との間で進退させるノズル制御手段
    と、 所定のスイッチがオン状態に操作されたとき、前記ノズ
    ルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる操作信
    号を前記ノズル制御手段に出力する開始操作信号出力手
    段とを備え、さらに、 ケーシング表面より凹ませて形成された凹所に設けられ
    た所定のスイッチが操作されたとき、前記ノズルを前記
    洗浄位置から前記伸出位置へ復帰させる操作信号を前記
    ノズル制御手段に出力する終了操作信号出力手段を設け
    ることを特徴とするトイレ用衛生洗浄装置。
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