JPH0940120A - スタッカクレーン用垂直フレーム - Google Patents
スタッカクレーン用垂直フレームInfo
- Publication number
- JPH0940120A JPH0940120A JP19780595A JP19780595A JPH0940120A JP H0940120 A JPH0940120 A JP H0940120A JP 19780595 A JP19780595 A JP 19780595A JP 19780595 A JP19780595 A JP 19780595A JP H0940120 A JPH0940120 A JP H0940120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical frame
- square pipe
- stacker crane
- lifting surface
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 軽量で取り付の容易なスタッカクレーン用垂
直フレームを提供する。 【解決手段】 角パイプ材を接続して形成したスタッカ
クレーン用垂直フレーム６において、角パイプ材の両側
の角部近傍に一対のフラットバー１１を溶接したことを
特徴とするスタッカクレーン用垂直フレーム６。
直フレームを提供する。 【解決手段】 角パイプ材を接続して形成したスタッカ
クレーン用垂直フレーム６において、角パイプ材の両側
の角部近傍に一対のフラットバー１１を溶接したことを
特徴とするスタッカクレーン用垂直フレーム６。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は倉庫、工場内等にお
いて荷物格納棚間の通路を走行するスタッカクレーンの
垂直フレームに関するものである。
いて荷物格納棚間の通路を走行するスタッカクレーンの
垂直フレームに関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】図１は自動倉庫の概略
図である。図において、スタッカクレーン１はラック２
の高さに合せて下レール３、および上レール４を設置
し、この上下レール間を走行する。一方、スタッカクレ
ーンによって取扱われる荷５は、スタッカクレーン１の
垂直フレーム６に沿って上下するキャリッジに載置され
て、必要個所に運ばれる。
図である。図において、スタッカクレーン１はラック２
の高さに合せて下レール３、および上レール４を設置
し、この上下レール間を走行する。一方、スタッカクレ
ーンによって取扱われる荷５は、スタッカクレーン１の
垂直フレーム６に沿って上下するキャリッジに載置され
て、必要個所に運ばれる。
【０００３】近年、自動倉庫の大形化に伴ない、垂直フ
レームも長尺のものが必要とされるようになってきた。
長尺の垂直フレームは１本の角パイプから製造されたも
のも用いられるが、一般には短尺角パイプを接続して使
用する場合が多い。図４は短尺パイプを接続して形成し
た垂直フレームの従来例を示す側面図と接続部の断面図
である。
レームも長尺のものが必要とされるようになってきた。
長尺の垂直フレームは１本の角パイプから製造されたも
のも用いられるが、一般には短尺角パイプを接続して使
用する場合が多い。図４は短尺パイプを接続して形成し
た垂直フレームの従来例を示す側面図と接続部の断面図
である。
【０００４】図４において、６は角パイプ材で、端部に
は接続用のコ字状フランジ１４が設けられている。接続
される角パイプ材は、各コ字状フランジ１４をボルト・
ナットによって固着することによって接続され、スタッ
カクレーン用垂直フレームを形成する。垂直フレームの
クレーン走行面には、走行用ガイドレール１５がガイド
レール取付部１７により垂直フレームに固定されてい
る。１６はガイドローラであり、ガイドレールを両側か
ら挾む形でキャリッジに設けられている。
は接続用のコ字状フランジ１４が設けられている。接続
される角パイプ材は、各コ字状フランジ１４をボルト・
ナットによって固着することによって接続され、スタッ
カクレーン用垂直フレームを形成する。垂直フレームの
クレーン走行面には、走行用ガイドレール１５がガイド
レール取付部１７により垂直フレームに固定されてい
る。１６はガイドローラであり、ガイドレールを両側か
ら挾む形でキャリッジに設けられている。
【０００５】このように、従来のスタッカクレーン用垂
直フレームにおいては、クレーン走行面に重量の重いガ
イドレールを取り付けるため、フレーム全体の重量が著
しく重くなるとともにガイドレールの取り付けが複雑で
あるという問題があった。
直フレームにおいては、クレーン走行面に重量の重いガ
イドレールを取り付けるため、フレーム全体の重量が著
しく重くなるとともにガイドレールの取り付けが複雑で
あるという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑み
てなされたものであって、角パイプ材を接続して形成し
たスタッカクレーン用垂直フレームにおいて、垂直フレ
ームのクレーン走行面の両側面の角部近傍に一対のフラ
ットバーを設けたことを特徴とするスタッカクレーン用
垂直フレームであって、また、フラットバーは不連続ス
ミ肉溶接により溶接されていることを特徴とし、また、
角パイプの接続は、角パイプの端部に設けられコ字状に
張り出したフランジを対面した状態で固着し、フランジ
を備えていない側において角パイプを挾んで内外に継ぎ
当板を取り付けて固着したことを特徴とするものであ
る。
てなされたものであって、角パイプ材を接続して形成し
たスタッカクレーン用垂直フレームにおいて、垂直フレ
ームのクレーン走行面の両側面の角部近傍に一対のフラ
ットバーを設けたことを特徴とするスタッカクレーン用
垂直フレームであって、また、フラットバーは不連続ス
ミ肉溶接により溶接されていることを特徴とし、また、
角パイプの接続は、角パイプの端部に設けられコ字状に
張り出したフランジを対面した状態で固着し、フランジ
を備えていない側において角パイプを挾んで内外に継ぎ
当板を取り付けて固着したことを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の一実
施例を説明する。図２は本発明のスタッカクレーン用垂
直フレームを示す断面図である。図において、６は角パ
イプ材で形成された垂直フレームで、端部には接続用の
コ字状フランジ７が設けられている。
施例を説明する。図２は本発明のスタッカクレーン用垂
直フレームを示す断面図である。図において、６は角パ
イプ材で形成された垂直フレームで、端部には接続用の
コ字状フランジ７が設けられている。
【０００８】該フランジ７は角パイプの端部で、キャリ
ッジ昇降面と昇降面の両側面の一部を除いた三面にコ字
状に張り出して形成されている。キャリッジ昇降面に
は、接続される両パイプを連結する補強用継ぎ板８が角
パイプの内面に取着されている。この補強用継ぎ板８に
はパイプの表面から接続用のねじ孔９が穿孔されてい
る。角パイプを接続してフレームを形成する際、それぞ
れ接続する角パイプ１の端部に形成されたコ字状フラン
ジ７を対向した状態でボルト、ナットによって固着す
る。一方、キャリッジ昇降面は補強用継ぎ板８に設けら
れたねじ孔９に合致するねじ孔を設けた継ぎ用当板１０
を介して、ボルトによって固定し、両パイプを接続す
る。
ッジ昇降面と昇降面の両側面の一部を除いた三面にコ字
状に張り出して形成されている。キャリッジ昇降面に
は、接続される両パイプを連結する補強用継ぎ板８が角
パイプの内面に取着されている。この補強用継ぎ板８に
はパイプの表面から接続用のねじ孔９が穿孔されてい
る。角パイプを接続してフレームを形成する際、それぞ
れ接続する角パイプ１の端部に形成されたコ字状フラン
ジ７を対向した状態でボルト、ナットによって固着す
る。一方、キャリッジ昇降面は補強用継ぎ板８に設けら
れたねじ孔９に合致するねじ孔を設けた継ぎ用当板１０
を介して、ボルトによって固定し、両パイプを接続す
る。
【０００９】このようにして、一定長のスタッカクレー
ン用の垂直フレームが形成される前には、予め垂直フレ
ームのキャリッジ昇降面の両側面の角部近傍に一対のガ
イド用フラットバー１１を溶接により取り付ける。ガイ
ド用フラットバー１１の溶接は、不連続スミ肉溶接によ
って行われる。スミ肉溶接は溶接長が溶接ピッチの約１
／３、脚長は板厚の１／２以下であることが望ましい。
ン用の垂直フレームが形成される前には、予め垂直フレ
ームのキャリッジ昇降面の両側面の角部近傍に一対のガ
イド用フラットバー１１を溶接により取り付ける。ガイ
ド用フラットバー１１の溶接は、不連続スミ肉溶接によ
って行われる。スミ肉溶接は溶接長が溶接ピッチの約１
／３、脚長は板厚の１／２以下であることが望ましい。
【００１０】溶接後にフラットバーのガイド面をフライ
ス加工等により仕上加工することにより、多少の溶接歪
や、角パイプ材の寸法誤差を吸収して、ガイド面を高精
度に維持することができる。１２はキャリッジ側に設け
た一対のガイドローラで垂直フレーム６の両側面に設け
たフラットバーに沿って垂直フレームを挾む形で回転駆
動する。１３は垂直フレームのキャリッジ昇降面に沿っ
て回転する一対のガイドローラである。
ス加工等により仕上加工することにより、多少の溶接歪
や、角パイプ材の寸法誤差を吸収して、ガイド面を高精
度に維持することができる。１２はキャリッジ側に設け
た一対のガイドローラで垂直フレーム６の両側面に設け
たフラットバーに沿って垂直フレームを挾む形で回転駆
動する。１３は垂直フレームのキャリッジ昇降面に沿っ
て回転する一対のガイドローラである。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明は、垂直フレームに
設けたガイド材をフラットバーによって形成したので、
従来のガイドレールを設けたものに比して、フレーム全
体を軽量化することができ、フラットバーをフレームの
角部近傍に不連続スミ肉溶接によって取り付けたので、
溶接歪の発生を防ぐことができる。
設けたガイド材をフラットバーによって形成したので、
従来のガイドレールを設けたものに比して、フレーム全
体を軽量化することができ、フラットバーをフレームの
角部近傍に不連続スミ肉溶接によって取り付けたので、
溶接歪の発生を防ぐことができる。
【００１２】また、従来用いられていたガイドレールに
比し軽量なフラットバーを用いるので安価にフレームを
製作することができると共に、取り付が容易である。
比し軽量なフラットバーを用いるので安価にフレームを
製作することができると共に、取り付が容易である。
【図１】自動倉庫の概略図である。
【図２】本発明のスタッカクレーン用垂直フレームの断
面図と側面図である。
面図と側面図である。
【図３】本発明の垂直フレームにスタッカクレーンを取
り付けた状態を示す断面図である。
り付けた状態を示す断面図である。
【図４】スタッカクレーン用垂直フレームの従来例の断
面図と側面図である。
面図と側面図である。
１ スタッカクレーン ２ ラック ３ 下レール ４ 上レール ５ 荷 ６ 垂直フレーム ７ コ字状フランジ ８ 補強用継ぎ板 ９ ねじ孔 １０ 継ぎ用当板 １１ ガイド用フラットバー １２、１３ ガイドローラ １４ コ字状フランジ １５ 昇降用ガイドレール １６ ガイドローラ １７ ガイドレール取付部
Claims (3)
- 【請求項１】 角パイプ材を接続して形成したスタッカ
クレーン用垂直フレームにおいて、角パイプ材の両側の
角部近傍に一対のフラットバーを溶接したことを特徴と
するスタッカクレーン用垂直フレーム。 - 【請求項２】 フラットバーは不連続スミ肉溶接により
溶接されていることを特徴とする請求項１記載のスタッ
カクレーン用垂直フレーム。 - 【請求項３】 角パイプの接続は、角パイプの端部に設
けられコ字状に張り出したフランジを対面した状態で固
着し、フランジを備えていない側において角パイプを挾
んで内外に継ぎ当板を取り付けて固着、角パイプを接続
したことを特徴とする請求項１記載のスタッカクレーン
用垂直フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19780595A JP2947733B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | スタッカクレーン用垂直フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19780595A JP2947733B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | スタッカクレーン用垂直フレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940120A true JPH0940120A (ja) | 1997-02-10 |
| JP2947733B2 JP2947733B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16380647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19780595A Expired - Fee Related JP2947733B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | スタッカクレーン用垂直フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947733B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111606270A (zh) * | 2020-06-03 | 2020-09-01 | 惠安县崇武镇婉云广告设计中心 | 一种堆垛机防坠装置 |
| EP3872008A1 (de) * | 2020-02-26 | 2021-09-01 | MIAS Maschinenbau, Industrieanlagen & Service GmbH | Mastanordnung für ein regalbediengerät |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP19780595A patent/JP2947733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3872008A1 (de) * | 2020-02-26 | 2021-09-01 | MIAS Maschinenbau, Industrieanlagen & Service GmbH | Mastanordnung für ein regalbediengerät |
| CN111606270A (zh) * | 2020-06-03 | 2020-09-01 | 惠安县崇武镇婉云广告设计中心 | 一种堆垛机防坠装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2947733B2 (ja) | 1999-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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