JPH093981A - 住宅浄水システム - Google Patents
住宅浄水システムInfo
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- JPH093981A JPH093981A JP15967995A JP15967995A JPH093981A JP H093981 A JPH093981 A JP H093981A JP 15967995 A JP15967995 A JP 15967995A JP 15967995 A JP15967995 A JP 15967995A JP H093981 A JPH093981 A JP H093981A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】残留塩素や不純物等が除去されて浄化された湯
を使用できるようにする。 【構成】住宅ａに湯を給湯する給湯機１の上流側の配管
途中に浄水器２を設置した。
を使用できるようにする。 【構成】住宅ａに湯を給湯する給湯機１の上流側の配管
途中に浄水器２を設置した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅内に供給される供
給水を浄水することができるようになった住宅浄水シス
テムに関するものである。
給水を浄水することができるようになった住宅浄水シス
テムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、飲み水等に利用する水を浄化する
ことが知られており、これらのものにおいては、キッチ
ンの蛇口部分に小型の浄水器を設置し、この浄水器で浄
化した水を飲み水等として利用するものであった。
ことが知られており、これらのものにおいては、キッチ
ンの蛇口部分に小型の浄水器を設置し、この浄水器で浄
化した水を飲み水等として利用するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例にあっては、浴室やキッチンや洗面所等で
使用される湯として浄化したものを使用するようにはな
っていなかった。本発明は上記問題点の解決を目的とす
るものであり、残留塩素や不純物等が除去されて浄化さ
れた湯を使用することができるようになった住宅浄水シ
ステムを提供しようとするものである。
ような従来例にあっては、浴室やキッチンや洗面所等で
使用される湯として浄化したものを使用するようにはな
っていなかった。本発明は上記問題点の解決を目的とす
るものであり、残留塩素や不純物等が除去されて浄化さ
れた湯を使用することができるようになった住宅浄水シ
ステムを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、住宅ａに湯を給湯する給湯機
１の上流側の配管途中に浄水器２を設置したことを特徴
とするものである。請求項２の発明では、住宅ａに湯を
給湯する給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を設置
し、浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室３への給
水管４を分岐し、給湯機１からの給湯管５を浴室３のみ
に到達させたことを特徴とするものである。
に、請求項１の発明では、住宅ａに湯を給湯する給湯機
１の上流側の配管途中に浄水器２を設置したことを特徴
とするものである。請求項２の発明では、住宅ａに湯を
給湯する給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を設置
し、浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室３への給
水管４を分岐し、給湯機１からの給湯管５を浴室３のみ
に到達させたことを特徴とするものである。
【０００５】請求項３の発明では、住宅ａに湯を給湯す
る給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を設置し、浄
水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室３への給水管４
を分岐し、給湯機１からの給湯管５を住宅ａ全体に配管
したことを特徴とするものである。請求項４の発明で
は、請求項１または請求項２または請求項３において浄
水器２を跨ぐようにバイパス管６を設けたことを特徴と
するものである。
る給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を設置し、浄
水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室３への給水管４
を分岐し、給湯機１からの給湯管５を住宅ａ全体に配管
したことを特徴とするものである。請求項４の発明で
は、請求項１または請求項２または請求項３において浄
水器２を跨ぐようにバイパス管６を設けたことを特徴と
するものである。
【０００６】
【作用】請求項１の発明によれば、浄水器２の存在によ
って水道水中の残留塩素や不純物等が除去された湯を住
宅ａ内に供給することができ、浄化された湯を住宅ａ内
で使用することができる。請求項２の発明によれば、浴
室３で使用する水や湯中の残留塩素や不純物等を除去す
ることができ、残留塩素や不純物等が存在しない肌に良
いとされる水や湯を浴室３で使用することができる。ま
た、浴室３以外の住宅ａ内で使用される水や湯中の塩素
は残るために細菌が発生せず、飲み水等として安全に使
用することができる。また、浄水器２からの給水及び給
湯は浴室３だけであるので、配管は短くてすみ、このよ
うに配管が短いことによって大量の水や湯が長時間配管
内に滞留せず、細菌が発生しにくい。
って水道水中の残留塩素や不純物等が除去された湯を住
宅ａ内に供給することができ、浄化された湯を住宅ａ内
で使用することができる。請求項２の発明によれば、浴
室３で使用する水や湯中の残留塩素や不純物等を除去す
ることができ、残留塩素や不純物等が存在しない肌に良
いとされる水や湯を浴室３で使用することができる。ま
た、浴室３以外の住宅ａ内で使用される水や湯中の塩素
は残るために細菌が発生せず、飲み水等として安全に使
用することができる。また、浄水器２からの給水及び給
湯は浴室３だけであるので、配管は短くてすみ、このよ
うに配管が短いことによって大量の水や湯が長時間配管
内に滞留せず、細菌が発生しにくい。
【０００７】請求項３の発明によれば、浴室３で使用す
る水及び住宅ａ全体で使用する湯中の残留塩素や不純物
等を除去することができ、残留塩素や不純物等が存在し
ない肌に良いとされる水や湯を使用者に供給することが
できる。また、住宅ａ全体で１台の給湯機１で対応する
ことができる。請求項４の発明によれば、バイパス管６
を利用することで初期の赤水等は浄水器２を通さずに流
すことができ、フィルター等での目詰まりを防止するこ
とができ、流量の低下や浄水器２の故障等を防止するこ
とができる。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバ
イパス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を
行うことができ、さらに、バイパス管６を使用すること
で浄水器２を使用しない給水、給湯も行うことができ
る。
る水及び住宅ａ全体で使用する湯中の残留塩素や不純物
等を除去することができ、残留塩素や不純物等が存在し
ない肌に良いとされる水や湯を使用者に供給することが
できる。また、住宅ａ全体で１台の給湯機１で対応する
ことができる。請求項４の発明によれば、バイパス管６
を利用することで初期の赤水等は浄水器２を通さずに流
すことができ、フィルター等での目詰まりを防止するこ
とができ、流量の低下や浄水器２の故障等を防止するこ
とができる。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバ
イパス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を
行うことができ、さらに、バイパス管６を使用すること
で浄水器２を使用しない給水、給湯も行うことができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における住宅浄水システムは住宅ａに
湯を給湯する給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を
設置して主体が構成されており、浄水器２によって水道
水中の残留塩素や不純物等が除去された水を給湯機１を
介して湯として住宅ａ内に供給することができるもので
あり、浄化された湯を住宅ａ内で使用することができる
ようになっている。
詳述する。本発明における住宅浄水システムは住宅ａに
湯を給湯する給湯機１の上流側の配管途中に浄水器２を
設置して主体が構成されており、浄水器２によって水道
水中の残留塩素や不純物等が除去された水を給湯機１を
介して湯として住宅ａ内に供給することができるもので
あり、浄化された湯を住宅ａ内で使用することができる
ようになっている。
【０００９】図１は第１実施例を示しており、このもの
にあっては、浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室
３への給水管４が分岐されており、さらに、給湯機１か
らの給湯管５を浴室３のみに到達させるようにしてい
る。この給湯管５は浴室３内に臨むように配置された給
水栓７及び浴室３内に設置された浴槽８に接続されてい
る。ここで、浄化された後の供給水が通る管路を太線に
て示している。
にあっては、浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から浴室
３への給水管４が分岐されており、さらに、給湯機１か
らの給湯管５を浴室３のみに到達させるようにしてい
る。この給湯管５は浴室３内に臨むように配置された給
水栓７及び浴室３内に設置された浴槽８に接続されてい
る。ここで、浄化された後の供給水が通る管路を太線に
て示している。
【００１０】水道メーター９の部分から住宅ａに向けて
導出された管路は３方向に分岐されており、第１管路１
０に浄水器２が設置されている。第２管路１１は１階の
洗面所１３及びキッチン１４に接続されており、また、
第３管路１２は１階及び２階の洗面所１３，１５、トイ
レ１６、キッチン１４に接続されている。第２管路１１
の途中には上記した給湯機１とは別の給湯機１７が設置
されており、第２管路１１は１階の洗面所１３、キッチ
ン１４に湯を供給するための給湯管５ａとして作用する
ようになっている。また、第３管路１２は１階及び２階
の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に水を
供給するための給水管４ａとして作用するようになって
いる。
導出された管路は３方向に分岐されており、第１管路１
０に浄水器２が設置されている。第２管路１１は１階の
洗面所１３及びキッチン１４に接続されており、また、
第３管路１２は１階及び２階の洗面所１３，１５、トイ
レ１６、キッチン１４に接続されている。第２管路１１
の途中には上記した給湯機１とは別の給湯機１７が設置
されており、第２管路１１は１階の洗面所１３、キッチ
ン１４に湯を供給するための給湯管５ａとして作用する
ようになっている。また、第３管路１２は１階及び２階
の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に水を
供給するための給水管４ａとして作用するようになって
いる。
【００１１】浄水器２と給湯機１との間の管路と第１管
路１０との間には浄水器２を跨ぐようにバイパス管６が
設けられており、弁体１８を切り替えてバイパス管６を
利用することで浄水器２を通過させることなく給湯機１
に向けて供給水を送ることができるようになっている。
つまり、バイパス管６を利用することで初期の赤水等は
浄水器２を通さずに流すことができ、フィルター等での
目詰まりを防止することができるものであり、流量の低
下や浄水器２の故障等を防止することができるようにな
っている。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバイ
パス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を行
うことができるものである。さらに、バイパス管６を使
用することで浄水器２を使用しない給水、給湯も行うこ
とができる。
路１０との間には浄水器２を跨ぐようにバイパス管６が
設けられており、弁体１８を切り替えてバイパス管６を
利用することで浄水器２を通過させることなく給湯機１
に向けて供給水を送ることができるようになっている。
つまり、バイパス管６を利用することで初期の赤水等は
浄水器２を通さずに流すことができ、フィルター等での
目詰まりを防止することができるものであり、流量の低
下や浄水器２の故障等を防止することができるようにな
っている。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバイ
パス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を行
うことができるものである。さらに、バイパス管６を使
用することで浄水器２を使用しない給水、給湯も行うこ
とができる。
【００１２】上記第１管路１０を介して浴室３内に供給
される供給水は浄水器２を通過することで浄化されるも
のであり、第２管路１１及び第３管路１２内を通る供給
水は浄水器２を通過しないために浄化されることなく住
宅ａ内に供給されるようになっている。しかして、浴室
３で使用する供給水は浄水器２を通過することによって
残留塩素や不純物等が除去されるものであり、残留塩素
や不純物等が存在しない肌に良いとされる水や湯を浴室
３で使用することができるものである。
される供給水は浄水器２を通過することで浄化されるも
のであり、第２管路１１及び第３管路１２内を通る供給
水は浄水器２を通過しないために浄化されることなく住
宅ａ内に供給されるようになっている。しかして、浴室
３で使用する供給水は浄水器２を通過することによって
残留塩素や不純物等が除去されるものであり、残留塩素
や不純物等が存在しない肌に良いとされる水や湯を浴室
３で使用することができるものである。
【００１３】また、第２管路１１及び第３管路１２を介
して住宅ａ内に供給される供給水は浄水器２を通過する
ことなく住宅ａ内に供給されるようになっていることか
ら、浴室３以外の住宅ａ内で使用される水や湯中の塩素
は残るために細菌が発生せず、飲み水等として安全に使
用することができるものである。また、浄水器２からの
給水及び給湯は浴室３だけであるので、浄水器２を通過
して使用部位まで供給水を送るための配管は短くてすむ
ものであり、このように配管が短いことによって大量の
水や湯が長時間配管内に滞留せず、細菌が発生しにくい
ものである。
して住宅ａ内に供給される供給水は浄水器２を通過する
ことなく住宅ａ内に供給されるようになっていることか
ら、浴室３以外の住宅ａ内で使用される水や湯中の塩素
は残るために細菌が発生せず、飲み水等として安全に使
用することができるものである。また、浄水器２からの
給水及び給湯は浴室３だけであるので、浄水器２を通過
して使用部位まで供給水を送るための配管は短くてすむ
ものであり、このように配管が短いことによって大量の
水や湯が長時間配管内に滞留せず、細菌が発生しにくい
ものである。
【００１４】図２は第２実施例を示しており、このもの
にあっては、住宅ａに湯を給湯する給湯機１の上流側の
配管途中に浄水器２を設置し、浄水器２と給湯機１をつ
なぐ配管から浴室３への給水管４を分岐し、給湯機１か
らの給湯管５を住宅ａ全体に配管するようにしている。
この給湯管５は浴室３内に臨むように配置された給水栓
７及び浴室３内に設置された浴槽８に接続されると共
に、１階の洗面所１３及びキッチン１４に配置された給
水栓に接続されている。ここで、浄化された後の供給水
が通る管路を太線にて示している。
にあっては、住宅ａに湯を給湯する給湯機１の上流側の
配管途中に浄水器２を設置し、浄水器２と給湯機１をつ
なぐ配管から浴室３への給水管４を分岐し、給湯機１か
らの給湯管５を住宅ａ全体に配管するようにしている。
この給湯管５は浴室３内に臨むように配置された給水栓
７及び浴室３内に設置された浴槽８に接続されると共
に、１階の洗面所１３及びキッチン１４に配置された給
水栓に接続されている。ここで、浄化された後の供給水
が通る管路を太線にて示している。
【００１５】水道メーター９の部分から住宅ａに向けて
導出された管路は２方向に分岐されており、第１管路１
０に浄水器２が設置されている。第２管路１１は１階及
び２階の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４
に接続されている。第２管路１１は１階及び２階の洗面
所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に水を供給す
るための給水管４として作用するようになっている。
導出された管路は２方向に分岐されており、第１管路１
０に浄水器２が設置されている。第２管路１１は１階及
び２階の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４
に接続されている。第２管路１１は１階及び２階の洗面
所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に水を供給す
るための給水管４として作用するようになっている。
【００１６】浄水器２と給湯機１との間の管路と第１管
路１０との間には浄水器２を跨ぐようにバイパス管６が
設けられており、弁体１８を切り替えてバイパス管６を
利用することで浄水器２を通過させることなく給湯機１
に向けて供給水を送ることができるようになっている。
つまり、バイパス管６を利用することで初期の赤水等は
浄水器２を通さずに流すことができ、フィルター等での
目詰まりを防止することができるものであり、流量の低
下や浄水器２の故障等を防止することができるようにな
っている。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバイ
パス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を行
うことができるものである。さらに、バイパス管６を使
用することで浄水器２を使用しない給水、給湯も行うこ
とができる。
路１０との間には浄水器２を跨ぐようにバイパス管６が
設けられており、弁体１８を切り替えてバイパス管６を
利用することで浄水器２を通過させることなく給湯機１
に向けて供給水を送ることができるようになっている。
つまり、バイパス管６を利用することで初期の赤水等は
浄水器２を通さずに流すことができ、フィルター等での
目詰まりを防止することができるものであり、流量の低
下や浄水器２の故障等を防止することができるようにな
っている。また、浄水器２の故障時や交換時等にもバイ
パス管６を利用することで住宅ａ内への給水、給湯を行
うことができるものである。さらに、バイパス管６を使
用することで浄水器２を使用しない給水、給湯も行うこ
とができる。
【００１７】上記第１管路１０から浄水器２及び給湯機
１を通って給湯管５を介して浴室３、１階の洗面所１
３、キッチン１４に供給される供給水は、浄水器２を通
過した後に給湯機１を通過することで浄化されたものが
湯として各部位に供給されるものである。しかして、浴
室３、１階の洗面所１３、キッチン１４で使用する湯は
浄水器２を通過することによって残留塩素や不純物等が
除去されたものが加温されて湯として供給されるもので
あり、残留塩素や不純物等が存在しない肌に良いとされ
る湯を浴室３、１階の洗面所１３、キッチン１４で使用
することができるものである。ここで、浴室３において
は浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から導出された給水
管４が接続されているので、湯の他に水も浄化されたも
のを使用することができるものである。
１を通って給湯管５を介して浴室３、１階の洗面所１
３、キッチン１４に供給される供給水は、浄水器２を通
過した後に給湯機１を通過することで浄化されたものが
湯として各部位に供給されるものである。しかして、浴
室３、１階の洗面所１３、キッチン１４で使用する湯は
浄水器２を通過することによって残留塩素や不純物等が
除去されたものが加温されて湯として供給されるもので
あり、残留塩素や不純物等が存在しない肌に良いとされ
る湯を浴室３、１階の洗面所１３、キッチン１４で使用
することができるものである。ここで、浴室３において
は浄水器２と給湯機１をつなぐ配管から導出された給水
管４が接続されているので、湯の他に水も浄化されたも
のを使用することができるものである。
【００１８】図３乃至図８は上記した第１、第２実施例
における配管状態及び浄水器２と給湯機１の配置状態を
示している。図３に示されるものにあっては、バイパス
管６の両端及び第１管路１０及び浄水器２と給湯機１と
の間の配管にそれぞれ逆止弁付きの止水栓１８ａを設け
るようにし、適宜の止水栓１８ａを作動させることで流
路をバイパス管６側または浄水器２側に切り替えるよう
になったものが示されているが、図１、図２、図９に示
されるようにバイパス管６の両端に三方弁のような弁体
１８を設けて流路の切り替えに対応するようにしてもよ
いものである。また、図４、図５に示されるようにバイ
パス管６や他の管路を覆うように必要に応じて断熱材２
２を設置するようにしてもよいものである。図６、図７
において図中符号２４は壁材であり、２３は基礎であ
り、上記した浄水器２及び給湯機１は基礎２３と近接し
て設置された設置台２５上に設置されている。
における配管状態及び浄水器２と給湯機１の配置状態を
示している。図３に示されるものにあっては、バイパス
管６の両端及び第１管路１０及び浄水器２と給湯機１と
の間の配管にそれぞれ逆止弁付きの止水栓１８ａを設け
るようにし、適宜の止水栓１８ａを作動させることで流
路をバイパス管６側または浄水器２側に切り替えるよう
になったものが示されているが、図１、図２、図９に示
されるようにバイパス管６の両端に三方弁のような弁体
１８を設けて流路の切り替えに対応するようにしてもよ
いものである。また、図４、図５に示されるようにバイ
パス管６や他の管路を覆うように必要に応じて断熱材２
２を設置するようにしてもよいものである。図６、図７
において図中符号２４は壁材であり、２３は基礎であ
り、上記した浄水器２及び給湯機１は基礎２３と近接し
て設置された設置台２５上に設置されている。
【００１９】図９は第３実施例を示しており、このもの
にあっては、住宅ａ内で使用する使用水の全てを浄化さ
れたものを使用するようになったものが示されている。
このものにおいても浄化された後の供給水が通る管路を
太線にて示している。水道メーター９の部分から住宅ａ
に向けて導出された主管路１９の途中に浄水器２が設置
されている。浄水器２から住宅ａ側に向けて導出された
管路は２方向に向けて導出されており、第１管路２０の
途中に給湯機１が設置されている。給湯機１より下流側
に位置する第１管路２０の端部は浴室３、１階の洗面所
１３、キッチン１４にそれぞれ接続されており、浴室
３、１階の洗面所１３、キッチン１４には浄化した後の
水を加温した湯が供給されるようになっており、第１管
路２０は給湯管５として作用するようになっている。
にあっては、住宅ａ内で使用する使用水の全てを浄化さ
れたものを使用するようになったものが示されている。
このものにおいても浄化された後の供給水が通る管路を
太線にて示している。水道メーター９の部分から住宅ａ
に向けて導出された主管路１９の途中に浄水器２が設置
されている。浄水器２から住宅ａ側に向けて導出された
管路は２方向に向けて導出されており、第１管路２０の
途中に給湯機１が設置されている。給湯機１より下流側
に位置する第１管路２０の端部は浴室３、１階の洗面所
１３、キッチン１４にそれぞれ接続されており、浴室
３、１階の洗面所１３、キッチン１４には浄化した後の
水を加温した湯が供給されるようになっており、第１管
路２０は給湯管５として作用するようになっている。
【００２０】第２管路２１は浴室３、１階及び２階の洗
面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に接続され
ており、浄水器２によって浄化された後の水が浴室３、
１階及び２階の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチ
ン１４に供給されるものであり、第２管路２１は給水管
４として作用するようになっている。主管路１９には浄
水器２を跨ぐようにバイパス管６が設けられており、弁
体１８を切り替えてバイパス管６を利用することで浄水
器２を通過させることなく給湯機１に向けて供給水を送
ることができるようになっている。
面所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に接続され
ており、浄水器２によって浄化された後の水が浴室３、
１階及び２階の洗面所１３，１５、トイレ１６、キッチ
ン１４に供給されるものであり、第２管路２１は給水管
４として作用するようになっている。主管路１９には浄
水器２を跨ぐようにバイパス管６が設けられており、弁
体１８を切り替えてバイパス管６を利用することで浄水
器２を通過させることなく給湯機１に向けて供給水を送
ることができるようになっている。
【００２１】つまり、バイパス管６を利用することで初
期の赤水等は浄水器２を通さずに流すことができ、フィ
ルター等での目詰まりを防止することができるものであ
り、流量の低下や浄水器２の故障等を防止することがで
きるようになっている。また、浄水器２の故障時や交換
時等にもバイパス管６を利用することで住宅ａ内への給
水、給湯を行うことができるものである。さらに、バイ
パス管６を使用することで浄水器２を使用しない給水、
給湯も行うことができる。
期の赤水等は浄水器２を通さずに流すことができ、フィ
ルター等での目詰まりを防止することができるものであ
り、流量の低下や浄水器２の故障等を防止することがで
きるようになっている。また、浄水器２の故障時や交換
時等にもバイパス管６を利用することで住宅ａ内への給
水、給湯を行うことができるものである。さらに、バイ
パス管６を使用することで浄水器２を使用しない給水、
給湯も行うことができる。
【００２２】浄水器２にて浄化されて上記第１管路２０
内に流れる水は給湯機１を通ることで加温されて湯とし
て浴室３、１階の洗面所１３、キッチン１４に供給され
るものであり、また、第２管路２１に流れる水は加温さ
れることなく浄化水として浴室３、１階及び２階の洗面
所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に供給され
る。この実施例においては、住宅ａ全体で１台の給湯機
１を用いて浄化した後の水や湯の使用に対応することが
できるものである。
内に流れる水は給湯機１を通ることで加温されて湯とし
て浴室３、１階の洗面所１３、キッチン１４に供給され
るものであり、また、第２管路２１に流れる水は加温さ
れることなく浄化水として浴室３、１階及び２階の洗面
所１３，１５、トイレ１６、キッチン１４に供給され
る。この実施例においては、住宅ａ全体で１台の給湯機
１を用いて浄化した後の水や湯の使用に対応することが
できるものである。
【００２３】
【発明の効果】請求項１の発明は、住宅に湯を給湯する
給湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置してあるの
で、水道水中の残留塩素や不純物等が除去された湯を住
宅内に供給することができるものであり、浄化された湯
を住宅内で使用することができるものである。
給湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置してあるの
で、水道水中の残留塩素や不純物等が除去された湯を住
宅内に供給することができるものであり、浄化された湯
を住宅内で使用することができるものである。
【００２４】請求項２の発明は、住宅に湯を給湯する給
湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置し、浄水器と給
湯機をつなぐ配管から浴室への給水管を分岐し、給湯機
からの給湯管を浴室のみに到達させてあるので、浴室で
使用する水や湯中の残留塩素や不純物等を除去すること
ができるものであり、残留塩素や不純物等が存在しない
肌に良いとされる水や湯を浴室で使用することができる
ものである。また、浴室以外の住宅内で使用される水や
湯中の塩素は残るために細菌が発生せず、飲み水等とし
て安全に使用することができるものである。また、浄水
器からの給水及び給湯は浴室だけであるので、配管は短
くてすみ、このように配管が短いことによって大量の水
や湯が長時間配管内に滞留せず、細菌が発生しにくいも
のである。
湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置し、浄水器と給
湯機をつなぐ配管から浴室への給水管を分岐し、給湯機
からの給湯管を浴室のみに到達させてあるので、浴室で
使用する水や湯中の残留塩素や不純物等を除去すること
ができるものであり、残留塩素や不純物等が存在しない
肌に良いとされる水や湯を浴室で使用することができる
ものである。また、浴室以外の住宅内で使用される水や
湯中の塩素は残るために細菌が発生せず、飲み水等とし
て安全に使用することができるものである。また、浄水
器からの給水及び給湯は浴室だけであるので、配管は短
くてすみ、このように配管が短いことによって大量の水
や湯が長時間配管内に滞留せず、細菌が発生しにくいも
のである。
【００２５】請求項３の発明は、住宅に湯を給湯する給
湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置し、浄水器と給
湯機をつなぐ配管から浴室への給水管を分岐し、給湯機
からの給湯管を住宅全体に配管してあるので、浴室で使
用する水及び住宅全体で使用する湯中の残留塩素や不純
物等を除去することができるものであり、残留塩素や不
純物等が存在しない肌に良いとされる水や湯を使用者に
供給することができるものである。また、住宅全体で１
台の給湯機で対応することができるものである。
湯機の上流側の配管途中に浄水器を設置し、浄水器と給
湯機をつなぐ配管から浴室への給水管を分岐し、給湯機
からの給湯管を住宅全体に配管してあるので、浴室で使
用する水及び住宅全体で使用する湯中の残留塩素や不純
物等を除去することができるものであり、残留塩素や不
純物等が存在しない肌に良いとされる水や湯を使用者に
供給することができるものである。また、住宅全体で１
台の給湯機で対応することができるものである。
【００２６】請求項４の発明は、請求項１において浄水
器を跨ぐようにバイパス管を設けてあるので、請求項１
の効果に加えてバイパス管を利用することで初期の赤水
等は浄水器を通さずに流すことができ、フィルター等で
の目詰まりを防止することができるものであり、流量の
低下や浄水器の故障等を防止することができるものであ
る。また、浄水器の故障時や交換時等にもバイパス管を
利用することで住宅内への給水、給湯を行うことができ
るものである。さらに、バイパス管を使用することで浄
水器を使用しない給水、給湯も行うことができるもので
ある。
器を跨ぐようにバイパス管を設けてあるので、請求項１
の効果に加えてバイパス管を利用することで初期の赤水
等は浄水器を通さずに流すことができ、フィルター等で
の目詰まりを防止することができるものであり、流量の
低下や浄水器の故障等を防止することができるものであ
る。また、浄水器の故障時や交換時等にもバイパス管を
利用することで住宅内への給水、給湯を行うことができ
るものである。さらに、バイパス管を使用することで浄
水器を使用しない給水、給湯も行うことができるもので
ある。
【図１】本発明の一実施例を示す一部省略した配管図で
ある。
ある。
【図２】他の実施例を示す一部省略した配管図である。
【図３】浄水器と給湯機の配置状態を説明する一部省略
した説明図である。
した説明図である。
【図４】浄水器と給湯機の配置状態を説明する一部省略
した説明図である。
した説明図である。
【図５】図４の平面図である。
【図６】図４におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図７】図４におけるＢ−Ｂ線断面図である。
【図８】図５におけるＣ−Ｃ線断面図である。
【図９】さらに他の実施例を示す一部省略した配管図で
ある。
ある。
ａ 住宅 １ 給湯機 ２ 浄水器 ３ 浴室 ４ 給水管 ５ 給湯管 ６ バイパス管
Claims (4)
- 【請求項１】 住宅に湯を給湯する給湯機の上流側の配
管途中に浄水器を設置して成ることを特徴とする住宅浄
水システム。 - 【請求項２】 住宅に湯を給湯する給湯機の上流側の配
管途中に浄水器を設置し、浄水器と給湯機をつなぐ配管
から浴室への給水管を分岐し、給湯機からの給湯管を浴
室のみに到達させて成ることを特徴とする住宅浄水シス
テム。 - 【請求項３】 住宅に湯を給湯する給湯機の上流側の配
管途中に浄水器を設置し、浄水器と給湯機をつなぐ配管
から浴室への給水管を分岐し、給湯機からの給湯管を住
宅全体に配管して成ることを特徴とする住宅浄水システ
ム。 - 【請求項４】 浄水器を跨ぐようにバイパス管を設けて
成ることを特徴とする請求項１または請求項２または請
求項３記載の住宅浄水システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159679A JP2791293B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 住宅浄水システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159679A JP2791293B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 住宅浄水システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093981A true JPH093981A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2791293B2 JP2791293B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=15698963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7159679A Expired - Fee Related JP2791293B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 住宅浄水システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791293B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03129244A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-03 | Takagi Ind Co Ltd | 浄水器内蔵の給湯器 |
| JPH06241564A (ja) * | 1993-02-16 | 1994-08-30 | Takagi Ind Co Ltd | 浄水器を備えた給湯装置 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7159679A patent/JP2791293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03129244A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-03 | Takagi Ind Co Ltd | 浄水器内蔵の給湯器 |
| JPH06241564A (ja) * | 1993-02-16 | 1994-08-30 | Takagi Ind Co Ltd | 浄水器を備えた給湯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2791293B2 (ja) | 1998-08-27 |
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