JPH093881A - 鋼管杭と鋼管杭の製造方法と鋼管杭による簡易水道と鋼 管杭による排水装置と鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化 方法 - Google Patents

鋼管杭と鋼管杭の製造方法と鋼管杭による簡易水道と鋼 管杭による排水装置と鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化 方法

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JPH093881A
JPH093881A JP18760495A JP18760495A JPH093881A JP H093881 A JPH093881 A JP H093881A JP 18760495 A JP18760495 A JP 18760495A JP 18760495 A JP18760495 A JP 18760495A JP H093881 A JPH093881 A JP H093881A
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steel pipe
pipe pile
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water
tip
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JP18760495A
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Takashi Kurokawa
敬 黒川
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Taiko KK
Original Assignee
Taiko KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の鋼管杭は、基礎杭として使用してきた。
本発明の鋼管杭は、その筒状部分に開口を形成し、その
開口を介して水の移動を可能とし、その鋼管杭の先端を
推進に適した形状にして、その鋼管杭の筒状部分に形成
した開口部から水などの流入が出入し得るようにした鋼
管杭を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、鋼管杭の先端の錐と筒状部分とから
なり、その筒状部分には開口部を形成し、その開口部か
ら水が出入させた鋼管杭であり、その鋼管杭を土中に埋
設して上水用の簡易水道にしたり、鋼管杭による排水装
置にしたり、鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法を可
能にしたりした鋼管杭と鋼管杭の製造方法と鋼管杭によ
る簡易水道と鋼管杭による排水装置と鋼管杭による軟弱
地盤の地盤強化方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管杭と鋼管杭の製造
方法と鋼管杭による簡易水道と鋼管杭による排水装置と
鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法に関し、特に、土
中に埋設して上水用の簡易水道にしたり、埋立地などに
発生する液化現象に対する対策として使用することに適
した鋼管杭に関し、その鋼管杭の筒状部分に所望の開口
部又は多数の孔を設けて、水の流入を可能にして排水さ
せることや或いはその他の水の処理を可能とし得る鋼管
杭に関し、そして、鋼管杭の筒状部分に設けた所望の開
口部又は多数の孔の内側に濾過材を配設した鋼管杭とそ
の利用技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、鋼杭を基礎杭として使用して
きた。しかし、その歴史は、さほど、古くない。その最
初は、河川の上に架けられた鉄橋の橋脚の柱および橋脚
の基礎として鋼杭を採用した。そして、その鋼杭を、鉄
橋の基礎杭と鉄橋の橋脚の柱とを兼用して使用してき
た。その後、高層ビルの基礎に鋼杭を採用するようにな
ってきた。言うまでもなく、高層ビルには強力な基礎が
必要であって、種々の基礎杭を使用してきたが、最近
は、高層ビルの基礎杭に鋼杭を採用して成果を上げてい
る。また、海岸に広がる遠浅の海を干拓工事により陸地
にして、その軟弱地盤の陸地に施設を造るためには、そ
の軟弱地盤の改善と強化が必要になる。それ故に、砂杭
を多数打ち込んで排水を行い、多少、時間はかかるけれ
ども、それなりに成果を上げている。そのような軟弱地
盤の改善と強化が必要であるとともにコンクリート杭の
使用が普及している。しかし、コンクリート杭の強度
は、鋼杭の強度より低く、特に、曲げと引っ張りに弱
く、これからは、特殊の分野を除き、鋼杭が、コンクリ
ート杭より普及するこどが予測される。そこで、技術開
発されたのが鋼管杭である。そこで、単なる筒形にする
よりも、鋼管杭の中にコンクリート材を充填し、基礎杭
として使用するためにコンクリート杭の強度より高め得
ることに成功した。そして、鋼管杭の筒状部分の中に、
まず、断面H型鋼が挿入されて、その後に、コンクリー
ト材を充填して基礎杭として使用すると、その強度は、
さらに、強化される。そのようにして、基礎工事におい
て、鋼杭工法は、他の工法に比べて優れている。そし
て、鋼杭工法の鋼杭の種類は、一般に、鋼管杭とH杭と
かある。鋼管杭の筒状部分は円形断面のものと角型断面
のものとがある。角型断面のものは、製造に際して、そ
の設備が簡単であるが、寸法が異なる製品を能率よく製
作することは、必ずしも容易でなく、それに対して、円
形断面のものは、製造に際して、その設備が複雑である
が、寸法が異なる製品を能率よく製作することは、容易
であり、平たい鋼板を丸くして、その突き合わせ部分或
いは重ね部分を溶接して製作することが多い。そして、
口径のみならず、鋼板の厚さを配慮して、適宜、必要な
強度を充足することは容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明の鋼管
杭は、上記のように基礎杭として使用することではなく
鋼管杭の筒状部分に開口部分を形成し、そして、その開
口部分を介して水の移動を可能とし、その鋼管杭の先端
を推進に適した形状にして、その鋼管杭の先端以外の部
分に形成した開口部から水などの流体が出入し得るよう
にした鋼管杭を提供することを第一の目的とする。そし
て、本発明の鋼管杭の内側に濾過材を配設して、前記開
口部分を介して水が移動する際に、きょう雑物は濾過材
に捕らえ得るようにし、所望量の水を確実に排水し得る
ことを第二の目的とする。そして、また、本発明は、土
中に埋設して上水用の簡易水道にしたり、埋立地などに
発生する液化現象に対する対策として使用することに適
した鋼管杭を提供することを第三の目的とする。そし
て、また、本発明は、本発明の鋼管杭の筒状部分に所望
の開口部又は多数の孔を設けて、水の流入を可能にして
排水させることや或いはその他の水の処理を可能とし得
る鋼管杭であって、その鋼管杭の筒状部分に設けた所望
の開口部又は多数の孔の内側に濾過材を配設した鋼管杭
を提供することを第四の目的とする。また、本発明の鋼
管杭を使用して、その鋼管杭により簡易水道とし、ま
た、本発明の鋼管杭による排水装置とし、また、本発明
の鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法に利用し得る鋼
管杭であって、地盤強化に有用な鋼管杭を提供すること
を第五の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋼管杭の先端
を推進に適した形状にして、その鋼管杭の先端以外の部
分には開口部を形成して、その開口部から水などの流体
が出入し得るようにした鋼管杭であり、また、本発明
は、まず、矩形の鋼板の所望位置に多数の孔又は開口部
を形成し、ベンディングロールにより矩形の鋼板を曲げ
て円筒形にし、その円筒形の鋼板の突き合せ部分を溶接
して固着し、その円筒形の部分を鋼管杭本体にし、その
鋼管杭本体の先端部分に、あらかじめ別体で形成してお
いた推進部分を固着して、推進部分を有する鋼管杭を製
造してなる鋼管杭の製造方法であり、また、本発明は、
鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、その鋼管杭の
先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部から
水などの流体が出入し得るようにし、地中に設置して、
上水用の簡易水道として使用し得るようにした鋼管杭に
よる簡易水道であり、また、本発明は、鋼管杭の先端を
推進に適した形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分
には開口部を形成して、その開口部から水などの流体が
出入し得るようにし、前記鋼管杭の筒状部分に排水装置
を設置して、その排水装置により排水し得ることを特徴
にした鋼管杭による排水装置であり、また、本発明は、
鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、その鋼管杭の
先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部から
水などの流体が出入し得るようにし、軟弱地盤の適宜位
置に設置して、地中の水を外に出して、軟弱地盤の地盤
強化のために使用し、多量の水が出水する時には、ポン
プにより揚水し得るようにした鋼管杭による軟弱地盤の
地盤強化方法である。
【0005】
【作用】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形状に
して、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
て、その開口部から水などの流体が出入し得るようにし
た鋼管杭であるから、その鋼管杭を土中に埋設して上水
用の簡易水道にしたり、埋立地などに発生する液化現象
に対する対策として使用することが出来る。そして、ま
た、本発明は、本発明の鋼管杭の筒状部分に所望の開口
部又は多数の孔を設けて、水の流入を可能にして排水さ
せることや或いはその他の水の処理を可能とし得るので
あって、その鋼管杭の筒状部分に設けた所望の開口部又
は多数の孔の内側に配設した濾過材により、鋼管杭内に
流入する水を容易に流入させることが出来る。また、本
発明は、まず、矩形の鋼板の所望位置に多数の孔又は開
口部を形成し、ベンディングロールにより矩形の鋼板を
曲げて円筒形にし、その円筒形の鋼板の突き合せ部分を
溶接して固着し、その円筒形の部分を鋼管杭本体にし、
その鋼管杭本体の先端部分に、あらかじめ別体で形成し
ておいた推進部分を固着して、推進部分を有する鋼管杭
を製造してなる鋼管杭の製造方法であるから、多数の孔
又は開口部を形成した矩形の鋼板を曲げて円筒形にし、
その円筒形の鋼板の突き合せ部分を溶接して、その円筒
部分と推進部分を固着して、推進部分を有する鋼管杭を
容易に製造し得る。また、本発明は、鋼管杭の先端を推
進に適した形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分に
は開口部を形成して、その開口部から水が出入し得るよ
うにし、地中に設置して、上水用の簡易水道として使用
し得る。また、本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した
形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を
形成して、その開口部から水が出入し得るようにし、前
記鋼管杭の筒状部分に排水装置を設置して、その排水装
置により排水し得る鋼管杭による排水装置として使用し
得る。そして、綱管杭による排水装置を地中に設置し
て、排水し得る。また、本発明は、鋼管杭の先端を推進
に適した形状にして、その推進部を前方にして地中を推
進させることに適していて、従来の鋼管杭に比べて好適
である。そして、その鋼管杭の先端以外の筒状部分には
開口部を形成して、その開口部から水が出入し得るよう
にし、本発明の鋼管杭を地中の適宜位置に設置して、前
記鋼管杭を介して排水したり揚水し得る。また、本発明
は、鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法であるから、
鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、その鋼管杭の
先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部から
水が出入し得るようにし、軟弱地盤の適宜位置に設置し
て、地中の水を外に出して、軟弱地盤の地盤強化のため
に使用し、多量の水が出水する時などには、鋼管杭の中
に入れたポンプにより揚水し得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した円
錐状の形状にして、前記鋼管杭の先端から円錐状の形状
の表面の適宜位置に刃部を設け、前記鋼管杭の筒状部分
には、常時は閉鎖していて、鋼管杭の内部の水圧が鋼管
杭の外部の水圧より高い時、開き得る逆止弁付き開口部
を形成し、その開口部の内部から水が、その開口部の外
部に向けて流出し得るようにした鋼管杭である。
【0007】
【実施例2】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した螺
旋刃を有する錐状の形状にし、その鋼管杭の筒状部分の
開口部から水が出入し得るようにした鋼管杭である。
【0008】
【実施例3】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した直
線刃を有する錐状の形状にして、その鋼管杭の筒状部分
の開口部から水が出入し得るようにした鋼管杭である。
【0009】
【実施例4】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した錐
状にし、その鋼管杭の筒状部分の開口部から水などの流
体が出入し得るようにし、上記鋼管杭の内部の空間部分
を簡易水道として使用し得るようにし、地中に設置し
て、上記鋼管杭の内部の空間部分に収容された水を上水
用として使用し得るようにした鋼管杭である。
【0010】
【実施例5】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形
状にして、その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又
は開口部を形成し、その多数の孔又は開口部から水など
の流体が出入し得るようにし、少なくとも、多数の孔又
は開口部の部分の内側に金網などの濾過材を挿入して、
きょう雑物を侵入し得なくした鋼管杭である。
【0011】
【実施例6】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形
状にして、その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又
は開口部を形成し、その開口部から水などの流体が出入
し得るようにし、少なくとも、多数の孔又は開口部の部
分の内側にパンチングを施した筒状体などの濾過材を挿
入して、多数の孔又は開口部の部分の内側に挿入した濾
過材により、その部分から、きょう雑物を侵入し得なく
した鋼管杭である。
【0012】
【実施例7】本発明は、まず、矩形の鋼板の所望位置に
多数の孔又は開口部を形成し、ベンディングロールによ
り矩形の鋼板を曲げて円筒形にし、その円筒形の鋼板の
突き合せ部分を溶接して固着し、その円筒形の部分を鋼
管杭本体にし、その鋼管杭本体の先端部分に、あらかじ
め別体で形成しておいた推進部分を固着して、推進部分
を有する鋼管杭を製造してなる鋼管杭の製造方法であ
る。
【0013】
【実施例8】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した錐
状にし、その鋼管杭の筒状部分には開口部を形成し、そ
の開口部を介して水を出入させて、地中に設置した鋼管
杭を上水用の簡易水道として使用し、前記鋼管杭の筒状
部分に揚水装置を設置し、その揚水装置により揚水し得
ることを特徴にした鋼管杭による簡易水道である。
【0014】
【実施例9】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形
状にし、その鋼管杭の先端以外の筒状部分の少なくとも
先端に近い部分には開口部を形成し、その開口部から水
などの流体が出入し得るようにし、前記鋼管杭の筒状部
分に排水装置を設置して、その排水装置により排水し得
ることを特徴にした鋼管杭による排水装置である。
【0015】
【実施例10】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した
形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を
形成して、その開口部から水などの流体が出入し得るよ
うにし、軟弱地盤の適宜位置に設置して、地中の水を外
に出して、軟弱地盤の地盤強化のために使用し、多量の
水が出水する時には、ポンプにより揚水し得るようにし
た鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法である。
【0016】
【実施例11】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した
形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を
形成して、その開口部から水などの流休が出入し得るよ
うにし、軟弱地盤の埋立地などに設置して、地震などに
よって地中の水の働きで液状化現象が生じそうな時に液
状化現象が生じさせないために、鋼管杭の開口部から揚
水し得るようにした軟弱地盤の地盤強化方法である。
【0017】
【効果】本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形状に
して、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
て、その開口部から水などの流体が出入し得るようにし
た鋼管杭であるから、その鋼管杭を土中に埋設して上水
円の簡易水道にしたり、埋立地などに発生する液化現象
に対する対策として使用することが出来る効果がある。
また、本発明は、本発明の綱管杭の筒状部分に所望の開
口部又は多数の孔を設けて、水の流入を可能にして排水
させることや或いはその他の水の処理を可能とし得るの
であって、その鋼管杭の筒状部分に設けた所望の開口部
又は多数の孔の内側に配設した濾過材により、鋼管杭内
に流入する水を容易に流入させることが出来る効果があ
る。また、本発明は、まず、矩形の鋼板の所望位置に多
数の孔又は開口部を形成し、ベンディングロールにより
矩形の鋼板を曲げて円筒形にし、その円筒形の鋼板の突
き合せ部分を溶接して固着し、その円筒形の部分を鋼管
杭本体にし、その鋼管杭本体の先端部分に、あらかじめ
別体で形成しておいた推進部分を固着して、推進部分を
有する鋼管杭を製造してなる鋼管杭の製造方法であるか
ら、多数の孔又は開口部を形成した矩形の鋼板を曲げて
円筒形にし、その円筒形の鋼板の突き合せ部分を溶接し
て、その円筒部分と推進部分を固着して、推進部分を有
する鋼管杭を容易に製造し得る効果がある。また、本発
明は、鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、その鋼
管杭の先端以外の部分には開口部を形成して、その開口
部から水などの流体が出入し得るようにし、地中に設置
して、上水用の簡易水道として使用し得る効果がある。
また、本発明は、鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
て、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
て、その開口部から水などの流体が出入し得るように
し、前記鋼管杭の筒状部分に排水装置を設置して、その
排水装置により排水し得る鋼管杭による排水装置として
使用し得る。そして、鋼管杭による排水装置を地中に設
置して、排水し得る効果がある。また、本発明は、鋼管
杭の先端を推進に適した形状にして、その推進部を前方
にして地中を推進させることに適していて、従来の鋼管
杭に比べて好適である。そして、その綱管杭の先端以外
の筒状部分には開口部を形成して、その開口部から水な
どの流体が出入し得るようにし、本発明の鋼管杭を地中
の適宜位置に設置して、前記鋼管杭を介して排水したり
揚水し得る効果がある。また、本発明は、鋼管杭による
軟弱地盤の地盤強化方法であるから、鋼管杭の先端を推
進に適した形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分に
は開口部を形成して、その開口部から水などの流体が出
入し得るようにし、軟弱地盤の適宜位置に設置して、地
中の水を外に出して、軟弱地盤の地盤強化のために使用
し、多量の水が出水する時などには、鋼管杭の中に入れ
たポンプにより揚水し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼管杭の実施例の一つの側面図であ
る。
【図2】図1とは別の本発明の鋼管杭の実施例の一つの
要部である金網を鋼管杭の内部に挿入してなる縦断面図
である。
【符号の説明】
1 鋼管杭の筒状部分 2 鋼管杭の
先端の錐状推進部分 3 鋼管杭の錐状推進部分の先端 4 鋼管杭の
錐状推進部分の刃部 5 鋼管杭の筒状部分の孔 6 鋼管杭の
筒状部分の螺旋状突部 7 鋼管杭の筒状部分の中空部 8 鋼管杭の
筒状部分の中の金網

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、
    その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成して、そ
    の開口部から水などの流体が出入し得るようにした鋼管
    杭。
  2. 【請求項2】鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、
    その鋼管杭の先端以外の部分には、常時は閉鎖してい
    て、鋼管杭の外部の水などの流体の圧力が鋼管杭のの内
    部の水などの流体の圧力より高い時、開き得る逆止弁付
    き開口部を形成し、その開口部の外部から水などの流体
    が、その開口部の内部に向けて流入し得るようにした請
    求項1記載の鋼管杭。
  3. 【請求項3】鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、
    その鋼管杭の先端以外の部分には、常時は閉鎖してい
    て、鋼管杭の内部の水などの流体の圧力が鋼管杭のの外
    部の水などの流体の圧力より高い時、開き得る逆止弁付
    き開口部を形成し、逆止弁付き開口部を形成して、その
    開口部の内部から水などの流体が、その開口部の外部に
    向けて流出し得るようにした請求項1記載の鋼管杭。
  4. 【請求項4】鋼管杭の先端を推進に適した円錐状の形状
    にして、その鋼管杭の先端以外の部分には、常時は閉鎖
    していて、鋼管杭の外部の水などの流体の圧力が鋼管杭
    のの内部の水などの流体の圧力より高い時、開き得る逆
    止弁付き開口部を形成し、その開口部の外部から水など
    の流体が、その開口部の内部に向けて流入し得るように
    した請求項1記載の鋼管杭。
  5. 【請求項5】鋼管杭の先端を推進に適した円錐状の形状
    にして、その鋼管杭の先端以外の部分には、常時は閉鎖
    していて、鋼管杭の内部の水などの流体の圧力が鋼管杭
    のの外部の水などの流体の圧力より高い時、開き得る逆
    止弁付き開口部を形成し、逆止弁付き開口部を形成し
    て、その開口部の内部から水などの流体が、その開口部
    の外部に向けて流出し得るようにした請求項1記載の鋼
    管杭。
  6. 【請求項6】鋼管杭の先端を推進に適した円錐状の形状
    にして、前記鋼管杭の先端から円錐状の形状の表面の適
    宜位置に刃部を設け、前記鋼管杭の先端以外の部分に
    は、常時は閉鎖していて、鋼管杭の外部の水などの流体
    の圧力が鋼管杭のの内部の水などの流体の圧力より高い
    時、開き得る逆止弁付き開口部を形成し、その開口部の
    外部から水などの流体が、その開口部の内部に向けて流
    入し得るようにした請求項1記載の鋼管杭。
  7. 【請求項7】鋼管杭の先端を推進に適した円錐状の形状
    にして、前記鋼管杭の先端から円錐状の形状の表面の適
    宜位置に刃部を設け、前記鋼管杭の先端以外の部分に
    は、常時は閉鎖していて、鋼管杭の内部の水などの流体
    の圧力が鋼管杭のの外部の水などの流体の圧力より高い
    時、開き得る逆止弁付き開口部を形成し、逆止弁付き開
    口部を形成して、その開口部の内部から水などの流体
    が、その開口部の外部に向けて流出し得るようにした請
    求項1記載の鋼管杭。
  8. 【請求項8】鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、
    その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又は開口部を
    形成して、その多数の孔又は開口部から水などの流体が
    出入し得るようにした請求項1記載の鋼管杭。
  9. 【請求項9】鋼管杭の先端を推進に適した形状にして、
    その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又は開口部を
    形成し、その多数の孔又は開口部から水などの流体が出
    入し得るようにし、少なくとも、多数の孔又は開口部の
    部分の内側に金網を挿入して、きょう雑物を侵入し得な
    くした請求項1記載の鋼管杭。
  10. 【請求項10】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又は開口
    部を形成し、その開口部から水などの流体が出入し得る
    ようにし、少なくとも、多数の孔又は開口部の部分の内
    側にパンチングを施した筒状体を挿入して、きょう雑物
    を侵入し得なくした請求項1記載の鋼管杭。
  11. 【請求項11】鋼管杭の先端を推進に適した錐状の形状
    にして、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成
    して、その開口部から水などの流体が出入し得るように
    した請求項1記載の鋼管杭。
  12. 【請求項12】鋼管杭の先端を推進に適した螺旋刃を有
    する錐状の形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分に
    は開口部を形成して、その開口部から水などの流体が出
    入し得るようにした請求項1記載の鋼管杭。
  13. 【請求項13】鋼管杭の先端を推進に適した直線刃を有
    する錐状の形状にして、その鋼管杭の先端以外の部分に
    は開口部を形成して、その開口部から水などの流体が出
    入し得るようにした請求項1記載の鋼管杭。
  14. 【請求項14】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし、
    その鋼管杭の先端以外の部分に開口部を形成し、その開
    口部から水などの流体が出入し得るようにし、鋼管杭の
    先端以外の筒状部分の外側に螺旋状翼片を設けた請求項
    1記載の鋼管杭。
  15. 【請求項15】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし、
    その鋼管杭の先端以外の部分に開口部を形成し、その開
    口部から水などの流体が出入し得るようにし、地下水の
    水位を昇降させることに適した構成を有する請求項1記
    載の鋼管杭。
  16. 【請求項16】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分の筒状部分には開口部
    を形成して、その開口部から水などの流体を吸入し得る
    ようにし、地下水の水位を下降させて、埋立地などで生
    じる液状化現象を回避させ得ることを特徴にした請求項
    1記載の鋼管杭。
  17. 【請求項17】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分の筒状部分には開口部
    を形成して、その開口部から水などの流体を吸入し、前
    記鋼管杭を通して排水して、地下水の水位を下降させ
    て、埋立地などで生じる液状化現象を回避させ得ること
    を特徴にした請求項1記載の鋼管杭。
  18. 【請求項18】鋼管杭の先端の錐と筒状部分とからな
    り、鋼管杭の先端を推進に適した錐状にして、その鋼管
    杭の先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部
    から水などの流体が出入し得るようにし、上記鋼管杭の
    内部の空間部分を簡易水道として使用し得ることを特徴
    にした請求項1記載の鋼管杭。
  19. 【請求項19】鋼管杭の先端の錐と筒状部分とからな
    り、鋼管杭の先端を推進に適した錐状にして、その鋼管
    杭の先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部
    から水などの流体が出入し得るようにし、上記鋼管杭の
    内部の空間部分を簡易水道として使用し得るようにし、
    地中に設置して、上記鋼管杭の内部の空間部分に収容さ
    れた水を上水用として使用し得るようにした請求項1記
    載の鋼管杭。
  20. 【請求項20】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし、
    その鋼管杭の先端以外の部分には多数の孔又は開口部を
    形成し、その多数の孔又は開口部から水などの流体が出
    入し得るようにし、少なくとも多数の孔又は開口部の部
    分の内側に金網などの濾過材を挿入して、きょう雑物を
    侵入し得なくした請求項1記載の鋼管杭。
  21. 【請求項21】鋼管杭の先端を推進錐状にし、その鋼管
    杭の先端以外の部分には多数の孔又は開口部を形成し、
    その開口部から水などの流体が出入し得るようにし、少
    なくとも、多数の孔又は開口部の部分の内側にパンチン
    グを施した筒状体などの濾過材を挿入して、多数の孔又
    は開口部の部分の内側に挿入した濾過材により、その部
    分から、きょう雑物を侵入し得なくした請求項1記載の
    鋼管杭。
  22. 【請求項22】まず、矩形の鋼板の所望位置に多数の孔
    又は開口部を形成し、ベンディングロールにより矩形の
    鋼板を曲げて円筒形にし、その円筒形の鋼板の突き合せ
    部分を溶接して固着し、その円筒形の部分を鋼管杭本体
    にし、その鋼管杭本体の先端部分に、あらかじめ別体で
    形成しておいた推進部分を固着して、推進部分を有する
    鋼管杭を製造してなる請求項1記載の鋼管杭の製造方
    法。
  23. 【請求項23】鋼管杭の先端の錐と筒状部分とからな
    り、鋼管杭の先端を推進に適した錐状にして、その鋼管
    杭の先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部
    から水などの流体が出入し得るようにし、地中に設置し
    て、上水用の簡易水道として使用し得るようにした請求
    項1記載の鋼管杭による簡易水道。
  24. 【請求項24】鋼管杭の先端の錐と筒状部分とからな
    り、鋼管杭の先端を推進に適した錐状にして、その鋼管
    杭の先端以外の部分には開口部を形成して、その開口部
    から水などの流体が出入し得るようにし、地中に設置し
    て、上水用の簡易水道として使用し、前記鋼管杭の筒状
    部分に揚水装置を設置して、その揚水装置により揚水し
    得ることを特徴にした請求項1記載の鋼管杭による簡易
    水道。
  25. 【請求項25】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
    て、その開口部から水などの流体が出入し得るように
    し、前記鋼管杭の筒状部分に排水装置を設置して、その
    排水装置により排水し得ることを特徴にした請求項1記
    載の鋼管杭による排水装置。
  26. 【請求項26】鋼管杭の先端を推進錐状にし、その鋼管
    杭の先端以外の筒状部分の少なくとも先端に近い部分に
    は開口部を形成し、その開口部から水などの流体が出入
    し得るようにし、前記鋼管杭の筒状部分に排水装置を設
    置し、その排水装置により排水し得ることを特徴にした
    請求項1記載の鋼管杭による排水装置。
  27. 【請求項27】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
    て、その開口部から水などの流体が出入し得るように
    し、軟弱地盤の適宜位置に設置して、地中の水を外に出
    して、軟弱地盤の地盤強化のために使用し、多量の水が
    出水する時には、ポンプにより揚水し得るようにした請
    求項1記載の鋼管杭による軟弱地盤の地盤強化方法。
  28. 【請求項28】鋼管杭の先端を推進に適した形状にし
    て、その鋼管杭の先端以外の部分には開口部を形成し
    て、その開口部から水などの流体が出入し得るように
    し、軟弱地盤の埋立地などに設置して、地震などによっ
    て地中の水の働きで液状化現象が生じそうな時に液状化
    現象が生じさせないために、鋼管杭の開口部から揚水し
    得るようにした請求項1記載の鋼管杭による軟弱地盤の
    地盤強化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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