JPH0938601A - 合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置 - Google Patents
合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置Info
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- JPH0938601A JPH0938601A JP18997195A JP18997195A JPH0938601A JP H0938601 A JPH0938601 A JP H0938601A JP 18997195 A JP18997195 A JP 18997195A JP 18997195 A JP18997195 A JP 18997195A JP H0938601 A JPH0938601 A JP H0938601A
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- cleaning
- synthetic resin
- resin waste
- waste material
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 再生用の合成樹脂の洗浄力を向上させるとと
もに、自動化すること。 【解決手段】 図は洗浄装置１の側面図である。洗浄装
置１は洗浄槽２と駆動部３とに分けられ、洗浄槽２に水
道水である洗浄水４を溜めている。洗浄槽２は、バンパ
５を洗浄するものであり、洗浄槽２内には、バンパ５が
洗浄水４に十分に浸るように満たされている。洗浄水４
には、洗浄剤として合成樹脂ビーズ８が混入している。
合成樹脂ビーズ８は、バンパ５と同じ材質のものを使用
し、粒径は約１〜１０ｍｍ、比重は、０．９０〜０．９
９を使用する。合成樹脂ビーズ８と洗浄水４の割合は、
洗浄水４に対して合成樹脂ビーズ８を重量比の内割りで
約１〜３０％を使用している。
もに、自動化すること。 【解決手段】 図は洗浄装置１の側面図である。洗浄装
置１は洗浄槽２と駆動部３とに分けられ、洗浄槽２に水
道水である洗浄水４を溜めている。洗浄槽２は、バンパ
５を洗浄するものであり、洗浄槽２内には、バンパ５が
洗浄水４に十分に浸るように満たされている。洗浄水４
には、洗浄剤として合成樹脂ビーズ８が混入している。
合成樹脂ビーズ８は、バンパ５と同じ材質のものを使用
し、粒径は約１〜１０ｍｍ、比重は、０．９０〜０．９
９を使用する。合成樹脂ビーズ８と洗浄水４の割合は、
洗浄水４に対して合成樹脂ビーズ８を重量比の内割りで
約１〜３０％を使用している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済み合成樹脂
廃材の再生処理前の合成樹脂廃材の洗浄方法およびその
装置に関し、特に使用済み合成樹脂の汚れを環境に悪影
響を与えずに効率的に除去するものに関する。
廃材の再生処理前の合成樹脂廃材の洗浄方法およびその
装置に関し、特に使用済み合成樹脂の汚れを環境に悪影
響を与えずに効率的に除去するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】使用済み合成樹脂廃材、特に自動車バン
パの再生処理において、再生前処理段階としてバンパを
洗浄して付着した泥等の異物を落とすことは、再生後の
材料物性、部品性能を確保するうえでも必要不可欠な作
業である。しかし、現状ではバンパを洗浄するための自
動化がなされておらず、手作業によりホースで水をかけ
ブラシを使って、一本一本バンパの汚れを落としてい
る。
パの再生処理において、再生前処理段階としてバンパを
洗浄して付着した泥等の異物を落とすことは、再生後の
材料物性、部品性能を確保するうえでも必要不可欠な作
業である。しかし、現状ではバンパを洗浄するための自
動化がなされておらず、手作業によりホースで水をかけ
ブラシを使って、一本一本バンパの汚れを落としてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バンパの洗浄を手作業
で行うことは、作業効率が非常に悪く、しかも見落とし
による洗浄もれや洗浄不足によって泥等の異物が付着し
たまま、再溶融工程まで持ち込まれ、その結果、再生品
の性能を落としたり、機械の損傷を引き起こす問題が生
じている。
で行うことは、作業効率が非常に悪く、しかも見落とし
による洗浄もれや洗浄不足によって泥等の異物が付着し
たまま、再溶融工程まで持ち込まれ、その結果、再生品
の性能を落としたり、機械の損傷を引き起こす問題が生
じている。
【０００４】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、使用済み合成廃材、特に市場からの回収自動車バン
パの再生処理において、その前処理としての洗浄工程を
環境破壊することなく、処理能力に優れた方法にて行
い、それによって高品質の再生部品を得ることを可能と
する合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
で、使用済み合成廃材、特に市場からの回収自動車バン
パの再生処理において、その前処理としての洗浄工程を
環境破壊することなく、処理能力に優れた方法にて行
い、それによって高品質の再生部品を得ることを可能と
する合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、異物の付
着した合成樹脂廃材を、洗浄槽内の粒状物を混合した洗
浄水に入れ、この洗浄水を攪拌して粒状物を合成樹脂廃
材の表面に接触させることにより、合成樹脂廃材に付着
した異物を除去することを特徴とする合成樹脂廃材の洗
浄方法によって達成される。
着した合成樹脂廃材を、洗浄槽内の粒状物を混合した洗
浄水に入れ、この洗浄水を攪拌して粒状物を合成樹脂廃
材の表面に接触させることにより、合成樹脂廃材に付着
した異物を除去することを特徴とする合成樹脂廃材の洗
浄方法によって達成される。
【０００６】また、以上の目的は、合成樹脂廃材を洗浄
するための洗浄槽と、該洗浄槽に収容される洗浄水に混
入され、該洗浄水に不溶の粒状物と、洗浄水を攪拌する
攪拌装置とを備え、上記洗浄槽の底部にドレン孔を形成
して成り、上記合成樹脂廃材を粒状物に接触させて洗浄
することを特徴とする合成樹脂廃材の洗浄装置によって
達成される。
するための洗浄槽と、該洗浄槽に収容される洗浄水に混
入され、該洗浄水に不溶の粒状物と、洗浄水を攪拌する
攪拌装置とを備え、上記洗浄槽の底部にドレン孔を形成
して成り、上記合成樹脂廃材を粒状物に接触させて洗浄
することを特徴とする合成樹脂廃材の洗浄装置によって
達成される。
【０００７】
【発明実施の態様】以下、本発明の実施例による合成樹
脂廃材の洗浄方法およびその装置について、図面を参照
しながら説明する。
脂廃材の洗浄方法およびその装置について、図面を参照
しながら説明する。
【０００８】図１は洗浄装置１の側面図である。洗浄装
置１は洗浄槽２と駆動部３とに分けられ、洗浄槽２に水
道水である洗浄水４を溜めている。洗浄槽２は合成樹脂
廃材であるバンパ５を洗浄するものであり、洗浄槽２内
には、異物の付着した合成樹脂であるバンパ５が、洗浄
水４に十分に浸るように満たされている。洗浄槽２の底
部２ａは傾斜面とされ、その下方にはドレン抜き６を配
設し、排出口には開閉自在の蓋７が設けられている。
置１は洗浄槽２と駆動部３とに分けられ、洗浄槽２に水
道水である洗浄水４を溜めている。洗浄槽２は合成樹脂
廃材であるバンパ５を洗浄するものであり、洗浄槽２内
には、異物の付着した合成樹脂であるバンパ５が、洗浄
水４に十分に浸るように満たされている。洗浄槽２の底
部２ａは傾斜面とされ、その下方にはドレン抜き６を配
設し、排出口には開閉自在の蓋７が設けられている。
【０００９】図２は、洗浄水４に洗浄剤として混ぜられ
る粒状物である合成樹脂ビーズ８を示す。本実施例で
は、合成樹脂ビーズ８を洗浄するバンパ５と同じ材質の
ものを使用する。合成樹脂ビーズ８の形状は、図に示す
ように種々の形状があり、部分的に角ばった形状のもの
を使用することが望ましい。合成樹脂ビーズ８の粒径は
１〜１０ｍｍのものを使用し望ましくは３〜７ｍｍがよ
い。また、合成樹脂ビーズ８の比重は、０．９０〜０．
９９のものを使用し、望ましくは０．９５〜０．９９と
する。
る粒状物である合成樹脂ビーズ８を示す。本実施例で
は、合成樹脂ビーズ８を洗浄するバンパ５と同じ材質の
ものを使用する。合成樹脂ビーズ８の形状は、図に示す
ように種々の形状があり、部分的に角ばった形状のもの
を使用することが望ましい。合成樹脂ビーズ８の粒径は
１〜１０ｍｍのものを使用し望ましくは３〜７ｍｍがよ
い。また、合成樹脂ビーズ８の比重は、０．９０〜０．
９９のものを使用し、望ましくは０．９５〜０．９９と
する。
【００１０】この場合、合成樹脂ビーズ８の比重は、充
填剤の添加や合成樹脂を発泡することによって調整す
る。なお、本実施例では比重０．９５〜０．９９のもの
を混ぜたものを使用する。また、合成樹脂ビーズ８と洗
浄水４の割合は、合成樹脂ビーズ８を重量比の内割りで
１〜３０％を使用し、望ましくは５〜１５％とする。
填剤の添加や合成樹脂を発泡することによって調整す
る。なお、本実施例では比重０．９５〜０．９９のもの
を混ぜたものを使用する。また、合成樹脂ビーズ８と洗
浄水４の割合は、合成樹脂ビーズ８を重量比の内割りで
１〜３０％を使用し、望ましくは５〜１５％とする。
【００１１】洗浄装置１の駆動部３は、基本的に電動モ
ーター９、この回転軸であるシャフト１０に連結された
洗浄用攪拌インペラ１１で構成される。なお、この洗浄
用攪拌インペラ１１を回転させるのに、電動モーター９
の他、内燃機関等の動力を発生させるものであればいず
れの機器であってもよい。
ーター９、この回転軸であるシャフト１０に連結された
洗浄用攪拌インペラ１１で構成される。なお、この洗浄
用攪拌インペラ１１を回転させるのに、電動モーター９
の他、内燃機関等の動力を発生させるものであればいず
れの機器であってもよい。
【００１２】以上、本発明の実施例による合成樹脂廃材
の洗浄方法およびその装置の構成について説明したが、
次にその作用について説明する。
の洗浄方法およびその装置の構成について説明したが、
次にその作用について説明する。
【００１３】図１に示すように、異物が付着して使用済
みのバンパ５を洗浄槽２に入れ、電動モーター９を駆動
して洗浄用攪拌インペラ１１を回転させて、合成樹脂ビ
ーズ８を混入した洗浄水４の水流を生じさせる。合成樹
脂ビーズ８は比重の異なるものを使用しているので、比
重が０．９９のものの多くは洗浄水４の下部の水流にの
り、比重が０．９５のものは、洗浄水４の上部の水流に
のり、洗浄水４の全体に散在する。
みのバンパ５を洗浄槽２に入れ、電動モーター９を駆動
して洗浄用攪拌インペラ１１を回転させて、合成樹脂ビ
ーズ８を混入した洗浄水４の水流を生じさせる。合成樹
脂ビーズ８は比重の異なるものを使用しているので、比
重が０．９９のものの多くは洗浄水４の下部の水流にの
り、比重が０．９５のものは、洗浄水４の上部の水流に
のり、洗浄水４の全体に散在する。
【００１４】バンパ５に付着した異物は水流によりある
程度は洗浄される。しかしながら、洗浄水４のみでは、
除去できない異物も付着している。水流のみでは洗浄で
きない異物は、合成樹脂ビーズ８が激しい洗浄水４の水
流にのるため、そのバンパ５の複雑な形状部にいきわた
る。したがって、バンパ５は図３に示すように、その表
面部に当たったり、接触したり、こすたっりして、泥等
の異物を除去する。所定の洗浄時間が経過し、バンパ５
の洗浄が終了したら、洗浄用攪拌インペラ１１の回転を
停止する。なお、バンパ５については洗浄槽２内に固定
しても、しなくてもよい。
程度は洗浄される。しかしながら、洗浄水４のみでは、
除去できない異物も付着している。水流のみでは洗浄で
きない異物は、合成樹脂ビーズ８が激しい洗浄水４の水
流にのるため、そのバンパ５の複雑な形状部にいきわた
る。したがって、バンパ５は図３に示すように、その表
面部に当たったり、接触したり、こすたっりして、泥等
の異物を除去する。所定の洗浄時間が経過し、バンパ５
の洗浄が終了したら、洗浄用攪拌インペラ１１の回転を
停止する。なお、バンパ５については洗浄槽２内に固定
しても、しなくてもよい。
【００１５】図４に示すように、洗浄槽２の洗浄水４の
水流が静まると、合成樹脂ビーズ８は水よりも比重が小
さいので、水面に浮かぶ。他方、泥等の異物は、水より
も比重が大きいので、洗浄槽２の底部２ａに沈む。底部
２ａは、傾斜面となっているので、重力作用で泥等の異
物がさらに下方のドレン抜き６側に流れる。
水流が静まると、合成樹脂ビーズ８は水よりも比重が小
さいので、水面に浮かぶ。他方、泥等の異物は、水より
も比重が大きいので、洗浄槽２の底部２ａに沈む。底部
２ａは、傾斜面となっているので、重力作用で泥等の異
物がさらに下方のドレン抜き６側に流れる。
【００１６】図５に示すように、洗浄槽２の底部２ａに
溜まった泥等の異物ａは、ドレン抜き６の蓋７を開き、
一部の洗浄水４とともに廃棄する。バンパ５を洗浄槽２
から引き上げたときに、合成樹脂ビーズ８がバンパ５に
付着する。しかしながら、合成樹脂ビーズ８の材質は、
バンパ５の材質と同じであるため、落とす必要はなくそ
のまま再処理して溶融、商品化しても問題ない。そし
て、最後に減少した分の洗浄水４と合成樹脂ビーズ８を
補給することによって再度、別のバンパ５の洗浄を行う
ことができる。
溜まった泥等の異物ａは、ドレン抜き６の蓋７を開き、
一部の洗浄水４とともに廃棄する。バンパ５を洗浄槽２
から引き上げたときに、合成樹脂ビーズ８がバンパ５に
付着する。しかしながら、合成樹脂ビーズ８の材質は、
バンパ５の材質と同じであるため、落とす必要はなくそ
のまま再処理して溶融、商品化しても問題ない。そし
て、最後に減少した分の洗浄水４と合成樹脂ビーズ８を
補給することによって再度、別のバンパ５の洗浄を行う
ことができる。
【００１７】以上、説明したように本実施例によればバ
ンパ５の洗浄工程を自動化することができ、洗浄能力が
向上し、洗浄時間の短縮が可能になる。また、洗浄水４
として水を使用しているので、環境に悪影響を及ぼすこ
とはなく、洗浄装置１にリサイクル設備を設ければ、洗
浄水４と合成樹脂ビーズ８を再使用できるので、ランニ
ングコストも安くできる。
ンパ５の洗浄工程を自動化することができ、洗浄能力が
向上し、洗浄時間の短縮が可能になる。また、洗浄水４
として水を使用しているので、環境に悪影響を及ぼすこ
とはなく、洗浄装置１にリサイクル設備を設ければ、洗
浄水４と合成樹脂ビーズ８を再使用できるので、ランニ
ングコストも安くできる。
【００１８】また、合成樹脂ビーズ８が水流にのって複
雑形状部にまで入り込むので、バンパ５の全体をくまな
く行きわたり異物を除去することができる。合成樹脂ビ
ーズ８の材質は、バンパ５と同じ材質を使用しているの
で、それが洗浄後にバンパ５に付着しても除去する必要
もなく、溶融、再部品化されても性能低下をきたすこと
はない。
雑形状部にまで入り込むので、バンパ５の全体をくまな
く行きわたり異物を除去することができる。合成樹脂ビ
ーズ８の材質は、バンパ５と同じ材質を使用しているの
で、それが洗浄後にバンパ５に付着しても除去する必要
もなく、溶融、再部品化されても性能低下をきたすこと
はない。
【００１９】さらに、洗浄装置１については、洗浄槽２
の底部２ａを傾斜面とし、その下方にドレン抜き６と蓋
７を設けているので、溜まった泥等の異物を容易に排除
することができる。
の底部２ａを傾斜面とし、その下方にドレン抜き６と蓋
７を設けているので、溜まった泥等の異物を容易に排除
することができる。
【００２０】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【００２１】例えば、駆動部３の洗浄装置１について
は、洗浄用攪拌インペラ１１については洗浄槽２内に設
けたが、配設する場所については、図６に示す洗浄装置
２１のように、外部ダクト２２内にあってもよい。回転
モーター２３等と洗浄用攪拌インペラ２４を連結する方
法としてはシャフト以外にも、同図に示すようにベルト
２５やチェーン等の直接的、間接的機構でもよい。
は、洗浄用攪拌インペラ１１については洗浄槽２内に設
けたが、配設する場所については、図６に示す洗浄装置
２１のように、外部ダクト２２内にあってもよい。回転
モーター２３等と洗浄用攪拌インペラ２４を連結する方
法としてはシャフト以外にも、同図に示すようにベルト
２５やチェーン等の直接的、間接的機構でもよい。
【００２２】また、洗浄するものについては、バンパ５
を例にあげて説明したが、フロントグリルや、自動車部
品でない他の合成樹脂品についても使用することができ
る。洗浄水４については水道水を使用したが、油等を落
とすときは洗剤等を使用してもよい。
を例にあげて説明したが、フロントグリルや、自動車部
品でない他の合成樹脂品についても使用することができ
る。洗浄水４については水道水を使用したが、油等を落
とすときは洗剤等を使用してもよい。
【００２３】なお、本実施例では、粒状物である合成樹
脂ビーズ８の粒径や比重等の数値限定をしているが、こ
れはあくまでもバンパ５を洗浄するのに、最も最良であ
る数値でありその数値以外の値でも、効果があり、ま
た、バンパ以外の再生用合成樹脂を洗浄する場合はその
数値も変わることがある。
脂ビーズ８の粒径や比重等の数値限定をしているが、こ
れはあくまでもバンパ５を洗浄するのに、最も最良であ
る数値でありその数値以外の値でも、効果があり、ま
た、バンパ以外の再生用合成樹脂を洗浄する場合はその
数値も変わることがある。
【００２４】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば再
処理用の合成樹脂の洗浄工程を自動化することができ
る。洗浄能力についても粒状物があらゆる部分の隅々ま
でいきわたり、複雑な形状をした箇所の異物を除去する
ことができ、洗浄能力が向上するとともに、洗浄時間の
短縮が可能になる。洗浄水と粒状物を再使用できるの
で、ランニングコストも安くできる。
処理用の合成樹脂の洗浄工程を自動化することができ
る。洗浄能力についても粒状物があらゆる部分の隅々ま
でいきわたり、複雑な形状をした箇所の異物を除去する
ことができ、洗浄能力が向上するとともに、洗浄時間の
短縮が可能になる。洗浄水と粒状物を再使用できるの
で、ランニングコストも安くできる。
【図１】本発明の実施例による合成樹脂廃材の洗浄装置
が、バンパを洗浄している状態を示す側断面図である。
が、バンパを洗浄している状態を示す側断面図である。
【図２】同合成樹脂廃材の洗浄装置で使用する合成樹脂
ビーズの形状を示す斜視図である。
ビーズの形状を示す斜視図である。
【図３】図３のＡは、合成樹脂ビーズがバンパに付着し
た異物に当たる前の状態を示す側面図である。図３のＢ
は、合成樹脂ビーズがバンパに付着した異物を除去して
いる状態を示す側面図である。図３のＣは合成樹脂ビー
ズがバンパに付着した異物を除去した後の状態を示す側
面図である。
た異物に当たる前の状態を示す側面図である。図３のＢ
は、合成樹脂ビーズがバンパに付着した異物を除去して
いる状態を示す側面図である。図３のＣは合成樹脂ビー
ズがバンパに付着した異物を除去した後の状態を示す側
面図である。
【図４】同合成樹脂廃材の洗浄装置が、バンパの洗浄を
終了して、洗浄槽内の洗浄水の流れが静まっている状態
を示す側断面図である。
終了して、洗浄槽内の洗浄水の流れが静まっている状態
を示す側断面図である。
【図５】同合成樹脂廃材の洗浄装置が、バンパの洗浄を
終了して、バンパを取出し、泥等の異物を排除している
状態を示す側断面図である。
終了して、バンパを取出し、泥等の異物を排除している
状態を示す側断面図である。
【図６】本発明の変形例を示す側断面図である。
１ 洗浄装置 ２ 洗浄槽 ４ 洗浄水 ５ バンパ ８ 合成樹脂ビーズ ９ 電動モーター １１ 洗浄用攪拌インペラ
Claims (5)
- 【請求項１】 異物の付着した合成樹脂廃材を、洗浄槽
内の粒状物を混合した洗浄水に入れ、この洗浄水を攪拌
して粒状物を合成樹脂廃材の表面に接触させることによ
り、合成樹脂廃材に付着した異物を除去することを特徴
とする合成樹脂廃材の洗浄方法。 - 【請求項２】 上記粒状物は角部を有し、この角部によ
り上記合成樹脂廃材の異物をとるようにしたことから成
る請求項１に記載の合成樹脂廃材の洗浄方法。 - 【請求項３】 上記粒状物の比重を洗浄水よりも小さく
し、洗浄後に粒状物を洗浄水面に浮かせて、異物と分離
するようにして成る請求項１および請求項２に記載の合
成樹脂廃材の洗浄方法。 - 【請求項４】 上記粒状物を合成樹脂廃材と同じ材質に
し、洗浄後に粒状物が合成樹脂廃材に付着しても、その
まま再処理できるようにして成る請求項１〜請求項３に
記載の合成樹脂廃材の洗浄方法。 - 【請求項５】 合成樹脂廃材を洗浄するための洗浄槽
と、該洗浄槽に収容される洗浄水に混入され、該洗浄水
に不溶の粒状物と、洗浄水を攪拌する攪拌装置とを備
え、上記洗浄槽の底部にドレン孔を形成して成り、上記
合成樹脂廃材を粒状物に接触させて洗浄することを特徴
とする合成樹脂廃材の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997195A JPH0938601A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18997195A JPH0938601A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938601A true JPH0938601A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16250253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18997195A Pending JPH0938601A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 合成樹脂廃材の洗浄方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0938601A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013519414A (ja) * | 2010-02-10 | 2013-05-30 | ゼロス・リミテツド | 改善された洗濯機および洗濯法 |
| JP2022158497A (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-17 | 三菱重工業株式会社 | 洗浄方法および洗浄装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP18997195A patent/JPH0938601A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013519414A (ja) * | 2010-02-10 | 2013-05-30 | ゼロス・リミテツド | 改善された洗濯機および洗濯法 |
| JP2022158497A (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-17 | 三菱重工業株式会社 | 洗浄方法および洗浄装置 |
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