JPH093852A - 陸地に固定されて深い海に設置されるブレークウォータ - Google Patents
陸地に固定されて深い海に設置されるブレークウォータInfo
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Abstract
を提供すること。 【解決手段】 ブレークウォータは海水中に部分的に水
没されている少なくともひとつの単位ケーソンから成
り、このケーソンは海側のH方向から入来する大波に面
するように位置されたひとつの壁6を有する吸収ベイス
ン5を包含し、これらのベイスン5及び壁6はともに大
波のエネルギを消失させると共にベイスン内に侵入した
海水の少なくとも一部分を排出する複数の開口71,72
を備えている。本発明によれば、ブレークウォータは、
更に、各ケーソンに設けられて、各ケーソンに対して恒
久的な浮力を与える少なくともひとつの密封室101〜
104と、ブレークウォータの海側端を係留する装置
と、ブレークウォータの陸側起始点(陸側端)の動きを
制限する装置とを包含する。
Description
海に設置されるブレークウォータであって、海水中に部
分的に水没されている少なくともひとつの単位ケーソン
から成り、このケーソンが入来する大波に面するように
位置されたひとつの壁を有する吸収ベイスンを包含し、
これらのベイスン及び壁がともに大波のエネルギの一部
分を消失させると共にベイスン内に侵入した海水の少な
くとも一部分を排出する開口を備えているブレークウォ
ータに関する。
国特許第2,590,628号、第2,642,481
号及び第2,693,216号の明細書に記載されて、
知られている。そして、後者の仏国特許第2,693,
216号明細書に記載されている技術によれば、吸収ベ
イスンが形成されている単位ケーソンは、海底にパイル
によって係留されているジャケット型のひとつ又はそれ
以上の管状の金属ラチス構造体により、又は海底にそれ
自身の重量の下で固定されているコンクリート構造体に
より、支持されている。
海、例えば30メートルよりも深い海で前述した金属又
はコンクリートの支持構造体にどんな方法で設置するか
が問題となっている。すなわち、これまで行われている
調査によれば、支持構造体を大波、海流及び地震による
激しい周囲負荷に耐えさせるために非常に大型に作って
使用した場合のみ、ブレークウォータを安定させる構成
に作ることができることが、明らかにされている。しか
しながら、このような非常に大型の支持構造体を使用す
る方法は、その製作及び設置コストが禁止的な値になる
という問題がある。
決するためになされたもので、大波、海流及び地震によ
る激しい周囲負荷にも耐えることができると共に、経済
的に許容できるコストで製作できて、深い海に設置する
ことができるブレークウォータを提供することを目的と
する。
ークウォータが、更に、a)各ケーソンに設けられて、
各ケーソンに対して恒久的な浮力を与える少なくともひ
とつの密封室と、b)ブレークウォータの海側端を係留
する係留装置と、c)ブレークウォータの陸側に位置さ
れた起始点の動きを制限する制限装置とを包含すること
によって、達成される。
タは浮力を与えられているので、ブレークウォータを海
底の上方の海面で支持するために設置しなければならな
い巨大でコストが非常に高い支持構造体を使用しないで
すむことができる。したがって、本発明によるブレーク
ウォータを製作するコスト及び該ブレークウォータをそ
の最終設置位置に設置するコストは、非常に減少され
る。更に、ブレークウォータの浮力は、大波又は地震に
よる負荷を相当減少させる。
によれば、ブレークウォータの起始点の動きを制限する
制限装置は、ブレークウォータにその起始点に接近して
接続された第2の係留装置から成る。
の実施例によれば、前記制限装置はブレークウォータの
幾つかの自由度にしたがって作動する。
図面を参照して詳述する実施例についての下記の説明か
ら明らかになるであろう。
いて詳述する。
ータの第1の実施例を示す。ブレークウォータ1は、例
えば港の設置物をブレークウォータの長手方向軸線に対
して実質的に垂直な方向Hの大波から保護するために陸
地2に固定される。
徴(この特徴は図2に示されている)によれば、ブレー
クウォータ1は海底4の上方の海面3に浮いている。図
3は、本発明によるブレークウォータ1を形成するよう
に端と端とが結合される一組の単位ケーソンのひとつの
断面を示す。
及び/又はプレストレストコンクリートで作られている
と共に、乾ドックに構成されている。ケーソンは、一様
に分布された複数の開口71、72、・・・が穿設されて
いる“ジャラン(Jarlan)”型の垂直壁6によっ
て海側が限定されている吸収ベイスン5を包含する。垂
直壁6に穿設される開口71、72、・・・の総面積は、
例えば垂直壁6の面積の40%とされる。この垂直壁6
は完全に水没され、したがって開口71、72、・・・は
水が吸収ベイスン5の内部と外部との間で両方向に流れ
るのを許す。
1995年1月31日に出願された仏国特許出願番号9
5 01 115の明細書に一層詳細に記載されてい
る)によれば、垂直壁6は傾斜壁7によって海面3の上
方に延びており、該傾斜壁7は階段のように形成されて
いると共に各けあげ部に開口81、82、83、・・・が
穿設されている。
ると共に、複数の開口91、92、・・・を備えており、
これにより軽くて堅固なケーソンの構造体が作られてい
る。
15の明細書にも記載されているように、海から矢印H
の方向でやって来る大波のエネルギは、2つの機構によ
って、すなわち一方においては従来公知の普通の手段を
用いる“ジャラン”型の垂直壁6を通して、また他方に
おいては“ポーラスビーチ(porous beac
h)”効果を用いる傾斜壁7を通して、消失させられ
る。
特徴によれば、各単位ケーソンは少なくともひとつ、本
実施例では4つの密封室101、102、103、104を
備えており、これらの密封室は単位ケーソンに恒久的に
確実な浮力を与える。この浮力により、海底に係留され
る高価な支持構造体(このような支持構造体はケーソン
を半分水没させた状態で支持するために従来推奨されて
いた)の使用を避けることができ。ケーソンは、また、
ベース11を包含し、沈むことがなく、かつボートを入
渠できる埠頭12、道路13及び前述した傾斜壁7のよ
うな上部構造体の設置が容易にできるように設計されて
おり、該傾斜壁7は人工ビーチとして設置される。海と
反対の側、すなわち陸地側には、前述した吸収ベイスン
5と同様な吸収ベイスン14が設けられ、これにより残
りの大波のエネルギを減少させることができる。
1は、特に陸地に関して所定の場所に、大波、海流、風
のような負荷がブレークウォータ1に加わることにより
生じる漂流に逆らって保っておかなければならない。こ
のため、図1及び図2に示した実施例においては、第1
の係留装置151〜156がブレークウォータ1の一端1
1、すなわちブレークウォータ1の起始点12と反対側の
端(海側端)11を安定させるために設けられている。
また、第2の係留装置161〜164が起始点12に接近
してブレークウォータ1に接続され、これによりブレー
クウォータ1を陸地2に関して安定させている。これら
2つの係留装置は、一般には、アンカー又はパイルの手
段によって海底に一端が固定されている適当な引張チェ
ーンから成る。
タ1の埠頭12との間を、図4に示されているガングウ
ェー17を利用して往来することができる。このガング
ウェー17は、陸地2に関節装置18によって取付けら
れていると共に、リフチングジャッキ19によって起き
上がらすことができる。関節装置18は、ガングウェー
17がブレークウォータ1の埠頭12と陸地2との間の
高さの違いを補うのに必要とされる傾斜をとることがで
きるようにする。ブレークウォータ1の埠頭12と陸地
2との間の高さの違いは、潮流の作用及びブレークウォ
ータ1に加わる大波、風などの周囲負荷により生じる。
なお、本発明によるブレークウォータは、限定するもの
ではないが、実際には、特に、例えば地中海の区域でみ
られるような、それほど波が高くない潮流にさらされる
ように設置される。
ウォータの第2の実施例を示す。これらの図5〜図7及
びこれらの図に続く図8〜図13において、図1〜図4
で用いられている参照符号と同一の参照符号は同一又は
類似の要素又は部材を示す。図5〜図7に示したブレー
クウォータ1は図1〜図3に関連して詳述したブレーク
ウォータ1と大体同じであり、その海側端11は第1の
係留装置151〜154によって同様な方法で保持されて
いる。図5〜図7のブレークウォータ1が図1〜図3の
ブレークウォータ1と異なる特徴は、第2の係留装置が
ブレークウォータ1の起始点12を陸地2に連結する機
械式連結装置に置き換えられていることである。この連
結装置は、図5のVII−VII線に沿う断面である図
7に一層詳細に示されている関節軸受20によって構成
されている。
陸地2の支承部21に取付けられている固定ベットプレ
ート22にブロック23を介して載っている。ブロック
23は、例えばネオプレンのような弾性材料で作られ、
そして船橋楼甲板支持体のために一般に使用されている
技術に用いて取付けられている。関節ガングウェー17
は、ブレークウォータ1を陸地2に接続する。また、安
全ストップピース241、242がそれぞれ陸地2及びブ
レークウォータ1に一体に設けられ、ブレークウォータ
1が異常な大波、風などの周囲負荷を受けたときにブレ
ークウォータ1が持ち上げられるのを防止して安定さ
せ、これにより球面ジョイント21の作動を維持するよ
うにしている。このような球面ジョイント21はブレー
クウォータ1の起始点12の6つの自由度のうち3つを
除去することを、理解されよう。
る連結装置の変形例として、図8の(A)及び(B)に
円筒形スイベル21Aを用いる連結装置が示されてい
る。この連結装置、すなわちブレークウォータを陸地の
支承部に連結するスイベル21Aは、該支承部に設置し
た垂直ピボット22Aと、このピボットとブレークウォ
ータの本体との間に設置した一組のネオプレン製支持体
23Aとから成る。これらの支持体23Aは、滑動支持
体であり、したがってブレークウォータがその起始点で
垂直移動することを許す。この垂直移動は、例えば潮流
の平均波高さの変化によって、又はブレークウォータの
上下揺れによって引き起される。このようなスイベル2
1Aは、ブレークウォータの起始点の6つの自由度(6
つの自由度とは、水平面における2つの動きと、垂直動
きと、実質的に自由であり続ける3つの回転である)の
うち2つを除去することを、理解されよう。
陸地に連結する機械式連結装置の他の4つの異なる変形
例を示す。まず、図9の(A)及び(B)の変形例にお
いては、ブレークウォータ1の起始点12が陸地2に、
第1の固定されたネオプレン製の平軸受25と、この第
1の平軸受25から横方向に間隔を置いて離れている第
2の平軸受26とを介して載っている。第2の平軸受2
6は、水平面27内で滑動できる(図9の(A)を参
照)。ブレークウォータ1がこれらの平軸受25及び2
6によって許される2つの自由度は、平軸受26を通過
する垂直軸線まわりの矢印F1の方向への回転(片揺
れ:図9の(B)を参照)と、平軸受25及び26を通
過する水平軸線まわりの矢印F2の方向への回転(縦揺
れ:図9の(A)を参照)とである。なお、平軸受25
及び26はこの分野ですでに知られている安全ストッパ
を備えている。
においては、ブレークウォータ1の起始点12を陸地2
に連結するために、例えば弾性材料で作られている複数
の弾性パッド28i(281,282,283)を用いてい
る。これらの弾性パッドは、水平面におけるブレークウ
ォータ1の回転を吸収するために陸地2に固定されてい
る。また、同様に弾性材料で作られている横の安全スト
ッパ291、292が、ブレークウォータ1が横にかたよ
ることにより生じる負荷を吸収する。更に、ブレークウ
ォータ1の起始点は他の複数のパッド30i(301,3
02,303)に載っており、これらのパッドはブレーク
ウォータ1の長手方向軸線まわりの回転(横揺れ)を制
限する。このような図10の変形例による連結装置は、
実質的に、ブレークウォータの5つの自由度を制限す
る。
においては、ブレークウォータ1の陸地2への連結が、
ブレークウォータ1から突出するアウトグロース31
が、陸地2に形成されていると共にブレークウォータ1
に向って開口している円筒形ケージ32に係合すること
によって確立されている。この場合、複数の弾性パッド
331〜335がアウトグロース31とケージ32の内面
との間に介装されている。この図11の変形例による連
結装置は、ブレークウォータの長手方向軸線に対して実
質的に平行な水平軸線のスイベル支持体と同等なもので
あることを、理解されよう。また、引張り金属ケーブル
341、342が、ブレークウォータ1の長手方向軸線と
平行にしてブレークウォータを通して取付けられてい
る。すなわち、これらのケーブル341、342は、ケー
ジ32に向う弾性復元力をブレークウォータ1に与える
ために、その一方の端でブレークウォータ1の海側端1
1に、またその他方の端で陸地2にそれぞれ固定されて
いる。
においては、弾性復元力がそれぞれプーリ361、362
上を通過するケーブル351、352によって与えられて
いる。これらのプーリ361、362は、それぞれ、陸地
2に水平に取付けられて、陸地2の横固定点に向ってケ
ーブル351、352の端371、372を案内する。この
図12の変形例による連結装置は、ケーブル351、3
52によって与える復元力の弾性を調節することがで
き、ケーブル351、352の端371と372とはその取
付けを容易にするためにクロスされている。また、複数
の弾性パッド381、382、383が陸地2の支承部21
に取付けられ、ブレークウォータ1の起始点12の陸地
2に関しての動きを制限する。更に、他の弾性パッド3
9とケーブル351、352とが、ブレークウォータ1の
長手方向軸線に沿う動きを制限する。
レークウォータが大波の波長さに比較して長いときに
は、ブレークウォータの構造体に沿って生じる曲げモー
メントが局部的に非常に高くなる。図13(A)〜
(C)は、このような問題を解決するように設計され
た、本発明によるブレークウォータを示す。
に、このブレークウォータ1は2つの単位ケーソン1
a、1bから成り、これらの単位ケーソンはそれらの境
界面で関節装置401、402によって一緒に接続されて
いる。
(B)の立面図及び(C)の平面図に一層詳細に示され
ている。この関節装置401は、クレビス41と、タン
グ42と、これらのクレビス及びタングを貫通するピン
43とを包含する。クレビス41及びタング42は、そ
れぞれ、プレート44、45によって単位ケーソン1
a、1bに固定されている。また、ピン43は実質的に
水平である。更に、複数の弾性ストップピース461、
462、463、464(図13の(B)を参照)が、ピ
ン43まわりにおける一方のケーソンの、他方のケーソ
ンに関する回転運動を制限する。
て一方のケーソンが他方のケーソンに関して回転するこ
とを許し、これにより、その他の自由度に関して確立さ
れている制限を維持しながら、ブレークウォータに沿う
曲げモーメントの最大値を小さくすることが可能とな
る。
のすべての実施例によれば、ブレークウォータのケーソ
ンを乾ドックに構成し、それから、ケーソンをその固有
浮力によって最終設置場所まで曳航し、それから、この
場所で本発明によるブレークウォータの係留装置及び他
の連結装置を設置することができることが、明らかにな
ったであろう。
れるものではなく、これらの実施例は単に一例を示すも
のとして述べられているものである。したがって、図7
〜図12に示した連結装置の代わりに、他の連結装置、
すなわちブレークウォータの他のグループの自由度(好
適には、少なくとも2つの自由度)を除去又は制限する
連結装置を設けることができる。
を示す平面図である。
II−III線の断面に沿って拡大して示す図である。
に設置される関節ガングウェーを示す図である。
を示す平面図である。
の連結装置を構成する関節軸受を、図5のVII−VI
I線の断面に沿って拡大して示す図である。
連結装置を構成すると共に該ブレークウォータの起始点
の動きを制限する制限装置を示し、(A)は立面図及び
(B)は平面図である。
図及び(B)は平面図である。
は立面図及び(B)は平面図である。
(A)は立面図及び(B)は平面図である。
(A)は立面図及び(B)は平面図である。
例を示すものであって、2つの単位ケーソン間の結合部
に関節装置を有する例であり、(A)は平面図、(B)
は立面図及び(C)は(A)の一部を拡大して詳細に示
す平面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】起始点(12)が陸地(2)に固定され
て、深い海に設置されるブレークウォータ(1)であっ
て、海水中に部分的に水没されている少なくともひとつ
の単位ケーソンから成り、このケーソンが入来する大波
に面するように位置されたひとつの壁(6)を有する吸
収ベイスン(5)を包含し、これらのベイスン(5)及
び壁(6)がともに大波のエネルギの一部分を消失させ
ると共にベイスン内に侵入した海水の少なくとも一部分
を排出する複数の開口(71,72)を備えているブレー
クウォータ(1)において、更に、a)各ケーソンに設
けられて、各ケーソンに対して恒久的な浮力を与える少
なくともひとつの密封室(101〜104)と、b)ブレ
ークウォータの海側端(11)を係留する係留装置(1
51〜156)と、c)ブレークウォータの陸側起始点
(12)の動きを制限する制限装置(161〜164;2
0;25,26;28i(281〜283),291,29
2,30i(301〜303);331〜335,341,3
42;351,352,381,382,39)とを包含す
ることを特徴とするブレークウォータ。 - 【請求項2】請求項1記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置がブレークウォータ(1)にその起始
点(12)に接近して接続された第2の係留装置(161
〜164)から成ることを特徴とするブレークウォー
タ。 - 【請求項3】請求項1記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置がブレークウォータの少なくとも2つ
の自由度にしたがって作動することを特徴とするブレー
クウォータ。 - 【請求項4】請求項3記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置が陸地(2)に形成された支承部(2
1)とブレークウォータ(1)の陸側起始点(12)にお
けるケーソンの下面との間に介装された、垂直軸線の関
節軸受(20)から成ることを特徴とするブレークウォ
ータ。 - 【請求項5】請求項3記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置が陸地(2)に形成された支承部(2
1)とブレークウォータ(1)の陸側起始点(12)にお
けるケーソンの下面との間に形成された2つの平軸受
(25,26)から成り、その一方の平軸受(26)が
この平軸受を通過する水平面におけるブレークウォータ
の、他方の平軸受(25)を通過する垂直軸線まわりの
限定した滑動を許すことを特徴とするブレークウォー
タ。 - 【請求項6】請求項3記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置が陸地(2)の支承部(21)に設置
されたピボット(22A)とブレークウォータのケーソ
ンとの間に設置された円筒形のスイベル(21A)から
成り、この円筒形のスイベルが一組のネオプレン製支持
体(23A)を備えていることを特徴とするブレークウ
ォータ。 - 【請求項7】請求項3記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置が、弾性材料で作られて、ブレークウ
ォータ(1)の起始点(12)と陸地(2)との間に設
置されていると共に前記起始点(12)がそれ自身の重
量の下で載っている複数のパッド(301〜303)と、
ブレークウォータ(1)がその長手方向軸線に沿ってか
つ陸地(2)に対して垂直な軸線に沿って陸地(2)に
向って動くのを制限する他の複数のパッド(28i(2
81〜283),291,292)とから成ることを特徴と
するブレークウォータ。 - 【請求項8】請求項3記載のブレークウォータにおい
て、前記制限装置がブレークウォータ(1)の起始点
(12)から突出すると共に陸地(2)に形成されたケ
ージ(32)と協同するアウトグロース(31)から成
り、前記ケージ(32)がその内面に弾性材料で作られ
た複数のパッド(331〜335)を備えていることを特
徴とするブレークウォータ。 - 【請求項9】請求項3又は8記載のブレークウォータに
おいて、更に、ブレークウォータ(1)を長手方向に通
過する複数の弾性ケーブル(341,342;351,3
52)を包含し、これらのケーブルが固定されると共に
引張られて、ブレークウォータがその長手方向軸線に沿
って動くとき又はブレークウォータがその水平面におい
て回転するときに、ブレークウォータに弾性復元力を与
えることを特徴とするブレークウォータ。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれか一項に記載のブ
レークウォータにおいて、少なくとも2つの単位ケーソ
ンから成り、これらのケーソンがそれらの境界面で少な
くともひとつの関節装置(401,402)によって接続
され、この関節装置が実質的に水平であると共にブレー
クウォータ(1)の長手方向軸線に対して垂直な軸線を
有していることを特徴とするブレークウォータ。 - 【請求項11】請求項1〜10のいずれか一項に記載の
ブレークウォータにおいて、更に、ブレークウォータ
(1)と陸地(2)との間の通路を提供するガングウェ
ー(17)を包含することを特徴とするブレークウォー
タ。 - 【請求項12】請求項1〜11のいずれか一項に記載の
ブレークウォータにおいて、前記係留装置が引張チェー
ン(151〜156及び/又は161〜164)から成るこ
とを特徴とするブレークウォータ。 - 【請求項13】請求項1〜12のいずれか一項に記載の
ブレークウォータにおいて、更に、船を入渠させるため
の埠頭(12)、道路(13)及び大波のエネルギの一
部分を吸収してビーチとして使用される壁(7)のうち
の少なくともひとつを構成する建築物を包含することを
特徴とするブレークウォータ。 - 【請求項14】請求項1〜3のいずれか一項に記載のブ
レークウォータにおいて、少なくとも一部分が鉄筋コン
クリート及びプレストレストコンクリートの一方又は両
方で作られていることを特徴とするブレークウォータ。
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---|---|---|---|
FR9503124A FR2731725B1 (fr) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | Brise-houle attenant au rivage et installe en eaux profondes |
FR9503124 | 1995-03-17 |
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- 1996-03-15 JP JP08602796A patent/JP3861208B2/ja not_active Expired - Lifetime
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