JPH093839A - 発光式道路鋲 - Google Patents

発光式道路鋲

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Publication number
JPH093839A
JPH093839A JP7153401A JP15340195A JPH093839A JP H093839 A JPH093839 A JP H093839A JP 7153401 A JP7153401 A JP 7153401A JP 15340195 A JP15340195 A JP 15340195A JP H093839 A JPH093839 A JP H093839A
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JP
Japan
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light emitting
light
road tack
capacitor
solar cell
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Pending
Application number
JP7153401A
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English (en)
Inventor
Atsuo Osato
篤夫 大里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO STAINLESS KOGYO KK
Original Assignee
TOHO STAINLESS KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一度設置したらそのまま半永久的に使用でき
るようにする。 【構成】 道路面RSに対して設けられ、外部へ光を発
光する発光式道路鋲10であって、太陽電池30と、太
陽電池30によって発生した電気を蓄えるコンデンサ7
0と、コンデンサ70に蓄えられた電気に基づいて発光
する発光ダイオード50と、発光ダイオード50から発
せられた光を屈折させて外部に発光させるプリズム部材
40(屈折面44)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発光式道路鋲に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発光式道路鋲としては、特開平7
−34423号公報に記載されているものがある。その
発光式道路鋲は、ケーシング状の道路鋲本体を有し、そ
の大半は地下に埋められるようにして道路面に設置され
る。道路鋲本体の上部には太陽電池が設けられ、道路鋲
本体のうちの地下に埋められる部分(地下部分)には蓄
電池が設けられている。また、発光ダイオードも、道路
鋲本体の地下部分に斜め上方に向けて配設されている。
そして、日中において太陽電池によって発生した電気が
蓄電池に蓄えられ、その電気によって夜間に発光ダイオ
ードが発光し、その光がプリズム部材によって地上にお
いてほぼ水平に外部に発せられるようにされている。
【0003】このように、この発光式道路鋲では、発光
ダイオードが地下部分に配設されるため、その発光ダイ
オードの径に対応して発光式道路鋲の地上部分の高さを
高くする必要がなくなり、かつその発光ダイオードから
の光をプリズム部材で屈折させるために、外部(地上)
へはほぼ水平に光を発することが可能となるのである。
このため、発光強度を低下させることなく地上部分の厚
みを薄くすることが可能となって、自動車の走行等の邪
魔にならないという大きな効果が得られるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者の
さらなる研究の結果、上記従来の発光式道路鋲をさらに
改良できることが判明した。すなわち、上記従来の発光
式道路鋲は、太陽電池によって発生した電気を蓄えるの
が蓄電池であり、蓄電池は数年ごとに取り替えられる必
要がある。しかしながら、上記従来の発光式道路鋲は、
その大半部分が地下に埋められるようにして道路面等に
設置されるものであるため、蓄電池の取り替えの際に
は、それを掘り起こすようにして取り出す必要があり、
その作業は非常に煩雑であり、コストが高くつくもので
あった。
【0005】そこで、本発明は、太陽電池によって発生
した電気を蓄える部品が取替不要であって、一度設置し
たらそのまま半永久的に使用することができる発光式道
路鋲を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、道路等の取付面に対して設
けられ、外部へ光を発光する発光式道路鋲であって、太
陽電池と、その太陽電池によって発生した電気を蓄える
コンデンサと、そのコンデンサに蓄えられた電気に基づ
いて発光する発光源と、その発光源から発せられた光を
屈折させて外部に発光させる屈折面とを有することを特
徴とする。なお、「取付面」としては、道路以外に、道
路における車道と歩道を区分するブロックの上面等、種
々のものが適用され得る。
【0007】また、請求項2に係る発明は、道路等の取
付面に対して設けられ、外部へ光を発光する発光式道路
鋲であって、太陽電池と、その太陽電池によって発生し
た電気を蓄えるコンデンサと、そのコンデンサに蓄えら
れた電気に基づいて発光する発光源と、その発光源から
発せられた光を反射させて外部に発光させる反射面とを
有することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に係る発明においては、発光源からの
光を屈折させて外部へ発するようにされているため、外
部への発光方向に対応する位置より低い位置に発光源を
設けることが可能となり、その分、地上部分の高さを低
くすることが可能となる。また、日中等において太陽電
池によって発生した電気がコンデンサによって蓄えら
れ、その電気によって発光源が発光するようにされてい
るため、蓄電池を用いる場合と異なり、部品(コンデン
サ)の取替がほとんど不要となり、一度設置したらその
まま半永久的に使用できる。
【0009】請求項2に係る発明においては、発光源か
らの光を反射させて外部へ発するようにされているた
め、請求項1に係る発明と同様に、外部への発光方向に
対応する位置より低い位置に発光源を設けることが可能
となり、その分、地上部分の高さを低くすることが可能
となる。また、同じく請求項1に係る発明と同様に、日
中等において太陽電池によって発生した電気がコンデン
サによって蓄えられ、その電気によって発光源が発光す
るようにされているため、蓄電池を用いる場合と異な
り、部品(コンデンサ)の取替がほとんど不要となり、
一度設置したらそのまま半永久的に使用できる。
【0010】
【実施例】
<第1実施例>次に、請求項1の発明に対応する実施例
を図1〜図6に基づいて説明する。図1〜図3に示すよ
うに、この発光式道路鋲10は、道路鋲本体20,太陽
電池30,プリズム部材40,発光ダイオード(発光
源)50,電子回路基板60,コンデンサ70等を有し
ている。
【0011】この発光式道路鋲10は、そのほとんどが
地下(道路面RSより下)に埋められるようにして道路
面RSに対して設置されるものであり、その地上部分1
2(道路鋲本体20やプリズム部材40等からなるもの
の地上部分)は全体として偏平なほぼ四角錐台状をして
いる。その地上部分12の高さHは7mm〜10mm程度で
ある。
【0012】道路鋲本体20は、ケーシング状のもので
あり、金属によって形成されている。そして、その上部
には窪み状の太陽電池設置部22が形成されている。道
路鋲本体20の下部(地下部分)には収納部24が形成
され、その収納部24に対して蓋部25がボルト26に
よって固着されている。また、道路鋲本体20の上部の
前側部分にはプリズム部材嵌合部28が形成されてい
る。そして、後述するように、プリズム部材嵌合部28
にプリズム部材40が嵌合され、プリズム部材40には
4つの発光ダイオード50が組付けられている。
【0013】太陽電池30は、道路鋲本体20の太陽電
池設置部22に設置されており、その上部には透明な合
成樹脂からなる保護プレート32が嵌合されている。
【0014】電子回路基板60及びコンデンサ70は、
道路鋲本体20の収納部24内に収納されている。コン
デンサ70は、4つの発光ダイオード50に対応して4
つ収納されている。電子回路基板60には、次のような
電子回路が設けられている。すなわち、図4に示すよう
に、太陽電池30は、逆流防止回路62を介してコンデ
ンサ70と接続されている。コンデンサ70には、抵抗
63を介して点滅回路64が接続され、さらに発光ダイ
オード50に接続されている。また、太陽電池30に
は、昼夜判別回路65が接続され、それは点滅回路64
に接続されている。
【0015】このため、日中において太陽電池30によ
って発生した電気は、コンデンサ70によって蓄えられ
る。そして、昼夜判別回路65の判別結果の下、夜間に
は点滅回路64が作動状態とされ、コンデンサ70によ
って蓄えられた電気によって発光ダイオード50が点滅
して発光する。
【0016】なお、コンデンサ70は、電気容量が20
F以上、好ましくは100F以上又はそれ以上の大容量
のものが用いられる。また、抵抗63は、そのコンデン
サ70によって蓄えられた電気が一晩又はそれ以上の時
間をかけて徐々に放電される程度に大きな抵抗値を有す
るものが用いられる。なお、1つのコンデンサ70が1
つの発光ダイオード50のための電力を蓄えるというよ
うに、コンデンサ70と発光ダイオード50が1組ごと
独立的に接続されていてもよいし、4つの発光ダイオー
ド50によって蓄えられた電力の合計によって4つのコ
ンデンサ70が発光するようにされていてもよい。
【0017】プリズム部材40は、前述したように、道
路鋲本体20のプリズム部材嵌合部28に嵌合されてい
る。プリズム部材40は透明な合成樹脂からなってお
り、このプリズム部材40内での光の速度は空気内の光
の速度よりも遅いのである。
【0018】図1及び図3に示すように、プリズム部材
40には斜め上方に傾斜して4つの発光ダイオード取付
穴42が設けられており、各発光ダイオード50は各発
光ダイオード取付穴42にそれぞれ取り付けられてい
る。プリズム部材40の先端部には屈折面44が形成さ
れている。屈折面44の道路面RSからの傾斜角度はθ
=30°とされている。そして、発光ダイオード50か
ら発せられる光Lは屈折面44において屈折し、道路面
RSに対してほぼ平行(水平)に光Lが発せられるよう
にされている。プリズム部材40の下傾斜面には、水銀
蒸着等によって反射面46が形成されている。また、そ
の他の面にも同様に反射面48,49が形成されてい
る。
【0019】次に、この発光式道路鋲10の使用方法及
び作用効果について説明する。図1に示すように、発光
ダイオード50から道路面RSに対して斜め上方(26
°)に発せられた光Lは、屈折面44を通る際に屈折し
て、道路面RSに対してほぼ平行(水平)に光が発せら
れる。そのため、外部への発光方向に対応する位置より
低い位置(道路面RSより下方等)に発光ダイオード5
0を設けることが可能であり、その分、道路鋲本体20
の地上部分12を低くすることができる。また、発光ダ
イオード50から発せられた光L′は、反射面26によ
って反射され、屈折面44を経て上方へも発せられる。
【0020】この発光式道路鋲10は、図5に示すよう
に、横断歩道PCの両サイド等に好適に設けられる。そ
の際、前述のように、この発光式道路鋲10の地上部分
12の高さが低いため、自動車がこの発光式道路鋲12
の上を乗り越えて走行しようとする際においても自動車
に対してあまり大きな衝撃とはならず、自動車をスムー
ズに走行させることが可能となる。また、単車が乗り越
える際にもあまり障害物とならず、転倒等のおそれがな
く安全である。また、雪かきの邪魔にもならない。な
お、地上部分の高さをあまり低くすると、降雨時におい
て雨水や泥等によって発光が妨げられるが、地上部材1
4の高さHは前述のように7mm〜10mm程度とされてい
るためそのような弊害もないのである。また、前述した
ように、発光ダイオード50から発せられた光L′が反
射面26によって反射され屈折面44を経て上方へも発
せられるため、歩行者等にも注意を促すことが可能とな
る。
【0021】なお、図6に示すように、停止線SLの上
に多数のガラスビーズBが設けられている場合において
は(全体の高さは7mm程度)、発光式道路鋲10によっ
てその停止線SL(特にガラスビーズB)を照射する
と、停止線SLがより目立つこととなり、交通安全上便
利である。
【0022】そして、この発光式道路鋲10では、日中
等において太陽電池30によって発生した電気がコンデ
ンサ70によって蓄えられ、その電気によって発光ダイ
オード50が発光するようにされているため、蓄電池を
用いる場合と異なり、部品(コンデンサ70)の取替が
ほとんど不要となり、一度設置したらそのまま半永久的
に使用できるのである。
【0023】<第2実施例>次に、本発明の第2実施例
を、第1実施例との相違点を中心に、図7及び図11に
基づいて説明する。図7に示すように、この発光式道路
鋲90の地上部分92は、平面視においてほぼ平行四辺
形状をしている。そして、プリズム部材94(プリズム
部材94中の発光ダイオード)から外部へ光が発光され
るようにされている。
【0024】このため、この発光式道路鋲90は、図1
1に示すように、道路Rの車道と歩道を仕切る仕切線D
上に好適に設けることができる。その際、この発光式道
路鋲90の地上部分の高さが低いため、雪かき等に便利
である。また、第1実施例と同様に上方へも光が発せら
れることから、歩行者や自転車にも注意を促すことがで
きる。
【0025】また、同じく図11に示すように、この発
光式道路鋲90は、道路Rの脇に駐車場P等が設けられ
ている際において、その境界線部分にも好適に設けるこ
とができる。すなわち、光Lを発することによってその
境界線部分を示すのであるが、駐車場Pの方へ走行する
際においては発光式道路鋲90を乗り越える必要があ
る。その際、この発光式道路鋲90の地上部分の高さが
低いため、自動車の走行の邪魔にはならないのである。
【0026】そして、この発光式道路鋲90も、一度設
置したら半永久的に使用できるのである。
【0027】<第3実施例>次に、本発明の第3実施例
を、第1実施例との相違点を中心に、図8〜図11に基
づいて説明する。
【0028】図8〜図10に示すように、この発光式道
路鋲100(道路鋲本体120)には、前後に2つのプ
リズム部材140a,140bが取り付けられており、
その各プリズム部材140a,140bに4つの発光ダ
イオード150が取り付けられている。また、この道路
鋲本体120の上部には、各プリズム部材140a,1
40bに対応して、2つの太陽電池130a,130b
が設けられている。また、道路鋲本体120の収納部1
24には、各プリズム部材140a,140bの各発光
ダイオード150に対応して、電子回路基板160a,
160b,コンデンサ170a,170bが収納されて
いる。
【0029】そして、太陽電池130a,130bによ
って発生した電気が各コンデンサ170a,170bに
よって蓄えられ、その各コンデンサ170a,170b
に蓄えられた電気によって各プリズム部材140a,1
40bの各発光ダイオード150が発光するようにされ
ている。なお、1つの太陽電池130aによって発生し
た電気は、電子回路基板160aの電子回路の作用の
下、4つのコンデンサ170aによって蓄えられ、その
各コンデンサ170aに蓄えられた電気によって1つの
プリズム部材140aの各発光ダイオード150が発光
するようにされている。他方の太陽電池130b,電子
回路基板160b,コンデンサ170b,プリズム部材
140bでも同様である。
【0030】この発光式道路鋲100は、図11に示す
ように、道路RのセンターラインCLに好適に設置する
ことができる。すると、対向する両車線に対して光Lを
発することができるのであるが、その際においても、発
光式道路鋲100の地上部分112の高さが低いため、
Uターンをする際等、センターラインCLを横断する際
に、自動車に与える衝撃を低くすることが可能となるの
である。そして、この発光式道路鋲100も、一度設置
したら半永久的に使用できるのである。なお、この発光
式道路鋲100は、第2実施例と同様に、地上部分11
2が平面視においてほぼ平行四辺形状をしていてもよ
い。
【0031】<第4実施例>次に、本発明の第4実施例
を、第1実施例等との相違点を中心に、図12〜図14
に基づいて説明する。図12及び図13に示すように、
この発光式道路鋲200の地上部分212は、平面視に
おいて丸みをおびたほぼ正方形状をしている。そして、
この道路鋲本体120の上部には、その4つの各辺部分
に1つずつプリズム部材が設けられている(プリズム部
材240a,240b,240c,240d)。相反す
る1組のプリズム部材240a,240cには、赤色で
発光する発光ダイオード250rが4つずつ組付けら
れ、他方の相反する1組のプリズム部材240b,24
0dには、黄色で発光する発光ダイオード250yが4
つずつ組付けられている。
【0032】また、この道路鋲本体220の上部には、
各プリズム部材240a〜240dに対応して4つの太
陽電池230a〜230dが設けられている。また、道
路鋲本体220の収納部224には、各プリズム部材2
40a〜240dの各発光ダイオード250r,250
yに対応して、電子回路基板260a〜260d,コン
デンサ170a〜170dが収納されている。
【0033】そして、太陽電池230a〜230dによ
って発生した電気が各コンデンサ270a〜270bに
よって蓄えられ、その各コンデンサ270a〜170d
に蓄えられた電気によって各プリズム部材240a〜2
40dの各発光ダイオード250r,250yが発光す
るようにされている。なお、1つの太陽電池230aに
よって発生した電気は、電子回路基板260aの作用の
下、4つのコンデンサ270aによって蓄えられ、その
各コンデンサ270aに蓄えられた電気によって1つの
プリズム部材240aの各発光ダイオード250rが発
光するようにされている。他方の太陽電池230b〜2
30d,電子回路基板260b〜260d,コンデンサ
270b〜270d,プリズム部材240b〜240d
でも同様である。
【0034】この発光式道路鋲200は、図14に示す
ように、交差点(四差路)の中央部分に好適に設置する
ことができる。すると、相反する1方向にはプリズム部
材240a,240c(発光ダイオード250r)から
赤色の光Lrが発光され、他の相反する1方向にはプリ
ズム部材240b,240d(発光ダイオード250
y)から黄色の光Lyが発光される。
【0035】以上の構成のため、この発光式道路鋲20
0では、あまり交通量の多くない交差点において、信号
機のかわりに自動車(その運転手)に注意を促すことが
できる。そして、この発光式道路鋲200も、その地上
部分212の高さが低いために自動車の走行等の邪魔に
ならないとともに、半永久的に使用できるのである。
【0036】<第5実施例>次に、請求項2の発明に対
応する実施例を、第1実施例等との相違点を中心に、図
15に基づいて説明する。この発光式道路鋲300は、
地下部分304の内側において発光ダイオード350が
上方に向けて設けられ、その先側に鏡状の反射面340
が形成されている。そして、反射面340の反射方向側
には、透明な樹脂からなる光透過部342が設けられて
いる。このため、発光ダイオード350から発せられた
光Lは反射面340によって反射され、光透過部342
を通過して、道路面RSに対してほぼ水平に発せられ
る。
【0037】このような構造としても、外部への発光方
向に対応する位置より下の部分に発光ダイオード84を
設けることが可能となり、地上部分302の高さを低く
することが可能となる。
【0038】そして、この発光式道路鋲300でも、太
陽電池によって発生した電気をコンデンサによって蓄え
るようにされているために、一度設置したら半永久的に
使用することができるのである。
【0039】なお、第1〜第4実施例において、発光ダ
イオードはプリズム部材中に光を発し(正確には、発光
ダイオードから発光ダイオード取付穴中の空気中に発光
される光が、屈折するすることなくプリズム部材に入射
し)、プリズム部材と空気との間の屈折面で屈折するよ
うにされている。しかし、本発明はそれに限らず、発光
ダイオードはまず空気中に光を発し、その前方に三角柱
状のプリズムを設けて屈折させてもよい。その際は、光
が空気からプリズム中へ入る際、及びプリズムから空気
中へ出る際の2回において屈折することとなる。
【0040】また、第1実施例〜第4実施例は光を屈折
面で屈折させるものであり、第5実施例は光を反射面で
反射させるものであるが、それを組み合わせて、屈折面
での屈折及び反射面での反射を経て外部へ光が発光され
るようにしてもよい。
【0041】また、上記実施例は、太陽電池で発生した
電気をコンデンサによって蓄えて、その電気に基づいて
発光ダイオードが発光するものであるが、太陽電池で発
生した電気をコンデンサ及び蓄電池で蓄えて、その両者
によって蓄えられた電気によって発光ダイオードを発光
させるようにしてもよい。その際は、コンデンサによっ
て蓄えられた電気のみでは、発光を持続させることがで
きないほどに発光させるべき時間(暗い時間)が長い場
合に特に有効である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光量を減少させることなく地上部分の高さを低くする
ことが可能となるため、自動車等の走行の邪魔とはなら
ず、自動車を円滑に走行することが可能となる。また、
単車が乗り越える際にもあまり障害物とはならず、転倒
等のおそれがなく安全である。また、雪かき等の作業の
邪魔にもならない。また、太陽電池によって発生した電
気を蓄えるのがコンデンサであるため、蓄電池を用いる
場合と異なり、部品(コンデンサ)の取替がほとんど不
要となり、一度設置したらそのまま半永久的に使用でき
る。このため、道路に対して設置した後におけるメンテ
ナンスが容易となり(ほとんど不要となり)、その分の
コストの大幅な低減化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の発光式道路鋲の縦断面図
である。
【図2】図1の発光式道路鋲の平面図である。
【図3】図1中のプリズム部材及び発光ダイオードを示
す分解斜視図である。
【図4】図1の発光式道路鋲のうちの電子回路を示す図
である。
【図5】図1の発光式道路鋲の使用例を示す図である。
【図6】図5の縦断面拡大図である。
【図7】本発明の第2実施例の発光式道路鋲を示す平面
図である。
【図8】本発明の第3実施例の発光式道路鋲を示す平面
図である。
【図9】図8の発光式道路鋲の縦断面図(X−X線断面
図)である。
【図10】図8の発光式道路鋲の縦断面図(XI−XI線断
面図)である。
【図11】図7の発光式道路鋲(第2実施例)及び図8
〜図10の発光式道路鋲(第3実施例)の使用例を示す
図である。
【図12】本発明の第4実施例の発光式道路鋲を示す平
面図である。
【図13】図12の発光式道路鋲の縦断面拡大図であ
る。
【図14】図12の発光式道路鋲の使用例を示す図であ
る。
【図15】本発明の第5実施例の発光式道路鋲の原理を
示す側面図である(要部については断面図とされてい
る)。
【符号の説明】
10,90,100,200,300 発光式道路鋲 30,130a,130b,230a〜230d 太陽
電池 40,94,140a,140b,240a〜240d
プリズム部材 44 屈折面 340 反射面 50,150,250r,250y,350 発光ダイ
オード(発光源) 70,170a,170b,270a〜270d コン
デンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路等の取付面に対して設けられ、外部
    へ光を発光する発光式道路鋲であって、 太陽電池と、 その太陽電池によって発生した電気を蓄えるコンデンサ
    と、 そのコンデンサに蓄えられた電気に基づいて発光する発
    光源と、 その発光源から発せられた光を屈折させて外部に発光さ
    せる屈折面とを有することを特徴とする発光式道路鋲。
  2. 【請求項2】 道路等の取付面に対して設けられ、外部
    へ光を発光する発光式道路鋲であって、 太陽電池と、 その太陽電池によって発生した電気を蓄えるコンデンサ
    と、 そのコンデンサに蓄えられた電気に基づいて発光する発
    光源と、 その発光源から発せられた光を反射させて外部に発光さ
    せる反射面とを有することを特徴とする発光式道路鋲。
JP7153401A 1995-06-20 1995-06-20 発光式道路鋲 Pending JPH093839A (ja)

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JP7153401A JPH093839A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 発光式道路鋲

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