JPH0936859A - 監視情報中継方法および装置 - Google Patents

監視情報中継方法および装置

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JPH0936859A
JPH0936859A JP18390495A JP18390495A JPH0936859A JP H0936859 A JPH0936859 A JP H0936859A JP 18390495 A JP18390495 A JP 18390495A JP 18390495 A JP18390495 A JP 18390495A JP H0936859 A JPH0936859 A JP H0936859A
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relay
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JP18390495A
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Fumihiko Saito
文彦 斉藤
Takahiro Hosokawa
高宏 細川
Eiki Saito
栄樹 斎藤
Konami Hayashi
小奈美 林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】監視装置と複数の監視対象装置との間に介在
し、各監視対象装置から収集した監視情報に前処理を施
した結果を監視装置に送信する監視情報中継装置に関
し、複数の監視対象装置から収集した監視情報を一元化
してある程度の前処理を施すことで監視装置の処理負担
を軽減することを目的とする。 【構成】各監視対象装置のそれぞれについて、監視対象
装置内の自己監視により収集された装置監視情報と監視
対象装置の状態に応じて発生する状態監視情報とを別々
に受信する収集部と、収集部が受信した装置監視情報と
状態監視情報とを各監視対象装置毎に一括して所定の前
処理を行う前処理部と、前処理部により前処理された監
視情報を各監視対象装置毎にシリアル信号として監視装
置に送信する通信部とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視装置が複数の監視
対象装置から収集した監視情報を処理する場合に、監視
装置と各監視対象装置との間に介在し、各監視対象装置
から送信された監視情報を受信して前処理を施し、その
処理結果を監視装置に送信する監視情報中継装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、多数の装置構成部からなる装置
では、保守容易性等のために、装置筐体内を幾つかの装
置構成棚で区分けし、機能的に関連する装置構成部同士
を同じ装置構成棚に収容することにより実装の階層化を
図っている。図8には、かかる構成を有する装置におけ
る装置内監視方法の例が示される。ここでは、複数の装
置構成棚の上位に、装置全体の動作に関わる部分(監視
部など)を収容する共通棚が設けられている。
【0003】図示されるように、共通棚の監視部2と装
置構成棚の各装置構成部3とはシリアル通信線で接続さ
れている。監視部2がシリアル通信線を通して各装置構
成部3に監視情報を要求すると、各装置構成部3はそれ
ぞれこの要求に応じて、自己監視により収集した監視情
報をシリアル通信線を通して監視部2に返送する。
【0004】この場合、監視部2はポーリング等の通信
制御を行ってシリアル通信データを送受信することによ
り、一本のシリアル通信線を通して各装置構成部3から
順次に監視情報を収集している。図9に一例として伝送
装置等における監視部とクロック分配部との間で送受信
されるシリアル通信データのフォーマット例を示す。監
視部がクロック分配部に送信する要求データには、デー
タ先頭を示すビットとクロック分配部を識別するアドレ
ス情報が含まれる。クロック分配部が監視部に返送する
応答データは、同じくデータ先頭ビットとアドレス情報
の後に、監視情報としてクロック入力断、クロック出力
断、装置警報などが続き、最後に通信の正常性を確認す
るためのCRC(巡回冗長検査)計算結果が付加されて
いる。
【0005】監視部2は、各装置構成部3がシリアル通
信線を通して返送する監視情報とは別に、各装置構成部
3の状態に応じて発生する監視情報も収集する。例え
ば、装置構成部3のパッケージがコネクタに実装されて
いない場合や、実装されていても電源が切断されている
場合があるので、各装置構成部毎に実装状態や電源断状
態に応じたオン・オフの直流信号を発生させ、監視部2
がこれらの直流信号を収集することにより各装置構成部
3の状態を判定できるようにしている。
【0006】図8の装置構成例では、各装置構成部毎の
実装状態、電源断状態などについての監視情報(以下、
直流情報)に対応する直流信号線をそれぞれ監視部2に
直接接続することにより、直流情報の収集を行ってい
る。しかし、この方法では、直流情報数だけの直流信号
線が監視部2に並列に接続されるため、装置構成部数の
多い装置では監視部2の入力端子が多数必要になり、装
置構成部3の増設にも対応し難い。そこで、図10に示
す装置構成例では、各装置構成棚毎に中継部1を設け、
各装置構成部3についての直流情報を同じ装置構成棚に
ある中継部1に並列入力し、中継部1で直流情報をパラ
レル/シリアル変換してから、シリアル通信線を通して
シリアル通信データとして監視部2に送信するようにし
ている。この方法によれば、上述のシリアル通信データ
と同じフォーマットで一本のシリアル通信線を通して直
流情報を監視部2に送信することができる。
【0007】監視部2は、収集した監視情報に基づき装
置全体の動作を監視する前に、監視情報に対してある程
度の前処理を行うことがある。例えば、上述のクロック
分配部についての監視情報の場合、クロック分配部が実
装されていなければ実装状態は異常(未実装)を示す
が、そのときには当然、電源断状態も異常(切断)であ
り、クロック分配部が自己監視を行うこともできないの
で、実装情報以外の監視情報は無意味である。また、ク
ロック分配部が実装されていて電源断状態も正常である
が、クロック入力断が異常である場合、クロック出力断
や装置警報も当然異常となる。この例では、各監視情報
間に、 実装情報>電源断情報>クロック入力断>装置警報>ク
ロック出力断 という優先順位があり、上位の監視情報が異常になる
と、それより下位の監視情報も異常もしくは無意味にな
る。したがって、各装置構成部固有の優先順位に応じ
て、上位の監視情報が異常になった時、それより下位の
監視情報をマスクする処理(以下、優先処理)を予め行
うことにより、以降の監視処理を容易にすることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視情報収集方
法では、監視部は、各装置構成部内の自己監視により得
られる監視情報と各監視構成部毎に発生する直流情報と
を別々に収集し、二つあるいはそれ以上の記憶場所に保
管している。そして監視部は、装置構成部全部につい
て、各装置構成部毎に複数の監視情報保管場所から監視
情報を読み取りながら上記の優先処理を行い、更に装置
構成部間、装置構成棚間にまたがる優先処理も行う。そ
のため、多数の装置構成部から多岐にわたる監視情報を
収集する装置では、従来の方法で監視情報を収集して優
先処理を行うと手数が冗長になり処理速度の低下を招い
ていた。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の監視対象装置から収集した監視情報を
一元化し、更にそれらの監視情報にある程度の前処理を
施してから監視装置に中継する監視情報中継装置を提供
することにより、監視装置の処理負担を軽減することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1および図2は本発明
に係る原理説明図である。上述の課題を解決するため
に、本発明にかかる監視情報中継装置50は、各監視対
象装置55のそれぞれについて、監視対象装置55が装
置内自己監視により収集した装置監視情報と、監視対象
装置55の状態に応じて発生する状態監視情報とを別々
に受信する収集部51と、収集部51が受信した装置監
視情報と状態監視情報とを各監視対象装置毎に一括して
所定の前処理を行う前処理部52と、前処理部52によ
り前処理された監視情報を各監視対象装置毎にシリアル
信号として監視装置54に送信する通信部とを具備する
ことを特徴とする。
【0011】また本発明に係る監視情報中継装置50
は、各監視対象装置55から収集した監視情報を、それ
ぞれ監視対象装置識別情報に対応するメモリ56のアド
レス領域に蓄積しておき、監視情報要求時に監視装置5
4から送信される監視対象装置識別情報に対応するメモ
リ56のアドレス領域から監視情報を読み出して監視装
置54に返送する構成とすることができる。
【0012】また本発明に係る監視情報中継装置50の
前処理部52は、収集部51が受信した監視情報を監視
対象装置毎に一括する際、優先順位が上位の監視情報に
基づいて他の監視情報に所定の処理を行う構成とするこ
とができる。
【0013】
【作用】図1に示されるように、本発明に係る監視情報
中継装置50は、監視装置54と複数の監視対象装置5
5との間の中継部として使用され、各監視対象装置55
から監視情報を収集する。例えば、監視情報中継装置5
0と各監視対象装置55との間を共通のシリアル通信線
で接続し、監視情報中継装置50と各監視対象装置55
との間で通信制御を行うことにより、各監視対象装置5
5はそれぞれ装置内自己監視で得た装置監視情報を監視
情報中継装置50に送信する。また、各監視対象装置5
5の状態(実装/未実装、電源のオン/オフなど)を示
す状態監視情報をそれぞれ例えば直流信号として発生さ
せ、これらの直流信号に対応する信号線を監視情報中継
装置50に並列に入力することで、監視情報中継装置5
0は各監視対象装置55の状態監視情報を収集できる。
【0014】監視装置54は共通のシリアル通信線を通
じて一つまたは複数の監視情報中継装置50に接続され
る。監視装置54が各監視情報中継装置50に監視情報
を要求すると、各監視情報中継装置50はそれぞれこの
要求に応じて、接続する各監視対象装置55から収集し
た監視情報を各監視対象装置毎にシリアル信号として監
視装置に送信する。
【0015】監視情報中継装置50においては、監視装
置54からの監視情報要求を通信部53が受信する。収
集部51は、監視装置54からの監視情報要求に応じ
て、あるいは定期的に各監視対象装置55から装置監視
情報および状態監視情報を収集する。前処理部52は、
収集部51が収集した監視情報を各監視対象装置毎に一
括して所定の前処理を施す。通信部54は、監視装置5
4との間の通信制御に従って、前処理部52が処理した
監視情報を各監視対象装置毎にシリアル信号として監視
装置54に送信する。
【0016】監視装置54と各監視対象装置55との間
に監視情報中継装置50が介在しない従来の監視情報収
集方法では、監視装置54が監視対象装置識別情報を含
んだ要求データをシリアル通信線を通して送信し、その
要求データを受信した当該監視対象装置55が監視情報
を含んだ応答データを監視装置54に返送していた。本
発明では、図2に示すように監視情報中継装置50内に
監視情報蓄積用のメモリ56を備え、監視装置54から
の要求データに含まれる監視対象装置識別情報に対応す
るアドレス領域に各監視対象装置55の監視情報を蓄積
しておき、監視装置54からの監視情報要求時、送信さ
れた監視対象装置識別情報に対応するアドレス領域から
監視情報を読み出して監視装置54に返送する構成とす
ることで、監視装置54側の従来の通信方法を変更する
ことなく本発明の監視情報中継装置50を利用すること
ができる。
【0017】また本発明では、従来技術では監視装置5
4が行っていた優先処理を監視情報中継装置50に分担
させることができる。つまり、監視情報中継装置50に
おいて前処理部52が監視情報を監視対象装置毎に一括
する際、「異常」を示している監視情報の中の最上位の
ものを検出し、それより下位の監視情報をマスクする
(「異常」から「正常」に戻す)処理などを行う。これ
により、監視対象装置毎の優先処理が終了した監視情報
を監視装置54に送信でき、監視装置54は監視対象装
置間あるいは監視情報中継装置間にまたがる優先処理を
行うだけでよいので、監視処理の負担が軽減される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図3には本発明を適用する装置の構成例が示され
る。これは従来技術の例として図10に示した装置構成
と同じであるが、中継部1に本発明の監視情報中継装置
が使用される。中継部1は収集部10と前処理部20と
通信部30とで構成される。
【0019】装置構成棚に収容される各装置構成部3
は、構成部内の自己監視により各種警報等の装置監視情
報を発生させている。中継部1は、同じ装置構成棚にあ
る各装置構成部3にシリアル通信線を通して要求データ
を送信することにより、各装置構成部3で発生した装置
監視情報をシリアル信号の応答データ(以下、シリアル
通信情報)として受信することができる。また、各装置
構成部3の直流情報(実装状態、電源断状態などの状態
監視情報)に対応する直流信号線が同じ装置構成棚にあ
る中継部1に並列入力され、中継部1はこれらの直流信
号線を通して各装置構成部3の直流情報を収集すること
ができる。以下、シリアル通信情報と直流情報とをまと
めていう場合には単に監視情報という。
【0020】共通棚にある監視部2は、各装置構成棚の
中継部1にシリアル通信線を通して要求データを送信す
ることにより、各装置構成部3についての監視情報を要
求する。各装置構成棚の中継部1では、通信部30がシ
リアル通信線からこの要求データを受信する。収集部1
0は、監視部2からの要求データに応じてあるいは定期
的に、当該装置構成棚の各装置構成部3にシリアル通信
線を通して要求データを送信する。各装置構成部3はこ
の要求データに対する応答データとして中継部1にシリ
アル通信情報を返送し、収集部10はこのシリアル通信
情報を受信する。また収集部10は、直流信号線を通し
て各装置構成部3についての直流情報を入力している。
前処理部20は、収集部10が収集したシリアル通信情
報および直流情報を各装置構成部毎に一括して監視情報
としてまとめ、その監視情報に対して優先処理を施す。
前処理部20による優先処理後、通信部30は各装置構
成部毎に監視情報をシリアル通信線を通して監視部2に
送信する。
【0021】以下、本実施例の中継部1の動作を詳細に
説明する。図4は中継部1の構成例である。収集部10
はシリアル通信情報受信部11と直流情報入力部12と
で構成され、前処理部20はCPU21とファームウェ
ア22と監視情報蓄積メモリ23とで構成される。
【0022】通信部30は監視部2から送信された要求
データを受信する。シリアル通信情報受信部11はシリ
アル通信線を通して要求データを各装置構成部3に送信
し、この要求データに対する応答データとして各装置構
成部3から送信されるシリアル通信情報を受信する。ま
た、直流情報入力部12には各装置構成部3についての
直流情報が入力されている。
【0023】前処理部20では、ファームウェア22
(ROMに格納された制御プログラム)に制御されるC
PU21が、シリアル通信情報受信部11が受信したシ
リアル通信情報と直流情報入力部12が入力した直流情
報とを、装置構成部毎の監視情報としてまとめ、デュア
ルポートRAMからなる監視情報蓄積メモリ23に格納
する。さらにCPU21は、監視情報蓄積メモリ23に
格納された監視情報に対して装置構成部毎に優先処理を
施す。通信部30は監視情報蓄積メモリ23から装置構
成部毎に監視情報を読み出しながら、シリアル通信線を
通して応答データとして監視部2に送信する。
【0024】図5には収集部10と前処理部20の構成
例が詳細に示される。シリアル通信情報受信部11はシ
リアル通信回路111とシリアル通信情報蓄積メモリ1
12とで構成される。シリアル通信回路111は各装置
構成部との間のシリアル通信を制御する回路である。シ
リアル通信情報蓄積メモリ112は各装置構成部対応に
アドレス領域が設けられたRAMであり、シリアル通信
回路111が受信したシリアル通信情報を当該装置構成
部に対応するアドレス領域に格納する。直流情報入力部
112はレジスタからなり、並列入力される直流信号の
中の一つを選択して出力する機能を有する。直流情報入
力部112には各装置構成部についての直流情報が並列
入力され、CPU21からの制御信号によりその中の一
つが選択出力される。
【0025】CPU21は、監視部2により監視情報が
要求されている各装置構成部について、シリアル通信情
報蓄積メモリ112の対応するアドレス領域からシリア
ル通信情報を読み出すと共に、直流情報入力部12から
対応する直流情報を読み出し、その両者をまとめた監視
情報を監視情報蓄積メモリ23の対応するアドレス領域
に格納する。図6には、従来技術の説明でも取り上げた
伝送装置のクロック分配部の場合を例として、シリアル
通信情報蓄積メモリ112に格納されるシリアル通信情
報と監視情報蓄積メモリ23に格納される監視情報のデ
ータフォーマット例が示される。装置構成部3から中継
部1に送信されるシリアル通信情報は従来技術と同じフ
ォーマットだが、中継部1から監視部2に送信される監
視情報はシリアル通信情報の中に直流情報である実装情
報と電源断情報を挿入したフォーマットとなっている。
【0026】次に、CPU21は各装置構成部毎に監視
情報に対する優先処理を行う。例えば、図6に示した監
視情報において、正常は“0”、異常は“1”で示さ
れ、 実装情報 :0 電源断情報 :0 クロック入力断:1 クロック出力断:1 装置警報 :1 となっていたとする。この場合の監視情報の優先順位
は、 実装情報>電源断情報>クロック入力断>装置警報>ク
ロック出力断 なので、クロック出力断と装置警報を“1”から“0”
にするという優先処理を行う。この監視情報を受信する
監視部2は、クロック分配部における監視情報の優先順
位を考慮する必要がないので、監視処理の負担が軽減さ
れる。
【0027】図7には通信部30の構成例が詳細に示さ
れる。通信部30は先頭検出部31とアドレスラッチ部
32とパルス発生部33とS/P(パラレル−シリアル
変換)回路34とCRC計算部35とを含んで構成され
る。アドレスラッチ部32はさらにS/P(シリアル−
パラレル変換)回路321とFF(ラッチ)回路322
とで構成される。ただし、送受信制御部分の図示は省略
する。
【0028】例えば、装置における装置構成部の最大収
容数が32で、監視情報蓄積メモリ23は1バイト単位
でデータが読み書きされ、監視情報蓄積メモリ23の連
続する8バイトずつのアドレス領域に各装置構成部の監
視情報がそれぞれ格納されるものとする。この場合、監
視情報蓄積メモリ23から任意の装置構成部の監視情報
を読み出すには、装置構成部単位に監視情報を一義的に
指定する5ビットnnnnnを上位アドレスとし、各装
置構成部対応のアドレス領域内をバイト単位でアドレス
指定する3ビットmmmを下位アドレスとして、下位ア
ドレスの3ビットを000から111まで順次に変化さ
せながらアドレス指定すればよい。以下、この具体例に
沿って通信部30の回路動作を説明する。
【0029】監視部2から中継部1の通信部30に送信
される要求データには、データ先頭を示すビットと、装
置構成部単位に監視情報を指定するアドレス情報(上記
の上位アドレスnnnnn)が含まれている。
【0030】パルス発生部35は、監視部2と中継部1
との間のシリアル通信速度に応じた周期でパルスを発生
させ、通信部30の内部および前処理部20の監視情報
蓄積メモリ23に制御パルス信号を供給する。
【0031】先頭検出部31はパルス発生部35から供
給されるパルスのタイミングで要求データの先頭を監視
し、先頭を検出したらパルス発生部33にそれを通知す
る。アドレスラッチ部32のS/P回路321はシリア
ル信号として入力される要求データを5ビットのパラレ
ル信号に変換して出力する。パルス発生部33は、S/
P回路321からアドレス情報の5ビットが出力された
時点で、アドレスラッチ部32のFF回路322にラッ
チ制御信号を送出することによりアドレス情報をFF回
路322でラッチする。FF回路322の出力5ビット
は上位アドレスとして監視情報蓄積メモリ23に入力さ
れる。この上位アドレスが継続的に入力されている間、
パルス発生回路33は、3ビットのパラレルデータを0
00から111まで所定の時間間隔で順次に下位アドレ
スとして監視情報蓄積メモリ23に入力する。このよう
に入力されるアドレスと、パルス発生回路33から監視
情報メモリ23に送出されるメモリ制御信号とにより、
監視情報蓄積メモリ23から監視情報が1バイトずつ順
次に読み出されてP/S回路34に入力される。P/S
回路34はパラレル信号として入力された監視情報をシ
リアル信号に変換し、さらにCRC計算部35に入力す
る。CRC計算部35は、装置構成部毎(8バイト毎)
に監視情報の内容に基づくCRC計算を行い、その結果
を監視情報の末尾に付加する。CRC計算結果を付加さ
れた監視情報は、装置構成部毎にシリアル通信線を通し
て応答データとして監視部2に送信される。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、複数の監視対象装置について収集した装置監視情報
と状態監視情報とを各監視対象装置毎に一括してから監
視装置に送信することができるので、監視装置の処理負
担を軽減することができる。また、監視情報の優先順位
に基づく前処理を行ってから監視装置に監視情報を送信
することができるので、監視装置の処理負担を更に軽減
して処理速度を向上させることができる。
【0033】また本発明によれば、監視装置は従来のシ
リアル通信方式を変更することなく上記の処理負担の軽
減、処理速度の向上の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図(その1)である。
【図2】本発明に係る原理説明図(その2)である。
【図3】本発明の実施例の装置構成例を示す図である。
【図4】実施例の中継部の構成例を示す図である。
【図5】中継部における収集部および前処理部の構成例
を示す図である。
【図6】シリアル通信情報および監視情報のデータフォ
ーマット例を示す図である。
【図7】中継部における通信部の構成例を示す図であ
る。
【図8】従来の装置構成例(その1)を示す図である。
【図9】従来技術におけるシリアル通信データのフォー
マット例を示す図である。
【図10】従来の装置構成例(その2)を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 中継部 2 監視部 3 装置構成部 10 収集部 11 シリアル通信情報受信部 111 シリアル通信回路 112 シリアル通信情報蓄積メモリ 12 直流情報入力部(セレクタ) 20 前処理部 21 CPU(プロセッサ) 22 ファームウェア(ROMに格納された制御プログ
ラム) 23 監視情報蓄積メモリ 30 通信部 31 先頭検出部 32 アドレスラッチ部 321 S/P(シリアル−パラレル変換)回路 322 FF(ラッチ)回路 33 パルス発生部 34 P/S(パラレル−シリアル変換)回路 35 CRC(巡回冗長検査)計算部 50 監視情報中継装置 51 収集部 52 前処理部 53 通信部 54 監視装置 55 監視対象装置 56 監視情報蓄積用のメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 (72)発明者 斎藤 栄樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 林 小奈美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視装置が監視対象装置から監視情報を収
    集する際の監視情報中継方法であって、 監視装置と複数の監視対象装置との間に中継部を介在さ
    せ、 各監視対象装置はそれぞれ自装置内の監視により収集し
    た装置監視情報を該中継部に送信し、 該中継部は、各監視対象装置から送信される装置監視情
    報を受信すると共に、各監視対象装置それぞれの状態に
    応じて発生する状態監視情報を収集し、該装置監視情報
    と該状態監視情報とを各監視対象装置毎に一括してシリ
    アル信号として該監視装置に送信するようにした監視情
    報中継方法。
  2. 【請求項2】該監視装置は、監視情報を要求する際、要
    求先の監視対象装置の識別情報を該中継部に送信し、 該中継部は、各監視対象装置についての監視情報をそれ
    ぞれ当該監視対象装置の識別情報に対応するメモリのア
    ドレス領域に蓄積しておき、該監視装置からの監視情報
    要求時、送信された監視対象装置の識別情報に対応する
    該メモリのアドレス領域から監視情報を読み出して該監
    視装置に送信するようにした請求項1記載の監視情報中
    継方法。
  3. 【請求項3】複数の監視対象装置から送信される監視情
    報を監視装置に中継する監視情報中継装置であって、 各監視対象装置のそれぞれについて、監視対象装置内の
    自己監視により収集された装置監視情報と監視対象装置
    の状態に応じて発生する状態監視情報とを別々に受信す
    る収集部と、 該収集部が受信した装置監視情報と状態監視情報とを各
    監視対象装置毎に一括して所定の前処理を行う前処理部
    と、 該前処理部により前処理された監視情報を各監視対象装
    置毎にシリアル信号として該監視装置に送信する通信部
    とを具備する監視情報中継装置。
  4. 【請求項4】該前処理部は、該収集部が受信した監視情
    報を監視対象装置毎に一括する際、優先順位が上位の監
    視情報に基づいて他の監視情報に所定の処理を行う請求
    項3記載の監視情報中継装置。
JP18390495A 1995-07-20 1995-07-20 監視情報中継方法および装置 Withdrawn JPH0936859A (ja)

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JP18390495A JPH0936859A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 監視情報中継方法および装置

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