JPH09331222A - 利得制御信号補正装置 - Google Patents
利得制御信号補正装置Info
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- JPH09331222A JPH09331222A JP8149548A JP14954896A JPH09331222A JP H09331222 A JPH09331222 A JP H09331222A JP 8149548 A JP8149548 A JP 8149548A JP 14954896 A JP14954896 A JP 14954896A JP H09331222 A JPH09331222 A JP H09331222A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3036—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
- H03G3/3042—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直接スペクトル拡散符号分割多重処理による
セルラー方式の移動電話機などにあって、厳密な受信信
号の値及び送信電力値に設定する自動利得制御特性を得
るための利得制御信号を正確に補正する。 【解決手段】 利得制御信号Sdに基づいて入力信号P
inを可変利得増幅器1が利得制御する。比較器2が主制
御部5での基準値Pと可変利得増幅器1からの出力信号
Pout とを比較し、この差の誤差補正信号Scを加算器
3に出力する。加算器3及び遅延部6が、誤差補正信号
Scを累積した誤差累積信号Seを出力する。制御信号
補正部4a及び適正利得特性変換補正テーブル4bによ
って、誤差累積信号Seをサンプル抽出する。この際、
一次曲線で近似できる特性部分は粗く抽出し、急峻に変
化する特性部分の一次曲線では近似できない特性部分を
細かく抽出し、この利得制御信号Sdを可変利得増幅器
1の利得制御端に出力して、所定の利得制御特性に対す
る誤差の少ない利得制御を行う。
セルラー方式の移動電話機などにあって、厳密な受信信
号の値及び送信電力値に設定する自動利得制御特性を得
るための利得制御信号を正確に補正する。 【解決手段】 利得制御信号Sdに基づいて入力信号P
inを可変利得増幅器1が利得制御する。比較器2が主制
御部5での基準値Pと可変利得増幅器1からの出力信号
Pout とを比較し、この差の誤差補正信号Scを加算器
3に出力する。加算器3及び遅延部6が、誤差補正信号
Scを累積した誤差累積信号Seを出力する。制御信号
補正部4a及び適正利得特性変換補正テーブル4bによ
って、誤差累積信号Seをサンプル抽出する。この際、
一次曲線で近似できる特性部分は粗く抽出し、急峻に変
化する特性部分の一次曲線では近似できない特性部分を
細かく抽出し、この利得制御信号Sdを可変利得増幅器
1の利得制御端に出力して、所定の利得制御特性に対す
る誤差の少ない利得制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接スペクトル拡
散符号分割多重(DS−CDMA)処理によるセルラー
移動電話システムにおける移動電話機などにあって、受
信信号の値及び送信電力値を検出して、その自動利得制
御を行う際の利得制御信号を補正する利得制御信号補正
装置に関する。
散符号分割多重(DS−CDMA)処理によるセルラー
移動電話システムにおける移動電話機などにあって、受
信信号の値及び送信電力値を検出して、その自動利得制
御を行う際の利得制御信号を補正する利得制御信号補正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、北米のTIA・IS95で標準化
されたCDMAセルラー方式の移動電話システムのよう
に、他局からの干渉キャンセル処理を行わない直接スペ
クトル拡散方式(DS)を採用する場合、端末局の送信
電力の制御を厳密に行う必要がある。
されたCDMAセルラー方式の移動電話システムのよう
に、他局からの干渉キャンセル処理を行わない直接スペ
クトル拡散方式(DS)を採用する場合、端末局の送信
電力の制御を厳密に行う必要がある。
【0003】この直接スペクトル拡散方式では同一周波
数帯域に複数のチャネルを割り当て、それぞれ異なる拡
散符号を用いて情報信号を拡散変調して送信している。
受信側では、その割り当てられた拡散符号を用いて受信
信号を逆拡散処理して情報信号を得ている。また、他の
端末局からの送信信号は、この逆拡散処理で抑圧できる
ものの、雑音となり通信品質の劣化原因となる。
数帯域に複数のチャネルを割り当て、それぞれ異なる拡
散符号を用いて情報信号を拡散変調して送信している。
受信側では、その割り当てられた拡散符号を用いて受信
信号を逆拡散処理して情報信号を得ている。また、他の
端末局からの送信信号は、この逆拡散処理で抑圧できる
ものの、雑音となり通信品質の劣化原因となる。
【0004】したがって、干渉キャンセル処理を行わな
い直接スペクトル拡散方式において、複数の端末局から
の送信を受信する基地局では、特定端末局からの受信信
号が他の端末局からの受信信号と比較して大きい場合
に、他の端末局からの受信信号が覆い隠されてしまう。
このため、基地局の受信端で全ての端末局からの受信信
号を一定化する必要がある。換言すれば、端末局の送信
電力を厳密に制御する必要がある。
い直接スペクトル拡散方式において、複数の端末局から
の送信を受信する基地局では、特定端末局からの受信信
号が他の端末局からの受信信号と比較して大きい場合
に、他の端末局からの受信信号が覆い隠されてしまう。
このため、基地局の受信端で全ての端末局からの受信信
号を一定化する必要がある。換言すれば、端末局の送信
電力を厳密に制御する必要がある。
【0005】実際にTIA・IS95規格では、端末局
の送信電力の厳密な制御が規定されており、この目標と
する送信電力値に対する許容誤差は厳密な、±0.5d
B以内である。また、基地局からの送信も複数の端末局
に対して同一周波数帯域を使用して送信され、かつ、逆
拡散処理によって各端末局からの信号分離を行うため、
端末局の受信部でも、利得制御によって線形信号処理を
行う必要がある。
の送信電力の厳密な制御が規定されており、この目標と
する送信電力値に対する許容誤差は厳密な、±0.5d
B以内である。また、基地局からの送信も複数の端末局
に対して同一周波数帯域を使用して送信され、かつ、逆
拡散処理によって各端末局からの信号分離を行うため、
端末局の受信部でも、利得制御によって線形信号処理を
行う必要がある。
【0006】このような利得制御には、自動可変利得制
御(AGC)増幅器が用いられ、このAGC増幅器から
の出力信号の値を、目標とする基準値と比較し、出力信
号が基準値より大きければ小さくなるよう自動利得制御
し、逆に小さければ大きくなるように、AGC増幅器を
自動利得制御して、目標値の出力信号が得られるように
している。
御(AGC)増幅器が用いられ、このAGC増幅器から
の出力信号の値を、目標とする基準値と比較し、出力信
号が基準値より大きければ小さくなるよう自動利得制御
し、逆に小さければ大きくなるように、AGC増幅器を
自動利得制御して、目標値の出力信号が得られるように
している。
【0007】一般に、利得制御信号に対するAGC特性
が直線的に変化すれば、比較的容易に目標の出力信号、
すなわち、規定の送信電力値に自動利得制御が可能であ
るが、特に広範囲の利得制御を行う場合、この全制御範
囲を直線的に変化させることは極めて困難である。した
がって、必要なダイナミックレンジに対して直線的な自
動利得制御が行われるようにAGC増幅器を制御する利
得制御信号を補正している。
が直線的に変化すれば、比較的容易に目標の出力信号、
すなわち、規定の送信電力値に自動利得制御が可能であ
るが、特に広範囲の利得制御を行う場合、この全制御範
囲を直線的に変化させることは極めて困難である。した
がって、必要なダイナミックレンジに対して直線的な自
動利得制御が行われるようにAGC増幅器を制御する利
得制御信号を補正している。
【0008】この補正方法として、予め利得制御信号対
制御利得の特性曲線について調べ、その結果をROMな
どの記憶媒体に補正テーブルとして格納し、この補正テ
ーブルに基づいて利得制御信号を補正するように変換す
る。この補正利得制御信号によってAGC増幅器の利得
を可変制御している。
制御利得の特性曲線について調べ、その結果をROMな
どの記憶媒体に補正テーブルとして格納し、この補正テ
ーブルに基づいて利得制御信号を補正するように変換す
る。この補正利得制御信号によってAGC増幅器の利得
を可変制御している。
【0009】以下、この従来の補正テーブルを用いた利
得制御信号の補正処理について説明する。図3は従来の
補正テーブルを用いた利得制御信号補正装置の構成を示
すブロック図である。図3において、主制御部55から
出力信号を目標値に設定するための基準値Pが比較器5
2に入力される。入力信号Pinを可変増幅器51が利得
制御信号Sdに基づいた値に可変増幅し、出力信号Pou
t として図示しないフィルタなどの次段以降の信号処理
ブロック及び比較器52に出する。比較器52では、出
力信号Pout と基準値Pとを比較する。
得制御信号の補正処理について説明する。図3は従来の
補正テーブルを用いた利得制御信号補正装置の構成を示
すブロック図である。図3において、主制御部55から
出力信号を目標値に設定するための基準値Pが比較器5
2に入力される。入力信号Pinを可変増幅器51が利得
制御信号Sdに基づいた値に可変増幅し、出力信号Pou
t として図示しないフィルタなどの次段以降の信号処理
ブロック及び比較器52に出する。比較器52では、出
力信号Pout と基準値Pとを比較する。
【0010】この比較の結果、比較器52から出力信号
Pout が基準値Pより大きい場合は出力信号Pout が低
下するように、また、逆に出力信号Pout が小さい場合
は大きくなるように、その誤差補正信号Scを加算器5
3へ出力する。加算器53及び遅延部56により、それ
まで入力された誤差補正信号Scを累積した誤差累積信
号Seを制御信号補正部54aに出力する。
Pout が基準値Pより大きい場合は出力信号Pout が低
下するように、また、逆に出力信号Pout が小さい場合
は大きくなるように、その誤差補正信号Scを加算器5
3へ出力する。加算器53及び遅延部56により、それ
まで入力された誤差補正信号Scを累積した誤差累積信
号Seを制御信号補正部54aに出力する。
【0011】制御信号補正部54aは、入力された誤差
累積信号Seに対応する利得制御信号Sdを可変増幅器
51の利得制御端へ出力し、可変増幅器51が入力信号
Pinを利得制御した出力信号Pout を送出する。この場
合、制御信号補正部54aは、ROMなど格納している
図4(a)に示す補正テーブルに従って変換した利得制
御信号Sdを可変増幅器51の利得制御端へ出力する。
このような閉ループ制御によって出力信号Pout が目標
値、すなわち、基準値Pに設定される。
累積信号Seに対応する利得制御信号Sdを可変増幅器
51の利得制御端へ出力し、可変増幅器51が入力信号
Pinを利得制御した出力信号Pout を送出する。この場
合、制御信号補正部54aは、ROMなど格納している
図4(a)に示す補正テーブルに従って変換した利得制
御信号Sdを可変増幅器51の利得制御端へ出力する。
このような閉ループ制御によって出力信号Pout が目標
値、すなわち、基準値Pに設定される。
【0012】次に、制御信号補正部54aの動作につい
て詳細に説明する。図4は従来のAGCの制御動作を説
明するための図である。図4(a)は従来の利得制御範
囲均等分割補正テーブル54bの特性を示し、図4
(b)は補正動作による利得制御特性を説明するための
図である。
て詳細に説明する。図4は従来のAGCの制御動作を説
明するための図である。図4(a)は従来の利得制御範
囲均等分割補正テーブル54bの特性を示し、図4
(b)は補正動作による利得制御特性を説明するための
図である。
【0013】図3及び図4において、制御信号補正部5
4aの理想的な動作では、図4(a)中の利得制御曲線
aの必要な利得制御範囲を無限に分割し、この補正テー
ブルで誤差累積信号Seを利得制御信号Sdに変換すれ
ば、誤差補正信号Scに対する所望の利得特性による出
力信号Pout が得られる。なお、この方法は特にデジタ
ルセルラー方式では、補正テーブルを構成するROMな
どの記憶容量に制限があるため、その適用が困難であ
る。
4aの理想的な動作では、図4(a)中の利得制御曲線
aの必要な利得制御範囲を無限に分割し、この補正テー
ブルで誤差累積信号Seを利得制御信号Sdに変換すれ
ば、誤差補正信号Scに対する所望の利得特性による出
力信号Pout が得られる。なお、この方法は特にデジタ
ルセルラー方式では、補正テーブルを構成するROMな
どの記憶容量に制限があるため、その適用が困難であ
る。
【0014】そのため、実際には図4(a)に示すよう
に誤差累積信号Seを必要とする利得制御範囲で均等に
分割Nした利得制御範囲均等分割補正テーブル54bを
用いている。この利得制御範囲均等分割補正テーブル5
4bではN+1個分の記憶容量で良いことになり、デジ
タルセルラー方式への適用が容易になる。
に誤差累積信号Seを必要とする利得制御範囲で均等に
分割Nした利得制御範囲均等分割補正テーブル54bを
用いている。この利得制御範囲均等分割補正テーブル5
4bではN+1個分の記憶容量で良いことになり、デジ
タルセルラー方式への適用が容易になる。
【0015】図4(a)では利得制御範囲均等分割をG
1〜G9に8等分し、この各点で誤差累積信号Seに対
するサンプル抽出を行い、このサンプル抽出点に対応す
る非均等区分C1〜C9の利得制御信号Sdを出力して
いる。
1〜G9に8等分し、この各点で誤差累積信号Seに対
するサンプル抽出を行い、このサンプル抽出点に対応す
る非均等区分C1〜C9の利得制御信号Sdを出力して
いる。
【0016】このような、図4(a)に示す利得制御範
囲均等分割補正テーブル54bを用いて利得制御信号を
補正して利得制御を行う従来技術として、特開昭63−
167557号公報の例が知られている。この公報の例
は、半導体レーザーの駆動電流を補正テーブルを用いて
補正して変換している。
囲均等分割補正テーブル54bを用いて利得制御信号を
補正して利得制御を行う従来技術として、特開昭63−
167557号公報の例が知られている。この公報の例
は、半導体レーザーの駆動電流を補正テーブルを用いて
補正して変換している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように誤差累積信号Seを、必要な利得制御範囲
で均等に分割した補正テーブルを用いた制御信号の補正
処理では、補正が高精度に出来ない。これは誤差累積信
号Seを、必要とする利得制御範囲を均等に分割してい
るため、各サンプル抽出点の値を一次補間によって求め
ることになり、サンプル点間に特性に急峻な変化点があ
る場合、すなわち、特性直線の折れ曲がりなどがあるよ
うな場合、誤差累積信号Seの値を変換した利得制御信
号Sdが変形してしまい、補正テーブルによる変換誤差
が大きくなるためである。
来例のように誤差累積信号Seを、必要な利得制御範囲
で均等に分割した補正テーブルを用いた制御信号の補正
処理では、補正が高精度に出来ない。これは誤差累積信
号Seを、必要とする利得制御範囲を均等に分割してい
るため、各サンプル抽出点の値を一次補間によって求め
ることになり、サンプル点間に特性に急峻な変化点があ
る場合、すなわち、特性直線の折れ曲がりなどがあるよ
うな場合、誤差累積信号Seの値を変換した利得制御信
号Sdが変形してしまい、補正テーブルによる変換誤差
が大きくなるためである。
【0018】例えば、図4(a)の利得制御曲線aに対
して、制御信号補正部54aで誤差累積信号Seを利得
制御範囲均等分割補正テーブル54bによって図4
(b)に示す曲線bの利得制御信号Sdに変換され、利
得制御特性が変形して、その利得制御に誤差(図4
(b)中の斜線部分)が生じることになる。
して、制御信号補正部54aで誤差累積信号Seを利得
制御範囲均等分割補正テーブル54bによって図4
(b)に示す曲線bの利得制御信号Sdに変換され、利
得制御特性が変形して、その利得制御に誤差(図4
(b)中の斜線部分)が生じることになる。
【0019】この図4(b)に示す曲線cにおける誤差
が、直接スペクトル拡散符号分割多重によるセルラー移
動電話システムにおける移動電話機にあっては、その受
信信号の値の誤差となる。また、誤差の多い送信電力で
送信されることになる。したがって、他局からの干渉キ
ャンセル処理を行わない、すなわち、送受信信号の制御
を厳密に行う必要がある直接スペクトル拡散方式のセル
ラー方式に適用すると受信信号の値及び送信電力値の検
出誤差が大きくなり、利得制御精度が劣化し、高品質の
通信が出来ないという欠点があった。
が、直接スペクトル拡散符号分割多重によるセルラー移
動電話システムにおける移動電話機にあっては、その受
信信号の値の誤差となる。また、誤差の多い送信電力で
送信されることになる。したがって、他局からの干渉キ
ャンセル処理を行わない、すなわち、送受信信号の制御
を厳密に行う必要がある直接スペクトル拡散方式のセル
ラー方式に適用すると受信信号の値及び送信電力値の検
出誤差が大きくなり、利得制御精度が劣化し、高品質の
通信が出来ないという欠点があった。
【0020】特開昭63−167557号公報の例でも
補正テーブルのサンプル点数についての記載がなく、ま
た、サンプル点を少なくした場合における補正の精度に
ついても考慮されていないため、この技術を適用しても
利得制御精度が劣化する。
補正テーブルのサンプル点数についての記載がなく、ま
た、サンプル点を少なくした場合における補正の精度に
ついても考慮されていないため、この技術を適用しても
利得制御精度が劣化する。
【0021】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、直接スペクトル拡散符号分
割多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移
動電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送信電
力値に設定する自動利得制御特性を得るための利得制御
信号が正確に補正されて、高品質の通信が可能になる利
得制御信号補正装置提供を目的とする。
課題を解決するものであり、直接スペクトル拡散符号分
割多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移
動電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送信電
力値に設定する自動利得制御特性を得るための利得制御
信号が正確に補正されて、高品質の通信が可能になる利
得制御信号補正装置提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明の利得制御信号補正装置は、利
得制御信号に基づいた値に入力信号を制御する可変利得
増幅手段と、可変利得増幅手段からの出力信号を目標値
に制御するための基準値を設定する設定手段と、設定手
段が設定した基準値と可変利得増幅手段からの出力信号
とを比較した差の誤差補正信号を出力する比較手段と、
比較手段からの誤差補正信号を累積した誤差累積信号を
出力する累積手段と、累積手段からの誤差累積信号をサ
ンプル抽出し、かつ、この値に対応した変形のない適正
な利得制御特性の出力信号を得るための利得制御信号を
補正テーブルで変換して可変利得増幅手段に出力する制
御信号補正手段とを備える構成としてある。
に、請求項1記載の発明の利得制御信号補正装置は、利
得制御信号に基づいた値に入力信号を制御する可変利得
増幅手段と、可変利得増幅手段からの出力信号を目標値
に制御するための基準値を設定する設定手段と、設定手
段が設定した基準値と可変利得増幅手段からの出力信号
とを比較した差の誤差補正信号を出力する比較手段と、
比較手段からの誤差補正信号を累積した誤差累積信号を
出力する累積手段と、累積手段からの誤差累積信号をサ
ンプル抽出し、かつ、この値に対応した変形のない適正
な利得制御特性の出力信号を得るための利得制御信号を
補正テーブルで変換して可変利得増幅手段に出力する制
御信号補正手段とを備える構成としてある。
【0023】請求項2記載の利得制御信号補正装置は、
制御信号補正手段におけるサンプリングでは、誤差累積
信号における一次曲線で近似できる特性部分は粗く抽出
し、急峻に変化する特性部分の一次曲線では近似できな
い特性部分を細かく抽出する構成としてある。
制御信号補正手段におけるサンプリングでは、誤差累積
信号における一次曲線で近似できる特性部分は粗く抽出
し、急峻に変化する特性部分の一次曲線では近似できな
い特性部分を細かく抽出する構成としてある。
【0024】請求項3記載の利得制御信号補正装置は、
累積手段として、加算器及び遅延回路を用いた構成とし
ている。
累積手段として、加算器及び遅延回路を用いた構成とし
ている。
【0025】請求項4記載の利得制御信号補正装置は、
この利得制御信号補正装置を直接スペクトル拡散符号分
割多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移
動電話機に適用した構成としている。
この利得制御信号補正装置を直接スペクトル拡散符号分
割多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移
動電話機に適用した構成としている。
【0026】このような構成からなる本発明の利得制御
信号補正装置は、出力信号を目標値に制御するための基
準値と出力信号とを比較した差の誤差累積信号をサンプ
ル抽出し、かつ、この値に対応した変形のない適正な利
得制御特性の出力信号を得るための利得制御信号を補正
テーブルで変換し、この利得制御信号で入力信号の利得
を制御している。この場合、サンプリングとして、誤差
累積信号における一次曲線で十分近似できる特性部分は
粗く抽出し、また、急峻に変化する特性部分の一次曲線
では十分近似できない特性部分は細かく抽出している。
信号補正装置は、出力信号を目標値に制御するための基
準値と出力信号とを比較した差の誤差累積信号をサンプ
ル抽出し、かつ、この値に対応した変形のない適正な利
得制御特性の出力信号を得るための利得制御信号を補正
テーブルで変換し、この利得制御信号で入力信号の利得
を制御している。この場合、サンプリングとして、誤差
累積信号における一次曲線で十分近似できる特性部分は
粗く抽出し、また、急峻に変化する特性部分の一次曲線
では十分近似できない特性部分は細かく抽出している。
【0027】したがって、従来例のように利得制御範囲
を均等に分割してサンプル抽出を行う補正テーブルを用
いる場合に比較して、変換した利得制御信号の誤差が利
得制御特性に対して小さくなる。この結果、直接スペク
トル拡散符号分割多重処理によるセルラー移動電話シス
テムにおける移動電話機などにあって、厳密な受信信号
の値及び送信電力値に設定する自動利得制御特性を得る
ための利得制御信号が正確に補正される。すなわち、高
品質の通信が可能になる。
を均等に分割してサンプル抽出を行う補正テーブルを用
いる場合に比較して、変換した利得制御信号の誤差が利
得制御特性に対して小さくなる。この結果、直接スペク
トル拡散符号分割多重処理によるセルラー移動電話シス
テムにおける移動電話機などにあって、厳密な受信信号
の値及び送信電力値に設定する自動利得制御特性を得る
ための利得制御信号が正確に補正される。すなわち、高
品質の通信が可能になる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の利得制御信号補正
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の利得制御信号補正装置の実施形態における
構成を示すブロック図である。図1において、この利得
制御信号補正装置は、入力信号Pinを利得制御信号Sd
で可変増幅した出力信号Pout を次段のフィルタなどに
送出する可変増幅器1と、出力信号Pout を所定の利得
特性に制御するための基準値Pと可変増幅器1からの出
力信号Pout を比較した差の値を示す誤差補正信号Sc
を出力する比較器2とを有している。
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の利得制御信号補正装置の実施形態における
構成を示すブロック図である。図1において、この利得
制御信号補正装置は、入力信号Pinを利得制御信号Sd
で可変増幅した出力信号Pout を次段のフィルタなどに
送出する可変増幅器1と、出力信号Pout を所定の利得
特性に制御するための基準値Pと可変増幅器1からの出
力信号Pout を比較した差の値を示す誤差補正信号Sc
を出力する比較器2とを有している。
【0029】さらに、この利得制御信号補正装置には、
誤差補正信号Scを遅延して累積した誤差累積信号Se
を出力する加算器3と、出力信号Pout を所定の利得特
性に制御するための基準値Pを設定する主制御部5と、
誤差累積信号Seを遅延して加算器3に出力する遅延部
6とを有している。また、誤差累積信号Seを補正(変
換)した利得制御信号Sdを可変増幅器1の利得制御端
に出力する制御信号補正部4aと、ROMなどの記憶媒
体で構成されて、誤差のない利得制御特性を得るために
利得制御範囲を以降で詳細に説明するように不均等に分
割してサンプル抽出を行って誤差累積信号Seを利得制
御信号Sdに変換するための適正利得特性変換補正テー
ブル4bとを有している。
誤差補正信号Scを遅延して累積した誤差累積信号Se
を出力する加算器3と、出力信号Pout を所定の利得特
性に制御するための基準値Pを設定する主制御部5と、
誤差累積信号Seを遅延して加算器3に出力する遅延部
6とを有している。また、誤差累積信号Seを補正(変
換)した利得制御信号Sdを可変増幅器1の利得制御端
に出力する制御信号補正部4aと、ROMなどの記憶媒
体で構成されて、誤差のない利得制御特性を得るために
利得制御範囲を以降で詳細に説明するように不均等に分
割してサンプル抽出を行って誤差累積信号Seを利得制
御信号Sdに変換するための適正利得特性変換補正テー
ブル4bとを有している。
【0030】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、入力信号Pinが可変増幅器1に入力
され、ここで利得制御信号Sdに対応して可変増幅した
出力信号Pout が比較器2に出力され、かつ、次段のフ
ィルタになどに送出される。比較器2では出力信号Pou
t と主制御部5で設定した基準値Pとの比較が行われ
る。比較の結果、すなわち、出力信号Pout と基準値P
との誤差である誤差補正信号Scが加算器3に入力され
る。
る。図1において、入力信号Pinが可変増幅器1に入力
され、ここで利得制御信号Sdに対応して可変増幅した
出力信号Pout が比較器2に出力され、かつ、次段のフ
ィルタになどに送出される。比較器2では出力信号Pou
t と主制御部5で設定した基準値Pとの比較が行われ
る。比較の結果、すなわち、出力信号Pout と基準値P
との誤差である誤差補正信号Scが加算器3に入力され
る。
【0031】誤差補正信号Scは、出力信号Pout が基
準値Pより大きい場合には出力信号Pout が小さくなる
値となり、逆に出力信号Pout が基準値Pより小さい場
合は大きくなる値となる。この誤差補正信号Scの値は
利得制御の応答速度、収束速度などの応答特性によって
定まるが、ここでは一定とする。
準値Pより大きい場合には出力信号Pout が小さくなる
値となり、逆に出力信号Pout が基準値Pより小さい場
合は大きくなる値となる。この誤差補正信号Scの値は
利得制御の応答速度、収束速度などの応答特性によって
定まるが、ここでは一定とする。
【0032】加算器3では、それまで入力された誤差補
正信号Scの積和結果である遅延部6からの信号と比較
器2からの誤差補正信号Scとを加算した誤差累積信号
Seを制御信号補正部4aに出力する。
正信号Scの積和結果である遅延部6からの信号と比較
器2からの誤差補正信号Scとを加算した誤差累積信号
Seを制御信号補正部4aに出力する。
【0033】補正信号制御部4aでは加算器3から入力
された誤差累積信号Seを適正利得特性変換補正テーブ
ル4bで補正(変換)した利得制御信号Sdを可変増幅
器1の利得制御端に出力し、ここで入力信号Pinが、利
得制御信号Sdに対応した値に利得制御され、その出力
信号Pout が送出される。この補正信号制御部4aは、
適正利得特性変換補正テーブル4bを用いて誤差累積信
号Seを利得制御信号Sdに変換して可変増幅器1の利
得制御端へ出力する。
された誤差累積信号Seを適正利得特性変換補正テーブ
ル4bで補正(変換)した利得制御信号Sdを可変増幅
器1の利得制御端に出力し、ここで入力信号Pinが、利
得制御信号Sdに対応した値に利得制御され、その出力
信号Pout が送出される。この補正信号制御部4aは、
適正利得特性変換補正テーブル4bを用いて誤差累積信
号Seを利得制御信号Sdに変換して可変増幅器1の利
得制御端へ出力する。
【0034】この場合、補正信号制御部4aでは内部に
設けられた図示しないD/A変換器で適正利得特性変換
補正テーブル4bからのデジタルデータをアナログ信号
に変換し、さらに、適正利得特性変換補正テーブル4b
によって誤差累積信号Seを利得制御信号Sdに変換を
行う。また、加算部3からの誤差累積信号Seの値は、
現在、例えば、端末局からの送信波を受信している受信
信号の値として、図示しない利得制御部に送出されて送
信電力の制御に使用される。
設けられた図示しないD/A変換器で適正利得特性変換
補正テーブル4bからのデジタルデータをアナログ信号
に変換し、さらに、適正利得特性変換補正テーブル4b
によって誤差累積信号Seを利得制御信号Sdに変換を
行う。また、加算部3からの誤差累積信号Seの値は、
現在、例えば、端末局からの送信波を受信している受信
信号の値として、図示しない利得制御部に送出されて送
信電力の制御に使用される。
【0035】この場合、主制御部5において設定した基
準値Pと加算器3からの誤差累積信号Se、及び、適正
利得特性変換補正テーブル4bで変換した利得制御信号
Sdから、受信信号である入力信号Pinに対する利得制
御値が判明する。したがって、この判明した利得制御値
に対応する送信電力値も容易に判明することになり、入
力信号Pinが送信信号である場合の、その正確な制御が
可能になる。
準値Pと加算器3からの誤差累積信号Se、及び、適正
利得特性変換補正テーブル4bで変換した利得制御信号
Sdから、受信信号である入力信号Pinに対する利得制
御値が判明する。したがって、この判明した利得制御値
に対応する送信電力値も容易に判明することになり、入
力信号Pinが送信信号である場合の、その正確な制御が
可能になる。
【0036】次に、適正利得特性変換補正テーブル4b
による利得制御動作について詳細に説明する。図2は実
施形態のAGCの制御動作を説明するための図である。
図2(a)は実施形態の適正利得特性変換補正テーブル
4bを示し、図2(b)は補正動作(特性)の説明用で
ある。図2(a)では利得制御特性の範囲をN数の区分
G1〜G9に8区分し、この各点のサンプル抽出を行
い、誤差補正信号Scを区分C1〜C9に変換した利得
制御信号Sdを得る。
による利得制御動作について詳細に説明する。図2は実
施形態のAGCの制御動作を説明するための図である。
図2(a)は実施形態の適正利得特性変換補正テーブル
4bを示し、図2(b)は補正動作(特性)の説明用で
ある。図2(a)では利得制御特性の範囲をN数の区分
G1〜G9に8区分し、この各点のサンプル抽出を行
い、誤差補正信号Scを区分C1〜C9に変換した利得
制御信号Sdを得る。
【0037】この場合の各点のサンプル抽出は、以下の
条件で行う。 (1)図2(a)に示す利得制御曲線aにあって一次曲
線で十分近似できる特性部分は粗くサンプル抽出を行
う。 (2)図2(a)に示す利得制御曲線aにあって急峻に
変化する特性部分や、一次曲線では十分近似できない特
性部分は細かくサンプル抽出を行う。
条件で行う。 (1)図2(a)に示す利得制御曲線aにあって一次曲
線で十分近似できる特性部分は粗くサンプル抽出を行
う。 (2)図2(a)に示す利得制御曲線aにあって急峻に
変化する特性部分や、一次曲線では十分近似できない特
性部分は細かくサンプル抽出を行う。
【0038】具体的には、図2(a) 中の利得制御曲線
aにおける利得制御特性の区分G1〜G3(利得制御信
号Sdにおける区分C1〜C3)及び利得制御特性の区
分G5〜G8(利得制御信号Sdにおける区分C5〜C
8)は、それぞれ急峻に変化する特性部分である。すな
わち、一次曲線で近似を行うとその誤差が大きくなるた
め、この部分については細かくサンプル抽出を行う。
aにおける利得制御特性の区分G1〜G3(利得制御信
号Sdにおける区分C1〜C3)及び利得制御特性の区
分G5〜G8(利得制御信号Sdにおける区分C5〜C
8)は、それぞれ急峻に変化する特性部分である。すな
わち、一次曲線で近似を行うとその誤差が大きくなるた
め、この部分については細かくサンプル抽出を行う。
【0039】逆に図2(a) 中の利得制御曲線aにおけ
る利得制御特性の区分G3〜G5(利得制御信号Sdに
おける区分C3〜C5)の特性部分は単調増加している
ため、一次曲線での近似が十分可能である。したがっ
て、ここではサンプル抽出を粗くする。
る利得制御特性の区分G3〜G5(利得制御信号Sdに
おける区分C3〜C5)の特性部分は単調増加している
ため、一次曲線での近似が十分可能である。したがっ
て、ここではサンプル抽出を粗くする。
【0040】このように、加算器3からの誤差累積信号
Seに対して、各サンプル点間の値を一次補間で求めた
値を利得制御信号Sdとして可変増幅器1の利得制御端
に出力し、ここで入力信号Pinが、利得制御信号Sdに
対応した値に利得制御され、その出力信号Pout が送出
される。
Seに対して、各サンプル点間の値を一次補間で求めた
値を利得制御信号Sdとして可変増幅器1の利得制御端
に出力し、ここで入力信号Pinが、利得制御信号Sdに
対応した値に利得制御され、その出力信号Pout が送出
される。
【0041】この結果、利得制御信号Sdで制御される
利得制御特性が図2(b) に示す曲線になる。すなわ
ち、図2(a) 中の利得制御曲線aにおける利得制御特
性の区分G1〜G3(利得制御信号Sdにおける区分C
1〜C3)及び利得制御特性の区分G5〜G8(利得制
御信号Sdにおける区分C5〜C8)では、誤差累積信
号Seに対する細かいサンプル抽出が行われるため、こ
の特性部分での誤差が従前の図4(b)に示した例より
小さくなる。
利得制御特性が図2(b) に示す曲線になる。すなわ
ち、図2(a) 中の利得制御曲線aにおける利得制御特
性の区分G1〜G3(利得制御信号Sdにおける区分C
1〜C3)及び利得制御特性の区分G5〜G8(利得制
御信号Sdにおける区分C5〜C8)では、誤差累積信
号Seに対する細かいサンプル抽出が行われるため、こ
の特性部分での誤差が従前の図4(b)に示した例より
小さくなる。
【0042】したがって、この実施形態では、他局から
の干渉キャンセル処理を行わない直接スペクトル拡散符
号分割多重処理によるセルラー移動電話システムにおけ
る移動電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送
信電力値に設定する自動利得制御特性を得るための利得
制御信号Sdが正確に補正される。
の干渉キャンセル処理を行わない直接スペクトル拡散符
号分割多重処理によるセルラー移動電話システムにおけ
る移動電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送
信電力値に設定する自動利得制御特性を得るための利得
制御信号Sdが正確に補正される。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の利得制御信号補正装置によれば、出力信号を目標値に
制御するための基準値と出力信号とを比較した差の誤差
累積信号を一次曲線で十分近似できる特性部分は粗くサ
ンプル抽出し、また、急峻に変化する特性部分の一次曲
線では十分近似できない特性部分は細かくサンプル抽出
し、かつ、この値に対応した変形のない適正な利得制御
特性の出力信号を得るための利得制御信号を補正テーブ
ルで変換し、この利得制御信号で入力信号の利得を制御
している。
の利得制御信号補正装置によれば、出力信号を目標値に
制御するための基準値と出力信号とを比較した差の誤差
累積信号を一次曲線で十分近似できる特性部分は粗くサ
ンプル抽出し、また、急峻に変化する特性部分の一次曲
線では十分近似できない特性部分は細かくサンプル抽出
し、かつ、この値に対応した変形のない適正な利得制御
特性の出力信号を得るための利得制御信号を補正テーブ
ルで変換し、この利得制御信号で入力信号の利得を制御
している。
【0044】したがって、変換した利得制御信号の誤差
が小さくなり、この結果、直接スペクトル拡散符号分割
多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移動
電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送信電力
値に設定する自動利得制御特性を得るための利得制御信
号が正確に補正できるようにり、その高品質の通信が可
能になる。
が小さくなり、この結果、直接スペクトル拡散符号分割
多重処理によるセルラー移動電話システムにおける移動
電話機などにあって、厳密な受信信号の値及び送信電力
値に設定する自動利得制御特性を得るための利得制御信
号が正確に補正できるようにり、その高品質の通信が可
能になる。
【図1】本発明の利得制御信号補正装置の実施形態にお
ける構成を示すブロック図である。
ける構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態におけるAGCの制御動作を説明する
ための図である。(a)は実施形態の適正サンプル抽出
補正テーブルを示す図である。(b)は実施形態の補正
動作による適正な利得制御特性を説明するための図であ
る。
ための図である。(a)は実施形態の適正サンプル抽出
補正テーブルを示す図である。(b)は実施形態の補正
動作による適正な利得制御特性を説明するための図であ
る。
【図3】従来の利得制御信号補正装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】従来のAGCの制御動作を説明するための図で
ある。(a)は従来のパワーゲイン範囲均等分割補正テ
ーブルを示す図である。(b)は補正動作による利得制
御特性を説明するための図である。
ある。(a)は従来のパワーゲイン範囲均等分割補正テ
ーブルを示す図である。(b)は補正動作による利得制
御特性を説明するための図である。
1 可変増幅器 2 比較器 3 加算器 4a 制御信号補正部 4b 適正利得特性変換補正テーブル 5 主制御部 6 遅延部 P 基準値 Pin 入力信号 Pout 出力信号 Sc 誤差補正信号 Sd 利得制御信号 Se 誤差累積信号
Claims (4)
- 【請求項1】 利得制御信号に基づいた値に入力信号を
制御する可変利得増幅手段と、 前記可変利得増幅手段からの出力信号を目標値に制御す
るための基準値を設定する設定手段と、 前記設定手段が設定した基準値と前記可変利得増幅手段
からの出力信号とを比較した差の誤差補正信号を出力す
る比較手段と、 前記比較手段からの誤差補正信号を累積した誤差累積信
号を出力する累積手段と、 前記累積手段からの誤差累積信号をサンプル抽出し、か
つ、この値に対応した変形のない適正な利得制御特性の
出力信号を得るための利得制御信号を補正テーブルで変
換して前記可変利得増幅手段に出力する制御信号補正手
段と、 を備えることを特徴とする利得制御信号補正装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の利得制御信号補正装
置において、 制御信号補正手段におけるサンプリングでは、誤差累積
信号における一次曲線で近似できる特性部分は粗く抽出
し、急峻に変化する特性部分の一次曲線では近似できな
い特性部分を細かく抽出することを特徴とする利得制御
信号補正装置。 - 【請求項3】 前記請求項1記載の利得制御信号補正装
置において、 累積手段として、加算器及び遅延回路を用いることを特
徴とする利得制御信号補正装置。 - 【請求項4】 前記請求項1,2又は3記載の利得制御
信号補正装置を直接スペクトル拡散符号分割多重処理に
よるセルラー移動電話システムにおける移動電話機に適
用することを特徴とする利得制御信号補正装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8149548A JPH09331222A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 利得制御信号補正装置 |
CA002207350A CA2207350C (en) | 1996-06-11 | 1997-06-09 | Gain controller |
DE69736502T DE69736502T2 (de) | 1996-06-11 | 1997-06-10 | Verstärkungsregler |
EP97109391A EP0813294B1 (en) | 1996-06-11 | 1997-06-10 | Gain controller |
AU24803/97A AU726388B2 (en) | 1996-06-11 | 1997-06-10 | Gain controller |
KR1019970024181A KR100246690B1 (ko) | 1996-06-11 | 1997-06-11 | 이득 제어기 |
US08/872,687 US5896064A (en) | 1996-06-11 | 1997-06-11 | Gain controller for variable-gain amplifier |
TW089216135U TW433702U (en) | 1996-06-11 | 1997-06-11 | Gain controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8149548A JPH09331222A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 利得制御信号補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331222A true JPH09331222A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15477569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8149548A Pending JPH09331222A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 利得制御信号補正装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5896064A (ja) |
EP (1) | EP0813294B1 (ja) |
JP (1) | JPH09331222A (ja) |
KR (1) | KR100246690B1 (ja) |
AU (1) | AU726388B2 (ja) |
CA (1) | CA2207350C (ja) |
DE (1) | DE69736502T2 (ja) |
TW (1) | TW433702U (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2015115622A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 日本電波工業株式会社 | 電力レベル推定装置及び電力レベル推定方法 |
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KR100531776B1 (ko) * | 1998-10-28 | 2006-02-03 | 엘지전자 주식회사 | 사용자에따른증폭기의이득설정방법 |
GB9824776D0 (en) * | 1998-11-11 | 1999-01-06 | Kemp Michael J | Audio dynamic control effects synthesiser |
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