JPH0932752A - スクロール式圧縮機 - Google Patents

スクロール式圧縮機

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JPH0932752A
JPH0932752A JP7180135A JP18013595A JPH0932752A JP H0932752 A JPH0932752 A JP H0932752A JP 7180135 A JP7180135 A JP 7180135A JP 18013595 A JP18013595 A JP 18013595A JP H0932752 A JPH0932752 A JP H0932752A
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JP
Japan
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scroll
fixed scroll
fixed
support frame
guide pin
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JP7180135A
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English (en)
Inventor
Yuichi Tai
裕一 田井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、固定スクロールおよび支持フレーム
に対する加工を最小限とし、かつこれらの重量増大を抑
制して、いわゆるコンプライアンス機能を確保し、高い
圧縮効率と信頼性の向上を得られるスクロール式圧縮機
を提供する。 【解決手段】背圧案内手段13と、コンプライアンス機
能用支持手段14とを具備し、コンプライアンス機能用
支持手段は、固定スクロール鏡板部12aを支持する支
持フレーム2と、この支持フレームに設けられる凹部2
9と、固定スクロール鏡板部に嵌着固定され、その一部
が固定スクロールから突出して、凹部内に摺動自在に遊
挿される中空状のガイドピン24と、このガイドピンの
中空部24aに摺動自在に遊挿される杆部27を備え、
その先端部が凹部面に取付固定され、かつ固定スクロー
ルの軸方向への必要量以上の移動を規制するストッパピ
ン23とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば空気調和
機の冷凍サイクルを構成する圧縮機として用いられるス
クロール式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の冷凍サイクルを構成する圧
縮機においては、通常のロータリ式圧縮機と比較して、
運転騒音が極めて低く、かつ吸込弁や吐出弁など不要で
部品点数が少なくてすみ、しかも圧縮性能のよいスクロ
ール式圧縮機が多用される傾向にある。
【0003】従来、スクロール式圧縮機は、図5に示す
ように、固定スクロールAの渦巻状の翼部と、旋回スク
ロールBの渦巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各
スクロール翼の鏡板部とで圧縮空間aを形成し、旋回ス
クロールBを旋回運動させて、圧縮空間aに被圧縮ガス
である冷媒ガスを吸込み、圧縮して吐出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このスクロ
ール式圧縮機の圧縮空間aは、常に正常な圧力状態にな
っているとは限らない。たとえば、液冷媒を吸い込んで
圧縮する、液バック運転の場合は、圧縮空間aが異常昇
圧状態に陥る。この状態が長時間継続すると、各スクロ
ール翼部に大きなストレスがかかって、ついには破断す
る虞れがある。
【0005】そこで近時、固定スクロールAを軸方向に
移動可能に支持し、圧縮空間が異常昇圧状態になった
ら、旋回スクロールとの間隙を拡大させてガスを逃がす
ようにした、いわゆるコンプライアンス機能が採用され
るようになった。
【0006】ただし、通常の運転状態では、固定スクロ
ールAは旋回スクロールBと通常のクリアランスの保持
をしなければならないので、固定スクロールAを軸方向
に移動自在に支持し、かつ固定スクロールAの背面側に
ガス圧を生じさせる構成が一般的である。
【0007】同図にも示すように、コンプライアンス機
能をなす、固定スクロールAに対する支持機構Cは、固
定スクロールAを支持する支持フレームDに複数の掛止
孔bを設け、これら掛止孔bに固定スクロールAから突
出するガイドピンdを遊挿している。
【0008】また、固定スクロールAには中空状のスペ
ーサeが遊挿され、この下端部は支持フレームD上に載
る。スペーサeの中空部にはボルトfが挿通され、この
先端ねじ部は支持フレームDに螺着される。ボルトfの
上端頭部にはワッシャwが挿通され、上記スペーサe上
端部との間に介在される。
【0009】固定スクロールAの背面側に中間圧室gを
備え、ここにガス圧を作用させる。通常運転状態では固
定スクロールAの軸方向の移動を規制するが、圧縮空間
aに異常な圧力上昇が生じたときなど、ガイドピンdが
掛止孔bに沿って固定スクロールAをガイドし、旋回ス
クロールBとの間隙を拡大させてガスを逃がす。
【0010】いわゆるコンプライアンス機能が発揮さ
れ、各スクロールA,Bの翼部に大きなストレスがかか
るのを阻止する。固定スクロールAの移動量(バック
量)は、ワッシャwを介してボルトf頭部が規制する。
【0011】このようにして、確実なコンプライアンス
機能がなされるが、その一方で、固定スクロールAをガ
イドする手段と、バック量を規制する手段が別々に設け
られているところから、加工に手間が掛かる。
【0012】すなわち、固定スクロールAおよび支持フ
レームDに、ガイドピンdの取付け用孔と、掛止孔bを
設けることと、バック量を規制するボルトfとスペーサ
eを取付ける孔部やねじ孔部の孔加工が必要で、工数が
かさむ。
【0013】そして、これらの孔部を設けるために、固
定スクロールAおよび支持フレームDのフランジ部面積
が多く必要となる。その分、固定スクロールAおよび支
持フレームDの重量がかさみ、コストに悪影響を与えて
いる。
【0014】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、固定スクロールおよ
び支持フレームに対する加工を最小限とし、かつこれら
の重量増大を抑制して、圧縮空間に異常な圧力上昇が生
じたときに、固定スクロールを円滑に軸方向に移動可能
に支持する、いわゆるコンプライアンス機能を確保し、
高い圧縮効率と信頼性の向上を得られるスクロール式圧
縮機を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
第1の発明のスクロール式圧縮機は、請求項1として、
固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦
巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各スクロール翼
の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スクロールを旋回
運動させて、圧縮空間に被圧縮ガスを吸込み、圧縮して
吐出するものにおいて、上記固定スクロールの背面側に
ガス圧を作用させ、通常運転状態で固定スクロールの軸
方向の移動を規制する背圧案内手段と、上記固定スクロ
ールを軸方向に移動可能に支持し、圧縮空間が背圧案内
手段によるガス圧を上廻る異常昇圧状態になったとき
に、固定スクロールの軸方向への移動を許容して旋回ス
クロールとのクリアランスを広げさせ、圧縮空間のガス
を逃がすコンプライアンス機能用支持手段とを具備し、
上記コンプライアンス機能用支持手段は、上記固定スク
ロール鏡板部の外周部分を支持する支持フレームと、こ
の支持フレームの固定スクロール鏡板部の支持部に設け
られる凹部と、上記固定スクロール鏡板部に嵌着固定さ
れ、その一部が固定スクロールから突出して、凹部内に
摺動自在に遊挿される中空状のガイドピンと、このガイ
ドピンの中空部に摺動自在に遊挿されるとともに上記支
持フレーム凹部面に取付固定され、かつ固定スクロール
の軸方向への必要量以上の移動を規制するストッパピン
とを具備したことを特徴とする。
【0016】請求項2として、請求項1記載の上記支持
フレームは、上記凹部面にねじ孔部を備え、上記ストッ
パピンは、その先端に、上記支持フレーム凹部面の上記
ねじ孔部に螺着されるねじ部を備え、このねじ径は、上
記ガイドピン中空部への遊挿部の直径よりも小としたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項3として、請求項1記載の上記スト
ッパピンは、ガイドピンから突出する基端部に、ガイド
ピンの直径寸法よりも大であり、かつガイドピン上端部
と所定の間隙を存して設けられ、固定スクロールの軸方
向のバック量を規制するストッパ部を備えたことを特徴
とする。
【0018】請求項4として、請求項1記載の上記スト
ッパピンには、その外径寸法が上記ガイドピンの中空部
に遊挿されるよう設定される中空状のスペーサと、この
スペーサの中空部内に挿通され、先端ねじ部がスペーサ
下端部から突出し、基端頭部がスペーサ上端部から突出
するボルトと、このボルトの基端頭部とスペーサ上端部
との間に介在されるワッシャとからなることを特徴とす
る。
【0019】上記目的を満足するため第2の発明のスク
ロール式圧縮機は、請求項5として、固定スクロールの
渦巻状の翼部と、旋回スクロールの渦巻状の翼部とを噛
合させ、これら翼部と各スクロール翼の鏡板部とで圧縮
空間を形成し、旋回スクロールを旋回運動させて、圧縮
空間に被圧縮ガスを吸込み、圧縮して吐出するものにお
いて、上記固定スクロールの背面側にガス圧を作用さ
せ、通常運転状態で固定スクロールの軸方向の移動を規
制する背圧案内手段と、上記固定スクロールを軸方向に
移動可能に支持し、圧縮空間が背圧案内手段によるガス
圧を上廻る異常昇圧状態になったときに、固定スクロー
ルの軸方向への移動を許容して旋回スクロールとのクリ
アランスを広げさせ、圧縮空間のガスを逃がすコンプラ
イアンス機能用支持手段とを具備し、上記コンプライア
ンス機能用支持手段は、圧縮空間が異常昇圧状態になっ
たときに上記固定スクロールを軸方向に案内する案内手
段と、このときの固定スクロールの必要量以上の移動を
規制する規制手段とを1か所にまとめて備えたことを特
徴とする。
【0020】以上のごとき課題を解決するための手段を
備えることにより、請求項1の発明では、固定スクロー
ルおよび支持フレームに対する加工工数の低減が図れる
とともに小型軽量化を得られる。そして、ガイドピンを
フレームの凹部に摺動自在に嵌合することにより、スト
ッパピンに水平方向の力が掛からずにすみ、コンプライ
アンス機能の信頼性が高い。
【0021】請求項2の発明では、ストッパピンの遊挿
部寸法によって、固定スクロールの軸方向移動量の設定
が容易に行える。請求項3の発明では、ストッパピンの
ストッパ手段によって、固定スクロールの軸方向移動量
の設定が容易に行える。
【0022】請求項4の発明では、筒状のスペーサで固
定スクロールの移動量の規制を自由に設定でき、かつ標
準品のボルトをそのまま使用できる。請求項5の発明で
は、固定スクロールおよび支持フレームに対する加工工
数の低減が図れるとともに小型軽量化を得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
にもとづいて説明する。図1に、たとえば冷凍装置に用
いられるスクロール式圧縮機を示す。図中1は密閉ケー
スであり、この密閉ケース1内上部に支持フレーム2が
設けられ、回転軸3を回転自在に枢支している。
【0024】上記回転軸3には、後述する圧縮機構部4
が連結され、下部にはステータ5とロータ6とからなる
電動機部7が設けられる。上記回転軸3の下端部は電動
機部7から下方に突出していて、上記密閉ケース1に取
付けられる副軸受8に回転自在に枢支される。
【0025】密閉ケース1の内底部には潤滑油を集溜す
る油溜り部Oが形成され、ここに上記回転軸3の下端部
が浸漬される。回転軸3下端部には給油ポンプPが設け
られていて、回転軸3の回転にともなって、油溜り部O
の潤滑油が回転軸3に設けられる給油通路Rに沿って吸
い上げられ、回転軸3の上端部圧縮機構部4の各摺動部
分への給油がなされるようになっている。
【0026】上記圧縮機構部4は、上記支持フレーム2
にオルダムリング10を介して旋回自在に支持される旋
回スクロール11と、この旋回スクロール11と噛合す
る固定スクロール12と、この固定スクロール12に背
圧をかける背圧案内手段13および、特定の条件のもと
で固定スクロール12を軸方向に移動可能に支持するコ
ンプライアンス機能用支持手段14とから構成される。
【0027】上記旋回スクロール11は、上記回転軸3
の上端偏心部3aに掛合するボス部11cを備えた鏡板
部11aと、この鏡板部11aの上面側に一体に突設さ
れる渦巻状の翼部11bとからなる。
【0028】上記固定スクロール12は、鏡板部12a
と、この鏡板部12aの下面側に一体に突設され旋回ス
クロール11の翼部11bと噛合する渦巻状の翼部12
bとからなる。
【0029】これら旋回,固定スクロール11,12の
鏡板部11a,12aと翼部11b,12bとで、一対
の圧縮空間aが形成され、周端部側から被圧縮ガスであ
る冷媒ガスを取り込んで、中心部側に移動するとともに
その容積を縮小させ、圧縮作用を行えるようになってい
る。
【0030】上記固定スクロ−ル鏡板部12aの上面部
は凹陥状に形成され、この中央部には、上記圧縮空間a
の渦巻き中心部と連通するよう貫通する吐出ポート15
が設けられる。
【0031】固定スクロール12の上部側に、背圧板1
6が設けられる。すなわち、この背圧板16は密閉ケー
ス1内に取付固定され、ケース内部を上端部空間と下部
空間とに仕切る。
【0032】この背圧板16は、軸心部に逆止弁17を
備えた弁座部18が設けられ、上記吐出ポート15と連
通する。換言すれば、上記吐出ポート15は逆止弁を1
7備えた弁座部18を介して、背圧板16上部側空間と
連通する。
【0033】固定スクロール12の吐出ポート15周囲
に設けられる凹陥部と背圧板弁座部18とで、圧縮空間
aから吐出される高圧ガスが導かれる高圧吐出室19が
形成される。
【0034】このような背圧板16と上記固定スクロー
ル鏡板部12aとで、シールされた空間部である中間圧
室20が形成される。この中間圧室20は、上記高圧吐
出室19の外周囲に同芯状に設けられる。
【0035】この中間圧室20と上記圧縮空間aとを連
通するよう、固定スクロール鏡板部12aの所定位置に
中間圧導入孔22が鏡板部12aを貫通して設けられ
る。これら背圧板16と、高圧吐出室19と、中間圧導
入孔22および中間圧室20とで、上記固定スクロール
12の背面側に常に中間ガス圧を作用させる、上記背圧
案内手段13が構成される。
【0036】一方、コンプライアンス機能用支持手段1
4は、図2にも示すように、ストッパピン23と、ガイ
ドピン24および、これらストッパピン23とガイドピ
ン24を支持する固定スクロール12および支持フレー
ム2とから構成される。
【0037】上記ストッパピン23は、同図右列に示す
ように、ボルト25と、平ワッシャ26および中空筒体
のスペーサ27とからなる。これらボルト25およびワ
ッシャ26は市販品でよく、中空状のスペーサ27も、
その外形寸法が設定された上に全長寸法(L+ΔL2
を正確に出すことができれば市販品でもよい。
【0038】上記ボルト25は、その杆部25aが平ワ
ッシャ26およびスペーサ27中空部に挿通され、下端
に形成されるねじ部25bはスペーサ27下端面から下
方へ突出する。ボルト頭部25cはワッシャ26ととも
にスペーサ27上端面から突出する。
【0039】同図の左列最上部に、上記ボルト25とワ
ッシャ26およびスペーサ27を一体化した状態のスト
ッパピン23を示す。なお、ボルト25と平ワッシャ2
6は互いに溶接等の手段で一体化しておけば、組立て時
に各部品を探す手間がかからないですむ。
【0040】上記ガイドピン24は、中空筒体からな
る。このガイドピン24の中空部24a直径は、上記ス
トッパピン25の杆部を構成するスペーサ27の外形寸
法よりもある程度大に形成される。
【0041】上記固定スクロール鏡板部12a周囲には
一体にフランジ部12cが設けられていて、この所定位
置に軸方向に沿って取付用孔28が貫通して設けられ
る。この取付用孔28の直径は、上記ガイドピン24の
外径寸法よりもある程度小さく形成されている。
【0042】上記支持フレーム2の周部は固定スクロー
ル12を支持する支持部2aとなっていて、この所定位
置には凹部29が設けられる。この凹部29の開口面は
上記支持部2aに開口しており、軸方向に沿って所定深
さに形成される。
【0043】そして凹部29の底面から支持部2a底面
に亘って、軸方向に沿ってねじ孔部30が設けられる。
このねじ孔部30のねじ径は、上記ボルトねじ部25b
のねじ径と一致する。
【0044】このような構成部品からなるコンプライア
ンス機能用支持手段14は、図3にも示すように組立て
られる。ガイドピン24は、固定スクロール鏡板部12
aに設けられる取付用孔28に圧入等の手段で取付固定
される。このとき、ガイドピン24の上端縁は鏡板部1
2a上面に対して、ΔL1 寸法だけ陥没するよう設定さ
れる。
【0045】支持フレーム2に、ここでは図示しない回
転軸や旋回スクロール11を組み込むとともに、固定ス
クロール12を支持固定する。この作業と同時に、固定
スクロール12に取付けられ、かつ固定スクロール下面
から突出するガイドピン24を、支持フレーム2に設け
られた凹部29内に挿入する。
【0046】ガイドピン24の外形寸法は凹部29の直
径寸法よりも小であり、挿入した状態でΔR1 の隙間が
形成される。すなわち、ガイドピン24は凹部29内に
摺動自在に遊挿される。
【0047】上記ガイドピン24の中空部24aに、先
に説明したボルト25と平ワッシャ26および筒状スペ
ーサ27が一体化されたストッパピン23が挿入され、
この先端ねじ部25bが、上記凹部29に連設されるね
じ孔部30に螺挿される。
【0048】すなわち、ストッパピン23は支持フレー
ム2に取付固定され、かつこの杆部であるスペーサ27
がガイドピン24の中空部24aに挿通され、上端頭部
25cとワッシャ26部分が旋回スクロール鏡板部12
a上面から突出する。
【0049】そして、ストッパピン23の杆部27直径
はガイドピン中空部24a直径よりも小さく、挿入した
状態でΔR2 の隙間が形成され、ガイドピン24にスト
ッパピン23が摺動自在に遊挿されることとなる。
【0050】この状態で、固定スクロール鏡板部12a
上面から支持フレーム2の凹部29底面に亘る全長寸法
がLとなり、固定スクロール鏡板部12a上面とストッ
パピン23のストッパ部を構成するワッシャ26との間
に間隙寸法ΔL2 が形成される。
【0051】再び図1に示すように、密閉ケース1の上
部側面には吐出管31が接続されていて、これは背圧板
16によって仕切られる密閉ケース1内の上部空間と、
冷凍装置の図示しない凝縮器とを連通する。
【0052】上記密閉ケース1の下部側面には吸込管3
2が接続されていて、これは背圧板16によって仕切ら
れる密閉ケース1内の下部空間と、冷凍装置の図示しな
い蒸発器とを連通する。
【0053】しかして、このようにして構成されるスク
ロール式圧縮機において、電動機部7に通電して圧縮機
構部4を駆動すると、吸込管32から低圧の冷媒ガスが
密閉ケース1内に導入され、背圧板16より下部空間に
充満する。
【0054】この冷媒ガスは、旋回スクロール11と固
定スクロール12とで形成される圧縮空間aの外周側に
吸込まれる。そして、旋回スクロール11の旋回運動に
ともなって徐々に圧縮空間aの中心部に移送され、かつ
空間容量が減少することにより圧縮される。
【0055】所定圧まで上昇したところで、吐出ポート
15から吐出され、高圧吐出室19に一旦集溜されて、
背圧板16の上部空間へ吐出される。そして、吐出管3
1を介して外部の凝縮器に導かれる。
【0056】なお、圧縮空間aでの圧縮作用にともなっ
て、吐出ポート15から吐出される高圧の冷媒ガスが一
旦高圧吐出室19に充満して、固定スクロール12の中
央部に高圧の背圧をかける。
【0057】さらに、圧縮空間aから中間圧のガスが中
間圧導入孔22を介して中間圧室20へ導かれ、ここに
充満して固定スクロール12の周端部に中間圧の背圧を
かける。
【0058】このようにして、通常の運転状態では、背
圧案内手段13が固定スクロール12に効果的な背圧を
かける。固定スクロール12は、コンプライアンス機能
用支持手段14によって軸方向へ移動可能に支持されて
いるが、上記背圧案内手段13の作用によって軸方向へ
の移動を規制され、旋回スクロール11との圧縮空間a
を形成するクリアランスを最適な状態に保持する。
【0059】運転条件によっては、圧縮空間aに液冷媒
を吸い込むことがあり、このときに異常高圧に昇圧す
る。背圧案内手段13の背圧よりも圧縮空間aの圧力が
上回り、固定スクロール12は軸方向に移動する。
【0060】さらに述べれば、固定スクロール12と一
体化されたガイドピン24は、支持フレーム2に設けら
れる凹部29に案内されて浮き上がることとなり、その
結果、旋回スクロール11とで形成される圧縮空間aの
クリアランスが拡大する。
【0061】圧縮空間aの異常高圧ガスは密閉ケース1
内へ逃げて、いわゆるコンプライアンス機能が発揮さ
れ、各スクロール11,12の、特に翼部11b,12
bが受けるストレスが解消される。
【0062】圧縮運転中の固定スクロール12は、圧縮
空間a内で軸方向に発生するスラスト力に対して、固定
スクロール12が軸方向に移動しない(浮き上がらな
い)程度の押し付け力を固定スクロール12背面に作用
させるだけでよい。
【0063】そして、圧縮空間aが異常高圧になった場
合は、コンプライアンス機能が発揮することは上述した
通りであるが、このとき、支持フレーム2に設けられる
凹部29の直径寸法と、ここに挿入されるガイドピン2
4の外径寸法の差ΔR1 の設定と、ガイドピン中空部2
4aの直径寸法とストッパピン杆部27外径寸法との差
ΔR2 の設定により、固定スクロール12のラジアル方
向への倒れが、旋回スクロール11の旋回運動を阻害し
ない角度範囲内に規制される。
【0064】したがって、固定スクロール12のラジア
ル方向の倒れと位置ずれの発生がなく、旋回スクロール
11は円滑な旋回運動を継続できる。そして、ストッパ
ピン23は、ガイドピン24に干渉することなく固定ス
クロール鏡板部12aとの間隙寸法ΔL2 の範囲内で固
定スクロール12のスラスト方向への移動を可能として
いる。旋回スクロール11に対する固定スクロール12
の移動は必要以上になされずにすみ、圧縮空間aの圧縮
効率に悪影響を及ぼさずにすむ。
【0065】図4(A)は、支持フレームの上面図であ
り、同図(B)はここに支持される固定スクロールの下
面図である。各図のハッチング部分Hは、従来において
必要だったフランジ部分であり、かつこのフランジ部分
に設けられるねじ孔部(支持フレーム)と、ピン挿通用
孔(固定スクロール)である。
【0066】すなわち、上述した発明の固定スクロール
と支持フレームを採用することにより、ハッチングで示
したフランジ部分Hの重量が軽減され、かつ孔加工やね
じ孔加工が不要となって工数の低減が図れるものであ
る。
【0067】上記スクロール式圧縮機は、必ずしも冷凍
サイクルを構成する機器に備えられるものに限定され
ず、他の種類の被圧縮ガスもしくは空気を圧縮する場合
にも用いることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、固定スクロール鏡板部に嵌着固定されるガイドピ
ンの突出部を、支持フレームに設けた凹部内に摺動自在
に遊挿し、このガイドピンの中空部にストッパピンを摺
動自在に遊挿して先端部を支持フレーム凹部面に取付固
定し、かつストッパピンで固定スクロールの軸方向への
必要量以上の移動を規制するようにしたから、固定スク
ロールおよび支持フレームに対する加工工数の低減が図
れるとともに小型軽量化を得られる。そして、ガイドピ
ンをフレームの凹部に摺動自在に嵌合することにより、
ストッパピンに水平方向の力が掛からずにすみ、コンプ
ライアンス機能の信頼性の向上を図れる等の効果を奏す
る。
【0069】請求項2の発明によれば、支持フレームの
凹部面にねじ孔部を備え、ストッパピンの先端ねじ部を
螺着し、このねじ径は、上記ガイドピン中空部への遊挿
部直径よりも小としたから、ストッパピン寸法によって
固定スクロールの軸方向移動量の設定が容易に行える。
【0070】請求項3の発明によれば、ストッパピン
は、ガイドピンから突出する基端部に、ガイドピンの直
径寸法よりも大であり、かつガイドピン上端部と所定の
間隙を存して設けられ、固定スクロールの軸方向のバッ
ク量を規制するストッパ部を備えたから、固定スクロー
ルの軸方向移動量の設定が容易に行える。
【0071】請求項4の発明によれば、ストッパピン
は、ガイドピンの中空部に遊挿される中空状のスペーサ
と、このスペーサの中空部内に挿通され、先端ねじ部が
スペーサ下端部から突出し、基端頭部がスペーサ上端部
から突出するボルトと、ボルトの基端頭部とスペーサ上
端部との間に介在されるワッシャとから構成したから、
筒状のスペーサで固定スクロールの移動量の規制を自由
に設定でき、かつ標準品のボルトをそのまま使用でき
る。
【0072】請求項5の発明では、コンプライアンス機
能用支持手段として、圧縮空間が異常昇圧状態になった
ときに上記固定スクロールを軸方向に案内する案内手段
と、このときの固定スクロールの必要量以上の移動を規
制する規制手段とを1か所にまとめて備えたから、固定
スクロールおよび支持フレームに対する加工工数の低減
が図れるとともに小型軽量化を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、スクロール式圧縮
機の縦断面図。
【図2】同実施の形態の、コンプライアンス機能用支持
手段の分解した構成図。
【図3】同実施の形態の、コンプライアンス機能用支持
手段の縦断面図。
【図4】(A)は、同実施の形態の、支持フレームの平
面図。(B)は、同実施の形態の、固定スクロールの下
面図。
【図5】従来の形態を示す、スクロール式圧縮機の縦断
面図。
【符号の説明】
11…旋回スクロール、12…固定スクロール、a…圧
縮空間、13…背圧案内手段、14…コンプライアンス
機能用支持手段、2…支持フレーム、29…凹部、24
…ガイドピン、23…ストッパピン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋回ス
    クロールの渦巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各
    スクロール翼の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スク
    ロールを旋回運動させて、圧縮空間に被圧縮ガスを吸込
    み、圧縮して吐出するスクロール式圧縮機において、 上記固定スクロールの背面側にガス圧を作用させ、通常
    運転状態で固定スクロールの軸方向の移動を規制する背
    圧案内手段と、 上記固定スクロールを軸方向に移動可能に支持し、圧縮
    空間が背圧案内手段によるガス圧を上廻る異常昇圧状態
    になったときに、固定スクロールの軸方向への移動を許
    容して旋回スクロールとのクリアランスを広げさせ、圧
    縮空間のガスを逃がすコンプライアンス機能用支持手段
    とを具備し、 上記コンプライアンス機能用支持手段は、 上記固定スクロール鏡板部の外周部分を支持する支持フ
    レームと、 この支持フレームの固定スクロール鏡板部の支持部に設
    けられる凹部と、 上記固定スクロール鏡板部に嵌着固定され、その一部が
    固定スクロールから突出して、凹部内に摺動自在に遊挿
    される中空状のガイドピンと、 このガイドピンの中空部に摺動自在に遊挿されるととも
    に上記支持フレーム凹部面に取付固定され、かつ固定ス
    クロールの軸方向への必要量以上の移動を規制するスト
    ッパピンとを具備したことを特徴とするスクロール式圧
    縮機。
  2. 【請求項2】上記支持フレームは、上記凹部面にねじ孔
    部を備え、 上記ストッパピンは、その先端に、上記支持フレーム凹
    部面の上記ねじ孔部に螺着されるねじ部を備え、 このねじ径は、上記ガイドピン中空部への遊挿部直径よ
    りも小としたことを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル式圧縮機。
  3. 【請求項3】上記ストッパピンは、ガイドピンから突出
    する基端部に、ガイドピンの直径寸法よりも大であり、
    かつガイドピン上端部と所定の間隙を存して設けられ、
    固定スクロールの軸方向のバック量を規制するストッパ
    部を備えたことを特徴とする請求項1記載のスクロール
    式圧縮機。
  4. 【請求項4】上記ストッパピンには、その外径寸法が上
    記ガイドピンの中空部に遊挿されるよう設定される中空
    状のスペーサと、 このスペーサの中空部内に挿通され、先端ねじ部がスペ
    ーサ下端部から突出し、基端頭部がスペーサ上端部から
    突出するボルトと、 このボルトの基端頭部とスペーサ上端部との間に介在さ
    れるワッシャとからなることを特徴とする請求項1記載
    のスクロール式圧縮機。
  5. 【請求項5】固定スクロールの渦巻状の翼部と、旋回ス
    クロールの渦巻状の翼部とを噛合させ、これら翼部と各
    スクロール翼の鏡板部とで圧縮空間を形成し、旋回スク
    ロールを旋回運動させて、圧縮空間に被圧縮ガスを吸込
    み、圧縮して吐出するスクロール式圧縮機において、 上記固定スクロールの背面側にガス圧を作用させ、通常
    運転状態で固定スクロールの軸方向の移動を規制する背
    圧案内手段と、 上記固定スクロールを軸方向に移動可能に支持し、圧縮
    空間が背圧案内手段によるガス圧を上廻る異常昇圧状態
    になったときに、固定スクロールの軸方向への移動を許
    容して旋回スクロールとのクリアランスを広げさせ、圧
    縮空間のガスを逃がすコンプライアンス機能用支持手段
    とを具備し、 上記コンプライアンス機能用支持手段は、 圧縮空間が異常昇圧状態になったときに上記固定スクロ
    ールを軸方向に案内する案内手段と、このときの固定ス
    クロールの必要量以上の移動を規制する規制手段とを1
    か所にまとめて備えたことを特徴とするスクロール式圧
    縮機。
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