JPH09325382A - シャッター装置およびこれを備えた光学機器 - Google Patents

シャッター装置およびこれを備えた光学機器

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JPH09325382A
JPH09325382A JP14166196A JP14166196A JPH09325382A JP H09325382 A JPH09325382 A JP H09325382A JP 14166196 A JP14166196 A JP 14166196A JP 14166196 A JP14166196 A JP 14166196A JP H09325382 A JPH09325382 A JP H09325382A
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sector
aperture
drive
shutter device
fully closed
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JP14166196A
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Hironobu Sato
博信 佐藤
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Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り羽根専用の駆動機構や作動範囲規制のた
めの機構を設けると、シャッター装置の機構の複雑化や
大型化という問題が生ずる。 【解決手段】 セクター6,7を移動させて絞り開口を
形成するシャッター装置において、セクターにおける全
閉位置からの移動方向一方の側および他方の側に互いに
大きさの異なる絞り開口形成部6b,6c,7b,7c
を形成することにより、セクターの全閉位置からの移動
方向に応じて、形成される絞り開口の大きさが異なるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の光学機
器に用いられるシャッター装置、特に絞り兼用のシャッ
ター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絞り兼用シャッターを使用するカメラで
は、いわゆる絞り優先露光を行ったり、光学上の収差や
ワイド側にて被写界深度が浅くなることによりピントが
甘くなるという欠点を補うことを目的として、高精度に
半開絞り開口を実現する必要がある。
【0003】このため、実開昭63−125830号公
報等には、絞り羽根とシャッター羽根とをそれぞれ別々
に設け、絞り羽根をステッピングモータやサーボモータ
によって駆動し、絞り開口径を切り換えられるようにし
ている。
【0004】また、絞り羽根やこれを駆動する部材の作
動範囲を規制する部材を設け、手動又はプランジャー等
の駆動力によって規制部材を作動範囲内にて移動あるい
は作動範囲に対して挿抜させることにより、全開口径と
半開口径とが得られるようにしたものもある。
【0005】さらに、コイルへの通電によって駆動され
る絞り羽根の位置を検出し、コイルへの通電をフィード
バック制御することにより任意の絞り開口径が得られる
ようにしたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の絞り兼用シャッターでは、絞り羽根をシャッター羽根
と別に設けなければならないだけでなく、絞り羽根専用
の駆動機構や作動範囲規制のための機構を設けなければ
ならないので、機構の複雑化や組立性の悪化を招いた
り、シャッター装置が大型化・重量化したりするという
問題がある。
【0007】また、ステッピングモータやサーボモータ
を用いると、駆動パルス列形成制御や負帰還制御といっ
た複雑な制御を行わなければならないので、制御回路が
大規模化し、しかも発振・ミスステップ等の誤動作や異
音の発生を招き易いという問題もある。
【0008】そこで、本願発明の第1の目的は、簡単な
構成および制御により絞り開口径を切り換えることがで
きるようにしたシャッター装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本願第1の発明では、セクターを移動させて絞り開
口を形成するシャッター装置において、例えばセクター
における全閉位置からの移動方向一方の側および他方の
側に互いに大きさの異なる絞り開口形成部を形成するこ
とにより、セクターの全閉位置からの移動方向に応じ
て、形成される絞り開口の大きさが異なるようにしてい
る。
【0010】すなわち、セクターの全閉位置からの移動
方向、つまりはセクターを駆動する駆動手段の動作方向
を切り換えるだけで絞り開口径の切り換えを可能とする
ことにより、簡単な構成でかつ複雑な制御を行うことな
く全開絞り開口および高精度の半開絞り開口が得られる
ようにしている。
【0011】なお、上記第1の発明において、駆動手段
を、永久磁石からなるロータと、強磁性体からなりロー
タに対向配置されるステータヨークと、このステータヨ
ークに取り付けられたコイルとから構成し、コイルへの
通電方向に応じてセクターが異なる方向に駆動されるよ
うにするのが望ましい。
【0012】また、本願第2の発明では、コイルへの無
通電状態であってロータがステータヨークとの間の磁気
的安定点に位置するときにセクターが全閉位置に位置す
るようにシャッター装置を構成している。
【0013】すなわち、コイルへの通電を絶つという簡
単な制御を行うだけで、ロータとステータヨーク間のデ
ィテントトルクの作用によってセクターを確実に全閉位
置にし、かつこの位置に保持できるようにしている。
【0014】なお、上記第2の発明に代えて又はこれに
加えて、セクターが開いた状態でコイルへの通電を停止
したときに、ばね等の復帰手段によって強制的にセクタ
ーを全閉位置に戻す構成を採用してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態である
シャッター装置の分解斜視図である。この図において、
1はコイルボビン1aに巻き付けられてステータヨーク
3−1に装着されている駆動コイル、1aは駆動コイル
を巻き付けるためのコイルボビンである。また、2は駆
動レバー9の回転軸9cに装着され、ラジアル方向に二
極で着磁されているロータマグネットである。このロー
タマグネット2は、ステータヨーク3−1,3−2の先
端部に形成された円周部の間に所定の隙間を空けて回転
自在に配置される。
【0016】3−1は、駆動コイル1が取り付けられる
ステータヨークである。このステータヨーク3−1は、
強磁性体から形成されており、前述のようにロータマグ
ネット2と所定の隙間を空けて対向配置される円周部を
有する。この円周部には、開角が90度より大きい極磁
3aが形成されている。
【0017】3−2は、ステータヨーク3−1と連結さ
れるステータヨークである。このステータヨーク3−2
は、ロータマグネット2と所定の隙間を空けて対向配置
される円周部を有する。この円周部には、開角が90度
より大きい磁極3bが形成されている。
【0018】これらステータヨーク3−1,3−2は、
ロータマグネット2と磁気回路を構成しており、後述す
るセクターが全閉位置に位置するときに、ディテントト
ルク(負荷)によりロータマグネット2を磁気的安定点
に保持する。なお、これら駆動コイル1、ロータマグネ
ット2およびステータヨーク3−1,3−2により、駆
動源21(図7参照)が構成される。
【0019】ここで、図4のモデル図を用いて、この駆
動源(一相励磁モータ)について詳しく説明する。この
図において、θaはステータヨーク3−1の磁極3aの
開角(>90°)であり、θbはステータヨーク3−2
の磁極3bの開角(>90°)である。また、θcはロ
ータマグネット2のN極位置での駆動規制範囲であり、
60はロータマグネット2のN極位置での開放絞りの規
制位置であり、61はロータマグネット2のN極位置で
の半開絞りの規制位置を示している。
【0020】ロータマグネット2上に示されたN,S
は、着磁磁極の磁極極性位置であり、×はロータマグネ
ット2とステータヨーク3−1,3−2間におけるロー
タマグネット2のN極位置での磁気的安定点である。
【0021】さらに、○はロータマグネット2のN極位
置での磁気的不安定点であり、×○間の矢印は、ロータ
マグネット2のNあるいはS磁極がその角度位置にある
ときに、ロータマグネット2とステータヨーク3−1,
3−2の磁極間に働くディテントトルク(ロータマグネ
ット2を安定点に止めようとする回転力)の方向であ
る。なお、図中+は反時計回り方向を示し、−は時計回
り方向を示す。
【0022】4は、このシャッター装置の各部品を支持
又は係止する地板である。この地板4には、光を通過さ
せる開口部4aと、駆動レバー9の回転軸9cの一端を
保持する軸受部4bと、駆動ピン9aの周辺部と当接す
るストッパ4cおよびストッパ4dとが形成されてい
る。5は、駆動レバー9の回転軸9cの他端を保持する
軸受キャップである。
【0023】6は第1セクターであり、スリット6aに
おいて駆動レバー9の駆動ピン9aと嵌合することによ
り、駆動レバー9からの駆動力が伝達されて地板4に対
して移動する。この第1セクター6の移動方向一端(図
中右端)には、全開絞り開口を形成するための第1開口
形成部6bが形成されている。また、第1セクター6の
移動方向他端(図中左端)には、半開絞り開口を形成す
るための第2開口形成部6cが形成されている。
【0024】7は第2セクターであり、スリット7aに
おいて駆動レバー9の駆動ピン9aと嵌合することによ
り、駆動レバー9からの駆動力が伝達されて地板4に対
して移動する。この第2セクター7の移動方向一端(図
中左端)には、全開絞り開口を形成するための第1開口
形成部7bが形成されている。また、第2セクター7の
移動方向他端(図中右端)には、半開絞り開口を形成す
るための第2開口形成部7cが形成されている。
【0025】8は、地板4に取り付けられて、第1およ
び第2セクター6,7を図中左右方向に移動可能に保持
する絞りケースである。この絞りケース8には、光を通
過させるための開口部8aが形成されている。
【0026】9は駆動レバーであり、この駆動レバー9
は、前述のように第1セクター6のスリット6aに嵌合
する駆動ピン9aと、第2セクター7のスリット7aに
嵌合する駆動ピン9bと、ロータマグネット2が圧入装
着される回転軸9cとを有する。この駆動レバー9は、
ロータマグネット2の駆動トルクを両セクター6,7に
伝達する伝達手段であるとともに、駆動ピン9aの周辺
部を地板4に形成されたストッパ4c,4dに当接させ
ることによりロータマグネット2の駆動範囲および両セ
クター6,7の移動範囲を規制する規制手段でもある。
【0027】10はプリント基板であり、この基板10
には駆動コイル1の電力供給端子がハンダ付けされてい
る。11の鎖線は、このシャッター装置を内を通過する
光の軸(光軸)を示している。
【0028】12は第1セクター6の位置を検出するた
めのフォトインターラプターである。このフォトインタ
ーラプター12は、第1セクター6の切り欠き部6−1
がスリット12a内を通過することにより信号を出力す
る。
【0029】なお、本実施形態では、第1セクター6の
位置検出手段としてフォトインターラプターを用いてい
るが、これに代えてホール素子を用い、ロータマグネッ
トの磁束の変化によりセクターの位置検出を行ってもよ
い。
【0030】次に、図2を用いて本シャッター装置の作
動を説明する。図2(a)は全閉状態を、(b)は全開
状態を、(c)は半開状態をそれぞれ示している。
【0031】まず、絞り(全開域駆動と半開規制駆動)
とシャッター秒時との組み合わせが、不図示の測光・演
算及び駆動回路等から被写体の明るさに応じて決定され
る。全開域駆動の場合、図2(a)に示すように両セク
ター6,7が全閉位置に位置し、絞り開口が完全に閉じ
られた全閉状態(無通電状態)において駆動コイル1に
通電して、駆動レバー9を図中反時計方向に回転させ
る。そして、最終的に駆動ピン9aの周辺部が地板4の
ストッパ4dに当接する所まで駆動レバー9が回転する
と、図2(b)に示すように、第1および第2セクター
6,7の第1開口形成部6b,7bにより全開の絞り開
口が形成される。
【0032】次に、駆動コイル1への通電を止めると、
ディテントトルクによって駆動レバー9はロータマグネ
ット23と共に磁気的安定点へと時計方向に回転して停
止する。これにより、両セクター6,7が全閉位置に戻
り、露光が完了する。
【0033】半開規制駆動の場合は、図2(a)の全閉
状態において、全開域駆動の場合とは逆方向に通電を行
うと、駆動レバー9は時計方向に回転する。そして、最
終的に駆動ピン9aの周辺部が地板4のストッパ4cに
当接する所まで駆動レバー9が回転すると、図2(c)
に示すように、第1および第2セクター6,7の第2開
口形成部6c,7cにより半開の絞り開口が形成され
る。
【0034】次に、駆動コイル1への通電を止めると、
ディテントトルクによって駆動レバー9はロータマグネ
ット2と共に磁気的安定点へと反時計方向に回転して停
止する。これにより、両セクター6,7が全閉位置に戻
り、露光が完了する。
【0035】図5は、セクター6,7の位置(絞り開口
径)と駆動源21の負荷トルクとの関係を示している。
+方向へのトルクは、反時計回り方向への回転トルクを
示しており、矢印は、ディテントトルクが磁気的安定点
(全閉位置)に向かうように働くようすを示している。
【0036】この図から分かるように、負荷トルクは、
ステータヨーク3−1,3−2とロータマグネット2と
の間に発生するディテントトルクの大きさに応じて、そ
れが零となる磁気的安定点(×)を挟んで、規制手段に
よる一方の開放絞りの規制位置(ストッパ4dと駆動ピ
ン9a周辺部との当接による規制位置)60と、他方の
半開絞りの規制位置(ストッパ4cと駆動ピン9a周辺
部との当接による規制位置)61とで最大になるよう変
化する。
【0037】また、図3には、本シャッター装置により
得られる絞り開口の開口波形を示している。(a)は全
開域駆動における開口波形を示しており、シャッター秒
時に応じて、従来の絞り兼用シャッターに見られるのと
同様に、台形開口と三角開口の2つの開口パターンを持
つ。一方、(b)は半開規制駆動における開口波形を示
しており、シャッター秒時にかかわらず常に台形開口パ
ターンとなる。
【0038】図7には、本実施形態のシャッター装置の
制御駆動回路を示している。この図において、1は駆動
回路40の駆動パルス電圧Vcを受けて通電されるパル
ス電流Icによりロータマグネット2を回転駆動する駆
動コイル(抵抗値Rc)、2は駆動コイル1の通電する
パルス電流Icにしたがってセクターを駆動するロータ
マグネットである。
【0039】また、21は駆動コイル1とロータマグネ
ット2を含む駆動源、40はPNP型トランジスタ5
0,51とNPN型トランジスタ52,53と反転バッ
ファ回路54,55のスイッチング回路で構成される駆
動回路である。この駆動回路40は、駆動パルスデータ
D2のD2−1,D2−2の2値(H:High,L:
Low)信号で印加電圧Va−GNDをスイッチングし
て駆動源21の駆動コイル1に正・負(及び零)の駆動
パルスVcを印加する。
【0040】50は駆動パルスデータD2−1の出力の
H,LでOFF,ONするPNP型トランジスタ、51
は反転バッファ回路55の出力のH,LでOFF,ON
するPNP型トランジスタである。また、52は駆動パ
ルスデータD2−2の出力のH,LでON,OFFする
NPN型トランジスタ、53は反転バッファ回路54の
出力のH,LでON,OFFするNPN型トランジスタ
である。
【0041】54は駆動パルスデータD2−1の出力を
反転してNPN型トランジスタ53に出力する反転バッ
ファ回路、55は駆動パルスデータD2−2の出力を反
転してNPN型トランジスタ51に出力する反転バッフ
ァ回路である。
【0042】図6は、本シャッター装置の制御信号と絞
りの状態を示している。制御回路の駆動データD2のD
2−1,D2−2がともにLになると、駆動コイル1に
負レベルの電流1cが通電され、絞り開口が半開状態に
なる。一方、D2−1,D2−2がともにHになると、
駆動コイル1に正レベルの電流Icが通電され、絞り開
口が全開状態になる。
【0043】そして、D2−1がHで、D2−2がLに
なると、駆動コイル1に通電されず(電流Icが零(無
通電))となり、ディテントトルクの作用によって絞り
開口が全閉状態に戻される。なお、その他の組み合わせ
は禁止されている。
【0044】(第2実施形態)図8には、本発明の第2
実施形態であるシャッター装置(全閉状態)の平面図を
示している。また、図9(a),(b)には、全開位置
と半開位置にあるセクターをそれぞれ示している。な
お、駆動源の構成は第1実施形態と同様であるので、第
1実施形態と同符号を付すことにより説明に代える。
【0045】図8に示す13は、ロータマグネット2と
一体回転する駆動レバーである。また、16は各部材を
支持・係止するための地板である。この地板16には、
光を通過させる開口部16aと、後述する第1セクター
14の外周部14dと当接するストッパ16bと、第2
セクター15の外周部15dと当接するストッパ16c
と、第1セクター14を揺動可能に保持するセクター軸
16dと、ロータマグネット2を回転自在に保持するロ
ータ軸16eが形成されている。
【0046】図8および図9に示す14は第1セクター
であり、地板16に形成されたセクター軸16dにより
図中時計および反時計回り方向に揺動可能に保持されて
いる。この第1セクター14は、スリット14aにおい
て駆動レバー13の駆動ピン13aと嵌合することによ
り、駆動レバー13からの駆動力が伝達されて地板16
に対して揺動する。この第1セクター14の揺動方向一
端(図中時計回り方向端)には、全開絞り開口を形成す
るための第1開口形成部14bが形成されている。ま
た、第1セクター14の移動方向他端(図中反時計回り
方向端)には、半開絞り口径を形成するための第2開口
形成部14cが形成されている。
【0047】15は第2セクターであり、地板16に形
成されたロータ軸16eにより図中時計および反時計回
り方向に揺動可能に保持されている。この第2セクター
15は、スリット15aにおいて駆動レバー13の駆動
ピン13aと嵌合することにより、駆動レバー13から
の駆動力が伝達されて地板16に対して揺動する。この
第2セクター16の揺動方向一端(図中反時計回り方向
端)には、全開絞り開口を形成するための第1開口形成
部15bが形成されている。また、第2セクター15の
揺動方向他端(図中時計回り方向端)には、半開絞り口
径を形成するための第2開口形成部15cが形成されて
いる。
【0048】17は戻しバネであり、ロータ軸16eに
取り付けられた環状の取付部と、2本の腕部17a,1
7bとを有している。腕部17a,17bの間には、駆
動ピン13aとセクター軸16dとが挟み込まれてい
る。
【0049】このように構成されたシャッター装置で
は、駆動コイル1に正レベルの電流1cを通電して全閉
状態から駆動レバー13を図中時計回り方向に回転させ
ると、第1セクター14がセクター軸16dを中心に反
時計回り方向に揺動し、第2セクター15がロータ軸1
6eを中心に時計回り方向に揺動する。そして、最終的
に第2セクター15の外周部15dが地板16のストッ
パ16cに当接する所まで両セクター14,15が揺動
して停止し、図9(a)に示すように、両セクター1
4,15の第1開口形成部14b,15bによって全開
絞り開口が形成される。
【0050】このとき、戻しバネ17の腕17bがセク
ター軸16dに係止されるとともに、腕17aが駆動ピ
ン13aによって押動され、戻しバネ17に弾性力を生
じさせる。このため、駆動コイル1への通電を停止させ
ると、この弾性力によって、駆動ピン13aが反時計回
り方向へ戻され、これに伴い両セクター14,15が全
閉位置へ戻される。
【0051】一方、駆動コイル1に負レベルの電流1c
を通電して全閉状態から駆動レバー13を反時計回り方
向に回転させると、第1セクター14がセクター軸16
dを中心に時計回り方向に揺動し、第2セクター15が
ロータ軸16eを中心に反時計回り方向に揺動する。そ
して、最終的に第1セクター14の外周部14dが地板
16のストッパ16bに当接する所まで両セクター1
4,15が揺動して停止し、図9(b)に示すように、
両セクター14,15の第2開口形成部14c,15c
によって半開絞り開口が形成される。
【0052】このとき、戻しバネ17の腕17aがセク
ター軸16dに係止されるとともに、腕17bが駆動ピ
ン13aによって押動され、戻しバネ17に弾性力を生
じさせる。このため、駆動コイル1への通電を停止させ
ると、この弾性力によって、駆動ピン13aが時計回り
方向へ戻され、これに伴い両セクター14,15が全閉
位置へ戻される。
【0053】(発明と実施の形態との関係)上記実施形
態において、第1および第2セクター6,7,14,1
5が本発明にいうセクターに、第1および第2開口形成
部6b,6c,7b,7c,14b,14c,15b,
15cが本発明にいう絞り開口形成部に、駆動源21が
本発明にいう駆動手段に、電流1cの正,負レベルが本
発明にいう駆動コイルへの通電方向に、磁気的安定点×
が本発明にいうロータとステータヨークとの間の磁気的
安定点に、戻しばね17が本発明にいう復帰手段にそれ
ぞれ相当する。
【0054】なお、以上が本発明の各構成と実施形態の
各構成との対応関係であるが、本発明はこれら実施形態
の構成に限られるものではなく、請求項に示した機構ま
たは実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれ
ばどのようなものであってもよい。
【0055】また、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0056】さらに、本発明は、一眼レフカメラ、レン
ズシャッタカメラ、ビデオカメラ等、種々の形態のカメ
ラのシャッター装置に適用することができ、さらにはカ
メラ以外の光学機器やその他の装置、さらにはそれらカ
メラや光学機器やその他の装置に適用される装置または
これらを構成する要素に対しても適用することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、セクターの動作方向を切り換えるだけで、つま
りは駆動手段であるモータへの通電方向を切り換えるだ
けで絞り開口の大きさの切り換えを行うことができる。
したがって、簡単な構成でかつ複雑な制御を行うことな
く全開絞り開口および高精度の半開絞り開口を得ること
ができ、シャッター装置ひいてはこれを備えた光学機器
の小型化や誤動作の防止に有効である。
【0058】また、本願第2の発明によれば、モータコ
イルへの通電を絶つという簡単な制御を行うだけで、ロ
ータとステータヨーク間のディテントトルクの作用やば
ね等の復帰手段の働きによってセクターを確実に全閉位
置に戻し、かつ全閉位置にて保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるシャッター装置の
分解斜視図である。
【図2】上記シャッター装置の動作説明図である。
【図3】上記シャッター装置の開口波形図である。
【図4】上記シャッター装置の駆動源である一相励磁モ
ータのモデル図である。
【図5】上記シャッター装置の設定負荷トルクのグラフ
図である。
【図6】上記シャッター装置の制御信号と絞り開口との
関係を表した説明図である。
【図7】上記シャッター装置の制御回路図である。
【図8】本発明の第2実施形態であるシャッター装置の
平面図である。
【図9】上記第2実施形態のシャッター装置の動作説明
図である。
【符号の説明】
1 駆動コイル 2 ロータマグネット 3−1,3−2 ステータヨーク 4,16 地板 5 キャップ 6,7,14,15 セクター 6b,6c,7b,7c,14b,14c,15b,1
5c 開口形成部 8 絞りケース 9,13駆動レバー 10 基板 12 フォトインターラプター 17 戻しバネ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セクターを移動させて絞り開口を形成す
    るシャッター装置において、 前記セクターの全閉位置からの移動方向に応じて、形成
    される絞り開口の大きさが異なることを特徴とするシャ
    ッター装置。
  2. 【請求項2】 前記セクターにおける全閉位置からの移
    動方向一方の側および他方の側に、互いに大きさの異な
    る絞り開口形成部が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のシャッター装置。
  3. 【請求項3】 前記セクターが、絞り羽根とシャッター
    羽根とを兼ねていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のシャッター装置。
  4. 【請求項4】 永久磁石からなるロータと、強磁性体か
    らなり前記ロータに対向配置されるステータヨークと、
    このステータヨークに取り付けられたコイルとからなる
    駆動手段を有し、 前記セクターは、前記コイルへの通電方向に応じて異な
    る方向に駆動されることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載のシャッター装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータが前記ステータヨークとの間
    の磁気的安定点に位置するときに、前記セクターが全閉
    位置に位置することを特徴とする請求項4に記載のシャ
    ッター装置。
  6. 【請求項6】 前記セクターを全閉位置から移動させた
    状態で前記コイルへの通電を停止したときに前記セクタ
    ーを全閉位置に戻す復帰手段を有することを特徴とする
    請求項4又は5に記載のシャッター装置。
  7. 【請求項7】 前記復帰手段が、ばねであることを特徴
    とする請求項6に記載のシャッター装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のシャ
    ッター装置を備えたことを特徴とする光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004205967A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Canon Electronics Inc 光量調節装置および光学機器
JP2016182011A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日本電産コパル株式会社 電磁アクチュエータ、羽根駆動装置、及びカメラ
EP3757653A1 (en) * 2019-06-28 2020-12-30 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Lens module and mobile terminal

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