JPH09325260A - 接眼検知機能付撮像装置 - Google Patents

接眼検知機能付撮像装置

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JPH09325260A
JPH09325260A JP14421496A JP14421496A JPH09325260A JP H09325260 A JPH09325260 A JP H09325260A JP 14421496 A JP14421496 A JP 14421496A JP 14421496 A JP14421496 A JP 14421496A JP H09325260 A JPH09325260 A JP H09325260A
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JP14421496A
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Katahide Hirasawa
方秀 平沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EVF等のモニタに表示されている情報を見
損なうことなく確認可能とし、撮影中にモニタ画面が煩
雑になることを防止する。 【解決手段】 接眼検知手段により、接眼を検知するこ
とに応じて、撮像装置の動作処理情報を表示することを
禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置の接眼検知
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカムコーダー及び銀塩カメ
ラ、またはデジタルスチルカメラなどにおいては、その
利便性や小型化に伴う本体スイッチの削減などを目的と
して、また、撮像装置のファインダ内の画面に重畳して
装置の動作情報を表示するものがある。図11は、ビデ
オカムコーダーの電子ビューファインダ1100内の撮
影中のビデオ映像1006に重畳して装置の動作状態を
表示する一例である。
【0003】録画中であることや、バッテリの残量、日
付と時刻をそれぞれ1103、1104、1105のよ
うに表示している。また、自動露出補正機能のOFFと
自動焦点調節機能OFFはそれぞれ1101と1102
で点滅表示している。
【0004】しかし、ファインダ内に多くの表示が点在
すると、画面が煩雑となり見づらくなってしまうという
欠点があった。
【0005】そこでこれら動作に関する表示について
は、このような表示を所定時間表示させ、その後消滅さ
せるという提案がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイミ
ングを損なうと、しばらくの間撮影者がファインダなど
のモニタを覗いていなかった場合には、撮影者が撮像装
置の動作表示を確認しないうちにその動作表示が消えて
しまう可能性がある。
【0007】本発明は、以上のようなことを考慮してな
されたもので、その課題とは、使用者がファインダなど
のモニタに表示されている表示情報を見損なうことな
く、確実に確認できると共に、表示情報のために撮影中
にファインダの画面が煩雑になることを防止する撮像装
置に関するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段として、撮
影画像を確認するための表示手段と、電源を投入するこ
とに応じて、撮像装置の動作処理情報を前記表示手段に
表示する第1の表示制御手段と、使用者が前記表示手段
に接眼したことを検知する接眼検知手段と、前記接眼検
知手段により、接眼を検知することに応じて、前記撮像
装置の動作処理情報を前記表示手段に表示することを禁
止する第1の表示禁止手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】また、撮影画像を確認するための表示手段
と、前記表示手段の動作に応じて、撮像装置の動作処理
情報を前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、
使用者が前記表示手段に接眼したことを検知する接眼検
知手段と、前記接眼検知手段により、接眼を検知するこ
とに応じて、前記撮像装置の動作処理情報を前記表示手
段に表示することを禁止する第1の表示禁止手段とを有
することを特徴とする。
【0010】また、前記接眼検知手段により接眼を検知
することに応じて、前記撮像装置の動作処理情報を前記
表示手段に表示する第2の表示制御手段と、前記第1の
表示禁止手段により、前記撮像装置の動作処理情報を前
記表示手段に表示することを禁止してから所定時間経過
するまで、前記第2の表示制御手段の動作を禁止する第
2の表示禁止手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、前記接眼検出手段により接眼を検知
することに応じて、前記撮像装置の動作処理情報を前記
表示手段に表示する第2の表示制御手段と、前記第1の
表示禁止手段により、前記撮像装置の動作処理情報を前
記表示手段に表示することを禁止してから所定時間経過
するまで、前記第2の表示制御手段の動作を禁止する第
2の表示禁止手段と、前記第2の表示禁止手段から前記
第2の制御手段の動作が解除されても、前記接眼検知手
段により離眼が検知されていないときは、前記第2の表
示手段の動作を禁止する第3の表示禁止手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】また、前記第1の表示制御手段は前記表示
手段の動作に応じて、撮像装置の動作処理情報を前記表
示手段に表示する手段であることを特徴とする。
【0013】また、前記第1の表示禁止手段は前記接眼
検知手段により接眼を検知したのち、所定時間経過後に
前記撮像装置の動作処理情報を、前記表示手段に表示す
ることを禁止する手段であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明し
ていく。
【0015】(第1の実施の形態)図1は本発明の構成
図である。
【0016】図1において、CPUによって構成された
システムコントロール回路104は、レンズ撮像系10
8におけるレンズの焦点、絞り等の調節を行い、さらに
被写体像を不図示の撮像素子上に撮像し、被写体像を電
気的な画像信号に変換させ、カメラ用信号処理回路11
3によりNTSC信号などの規格化された映像信号に変
換し、磁気テープなどの記録媒体116に記録させる。
【0017】“AF”115はカメラ用信号処理回路1
13より出力される、焦点状態に応じて変化する輝度信
号中の高周波成分を抽出し、焦点状態を検出するAF回
路であり、AF回路によって検出された焦点評価値はシ
ステムコントロール回路104へと供給され、焦点評価
値が最大となるようにレンズを制御するものである。
【0018】“AE”114はカメラ信号処理回路11
3より出力された輝度レベルが一定となるようにレンズ
撮像系108内の絞り、撮像素子の蓄積時間、AGCの
ゲイン等を制御する測光回路である。システムコントロ
ール回路104からの制御信号により、露出制御状態を
ロックする、所謂AEロックを行うことができる。
【0019】電源部112はバッテリーの電力を各回路
及び不図示の機構部へと供給すると共に、バッテリーの
残量などの情報をシステムコントロール回路104へと
出力する。
【0020】これに基づいてシステムコントロール回路
104はバッテリ残量警告等をEVFに表示することが
できる。
【0021】これらのAF、AEの動作状態はシステム
コントロール回路104から表示回路106を介してE
VF107に表示される。
【0022】また、110はカメラ用信号処理回路11
3から出力された、あるいは記録媒体から再生された映
像を表示させる、LCD等のモニタとしての表示素子で
あり、本実施の形態では電子ビューファインダ(EV
F)107によって構成されている。
【0023】表示回路106は撮影モード、例えばAE
ロック、AFのON/OFF、バッテリー警告など、使
用者に必要な情報を撮影映像と共に表示素子110にス
ーパーインポーズして表示させたりする回路である。
【0024】操作手段118は、使用者が操作した録画
動作などの信号をシステムコントロール回路104に伝
えるためのものである。
【0025】表示素子110を含むEVFの映像表示ユ
ニット107の前部には接眼検知手段である接眼検出部
100が配置されている。接眼検出部100は接眼レン
ズ109と、撮影者の目に赤外光を照射する赤外発光ダ
イオード111と、可視光を透過し、赤外光を反射する
ダイクロイックミラー105と、このダイクロイックミ
ラー105にて反射された赤外光を集光する集光レンズ
101と、この集光レンズ101により集光された赤外
光を電気信号に変換する光電変換素子102により、電
気的な信号に変換された眼球の画像データを基に使用者
が接眼しているかどうかを判別する、接眼検出回路10
3とを具備している。
【0026】上記のダイクロイックミラー105は、可
視光を透過するため、撮影者が接眼レンズ109を通し
て映像表示素子110の表示面を観察でき、また赤外光
を反射するため、赤外発光ダイオード111によって照
射された使用者の眼球像を反射する。その後、集光レン
ズ101で眼球の反射像は集光されて光電変換素子10
2上に像を結ぶ。
【0027】ここで使用者のEVF107への接眼検出
の一例を示す。
【0028】図3(a)は、光電変換素子上の角膜反射
像であり、図によって示したように水平にスライスされ
て信号が送られていく。図3(c)は光電変換素子10
2の一水平走査期間を示す信号である。図3(b)は光
電変換素子102からの信号のうち、1水平走査期間に
対応した部分を取り出したものであり、白目の部分は出
力レベルが高くなり、瞳の部分は出力レベルが低くな
る。
【0029】図2は接眼検出回路103の構成の一例で
ある。また、図4は図2の括弧内数字部の信号のタイミ
ングチャートである。これらの図を用いて接眼検出の動
作を説明する。
【0030】202はスライサであって、可変抵抗20
1で設定されるレベルによって102の出力がスライス
され、図4(φ)のような波形を得る。
【0031】図4(1)は図4(φ)をのインバータ2
06により反転させた信号で、これを微分回路207微
分すると、図4(2)の信号を得る(撮影者がEVFを
覗いているときには、光電変換素子102上に映し出さ
れた眼球像の瞳の左縁で立ち上がりエッジが検出され
る。)。
【0032】205はパルス発振回路であり、図4
(3)を生成している(この信号は、図3(c)に相当
する。)。図4(2)及び図4(3)をNANDゲート
209に入力すると、図4(4)の信号が得られる。図
4(6)は(4)の信号を1水平走査期間ラッチした信
号である。
【0033】また、図4(7)は、図4(3)の信号を
180°位相シフタ212により、180°位相をずら
した信号であり、この信号を微分回路213で微分して
図4(8)の信号を得る。
【0034】更に、図4(6)、図4(8)の信号をN
AND回路215に入力すると、図4(4)が変化して
いるとき、1水平走査期間ごとにこれをラッチする信号
図4(9)を得る。
【0035】図4(9)は217、219のNAND回
路によって更にラッチされ、最終的に接眼状態で眼球が
光電変換素子102に映っているとHighレベルとな
る信号図4(13)を得る。
【0036】なお、図4(10)は、インバータ216
により、図4(8)から得られた信号であり、図4(1
1)の信号は、図4(6)の信号と図4(10)の信号
をNOR回路218に入力して得られた信号である。
【0037】また、上述のように眼球を判別するという
ものでなく、単に反射物があるか否かの判別であれば、
図2の601で構成される回路により判別することがで
きる。図2の601を拡大したものが図7(a)であ
り、図7(b)と合わせてその判別を説明する。
【0038】スライサ202の出力信号である図7
(b)の(φ)は波形整形回路222を介して図7
(b)の(1)の信号となる。
【0039】図7(b)の(1)の信号の立ち上がりに
よって、トランジスタ223がONし、このトランジス
タを通してコンデンサ225の充電電荷が放電する。そ
の放電状態において図7(b)の電位がシュミットトリ
ガ226低い方の閾値以下になると、その出力信号であ
る図7(b)の(3)は反転する。
【0040】図7(b)の(1)がLowレベルとなる
と、トランジスタ223はOFFとなり225は224
を通して充電され、図7(b)の(2)のようにの電位
は上昇する。
【0041】しかしながら、この充電の時定数を、図7
(b)の(1)の眼球像の出力周期変化と比較して、こ
のコンデンサ225の充電の時定数を、十分に取ってお
くことにより、図7(b)の(2)のようにシュミット
トリガ226の高い方の閾値を越えるレベルまで達し得
ないので、図7(b)の(3)はHighレベル状態を
継続する。
【0042】反射物がなくなり図7(b)の(1)がL
owレベルのままであり続けると、コンデンサ225の
充電によって図7(b)の(2)のレベルが高い方の閾
値を上回り、図7(b)の(3)はLowレベルとな
る。
【0043】図2においては、以上のように反射物の判
定及びその反射物が眼球であるか否かの判定の2段階の
判定を行い、接眼を検知しているので、眼球以外の反射
物で後動作することなく、動作が確実に行える。
【0044】また、本実施の形態の場合、瞳の位置も検
出されることが可能であるので接眼だけでなく、使用者
の視線の検出可能も可能であるので、使用者の視線位置
に焦点を合わせる視線AF及び視線スイッチなどにも併
用可能である。
【0045】図5は本実施の形態の動作処理を実行する
ためのシステムコントロール回路104の処理手順を示
すフローチャートであり、図5を用いて以下説明してい
く。
【0046】502において、電源が投入される。
【0047】続いて503において、EVF107が、
不図示のスイッチによりONされると、撮影可能状態に
入り、それに応じて504においてカウンタメモリTを
0にリセットする。さらに505ではTが所定値TLI
M以下かどうかを判定しているが、TLIM以下の場
合、図11のような撮像装置の動作処理情報がEVF1
07上の画像に重畳して表示される(506)。以上の
動作が第1の制御手段である。
【0048】また、電源が投入されると同時にEVF1
07がONされるような撮像装置においては、電源投入
と同時に撮像装置の動作処理情報が表示される。
【0049】507においては接眼検出回路103から
の情報によって反射物があるかどうかを検出する。
【0050】反射物がある場合、508で103からの
情報によって反射物が瞳であるかどうかを検出する。
【0051】反射物が瞳である場合、509において接
眼していると判断し、更に510においてTの値を1加
算する。
【0052】一方、507において反射物がないと判断
された場合、または508において反射物が瞳ではない
と判断された場合には、使用者が接眼していないと判断
し、続けて撮像装置の動作処理情報表示が実行される。
【0053】以上の動作を繰り返すと、使用者がEVF
107を覗き続けているとやがてカウンタTの値がTL
IMに達し、512において撮像装置の動作処理情報表
示を禁止させる。ここまでの動作が第1の表示禁止手段
である。
【0054】本実施の形態によれば、電源ON、EVF
ON等に応じて表示を行い、接眼動作によって表示を
消すように構成したので、使用者が撮影を行う際、電源
を投入した後から接眼するまでの間に表示が行われ、使
用者は接眼と同時に必要な情報を認識することが可能と
なる。そして表示確認後、表示を終了させているので続
いて行われるであろう撮影動作において画面を煩雑にす
ることがなくなる。
【0055】例えば、接眼してから表示を行うようにし
たものに比較して、接眼から表示までのタイムラグがな
く、操作性が極めて良好なものとなる。
【0056】本実施の形態の場合、一度撮像装置の動作
処理情報表示を禁止したら、そのまま表示されなくなっ
てしまうが、表示禁止後、一定間隔で表示してもよいし
離眼後、再び接眼したら表示を再開してもよい。
【0057】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては瞳の検出を行い、接眼を検知した後、所定時間
経過した後撮像装置の動作処理情報表示を禁止するとい
う形態である。それに対して、本実施の形態の場合は、
第1の実施の形態において撮像装置の動作処理情報の表
示が禁止され、所定時間経過した後、使用者が接眼して
いる場合に限り、再度撮像装置の動作処理情報の表示を
所定時間行うという形態である。
【0058】図6のフローチャートに沿って本実施の形
態を説明していく。構成図は、図1で第1の実施の形態
と同一に示す。
【0059】まず、602において、電源が投入され
る。
【0060】続いて603において、EVF107が、
不図示のスイッチによりONされると、撮影可能状態に
入り、それに応じて604においてカウンタメモリT及
びカウンタメモリSを0にリセットする。さらに605
ではTが所定値TLIM以下かどうかを判定している
が、TLIM以下の場合、図11のような撮像装置の動
作処理情報がEVF107上の画像に重畳して表示され
る(606)。
【0061】また、電源が投入されると同時にEVF1
07がONされるような撮像装置においては、電源投入
と同時に撮像装置の動作処理情報が表示される。
【0062】607において、第1の実施の形態と同様
に、接眼検出回路103からの情報によって反射物があ
るかどうかを検出し、更にその反射物が瞳であるかどう
かを検出して接眼を検知する。
【0063】接眼していると判断された場合、更に60
8においてTの値を1加算する。
【0064】使用者が接眼していないと判断された場合
には、続けて撮像装置の動作処理情報表示が実行され
る。
【0065】使用者がEVF107を覗き続けていると
やがてメモリカウンタTの値がTLIMに達し、609
において撮像装置の動作処理情報表示を禁止させる。
【0066】動作処理情報表示を禁止した後、メモリカ
ウンタSに1を加算させる。
【0067】612において、メモリカウンタSが所定
値SLIMより大きくなる、つまり所定時間経過後、6
10において接眼を検知したとき、メモリカウンタT及
びメモリカウンタSを0にリセットして再び撮像装置の
動作処理情報表示を始める。このメモリカウンタSによ
る動作処理情報等の表示動作が第2の表示禁止手段であ
り、接眼を検知することに応じて表示する動作が第2の
表示制御手段である。
【0068】以上のように、接眼を検知しても撮像装置
の動作処理情報の表示がなされるが、その場合表示を禁
止しても接眼をしていると、撮像装置の動作処理情報の
表示がその都度表示されるので、そのようなことがない
ように、動作処理情報表示後所定時間経過するまでは、
動作処理情報の表示を禁止しておくことにより動作処理
情報の表示が容易に確認可能で画面が煩雑にならなくな
り、快適な撮影が可能となる。
【0069】本実施の形態の場合、動作処理情報の表示
が禁止された後、所定時間経過後、接眼を検知すれば再
び動作処理情報表示がなされるが、さらに表示の煩雑さ
をなくすために撮像装置の本実施の形態に離眼をし、再
び接眼をしたときのみ動作処理情報表示を行うときにの
み表示を行う第3の禁止手段による制御機構を設けても
よい。このような実施の形態のフローチャートを図10
に示す。図10は図6のフローチャートに離眼したか否
かのブロックが付け加えられただけなのでこのフローチ
ャートの説明は省略する。
【0070】(第3の実施の形態)第1の実施の形態及
び第2の実施の形態の接眼検出においては、反射物を検
出し更に瞳像を検出しているが、回路を簡略化するため
に反射物の有無のみを検出し接眼を判断してもよい。こ
のような接眼検出回路を図7(a)に示す。
【0071】図8は、このような反射物の有無のみを検
出して接眼を判断する、第1の実施の形態による撮像装
置の動作処理情報の表示を行うシステムコントロール回
路104の処理のフローチャートであります。
【0072】図8におけるこの実施の形態の表示動作制
御の流れは、瞳の検出をしていないこと以外は図5の第
1実施の形態におけるフローチャートと同じなので説明
は省略する。
【0073】(第4の実施の形態)は本実施の形態は上
述の実施の形態よりも単純な構成により接眼検知を行う
実施の形態である。図9は本実施の形態の構成図であ
る。
【0074】802、803、805は接点であり、8
06は蛇腹構造のアイカップである。
【0075】撮影者がファインダに接眼すると、806
が押しつけられて802、803、805が導通する。
このとき、接眼されたと判断する。
【0076】このような接眼検知のシステムを用いて第
1の実施の形態及び第2の実施の形態の表示動作制御を
行ってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上に説明したように、本願における請
求項1に記載の発明によれば、撮像装置の動作処理情報
が使用者が接眼したときには予め表示されており、ま
た、使用者がファインダを覗いていることを確認した上
で所定時間表示した後、その表示を終了しているので使
用者に確実に動作処理情報が認識され、その後ファイン
ダ内の煩雑な表示がなくなるため、スムーズな撮影が可
能となる。
【0078】また、請求項2に記載の発明によれば、E
VFなどの表示手段が開始されると同時に撮像装置の動
作処理情報の表示がなされるので請求項1と同じような
効果が得られる。
【0079】また、請求項3に記載の発明によれば、接
眼を検知しているときはある一定の間隔で動作処理情報
表示が所定時間行われるので、動作処理情報が容易に確
認可能となる。
【0080】また、請求項4に記載の発明によれば、離
眼を検知し、更に撮像装置の動作処理情報の表示が停止
してから所定時間経過しないと再び動作処理情報の表示
がされないので、より一層の快適な撮影が可能となる。
【0081】また、請求項5に記載の発明によれば、接
眼を検知した後、所定時間経過後に撮像装置の動作処理
情報が得られるので請求項1と同じような効果が得られ
る。
【0082】また、請求項6に記載の発明によれば、視
線検出手段により接眼を検出しているので視線位置での
自動焦点検出装置などの回路の併用が可能となる。
【0083】本願における請求項7及び8に記載の発明
によれば、AF及びAEなどの撮影状態の表示、または
バッテリー等の警告表示などが、使用者が接眼したとき
には予め表示されており、また、使用者がファインダを
覗いていることを確認した上で所定時間表示した後、そ
の表示を終了しているので、使用者に確実に認識され、
その後ファインダ内の煩雑な表示がなくなるため、スム
ーズな撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における構成図。
【図2】本発明による接眼検出回路の一例。
【図3】(a)は光電変換素子上の角膜反射像。(b)
は1水平走査期間に対応した角膜反射像の信号。(c)
は光電変換素子の1水平走査期間を示す信号。
【図4】図2の各部における電気信号。
【図5】本発明における第1の実施の形態の動作処理情
報表示のフローチャート。
【図6】本発明における第2の実施の形態の動作処理情
報表示のフローチャート。
【図7】(a)は反射物検出回路。(b)は図5(a)
の各部の電気信号。
【図8】本発明における第3の実施の形態の動作処理情
報表示のフローチャート。
【図9】本発明の第4の実施の形態における構成概略
図。
【図10】第3の表示禁止手段を有した第2の実施の形
態の動作処理情報表示のフローチャート。
【図11】電子ビューファインダ(EVF)内の動作処
理情報表示の一例。
【符号の説明】
100 接眼検出部 104 システムコントロール回路 106 表示回路 107 EVF 111 赤外発光ダイオード 112 電源部 114 AE回路 115 AF回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像を確認するための表示手段と、 電源を投入することに応じて、撮像装置の動作処理情報
    を前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、 使用者が前記表示手段に接眼したことを検知する接眼検
    知手段と、 前記接眼検知手段により、接眼を検知することに応じ
    て、前記撮像装置の動作処理情報を前記表示手段に表示
    することを禁止する第1の表示禁止手段とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮影画像を確認するための表示手段と、 前記表示手段の動作に応じて、前記撮像装置の動作処理
    情報を前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、 使用者が前記表示手段に接眼したことを検知する接眼検
    知手段と、 前記接眼検知手段により、接眼を検知することに応じ
    て、前記撮像装置の動作処理情報を前記表示手段に表示
    することを禁止する第1の表示禁止手段とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2において、前記接
    眼検知手段により接眼を検知することに応じて、前記撮
    像装置の動作処理情報を前記表示手段に表示する第2の
    表示制御手段と、 前記第1の表示禁止手段により、前記撮像装置の動作処
    理情報を、前記表示手段に表示することを禁止してから
    所定時間経過するまで、前記第2の表示制御手段の動作
    を禁止する第2の表示禁止手段とを有することを特徴と
    する撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1及び請求項2において、前記接
    眼検出手段により接眼を検知することに応じて、前記撮
    像装置の動作処理情報を前記表示手段に表示する第2の
    表示制御手段と、 前記第1の表示禁止手段により、前記撮像装置の動作処
    理情報を前記表示手段に表示することを禁止してから所
    定時間経過するまで、前記第2の表示制御手段の動作を
    禁止する第2の表示禁止手段と、 前記第2の表示禁止手段から前記第2の制御手段の動作
    が解除されても、前記接眼検知手段により離眼が検知さ
    れていないときは、前記第2の表示手段の動作を禁止す
    る第3の表示禁止手段とを有することを特徴とする撮像
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項2において、前記第
    1の表示禁止手段は前記接眼検知手段により接眼を検知
    したのち、所定時間経過後に前記撮像装置の動作処理情
    報を、前記表示手段に表示することを禁止する手段であ
    ることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1及び請求項2において、前記接
    眼検知手段は、前記使用者の視線を検出する視線検出手
    段であることを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1及び請求項2において、前記撮
    像装置の動作処理情報は、撮影状態の表示または警告表
    示のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1及び請求項2において、前記撮
    像装置の動作処理情報は、AEまたはAFまたはバッテ
    リーに関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特
    徴とする撮像装置。
JP14421496A 1996-06-06 1996-06-06 接眼検知機能付撮像装置 Withdrawn JPH09325260A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11474600B2 (en) 2018-06-14 2022-10-18 Sony Corporation Eyeball detection unit and image display apparatus
WO2022270420A1 (ja) * 2021-06-24 2022-12-29 キヤノン株式会社 接眼部を有する撮像装置、撮像装置の制御方法、記録媒体

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