JPH0932376A - 宅配ボックスを用いた荷物収納装置 - Google Patents

宅配ボックスを用いた荷物収納装置

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JPH0932376A
JPH0932376A JP20519195A JP20519195A JPH0932376A JP H0932376 A JPH0932376 A JP H0932376A JP 20519195 A JP20519195 A JP 20519195A JP 20519195 A JP20519195 A JP 20519195A JP H0932376 A JPH0932376 A JP H0932376A
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JP
Japan
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personal identification
identification number
resident
parcel
delivery box
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JP20519195A
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English (en)
Inventor
Takeji Ikeguchi
武治 池口
Ikuhisa Fukumoto
育久 福本
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KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
Original Assignee
KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カードを用いなくても使用でき、入居者
の入れ替わり時にも迅速かつ円滑に対処できる荷物収納
装置を提供する。 【構成】 入居者ごとに設定される入居者暗証番号を当
該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する暗証番号テー
ブル12と、業者ごとに設定される業者用暗証番号を記
憶する暗証番号テーブル13と、入居者暗証番号か業者
用暗証番号によって特定される収納荷物の受取人を記憶
する着荷テーブル14とを備え、暗証番号のみの入力に
よって宅配ボックスに収納された荷物の取り出しを可能
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集合住宅におい
て、入居者と出入り業者との間で荷物の受渡しを仲介す
る荷物収納装置に関し、特に、全ての手続きが暗証番号
のみによって管理されている荷物収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅の入居者と出入り業者との間で
荷物の受渡しを仲介するものとして、宅配ボックスが提
案されており(実願平2−46046)、例えば、入居
者が荷物の発送を宅配業者に依頼したり、宅配業者が配
達荷物を収納するような場合に有効に活用されている。
このシステムでは、宅配ボックスに収納された荷物の盗
難などを防止するため、入居者それぞれに専用の磁気カ
ードが配付されており、この磁気カード無しでは収納荷
物の取り出しができないようになっている。ところで、
最近の傾向として、銀行用カードを始めとする重要な磁
気カードを各人が多数所持しているので、荷物の出し入
れのためだけに専用磁気カードを携帯しているのは煩雑
であり、そのため、適当な場所に専用磁気カードを仕舞
い込んでおくのが一般的であった。そして、必要に応じ
て、この専用磁気カードを取り出して宅配ボックスを利
用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、宅配ボ
ックスは、それほど頻繁に使用するものでは無いため
に、結局は、磁気カードを紛失してしまうことも多かっ
た。磁気カードを紛失すると、管理人などを介して磁気
カードの再発行をメーカーに依頼しなければならない
が、管理人によるカード再発行の手配や、再発行された
磁気カードの入居者への引き渡しなど、種々の点で面倒
な作業が必要であった。これらの問題点は、磁気カード
の紛失時だけに限らず、入居者の入れ替わり時にも生じ
ることであり、非常に問題であった。この発明は、この
問題点に着目してなされたものであって、磁気カードを
用いなくても使用でき、入居者の入れ替わり時にも迅速
かつ円滑に対処できる荷物収納装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、請求項1に係る発明は、入居者ごとに設定される入
居者暗証番号を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶
する第1の暗証番号テーブルと、業者ごとに設定される
業者用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブルと、
宅配ボックスに収納された荷物の受取人を入居者暗証番
号か業者用暗証番号によって記憶する着荷テーブルとを
備え、暗証番号のみの入力によって宅配ボックスに収納
された荷物の取り出しを可能にした荷物収納装置であっ
て、入居者が宅配ボックスに荷物を収納し、その取り出
しを業者に依頼する場合に、依頼業者の業者用暗証番号
をランダムに発生させるか、或いは、第2の暗証番号テ
ーブルから該当する業者用暗証番号を読み出す暗証番号
発生手段と、ランダムに発生させた業者用暗証番号につ
いては、これを第2の暗証番号テーブルに新規に登録す
る新規登録手段と、宅配ボックスに荷物が収納された
後、依頼業者の業者用暗証番号を着荷テーブルに書き込
む暗証番号記憶手段とを備えている。ここで業者とは、
典型的には、宅配業者などをいうが、特にこれらに限定
される必要はない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて、この発
明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る荷物収
納装置1を、マンションの玄関口に設置した実施例を図
示したものである。外観上、この荷物収納装置1は、1
個の制御ボックスCTRと、大中小の3種類の容積を有
する16個の宅配ボックスBXとからなり、それぞれの
前面がマンション壁面WAとほぼ面一に形成されて、エ
ントランス空間を広くとれるようになっている。図2の
ブロック図に示すように、制御ボックスCTRは、操作
手順などを表示する液晶ディスプレイ2と、液晶ディス
プレイ2の表面に設けられるタッチパネル3と、挿入さ
れた用紙に適宜な受領印を押印する捺印装置4と、いず
れかの宅配ボックスBXに配達荷物が収納されると点灯
される着荷ランプ5と、点滅時には警報ランプとして機
能する電源ランプ6と、制御ボックスCTRの前に人が
立ったことを検知する検知センサ7と、これら全体を制
御する制御装置8とで構成されている。なお、制御ボッ
クスCTRの前面には、液晶ディスプレイ2、タッチパ
ネル3、捺印装置4の一部である用紙挿入口4a、着荷
ランプ5、警報ランプを兼ねる電源ランプ6、及び、検
知センサ7が表れている(図3参照)。
【0006】宅配ボックスBXは、収納空間の大きさに
応じて3種類が用意されており、図1の実施例では、1
個の大型ボックスBXL (NO.16)と、9個の中型ボック
スBXM (NO.1-NO.5,NO.10,NO.13-NO.15) と、6個の小
型ボックスBXS (NO.6-NO.9,NO.11,NO.12) とからなっ
ている。また、図4に示すように、宅配ボックスBXの
それぞれには、反射波の有無によって荷物の収納状態を
検知する収納検知センサ9と、宅配ボックスの扉の閉鎖
を検知する閉鎖検知センサ10と、閉鎖検知センサ10
に連動して宅配ボックスの扉を施錠する自動ロック錠1
1とが設けられており、全て、制御ボックスCTRの制
御装置8に接続されている。制御装置8は、CPUを中
心とした公知のコンピュータ装置であるが、メモリに
は、図5〜図7に示すテーブルの領域が確保されてい
る。図5は、入居者用の暗証番号テーブル12を図示し
たものであり、マンションの部屋番号欄12aと、入居
者の暗証番号欄12bと、入居者の長期不在欄12cと
を有している。この暗証番号は、入居者の希望に基づい
て決定される4桁の数値であって、タッチパネル3を操
作して管理人などによって登録されるものである。一
方、長期不在欄12cは、入居者が長期間にわたって部
屋を不在にする場合に、配達荷物の受け取りを断るため
に用いるフラグデータ(Yes or No )であって、必要
に応じて入居者の操作によって登録される。なお、この
実施例では、××階の○○号室を部屋番号××○○に対
応させている。
【0007】図6は、業者用の暗証番号テーブル13を
図示したものであり、特定業者についてのA部と、その
他の非特定業者についてのB部とに区分されており、そ
れぞれ、業者番号欄13aと暗証番号欄13bとを有し
ている。なお、特定業者とは、全国的な経営規模を有す
る大手の宅配業者などを言い、その数は、ある程度限定
されているので、一連番号である業者番号「000×」
が付与されている。図6のA部において、暗証番号欄1
3bの数字は、当該企業の集配担当者などを特定する暗
証番号があり、本装置の取り付け時などに、業者番号
「000×」と共に登録されたものである。図示の例で
は、大手運輸会社のある担当者は、「0001○○○
○」の番号で特定され、別の担当者は「0001△△△
△」、更に別の担当者は「0001××××」の番号で
特定されている。なお、A部の暗証番号欄13bの数字
は、担当者が変わるような場合に、必要に応じて適宜に
書き換えられる。一方、その他の非特定業者とは、主と
して、地域に密着した業者をいい、宅配業者以外にもク
リーニング店なども含まれる。そして、これら非特定業
者には、統一番号である業者番号「9999」付与され
ている。図6のB部において、暗証番号欄13bの数字
は、個々の業者名を特定する暗証番号であり、乱数的に
決定されて業者番号「9999」と共に登録されたもの
である。典型的には、入居者が宅配ボックスに荷物を収
納したときに、4桁の乱数が暗証番号欄13bに書き込
まれ、指名された非特定業者が荷物を取り出すと、自動
的に削除されるようになっている。
【0008】図7は、収納ボックスの着荷状態を示す着
荷テーブル14であって、宅配ボックスのボックス番号
欄14Aと、収納されている荷物の受取人を特定する受
取人欄14Bとからなる。そして、受取人欄14Bは、
部屋番号欄/業者番号欄B1と、受取人を特定する暗証
番号欄B2に区分されている。この実施例では、B1欄
の部屋番号や業者番号が「0000」以外であるときに
は、宅配ボックスに荷物が収納されていることを表し、
「0000」であるときには、荷物が収納されていない
ことを表している。つまり、宅配ボックスBXに荷物が
収納されたら、受取人欄のB1欄には、受取入居者の部
屋番号または依頼先の業者番号が書き込まれ、受取人欄
のB2欄には、該当する暗証番号が書き込まれるが、一
方、荷物が取り出されたら、受取人欄のB1欄に「00
00」が書き込まれるようになっている。そのため、着
荷テーブル14を参照するだけで、宅配ボックスBXの
使用状態を把握することができる。なお、入居者や宅配
業者の暗証番号は、ともに重複しないように設定されて
いるので、暗証番号欄B2の数字のみによって、荷物の
受取人を特定することが可能となる。
【0009】図1の荷物収納装置1は、以上のように構
成されているが、この装置の動作モードは、管理人や保
守員が使用する管理モードと、入居者が使用する入居者
モードと、宅配業者などが使用する業者モードとに大別
される。管理モードは、管理人が暗証番号の登録や削除
をしたり、或いは、管理人や保守員が装置のメンテナン
スなどを行うときに使用するものである。また、入居者
モードは、入居者が荷物の発送などを依頼したり、配達
された荷物を受け取るときの動作モードであり、業者モ
ードは、宅配業者などが荷物を配達したり、荷物を集荷
するときの動作モードである。以下、図8、図10〜図
12のフローチャートを参照しつつ、荷物収納装置1の
動作内容について説明する。
【0010】〔管理モード〕前述したように、管理モー
ドは、管理人や保守員のみが実行可能な動作モードであ
るが、タッチパネル3から、彼ら固有の暗証番号を入力
すると管理モードの処理が開始される(図8のステップ
ST1)。そして、液晶ディスプレイ2には、「入居者
の暗証番号の登録」、「入居者の暗証番号の削除」、
「特定業者の暗証番号の登録」、「特定業者の暗証番号
の削除」、「異常状態の確認」、「保守モード」と標記
されたメニュー画面が表示される(ステップST2)。
なお、管理人や保守員の暗証番号は、これ以前に設定さ
れており、本装置に登録されている。
【0011】a:入居者の暗証番号の登録 入居者用の暗証番号を新規に登録したいときには、管理
人は、メニュー画面の「入居者の暗証番号の登録」を押
圧した後(ステップST3)、4桁の部屋番号ととも
に、入居者の希望する4桁の暗証番号をタッチパネル3
から入力する(ステップST4)。この登録手続きは、
典型的には、入居者が当該マンションに入居する時に行
われるが、制御装置8は、この管理人の操作に応答し
て、図5と図6の暗証番号テーブル12,13を検索
し、同じ暗証番号が既に登録されていないかを確認する
(ステップST5)。暗証番号の重複がなければ、図5
の暗証番号欄12bに第1希望の暗証番号を登録すると
共に、長期不在欄12cに「No 」のデータを書き込む
(ステップST6)。一方、第1希望の暗証番号が登録
済であるときには、液晶ディスプレイ2にその旨の表示
がされるので、第2希望以降の暗証番号を登録すること
が可能となる。いずれの場合も、登録された暗証番号
は、管理人から入居者に伝えられて暗証番号の登録処理
が完了される。なお、暗証番号を変更するときも、上記
と同様の操作が採られる。
【0012】b:入居者の暗証番号の削除 メニュー画面の「入居者の暗証番号の削除」が押圧され
たとき(ステップST3)も、ほぼ同様であって、管理
人が部屋番号を入力すると、当該部屋番号に対応する暗
証番号が液晶パネル2に表示される(ステップST
7)。そこで、液晶ディスプレイ2上で、暗証番号を削
除する旨を指定すれば、図5の暗証番号テーブルの暗証
番号欄12bに、例えば「0000」が記憶されて削除
処理が行われる(ステップST8)。なお、暗証番号の
削除は、該当する部屋が空き状態になったような場合に
行われる。
【0013】c:特定業者の暗証番号の登録 特定業者用の暗証番号を登録したいときには、管理人
は、メニュー画面の「特定業者の暗証番号の登録」を押
圧した後(ステップST3)、4桁の業者番号「000
×」を入力して、業者の希望する4桁の暗証番号をタッ
チパネル3から入力する(ステップST4’)。この登
録手続きは、典型的には、本装置の取り付け時などに行
われるが、制御装置8は、この管理人の操作に応答し
て、図6の暗証番号テーブル13などを検索し、同じ番
号が既に登録されていないかを確認する(ステップST
5’)。暗証番号の重複がなければ、業者番号「000
×」と第1希望の暗証番号とを、図6の業者番号欄13
aと暗証番号欄13bとに登録する(ステップST
6’)。一方、第1希望の暗証番号が登録済であるとき
には、液晶ディスプレイ2にその旨の表示がされるの
で、第2希望以降の暗証番号を登録することが可能とな
る。なお、同一企業でも、担当者毎に暗証番号を区別し
たいこともあるので、同じ業者番号「000×」に対し
て、複数個の暗証番号を登録できるようになっている。
【0014】d:特定業者の暗証番号の削除 メニュー画面の「特定業者の暗証番号の削除」が押圧さ
れたとき(ステップST3)も、ほぼ同様であって、管
理人が業者番号「000×」を入力すると、当該業者番
号に対応する暗証番号が液晶パネル2に表示される(ス
テップST7’)。この時、同一業者に対して複数個の
暗証番号が表示されることもあるが、削除すべき暗証番
号を指定すると、図6のA部において削除処理が行われ
る(ステップST8’)。なお、暗証番号の削除は、特
定業者の社員が退職したような場合に行われ、不要なト
ラブルを未然に防止している。
【0015】e:異常状態の確認 管理人や保守員が、メニュー画面の「異常状態の確認」
を選択するのは、例えば、警報ランプ6の点滅原因を確
認するときや、鍵を用いて強制的にボックスを開ける必
要が生じた時などである。警報ランプ6の点滅は、ボッ
クスが開いたまま3分以上放置された場合、ボックス内
に荷物を預けたまま一定期間以上経過した場合、ボック
ス解錠時に扉が開かず15秒以上経過した場合、或い
は、正常な操作以外の操作でボックスが開けられた場合
などに生じる。かかる場合、管理モードのメニュー画面
で「異常状態の確認」を押圧すると(ステップST
3)、液晶ディスプレイ2には、警報の発せられた根拠
が表示されるので(ステップST9)、管理人や保守員
は必要な措置を採ることが可能となる(ステップST1
0)。なお、鍵を用いて強制的にボックスを開けるの
は、電気的故障などが生じたときであり、「異常状態の
確認」の状態にしてから宅配ボックスを開けないと、電
源ランプ9が点滅して警報状態になるようになってい
る。
【0016】f:保守モード 一方、メニュー画面の「保守モード」を押圧すると(ス
テップST3)、ドア開閉テスト、センサーテスト、制
御装置と各部との通信テストなどの各種のテストが可能
となる。そこで、保守員は、タッチパネル3を操作して
各種のテストを実施して、必要があれば適宜な修理作業
を行う(ステップST11)。
【0017】〔業者モードについて〕続いて、業者モー
ドについて説明する。制御ボックスCTRの前に人が立
つと、検知センサ7はその旨を検出するので、制御装置
8は、これに応答して液晶ディスプレイ2を点灯させて
メニュー画面を表示する。なお、この実施例では、検知
センサ7によって人間を検知しているが、タッチパネル
3の押圧に応答して液晶ディスプレイ2を点灯させるよ
うにすれば検知センサ7は不要となる。いずれにして
も、メニュー画面には、図9のように、入居者用の押圧
欄15と、配送業者用の押圧欄16とが表示されるの
で、配送業者用の押圧欄16aか16bを押圧すれば業
者モードの動作が開始される。この業者モードでは、荷
物の配達処理Aと、荷物の集荷処理Bとが実現される
が、以下、図10のフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0018】A:荷物の配達処理 図9のメニュー画面で「荷物の配達」16bを押圧した
とすると(ステップST21)、液晶ディスプレイ2に
は、部屋番号を入力するための画面が表示される(ステ
ップST22)。そして、配達先の入居者の部屋番号を
配達業者が押圧すると、制御装置8は、図5の暗証番号
テーブル12を検索して、該当する暗証番号「×××
×」を抽出すると共に、当該入居者が長期不在か否かを
判断する(ステップST23)。なお、抽出した暗証番
号が「0000」のときは、配達先の部屋が未入居状態
であることを意味するので、荷物受取人が存在しないと
判断する。そして、荷物受取人が存在しないか(暗証番
号欄12bが「0000」)、荷物受取人が長期不在
(長期不在欄12cが「Yes」)であれば、液晶パネル
2にその旨の表示をして処理を終える(ステップST3
0)。なお、未入居状態の部屋についても長期不在欄1
2cを「Yes」に設定しておけば(図5参照)、長期不
在欄12cの判断のみによって荷物受取の可否を決定で
きる。
【0019】ステップST23の判定において長期不在
欄12cが「No 」であれば、制御装置8は、図7の着
荷テーブル14を参照して、液晶ディスプレイ2に、そ
の時点で空き状態である宅配ボックスBXを実際の配置
箇所に対応して表示する(ステップST24)。つま
り、制御装置8は、着荷テーブル14のB1欄が「00
00」であるボックス番号を検索して、空き状態の宅配
ボックスBXを液晶ディスプレイ2に表示する。そこ
で、配達業者は、荷物の大きさに合わせて適当な宅配ボ
ックスBXを選択して、液晶ディスプレイ2の該当箇所
を押圧することになる(ステップST25)。宅配ボッ
クスBXが選択されると、自動ロック錠11は、制御装
置8の制御に応答して、該当する宅配ボックスBXを解
錠して扉を開けるので、配達業者は、荷物を収納して扉
を閉じれば良い(ステップST26)。そして、閉鎖検
知センサ10が扉の閉鎖を検知すると、自動ロック錠1
1は、宅配ボックスBXを自動的に施錠する(ステップ
ST27)。
【0020】次に、制御装置8は、閉鎖検知センサ10
と収納センサ9の信号に基づいて、宅配ボックスBXに
荷物が収納されたことを確認して、着荷ランプ5を点灯
させると共に、図7に示す着荷テーブル14に必要な情
報を書き込む。具体的には、荷物の収納された宅配ボッ
クスBXのボックス番号に対応させて、部屋番号欄B1
と暗証番号欄B2に、受取人である入居者の部屋番号
と、当該入居者の暗証番号「××××」とを書き込む
(ステップST28)。なお、ここまでの処理において
暗証番号「××××」が液晶ディスプレイ2に表示され
ることはなく、秘密が維持されるのは勿論である。以上
の処理によって荷物の収納処理が完了するので、配達業
者は、用紙を挿入口4aに挿入して受領印などの捺印を
受ける(ステップST29)。また、適宜な方法によっ
て、配達荷物が宅配ボックスに収納されていることを入
居者に通知する。
【0021】B:荷物の集荷処理 図9のメニュー画面において「荷物の集荷」16aを押
圧したとすると(ステップST21)、液晶ディスプレ
イ2には、暗証番号を入力するための画面が表示される
(ステップST31)。特定業者については、暗証番号
が予め決定されており、また、その他の非特定業者につ
いては、暗証番号が電話などで依頼者から通知されてい
るので、集荷業者は、暗証番号を入力することができ
る。暗証番号が入力されると、制御装置8は、図7の着
荷テーブル14のうち、B1欄が「0000」以外にな
っているボックス番号の暗証番号欄B2を検索して(ス
テップST32)、一致する暗証番号が見つかれば、自
動ロック錠11を制御して該当する宅配ボックスBXを
解錠して開扉する(ステップST33)。その後、集荷
業者が荷物を取り出して閉扉すると(ステップST3
4)、自動ロック錠11は、閉鎖検知センサ10の信号
に基づいて宅配ボックスBXを自動的に施錠する(ステ
ップST35)。
【0022】次に、制御装置8は、図7の着荷テーブル
14の業者番号欄B1に、空きデータ「0000」を書
き込む(ステップST36)。そして、荷物を集荷した
業者が非特定業者であった場合、つまり、消去された業
者番号が「9999」であった場合には、図6の暗証番
号テーブル13のB部から、該当する情報を削除して非
特定業者のデータを並べ替えて整理する(ステップST
37)。なお、当該集荷業者あての荷物が存在しない場
合には(ステップST32)、液晶ディスプレイ2にそ
の旨の表示をして処理を終える(ステップST38)。
このように、この実施例では、図6の暗証番号テーブル
13のB部や、図7の着荷テーブル14のデータは、適
宜に書き換えられてゆくが、その書換え履歴を一定期間
保存するようにすれば、荷物の紛失などのトラブル発生
時にも有効に対処することができる。
【0023】〔入居者モード〕続いて、入居者モードに
ついて説明する。図9に示すように、メニュー画面に
は、入居者用の押圧欄15が表示されているので、いず
れかの押圧欄15a,15b,15cを押圧すれば入居
者モードの動作が開始される。この入居者モードでは、
荷物の発送依頼処理Cと、配達された荷物の受け取り処
理Dと、長期不在の登録/解除処理Eとが可能である
(図11)。
【0024】C:荷物の発送依頼処理 図11の詳細フローチャートである図12に示すよう
に、メニュー画面(図9)において、荷物の発送欄15
bを押圧したとすると(ステップST21)、液晶ディ
スプレイ2には、図13に示すような業者一覧表が表示
される(ステップST40)。業者一覧表は、特定業者
欄17a〜17fと、その他の業者欄18とに区分され
ているが、特定業者については、具体的な会社名が表示
されている。したがって、入居者は、荷物の配送を依頼
しようとする業者を選択して、液晶ディスプレイ2の該
当欄を押圧すれば良い(ステップST41)。いま、特
定業者欄の会社名17a…17fを押圧したとすると、
ステップST42〜45の処理がスキップされ、液晶デ
ィスプレイ2には、その時点で空き状態である宅配ボッ
クスBXが、実際の配置箇所に対応して表示される。そ
こで、入居者は、荷物の大きさに合わせて適当な宅配ボ
ックスBXを選択して、液晶ディスプレイ2の該当箇所
を押圧する(ステップST46)。
【0025】宅配ボックスが選択されると、自動ロック
錠11は、制御装置8の制御に応答して、該当する宅配
ボックスを解錠して扉を開けるので、入居者は、荷物を
収納した後に扉を閉じれば良い。そして、閉鎖検知セン
サ10が扉の閉鎖を検知すると、自動ロック錠11は、
該当する宅配ボックスBXを自動的に施錠する(ステッ
プST47)。次に、制御装置8は、閉鎖検知センサ1
0と収納センサ9の信号に基づいて、宅配ボックスBX
に荷物が収納されたことを確認して、図7に示す着荷テ
ーブル14に必要な情報を書き込む(ステップST4
8)。具体的には、荷物の収納された宅配ボックスBX
のボックス番号に対応して、業者番号欄B1と暗証番号
欄B2に、特定業者の業者番号「000×」と暗証番号
「○○○○」とを書き込む(ステップST48)。な
お、同一業者に複数の暗証番号が登録されている場合
(図6のA部参照)には、全ての暗証番号「○○○○,
△△△△,××××」を書き込む。この処理によって荷
物の収納処理が完了するので、入居者は、自分が選択し
た特定業者に電話をして荷物の発送を依頼すれば良い。
なお、この時に、宅配ボックスBXのボックス番号など
を知らせる必要はない。
【0026】以上、特定業者が選択された場合について
説明したので、続いて、その他の非特定業者が選択され
た場合について説明する。図13の業者一覧表におい
て、その他の業者欄18が押圧された場合(ステップS
T41)には、制御装置8は、これに応答して4桁の乱
数を発生させる(ステップST42)。そして、図5と
図6の暗証番号欄12b,13bを検索して、登録済の
暗証番号と重複しないかを確認する(ステップST4
3)。登録済の暗証番号と重複する場合には、何度も乱
数の発生を繰り返すが、重複しない場合には、その4桁
の乱数「−−−−」を暗証番号として液晶ディスプレイ
2に表示する(ステップST44)。入居者が、表示さ
れた暗証番号「−−−−」をメモ用紙などに書き写した
後、液晶ディスプレイ2の確認欄を押圧すると、制御装
置8は、この操作に応答して、図6のB部の業者番号欄
13aに業者番号「9999」を書き込むと共に、乱数
による暗証番号「−−−−」を暗証番号欄13bに書き
込む(ステップST45)。
【0027】次に、液晶ディスプレイ2には、着荷テー
ブル14に基づいて宅配ボックスの空き状態が表示さ
れ、入居者が適当な宅配ボックスが選択すると、その宅
配ボックスが自動的に開扉される(ステップST46,
ST47)。入居者が荷物を収納して閉扉すると(ステ
ップST47)、図7に示す着荷テーブル14には、必
要な情報が書き込まれる(ステップST48)。具体的
には、この時には、宅配ボックスBXのボックス番号に
対応させて、非特定業者の業者番号「9999」と当該
業者の暗証番号「−−−−」とが書き込まれる(ステッ
プST48)。そして、入居者は、自分が依頼しようと
する業者に電話をかけて、荷物の発送を依頼した旨を伝
えると共に、当該業者に付与された暗証番号「−−−
−」を伝える。なお、この暗証番号は、乱数による番号
であるから、同一業者でも、依頼する毎に異なる暗証番
号となる。
【0028】D:配達された荷物の受け取り処理 図9のメニュー画面において、荷物の受取欄15aを押
圧したとすると(図11のステップST21)、液晶デ
ィスプレイ2には、暗証番号の入力を促す画面が表示さ
れる(ステップST49)。そして、入居者が自分の暗
証番号を入力すると、制御装置8は、図7の着荷テーブ
ル14の暗証番号欄B2を検索して、同じ暗証番号の書
き込まれたボックス番号が見つかるか否かを判定する
(ステップST50)。なお、この実施例では、着荷テ
ーブル14のB1欄が「0000」であれば、当該宅配
ボックスが空であることを意味するので、B1欄に「0
000」以外のデータの書き込まれているボックス番号
についてのみ、暗証番号欄B2を検索する。入力された
暗証番号と同じ暗証番号が見つかれば、制御装置8は、
自動ロック錠11を制御して、該当する宅配ボックスB
Xを解錠して開扉する(ステップST51)。その後、
入居者が荷物を取り出して閉扉すると、自動ロック錠1
1は、閉鎖検知センサ10の信号に基づいて宅配ボック
スを自動的に施錠し、制御装置8は、図7の着荷テーブ
ル14に空きデータを書き込む(ステップST52)。
空きデータの値や、その書き込み箇所は、適宜に変更可
能であるが、この実施例では、着荷テーブル14の部屋
番号欄B1に、空きデータ「0000」を書き込むよう
にしている。なお、当該入居者あての荷物が存在しない
場合には(ステップST50)、液晶ディスプレイ2に
その旨の表示をして処理を終える(ステップST5
3)。
【0029】E:長期不在の登録/解除処理 ステップST21のメニュー選択において長期不在時の
登録・解除欄15cを押圧したとすると、液晶ディスプ
レイ2には、「登録」なのか「解除」なのかを区別する
ための画面が表示される(ステップST54)。長期不
在時の「登録」は、入居者が長期にわたって部屋を空け
るような場合に、配達荷物を受け取らないようにするた
めに採る手続きである。一方、長期不在時の「解除」
は、配達荷物を宅配ボックスBXに収納してもらうよう
にするための解除手続きである。「登録」か「解除」か
を区別した状態で当該入居者の暗証番号を入力すると、
制御装置8は、図5の暗証番号テーブル12の暗証番号
欄12bを検索して、該当する長期不在欄12cに、Y
esかNo かのフラグデータを書き込んで処理を終える
(ステップST55)。
【0030】以上、本発明の一実施例について説明した
が、あくまでも一例を挙げたものに過ぎず、各テーブル
のデータ構造や、各手続きの処理手順などは、何ら本発
明を限定するものではない。すなわち、本発明の要旨
は、暗証番号のみによって荷物の受け渡しを可能にした
点にあるのであるから、入居者用の暗証番号テーブル
(図5)、業者用の暗証番号テーブル(図6)、着荷テ
ーブル(図7)のデータ構造などは、適宜に設計変更可
能であり、フローチャート(図8、図10〜図12)で
示す処理手順についても同様である。なお、この実施例
では、宅配ボックスBXから荷物を取り出すときに、4
桁の暗証番号を入力するようにしているが(ステップS
T31,49)、業者番号や部屋番号を加えた8桁の番
号を入力するようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る荷
物収納装置は、入居者ごとに設定される入居者暗証番号
を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する第1の暗
証番号テーブルと、宅配業者など業者ごとに設定される
業者用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブルと、
入居者暗証番号か業者用暗証番号によって特定される収
納荷物の受取人を記憶する着荷テーブルとを備えている
ので、暗証番号のみの入力によって宅配ボックスに収納
された荷物を取り出すことができる。つまり、磁気カー
ドは不要であるから、紛失の恐れがなく、また入居者の
入れ替わり時にも迅速かつ円滑に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である荷物収納装置の外観図
である。
【図2】図1の荷物収納装置の内部ブロック図である。
【図3】制御ボックスの外観図である。
【図4】宅配ボックスの構成を示す概略図である。
【図5】入居者用の暗証番号テーブルである。
【図6】業者用の暗証番号テーブルである。
【図7】着荷テーブルである。
【図8】管理モードの動作内容を示すフローチャートで
ある。
【図9】メニュー画面を図示したものである。
【図10】業者モードの動作内容を示すフローチャート
である。
【図11】入居者モードの動作内容を示すフローチャー
トである。
【図12】図11の一部を詳細に示すフローチャートで
ある。
【図13】業者一覧表である。
【符号の説明】
12 入居者用の暗証番号テーブル(第1の暗証番号テ
ーブル) 13 業者用の暗証番号テーブル(第2の暗証番号テー
ブル) 14 着荷テーブル ST23,30 拒否手段 ST24 表示手段 ST28 書込手段 ST31,32 照合手段 ST33,38 報知手段 ST36 削除手段 ST37 テーブル整理手段 ST40〜44 暗証番号発生手段 ST45 新規登録手段 ST48 暗証番号記憶手段 ST49〜50 照合手段 ST51,53 報知手段 ST52 削除手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入居者ごとに設定される入居者暗証番号
    を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する第1の暗
    証番号テーブル(12)と、業者ごとに設定される業者
    用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブル(13)
    と、宅配ボックスに収納された荷物の受取人を入居者暗
    証番号か業者用暗証番号によって記憶する着荷テーブル
    (14)とを備え、暗証番号のみの入力によって宅配ボ
    ックスに収納された荷物の取り出しを可能にした荷物収
    納装置であって、 入居者が宅配ボックスに荷物を収納し、その取り出しを
    業者に依頼する場合に、依頼業者の業者用暗証番号をラ
    ンダムに発生させるか、或いは、第2の暗証番号テーブ
    ルから該当する業者用暗証番号を読み出す暗証番号発生
    手段(ST40〜44)と、 ランダムに発生させた業者用暗証番号については、これ
    を第2の暗証番号テーブルに新規に登録する新規登録手
    段(ST45)と、 宅配ボックスに荷物が収納された後、依頼業者の業者用
    暗証番号を着荷テーブルに書き込む暗証番号記憶手段
    (ST48)とを備えることを特徴とする荷物収納装
    置。
  2. 【請求項2】 入居者ごとに設定される入居者暗証番号
    を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する第1の暗
    証番号テーブル(12)と、業者ごとに設定される業者
    用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブル(13)
    と、宅配ボックスに収納された荷物の受取人を入居者暗
    証番号か業者用暗証番号によって記憶する着荷テーブル
    (14)とを備え、暗証番号のみの入力によって宅配ボ
    ックスに収納された荷物の取り出しを可能にした荷物収
    納装置であって、 入居者が宅配ボックスから荷物を取り出す場合に、当該
    入居者の入力する暗証番号が、この段階で着荷テーブル
    に記憶されているか否かを照合する照合手段(ST4
    9,50)と、 記憶されていなければ、受け取るべき荷物がないことを
    報知する一方、記憶されていれば該当する宅配ボックス
    を自動的に開放する報知手段(ST51,53)と、 宅配ボックスから荷物が取り出されたら、該当する入居
    者暗証番号を着荷テーブルから削除する削除手段(ST
    52)とを備えることを特徴とする荷物収納装置。
  3. 【請求項3】 入居者ごとに設定される入居者暗証番号
    を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する第1の暗
    証番号テーブル(12)と、業者ごとに設定される業者
    用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブル(13)
    と、宅配ボックスに収納された荷物の受取人を入居者暗
    証番号か業者用暗証番号によって記憶する着荷テーブル
    (14)とを備え、暗証番号のみの入力によって宅配ボ
    ックスに収納された荷物の取り出しを可能にした荷物収
    納装置であって、 業者が宅配ボックスに荷物を収納する場合に、その時に
    空き状態である宅配ボックスを着荷テーブルに基づいて
    表示する表示手段(ST24)と、 荷物配達先の部屋番号が入力されたことに対応して、受
    取人の入居者暗証番号を第1の暗証番号テーブルから抽
    出して、この入居者暗証番号を、該当する宅配ボックス
    に対応付けて着荷テーブルに書き込む書込手段(ST2
    8)とを備えることを特徴とする荷物収納装置。
  4. 【請求項4】 入居者ごとに設定される入居者暗証番号
    を当該入居者の部屋番号に対応付けて記憶する第1の暗
    証番号テーブル(12)と、業者ごとに設定される業者
    用暗証番号を記憶する第2の暗証番号テーブル(13)
    と、宅配ボックスへの収納荷物の受取人を入居者暗証番
    号か業者用暗証番号によって記憶する着荷テーブル(1
    4)とを備え、暗証番号のみの入力によって宅配ボック
    スに収納された荷物の取り出しを可能にした荷物収納装
    置であって、 業者が宅配ボックスから荷物を取り出す場合に、当該業
    者の入力する暗証番号が、この段階で着荷テーブルに記
    憶されているか否かを照合する照合手段(ST31,3
    2)と、 記憶されていなければ、取り出すべき荷物がないことを
    報知する一方、記憶されていれば該当する宅配ボックス
    を自動的に開放する報知手段(ST38,33)と、 宅配ボックスから荷物が取り出されたら、該当する業者
    用暗証番号を着荷テーブルから削除する削除手段(ST
    36)と、 削除された業者用暗証番号が、過去にランダムに発生さ
    れて第2の暗証番号テーブルに登録されたものであった
    場合には、第2の暗証番号テーブルから該当する業者用
    暗証番号を削除するテーブル整理手段(ST37)とを
    備えることを特徴とする荷物収納装置。
  5. 【請求項5】 第1の暗証番号テーブル(12)には、
    入居者が長期間にわたって不在か否かを示すフラグデー
    タがさらに記憶されており、 このフラグデータに基づいて長期不在でないことを確認
    できた場合にのみ、業者の荷物収納を可能にした拒否手
    段(ST23,30)を備えることを特徴とする請求項
    3に記載の荷物収納装置。
JP20519195A 1995-07-18 1995-07-18 宅配ボックスを用いた荷物収納装置 Withdrawn JPH0932376A (ja)

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